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2005.11.02

有り得ない!<強烈なグチ>

このところ立て続けに主催者、劇団窓口の対応など諸々に
不満が鬱積しています。

<その1>
ある劇団は予約電話に電話をしても誰も出ません。
私は時間を変えて3回電話しましたが結局一度も留守電にも
なることすらありませんでした。
結構気に入っている役者さんが出る芝居でしたが、
この劇団に関しては今後一切劇団経由でチケットを事前に
買う事は止めようと思いました。
劇団のスタッフが何時に電話口にいるかなんて予め
客には判りません。
出られないなら留守電にメッセージを残せるようにするか
せめて「何時から何時に電話してください」などの
案内があって然るべきでしょう。
以前、某有名演出家のユニットに電話をしたときは
「■月□日から★月☆日まで○○劇場での公演でスタッフは
 全員そちらに行っていますのでお急ぎの方は劇場の電話
 ×××−××××、内線△△番までお願いいたします」
と丁寧な案内があって、無事連絡をすることができました
こういう杜撰な対応しかできない劇団に、どんなクオリティか
判らない前に数千円先払いなんて私には心配でとても
できません。
主催公演を打つならそれだけの背後支援体制を整えるべきです。

<その2>
ある主催者から先行案内のお知らせがきました。
早速申込をしましたが、どんなに案内を読んでも希望日の
チケットが取れたかどうか、いつどんな方法で通知がくるか
一切書かれていません。
事務所に電話をしても留守電が「申込の方はメッセージをどうぞ」
というメッセージが流れるだけ。念のため要件を録音しましたが
その後も返事は無く、全くのナシの礫。
このままではチケットが取れたのか取れないのか判らないまま
一般発売日に突入しそうな勢いで冷や冷やしていた頃、
突然振込用紙が送付されてきて、取れた日程は確認できものの
席の場所もわからないままで「○日までに振り込め」の一文のみ。
その後も事務所への留守電は全く意味をなさないままで
振込みからまた暫くして突然チケットが普通郵便で到着。
おそらくはキャパシティ以上の問い合わせがあって、個別に
対応し切れなかったのだと思います
今はインターネットもある訳ですから、そういうインフォメーション
を1つ作るだけでこういう事はあっさり解決するもの。
かなり貴重な公演だったので取れただけマシと諦めましたが
冷静に考えると相当酷い話です

<番外>
これは「夜叉が池」の公演のエントリーのところにも
書きましたが、公演パンフレットが来場者数より少なかった
ようで、1幕幕間で既に売り切れ。あとの希望者は郵送対応との
ことで住所氏名を表に書き込むようになっていました。
問題は2つ。
一つは当たり前ですが、何を思ってパンフレットを少なくも
席数準備しなかったのかという事
通常の演劇でそんな事考えられるでしょうか?
何ヶ月の長丁場で部数が読めないというので途中でショート
したなら判ります。ですがこれは大阪東京含めてたった
2公演。席数足せば最大何人来るか判ろうというもの。
しかもこの公演は様々なジャンルの役者さんやスタッフが
集結したコラボレーション企画。当然の事ながらいろんな
興味で集まった客たちにとって、見ず知らずの役者がたくさん
出ているのですから観客は自宅に帰ってからではなく、
舞台を見ながら役者をチェックしたくてプログラムを買おうと
したはず。
そのあたりの客の心理をこの主催者は全く理解していなかったと
思います。
そして問題はもう1つ。
今は個人情報保護について細かい配慮が様々なところで
求められているのですが、この郵送希望者が書き込む用紙が
単なる便箋に線を引いただけのリストで、つまり後から
書き込む人は前に書き込んだ人の記入内容(住所氏名)が
完全に判る状態という、全く無防備な物だった事。
集計して発送するには効率よくて便利かもしれませんし
こんなところで悪意を持つ人間はいないと思うかも知れない
ですが、こういう配慮の無さには若干呆れます。面倒でも
1人に1枚ずつの別の紙を渡して必要事項を記入させるべき
だったと思います。
まあ元々数がなかったことが根本的問題であるのですが。

とまあずらずら書きましたが、譬えて言うと主催者や劇団は
いわばレストランと同じだと思います。
足を運ぼうと思って問い合わせをしたり、電話予約をした時の
対応が悪ければ、その時点で行く気を失うでしょう。
電話した時の対応が杜撰で復唱もしなかったり、そもそも何度電話を
しても電話の反応がないような店に何度も電話をしたいと、というか
行きたいと思うでしょうか?
何しろどんな味(面白さやクオリティ)か判らない前に
数千円先払いするのですから、気持ちよく予約できなければ
不安になります。
また店に足を運んだとして、どんなに提供する料理(芝居)が
美味しくても、店の雰囲気や従業員のサービス(劇場での主催者・
劇団の仕切りや対応。例えば入場前の並ばせ方、入ったときの案内、
物販の方法などあれこれ)が悪かったらこれも同様、
「こんな金額を払ってこのサービスってどうなの?!」と
どんなに料理人が丹精をこめて美味しい料理を作ったとしても
台無し。客は2度と足を運ばないでしょう。

劇団や主催者の中にはどう考えても「見せてやっている」と
しか思えない対応を見せるところがあります。
チケット販売に関しては情報露出が足りないところから始まって
不満はたくさんあります。
自分たちがサービス業であることを忘れているのではないかと
思うのです。
確かに大勢のスタッフを抱えることができず、少人数で様々な
対応に追われているという現状を抱えているところもあるかも
知れません。大きなところでも対応の悪いところはあるので
そればかりが原因とも思われません。
ともあれ芝居はどう考えたって観客(消費者)あってこそ。
問い合わせ、予約をして見ようという程ですから、熱心な
観客の筈です。そうした観客を不安にさせたり、十分に
対応しないなんて、サービス業としてありえません。
対応しきれないほどのニーズがあるならニーズにこたえるべく
スタッフを増強するなり、販売方法を見直すなり、絶対
改善できるはず。
「できない」のは「してない」のと同意だと思います。

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コメント

よくぞ書いてくださいました。溜飲がさがります。同じような経験には本当に事欠きません。少し便乗して愚痴らせてくださいませ。

チケット申し込み先が某シテ方の後援会事務所のみになっている能楽の公演、指定の電話番号に時間や曜日を変えて何度チャレンジしても誰もでません。やむなく何か情報が得られればと思い公演場所の能楽堂に電話すると、なんと自由席のみお預かりしてますとの返事。そんなこと!と腹を立てつつ問い合わせから三日程あとに能楽堂窓口に行ってみると、係りの人が引き出しから取り出したのは帯封のついた自由席チケットの束。すまなさそうに「正面席のお取り扱いはないんですがいいですか」と最初の一枚を売ってくれました。チケットは手に入ったものの、なんだか割り切れない気持ち。一般客にチケット売る気は全く無いとしか思えません。それなら最初から内輪だけの会にすればいいではないですか。まさに「みせてやってる」の典型。それにしても正面全部の指定席はいったい誰の手に渡るのでしょう。

駅からバスで行かなくてはならない某庭園での野外能、駅に案内の警備員が数名立っていて乗るべきバスを案内していたのですが、胸に掲げていた案内板のバスと誘導しているバスが全く違うのです。いわく案内板のとおりだとかなり歩くので、こっちのバスの方がいいですよ。なんと親切な?!結局、夕方から閉門してしまう正反対の入り口へミスリードされ、時間はかかるは歩かされるは、正門に案内されるまでひたすら待たされるはと散々でした。迷える子羊と化した人数は100名以上いたのでは。本当にその場で帰ろうと思いましたもの。案内すべき場所を知らない人間を案内人にするなんて、もう笑うしかない。絶対に来年は行きません。

ここのところ大人げない書き込みばかりですみません。お許しあれ。

投稿: 松風 | 2005.11.02 23:57

松風様
コメントありがとうございます
コメントの二つは私にはどちらも経験が
ありませんが、特に前半のはなんか
すごく判ります。
後半のは、能ではありませんが
昔よく行った、ミュージシャンの野外ライブで
良く遭遇したイベンターの仕切り力不足と
同列の話ですね。

全部のチケットをオンラインに乗せる必要は
ないとは思いますが、なにかチケットの情報が
正確にかつ平等に知ることができるツールが
欲しいと思いますね(特に伝統芸能系は)

投稿: かのこ | 2005.11.03 09:44

なんか、読んでるだけですっきりしてきました。
お二人とも、ありがとうございます。

私も似たような目に遭ったことがあります。
何が嫌って、そういうトラブルがあると、その公演自体をきちんと見れなくなるんですよね。
公演にケチがつく、というべきか...それが一番悲しいです。

投稿: あい♪ | 2005.11.05 01:15

あい♪さま
コメントありがとうございます
主催者の方たちの大変さももちろん判るの
ですが(特に萬斎さんご出演公演は
人気が高いので、私たちにも一因あり!)
これを読んで「偉そうに」とか「苦労も知らない
で」と
思われる主催者もいらっしゃるとは思いますし、
悪口大会にはしたくありませんが、
やはりシステムとしておかしいと思うことは
おかしいと声を上げないと伝わらないと
思っています。

投稿: かのこ | 2005.11.05 10:48

有料パンフレット(プログラム)はそんなに購入率が高いのでしょうか。せいぜい50%ぐらいだと思っていましたが。

投稿: キー坊 | 2005.11.06 00:06

キー坊さま
冷静なコメントありがとうございます
パンフレットのことですが、私がエントリー
したのには3つの理由があります。一つは
ファン心理、というのがありまして(笑)
多分萬斎さんファンは結構買う方だと
思います。それとエントリーにも書きましたが
これだけ多ジャンルから演者が集まった
特別公演なので、観客が普通よりは
パンフレットの必要性が高いと思ったこと、
そして何より、パンフレットの準備数を
なぜ最大の観客数も揃えず、いわば
主催者は数をケチったのか、その理由が
判らないからです。複数日程あるわけでも
ないので、改めて買いに来ることも
できなかったですし、何より、後ろに
「夜叉が池」の台本が載っていて、結構
有意義なパンフレットだったので、せっかく
役立つパンフレットを売り渋る理由は余り
無い気がしたのですが、いかがでしょう?

投稿: かのこ | 2005.11.06 09:25

かのこさま
なるほど、そういうポイントで見積もれば相当数用意すべきかもしれませんね。ただ、最大観客数という数値が絶対条件かどうかは疑問です。確実ではありますが。
売れ残ることとファンをがっかりさせることとどちらの損失が大きいか、主催者は見誤らないようにすべきだとは思います。

投稿: キー坊 | 2005.11.10 12:41

キー坊さま
コメントありがとうございます
まあこの公演に限って言えば、言いたいことは
結構たくさんあったので、パンフレット問題も
ちょっと過敏に反応してしまったかも
しれません。
ともあれ、また貴重なご意見、今後も是非
お寄せ下さい

投稿: かのこ | 2005.11.12 08:39

このアーティクルをfringe blogでご紹介したところ、能楽劇『夜叉ヶ池』主催者の方から、メールをいただきました。責任ある立場にいらっしゃる方ですが、当日は東京公演に立ち会えず、観客の方からのご指摘で物販の問題点を知ることが出来たとして、たいへん感謝されていました。パンフ購入用紙については、慎重を期すよう注意をされたとのことです。オリジナルのこちらでもご報告しておきます。

投稿: 荻野達也 | 2005.11.13 15:16

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