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2005.07.03

大田区民ホール「万作の会 狂言の夕べ」を観る

考えたら「まちがいの狂言」から1ヶ月余、
古典作品でいうと、4月末の神奈川県民ホールの
狂言会以来の萬斎さんの狂言公演鑑賞。

券面の表示と上演曲に変更あり、
「蝸牛」のかわりに「柑子」とある。

変更前のだと、二曲とも萬斎さんがシテなのかなと
思っていたし、万作×万之介の「柑子」が
見られるのは本当に眼福です。

恒例・石田さんの解説のあと、「柑子」
かなりシンプルな作品だけれども、
「俊寛」の話がわかっていないと実は笑えない
という、古典らしい作品。
萬斎さんが太郎冠者をやるのも見たことが
ありますが、万作師のを見ると、セリフや動き
だけでなく、万之介師とのやりとりの間だけで
すら笑える、というところが、さすが。

「弓矢太郎」
天神講の講中の集まりでもやっぱり
仲間の弱点を大勢で笑う、という、悪気は
なさそうだけどちょっと意地の悪い行いは
あるようで、太郎の怖がりぶり、そして
実は天神の森での当屋もこわがり、という
二転三転のストーリー展開で、物語として
面白い曲。

鬼に扮した太郎と当屋が背中あわせで
ぶつかるあたりはもうちょっと息があいそうな
ものですが、それでも久しぶりの古典作品は
やっぱり安心感がありますね

それにしても最近この手のホールでの普及公演は
見所のマナーの悪さにどこまで自分が耐えられるか
という我慢比べになってきていて、どうもこうも
精神衛生上良くありません。

この日も上演中の携帯のバイブが鳴り響いても
当人止めないし、右と左斜め前の二人は
上演中にメールチェック。
さらに左の二人は上演中に「あれが萬斎さんよ」
とか、別に実況中継していただかなくても結構です
といおうかと思うくらいの私語の嵐。

たった30分くらいを私語せず、携帯の電源も
切ることができないほどマナーが守れないなら
見に来ないで欲しいと思うほどです。

廉価で上質の作品が見られる普及公演は
嫌いではないのですが、やはりホールに
上演中の電波抑制装置の設置を義務付ける
くらいのことはしないとだめかもしれません。

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コメント

かのこさん、こんにちは。
「久しぶりの古典作品はやっぱり安心感」というのがなにかわかるような気がします。
電波抑制装置は義務付けがいいと私も思います。
紫色が素敵です。

投稿: susie | 2005.07.03 20:38

susieさま
コメントありがとうございます。
古典も新作も、狂言以外の演劇への挑戦も
どれも萬斎さんであることには違いないの
ですが、スタバでアレンジもののドリンク
ばかりしていて、久しぶりにスターバックス
ラテを飲むと、『基本はこれだよねえ』と
思うのと同じような感じかも・・(^^ゞ

投稿: かのこ | 2005.07.04 14:07

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