« 「オイディプス王」関連記事 | トップページ | F1ヨーロッパGP開幕 »

2004.05.28

「オイディプス王」パンフレットの対談

コクーンの「オイディプス王」パンフレットに
蜷川幸雄さんと、観世榮夫さんの対談が出ているが
これがなかなか興味深い

榮夫さんは能のシテ方だが、昔から能以外の舞台へも
積極的に出たり演出をしている(蜷川さんの舞台にも出ている)
ので、70年代以降の演劇のムーブメントなどについて
示唆に富んだ内容である。

写真に万作さんが「オイディプス王」のクレオンをやった時の
ものがあったのにはビックリ
このときは全員仮面をつけていた様だが、その仮面を
榮夫さんは今でも持っていて
「いつでも使ってください」と
蜷川さんに言っているのも面白い。

私が印象深かったのは、榮夫さんの萬斎さんについての発言。
蜷川さんが「何か注文はない?」とちょっとけしかけた
からだと思うが、榮夫さん、
「もっと苦労をしたほうが良い。どんな役も自分から
 近づくよりも、自分がやりやすいように近づけてしまう
 ところがあるからね」
という趣旨のコメントをしている

なんとなくニュアンスが判るし、常に能と演劇を複眼的に
見てきたという意味で、萬斎さんの先駆者でもある
榮夫さんの発言は貴重なはず。

|

« 「オイディプス王」関連記事 | トップページ | F1ヨーロッパGP開幕 »

能&狂言」カテゴリの記事

舞台一般」カテゴリの記事

野村萬斎」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「オイディプス王」関連記事 | トップページ | F1ヨーロッパGP開幕 »