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2006.02.13

IMAホール狂言会『寝音曲』

正直、久しぶりに「萬斎さん大変そうだなあ」と見ながら思った
舞台でした。

後半の、「立ってなど謡えない」と言っていた筈の太郎冠者が、
謡に熱中する余り、思わず立ち上がって謡うわ、舞うわと
大いに見所を沸かせるところ、後ろの席から見ていたのですが、
萬斎さんの息がかなり上がっているのか、謡が結構絶え絶えに
なっているように聞こえました
(わざとそういう演技だったのなら、新演出ですが)

「寝音曲」は全体としては嫌いな曲ではないのですが、「宗論」
ともども面白い!と思う回と、こんな平凡な曲だったかなあと
首を傾げる回とが、私の中では結構極端な曲のような気が
しますが、今回はそのどちらでもなく「お疲れ様でした」、
な感じでした。

今回はもう一曲の「墨塗」ともどもガハハハハと笑えるタイプの
曲で、確かにホール狂言らしかったですが、私の好みが
変わってきた部分もありますが、1曲はじっくり聞かせるタイプの
ものが見たかったかも。

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コメント

かのこさん、こんにちは。

大変そうなのが新演出なら良いのですが、息があがって謡が絶え絶えなのだとしたら、心配です。この日の予定がきつ過ぎただけなのか、累積疲労なのか...どちらにしてもご自愛していただくことを願うしかありませんが...

投稿: susie | 2006.02.13 23:46

susieさま
コメントありがとうございます。
これが私の見間違いか、私が疲れていたから
なのかなら良いのですが・・・
ご本人もお疲れなのか、力の入れ具合の
配分が想定外だったのか・・・?

投稿: かのこ | 2006.02.14 08:02

はじめまして。
少し前に、このサイトに気が付きまして、
面白いページだな、とよく見せて戴くようになりました。
よろしくお願いします。
IMAホールへは、私も行っていました。
前の方でしたので、萬斎さんの座っている間の演技がよく見えましたが、
とても良かったです。
あの演技は大変ですね。
お首を横にしたまま、謡をされて、
でも、いつもの綺麗な謡が響いていましたし、
お顔も表情豊かで、例の太郎冠者らしかったです。
座っている間が長かったので、立ってからのバランスがちょっと大変だったんでしょうか。
私は気になりませんでした。
ワークショップでも「雷」(タイトル不正確)か何か実演されたようなので、
二つ続くとやはりお疲れでしょう。
そちらも観たかったのですが、観てません。
楽しかったでしょうね。
かの子さまのようには、観劇数をこなしてませんから、素人判断ですが、
きっとお疲れも一時的なことで大丈夫だと思います。
パワフルな方ですから。

投稿: 日々草 | 2006.02.15 14:08

申しわけありません。
お名前失礼しました。かのこさま、でした。
かのこさまの、こちらのレポなど拝見していますと、
とても鋭い方なので、
かのこさまの目を信じていないわけではありません。
確かに登場時は、少しお疲れのようにも見えました。
しかし、演技に入ると、わざと下手にやる謡なども、
いつも通りの冴えでしたので、私は安心しました。
後半が問題なのですね。
また思い出してみます。

投稿: 日々草 | 2006.02.15 18:34

日々草さま
はじめまして、そしてコメントありがとうございます。
お近くで見ていらした方に気にならなかった
のであれば、私の勘違いかもしれませんね。
以前に同じ曲を見たときに、もっと立ち上がってから
シャキシャキ動いていた記憶があって、
頭の中で比較してしまったのかもしれません。
それにご指摘のとおり、一日でワークショップと
両方では大変だったのかも知れません。
参考になりました。
ありがとうございました

投稿: かのこ | 2006.02.17 12:13

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