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2005.01.12

「新春名作狂言の会」を観る

記録を見たら、萬斎さんの狂言を見たのは
去年11月末の国立能楽堂定例公演以来、
なんだか「久しぶり」でした

この公演ならではの茂山千三郎さんと萬斎さんの
トークも、お年玉代わりのお楽しみ。
今年は干支にちなむ、狂言における「鳥」に
関するフリートークと「鶏聟」のキリの小舞を
同じ舞台で同時に演じる<競演>
同じ鶏の鳴き声でも万作家と茂山家では
少し違いましたし、謡は例年のよりは合っていましたが
舞は茂山家が動きが大きく派手で、
結構涼しい顔をして舞い終えた萬斎さんに比べて
千三郎さんは終わってすぐはトークができない
程息が上がっていました

茂山家の「萩大名」は千作師の大名、千三郎師の
太郎冠者、千五郎師の某。
あらすじも落ちも殆ど万作家と同じでしたが
大名と冠者のセリフのやりとりが少し違って
いました。
一つ間違えると無学の者苛めにしか見えない
狂言ですが、そこは千作師のもつおおらかな
雰囲気が素晴らしかったです。
あのお年で、と言っては失礼かもしれませんが
本当にお元気で、今年も千作師の芸を拝見できた
のは本当に嬉しいことです

一方、万作家は私は初見の「首引」
万作師の為朝以外は面をかけているので
表情での表現はできないものの、
武悪面をかけた萬斎さん演じる親バカ鬼、
乙面(多分)をかけた、石田さん演じる
ぶりっ子娘鬼、そしてきりっとした万作師の
為朝の3人の駆け引きが実にバカバカしく
でも可愛らしく、正月に見るにふさわしい
のどかな狂言でした

萬斎さんは金茶地に巴と格子?柄の
派手な着物に緑に金で車輪?と波を
あしらった袴に白頭(そして武悪面!)と
派手な出で立ちでした。

そして恒例となってしまっている客席への文句。

私も相当数劇場に足を運んでいますが
自席につくのに、通路際の席の方の前を
通るのはいた仕方ないことなのに、今日初めて
「ここからは入らないで!」と自席につくために
前を通るのを年配のご婦人軍団に断られました。
本当に驚きました。

しかも彼女たちは上演中に「あれが萬斎さんよ」
とかしゃべり、さらにシテが幕に入る前に既に
コートを席でお召しになって、拍手の起こる前に
まだ観ている人がいるのの視界を堂々とさえぎって
さっさと退席。

どこまでも自分中心のオソロシイ方々。

他にも真後ろの方は上演中になったバイブの
携帯を止められず延々鳴らしつづけてくださいましたし
隣の人は見づらいはずはないのに、どんどんこちらに
意味なく体を傾けて来て気味が悪く、
正直観劇に集中できませんでした
(最近こんなことばっかりです、トホホ)

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