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2006.04.14

「野村狂言座」を観る

宝生能楽堂

「宗八」「横座」「釣針」

「宗八(そうはち)」
宗八(元僧侶):万之介
某(元料理人):石田
主       :月崎

この演目ではまずは舞台上での魚の捌きが見ものですが、
石田さん演じる元料理人は丁寧な「お仕事ぶり」でした。
そして万之介さん演じる元料理人の浮世離れっぷりも
本当に笑えました。

「横座(よこざ)」
牛の目利き(横座という牛の本来の持ち主):万作
何某(横座を買った男)       :萬斎
牛(横座)               :遼太

これは何より、後半の万作さん演じる本来の飼い主が、
牛の 名まえを呼んで牛に返事をさせようとする長い語りが
聞きどころ でした。横座の目を覗き込むようにして
呼びかける仕草とか 語って聞かせるところが、
言い含めるような教え諭すような 感じだったのが
印象的でした。 遼太くんの小柄な可愛い牛ぶりも
かなりCUTE。
牛というより子馬という感じでしたけど。

「釣針」 主    :高野
     太郎冠者:石田
     妻    :萬斎
     乙    :深田
     その他腰元

「演者によって曲の印象はかなり変わるな」というのは、
普段から 狂言をや歌舞伎を見ていて良く感じる事なの
ですが(だから面白いのですが)、今回の この曲では
今回それを強く実感しました。
というのも、これまでこの曲で観た回数の多いのは
萬斎さんの 太郎冠者版ばかりでしたし、そもそも
石田さんの太郎冠者というの 自体がかなり珍しい。
もちろん萬斎さんの妻(被衣をしたままだった ので、
顔さえ判りませんでしたが)もめったにない配役。
狂言座ならでは、というところでしょうか。
何が違う、というのを説明はしづらいのですが、
萬斎さんの太郎 冠者は主の嫁取りに便乗して自分の
嫁取りをするのをかなり 『待ってましたこのchance!』と
いう感じで嬉々とした感じですが 石田さんの太郎冠者は
『棚から牡丹餅的に転がり込んだこの 好機を逃して
なるものか』な感じで、汗をいっぱいかきながら 釣竿
背負って何度も本舞台と橋掛を往復していました。

また今回は月崎さん(「宗八」)、高野さん(「釣針」)
お二人の 主が安定していて見ていて心地よかったです。

それにしても遅れてくるのは私もすることなので仕方ない
ですが 上演中に見所を何度も、体を屈めもせずにうろうろ
しながら 席を探す(宝生の席配置は判りにくいので同情は
しますが) 人がいてちょっと迷惑でした。
それと狭いので仕方ないでしょうが、自席につくのに、
脇正面 前の狭いところを玉砂利を踏んで音をさせながら
通ったのは どうなんだろうかなあと。
玉砂利を踏むつもりがご本人に なかったにせよ、基本的に
最前列のその前は、他の客や演者の事を考えたら
通らないようにするのがマナーの気がします。
また最後は観客のグチになってしまいました・・

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投稿: e-アフィリ | 2006.04.14 15:07

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