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2005.02.03

「万作の世界」を観る

朝日ホール。
萬斎さんの解説、素囃子「獅子」、そして狂言
「末広がり」「仁王」の2曲の構成。

ホールの20周年、この公演シリーズ10周年記念
ということで、曲もおめでたいものが並んでいます

萬斎さんの解説はほとんどを囃子方の話でしたが
独特の拍子の取り方、言い方などひたすら
感心していました。

「末広かり」
果報者:万作、太郎冠者:高野、すっぱ:深田

 何よりラスト、太郎冠者が傘を前の果報者に
 さしかけながら、そろって片足跳びをするところが
 見どころですが、その揃いぐあいはともかくとして
 その直前、太郎冠者の謡にさそわれて安座していた
 果報者が立ち上がろうとしてはやめ、立ち上がろうと
 しては止める動作の万作師の身体能力の高さに
 驚かされました。表情も素晴らしかったですしね

「仁王」
博打打:萬斎、何某:石田、
立衆:深田・高野・月崎、竹山
足の悪い男:万之介

 人間が仏に化けきれるものか、とは思いつつ
 そのバカバカしさに客席はずっと笑いっぱなし。 
 万之介師はこういうスタンスのアドで絶妙の
 間を見せてくださいました。

客席のマナーもとてもよく(少なくとも私の周りは)
満足度の高い公演でした。


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コメント

かのこ様。レポを拝見していても、気分良くご覧になれた事が窺えます。私は狂言をそれほど観ていないので、未だ間と言うものが良く分かりません。どうしても台詞を追ってしまい、舞の美しさや腰が入ってるなぁ~程度の感想しかもてません。やはり生とDVDとでは全然違いますものね。そんな私の地元にも、今年の11月に萬斎さんがお越しになる情報を頂きました。
チケットが手に入れば、2年ぶりに生で観る事ができます。少しづつではありますがかのこ様のように目を肥えるさせる事ができるよう、しっかり目に焼き付けて来たいです。(チケット次第ですが・・。)

投稿: 葉月 | 2005.02.03 20:06

葉月様
コメントありがとうございます
そうですね、この日は萬斎さんも心なしか
解説から雰囲気がふんわりとして
いらっしゃった感じがしましたし、
いろいろな意味でストレス少なく
鑑賞できた気がしました。

葉月様の11月も雑念なく
存分に楽しめると良いですね

投稿: かのこ | 2005.02.04 09:10

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