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2004.10.16

横浜能楽堂普及公演「イブニング能」を観る

19時スタートの能会はとても貴重です。

今回は
解説
狂言「粟田口」 大名:萬斎、太郎冠者:石田
          すっぱ:深田
能「百萬~法楽之舞」 
   シテ:小山文彦  ワキ:殿田謙吉
   アイ:高野和憲
  
   笛:一噌隆之 大鼓:亀井広忠
   太鼓:助川治 小鼓:鵜沢洋太郎
             

解説の30分はちょっと長いかな。
元々遅い時間の演能ですから、すっきり
始めてしまった方が見所の緊張感もある気がします
それに冒頭に何について話すかもなしにいきなり
ずるずる始まったのもちょっとなあ・・・。
どうせ解説するなら演目解説だけにして15分とか。
それとはっきりとは書きにくいのですが
解説者は余り見所の観客に迎合するような
話はしないほうが良いのでは?とも。

狂言「粟田口」
初見。
萬斎さんの大名姿はやっぱり端正ですね
(能のアイでの神官とかも好きですけど)
ただ、その端正な分、ちょっと間抜けな大名ドノに
見えづらいのが難かも。
勿論中盤までの同音異義語での勘違い話も
良く出来ているし、ラスト近くのすっぱと大名のまるで
『だるまさんがころんだ』みたいな
動きには大いに笑えて、かなり古くから在る
演目とのことですが、判りやすい演目でした

ただ個人的な好みで言えば、
万之介さんの大名、萬斎さんのすっぱで
観て見たい。
それにしても能の会で、40分もの大曲の狂言を
観るとは思いませんでした。

何しろ次の能が60分ちょっと。
短い能と長い狂言という不思議な組み合わせでした
(おかげで能で寝てしまわずに済みました・・)

能「百萬~法楽之舞」
「隅田川」と違ってラストで息子と再会できる
シテ(名前が百萬)。途中の小書きの「法楽之舞」が
見所ということになるのですが、ワキやアイ、
亀井さん中心の若手の囃子方に囲まれた
からかもしれませんが、おシテ方がやや
くぐもったお声で、バランスがちょっと、という感じが
したのが残念かも(囃子方、おそろしく元気でした
からね)

でも先日の「清経」同様、判りやすく、
平日のアフターファイブに観るにはちょうどよい
感じの演目でした


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