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2004.10.11

雙ノ会公演を観る

万作師一門の石田幸雄さんと、
能楽師の田崎隆三さんによる
「雙ノ会」。
宝生能楽堂
公演は狂言と能が一番ずつ。

今回は
狂言「茶子味梅(ちゃさんばい)」

能「朝長(ともなが)」

能については相変わらず素人なので
狂言のみメモしておきます

「茶子味梅」を<ちゃさんばい>と読む
事自体、相当わからないのですが・・・

夫(唐人) 石田
妻     萬斎
教へ手   万作

囃子方付き

夫の唐人がこのところしきりと故郷を懐かしむので
妻が夫の機嫌を取ろうと酒を飲ませて慰めるが
興の乗った夫が、故郷のと思われる舞を舞ううち
尚更故郷が恋しくなって、妻をまた怒らせてしまう
というストーリー。タイトルは「茶でも飲もう」という
意味だというのですが、ともあれ、昔にもあった
国際結婚の難しさをおおらかに描いたもの。

このところ偶然ながら「ミス・サイゴン」「赤鬼」
「ヴェニスの商人」そしてこれも、異文化(人種)との
関わり、コミュニケーションの問題に触れる
作品を続けざまに観ている感じだけれど、
400年も続く狂言が、今でも変わらずにある
テーマを持っているところが、
この演劇が現代演じられる意味、
同時代性と言えるのかもとちょっと大げさな感慨。

いつも声を満々と張り気味の萬斎さんが
今回は夫とのコミュニケーションに心を砕く
妻を割とやわらかな風情で演じていたのが
印象的。

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