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2005.11.30

「母・肝っ玉とその子どもたち〜三十年戦争年代記」を観る<ただし一幕のみ>

昨年暮れに上演され、昨年度のさまざまな演劇賞を
取った「喪服の似合うエレクトラ」と同じ、新国立+栗山演出
+大竹しのぶ主演という組み合わせ、蜷川「メディア」に続く
大竹さんの<強い女>役への期待、そして音楽劇として
かなり楽しめた「コーカサスの白墨の輪」と同じブレヒト作品、
ということで期待して出かけたのですが、残念ながら
開演から5分で苛立ち、15分ですべてに耐えられなくなり、
1幕残りは拷問状態に陥り、体調が悪い以外では私の
かなりの観劇経験で初めて、一幕のみ見て休憩時間に
劇場をあとにすることになりました。
(横幅が広すぎて、通路に出るには何人もの前を通らなくては
 ならない新国立でなかったら、もっと早く出ていました)

以下、一幕だけでこんなことを書くのもどうかとは思いましたが
防備録として書いておきますので、そのあたりご了解ください。

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2005.11.29

漱石「夢十夜」映画化

高校時代の現代国語の先生が大変な変わり者で
教科書はほとんど目もくれず、すべて先生手作りの
プリントでの授業でした。
これがものすごく印象的な授業で、私が明治以降の
文学に本格的に触れて興味を持つことができたのは
この先生のおかげと言って過言ではありません。

その先生の授業で最初にやったのがこの「夢十夜」。
そのこともあって印象に残っているのですが、これが
11人の監督(1作は共同監督)によるオムニバス形式で
映画化されるとのこと(タイトルは「ユメ十夜」)

あちこちのサイトの情報を総合すると、どうやら第一夜が
「姑獲鳥の夏」の実相寺昭雄監督で、松尾スズキ、
小泉今日子出演、第二夜が漱石の「こころ」の映画化も
している市川崑監督で(そういえば、一連の横溝正史ものも
この方がメガホンですね)、うじきたかし、中村梅之助出演、
松尾スズキは第六夜では本業?の監督もするそうですが
これは相当突き抜けたモノになるようです。

あの幻想的な世界が映画化できるのかなあというのが
正直な感想なんですが、さてどうなることか。

来春完成予定とのこと。

ニュースソースは29日の朝日新聞朝刊、
ZAKZAKoricon newsなど。

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ドラマ「河井継之助」詳細

勘三郎丈の襲名記念のドラマという位置づけ
だそうですが、28日付けの讀賣新聞夕刊
(東京本社版)に一面広告で詳細が出ました。

「河井継之助〜駆け抜けた蒼龍」
12/27(火) 21:00〜23:24
日本テレビ系

出演陣はまた実に勘三郎丈の人脈らしい
顔ぶれ。
勘太郎、七之助の二人の息子はもちろん、
「盟友」三津五郎に勘三郎丈を師と仰ぐ獅童に
「夏祭浪花鑑」などで「歌舞伎役者」になった
笹野高史さん、錦之助夫人だった淡路恵子さん
といった歌舞伎関係、そして「勘九郎」として最後の
舞台だった昨年12月の歌舞伎座公演の本も書いた
親友・渡辺えり子さんに、荒川良々さん、田畑智子
さんと言った「ニンゲン御破産」で共演した
役者さん、あとは唐沢寿明さんなど交流のある
人から、稲森いずみ、伊藤英明、佐野史郎、
吹越満、北村和夫、神山繁、石橋蓮司など
なんだか大河ドラマのかと思うほどの個性
あふれる豪華キャストです。

勘三郎丈もそうだそうですが、私も司馬遼太郎の
「峠」で河井継之助を知って興味を持ったので
これはすごく楽しみです。

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2005.11.28

「ヴェニスの商人」ラドフォード監督の次回作は…

28日の毎日新聞夕刊(東京本社版)に、公開中の映画
「ヴェニスの商人」の監督、ラドフォード氏のインタビューが
掲載されていました。
それによれば監督の次回作は、今作と同じアル・パチーノ
主演による「ナポレオン」だとか。

う〜ん、これはまた魅力的。
栄光を目指し駆け上がり、同じ勢いでその座から転げ落ちる
屈折した男の一代記。
「ゴッド・ファーザー」に近い匂いも漂うし、この文字の
並びだけでワクワクします

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来年3月歌舞伎座は十三代目仁左衛門追善興行

27日のスポーツ紙情報(日刊スポーツ中日スポーツ)。
もう先代の十三回忌だというのもびっくりですが。

昼の部で菅丞相の「道明寺」、夜に「近頃河原の達引」が
発表されています。

夜の方のは私は浅学なので知らないのですが、
「道明寺」を含む「菅原伝授〜」は私の歌舞伎体験の中で
かなり大きな位置を占めている作品なので、来年の3月と
いうことでパルコの三谷歌舞伎と時期は重なりますが、
それを諦めてでもこちらをぜひ見ようと思います

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フジ3夜連続ドラマ「女の一代記」

結局3日とも録画しながらリアルタイムで見てしまいましたが
あれだけ波乱万丈な人たちの人生(瀬戸内さんの場合は
まだ「半生」かもしれませんが)を2時間ちょっとで
映像化するのはどう考えても無理だったのでは?というのが
第一印象。
三人ともあっという間に有名になり、あっという間に
パートナーが切りかわった感じで。
もっとじっくり見たかった気がします。

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2005.11.27

「北斎展」を見る

東京国立博物館

「富嶽三十六景」など、有名な作品を残した作家ですし
会期終盤の土日ということもあって、大混雑。
見越して早めに出かけたのですが、入るのに10分待ち、
中もバーゲンセールのような状態で、小さな「北斎漫画」
など、展示ケースに置かれた物はほとんど見られず。

私は「富嶽三十六景」は全展観を今年浮世絵大田記念
美術館で見ていましたから今回はそのあたりは
割愛して、シカゴやベルリンなど海外の美術館からの
里帰りしている作品をメインに見て廻りました。

しかし、百人一首の内容を江戸の民衆の風景に置き換えた
もの、忠臣蔵の見立てなど、単に浮世絵を鑑賞する以上に
その絵を楽しむための日本の文学などの知識があると
より楽しめる、というか、当時これらを鑑賞した人たちには
それが共通の当然の「教養」だったことが推し量られて
面白く見ました。

しかし80歳を越えて尚凄く緻密な絵を描いている
北斎のすごいエネルギーにつくづく驚嘆しました。

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ニューヨーク・バーク・コレクション展、来年1~3月に東京で開催

若冲、蕭白から琳派、そして縄文まで幅広い日本の
美術品の優れたコレクションを有する
ニューヨーク・バークコレクション展が、来年1月末から
3月にかけて東京都美術館で開催されるそうです。

今年、岐阜、そして広島で既に開催されている同タイトルの
展覧会の巡回展だと思いますが、若冲好きの私には
これは絶対に見逃せません。

詳細は日経サイト

そういえば、来年は7月に若冲の大コレクションを有する
プライスコレクションが大規模な展覧会を東京国立でやると
前に「和楽」に書いてありましたし、来年は再び
若冲ブームが起こるかも・・・

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獅童丈&竹内結子夫妻に男児誕生。

やっぱり一応は歌舞伎役者の跡取が生まれた
ということになるんでしょうね。
でも獅童丈本人がまだどう見ても「一人前の歌舞伎役者」
とは言い難い部分があって(最近、本業ご無沙汰だし)
確かに歌舞伎役者の一家に男子が生まれたというのは
めでたい話ですが、なんとなく今の雰囲気だと
息子が歌舞伎役者に、と直結しない感じも。

確かに映画やテレビを見ると個性的で面白い「俳優」さんですが
本人が歌舞伎役者を名乗っている以上、そろそろ
笑い事では済まされてない気もします。
これで意を新たにいよいよ本業に本腰を入れるように
なればなと思ったりはしますが、余計なお世話かな。

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2005.11.26

来年の「コクーン歌舞伎」は3〜4月。パルコと被る??

文化村の会報の情報。
今回は勘三郎も参加。
まだ内容も詳細も未定との事ですが、去年は襲名で
コクーン欠場だった勘三郎丈が戻ってくるとなると
また人気が出そう。
演目が一番気になりますが、考えたら3月って
パルコで勘太郎、染五郎、亀治郎は三谷さん歌舞伎
じゃかなかったかしら?

となると勘太郎くんがコクーン欠場?
それとも公演が4月にかかるところを見ると
3月下旬からでギリギリ間に合うのか???

勘太郎くんは今年は浅草歌舞伎を野田
「メルス」で欠場しているのですが、できれば
彼には王道を行ってもらいたいものです。

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2005.11.25

ユーロスペース、移転。

もう知っている限り桜丘の坂を上るものと条件反射的に
思っていたユーロスペースが11/13をもっていったんクローズ、
来年1月に円山町にできる複合映画館ビルに移転、
リニューアルオープンするそうです。

ちなみにいままでユーロスペースがあった場所は、
今度は書籍取次ぎの大手、日販が初めて映画館運営に
乗り出し、「シアターN」としてこちらは12月に
改装オープンするとか。

かつて渋谷の映画館と言うと、巨大な箱が売り物だった
パンテオンに、東急、東急2、そして東急名画座と言っていた
時代の長かった東急3と大小4スクリーンを擁した
東急文化会館をメインに、東映、宝塚(現在Q-frontがある
ところ)と主に東口に集中していたのが、特徴ある作品で
一躍名を上げたシネマライズの出現、さらに渋谷シネタワー、
さらにbunkamura内「ル・シネマ」、そしてbunkamura
向かいの「シネアミューズ(イースト/ウエスト)」の登場で
いまや、109を中心とした西側のエリアがメインに
なってきています。

東口は東映とイメージフォーラム、CQNくらいだけですし、
これで唯一南口にあったユーロが円山町に移転すると、
かなりミニシアターが集中する感じになり、bunkamuraも
含めてこの周辺がひとつの「単館系」の中心になる気がします
(単館の場合は定員が少ないので、いくつか集中している
 ほうが、もしもお目当ての映画が満席でも他を見る、という
 相互扶助的、保険的な存在になって個人的には安心かも)

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実効はあるのか携帯の「公共モード」

NTTドコモが、「ドライブモード」を拡大解釈した形で、
ホールなど電源を切るべきところで、ある設定をして
電源を切ると、その間にかかってきた電話には
「今電源を切るべき場所にいるために電話に出られません」
というガイダンスが無料で先方に流れるという「公共モード
というサービスを開始しました。(11/17〜)

劇場での電源オフがさっぱり守られない現状で
何かしら実効性があるのかとプレスリリースを
じっくり読んでみましたが、今の感覚ではまあ実効性は
薄いでしょうね。

もともと劇場などで電源を切る人はこんなことをしなくても
切るでしょうし、現実今迷惑している、電源を切ろうとしない
人に対して、さらにもう一手間設定させて電源を切る、
ということが普及するとはちょっと思えないからです。

車内吊りの広告もみましたが、
「かけてくる相手を気遣って電源を切れないとは思いますが」
というニュアンスの文章があって、ビックリ。
そんなことを気遣うより、自分がいる場所の周りにいる
人間の迷惑を考える事が必要なのであって、それをはっきり
打ち出せないドコモの感覚には疑問を持ちます。

性能の優れた携帯を作るのは大切だとは思いますし、私も
愛用はしてますが、ここまで普及した以上、メーカー側も
作ったらおしまい、でなく、使う側のマナーも一緒に
叩き込む、さらに叶うならば、低価格、かつあとからの
導入も簡易な携帯電波制御装置の開発も同時にするなど、
アフターケアというか使用する先のことまできっちり
フォローする姿勢が必要だと思うのですが。

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いまどきの「瓜」は「コンビニ」

ちょうど22日に萬斎さんの狂言「瓜盗人」を国立で見て
人間1度目は恐る恐るやる(悪いことは特に)ことも
2度目になると胆が座る、と言うか図に乗るもの、という
不朽の心理をついてるなあと思っていたら、24日付けの
新聞に、同じコンビニに2日続けて強盗に入った男が、
2日目に「もう一度来るかも」と待ち構えていた店長に
取り押さえられた、という記事が出ていて、余りのタイミング?
の良さにびっくりしました。

どうやらいまどきの「瓜」は「コンビニ」のようですが
どうやっても悪事はいずれ露見するものですし、
この店長さんの予測はさすがです。

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4月に市村正親さんと藤原竜也さんの二人舞台!

スポーツ報知の情報

来年4月にTHEATER1010と世田谷パブリックシアターで
市村さんと藤原くんの二人芝居が上演されるそうで
なんとも贅沢な話。
「エレファント・マン」そして「ハムレット」つながりで
とにかく放っておいてもどうにでもなりそうな気配
(すごく褒めている表現です)

タイトルは「ライフ・イン・ザ・シアター」
デイヴィット・マメット作
ポール・ミラー演出

マメットは今年、「エドモンド」も青山円形劇場で長塚演出、
八嶋智人主演で、つい最近も「ウインズロウボーイ」が
俳優座劇場で坂手洋二演出で上演された現代アメリカを
代表する劇作家。
ミラーは今年市村・鹿賀共演で話題になった「デモクラシー」の
演出家です。

3/31〜4/9 THEATER1010
4/13〜30  世田谷パブリックシアター
以降地方公演あり。

そういえば世田谷パブリックシアターは来年の6月も
白井晃さんの一人芝居による
「アンデルセン・プロジェクト」の上演。
偶然でしょうが、少人数の芝居が続く感じですね

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クローデルの「女と影」、大隈講堂で公演

ポール・クローデル、と言われると、萬斎ファンの
私の場合は「内濠十二景あるいは《二重の影》」をとっさに
連想してしまうのですが、ほかにも日本向けの作品を
残していたのですね。

クローデル歿後50年記念事業の一つとして、
今月28日に大隈講堂で「女と影」が上演されるそうです

和楽」の最新号にも福助さんのインタビューが出ていて
このことに触れていましたが、福助さんのほかに
舞踏家の和栗由紀夫さん、「三響会」にも出演されていた
藤間勘十郎さん、そして中村芝のぶさん。

邦楽演奏は芸大の邦楽科の学生があたり、演出に
川村毅さんが協力しています。
川村さんというと、舞踏家・笠井叡さんを起用しての
「現代能楽集<KOMACHI>」(03年シアタートラム)演出もある
ので、そのあたりちょっと似たようなアプローチになるのかも
しれません

特集サイトもできていて詳細がわかりますが、申し込み必要
ながら入場無料、というところが凄いです
(申し込み受付はすでに終了)
足を運びたかったのですが、どうしても日程が合わず。
どんな公演になるのか、レポートが出るのを楽しみに
することにします

※11/26 補足。当日昼のゲネプロが公開される
  ことになったようです

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WOWOW 1月に「12人の優しい日本人」オンエア!・・ということは。

あちこちで情報が流れ、こちらのブログにもあずきさまから
情報を頂いていたのですが、ようやく自分の手元に届いた
WOWOWの情報誌12月号の「1月の予告」で確認しました。

06年1月にWOWOW で「12人の優しい日本人」オンエアです。

・・・?
1月はしかしまだ上演中。となると上演が終わってすぐの
録画なのか、もしくはこれって、以前の「オケピ」千秋楽
生中継同様、ひょっとすると大阪公演の生中継、
ってことでしょうか?

ともあれ、チケット撃沈組のわたくしとしましては、一安心。
これで12月は筧さんの「エビ大王」観劇に専念?できます

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2005.11.23

来年4月に姫路・書冩山 圓教寺で能狂言公演

書冩山といってもピンと来ないかもしれませんが
姫路城と並んで姫路の名所の一つですし、
何より最近では、渡辺謙さんの出演で話題になった
ハリウッド映画「ラスト・サムライ」で、渡辺さん演じる
勝元の住まいとしてロケに使われていた大きな
寺社こそ、この圓教寺境内です。

今年の萬斎さんは比叡山延暦寺で記念公演を
されていましたが、来年は圓教寺で、ということ
のようです。圓教寺は公式サイトに「西の比叡山」と
書かれていますから関係も深そうですね。
(関東の人間には比叡山も充分<西>ですが)

来年は<開山上人壱千年御遠忌>だそうで、
3月から一連の行事があり、その中で
開闢(かいびゃく)記念式典として4月8日に
稚児行列、記念法要、梅原猛氏の記念公演などに
続いて奉納能が行われるそうです

狂言はやはりこういう場にふさわしい(?)
「宗論」。萬斎さんと石田さんの組み合わせ
能は「江口」。シテ梅若六郎、ワキ宝生閑の
豪華組み合わせです。

詳細はお寺の公式サイト
お問い合わせ先などを(まだ公式サイトに情報は
アップされていません)

※11/26一部訂正しました。

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新作能「紅天女」

国立能楽堂に「日本の心 能と狂言」を見に出向いた
ところ、能楽堂の脇の入口に来年初演される「紅天女」に
関する記者会見と試演会会場という案内板を見かけて
そうか、いよいよかと思って帰宅していたのですが
23日のAsahi comに記事が出ていました。

元の「ガラスの仮面」がまだそのシーンに行きつかないうちに、
先に能という形で演じられるというのも不思議な感じですが、
前にテレビでやっていた美内さんのドキュメンタリーでは
随分美内さんも能に見識が深いようですし、また話が
深くなってしまうかも・・・?

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「横浜能」を観る

7月に「野村狂言座」で上演された「鉢叩き」が
能「輪蔵」の替間として演じられるというので
足を運びました。

狂言だけで観たときは、「踊り念仏」の繰り返し
だけで、実は余り面白いと思わなかったのですが
能の仕掛けの中で観ると、能の方では熱心に祈ると
傳大士と二人の童子に火天まで登場して、
「1夜に5000巻の経を読ませよう」と言ってくれるのが
狂言の方はみんなで念仏を唱えていると小さな
福の神がひっそり現れる、という対比だったり
大きな作り物が二つも置かれている中での動きや
謡など、見所も多く、こうした「替間」での上演の
ほうが面白く観られました。

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「日本の心 能と狂言」を観る

国立能楽堂

このところ萬斎さんの見ていない作品が多くかかるので
楽しみが続いています。
この会も萬斎さんの「瓜盗人」が目当て。

開演前に大学の先生による解説がありましたが、
能の解説はともかくもして、観れば判る狂言の、それもオチまで
言ってしまうのは、観る人に楽しみも奪うし、どういう神経
なんでしょうか?
解説付きの公演で(演者以外が解説者の時)時々ある
余計なお世話です。
ただし、能の終わりの拍手が何度もになるのは
(そもそも拍手自体は余り好きではないのですが)
締まりがないと思っていたので、「全員がいなくなった
ところでまとめて拍手してください」という発言は
ナイスでした

そうそう、プログラム兼詞章の冊子は1600円と相当
高かったのですが、萬斎さんのインタビューが出ていたので
これは仕方ないかな。

それにしても季節柄仕方ないとは言え、風邪(特に咳)の
酷い人が、マスクも何もせずに来ているのはいかがか。
ご自身も辛いでしょうが、もうちょっと他の観客への
配慮があっても良さそう。移る心配もあるし、なにより
舞台に集中できません。
何度も書きますが、余り酷い症状の時はやはり来ない
という決断もすべきでは?

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2005.11.22

東宝新作ミュージカル「M.A」とは?

東宝公式サイトに来年の11.12月(今年ではなくて)に
帝劇で上演される新作の告知(正確には制作発表告知)が
出ました。

タイトルは「M.A」。仮題だそうで、12/1の制作発表時に
正式なタイトル、配役、そして何曲かナンバーも披露されるとか。

<歴史的ミュージカル>
<日本ミュージカル界最高峰のキャスティング>
と凄い惹句が並んでいますが、気になるのはこのタイトルの意味。

私など、つい先日宝塚が韓国公演で「ベルサイユのばら」を
上演したというニュースを見たばかりだったのでとっさに
「マリー・アントワネット」のイニシャル?と思ったりしましたが、
さて正解はなんでしょう?

キャスティングも含めて12/1の発表が楽しみです。
(まあ東宝のミュージカル、ですからそうそう斬新なキャストが
 続々登場するとも、ちょっと思えないところもあるのですが)

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「児雷也豪傑譚話」を観る

新橋演舞場 2階席

スーパー歌舞伎は苦手だし、そもそも役者の身体では
なく、宙乗りやらヒカリモノやらの目くらましとか、派手な音響と
照明と言った手段で話題を作り、客を喜ばせるショー的な
演出は芝居のジャンルに因らず受け付けないタイプなので、
蛇とナメクジと大蛇の三すくみだとか、「スターウオーズ」を
意識した作劇とかが話題になっているこの作品が、
もし「児雷也」でなかったら見に行かなかったと思います

何度も書いていますので、前からこのブログをお読みの方は
「またか」と思われるところですが、私が最初に歌舞伎を生で
見たのが'75年の国立劇場での「児雷也」だったという事もあり
ちょっとした思い入れがあって足を運びました。

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2005.11.21

舞台セットの立て込みから解体まで

毎号一つの言葉(動詞)をテーマにしたフリーペーパー
FLIT」最新号(vol.18)のテーマは「つくって感動こわして快感」。

建物や常識に関する記事の中に、
『はかないからこそ美しい?!舞台セットをつくって
こわすまで』として、キャラメルボックスの舞台をセットが
できるまで(大阪厚生年金04年9月公演<ブラック・フラッグ・
ブルース>」)と、解体していく過程(同年秋公演/場所不明
<スキップ>」)がスライド風に写真入りで紹介されています。

私のように一観客である人間には、こういう本当の意味での
「舞台裏」はなかなか見ることができないので、興味深い
企画ページでした。

ところで大阪厚生年金会館の話題が出たところで思い出したのですが、
近鉄劇場、扇町ミュージアムスクエアと閉場・廃止が相次いでいる
さなか、この大阪厚生年金会館も今後5年以内に地方公共団体や
民間に売却する計画のあることがこの6月に発表され、大阪市議会
それに反対する意見書が提出(本年9月)されたり、地域住民による
反対署名運動
が始まったりしているようです。

11/11のYOMIURI ONINE(関西版)に旧精華小学校を改装した
精華小劇場が開場1年というニュースが出ていましたが、
今、この劇場が大阪市唯一の公共劇場とのことで、
こうしたニュースを関東地方の人間から見る限りでは、大阪の
劇場事情は相変わらずかなり厳しいように思われますが
実感はどうなのでしょうか。

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内野聖陽さん、遂に再来年の大河主役決定

最近のNHKの金曜時代劇は、大河ドラマ出演への
ステップという感じがしていて、たとえば来年の大河主役の
上川さんも「最後の忠臣蔵」に出演していたりしていたので
「蝉しぐれ」で数々の賞を受賞し、今年同じ藤沢作品に
もう一本主演するなど、大貢献をしている内野さんに
遠かれ早かれ大河の主役が回ってくるだろうとは
思っていませんでしたが、やるとしたら信長とか
上杉鷹山とか、それこそ今度勘三郎丈がやる
河合継之助とか、あるいは長州薩摩土佐肥前の
維新の志士あたりか、もしくは将軍様系かでの出演と
勝手に思っていたので、07年の主役が割に歴史的には
地味なパブリックイメージの山本勘助と聞いて
これはないなと思っていただけに、とても意外・・・・

これでほぼ来年舞台に出るのは前半のみ、後半から
再来年10月あたりまではNHKをチェックさえしていれば
OKという感じになる気がします。

ニュースソースはAsahi com.

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来年3月のパルコ劇場は三谷さん初の新作歌舞伎。

21日付けAsahi com.情報

つい昨日、松禄丈が3月に日生劇場でシェイクスピア劇
出演と書いたばかりですが、今度は同じ3月にパルコ劇場で
三谷さんが、歌舞伎新作に初挑戦だそうです。

まあ勘三郎さんが以前から三谷さんに新作をお願いして
いると、あちこちで言っていらしたので、意外と言うより
遂に実現と言う印象です。

出演は染五郎、亀治郎、勘太郎らで、題材は堀部安兵衛の
高田馬場の決闘との事。

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2005.11.20

来年3月の日生劇場は尾上松禄主演で「夏の夜の夢」ですが…

新橋演舞場で仮チラシ入手

松禄のほかに、佐藤江梨子に河相我聞、海東健、保田圭らの
若手から、菅野菜保之、村井国夫までバラエティ
溢れる配役。

松禄は祖父の松禄もいわゆる「赤毛もの」に積極的に
出ていましたし、顔も濃い目ですから、意外にシェイクスピア
劇にしっくりはきそう。
ただ、それにしても東京が日生で5〜14日、大阪は松竹座で
18〜26日のみと言う公演期間は短い気が。

ひょっとすると、例の帝劇アスベスト問題で、4月の
「レ・ミゼラブル」が急遽日生劇場に変更になったので
日程や公演期間が影響を受けたのかも知れません。

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2005.11.18

岡幸二郎さんが「ごきげんよう」に出演!

どうやら来週あたりのオンエア回に2日分出演の
ようですが、小堺さんと岡さんは、ミュージカル
「グランドホテル」で共演という事で、おそらく
その手の話になると思いますが、長身の岡さんと
あのライオンの着ぐるみやらのセットと、
なんだかかなり面白くなりそうですね。

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「MANSAI◎解体新書 その八」もう一人のゲストは。

近藤良平さんは発表されていましたが、
もうひとかたは、CMプランナーの川崎徹さんに
なったとのこと。

川崎徹さんというと、真っ先に思い出すのが
キンチョールやフジフィルムの「それなりに」、
そしてもちろん、ウッディ・アレンを起用して
有名になった、西武百貨店の「おいしい生活」
(このコピーは糸井重里さんの代表作でもあります)
などのCM。

さて近藤さんと萬斎さんは身体を使うものとして
共通点があると思いますが、そこに川崎さんが
どう絡むのか、これはなかなか刺激的な
セッションになりそうですね。

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「野村狂言座 追加公演その弐」を観る

宝生能楽堂
「狂言座」にもかかわらず、万作さんが出演されないのは
とても残念。

「入間川」
大名:深田  太郎冠者:竹山  入間の何某:萬斎
(後見:月崎)

以前に萬斎さんが大名のバージョンは見たことが
ありましたが、深田さんの主のは初。
<入間>は、この日の最後に演じられた、京の祇園祭を
題材にしている「鬮罪人」と比べると、関東の人間には
馴染みがある地名ですが、ふとなぜ逆さ言葉が
<入間>なのか、と考えていました。ひょっとすると
この大名は自分が面白がるのは好きで、さんざん楽しんでおいて
すぐに座興で何某に与えてしまった持ち物を惜しくなって
(といっても太刀小刀に衣装ですからそのままにもできませんが)
取り返すような、狂言には珍しい割にケチで狭量な大名なので、
「入間様」自体も大名の思いつきだったかも。
(これについてはもうちょっと調べてみます)

「昆布売」「二人大名」のように、大名と何某とが出てくるのは
たいてい大名がすっかり騙されてしまうものが多いので
これもそうかなと思ってみていると、ラストに大名の執念?で
逆転が起きるところが一捻りですが、動き自体よりせりふの
やり取りを楽しむ曲で、せりふ術が問われるとは言うものの、
どこかちょっと理詰めで面白みに欠ける気もします。


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「ブリジット・ジョーンズ2」他DVD 廉価版発売

HMVのHPと「R25」に出た広告の情報。

期間限定だそうですが、なんと「BJ2」など
ユニバーサル・ピクチャーズの50タイトル以上の作品が
廉価版で期間限定で発売されるそうです

「BJ2」のほか、「レイ」「アメリカン・ビューティ」
「コックと泥棒、その妻と愛人」などで、店頭価格は980円前後、
ネットで買うとさらに安いようです
11/25から順次発売で来年1/31まで。

「BJ2」は映画の出来がイマイチだったのでコリン・ファースが
出ていながらDVD買っていなかったのですが、この機会に
買おうかと思います(クリスマス&年末に向けて財布の
紐が緩むのを狙われている気もしますが)

(詳細はユニバーサルの公式サイトへ)

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2005.11.17

「R25」に古田新太さんロングインタビュー掲載。

関東以外で入手しづらいらしいのが難点ですが、
無料のフリーペーパーでここまでのインタビューが
読めるのは贅沢な話です。
(発行翌週になるとネット上でもインタビューが
全文読めるようです)

雑誌自体が30歳前後をターゲットにしているので、
自然インタビューの内容も毎号その前後の年の頃と今、
みたいな内容になっていて、古田さんのも俳優になるまでの
紆余曲折がなかなか興味深いです。

「R25」11/17(69号)
リクルート発行

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レンブラントの生涯を映画化。

ニュースソースは16日の讀賣新聞。
来年がレンブラントの生誕400年ということで、その記念
事業の1つとして、レンブラントの生涯を、彼の代表作である
「夜警」の裏話を絡めて、映画にするそうです。
監督はピーター・グリーナウエイ。

グリーナウエイ!
久しぶりに聞く名前ですが、私にとっては、
グリーナウエイ→映画「コックと泥棒、その妻と愛人」
「ピアノ・レッスン」→マイケル・ナイマン、と
一気に連想が繋がります。

この作品の音楽をナイマンがやるとは書いてありませんが
レンブラントの深く濃厚な色味とグリーナウエイの前衛的かつ
耽美的な作風がどんなコレボレーションを見せるのか
興味深い作品になりそうです。

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歌舞伎座建て替え工事

どうやら本決まりのようですね。
早くも2年後に着工、2010年再開場予定だそうです。
(★NIKKEI NETにプレスリリースが発表されましたので
 11/18にリンク先を変更しました)
とりあえず大きな襲名はここ2-3年で駆け込みのように
やっていましたから、しばらくは大丈夫?

それにしても再開場の時はまた豪華絢爛(演目も値段も)な
記念公演がうたれることが容易に想像でき、今から
財布が心配です

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2005.11.16

「偶然の音楽」を観る

世田谷パブリックシアター 3階席

白井晃さん演出作品は、「ルル」「ノイゼス・オフ」に続いて3作目。
「ルル」は結構私はだめだったのと、今回もちょっと現代翻訳ものと
いうことで、内心こわごわでかけたのですが、個人的には
「ルル」や、先日青山円形劇場で観た「エドモンド」
(大森博史さんはこれにも出て、同じように主人公に
プレッシャーを与える役でしたっけ)と同じような偶然によって
翻弄される男の物語でしたが、私は前作や「エドモンド」
よりは、心地よく、興味深く観られました

続きを読む "「偶然の音楽」を観る"

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白井晃さん、来年はルパージュ演出の一人芝居に出演。

世田谷パブリックシアターで仮チラシ入手。

ルパージュというと、私は見ていませんが評判の高かった
「月の向こう側」の演出家で、このチラシにも<映像の魔術師>と
書いてあります。

そのルパージュ演出で、白井晃さんが
『アンデルセン・プロジェクト』という一人芝居に挑戦するとのこと。
遊機械オフィスサイトにも情報はアップされています)

ちなみに、同じ芝居の英語バージョンが、ルパージュ自身の出演によって
上演されるそうで、これはなかなかチャレンジングな企画に
なりそうです。

06年7月上旬公演

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「12人の優しい日本人」当日券情報

パルコ公式サイトに、当日券情報がでました。
恐れていたとおり、「当日」にぴあの専用電話での
予約が必要だそうです。
帝劇「エリザベート」の時も思いましたが、当日券の
チケット電話が繋がるっていうのは、席数の少なさを
考えると、もともとのチケット取りの電話より確率低そう
ですし、体力勝負で朝から並ぶのもダメとなるとこれは
もう運勝負としか言い様がありません。

しかし今回ここまでチケット運に見放されている私が
今更当たるとは思いにくく、既にBS2かWOWOWでの
中継があるものと思って今からそちらを頼りにする
気分です。

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2005.11.15

やはり発言はしてみるものですね。

前にエントリーした「夜叉が池を観る」で、物販について
辛口コメントをしたところ、幸いにも、私の深く尊敬する
ブログ「fringe blog」で採り上げていただきました。
さらに、そのエントリーをご覧になった主催者の方から、
「fringe blog」のほうに、その件についての丁寧な回答が
あったという事を「fringe blog」の荻野氏のコメントで知りました。

私の推測するところ、物販自体というよりも、荻野氏の
エントリーおよびコメントにあるような、通販用の申し込み用紙の
準備のことについての事の方が、主催者の方には
より今後の公演に際して役立つ提案だったとは思うのですが、
私のような一観客の発言に当事者が耳(目かな)を
傾けてくださった事は、ブログ執筆者としてもありがたいことですし、
また微力であっても、違和感を持った事には積極的に問題
意識を持つことは必要だなと改めて思いました。

耳を傾けてくださった主催者の方に、またエントリーを
採り上げてくださった荻野氏に感謝いたします

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米倉涼子、「黒革の手帖」「女系家族」の次は「けものみち」

「黒革〜」と同じ松本清張作品の再ドラマ化に
再び米倉さん主演で、枠も「黒革〜」と同じ木曜9時枠で
連ドラ化だそうです。

でも「けものみち」というと、私などどうしても
NHKが80年代前半に和田勉を起用して立て続けに
制作した清張シリーズが頭に浮かびます。
あの時は名取裕子に山崎努、西村晃、石橋蓮司、
加賀まりこと強烈な配役でしたが、今回は
どんなキャストになるのでしょうか、ちょっと楽しみです。
(前作の概要はこちら

米倉さんは「怖くて強い役」を演じるようになってから
ずいぶん好調です。次はいよいよ「極妻」シリーズか?!

ニュースソースは日刊スポーツサイト

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舞台「ハゲレット」ビジュアル公開!

ちょっと前に公演情報をエントリーしたばかりですが
フジテレビのイベントサイトに写真を発見!
(今日配布の「ローソンチケット」76ページ<関東版>にも
 出ています)

近藤芳正さん、まるでレンブラントの肖像画のような
クラシックな中にそれらしいスタイルで収まってますが
どうみても「ハムレット」よりは「シェイクスピア」風。

でもこれは思ったよりも真剣に面白そうです。

唯一最大の難点は、この公演が「狂言劇場」、そして
新国立劇場の「こどものためのシェイクスピア<十二夜>」
ほとんど日程が重なることでしょうか・・・・

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来春テレビ版「戦国自衛隊」オンエア

映画のリメイクの次は、日本テレビでのドラマ化だそうです。
監督は79年の映画版と同じ斉藤光正氏。
主演は反町隆史。共演は渡部篤郎。
舞台は関が原合戦になるようで、織田信長が津川雅彦、
石田三成が竹中直人、そして関が原で石田方から
徳川方に寝返って勝敗の命運を分ける原因となった
小早川秀秋に藤原竜也というキャスト。

ちなみに小早川秀秋は秀吉の妻・ねねの兄の子で
小早川家に養子に入った人間。実際には秀吉の
甥ですから、どう考えても秀吉(石田)方を裏切る筈の無い
親戚が徳川方になびいた訳で、後世の評判も当然よろしくなく、
ドラマでもたいてい優柔不断な弱気という性格設定に
なっていますが、さて藤原くんの秀秋はどうなるのか、
ちょっと気になるところです

オンエアは来年春の「ドラマコンプレックス」(火曜9時枠)
とのこと

ニュースソースは中日スポーツweb

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来年の花粉飛散は小規模らしいです。

シアターゴーアーにも大変喜ばしいニュースです。
症状が酷い時が芝居(それも上演時間の長いのやミュージカル)と
重なると、自分も辛いし周囲へも気兼ねしてしまいます。
私の場合は劇場にティッシュを箱で持参したいと思うほど、
ではありませんが、やっぱり芝居は集中して見られるのが
一番ですからね

ちなみに東京都はスギの人工林の伐採を相当の
予算をつけて実行の予定だとか。
東京新聞によるとこの春に都知事ご本人が花粉症に
なったこともあって抜本的対策を指示したそうですが、
となるとひょっとして都知事が発症されなかったら、こうスムーズ
には(これでも今更、な感じもしますけど)いかなかったと
いう事でしょうか?
んんん?

ニュースソースは東京新聞web

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2005.11.14

浅井忠と日本のアール・ヌーヴォー

アール・ヌーヴォーと言われても、反射的にミュッシャ、
エゴン・シーレ、クリムト、そしてガレあたりしか思いつかない
程度だったので、日本におけるアール・ヌーヴォーの流れを知る
展覧会「日本のアール・ヌーヴォー 1900〜1923」
(東京国立近代美術館工芸館)を見て、日本でのその広がりの
多様性とそこに関わった浅井忠の影響の大きさを
初めて知りびっくりしました。

浅井忠と言うと、私には渋い色調の風景画の作家、
という印象が強く、藤島武二や黒田清輝らに比べると日本的な
イメージを持っていたので、彼の実に垢抜けた
(というのもどうかと思いますが)デザインの数々には
驚いたというのが、正直な感想です。

また藤島武二の「みだれ髪」や津田青楓や橋口五葉の一連の
漱石作品のブックデザインも見てはいましたが、それが
アール・ヌーヴォーの影響下にあったことは今回はじめて
認識できたことですし、またその延長上において、日本の
琳派や大津絵と言った伝統的な意匠が、斬新なデザインとして
彼らに見直されていたことも興味深いことでした。
中にはまるで広重の浮世絵のようなものもあり、日本に
おいてのアール・ヌーヴォーの受容の過程を知ることもできて
私には発見の多い展覧会でした。

「日本のアール・ヌーヴォー 1900〜1923」
東京国立近代美術館工芸館
〜11/27

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2005.11.13

「絵本太功記」を観る

国立劇場
本当は団十郎が主役光秀をやるというので
話題になっていたのですが、残念ながら病気治療のため
降板、代役に橋之助。

いつも勘三郎の一座で二番手のポジションにいる橋之助が
珍しく単身主役を張るrという感じで、かなり頑張っていましたが、
どうしても「おれを団十郎がやるはずだったんだなあ」と
思ってみてしまうところもありましたし、何よりも、元の配役と
本人と本人がやるはずだったであろう、久吉役の芝翫以外
変更しなかったようで、橋之助演じる光秀の息子の役が
魁春丈という不思議なことに、そして光秀には年下のライバルの
はずの久吉役が父親・芝翫というのもやはりどこか違和感も。

配役だけなら、03年の歌舞伎座での「太十」の配役が
理想的かもしれません
(光秀・団十郎、久吉・橋之助、十次郎・勘九郎(元・勘三郎)
 操:芝翫、皐月:東蔵、初菊:福助、正清・新之助)

とはいえ、通常は通常「太十」(「太功記」の十段目の略称)しか
演じられないこの話を通しで観ることができたのは
なかなか面白かったです

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2005.11.12

「Team ARAGOTO」に加わって欲しいメンバー

青山円形劇場で、先日、筧さんが「笑っていいとも」に
持ち込んで貼っていたのと同じビジュアルの本チラシを
ようやく入手。

かなりインパクトのあるビジュアルです。
言えばもうちょっと洗練されないと、最近の新感線のものの
ようには人目を引かないかも知れませんが。

でこれを見ながら思ったのは、やっぱり「ARAGOTO」と
言うからには、ここにあと古田新太さんがいたらなぁと
言う事。
古田さんがいたらかなり芝居の厚みが違うと思うのです。
まあ筧さんと古田さんの舞台共演はどんな内容にせよ、
是非一度は見てみたいと思うのですが、いまや
贅沢な望みでなのでしょうか。
(テレビでは「眠れぬ夜を抱いて」で共演してます。
 ただし、DVDは発売されていませんが)

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大河ドラマ「義経」、富樫役は…

歌舞伎や能のファンとしては、義経と言えば
安宅、安宅といえば富樫なので、誰がやるのかずっと気に
なっていたのですが、11日夜に放送した「プレマップ」の
予告映像からするとどうやら石橋蓮司さんのようです

石橋さんは今、これも「義経」出演中の高橋英樹さん
主演の金曜時代劇「慶次郎縁側日記2」に出演中。

役者さん本位で選んだでしょうし、収録時期が違うとは
思いますが、せめて放送時期を考えてオンエアしたら
どうなんでしょう?
どう考えたって似たりよったりな印象は拭えませんが。
(同じ局なんだし)

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「エビ大王」と「オイディプス王」

「エビ大王」がらみの情報があちこちにやっと出始め
(一般発売後というのはどうなのか、という問題は
 ちょっと置いておくとして)
先日は筧さん、佐藤アツヒロさんが「笑っていいとも」に
出演されるなど、ようやく公演パブリシティが整って
きた感じですが、公式などであらすじを読むにつれ
韓国の古代の話が元になっているといわれるこの物語は
王の「血」に関する悲劇という点で、どこかギリシャ悲劇の
「オイディプス王」に似ている気がしています。

「オイディプス」の場合は母親との関係、そして父親殺しの
汚名を着ないで済むようにと母国(と信じていた国)を
出奔して他国で育ち、結婚したオイディプスが、実は
知らずに実父を殺し、その後釜として実母を妻として
王座についていたことを、ある一つの事件から知っていく
という悲劇ですが、どうも「エビ」の場合は、実の娘と
知らずに男女として出会う、という話らしく、「オイディプス」
よりはまだ救われるかもしれませんが(それまでに国に
殺戮の嵐が吹きまくるようですが)、意外なところで
「血」と「王座」の共通点を見出した気がしました

とここまで書いて、原作者のプロフィールを見たら
その作品に「ソウル版オイディプス」という名前をみつけて
その偶然にちょっと納得したり、びっくりしたり。

肝心の「エビ大王」ですが、いつのまにかこぐれ修、
武田義晴と、つか組がキャストに加わっています。
やっぱり「ARAGOTO」にはつか的な身体能力が必要なのかも
しれませんね

そうそう荒事といえば、最新号の「TARZAN」に
市川海老蔵丈のトレーニングについて短期特集が
始まりましたが、反復横とびとか、バイクでの心肺能力とか
相当すごいと出ています。
(これも偶然<エビ>繋がりでした・・・)

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帝劇、アスベスト対策で来年4,5月工事。「レミゼ」は急遽日生劇場に変更。

デイリーに「帝劇、天井裏にアスベスト」の記事を発見。
あれ?「レミゼ」じゃなかったっけ?と
東宝公式(開示情報)へ飛んだところ、工事で来年4月5月に帝劇は
急遽工事で休館。「レミゼ」は日生劇場で公演との情報。
ついでにキャストスケジュールまで一気に発表されています。

「初の日生劇場バージョン」とまで書くのもどうかと
思いますが、トップページには
「この公演を本田美奈子.さんにささげます」との文字。

しかしたった1ヶ月の公演なのに、4バル、3ジャベ、
4エポ、3マリ、3アンジョは無理やり過ぎ。
詳しくチェックしてませんが、同じ組合せで2回以上
観るのはほぼ無理な気がします。
このキャスト数なら3ヶ月はできるし、1ヶ月ならもっとキャストは
少なくてもできると思います。

しかし、バル・ジャベ組あわせだけでももう土日で
行けるみたい組合せの日程は1つしかありません

ううむ。見え方が帝劇と日生劇場は違いますから
これもなかなか難しいですねえ。

電話一般発売は来年1月14日(土)
年明け最初の大難関になりそうです。

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2005.11.10

11日の「誰ピカ」は本田美奈子.さん追悼特集

タイトルの通りです。
本田さんが去年「誰ピカ」に出演して発声の特訓を
した時の話を、実演を交えてしていたのを偶然見て、
その歴然とした違いに強い印象を受けた記憶が
あります。

番組ではそれらの映像を含めた追悼特集を、
11日に予定を変更してオンエアするそうです。

11/11(金) 22時〜 テレビ東京系
「たけしの誰でもピカソ」

<補足情報>
オンエアを見ましたが、予告ほどの長さではなかったですね
テレビ朝日では13日の「題名のない音楽会」で
出演したときの映像を流すそうです

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「相棒」豪華なゲスト

ANB系の「相棒」、堅すぎず柔らかすぎず、といって
目を覆うようなシーンがなく安心して見られるので
時々見ているのですが、2日と9日は前後編、しかも
ゲストがちょっと豪華で、小日向文世さんと高橋一生さん

小日向さんはこのところ良い人か、もしくはエリート役が
多かったのですが、今回は不気味な雰囲気を漂わせた
かなり屈折した犯人役で、見た目悪人風の犯人よりも
かえって凄みがありましたし、高橋くんも同様で優しげな
顔にぞっとする怖さ。
ちょっと江戸川乱歩ものを連想させる内容でしたが、
連ドラの1エピソードとしては高い完成度で楽しめました。

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三谷幸喜さん、大河ドラマ「巧名が辻」出演。しかも役は・・

眼鏡をしてない三谷さんを見るのは初めてじゃないかと
思うのですが、しかも役が歴代大河では伊丹十三、
松橋登、玉置浩二、モロ師岡とかなり個性派俳優が
演じてきた、臍曲がり将軍、足利義昭役。

脚本の大石静さんじきじきのご指名とのことですが
映画「有頂天〜」ドラマ「新選組!!」舞台「十二人の〜」と
ただでさえ多忙なはずの三谷氏、見かけによらず?
超タフガイのようです。

ニュースソースはサンスポ中日スポーツあたり

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2005.11.09

杉村春子、瀬戸内寂聴、越路吹雪

この3人を主人公にした波乱万丈のドラマシリーズ
「女の一代記」がフジテレビ系で3夜連続で放送
されるそうですが、まだご本人が生きていらっしゃったり、
少なくも関係者はたくさんご存命なので、見たら
色々感想は出てきそうですが、興味深い配役です

瀬戸内寂聴編は晴美(寂聴)に宮沢りえのほか、
佐野史郎、中村勘太郎。
越路吹雪編は主演が天海祐希。盟友の岩谷時子に
松下由樹、黛敏郎に谷原章介、ほかに小沢征悦。
杉村春子編は主演が米倉涼子、森本薫に柳葉敏郎、
ほかに山口達也、成宮寛貴。
ソニンが大地喜和子というのはちょっとびっくり。

オンエアは11/24から3夜連続
情報ページはこちら

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2005.11.06

シェイクスピア×鈴木聡×山田和也×近藤芳正、で出来上がる芝居とは?

余りに意外性が強かったので、2時間ドラマみたいな
長いタイトルになってしまいました。

ベニサンピットで仮チラシ入手。

来年3月に、紀伊国屋ホールで、近藤芳正さん主演で
シェイクスピア<原作>の芝居がかかるそうです。

翻訳・監修が小田島雄志、脚色・鈴木聡、
演出・山田和也。
やるのは、なんと「ハムレット」!
いや、正確なタイトルは「ハゲレット」だそうです

続きを読む "シェイクスピア×鈴木聡×山田和也×近藤芳正、で出来上がる芝居とは?"

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やっぱり宣伝が足らないのでは?

こういうのを完全な「余計なお世話」というのかも知れません。
先週は「12人の優しい日本人」のチケットに関して
「全然チケットが取れない」と愚痴っておいて、今週はこれかい!
都合の良いこと言ってるなよ、と突っ込まれそうな気もします。

ですが、一応ファンとして気になるんです。

昨日一般発売になった、12月の筧さん主演の舞台
「エビ大王」(公式サイト、活発に更新中)
さっき、ぴあとイープラスの空席状況チェックしてみたのですが
びっくりです。

はっきり言って売れてません

続きを読む "やっぱり宣伝が足らないのでは?"

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本田美奈子さん死去

入院中にCDを出したり、一時は退院もして、療養中と
いわれていただけに、ちょっと驚きました。
夜のNHKニュースでは「ミス・サイゴン」の時の舞台映像も
流れてかなり詳しく取り上げられていました。

今年春の「レミゼ」でキャスティングされていて、見られるかなと
期待していたのが直前に降板発表。
ただ最近は渡辺謙さん、吉井怜さんなど、同じ病をのりこえて
復帰する芸能人も多かっただけに、本田さんも回復して
「レミゼ」で見られると思っていたので、とても残念です。

ニュースソースは読売時事通信など

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「ヴェニスの商人」を見る

シェイクスピアの作品の中でも「肉1ポンド」の
要求と法廷での男装の麗人による見事な裁きの
話として有名ですし、アル・パチーノがシャイロック、
そしてヴェネチアロケと言われたらかなり
惹かれます。
前日映画館に問い合わせると、結構な混雑ぶりとのこと。
早めにでかけて入場整理番号だけを先に取って
入場時間に戻って見ると、確かに相当な混雑。
休日ということもあって満席でした。

昨年見た、四季版の舞台は日下武史さん演じる
シャイロックが一人近代的思想の持ち主だったための悲劇、
という印象が強かったのですが、今回は更にそこに
ユダヤ人差別の問題が、冒頭のナレーションはじめ
各所に挿入されていたのと、何よりも余りにアル・パチーノの
存在感が一人強烈だったがために、シャイロックへの
同情が先行してしまって、若い男女の恋愛物語の
部分が鬱陶しいとは言わないものの、ちょっと
「勝手にやってろよ」という感じがしなくもなかったです

とはいえ、ストーリーに忠実につまらない潤色を
しないでの映画化で、安心して見ていられました

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「歌わせたい男たち」を観る

ベニサンピット。

去年の「新・明暗」から永井作品は私の中で
要チェックになっていましたし、戸田さん、近藤さんという
達者な役者さんがどういう芝居を作るのか興味があって
でかける。

超満員。
当日席は階段通路に座布団敷きでしたが、それも
かなりの人数でした。

最初タイトルとチラシを見て、「歌わせたい」相手は
主演の戸田さんだと思っていたのですが、ちょっと
違いました。

それだけでなく、芝居の印象も私の想像したのとは
ちょっと違いました。

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2005.11.04

TBSドラマ「花より男子」に松嶋菜々子さん出演

声、写真だけの出演かと思ったら、なんと今夜の放送から
ご本人出演だそうです。
TBS出演も珍しいですし、何より「主役」出演の多い
松嶋さんが、それも学園モノのコメディタッチの作品に
脇で(特別出演というスタイルだそうですが)出る
なんて、かなり異色。

ただし、主演の井上真央さんとは、つい先日
NTV系の単発ドラマ「火垂るの墓」で親子役で共演した
ばかりで、その印象がまだ強烈なうちにまた同じ組み合わせで
登場というのはちょっと他局だから仕方なしとは言え
どうかなという気もしなくはないですが。

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2005.11.03

「三響会」を観る

新橋演舞場。

とにかく無闇に出演者が豪華絢爛。どうしてこんなメンバーが
一斉に集まれるのかと思うほど。
ついでに楽屋割りはどうなってるんだろう?とか余計な事も
考えてしまいました。

ロビーも客席も大混雑。通路に補助席が出ていて
余計に人の出入りに時間がかかります。

1階席後方。

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気になる映画あれこれ

★上下2冊の大作が大ブームになった
 「ダヴィンチ・コード」。
 「ビューティフル・マインド」「シンデレラ・マン」の
 ロン・ハワードがトム・ハンクスと組んで映画化
 だとは聞いていましたが、ようやく来年5月に
 全世界同時公開となったようです
 公式サイトはこちら

★コリン・ファースを一躍注目させた「高慢と偏見」が
 「ブリジット・ジョーンズの日記」などを制作した
 ワーキング・タイトルブランドで映画化されるらしいことは
 これも情報が入ってきていたのですが
 日本での公開は来年1月だそうです
 タイトルは「プライドと偏見」

 「高慢~」と「BJ」の関連を思えば、この繋がりは
 結構納得ですが、それにしてもエリザベスががキーラ・ナイトレイ
 というのはちょっとイメージが違うかなあ。
 ダーシー役がどんな俳優さんなのか判りませんが、
 キャストにジュディ・デンチ、ドナルド・サザーランドとあるのが
 とても気になります。(デンチは「恋に落ちたシェイクスピア」で
 強烈な印象がありますから)

 それにしてもこのタイトル、英語のままでもわかりづらいけど
 「高慢と偏見」じゃテレビ版を知らない人は内容がさっぱり
 でしょうし、難しいですね。
 日本語版の公式サイトはまだ表紙のみ

★日本では「ベルサイユのばら」のおかげで有名な
 マリー・アントワネットを主人公にした映画が、
 「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラの
 手で映画化されるとのこと。
 マリー役はキルスティン・ダンスト(「スパイダーマン」の
 メリー・ジェーン役)だとかで、ベルサイユ宮殿でのロケも
 しているとのこと(雑誌「Cut」11月号より)


 

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「春の雪」を見る

とにかく久々に「文芸大作」映画。
ただし、原作を読んだわけでは有りませんが
この脚本の範囲では、単に妻夫木くん演じる清顕の
ワガママが招いた自業自得に竹内さん演じる聡子が
巻き込まれただけの大時代的強烈なメロドラマにしか
なってません。

これで竹内・妻夫木コンビが主演でなかったら
<時代錯誤>で切り捨てられそうですが、
とにかく余計な音楽もなく、カットで割らずにカメラを
移動させることで絵巻のような効果をみせる行定監督と
カメラの李氏による、凝りまくった映像美を2時間半見られる
だけでも見る価値はあると思います


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2005.11.02

有り得ない!<強烈なグチ>

このところ立て続けに主催者、劇団窓口の対応など諸々に
不満が鬱積しています。

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2005.11.01

年末年始にデジタルリマスター版で「風去り」公開

「日本で最後の公開」とか、前に言ってなかった
でしたかねえ、とか突っ込みはここでは措くとして。

12/28から約1ヶ月、1/31まで銀座のル・テアトル銀座
デジタル・リマスター版の「風と共に去りぬ」を公開
するそうです。

前売り券もヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルの
それぞれお馴染みの扮装写真2バージョン作る気合の
入り方。

若い客ももちろんでしょうが、ここはやはり正月休みを
利用してオールドファンがノスタルジアに浸るために多く
足を運ぶのでは?

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能楽劇「夜叉が池」を観る

オーチャードホール

初めて行ったのですが想像以上に広かったです。
1階最後方席だったので、舞台の役者がとても小さくてびっくり。
細かい動きや表情が全然見えず。
萬斎さんを見るならもうちょっと奮発するべきでした

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映画「誰がために」を見る

イメージフォーラム

浅野忠信、池脇千鶴、香川照之と揃ったキャストの
割にあまり話題になっていませんが、未成年者による
殺人とその被害者の家族の心の救済という、誰にでも
起きない保証はないのに、様々な矛盾をはらむ重いテーマを
ドキュメンタリー出身の監督が微妙なテイストで
描いています。

主人公・民郎(浅野さん)の妻・亜弥子が全く見ず知らずの
青年(小池徹平さん)によって亜弥子を殺されしまう。
そして犯人が未成年だったために相手が誰かも知らされず、
怒りのやり場もなくなる民郎が次第に犯人に対して復讐
(殺人)願望が強まるが幾度もの逡巡を経て、結局実行するも
失敗してしまうまでが描かれる。

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「北斎展」は凝った仕掛け。

東京国立博物館で開催中の「北斎展」
展示の充実さはチラシを見ただけでも十分
予想できますが、だけでなく公式サイト
なかなかです。

まず、通称「ほぼ日」、ほぼ日刊イトイ新聞で
「北斎先生!」のタイトルで、キュレーターの
人との対談などが進行中で、リンクが張られています。
また、携帯専用壁紙は窓口で提示すると割引に
なるなど、「浮世絵」という言葉だけでは
吸引できない、若い層を取り込もうという仕掛けが
出来上がっています

開催は12/4まで

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