2019.09.22

「秀山祭九月大歌舞伎」(夜の部で、新しい歌舞伎座で初めて1等に座る

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長らく歌舞伎座には通っていますが、今回建て替えてから初めて
「二階の一等」に座りました

定番は三階(AかB)、一階は老家族の付き添い等で後方の二等に
座ったことはありましたし、一等も友だちの招待割引で座った事があり
ましたが、そもそも一等など畏れ多くて(プラス毎月各部観るための
財源都合)定価では手を出せません

しかし、今年の歌舞伎座公演で、この吉右衛門さん「寺子屋」と仁左衛門
さん「弁慶」を両方見られる夜の部は、間違いなく今年一番、テン
ションが上がった番組。

最初、昼1夜2(仁左衛門さん弁慶、幸四郎さん弁慶各1)をいつもの
席で予約したものの、徐々にこの組み合わせ、二度と無理かも、
中でも仁左衛門さん弁慶はよりレアだと思い始め、歌舞伎座近くに
寄った時に窓口で尋ねてみたら、仁左衛門さん弁慶の希望日は2階の
1等のみ、それめ残僅かと言われて、つい手を出してしまいました。

そもそも窓口で歌舞伎チケット買ったのも数えるくらいだし、まし
てや1等、いや~ちょっとした「清水の舞台」でした。
2階自体が殆ど座った事がなくて、やはり3階に比べると目線が下がるし、
眺めがすごく新鮮でした
特に丁度花道の上あたり席だったので、仁左衛門さん弁慶の決死の
形相の引っ込みを真正面から拝見すると言うレア体験ができ、これ
だけでも大枚はたいたかいがありました。

感想自体は別項。

しかし、2階は係員が注意喚起にも見回りにも来ないし、ビニール
チャカチャカ、私語バリバリ、挙句、弁慶引っ込みを見に、後列から
老婦人が立ち上がって手すり際まで出てくるとか、マナーの酷さは
3階以上でした。

歌舞伎座さん、ぜひ2階のチェックもお願いします

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萬斎さん、次のシェイクスピアは「アテネのタイモン」

萬斎さんと河合先生コンビは、これまで「間違いの喜劇」(高橋
康也先生翻訳)、「ハムレット」「リチャード三世」「マクベス」
(以上、河合先生訳)とメジャー作品でのコラボが続いてきましたが
何故か、次は超マイナー「アテネのタイモン」に挑むらしく、
G20だ、即位の礼だ、オリンピックだと、国家行事乱れうち状態の
この時期の隙間を縫って、10月末にリーディング公演をなさるそう
です。

それにしたって、よりによって地味で辻褄があわなくて、主人公が
唐突にナレ死する、謎な戯曲を、萬斎さんなんでまた、なさる気に
なったのか(笑)

邪推ですが、さいたまの松岡訳/鋼太郎さんバージョンに関わられる
うちに、河合先生の中でさいたまバージョンではやれなかった訳や
演出プランがフツフツと湧いてきてしまったのでは?(笑)

リーディングは万作の会メンバーで実施されるようですが、これが
最終的にどんな本公演形式を目指しているのか、狂言寄りか、現代劇
役者も含まれてくるのか、とか、ちょっとイメージつけづらいので、ぜひ
リーディング公演には行ってみたいと思います

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「秀山祭九月大歌舞伎」(昼の部「沼津」)を観る

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国立劇場で2014年に上演された通し狂言「伊賀越道中双六」は、
歌舞伎として初めて同年の読売演劇大賞を受賞し、チーム播磨屋さんの
代表作の一つ

その時は吉右衛門さんは唐木一役だったので、「沼津」は上演され
ませんでしたが、細かい心理描写が際立つ一場。

しかし実は私の中では、何故か一番印象に残っているのは、珍しく
吉右衛門さんバージョンではなく、2011年の「平成中村座」での、
勘三郎さんの平作、仁左衛門さんの十兵衛という、実年齢とは逆の
組み合わせによる上演。
仁左衛門さんが中村座に出た事自体もレアでしたが、勘三郎さんの平作が、神妙で、珍しくやりすぎなくて
(仁左衛門さんへの配慮か)、この役者さんも、こんな役をなさる
年齢になったんだ、と感心したのを覚えています
(勘三郎さんは翌年急逝されたので、晩年、と言うべきでしょうか)

因みに勘三郎さんの晩年の舞台で、私がもう一つ未だに印象に残って
いるのが、2012年2月に演舞場(歌舞伎座休座中)での、これまた
非常にレアだった吉右衛門さんとの共演での「鈴ヶ森」の白井権八で、
あの瑞々しさは、若い役者でもなかなか出ない気がしましたし、
未だに私の中でのベスト権八、です。

脱線しましたが、今回も吉右衛門さん十兵衛と歌六さんの平作の
コンビが軽妙なやりとりを見せて下さいましたが、でも正直、ここ
だけだと、盛り上がりに欠けてやや地味だなぁとは思います。

通しだと、敵味方、仇持ちと仇の織りなす全体像から見えて来る
ダイナミズムと、「沼津」など各場の精緻な作りの両方を感じられて
面白いのですが、「沼津」だけだと人間関係判りにくい部分はありますし。

実は観た日は吉右衛門さん休演前日でしたが、体調悪いとかいう感じは
全然無かったので、ニュースを聞いて本当にびっくりしました。

まあそろそろ休演中代役に立った幸四郎さん世代に早く十兵衛を任せて
しまえばとも思います
何しろ、昼の最後にこれを100分近くやり、1時間もしないうちに
夜の最初に「寺子屋」の松王で1時間出演、とか、普通考えたら無理。

ご本人の意欲も、またそれは見たいのも我々てしてもやまやまですが、
だからこそ、少しでも長く、お元気な姿を拝見したいので、ご無理され
ないよう祈るのみ、です。


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2019.09.21

京王線でロシア語アナウンスが流れた。

偶然乗った京王線、飛田給駅に特急が臨停したので、ようやく
ワールドカップの初戦の日に乗り合わせたのに気がつきました
結構な警備もでしたが、それより、まさか京王線車内でロシア語の
アナウンスを聞くとは思いませんでした。
日本対ロシアだったんですね。

ロシア語以外のアナウンスも流れて、京王線ちょっとインターナショナル
でした(笑)
暫く京王線には外国人の乗客が増えるんでしょうね
来年のオリンピックの良い準備にもなりそう。

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2019.09.19

「愛と哀しみのシャーロックホームズ」を観る(2回目)

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萬斎さんが出演された「ベッジ~」は数回見ましたが、そうでない
三谷さん舞台をリピートしたのは多分初めてです。

恐らくですが、私には三谷さんは「コメディ」より「シリアス」、
「シリアスだけ」より「推理込み」が感覚に合っているのかも
しれません

初日を観てから2週間経った変化もあり、また判って見ての新たな
感想、また前回書き忘れたツボもありましたが、前回は全体の流れ
ばかり記憶に残ったようで、意外に細かいセリフとか、仕草とか
見たはずなのに覚えていない部分が結構あって、結末を判っていても
今回もちゃんと楽しめたのが何よりでした。

チラシにも使われていた登場人物のビジュアルですが(撮影可でした〕
てっきり写真だと思っていたら、イラストだったそうで、ロビーに
原画が飾られていましたが、その精緻さにびっくりしました。

更に、開演前に流れていたのが、(多分)NHKでやっていたドラマと
同じ、バイオリンの悲しげ、かつ一種の緊張感を醸す旋律が印象的な
あの曲だったのにも驚きでした(多分)
気分、盛り上がりますよね(笑)

一番のツボは、広瀬さん演じるバイオレットが、横田さん演じる
シャーロック兄のリクエストで演じてみせた出演舞台「ヘンリー五世」の
アリス役の一場面。
パンフレットによれば、以前の三谷さん舞台で、藤井隆さん演じる
役者が出演していた作品が「ヘンリー五世」と言う設定があったそうで、
いわば「作品外リンク」との事でしたが(昔、「踊る~」の本広さん
たちスタッフがよく好んでやっていた仕掛けですね)、その前提を
知らない私から見れば、勿論、短期間に上演回数それほどでもない
「ヘンリー五世」に、それぞれ別の役で2カンパニー続けざまに出演
された横田さんへのリスペクトかと思っていました。

因みに五幕二場は、ヘンリー王が、アジャンクールの戦いに勝ち、
その賠償の一つとして、フランスに要求したいわば戦利品である
キャサリンを口説くシーン。
立ち会わされたキャサリンの侍女・アリスは、二人の丁々発止?の
やりとりを、リアクションしながら眺めていて、遂にキャサリンが
okしたところに、父のフランス王(さいたま版では横田さん)が
戻ってきて、アリスがまた慌てふためくと言うシーンなので、
アリスにはセリフがないのは戯曲通り。
しかしそれ以上に、アリス、は演じている広瀬さんの名前だし、
さらにその後、バイオレットはランタンのゲーム中に、フランス語で
「キラキラ星」を歌うシーンがあり、バイオレットの中の人、は
苦労されたかもしれませんが、「ヘンリー五世」のアリスは、
フランス宮廷に仕えている設定なので、フランス語の歌を歌える
ところと繋がっているなと思いました
(深読みし過ぎ?)

やはり初日より掛け合いのテンポも良くなっていましたし、最後
までダレずに楽しめて本当に良かったです。

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「秀山祭九月大歌舞伎」吉右衛門さんが復帰

吉右衛門さん今日から復帰とのこと
一安心、ですが、ご高齢の方の(そうでなくても)突発発熱は心配
です

幸四郎さん弁慶狙って夜チケットを持っているので、もう一度
吉右衛門さん松王を拝見できます!
良かった!

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2019.09.17

WOWOWで映画「チワワちゃん」を見る

キャストは若手メインだし、原作も恐らく過激と軽く予想のつく
岡崎京子さんだしで、行くかどうか迷っているうちに公開終了して
いて見逃したのですが、早くもWOWOWでオンエアされたので見ました

ま、これはWOWOWで十分でした(笑)

勿論、映像は斬新だし、キャストも注目の若手が何人もで、キラキラ
していましたが、原作はどうか判りませんが、不審死した女の子に
ついて、友達たちは犯人探しをするでも、原因を追及するでもなく
上映時間にして2時間後にやっと、発見された埠頭で皆で花束やら
投げて泣きながら死を悼むのが唯一のアクションらしいアクション。

あとは「チワワちゃんと私」的な、まったりした思い出話をする
だけで、ストーリーらしきストーリーもなく、ダラダラと終了。

いや、それならそれでも、なんですが、誰に対してもカメラは引き
気味で(最後の自撮り風メッセージ動画以外)寄っていかないので
表現が平板だし、思い入れできないし(まあそれがイマドキなの
かもしれませんが)、「若者の生態を描く」にも物足りない気が
しました

まあ、アッシュの髪に奇抜なシャツでカウンターに立ち、時に若者
たちのカウンセラーにもなり、時に若者たちを煽ってみたりと
本音も不明、年齢も性別も不詳なシマちゃんを演じる成河くんは
さすがな存在感を炸裂させていましたし、何よりあのくわえ煙草は
ズルい(笑)

エンドロールが一番オシャレってどうなんだろう(笑)、なんですが
音楽も凄く良くて、長尺のPVを見ているようでした

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「~シャーロック・ホームズ」公演ロビーで、「デスノ」ポスター

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特製横田リュークバージョンでしょうか。
鋼太郎さんとはちょっとイメージ違いますね

そもそも初演とはかなりキャスト変わり、知っている役者さんも少なめ。

横田さんリュークに惹かれはしますが、行くかどうか非常に微妙。

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2019.09.16

「秀山祭九月大歌舞伎」吉右衛門さんが休演!

丁度、週末見に行った感想を書いていた途中にふと配役確認しに
サイトを見たら、吉右衛門さんが休演ニュース!

いや、ご高齢とは言え、秀山祭で吉右衛門さんが休演は、余程のこと。
と言うか、本当に拝見時は昼の最後と夜の最初の連続出演を、しっ
かり勤められて、寧ろ、仁左衛門さんの弁慶がさすがに大変そうと
思っていたのと、福助さんの園生の前での、大変そう具合が余程
印象深かった分、尚更びっくりです。

ともあれ「沼津」を吉右衛門さんで見ておけて良かったけれど、いきなり
代役に立てる「スーパーアンダースタディ」幸四郎さんも凄い。
勿論、稽古はされていたでしょうし、吉右衛門さんも十兵衛の役は
幸四郎さんに伝えるつもりでいらしたでしょうが。

問題は夜の松王の方かな。
てっきり松王も幸四郎さんかと思ってましたが、そうすると源蔵も
替えないといけませんしね

吉右衛門さん、期間中に復帰されれば、ですが…

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2019.09.15

遂に「ジャージーボーイズ」帝劇へ

来年7~8月に「ジャージーボーイズ」が遂に帝劇2ヶ月公演に
「出世」しました

しかしクリエとかに比べたら舞台サイズも変わるし、演出もかなり
変わる可能性あり。
それにしても藤田くん、来年は怒涛の演出スケジュール
そう言えば「師匠」蜷川さんも一時期、凄いスケジュールでしたっけ(笑)

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«「コクーン」三代目芸術監督に松尾スズキさん。