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2004.11.13

銕仙会11月定期公演を観る

このブログのサブタイトルが最近、全然内容と合って
なくなりつつあって、後ろめたいといえば
そうなんですが、決して能狂言に興味が無くなった
のではなくて、このところ萬斎さんの狂言公演が
東京で少ないからで、(とは言え、萬斎さん公演より
「ミス・サイゴン」を選んだ日もありましたけど・・)
久しぶりに能楽堂に足を運ぶ。

宝生能楽堂
能「雨月」は仕事の関係で開演に間に合わず
  途中から見所後から拝見したので感想はパス
狂言「隠狸」太郎冠者:萬斎、主:石田
能「富士太鼓」
   シテ:大槻文蔵
   子方:小早川康充
   ワキ:宝生欣哉
   アイ:深田博治
  
  ※後見に銕之丞師、地謡に栄夫師

「隠狸」はもうあの狸のぬいぐるみが出てくるだけで
見所は盛り上がります。
萬斎さんの装束はクリームに緑の細い縞の着物に
黄緑の狂言袴、肩衣は黒地に背中に
白抜きで月と波涛が鮮やかにあしらわれた
洒落たもの。

萬斎さん、「オイディプス王」帰国から10月上旬あたり
までものすごい公演スケジュールだったので
なんだか顔が細くなった感じがしていましたが
少し元に戻られた感じ。

それにしてもこの狂言、ほぼ30分弱のものを
二人だけで演じています。
それも舞も謡もありますし、これはやはり相当
シテとアド両方に力がないと、難しいのではと
特に見落とされがちですが、アドの受けの
芝居はかなり重要だと思いました。


能「富士太鼓」
 子方が頑張っています。ものすごいボーイソプラノで
 (って言わないと思いますが)かなり長い謡を
 やっていました。
 個人的には東京で大槻文蔵師を観られたのが
 大収穫。決して大きくも強くもないのですが
 良く通る、つややかな独特のお声が好きなんです。
 物着での憑依の、というと「井筒」とかを連想しますが
 それよりも現在能である分、妻の悲しみがリアルに
 伝わってきた気がします

しかし18時開演で21時半頃終演。
やはり平日夜に能2番やるのを観るのは
ちょっと気合いが必要かも

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