2017.12.11

「悲劇喜劇」1月号

演劇経済学、と言うタイトルで、興業としての演劇を分析
シスカンが基本公演で赤字は出さないが、平幹さん出演予定だった
「死の舞踏」「令嬢ジャリー」は客席に特設舞台を作ったために
例外的に赤字になったとの事ですが、例外的にと言うのが凄い
(元々は蜷川さんも関わっての企画だったようです)
世田谷パブリックシアターについてはチケット代金の話。
円グラフによると費用の半分は人件費とか。

なかなか面白い特集です

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2017.12.10

日経「2017回顧〜演劇」記事

日経「2017回顧〜演劇」記事
こんな季節になりましたね
演出家(蜷川さん)ロスを補う海外演出家起用は「リチャード三世」が
少ない成功例、また「子午線〜」は入念な準備により見応えあり、
のコメントは納得納得。

しかし「タイモン」が始まらない事にはこの一年の回顧は無理なん
ですが(笑)

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2017.12.09

彩の国シェイクスピア講座 『アテネのタイモン』徹底勉強会 第4回

何とか全4回皆勤。
今回は聖心女子大の先生による、配布資料完璧な、完全大学の授業
スタイル。
「タイモン」キャラクター解説と言うタイトルでしたが、どちらかと
言うと、セリフにやたらに出てくる動物比喩は何を指し示している
のか、あるいは例えばアペマンタスはなぜ「犬」と言われるのかと
言うような分析に比重がおかれた、前回の経済側面とはまた異なる、
どちらかと言うと、文化理解、時代背景を込みの社会学的も含まれて
いて、非常に密度の濃い内容でした。

今回も松岡先生をお見かけしました。

今回の先生が訳されたと言う、ファーストフォリオを巡る著作は
面白そうなので早速探してみようて思います

いよいよ来週には開幕。
楽しみです

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「所さんの大変ですよ」の「鋼太郎さんが大変」、紹介VTRの演目並びに「!」

「所さんの大変ですよ」の「鋼太郎さんが大変」、紹介VTRの演目並びに「!」
鋼太郎さんの「タイモン」特集、蜷川さんが演出できなかった残り
5作品が赤文字で紹介されたVTRを見て、「タイモン」講座で聞いた
(オフレコと念を押された)一部と一致していたので、まさか上演
予定順ネタバレなのか?とびっくりしてしまいました
この順、妥当と言えば妥当だったりもするので尚更。
そこは大変じゃないんですか、鋼太郎さん!

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2017.12.08

「一月」「二月」歌舞伎座の猿之助さんの出演予定が激減。

あの怪我の状況を聞いた限り、僅か3ヶ月の治療/休演だけで、
本当に正月の高麗屋襲名公演に3演目で復帰できるのかと思って
いましたが、昨日になってやはり正月は「寺子屋」の涎くりのみ、
二月の「一條」のお京も代役の発表。
寧ろそうだろうと思いました。

しかし涎くり、最後に花道でオトナ一人背負っての入りになりますが、
それは大丈夫なんでしょうか…

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2017.12.06

「十二月大歌舞伎」(第二郎)を観る

二部は「らくだ」には間に合わず「蘭平物狂」のみになったため
今月前半は松緑さんばかり見ているようです(笑)

「蘭平〜」と言えば大梯子を使っての大立ち回りと蘭平と息子・
繁蔵の親子愛を観るためで、前段は正直どうでも(すみません)
イヤホンガイドでも言っていましたが、蘭平を演じるにはあの立ち
回りを20分もやれる体力が第一、そして父性愛を見せる演技力が第二。
その意味では現在の松緑さんは丁度よい年齢でしょう。
しかしそれより今回とにかく感心したのは、刀を持ってのとんぼ、
水汲み井戸の覆い屋根の上にいる仲間に見事に届くよう刀を投げる
素晴らしい投「刀」コントロール、その屋根につかまり、逆上がりの
逆回しのように(笑)舞台面まで降り、そして花道で梯子の最上段で
手を離し、足だけで体を支える(無論命綱などなし)など、蘭平を
引き立てるために様々なアクロバティックな技を見事に決める、四天
さんたちの素晴らしさです。
特に屋根から(巨大)石灯籠、そして舞台面へと二段階にとんぼで
しかも二人続けて降りるなど、もうそのまま平昌オリンピック、床
運動か鞍馬へどうぞ、なクオリティです。
この立ち回りが「蘭平」ならではなら、この四天さんたちこそ
「蘭平」の主役。
今回はとにかくこの見事な身体能力にひたすら感心しまくりました
あ、松緑さんも勿論ですが、ただ「土蜘蛛」と言い、これと言い、
どちらかと言うと体育会系、顔もかなり「盛って」の変化球。
松緑、と言うからには、やはり「権太」「弁慶」「由良助」あるいは
「魚屋」「道玄」「和尚」あたりのファーストチョイスになって
欲しいと、二世、そして(追贈)三世を拝見している世代からは
期待したいのですが。

繁蔵役はご子息・左近くん。
あまり拝見してないですが、パパが「のっぺり濃い」(失礼)割には
比較的パーツ小さめで小柄で上品か顔立ち。
音人の坂東亀蔵さん。
祖父にあたる、管理人大ファンだった羽左衛門さんに目鼻と声が
似ていてびっくり。
新悟くんが「土蜘蛛」とこれに臈長けた美人役で出演されてましたが
確か10日前までピンクの髪の毛だったり、鞭持ってたのと同一人物
とは本当に驚きです(笑)

なんだかんだ言っても、役者さんたちの素晴らしさに魅了された
「蘭平」でした。

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「十二月大歌舞伎」(第一郎)を観る

「十二月大歌舞伎」(第一郎)を観る
今月は三部制。

受付前で愛之助夫人をお見かけする。
凄い努力?と地味なお着物でかなりオーラを消していらっしゃい
ましたが、気がついてカメラを向ける観客には、都度スタッフが
止めに入っていたのはちょっとびっくり。
やっぱり芸能人、カテゴリー?

一部まず「実盛物語」
愛之助さんがタイトルロール

ん〜
これ、こんな地味な芝居でしたっけ?
この座組だからなのか。
愛之助さん、小仁左衛門ではあるけれども中から滲むパッションに
欠け、一通り(ツウが言うところの「ハラが薄い」という、あれ
ですか)。
片岡亀蔵さん(坂東亀蔵さんも出てるのでややこしい)の瀬尾が
戻りも良くて、「中村屋専属俳優」から脱して以降、様々な役柄を
なさってますが、いよいよポスト左團次さんなポジションになり
つつ見えます

笑三郎さんの葵御前、太郎吉くんの子役に、馬の前の人(笑)まで
脇は見事。

「土蜘蛛」
松羽目ものは本家と比べてしまうので大概見ないで済ますのですが、
今回「実盛〜」にちょっとモヤモヤしたので、うっかり見てしまい
ましたが、舞台広く、照明キラキラ、三味線ジャンジャンで歌舞伎の
方が間違いなく派手になるのが普通なのに、投げる蜘蛛糸(投巣)を
一々後見が回収しちゃうので(しかも中途半端に装束にくっついて
残る)、個人的には全然
盛り上がらず。

雪とか床が見えなくなり、積もるほど降らせたりするのに、蜘蛛の
糸はなぜ本家のように絡み付くまでしないのか…

細かい前段のカタルシスとしての投巣もこれでは効果半減では?

彦三郎さんの頼光が上品で顔も別人のよう。相変わらずの美声。
梅枝、新悟の女形コンビも美しく、結局後半の盛り上がりさえあれば
全然oKだった気がします。

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2017.12.03

万千代と信康、ロミオとティボルト

やや旧聞の類いですが、「直虎」で潔い印象を残した、信康を演じて
いた平埜生成くんですが、2014年に万千代役の菅田くんがロミオを
演じた蜷川さんの「レジェンド」シリーズ「ロミオとジュリエット」で
ロミオによって殺されるティボルト役で出演されていたんですね
前回は敵同士、今回は従兄妹の子ども同士、丸で気づかず、でした

いよいよ本編は本能寺。
史実では同年直虎さん死去だそうで、ドラマもクライマックスです

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訃報。観世元伯さん

51歳とは本当にまだまだお若い。
確か以前見た萬斎さんの番組で、芸大の同期生だったとかおっしゃって
ましたが(生年同じですし)

う〜ん。
ご冥福をお祈りいたします

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2017.12.02

能「安宅」を観る

能「安宅」を観る
能「安宅」を観る
能はこちらが夢うつつになる確率が高く、ギリギリ「安宅」や
「舟弁慶」あたりが、アイのしどころも多く、素人でも持ちこたえ
られる曲。
萬斎さんがオモアイをなさる公演に久しぶりにタイミングが合った
ので伺いました

義経役の子方は解説によると百番あまり出演の、子方のベテラン
(変な表現ですが)だそうで、確かに凛々しく、ちゃんと演者、
でした。

アドアイに太一郎くんが出演されていました
多分意識して太一郎くん見たのは初めてですが、やはりお父さん似。
舞台には野村昌司さんもご出演で、萬さん、万作さん、四郎さん
3兄弟の子2人と孫1人と親戚ズラリ、な野村家的スペシャル「安宅」
でした
(四郎さんも後見でご出演でしたし)

しかし萬斎さん、つい夏には平家軍の先頭に立っていたのが、本業
では源氏の強力と言うのもなかなか不思議なものだったりもし、
日本人の源平もの好きを改めて実感しました。

久しぶりに続けてお能を見ましたが、要素を引きまくってギュッと
エッセンスを凝縮した仕掛けは、観る側のイマジネーションを喚起
させる知的エンタメではありますが、一方、ほぼ複数公演がない
一期一会方式は、観客層を限定し、いくら世界遺産と言っても
「ぴあでチケット売ってないし」「なんだか難しそう」と敬遠され
観客層が広がらないのかなとは思いました
(今の観客数で需給が釣りあっている、或いは内輪サークルの延長
線上のサロン的なスタンスが当事者たちには快適であるならば、
それはそれで構わないのかも知れませんが)

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«リアル「陸王」番組に萬斎さん写真。