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2004.02.29

「精霊の王」~「翁」「三番叟」

中沢新一氏の著書。
能「翁」に関連する記述があると聞いて、書店でチェック。
毎度のことながら、ブックファースト。

メインは精神世界の話

「翁」をその切り口から見る、というよりも、その後ろにある
ものについての記述に重きがあるようで、思想とか精神世界とかに
理解の薄い私には、正直読んでもよく判らず、十数ページで
ギブアップ

私には、実際の「翁」を見て、その中に潜む
一種の神々しさと、「三番叟」における農耕の神との
関連性くらいは察しがつくけれども、どちらかというと、
演じられる能役者、狂言役者の身体性のほうに
目が向いてしまう

たとえば「三番叟」は絶対モーリス・ベジャールの「ボレロ」と
共通するリズムの刻み方と自己トランスのようなものを
感じる、というような。


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2004.02.28

「眠り王」を見た

日本武道館 15時開演

何度かすでに公演されたらしいが、私は初見
歌舞伎役者の動きとオペラ、前衛舞踏と和太鼓、そして
さすが主催が電力会社だけあって、これでもかというばかりの
レーザーやライティングの洪水。

なんといっても、上に書いたとおりの、さまざまなものが
ごった煮状態の中でもストーリーを完全に引っ張りきった
中村勘太郎丈の歌舞伎役者としての身体性のすばらしさ
龍になりかけたときの手指の動きにはぞっとするほどの
ものがあった

大河ドラマ出演のために、しばらく歌舞伎座など常打ち劇場への
出演がないとのこと。もったいない。

全体としては
これを「世界劇」というセンスはどうなんだろうか、とか
まあ色々言いたいことはあるけれども。


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2004.02.27

安寿ミラ版「ハムレット」を観る<あからさまなネタバレ/辛口暴言あり>

池袋・東京芸術劇場中ホールにて 栗田芳宏演出「ハムレット」

目当ては、去年見た野村萬斎版「ハムレット」で劇中妃を演じた
植本潤さんのオフィーリア。
タイトルロールを元宝塚の安寿ミラさんが演じる。つまり、
配役が<一部>男女入れ替えになっている趣向
(ハムレットのほかにはホレイシオを女性が、オフィーリア以外には
ガードルードを男性が)

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今年のコクーン歌舞伎

別冊「和楽」に歌舞伎特集。というか勘九郎特集というべきか。

今年のコクーンは野田秀樹の「桜の森の満開の下」だとか。
古典歌舞伎の解体再構築ではない、新路線?
しかし、野田の、といったら「贋作~」で、「桜の森の~」なら
坂口安吾。
詳細判明待ち。

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気になる芝居(2)

昨日、池袋の東京芸術劇場「ハムレット」を見に行った
時にもらったチラシから
(「ハムレット」自体については別途)

●パルコ・プロデュース公演「鈍獣」
 作・宮藤官九郎(新作書き下ろし)
 演出・河原雅彦
 出演・生瀬勝久、池田成志、古田新太、西田尚美、乙葉、野波麻帆
 7/31~8/22
 大阪・広島・福岡公演あり

 ツボな出演者ばかり。大人計画+新☆感☆線=お祭り以外なにものでもない

●りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピア「マクベス」
 演出・栗田芳宏 音楽・宮川彬良
 銕仙会能楽研修所
 6/5~6
 
 噂の舞台、いよいよ東京公演!
 マクベスもレディ・マクベスも、ダンカンもマクダフもやっぱり歌って
 しまうのだろうなあ、能楽堂で。

●子供のためのシェイクスピアカンパニー
 「ハムレット」
 演出・山崎清介
 植本潤(ついにハムレット!!)他
 世田谷パブリックシアター
 7/15~7/20

 安寿版でオフィーリア、萬斎版で劇中妃の植本さん、ついにタイトルロール
 やっぱりスキンヘッドでやるんでしょうかねえ~

どれもまだ裏は真っ白状態なので、詳細不明

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2004.02.26

演劇評論講座

東急BEから春開校講座の案内が届く

まだ読了できないでいる「演出術」を書いている長谷部浩氏による
<『エレファント・バニッシュ』を深く観る/長谷部浩の演劇評論講座>
があるそうだ

「エレファント・バニッシュ」は去年、世田谷パブリックシアターで
上演後、イギリス公演があったものの再演(ちょっとキャストが変わる)
講座はちょっと変則で、観劇(1)→講義(1)→観劇(2)→講義(2)と
二回公演を見、それぞれ観劇後に評論を書いて提出し、それを
講義でディスカッションするらしい

長谷部氏の話は聞いてみたいが
去年同公演を見た友達が唸って帰ってきたのを知っているだけに、
ちょっと二の足を踏む。

蜷川さんの芝居を題材にするのだったら、参加するのに。
観劇チケットも講義代金に含まれて、チケットも手配してもらえるらしいので
ファンにはたまらない企画だと思うのだけど。

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「クレイマーvsクレイマー」「白い巨塔」

一昨日、BS2でやっていたのを見る。
これがもう24年も前の映画だということにびっくり
それくらい印象に残っている映画だからだ。

当時、メリル・ストリープは若手演技派女優の筆頭で
泣き顔で目が潤むと、下まぶたが赤く染まるのが
白い肌とのコントラストで異常に印象的(どこをみているんだか)

彼女が出る映画はたいてい見ている。
この2~3年後に公開された「ソフィーの選択」は
いまだに私の中ではベストシネマの一つ

22時少し前に終わってチャンネルを切り替えてフジの
「彼と彼女と彼女の生きる道」を見ながらメールチェック

『凛なしでは生きていけない』と実母が泣いているシーンに
なって「あれ?」と思う
ついさっき見終わったばかりの「クレイマーvsクレイマー」でも
確か家出した妻が夫に訴えるシーンがあったはず

なんだ同じじゃないか。

「白い巨塔」も似たようなこと。
先日、田宮版をDVDで通しで観たが(疲れた・・)
医療機器と医学の進歩は歴然たるものだったけれども
やってることは全然変わってなかった

描くものがすでに20数年前に尽きていた、ともいえるし
人間が進化してないとも言えるし。


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まだだ。

「ミス・サイゴン」プリンシパルの出演スケジュールまだ出ず。
おそらく各出演者のスケジュール調整と、演出家の意図する
組み合わせ(キムとクリスは特に)、そしてもちろん営業側面との
折り合いの問題だろうが

直前までの同系列のミュージカルに出ている人やら、別の芝居
テレビ、コンサート、映画撮影etc・・・

見に行くのは客なので、利便性のためにもいいかげんに発表してね!

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気になる芝居

新国立劇場の演劇ラインナップを見た

なんか地味じゃないですか(暴言)。

気になったのは『グリークス』つながりと思われる
「喪服の似合うエレクトラ」くらいか
ただしエレクトラというと、もう大竹しのぶさんか寺島しのぶさんの
両演技派<しのぶ>コンビのイメージがこびりついてしまっているが。
配役等詳細発表が待たれるところ

白井晃さんも最近すっかり演出家づいてしまって
芝居は「オケピ」「アラカルト」くらいしか思いつかない
(今年は大河ドラマ「新選組」に清河八郎役でご出演)

そういえば、先日世田谷パブリックシアターで配っていたチラシに
『現代能楽集 第二弾 鐘下辰男演出<求塚>7月上演』とあった
「求塚」って確か一人の女を巡って二人の男が争い、オシドリを射止めた
方のものになる、という女の提案にもかかわらず、二人同時に射止めてしまい
女が解決方法が見つからず自殺し、残った男二人も互いを殺して死ぬという
亡霊霊魂系大活躍(くだけすぎた説明だけど)の能の中でもかなり
陰惨な話だったはず

第一弾の<AOI><KOMACHI>がなかなか面白い出来だったので
今回も詳細発表が楽しみ

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2004.02.25

「リチャード三世」と「文七元結」

市村正親さんが「新市村座」公演で、「文七元結」をやるという

先日BS2でやっていた、中村勘九郎さんの番組で、
市村さんと対談をやっていましたが、その時二人が
歌舞伎や新国劇の話で盛り上がっていたので
日本における代表的ミュージカル俳優である市村さんが
意外な物に詳しいなあと思っていたのだけれども
それが落語を元にした歌舞伎における代表的な
人情話を、本当に舞台でやるとは・・
(西村晃さんの付き人時代にかなりその方面の舞台を
 身近に見ていたのだとか)

私は「文七」というと、勘九郎さんの父である勘三郎の
イメージが強い

これだけ出自の違う役者さんが同じ芝居をやる、というのは本当に
不思議な気がするが、去年再演された、蜷川幸雄演出、市村さんが
タイトルロールを演じて話題を呼んだシェイクスピアの「リチャード三世」
日本での初演は、勘三郎だったというから、これもかなり驚き。

ちなみに蜷川さんのシェイクスピアシリーズの全翻訳を担当されている
松岡和子さんは、去年「コクーン歌舞伎」の時に行われた
演出の串田さん、勘九郎さんとの鼎談企画で
是非勘九郎さんに「リチャード三世」をやってほしいと言っていたので
いつか、今度は勘九郎さんの「リチャード三世」が見られるかも。

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「乱歩R」再び

月曜日の放送「地獄の道化師」を見た

てっきり最後の最後まで婚約者が犯人かと思っていた。
結構画面端で細かい目線とか思わせぶりに投げてたし。
ただ、どんどんグロな映像が増えている気がする
生理的にダメなシーンがいくつか。

それにしても和泉元彌さんって、口以外のパーツが
殆ど動かない。端正な顔立ちだけに、かえって
ホラーとか似合ってた気もする(一応誉めているんですが)

チェックしていた松重さん、やっぱりな眼力
「僕と彼女と彼女の生きる道」の次週予告に映っていた
コックさん、松重さんに見えたけど・・

しかし、ついにこの時間帯もドラマ撤退だとか
裏番組が裏番組だから無理もない
今回のも、かなり数字が悪いみたいで「片手」前後とか。
現場の士気も落ちるし。

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「応挙」展~人間の記憶

都内で「応挙」展をやっている

やたらと宣伝している(某新聞には展示換えまでご丁寧に
載っている)

去年大阪で先にあったのを見に行ったが、その時は関東では全然告知されて
いなかったけど。

<幽霊には足がない>と最初にビジュアル化したのは応挙だったとか

さらに絵を依頼された仏間の襖の中央の二枚が開けられていることが多いことから
描いた樹木の枝を、その二枚を閉めても、また開いても
柄が繋がっているように描いていたりとアイディアが素晴らしかった

応挙の時代までは実際に虎を見たことがある人は少なく
猫をモデルに、柄は輸入されていた毛皮の柄から想像したらしい。
しかも豹は雌の虎と誤解されていたとかで
そのため、虎の図になぜか一頭豹が紛れていた

そういわれていても、やはり虎は「虎」に見える

応挙の絵を見ていると、実際に見たことがないはずなのに
「虎はこんなもの」
「幽霊はこんなもの」
と応挙が示しているのを観ている限りでは全然違和感がない
しかも「観た事あるなあ」というデジャブ感まで湧いてくるから不思議なもの

人間の記憶なんていいかげんな物である

そういえば、亡きナンシー関さんが「通販生活」で連載していた
読者が「お題」にたいして記憶だけで絵を描いたものを毎号爆笑コメント付きで
紹介していた「記憶スケッチ展覧会」は、そういう実証としてものすごい
インパクトがあった

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勘九郎の「弁天」から思うこと

昨日、歌舞伎座でチラシをget
夜の部は「白浪五人男」の通し

勘九郎丈、襲名前駆け込み状態か(何に?)

去年「平成中村座」で、息子の七之助の弁天を見たが
その親の年齢で同じ役をやれるとこが歌舞伎のすごいところ

昨日の「三人吉三」だって、「大川端」で落とされてた七之助、
先月は浅草公会堂の若手歌舞伎では、落とすほうのお嬢をやっていた

そもそも「三人吉三」の和尚以外の二人は十代とかそのへんの
年齢設定だった気がするのだか、お坊やっている仁左衛門丈など
長男は「白い巨塔」の佃講師をやっている孝太郎さんだし、その息子
(つまり孫)もお目見得はすんだくらいの年齢。
おそるべし。

個人的には弁天、というと、菊五郎のものを一番観ている気がする

そういえば、今年どこかで「児雷也」やるらしい
今でもはっきり覚えているが、生まれて初めて観た最初の歌舞伎が
国立劇場での「児雷也」の通し。主役の菊五郎が多分まだ30歳前後だったはず

娘の寺島しのぶさんが30歳を越していることを考えると
私も随分長く歌舞伎を見ていることになるなあ~
(といっても、今の松禄の父、辰之助のファンだったから
 辰之助の死後しばらく見ていない時期があるけど)

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「ミス・サイゴン」

この夏からの4ヶ月公演、そろそろ各種先行類が
チラホラ情報が流れているが、肝心かなめのプリンシパルの
日程が全く発表されてこない
公式サイトを見ると、そろそろかとにおわせるのだが

(ミス・サイゴン公式ページ内の<コバヤシノート>
 どうせ載せるならもうちょっと写真を鮮明に御願いしたい)

エンジニア、キム、クリスなど主要キャストがそれぞれ
3~4人のキャスティングということは、どれだけの組み合わせが
発生するのか見当もつかない

財布との絡みもあるので、早いところ発表してほしいところ

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「オイディプス王」

bunkamuraから「オイディプス王」会員向けチケット到着

同封のチラシ、ビジュアルは前回の公演と同じだし
裏は真っ白
他の配役、ひょっとして一般発売までに発表されないのでは?
萬斎さんが出ないはずはないから良いと言えばいいのだけれども
最近、脇の役者さんに注目すべき人が多いのが
蜷川さん演出の特徴なだけに気になる・・

ま、主な出演者だけ三人くらいが決まっただけで
カード会社での先行が始まっても演目も発表されない
歌舞伎(国立じゃない劇場のほう)よりはマシだけど。

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三番叟・翁・歌舞伎座・・・?

昨日渋谷に出たついでにbunkamuraチケットセンターに寄る

5月の「セルリアンタワー能楽堂3周年記念公演」のチラシをget
萬斎さんの「三番叟」の写真。

今年は1月の喜多能楽堂から始まって(見てないけど)
サントリーホールの「成人の日コンサート」での公演、
(なぜか、バッハの「シャコンヌ」独奏とホルストの「惑星」の
 間に演じられた。ホルスト演奏前の指揮者の井上道義
さんと、私服?の和服に着替えた萬斎さんの漫才のような
爆笑トークが一番面白かったのだ)
先日終わった「狂言劇場」と今年の萬斎さんは「三番叟」づいている
夏の新宿文化センターも「三番叟」らしいし

確かに「三番叟」だけを見ても面白いのだが、それだとどうしても
「揉の段」の烏飛びのことばかり目が行ってしまう

一度だけ能楽堂で「翁」全体を見たことがあるが
やはり何かが違う気がした。
一番違うのは、張り詰めた緊張感
「道成寺」もそうだが、見所に異常なほどに緊張を強いる
この感覚こそが、能の快感なのかなと思ったりもする

秋に万作さんの芸歴70年記念に、歌舞伎座で公演があるとか
歌舞伎座で「翁」

たまたま昨日三階席から「三人吉三」をみながら
「ここで『翁』か~」と妙な感慨を覚えた
何しろ、歌舞伎観劇といえば、みんな芝居みながらお弁当食べたり
みかんを食べたりしているもの(国立劇場は席での飲食は歌舞伎座よりは
少し厳しいみたいだが)
そこであの緊張感が再現できるのか

どう考えてものんびり観るようなものじゃない気がするのだが
(と言いつつ、やっぱり見に行くんだろうけど。チケット取れたら)

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ブログ話が読売新聞に出た

このサイトは、いつもお世話になっている「麹町日記」の
K氏とブックカフェで雑談していて、やたらと演劇話で
盛り上がった後に「ブログにすればいいのに」と
けしかけられ、まあメモ帳がわりにと始めたもの

そもそも「ブログ」自体もそれまで知らなかったほどで
いまだに機能を使いこなせてない状態なのだが(練習します・・・)

今朝「麹町日記」を見たら、こちらのことを書いてもらってますね
感謝

昨日の読売新聞(東京本社版)の夕刊にも「ブログ」話が出ていた
多分1ヶ月前なら見過ごしていた記事かも。

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2004.02.24

「ファインディング・ニモ」吹き替え版を見る

前回(公開3日目)は字幕で見たし、前売り券が残っていて
もう来週いっぱいで公開が終わる(都内)ので
見に行く

300席弱の映画館で50人以下の入り
平日の昼だからこんなものかな

主役以外の細かい登場人物のせりふも字幕と違って拾われているので
それはそれとして面白く見る

ドリーの室井さん、ツボでした
エイ先生の赤坂泰彦さん、歌ってましたね
主要な映画には必ずみかける気がする、津田寛治さんが
水槽の仲間役の吹き替えを担当していたのにはびっくり
来週の「乱歩R」にも出るみたいだし
相変わらず働いてるな~

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歌舞伎座で「三人吉三」を観る

日曜日にイベントで出勤した代休を利用して、歌舞伎座夜の部を見に行く

玉三郎初役のお嬢吉三が目当て

お坊・仁左衛門、和尚・団十郎という豪華配役。
この二人とはかつて「孝玉コンビ」「海老玉コンビ」と謳われたんだもの
すごいと思う

「大川端」はちょっと台詞がだらだらしていて、男とバレた時の落差も
余り見せない感じだったので、あれ?と思ったのだが、
「吉祥院」の欄間から顔を見せたあたりから、ものすごい退廃的な美しさが漂い始めて
目が離せなくなりました

特に、お嬢とお坊とのシーンはどうみても男女。
数年前にコクーン版を見たときは「麗しき男同士の友情」だな~と思ったのが
「あれ(お嬢)は男なんだ」と思えば思うほど錯倒した感じが醸し出されて
「黙阿弥ワールド」全開でした

最後の立ちまわりも「玉三郎が立ちまわり!」となんだか
どきどきして見てしまった

プログラムを読むと、初演では、お嬢は玉三郎と同じ真女形が演じた
とのことなので、こういう見え方を意図していたのかもと思ったりもして。

打ち出し代わりの舞踊二題。
せっかくの「三人吉三」の余韻が・・・
もったいなかった。
(すいません、時蔵さん、三津五郎さん)

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2004.02.23

wowow 3月4月の演劇放送

wowow公式サイトによれば、4月は「おはつ」(松たか子主演・新橋演舞場)を
放送するらしい

3月の藤原竜也版「ハムレット」、野村萬斎版と同じ
河合祥一郎訳を使用したそうで、読売演劇賞とか、
今年の演劇関係の賞をかなり受賞している

蜷川さんがどれくらいさらにそれを加工したのか
藤原くんがどれくらいそれを咀嚼したのか
楽しみ

相変わらずwowow、解約しようとするとツボな演劇放送で
釣ってくる
絶妙なタイミング

くやしいが嬉しい

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「オイディプス王」配役

蜷川幸雄さんの公式サイトや、カード会社からのDMに
この5~6月の「オイディプス王」公演の
野村萬斎さん、麻実れいさん以外の配役が出てきた

前回もクレオン役で出演の吉田鋼太郎さんや、川辺久造さんは
ともかくとして、嵯川哲朗さん、壌晴彦さんは驚き
ホントかな~正式発表が待たれますが
もしも本当だとしたらすごい迫力(体格的にも)の面々が脇を固めることになる

なんか萬斎オイディプス負けちゃいそうだ

今年の公演はアテネでのオリンピックにあわせてギリシャの野外劇場でも
行われるらしいから、そういうことも考慮しての人選かしら?

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市村正親さん

CSで「ホテル・ビーナス」の予告編を見た
全編韓国語の映画らしい(主要な出演者は日本人俳優)

ぼうっと見ていたらふいに女装?の市村正親さんが。

市村さん、今テレビドラマ「砂の器」に出てますが、
<カリスマ劇団俳優>役なんて、ご本人そのままのイメージ
過ぎてちょっとがっかり

どうもこの「女装」のほうが、まがまがしさがあって、
「市村さんらしい」気がするのは失礼かな

「女装」の市村さんを見て、去年シアタートラムで見た
川村毅作・演出「現代能楽集<KOMACHI>」を連想した
このときは現代舞踊の男性が、かつての花形映画女優だった
老婆を演じていたのだが、市村さんの老婆もちょっと見てみたい


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本を探す

阿刀田高の「ギリシャ神話を知っていますか」を探しに本屋へ
やはりブックファーストで見つかる。
駅から行くと手前にA書店があるのだが、最近どうも探す本が
みつからない

そもそも地下二階まで雑誌を探しには行かないしなあ
前は地下一階に新刊本と一緒にあったので便利だったのだが

駅の改札から地下二階が直結しているから、そちらの利便性を
図ったのかもしれないけれども、地上から行くには不便

結局ブックファーストに直行したほうが早かったりする

ついでに地下の演劇関係書棚をチェック

気になった本のは、
★松岡和子の「シェイクスピア『もの』語り」(新潮選書)
★萬斎版「ハムレット」翻訳の河合祥一郎訳の「シェイクスピアの新たに認定された作品の翻訳」
  (帯によると)(白水社)そういうのがあったとは・・・
★ジェレミー・トラフォード「オフィーリア」(白水社)
 こちらは「ハムレット」で語られる前に何があったか、という本らしい

しかし、白水社って私が学生時代まではフランス語専門の(辞書とか)出版社だと思ってました

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「乱歩R」

この時間帯(月曜夜10時)は何しろ裏番組がお化けなので、
なかなか注目されないけれども、毎回ゲストが豪華。
主役は出てこない方が緊迫感があって面白い、と思うほど(暴言)。
しかもゲストの配役もなかなかツボで、「白髪鬼」の回なんて、
「踊る~」の新城管理官(筧利夫)と室井管理官(柳葉敏郎)が
どこで同じフレームに入ってくるかと勝手にワクワクしたくらい
(結局、入れ違いだった気がする。残念)

しかしまじめな顔をしている三代目明智小五郎が、
数分後には枠提供の某ドーナツ会社のCMの中で無邪に踊っているのは、
番組的にどうなんだろう?と毎度思うところ。

そういえば、かつて「私立探偵濱マイク」も同じ時間帯に
放送されてました
映画やPVを撮っているような監督さんが毎回交代で演出で、
ゲストも同様にやたらと豪華。
最近、12話分まとめてDVDを見ましたが、これが本当にテレビで
オンエアされたのかなと思うくらい、非テレビ的映像。

まあ、今回の「乱歩R」はそこまでは割り切ってないみたいですが。

今夜のゲストとしては松重豊さんがチェックかな

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シェイクスピアとギリシャ悲劇の関連性

蜷川幸雄の「演出術」(紀ノ国屋書店)を読んだ関連で、
彼が演出した「グリークス」(劇書房)を読み始めた。
人間関係が複雑な上に長い人名が多くて覚えきれず、
蜷川演出版の配役表でイメージを確認しながら読んでいる状態。

その「グリークス」第二部「殺人」の冒頭にヘカベと
プリアモスの話が出てくる。どこかで聞いた名前だな、
と思ったら、「ハムレット」第二幕二場の旅役者が芝居の
セリフを朗々と語るところで「ピュロスのプリアモス殺害」の
話で名前が出てきてましたね。

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「踊る大捜査線2」DVD発売決定

金曜日のサンケイスポーツに記事発見。国内版?と
国際戦略版「bayside shakedown2」を二枚同時に発売するとか。
そういえば、前売りを買っておきながら、お目当ての
筧利夫さん@新城管理官のシーンがカットされていると聞いたので
「shake down2」は見ないまま。結局何が違ったのだろう?

しかもお得意の特典映像は国内版と国際版と一切
重複しないのだとか。う~ん、そうやって両方買わせるつもりかと唸る。

多分迷った挙句に両方買うことになりそう・・・売る側の思う壺。
ちょっとくやしい。

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玉三郎とマシュー・ボーン

出勤の電車の中吊りで「AERA」の広告を見る。
相変わらずの駄洒落のセンスには閉口。
表紙が演出家で振付師のマシュー・ボーン。
去年「AMP版白鳥の湖」で客をオーチャードホールに日参
させたのが記憶に新しいが、まもなく新作の「くるみわり人形」が開幕。

先日テレビで宣伝が流れていて、昨年末の
イギリス公演(サドラーズ・ウエルズ劇場)の様子が映っていた。
サドラーズ・ウエルズは去年、野村萬斎さんが「ハムレット」
イギリス公演をやった劇場だったので、一瞬映った劇場の
外観の様子の方がものすごく印象に残ってしまった
(贔屓目とは怖いものです)

そういえば、一昨日次の号が来たので、今月号の「wowow」
番組ガイドを処分すべくパラパラめくっていたら、
先週マシュー・ボーン特集やっていたことに今ごろ気がつく。
あ~あ。
しかも15日には歌舞伎役者の坂東玉三郎との対談も
放送されていたとか。
なんてこと・・・高い視聴料払っているのに・・勿体無いことを・・

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山形治江さん訳「エレクトラ」と「オイディプス王」

2/19付けのシアターガイドオンラインによると、
翻訳家の山形治江さんが、優れた外国翻訳に贈られる
「湯浅芳子賞」を去年蜷川幸雄演出、大竹しのぶ
タイトルロールの「エレクトラ」の翻訳で受賞されたとのこと。

山形さんは確か、02年の同じ蜷川演出の「オイディプス王」の
翻訳も担当。ギリシャ悲劇のイメージの割にはかなり
現代的翻訳で、判りやすい人間ドラマが構築されていた印象。
ただし「情けは人のためならず」の意味が<やがて自分にも
情けがかけらえることがある>という本来の意味と
逆で使われていたのを妙に鮮明に記憶している。

瑣末ながら今年の再演でそのあたりはどうなっているのか気にかかるところ。

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世界劇「眠り王」

歌舞伎友達から「眠り王」情報。
なんでも団十郎、新之助、勘太郎などの歌舞伎役者と
オペラの融合演劇だとか。会場・武道館。
チケットは全部抽選で、しかも無料。ただし、
当日昼から会場前で入場券?を座席指定と引き換えだとか。
随分変わった方法。どんな意味が・・?
聞けばこれまでにも何度か公演されているらしい

そういえば、団十郎丈、先日の新国立での「俊寛」他の
演出もされていたっけ。
新聞評は読んだけれども食指は動かないままだった。
歌舞伎に近い装束でやったのであれば、俊寛がいきなり
アリアを歌う姿を想像すると、ちょっと個人的には苦手。

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新宿狂言

昨日渋谷のぴあで「新宿狂言」のチラシをget。
黒地に満開の桜の図柄。渋い。

今年は4回公演、全部同じキャストの模様。
(去年は「彦市」の天狗の子役が日替わりだった)

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