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2006.04.07

「夜桜能(第3日)」を観る

靖国神社能舞台

生憎桜は盛りを過ぎ、しかもかなり寒い夜でしたが、
風が なかった(珍しく無風)ので、体感的にはまずまずでした。
何より、桜の盛りの時期だと酒宴で盛り上がっている
外の音が聞こえて来るのが今回はなくて、非常に静か
だったのが良かったです。

火入れ式、舞囃子(忠度)の後、狂言「二人大名」。
万作さんのシテに、高野・深田の大名コンビ。
お人好しと言える二人が、まんまと騙されいたぶられる
様が、風情のある桜の中で行われると、のどさかと馬鹿馬鹿
しさが相まって尚更笑えました。
しかし万作さんの『まずせい』は絶妙。Yozakura06Yozakura061

休憩を挟んで能「船弁慶」。
萬斎さんがアイ(船頭)で出演。
舞の部分をかなり簡略化、冒頭にあるアイとワキの船の手配
の部分を省略するなどして、かなり短くした版で1時間強。
ドラマチック度が余計濃縮された感じでした。
萬斎さんは後シテの知盛にちなんでか、背中に綱と
碇柄を あしらった肩衣。

この曲はアイのしどころが多いし、キビキビした動きが
見られるので、ファンとしては嬉しいのですが、ここの
公演は純粋な能ファン以外の観客も多いので仕方ない
ながら、作り物の船に見所から笑いが出るとは思いません
でした。
やはり極端に小さくシンプルなのは、通常の芝居に慣れた
人には妙に映るのかも知れませんね。

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コメント

かのこさん、こんにちは。
無風でまずまずとはよかったです。桜の時期が早いのもよかったのですね。
「作り物の船に見所から笑いが出」たのに、笑いで反応してしまいました。能楽堂の中でないので違和感があるのかな~?と想像しました。
萬斎さんの肩衣の色がおわかりでしたら、教えていただけるとうれしいです(毎度すみません)m(_ _)m。
_

投稿: susie | 2006.04.08 08:15

Susieさま
萬斎さんの肩衣は黒地に碇と綱柄が白抜き、下も
黒の丸紋入り狂言袴でした。

投稿: かのこ | 2006.04.08 08:27

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