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2005.01.28

「NHK能楽鑑賞会」を観る

国立能楽堂

万作師と裕基くんがメインの狂言「金津地蔵」を
目当てに見に行く。
(萬斎さんは「子午線~」地方公演中)

と言ったら、能「熊野」シテ・梅若六郎、
ワキ・宝生閑、ワキツレ・殿田謙吉
という豪華配役に失礼ですけれど・・・・

一調一管「五葉蘭曲」に続いて「金津地蔵」

地蔵堂に収める地蔵を求めて地方から出てくる
何某(石田師)とそれをだましてやろうと一思案する
すっぱ(万作師)、そして仏の代わりに人間を地蔵に
したてて・・という、「仏師」「六地蔵」と同じ趣向
ながら、代わりに仕立てるのがすっぱの小さな子供で
(裕基くん)、何某たちの囃子歌につられて踊るところなど
なんとも可愛く、解説にもあったけれども、このくらいの
可愛い子がいる時期でないと出せない曲。

裕基くん、前半は朱に兎と波模様を白抜きした
肩衣に青の狂言袴、後半は小さいながら
頭巾と乙面をつけ、水色の羽織風の上衣。
舞は「靱猿」の猿の動きとだいたい同じですが
面をかけたままの台詞も結構多くて大変そうでしたが
とぼけた味わいの万作師の親と絶妙のコンビ
ネーションでした。

能は私にとっては相変わらず眠気との戦いですが、
「熊野」は「子午線~」そして大河ドラマ「義経」で
おなじみ?の知盛の弱気の兄・宗盛とその愛人・熊野と
の物語。
『熊野・松風は飯の種』といわれるほど出るのも
さもありなんの趣向のある物語でした

(個人的には六郎師がちょっと「女性の色香」
 を感じるには後ろ姿に違和感がありましたが)

オンエアを前提としての収録なので、休憩時間に
レポーター?がロビーで案内のコメントを収録して
いるのを見ましたが、休憩後見所を見たら、
そのレポーターさんは正面の見やすい席で
堂々と見ていらっしゃいました。

普通関係者って関係者席とか、そういうところで
見ているのだと思いましたが、ずいぶん恵まれた
待遇を受けているものなのですね。
びっくりしました
(それともどなたか有名な方が特別出演だったの
 でしょうか?)

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