2019.12.05

今日のWOWOWは「コクーン歌舞伎」祭

今日は朝からWOWOWが「コクーン歌舞伎」を次々オンエア中。

「夏祭~」「四谷怪談」(北番)、「三人吉三」など、単に専用
劇場以外での上演と言うにに止まらず、「中村座」共々、通常
歌舞伎座には足を運ばない観客に関心を向けさせる、体験型アト
ラクション的なアピールは勘三郎さんの優れたプロデューサー感覚の
賜物でした。

全部録画してゆっくり見ます

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「正しい大人たち」を観る

IMAホール(光が丘)

グローブ座公演日程あわず、こちらに伺いましたが、とにかく
舞台が近く、セリフ劇にはぴったりでした。

戯曲は以前シスカンてやった「大人はかく戦えり」と同じ戯曲。
作のヤスミナ・レザさんの作品は、男3人の「アート」(高橋洋
くん出演で観劇した)、「大人のけんかが終わるまで」(似た
ようなタイトルですが別作品。北村くん出演でクリエで観劇)も
ですが、基本、拗れた大人たちの会話劇なので、役者さんの力量が
かなりモノを言います

更に役者同士のバランスがとれていないと、その力量の差で、
物語内の力関係が違って見えてしまう気がしますが、今回の4人は
個性的でありつつバランスが良かったです

舞台の真矢さんを観るのは初めてかも知れませんが、さすがに女優
オーラがありましたし、岡本さん/中嶋さんは、新国立シェイクス
ピアシリーズや、つい先般の風姿花伝で拝見したばかりで、まるで
劇団員同士のように息があっていました。
近藤芳正さんは新国立の「骨と十字架」以来でしたが、独特の
立ち位置が毎回絶妙。

シスカン版(大竹/段田/秋山/高橋)のを猛禽類の戦いとするなら、
こちらは見た目は穏やかそうなのに、水面下で必死に足をばたつ
かせ、相手を少しでも水中に引きずり込もうと足掻く、水鳥たちの
ようでした。

一人ずつの言っている事は全然間違ってないのに、噛み合わず、
徐々に大人の仮面が剥がれて、本音が炸裂、対立がエスカレート
するの様子が可笑しかったです
(まあ、アルコールが入った時点で常識と言うストッパーは外れて
いましたが)

つまづいたり、物にぶつかったりするのがアドリブなのか、演出
なのか判らないスリリングさもあり、話の流れで夫婦対夫婦、男性
対女性、三人対一人、そしてそれぞれと色々な組み合わせで立場が
変わるのも見事でしたし、仕事の電話が手放せないとか、思い入れの
ある物への執着がスゴいとか、心当たりがある大人の「あるある」
にも色々笑えました

こう言うタイプの芝居は、定期的にキャストの組み合わせを変えて
上演されるとまた別のおもしろさがありそうで、もう少し下がった
30代の役者さんたちのも見てみたいかも
(貫地谷さん、蒼井さん、高橋一生くん、瑛太くんとか)

それにしてもIMAホール、以前に萬斎さん狂言会で行った事はあり
ましたが、ショッピングビルの一角、にも程があるくらい埋没して
いて(笑)わかりにくい
サンシャイン劇場と不便さ双璧では。

しかも椅子が数席連結で座面が薄く、座りづらく、休憩ありの狂言
3番くらいならまだしも、休憩なし100分芝居にはなかなかきつ
かったです
だからか、そもそも集中してないのか、隣の男性客はずっと座り
方を変え続け(右に寄る、左に寄る、前のめりになる、ふんぞり
返る、挙句、私の席に肘を突っ込んで来るなどなど)超迷惑でした(泣)

でもこう言う安心して見られる芝居はいいですね

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2019.12.03

【速報的に】「タージマハルの衛兵」(プレビュー)を観る

新国立劇場(小劇場)

プレビュー公演だとパンフレットなど物販なく残念

いま贔屓しまくりの成河くんと亀田さんの二人芝居を、新国立プラ
イスで、それも目の前で拝見できるなど、願ってもないフライング
ゲットのクリスマスプレゼントです。

しかし。
多分、見ながらつい手首に手をやった観客は多分私だけではない
筈(苦笑)

まあ、事前にアナウンスされていますが、生理的に苦手な人は、
結構我慢が必要な部分はあって、そこは個人的には勿体無い気が
しました

そちらのインパクトばかり印象に残ってしまい、折角のお二人の、
熱演が、生理的嫌悪感のせいで印象薄くなってしまう気がしました。

実物がなくてもあるように見せる事のできるのが役者さんのなら
ではの力であり、見せどころなのに、役者さんの力を信じられ
なかったのかなと残念でした。

極端に言えばなくても良くて、どうしてもなら、その色でなくても
あのお二人なら確実にそうと見せられる筈。

怖がらせたり、我慢させたりするのが狙いなら別ですが、それ系の
芝居や映画ではないのだし、あれだけで語られるのは本意ではない
なら、もう少し、役者の力、もしくは役者と、観客のイマジネー
ションとの「共犯」関係を信じても成立するような感じがしました。

「マクベス」や「タイタス・アンドロニカス」を連想する部分も
ありましたし、権力と芸術、支配による地位の安定か、精神的自由か
など、新芸術監督による「ことぜん(個と全)」と言うテーマに
よる3作品の中では、さすがご自身の演出作品だけあって、一番
テーマに相応しい内容ではありました。

色々書きましたが、プレビュー後の数日の稽古を経て、週末、
どんな初日の幕が開くのか、次の本公演観劇が楽しみです

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2019.12.02

映画「決算!忠臣蔵」を見る

「引っ越し大名」や「高速!参勤交代」など、最近、従来の重厚な
物とは違う、ライトスタイルのエンタメ系時代劇映画が増えた気が
しますが、これも「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ゴールデン
スランバー」などの伊沢作品や、最近は時代劇作品も手がける、
中村義洋監督による、タイトル通り、お金をテーマにした時代劇。
監督には既に「殿、利息でござる」と言う金融エンタメ時代劇を
撮っていて、今回はかつての時代劇映画の大定番「忠臣蔵」が素材。
判りやすく、間口広めなイメージで宣伝していましたが、実際見て
みると、確かに何も予備知識なくても楽しめそうですが、通説に
せよ、「忠臣蔵」をざっくり知っている前提で進行しているなと
思う部分も結構あり、面白がり方は、それでかなり違ったかも知れ
ません

何より討ち入りに至る一連の流れは観客は判っている前提っぽく
殆ど説明なし。
何で必死に家名存続嘆願してるのか、とか、大石がなんでお茶屋
遊びに呆けているのか(本人の好みかも知れないにしても)とか、
何が最終的理由で重い腰を上げて討ち入りを決断したのかは割と
あっさりで、いきなり見たら判りにくそう。

例えば僧侶のツテを頼んだのに、全然動いてくれてなかったと
言うエピソードは、ちょっとした(苦笑)シーンとして扱われて
いますが、あれも他力本願では再興は無理と思う重要なポイントな
筈ですが、かなりさらっとでしたし。

多分ですが、本当はもっと色々な関係者にスポットライトを当てて
丁寧に描かれていたのが、尺の都合でカットしたために、繋がり
具合や説明が微妙になってしまったような感じがしました。
例えば妻夫木くんの役は、最初と最後の評定には存在感があるのに
途中全く登場しないので、あれ?脱落したのかしらと思ったほど
でしたし、一方、ダブル主演として宣伝されていた、岡本さんの
役が、途中であっけなく「退場」してしまったのには、びっくり。
普通、主役核が途中退場となれば、そこをピークとして、あとは
さらっといくものですが、ちゃんとその後も淡々と?進行したのも
かなり意外な展開でした

まあそれもこれも、討ち入りと言うモノガタリがポイントではなく、
プロセスとコストを描くのであれば、ある程度割り切ったのかな
とは思いました
(何しろ、吉良自体、一度も登場しないくらいなので)

実際、槍、すね当て、弓、とゲームのように装具が増えると金額が
画面に出、総予算から引かれていくのとか、一人上京すると歩く
姿に金額が横で一緒に動くのとかは、分かりやすく、毎回気軽に
「江戸行ってくる」とか行き来してるのに費用がかかるのを見て
いると、段々「また江戸に行くのか!」と見ているこちらが減って
いく予算にハラハラし始めてしまいました。

浅野役は、よく映画で堤さんと共演している阿部さんでしたが
ちょっとしか登場せず、一方、石原さとみさん演じる未亡人・阿久利
さんは、大石の無駄遣いとだらしないのが嫌いと言う強気キャラ。
当然男性ばっかり出てくる忠臣蔵ドラマ通例で、大石の奥さんの
理玖役の竹内さんとほぼ2人しか女性の登場人物がいない事もあり、
なかなかのインパクトでした。
(「シン・ゴジラ」のカヨコにシチュエーション似てるかも(笑)
勿論「ザラはどこ?」とは言わなかったけど(笑))

そう言えば岡田くん主演の「関ヶ原」もかなり関ヶ原に関する人間
関係や状況を説明しないで進んで、予備知識がないと判らなくなり
そうでしたが、今後は「忠臣蔵」にせよ「源平」にせよ、歌舞伎や
文楽で何となく一般常識として知っている、と言う事がもっとなく
なるでしょうし、テレビででも以前ほど忠臣蔵ドラマは作られなく
なったので、今後もこう言う時代劇に形を借りた現代的切り口の
ものか、大ヒット時代ものゲームの実写とかは増えそうな気がします

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2019.11.30

映画「影踏み」を見る

Kage

ドラマ「奇跡の人」(ヘレン・ケラーでは勿論ない)に主演し、
主題歌「僕ここ」の入った「HOME」発売した98年あたりから、5年
くらい、かなり熱心な山崎まさよしさんファンでした
「月キャベ」ロケ地の学校のある中之条は、ファンには今で言う
所謂「聖地」で、ロケをした旧小学校校舎での限定ライブのために
山ほど「びあ」を買った記憶があります(笑)
(当時はまだネット申込がなく、申込むには「ぴあ」誌綴じ込みの
専用ハガキが必要でした)

その後、演劇に興味が移って長らくご無沙汰でしたが、そんな訳で
篠原組、群馬ロケでの山崎くん主演、しかも大好きな横山秀夫さん
原作作品と聞いて、懐かしさもあって見に行きました

原作を未読で行ったため、前半、北村拓海くんの役をぼんやり年の
離れた弟だと思っていて、同じ顔で髪の毛の黒く、眉毛の太い第三の
人物が回想シーンに登場した時は、しばらく「?」になり、入学式の
写真のあたりで漸く、その「仕掛け」に気づきました

そもそも監督/キャストを見た時に、「まさか、また『月キャベ』の
ヒバナ的仕掛け?」と言う(正しい)邪推をする、あるいはヒント
だと理解すべきだったかも(笑)

まあ知らずに見たおかげで、映画ならではの仕掛けを楽しめた、
とも言えるので、これはこれで良かったです

刑事や被害者でなく犯罪者自身が追うと言う特殊な設定の分、爽快
感とか、社会正義とかとはない、不思議な手触りの作品。
何しろ、証拠を掴むのに真夜中、本人が鼾をかいている横に忍び
入ると言う、イリーガルな手を使うのですから、ヒヤヒヤしつつ、
司法サイドの登場人物が明らかに真っ当じゃない人ばかりなので
どちらがマトモか、見ているこちらの感覚が狂ってきました。

二組の双子が一人の女性を軸に接点を持つと言う、確率的にかなり
低い偶然が物語の核として出てきて、主人公に起こった過去の2つの
「事件」の真実の追跡と現在の事件が絡み合って描かれてる重層
的な展開で、見た目の地味さより情報量全然多くて、結局ずっと
「手に汗握る展開」でした。

大竹さんが凄みを帯びていたのは言うまでもありませんが、
「ひとよ」の佐々木さん同様、滝藤さんが落差の激しい役柄を演じ
「分けて」いて、パワー炸裂でした
(滝藤さんは同じ横山さん原作の映画版「クライマーズハイ」で
やはりかなりインパクトの強い役をなさってました)
それにしても「台風家族」にしても「ひとよ」にしても、これに
しても、生々しい人間の感情が迸るストーリーは、令和では無論
なく、平成でもなく、更に前、昭和の匂いが漂う世界の中にこそ
似合うのは皮肉ではあります。

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2019.11.29

「Q」を観る

WestQQcard

東京芸術劇場

西口公園が小さい野外ステージ付きのスペースに変わっていて、
駅側から劇場が見通せなくなり、やや景観が変わりました

さて
イープラスのスマチケは何回かやりましたが、今回初めて、紙の
チケットの記名と身分証明書のチェックを体験しました。
早めに行ったので良かったですが、間際に身分証明書探したりしたら
ちょっと大変かも
そしてチェックをすると「Qカード」と呼ぶ名刺サイズの、ポスター
ビジュアルの一部をあしらったカードを「ご協力ありがとうござい
ました」と渡されました
実はこのシステムを全く知らずに行ったので、「q」が「クオ」に
聞こえてしまい、思わず裏返して何度数とかチェックしてしまい
ました(苦笑)

野田さん舞台は歌舞伎の「満開の桜~」以来、新作は多分「Diver」
以来か(「The Bee」は何演か)くらい久しぶりで、正直、今回も
相変わらず判らないのではないかと不安でしたが(笑)いつもよりは
大丈夫でした。
いつもよりは(笑)

客席にはパンフレットに寄稿している是枝さん、後ろ姿のみですが
おそらくキャサリン・ハンターさんと思われる小柄な女性の方を
お見かけしました

今作は何よりクイーンのアルバム楽曲使用すると言うのが、話題に。
このプロジェクトが先行していたようですが、丁度、映画からの
クイーンブームの中と言うタイミングで発表されたので、あまりに
タイミング良くてびっくりしました

見てみると曲をフルで使っているのは余りなく、イントロだけとか
リフだけとか、かなり斬新な使われ方でしたが、「ボヘラブ」など
はっきり歌詞と芝居の内容がリンクして登場した曲(上川ロミオが
橋本ティボルトを殺すシーンに使われた)は、曲にインスパイア
されたのか、設定に曲をあてはめたのか、何れにしてパズルが
はまったような快感のある使われかたでした

一方、話は「ロミジュリ」をベースに「ハムレット」も更に歌舞伎も
入れ込む、野田風古典ミクスチャー。

歌舞伎に例えれば(一応、タイトルに「kabuki」とある)「源平の
世界」の中、に「ロミジュリ」「ハムレット」「クイーン」を
「趣向」として作ったと言えるのではないでしょうか。

更に「俊寛」の設定が最初と終わりに登場、また「菅原~」の
「寺子屋」の首実検、もしくは「忠臣蔵」「大序」の兜改めを思わ
せる部分があり、歌舞伎得意の「書替え」「綯い混ぜ」そのもの
野田さんは令和の黙阿弥か南北と言えるかも知れません

因みに対立する二家族の子ども同士の悲恋を描く歌舞伎と言えば
「妹背山」が有名で似すぎと思っていますが、どうやら野田さんは
そこには興味はなかったようですね

で、面白かったからと言って、判りやすかったかと言えば、全然
そうでもなく(黙阿弥も南北も判りにくさではひけを取らない)、
野田さんの中では判りやすい方ではありましたが、ちゃんと筋を
書くなど無理。
ただ、ロミオとジュリエットの物語である一点だけは揺るがない
ので、ラストの「手紙」に訳もなく心鷲掴みにされてしまったの
だと思いました

野田さん伝家の宝刀、言葉遊びも健在で、特に「乳母」と
「Uber」は最高でした。

キャストは常連の深津さんも妻夫木くんも瑛太さんもおらず、寧ろ
野田組初顔の方も多く、メインキャストの平均年齢はやや高め(笑)
蜷川さんシェイクスピアや東宝ミュージカル、新感線で主役を張る
顔ぶれが揃い、超のつく安定感。
しかも松さん、上川さん、橋本さんと揃っているのに、歌わない
のが勿体無いレベル
勿論若手の志尊くん、広瀬さん、伊勢さんなど若手も大健闘
(伊勢さんの役は若かったは野田さんやりたかったのでは)

広瀬さんなど、初舞台とは思えない輝き方で、宮沢りえさんの若い
頃を見るようでした。

勿論、脇に小松さんに羽野さん(相変わらずパワフル)、アンサン
ブルに河内さんまでいる贅沢さ!
そうそう、竹中さんはやっぱり竹中さんでしたが、野田組の中では
あの個性もあまり目立たないのにはびっくり

二階席だったので、天井部分も使う、箱状のセットの上の様子も
見られましたし、何より、上と下の文字通りの落差がはっきり見えて
面白かったですし、ベッドを組み合わせてのセットをキャストが
セリフや仕草しながら動かし、更にその間を別のキャストが見事に
避けながら動き回ると言うフォーメーションのようなお芝居、
おじさんたち揃っての「ハカ」も笑いました。

多分今年観たお芝居のベスト5に入ると思います。
もうそんな季節になってきました

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2019.11.27

「アクトガイド」最新号

Actguide

表紙は(裏表紙も)菅田くん「カリギュラ」で、かなりかっこいい
仕立て。
巻頭特集も読み応えあり。

成河くん関連は「タージマハル~」と「ねじ巻き~」両公演の記事が
掲載されていて何より。

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2019.11.26

「アナと雪の女王2」(吹替版)を見る

Ana

先週末は気になっていた映画を一気にまとめ見ました
順番は逆ですが、ラストがこれ。
やはり圧倒的な映像美と、神田さん/松さん/原さんトリオの圧倒的歌唱力が
とにかく際立っていました。

しかし続編のストーリーというのは難しいですね
今回はアナとエルサの未知の世界への冒険物語が主題になり、
雰囲気は「指輪物語」とか「パイレーツオブカリビアン」っぽい、
しかも精霊とか、他民族との共存、自然破壊とか、社会問題も孕み、
しかもそれが人間の陰謀、とか、話がかなり広がり、前回のような
王女さまの甘いラブストーリーは完全に後退しているので、好き
嫌いは出るかも。

意外に活躍少なかったトカゲみたいな新キャラとか、いくら魔法を
使っても消耗しないエルサとか、突然アナがオラフアイテム収納用
ボシェットを持ち歩くとか、そもそもオラフはエルサが弱ると
消えるルールだった、とかそうなの?が結構ありましたし、映画の中
だけの特殊ルール(精霊が4ついて、とか)あたりで、ちょっと話に
ついていけなくなってはいました
例として引くのが正しいか物凄く微妙ですが(笑)「陰陽師2」と
似たような匂いが…
まあ最近の難しいゲーム世界の特殊な設定になれている若い層には
違和感ないのかも知れませんね

それと、ちょこちょこPVみたいなカット割もあって、それは必要?
とはちょっと思いました(笑)

クリストフのソロ曲もあって、原さん大活躍!でその満足度はアップ。
大声で松坂くん「ヘンリー五世」のブルゴーニュ公爵、東宝「エリザ
ベート」のエリザパパと同じ人ですよ~と叫んでおきます(笑)

因みに、アナとエルサの母親(今回歌あり)の吹替は吉田羊さんで
優しい歌声でした。
オラフの声は当然交代されてましたが、前の声の方のインパクトが
強かったのを再認識。

そうそうオラフの歌唱シーンに「ボヘミアンラプソディ」のパロ
ディが入っていたのは笑えましたし、アナを間一髪で助けたクリス
トフのセリフ「待たせたな」がどうしても、三谷さん大河「新選組!」の
池田屋の土方@山本耕史さんに聞こえて、マニア過ぎて笑いを堪える
のに苦労しました(笑)

とにかく歌は本当に素晴らしかったです
話としては完結しているので、もし「3」が出来たら、逆に「SW」
レベルに続きつづけそうな気がします

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2019.11.25

映画「ひとよ」を見る

個人的には、キャスト、監督、内容、どれを取っても良かった
ですが、意外に世間的な話題にはなっていなくて不思議です。
満席でしたが、公開館では一番小さいスクリーンでの上映でした。

白石監督作品は「孤狼の血」にしても、その前の「彼女がその名を
知らない鳥たち」も、まあ登場人物がなかなか個性的と言うか、
一般常識に当てはまらない強烈なキャラクターばかり。

イメージを大切にするなら俳優さんもたじろぎそうなのに、阿部
さんも、蒼井さんも、松坂くんも中村くんも、その熱演が評価に
繋がる結果になっている、不思議な監督さん。

ここ数年の漫画原作の青春甘ったる系映画ブームとは一線を画し、
昭和の東映映画のような生々しさは、個人的には嫌いじゃないので、
今回も「白石ワールド」を体感しに行ってきました。

今回メインは佐藤健さん、鈴木亮平さん、松岡芙優さんが兄弟役で、
田中裕子さんが母親役。
もうこの時点で八割痺れる映画になることは保証つきで、勿論、
期待した通りの見応えある仕上がりでした。

かなり覚悟していた割には、かなりちゃんと家族映画らしくて(笑)
そこまで凄くはなかったですが、佐々木蔵之介さんを含めて、家族と
言う形らしきものについて、乱暴ではあっても、美化もせず、と
言って完全に否定もしない独特の温度感覚は、面白かったです

まあ、タクシーの暴走はGPSと警察でなんとかなりそうですし、
飲酒運転やら、佐々木さん演じる人物の過去についてはもう少し
事前に解りそうなものでは?とは思いましたが(笑)

佐藤くんはいつものイメージよりかなりヤサグレており、鈴木さんは
「西郷どん」以来でしたが、まあ思い切り痩せていて、びっくり
しました
(そう言えば二人は「天皇の料理番」でも兄弟役でしたね)
田中さんは、「Mother」「Woman」「Anone」などの坂元
裕二作品でも、見た目と異なる強烈な内面を持つ役が多いので、逆に
意外性はなかっですが(笑)、相変わらず目
だけで画面が持つ凄い
女優さんでした。

草なぎくん主演の「台風家族」に続いて、MEGUMIさんの「鬼嫁」
ぶりがまた良かったですし、浅利くん、音尾さん、筒井さんと、
一癖二癖もある個性派俳優さんたちが今回は予測に反して?普通で
安心しました
(音尾さんもMEGUMIさんも「狐狼~」では強烈でしたしね(笑))

「影踏み」共々明るい話ではなかったですが、どこか救いがあって
後味は「孤狼~」ほどではなくて良かったです。

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新国立劇場 ギャラリートーク「照明のお仕事」

こう言うシリーズをやっているのを遅まきながら知り、照明の回に
行ってきました
(進行は小川さん)

大御所、勝柴さん、服部さんとが目の前に!
勝柴さんは、いまは帝劇ジャニーズシリーズや、宝塚メインだ
そうで、服部さんは中劇場上演中の「カリギュラ」も担当されて
いる方。

1時間ほどのお話の中で、なるほどと思ったのは

(1)装置、演技、演出、衣装、全てを最後に輝かせることの
できる仕事

(2)劇場に入るまでテストができない。

(3)(2)のため、駄目を出されても直しの効果はせいぜい1%
劇場に入るまでの準備が全てで、直しのために初日を伸ばしたりできない

(3)(2)と関連するが、とにかく時間がない。

(3)(1)(2)に関連するが、技術を上げるには経験、トライ&
エラーが必要だが、それができない

(4)上記全てから、経験を積み、技術を上げるには、助手として
実際の舞台に携わるしかない

(5)上記全てから、劇場の照明技術者は、まあいるが、照明デザ
イナーが育たない。

(6)以上全てから、初めての演出家とはある程度打ち合わせを
する、あるいは演出家も初めての照明デザイナーとは時間が必要に
なるので、そのあたりを考慮して照明をお願いする方を決めたり
するらしい。

その他、照明には、直接当てる以外に、例えば床に当たった照明が
反射してカーテンに当たると、床の色を含んで違う色に見える
(「あの出来事」の小劇場のセットで行われていた)など、色々な
知識と経験が必要。

「カリギュラ」も本当は開演前には緞帳はない予定だったのが、
客電の光に、セットの斜め柱の素材が反射して開幕前から見えて
しまう事が判ったため、柱の前に黒幕を急遽付けた

など、いつも何となく見ている照明についてとても興味深いお話を
伺えました。

そう言えば、12月の「タージマハル~」関連の企画、元々抽選と
言う時点で、新国立にしては珍しい事でしたが、見事に抽選に
外れました。

しかし新国立の企画に申込忘れ以外で外れるって本当に珍しい
「タージマハル~」の注目度、かなりのものと見ました。

開幕が楽しみです

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«「カリギュラ」観劇マナーがネットでニュースになっていた