2021.03.07

三谷版「死との約束」

原作知らずに見たので、違いとかはさっぱり判りません
でしたが、1人1人の証言で、死亡時刻が狭められ、1人
ずつ真犯人から外れていくプロセス、また、長野さん
演じるライターの役割や、犯人わかってからもう一度
見ると、視線や仕草、セリフ一つ一つの細かな伏線回収を
楽しめ、好みの問題だとは思いますが、前2作より
集中して見られました。

舞台に設定された熊野古道には、行った事は
ありま
せんが、偶然、正月に「ブラタモリ」が、丁寧な再放送を
やっていたのを見たのが、ちょっと予備知識になり
ました。(外観は、蒲郡のホテルでしたが)

また、勝呂のセリフに平家物語を入れたり、後白河院
なんて固有名詞が出てくるので、つい「子午線の祀り」を
連想したりしましたが、個人的最大のツボは、オープ
ニングの太棹三味線だか琵琶による、日本情緒溢れる
音楽の出だしのジャーン!音が、「花髑髏」のオープ
ニングの音にそっくりだった事でした(結局そこ)

そう言えば、オープニングの一音目、と言えば、「子午線の
祀り」のオープニングの一音目が、「エリザベート」の
それと同じだったので、神奈川の客席で勝手に盛り
上がってました(笑)

ポアロ翻案、3作となれば、単発ながらシリーズ化、
とも言えそうですが、まさか、萬斎さんがあのテン
ションでドラマに出続けるとは、思っていません
でした(笑)
まあ、三谷さんと繋がり続けているなら、来年の大河で
流石に知盛、とはいいませんから、後白河院てかで
ご出演とか、期待できないかな?


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渋谷109のチケットぽーとが3月末で閉店

今や、チケットはプレリザーブなど、事前抽選や
ネット先行など、webで取るのがスタンダードになり
ましたが、ネットが普及するまで随分長い間、チケットは
電話か、店頭、とりわけ、発売初日は繋がらない電話と
戦うより、店舗発売、言うのがお約束でした。
(電話では繋がらない限り、売り切れているかも解らない
ため)

店に向かいながら、いまこの時、何人くらいが
もう、いつ
から店頭に並んでいるのか、同日発売にはどんな演目
目当ての人がどれくらいいるのか、とドキドキし、着いた
目の前の状況が、勝敗のほほ全てでした。
また、幸いに一番でも、目に見えない他店舗のライバル
たちとの勝負は、店舗のオペレーターの方の技量だったり
して、それは一大イベント(笑)で、10時半頃に、勝敗を
噛み締めながら、朝っぱらから帰路についたものでした。

ビルの中の店舗だと、開店してから、店内移動
する分
だけ時間をロスするのに対して、渋谷は、109の
外から直接階段で入れるので、そこはスムーズでしたが、
当然ライバルも多く、毎回賭けでした(笑)

今はネット予約したチケットも概ねコンビニ発券なので、
プレイガイドで買うのは、2日目以降で、席で
日にちを
選ぶ余裕があるものに限らていますが、それでもお目当ての
チラシや冊子を探す楽しみは、ネットでは味わえない
もので、閉店で不便になる訳ではありませんが、
ちょっと残念です。

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2021.03.06

2月文楽まとめ。

Mask

2月の文楽は、「先代萩」「寺子屋」と、歌舞伎おなじみ
演目が多かったので、比較を含めての楽しみがありました

くろごちゃんはマスク姿がお似合いです。

客席は歌舞伎座と違って、まだ新しい観劇スタイルに慣れて
いないのか、とにかく客同士の会話が凄い
マスクをして、一席空いているので、逆に大声になる
のはなんとかなりませんかね(笑)
というか、係員注意しなさすぎ〜。

さて、2月文楽のハイライトは、なんといっても、和生さんが
政岡を遣った、「伽羅先代萩」でした。

まずは「五条橋」
牛若丸と弁慶の出会いを描いた、まあさっくり15分くらいの
小品ですが、何しろ、人形ですから、牛若丸くんが
当然のように、薙刀の上に乗っかる、歌舞伎では絶対でき
ないのが面白いですね。

「先代萩」は、御殿・竹の間。
まず設定が歌舞伎と違うのに驚きました。
歌舞伎は、足利頼兼の伽羅の下駄、に象徴されるように
足利幕府の世界ですが、文楽は、栄御前が時忠の奥さん
だったり、問題の毒饅頭が頼朝からのくだされ物だったりと
完全に源平の世界での展開でした、
政岡の女子っぷりが、まずは見事で、米粒を払う手とか
びっくりするほど所作が細かい
(まあ、飯炊きできるんですから、当たり前ですが)
そして、勿論、八汐が歌舞伎以上に嫌なばあさん(笑)で
何しろ、これも人形ですから、千松のいたぶり方に遠慮が
ありません。
エグさ、残忍さ、容赦なし。
八汐、こええ。。。
勿論、その分、ラストにぐさっと政岡が一矢報いる
ところのカタルシスがまた一層なんですけどね。。
とにかく休憩なしの2時間ぶっ通しというのもあいまって
ものすごく集中して、堪能できました。
文楽をここまで面白いぞ!と思えたのは、多分初めてでした。

「寺子屋」
これも、歌舞伎とは花道の有無に関係しますが、
寺子の子と親たちの動線が全然違ったり、歌舞伎との
違いを楽しめました。
松王は玉男さんが遣われるのかと思ったら、違う方でしたが
松王みたいな大きな人形は、やはり私レベルでもうまく
遣わないと、手足がバラバラに見えたりするものだなと
ちょっと思いました(偉そうだ)
逆に、源蔵が、今回は出てませんが、前の場で道真から
頂いている、「伝授の一巻」をきちんと大切に懐にしまって
思い入れするところなど、人形ならではの細かい所作が
人間がするよりきちんと見えたりするのも興味深かった
です。

ちなみに、てっきり「寺子の親ども」といってると思い
こんでいたのですが、「寺子の保護者」って言っていた
のにはかなりびっくりしました。
保護者って、明治以降の言葉じゃなかったんですね~

何だかんだで、2月の文楽はまだ初心者の私でもかなり
楽しめたプログラムでした。

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2021.03.04

「子午線の祀り」評が朝日新聞に。

4日夕刊(東京本社版)に、「子午線の祀り」評が掲載
されています

ただでさえ、劇評掲載が少ない日本の新聞においては、
歌舞伎や文楽は開催月は掲載されますが、それ以外は
新作では掲載される作品は限られ、ましてや、いわゆる
再演もの(これは、実質はちょっと違いますが)は、
大作ミュージカルでさえ、スルーされがちな中で、
「子午線」がツアーとはいえ、上演期間中に掲載された
のは、なかなか貴重です。

ちなみに劇場で21年版を見てから、自宅で録画の17年版を
繰り返し見て違いを確認していますが、21年版を基準に
すると、17年版は随分ゆったりで、広がりがあり、逆に
21年版は回るセットの効果もあり、ギュッと求心力を
感じます。
あの渦に、平家も源氏も運命をがんじがらめにされて
いる感は強め。
また、単なる17年版のダイジェストに陥っていないのが、
やはり凄いところ、です。

しかし、今回版、途中、意識してかどうか不明ですが、
ポスターのビジュアルそっくりに、知盛、義経が完全に
動きを止めるシーンは、二人とも筋肉や体幹はどうなって
いるのか、驚きしかありません。

そう言えば、来年の三谷さん源平大河、義経は菅田くんと
発表され、宗盛は小泉さんと発表されていますが、
知盛がどなたになるか気になります。
歌舞伎では有名な役柄ですが、意外に映像では「義経」の
阿部寛さん以外、思いつきませんが。


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5月、野田地図新作に一生くん、ご出演!

東京芸術劇場は、4月のチケットに全集中、していたの
ですが、なんと5月上演のNODA MAP新作に、一生くん
ご出演とか。
しかも、シェイクスピアセリフをちりばめる、とか、
最早、好物しかありません(笑)

さらに5月は、さいたまもシェイクスピアで、自粛の
中でも、これはちょっと何とかしたい。

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2021.03.03

Netflix、Amazonプライム配信で、「花髑髏」が見られる!

NetflixとAmazonプライムで、「花」をはじめとする
ステアラ2017年版「髑髏」が見られる企画が発表された
との事

ただし、ゲキシネ/パッケージ化された版ではなく、
繰り返しWOWOWでもオンエアされている、パブリック
ビューイング版。

すでにWOWOW、スカパーと加入しているので、
これ以上はと、配信系は見て見ぬ振りをしてきましたが、
もし、ゲキシネ/パッケージ版なら、他にも見たいコン
テンツがあるので、いよいよ、Netflix入るタイミング!と
思ったのですが(何しろ、オープニングの天魔王
「敦盛」の手指先の美しさと、天蘭最終対決の、
天魔の鮮やかな蹴りが格別←マニアックに過ぎる)、
パブリッビューイング版なら何度も見ているので、
Netflix加入、今回も見送り、決定、です。

それにしても無理とは思いますが、パッケージ版、
バラ売りしないものでしょうか、VACさん。
ニーズは絶対あるはず。

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「子午線の祀り」兵庫公演、チケット追加発売

近畿エリアの、緊急事態宣言が解除されたのを受けて、
すでに発売開始中の「子午線の祀り」兵庫公演の定員
規制が変更になり、チケットが追加発売が発表されました。

東京は8日以降解除になるのかどうか、すらわかり
ませんが、チケットの一般発売日をそのあたりに設定
している公演は、それによってまた、対応を変える含み
かもしれません。

しかし、一度、一席空けての席配置の、舞台の見やすさ
両側への気遣い、ストレスが軽減しているのに慣れて
きていると、以前のような全席販売に戻るのは、
その分、多くの人が見られると言う有り難さと、
気持ちは半ば、複雑です。

ちなみに歌舞伎座は、ここ最近、上手のブロックだけ
市松でなく、二席連続、一席空けのパターンにして
いますが、先日、それと知らずチケット取られたお客が
座ろうとして隣にも人が座っていたのにびっくりして
係員に説明を求めているのを見かけました
すぐに開演したので、どうされたのかまでは見届けられ
ませんでしたが、皆がみな、座席表みながらチケットを
取っている訳ではないので、確かに一部だけと言うのは
分かりにくいとは思います。

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2021.03.01

日経新聞2月の「私の履歴書」

日経新聞名物連載の「私の履歴書」先月2月は、ホリ
プロ創業者の堀氏でした

私にとっては、音楽事務所と言うより、お芝居の主催、
共催する、舞台製作会社、というイメージが一番。
身近なところでいえば「さいたまシェイクスピアシリーズ」
或いは、蜷川さん関係の舞台であり、確かジョナサン・
ケント演出版、萬斎さんの「ハムレット」であり、直近で
いうと成河くん出演「スリルミー」もそう。

なので、2月1日に連載が始まった時点では、初日に蜷川
さんのお名前も出ていたし、連載中、舞台関係への言及も
結構あるかと期待して読んでいたのですが、演劇のお話は、
途中に「ピーターパン」と、最終回の28日に「ムサシ」に
ついてなどちょっと記載があったのみで終了でした。

考えてみれば、そこはやはり経済新聞ですから、株の
上場のお話、そして日経のメイン購読層に馴染みのある、
昭和の音楽シーンのお話が中心になるのは当然だった
かもしれません。
勿論、三人娘のエピソードとかは、私も興味津々に
読みましたし(笑)


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2021.02.28

4月の歌舞伎座で仁左・玉の「桜姫」!上演!

四月の歌舞伎座の上演演目とおもな出演者が発表に
なりました。
ネットニュースでは、知名度から白鸚さんの弁慶
ご出演がトピックになっていますが、勿論個人的には
三部で、仁左衛門さん、玉三郎さんが2月に続き
共演での南北「桜姫東文章」が上演される事に尽きます。

従って、四月は「スリルミー」とこの二本で
完了!、です

しかも発表された資料をみると「上の巻」とあるので
どれくらいのスパンかわかりませんが、「下」もある
ものと、勝手に期待してます。

最近の上演頻度からすれば、近松や黙阿弥、まして
「千本桜」「菅原」「忠臣蔵」というような、いわゆる
王道作品とは少し違って、生世話、綯い交ぜてんこ盛りで
エグ味や退廃性炸裂。
予備知識なしだとちょっととっつきにくいし分かり
づらい部分もありますが、私は大好物です(笑)
においの強いチーズなどの嗜好品にやたらと心惹かれる
のと多分同じ。

しかも、仁左衛門さんは「四谷怪談」はもちろん、
「絵本合法衢」「霊験亀山鉾」そして「盟三五大切」と
南北とは非常に相性がよい上に、玉三郎さんの桜姫と
なれば、見逃せません。

勿論、3月に国立の「馬盥」で光秀をされる菊之助さんが、
一転、芝翫さんによる光秀のもと、十次郎を演じる、
二部の「尼崎閑居」も気にはなりますど・・・


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2021.02.27

「大奥」完結

OokuOoku2Ooku3

ついに最終19巻発売され、発売当日に、勿論、特装版を
買って夜中に一気読み。

ついでに、全面表裏広告が掲載された、昨日の朝日新聞も
一緒にご購入(笑)

後半は、そもそもの病気の話には触れられることが減り、最終
巻は、ほぼ、江戸城無血開城と大政奉還、江戸城明け渡しという
歴史どおりが、よしなが「大奥」流に展開されました。

篤姫の写真についてと、津田梅子らに託される女性の未来に
つながっていく明治という新しい時代(と苦難)が暗示されて
終わりました

個人的には、やはり最初の吉宗がらみのエピソードが一番
完成度が高いと思いますが、篤姫&和宮の戦う幕末も面白
かったです

これで新刊の楽しみが「チェーザレ」だけになるのはちょっと
寂しくなります

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