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2005.07.09

横浜能楽堂企画公演「子方が描く能狂言」第3回を観る

狂言もこの間が久しぶりでしたが、能に至っては
4月の「夜桜能」以来3ヶ月ぶり。

今回は喜多流にのみ残る子方シテの能「関原與市」と
萬斎さんの息子、裕基くんシテの狂言「痺」の2曲に
仕舞(もちろんこれも子方が)3曲。

「痺」
裕基くん、大きくなりましたね
身体もですが、動きもしっかりしてきて
セリフもこわごわな感じが減ってきて、
あるじ役の万作さんとしっかり演じていました
それにしても見所から見ていると
毎回のことながら、後見で見ている萬斎さんの
「師匠の厳しい目」が凄いですね

「関原與市」
とにかくシテの子方の子(友枝雄太郎くん)が
素晴らしかったです
セリフもしっかりしていましたし、動きもきびきびと
していて、特に立ちまわりでは、ピンっと延ばした
腕が実に頼もしく、ツレの父・雄人さんと相当
稽古を積んだのだろうなと思いました
わずか30分ほどの短い曲でしたが、見所も
息を呑んで見届けた、という感じでした。

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コメント

子方の仕舞、それも三人まとめて拝見するのは初めてで面白かったです。

最初の二人は、お稽古はじめたのでちょっと見て下さいとでも言う感じ。ひたすらかわいらしさがたっていたのに、三人目の狩野君は違いましたね。将来は能楽師との意識が出来ているのでしょう、えらく緊張しているのがありあり。年齢があがるとこういう風に意識が変わっていくものかと、なんだかうるうるしてしまいました。

裕基くんはもうすっかりプロでしたね。舞台馴れしたというか、萬斎さんもうそんな怖い目で見なくても…と思いながら拝見しました。

雄太郎くんは本当に素晴らしかった。かのこさまのおっしゃるとおり、息をのんで見つめてしまいました。小さな牛若がつぎつぎと立衆を打ち負かしていく様は、本当に気持ちよくて子供の時に見た絵本の牛若がそのまま立ち現れたかのようでした。25年振りに上演される希曲とのことでしたが、萬斎さんのアイがあっという間で肩衣の模様すら判別出来なかったのがちょっと心残り。

投稿: 松風 | 2005.07.09 23:59

松風様
コメントありがとうございます
確かに萬斎さん出番あっという間でしたね
肩衣は右肩を抜いていたから尚更でしたね

それにしてもいくら居場所がないからと
言って、ワキの登場の前にツレの
従者引っ込むでしまうなんて・・とちょっと
苦笑してしました
ちなみにあのプログラムの表記、ワキの
ツレを単なるツレと書いていましたが
あれは「ワキツレ」ですよねえ・・
てっきり子方のシテのツレだからツレも
子方かと思ったのですが、ガタイの良い
若者が出てきたのでびっくりしました(^^ゞ

投稿: かのこ | 2005.07.10 08:23

うらやましいです。
チケット戦争で敗北しました。
「一角仙人」で、狩野さんと友枝さんの若様たちの
凛々しい姿にうっとりしました。
それに、万作家の若もまとめて見られるなら、
ああ、行かずばなるまいに。
それにしても、
喜多流の有望な子方と
万作家の子方は
別々にやっても、どちらも完売だったのでは。
ああ、うらやましい・・・

投稿: 世之介 | 2005.07.10 09:53

世之介さま
コメントありがとうございます
チケットは特に能は一公演限りのもの
ばかりなので、(残念ながら特に万作家の
方が出るときはとりわけ)思うように
ならないことが多いですね
この横浜能楽堂の企画公演はチケット代も
値ごろで、興味深い内容だったので
本当に私は運が良かったのだと思います
ちなみに私も実は先週の「よこはま狂言」は
かすりもせず、でした(>_<)
また是非行かれた公演の感想なども
お聞かせくださいね

投稿: かのこ | 2005.07.10 21:49

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