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2004.10.24

「万作を観る会」24日公演を観る

22日とは囃子方のメンバーと、「与市」の
演者が竹山さんになっているのが
違う点。

中正面

22日も見たのにまた見に行ったのは
もちろん竹山さんの「与市」を見るのが眼目。

竹山さんの「与市」、若さが前面に出ており、
また動きにメリハリがあって、大きさを感じました。
語りのほうは<語り分け>の部分では
きっとまだ色々あるのだとは思いますが
くっきりとした気持ちの良い語りでした。

金曜日の月崎さんのと見比べた感覚としては
迫力の月崎さん、スケールと若さの竹山さん
という感じでしょうか。

「金岡」はやっていることのバカバカしさ
(おおらかさ、というべきでしょうが)を
感じさせない万作さんの上品さが本当に
すばらしい。さらに萬斎さんはじめ4人による
地謡の内容が本当に笑えて、狂言らしいと
思いました。

「小傘」
演技自体ではなく、また見所への辛口意見です。

ラストのところ、新発意、僧、参詣人、尼、後見の
順に幕(後見は切戸口)に入るが、そのたびに
パラリパラリと拍手が起こるのだけれど、
確かに僧の見事な<仕事っぷり>には
拍手を送りたくもなりますが、能と同じで
最後の一人(後見かいれば囃子方)を見送って
拍手という方が、どうせするのであれば
スマートな気もします。

私は拍手は西洋のもの、という考えがあるので
基本的には能狂言での拍手には余り
賛成していません。ただすばらしい演技に
対して今の感覚で100%何もしないというのは
無理だろうとは思いますので
せめてタイミングくらいはと常に思ってしまうのです

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