« 「フェスティバル能狂言」を観る | トップページ | ドラマ「坂の上の雲」放送予定 »

2004.04.21

歌舞伎座で「白浪五人男」を観る

チケットを買った時に、既に土日は3階席が売り切れということで
定時に退社でも絶対に頭からは見られないことは
覚悟での平日。

「浜松屋」「稲瀬川」さえ見られればという、まるで
幕見状態だが、筋書きを読んで、やはり通しで
見たほうがよかったと少し反省。
チケットを買うのが遅すぎた・・・

到着するとちょうど「浜松屋」が始まったところ

弁天・・・勘九郎、駄右衛門・・・仁座衛門、赤星・・・福助
忠信・・・信二郎、南郷・・・三津五郎

去年秋に浅草の「平成中村座」で七之助の弁天初役も観たが
その七之助が浜松屋の場で宗之介を演じながら。じっと後ろから
父親の弁天を見ていたのが印象的。

その勘九郎だが、今回のために2キロほど痩せたそう。
確かに振袖姿はサマになったが、顔まで痩せてしまったのか
どうもこうも化粧が映えない。遠目だから尚更だと思うが。

男に直ってからの様子もちょっと世話物に流れ過ぎの
感じがして、個人的には「あれれれ」。
男だと言ったって、17~8歳の若衆なんである。
続く「蔵前」で判るとおり、父親の幸兵衛が子供時代の
宗之介と弁天が入れ代わったことに暫く気づかなかったということは、
七之助演じる宗之介と勘九郎の弁天同じくらいという設定。
いくら実際やっているのが親子でそれは無理だといったって、
若衆ならではの瑞々しさや色気が思ったほどなく、
単なる居直り強盗にしか見えないのが、どうもなあであった

「稲瀬川」の勢ぞろいでは、信二郎が故・錦之介に目のあたりが
似てきたのにびっくり。

大詰めは「極楽寺山門」
弁天の立ち回りは、「夏祭」「鼠小僧」と勘九郎丈の得意とするところ。
安心してみられる

しかし、最後の勘九郎の二役・青砥藤綱のクチャっとした白塗りをみて、
やはりガッカリ。男役なら大丈夫と思ったのだが。
団七のような見事な男ぶりのほうが好みである。

仁左衛門の駄右衛門のスケール感が素晴らしかった

|

« 「フェスティバル能狂言」を観る | トップページ | ドラマ「坂の上の雲」放送予定 »

「歌舞伎」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「フェスティバル能狂言」を観る | トップページ | ドラマ「坂の上の雲」放送予定 »