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2004.10.22

「万作を観る会」22日公演を観る

今回は22日と24日の2回公演、
囃子方以外での違いは「奈須与市語」の演者で、
今日は月崎さん、24日は竹山さん(いずれも披き)

中正面後方。
舞台のみならず、見所全体もよく見渡せる席。
その分、上演中に遅れてやってくる客もことごとく
目に入り、横を通るのでかなり気が散る。

上演中に自席に着席させるのはどうなんだろう?
いろいろな規定で立ち見などが禁止されていたり
する会場もあるけれど、せめて曲と曲の間まで
入り口脇とかで待たせるとか、観ている側への
配慮はできないだろうか?
(もしくはモニターもあるのだから、ロビーで待たせる)

能は長いのでそれをやると大変な待ち時間になるが
狂言は1曲がそんなには長くないのだから
そういう対応の方も有り得ると思うだけれど・・・

★舟ふな 太郎冠者:遼太 主:万之介 後見:万作
 
 遼太くん、ひさしぶりに見ましたが、すっかり
 身体が大きくなってびっくりしました。

★奈須与市語  月崎晴夫  後見:萬斎

 能「八島」のアイで、狂言方の重習の一つだそうです
 月崎さん、序盤はちょっと固さが見えましたが、
 中盤から熱のこもった語りを展開、良く通る声で
 気持ちの良い緊張感の溢れる舞台でした。
 後見の萬斎さんの厳しいまなざしも印象的。

★金岡   金岡:万作、妻:石田、後見:良乍

 狂言のガイドブックによれば、「釣狐」「花子」に
 次ぐ狂言の重習いとのこと。
 これを楽しみに観に行ったと言っても過言ではありません
 
 しかし舞と謡だけの前半は、その手に弱い私には
 ちょっと辛かったのですが(ってそこを観なきゃ意味が無い
 と言われそうですが)、後半のコミカルでありながら
 上品さを失わない万作さんの動きに引き込まれました

★小傘  僧:萬斎、新発意:高野、施主:深田
      参詣人:万之介、月崎、竹山、破石
      尼:石田

 この曲、偶然か相当見てます。
 萬斎さんの声音を面白いと見るか、やり過ぎかなと
 思うかは人によると思います。
 きっと今の笑いの刺激に慣れている人には
 これくらいハッキリとやらないと
 受けないのかもしれませんが・・・
 個人的にはもうちょっと抑え気味の方が
 ジワジワ笑えて好きなんですが・・・そういえば
 同じ演目の僧を万作さん、また万之介さんでも
 見たことがありますが、それぞれまったく印象が違って
 びっくりしたのを覚えています。

公演時間2時間10分(20分の休憩含む)
交通機関の具合によるのだと思いますが
囃子方も後見もまだ舞台上にいるのに
さっさと帰る人が多いのは気になります。

それから毎度の携帯着メロ。
今回気がついたのは「奈須」で1回。
後方の席だったので、鳴らした人も、その人が携帯を
止めるところまでしっかり見てしまいましたが
意外に慌てていらっしゃらないのですねえ。
そして意外に周囲に恐縮した雰囲気もなくて・・
なんだかがっかり。

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コメント

かのこさん、こんにちは。興味深い演目ですね。萬斎さんが後見されているのを実際に拝見したことがありません。一度見たいものです。

投稿: susie | 2004.10.23 09:15

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