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2006.07.31

「あわれ彼女は娼婦」ルキノ・ヴィスコンティ演出版

今更ながら「あわれ彼女は娼婦」の戯曲を読もうと
図書館から今回の公演で使用されたのと同じ、
小田島雄志訳の載っている筑摩書房刊行(1963年・古い!)の
「世界文学大系89~古典劇集2」を借りてみました。

戯曲で読むと確かにラストでジョバンニはソランゾ以外
刃にかけたとは書かれておらず、あの大量殺戮のビジュアルが
蜷川さんの演出の賜物だと判るのですが、実はこの本で一番
驚いたのは、配本時に封入され、図書館本では巻頭に
挟んで貼りつけてあった「月報」中の一文。

鈴木力衛氏の筆になるその一文のタイトルは「フランスで
上演された『あわれ彼女は娼婦』をめぐって」。
これによれば「あわれ~」は1961年にフランス語に翻訳
されたものが、あの映画界の巨匠ルキノ・ヴィスコンティの
演出によりパリで上演されたとのこと。

そしてさらにびっくりしたのは配役で、ジョバンニが
アラン・ドロン、アナベラがロミー・シュナイダーという事実!

ドロンとロミーと言えば、ドロンは「山猫」で、ロミーといえば
「ルードヴィヒ」とそれぞれヴィスコンティの代表的な映画
作品に出演していますし、それ以上に二人は私生活で
婚約→婚約破棄した仲です。
いや、あの二人が演じていたのか思うとまたそれはそれで
感慨が・・・。

ところでこの「山猫」と私がヴィスコンティ作品で最も好きな
「ルードヴィヒ」、そして「イノセント」の3作品が10月から11月
上旬にかけて、新宿のテアトルタイムズスクエアで一挙公開
されます。
詳細はテアトルタイムズスクエア公式サイト

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「ゆれる」を見る

先日一度満員で入れずに見そびれた「ゆれる」。

混雑に懲りたので水曜日に見るのは諦めて、前売り
(公開後でもまだ売っているショップがあったので)を買って
でかけると、運良く初回開映10分前に映画館に飛び込んで
まだ空席があり、なんとか連続空振りを食らわずに済む。

客席は意外にも年配客が多く(若者はそんな早起きしてまでは
映画を見ないだけなのかも)広い層が関心を持っている様子。

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「red letters-レッド レターズ」

公式サイトが出来ているので、情報は知っていたのですが
何しろ重いのか無闇に開きにくい上に、ホラーっぽさに
ちょっと手が出せず詳しく判らなかった筧利夫さん出演の
最新公開映画。

チラシを漸く入手して概要が判明してきましたが、どうやら
イメージ通りダークな作品の模様。

チラシも黒と赤で結構怖げな写真が入っていて
9/23(土)から渋谷のQ-AXシネマで2週間限定の
レイトショーでの公開だそうですが、見に行くかどうか
ちょっと勇気がわきづらい・・・・(初日挨拶やらいろいろ
あるようなのですが)

銃を構えた姿の写真がワンカットあったのですが、なつかしや
(ってファンにしか判りませんが)「週刊朝日」の表紙っぽくて
それだけは見たいかもなんて思ったりはしますが。

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2006.07.30

なぜ見たい芝居が9月ばかりに集中するのか(苦笑)

前半「敦」、後半「オレステス」に国立劇場文楽公演
(全3部)が挟まって既に私の9月の観劇スケジュールは
パッツパツなのですが、さらに前にも書きましたが
シアタートラムで上旬に浅野和之さん出演の「ダム・ショー」、
下旬にベケットの「エンドゲーム」が私を誘惑し、どうした
ものかと思っていたらさらに追い討ち。

上杉祥三さんと藤木孝さんの二人芝居、地人会公演で
会場がベニサン、と「何かやってくれそう」な空気溢れまくり。

「演劇の毒薬」
09/15〜24
地人会公演
ベニサン・ピット
<詳細は地人会サイトへ>

平日は昼公演のみが多い上に、何より予定びっしり財布
すっからかんの9月に、果たしてこれ以上芝居の予定を
入れられるか(時間的に&財政的に)悩みは深まるばかり。
しかしなんで私が見たい芝居が今年はこう9月に集中する
のやら(嘆息)

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2006.07.29

期待外れ【本文追加加筆 7/31】

芝居のパワーにまだ役者が負けていた1回目の観劇から
約半月開けて「あわれ彼女は娼婦」2回目観劇
当日券は早々に売り切れ、入れないかもしれないキャンセル
待ち券ですらもらえたのは10人くらい、とさすがに楽前最後の
週末となると混んできますね。

客席に夏木マリさんをお見かけする

1階中央ブロック後方席。視野は前回のコクーンシートと比べると
当然格段で、全体、そして見事にシンメトリーに作られた舞台
セットの美しさが理解できる席。


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「さいたまゴールド・シアター」中間発表公演

↓の「倒れないか心配なのは・・・」エントリーで触れた
「さいたまゴールド・シアター」の中間発表公演について、
「スポーツ報知」サイト28日の芸能ニュースのコーナーに
取材報告記事が出ています。
蜷川さんのコメントがやっぱり素敵ですが、同じく「倒れないか
〜」エントリーのコメント欄に、さい芸関係では私よりずっと
情報量&行動力抜群の抹茶みるくさまが、28日の観劇の
様子について、レポートを書き込んでいただいています。

舞台の具体的な進行も書かれていますので、(またまた
コメント頼みの管理人ですが)そちらもちょっとご覧になって
みてください

【追記】29日付けの日本経済新聞(東京本社版)に
舞台写真が掲載されています
また、29日付けの報知にまた情報が。

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オリジナル・ウイーン版「エリザベート」来日公演!

日本人の観客は、もう宝塚版と東宝版ですっかり馴染みに
なっていますが、「エリザベート」のオリジナル・ウイーン版
(簡単に言うと、来日公演)が来年3〜5月に日本で上演
されると、梅田芸術劇場のサイトに情報がアップされています。

3-4月が梅芸、5月が新宿コマというスケジュール。

前にちらっと、オリジナル版は日本版に比べると歌詞全体が
エリザベートを含めた貴族社会を皮肉った内容になっていると
聞いたことがあって、どんなものなのか(おそらくドイツ語が
判らない私にとっては見ている限りは同じにしか思えないと
思いますが)ちょっと気になります。(あとはトートのビジュアル)

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2006.07.28

【速報】年末年始のコクーンは恒例NODA MAP

コクーンでチラシ(いきなり本チラシ)入手。
タイトルは「ロープ」、主演は宮沢りえ、そして「オレステス」
終わったばかりのはずの藤原竜也くん。
他に橋本じゅんさん、渡辺えり子さんなど。
チラシのビジュアルは確か萬斎さんが「ハムレット」を
やった時に新訳を出した河合さんの訳本(文庫版)の
表紙を担当したのと同じ方のような気がします
(金子國義さん)

「ロープ」
06/12/05〜07/01/31
シアターコクーン

前売りは10月

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倒れないか心配なのは、実際はご自身もでは?

蜷川さんが始めた、「さいたまゴールド・シアター」の
中間発表が28日から8月1日まで5日間6公演が、さい芸の
大けいこ場で行われるとのこと。
その稽古がマスコミに公開されたそうで、日刊スポーツ
記事が出ていました。

蜷川さんは「長い舞台なので、倒れないかも心配」なんて
おっしゃったそうですが、ご自身だってこの稽古にかなり時間を
割きつつ、おそらくは8月に入れば9月公演の「オレステス」稽古も
始まるでしょうから、その準備もあるでしょうし、なによりあの
パワフルさに忘れがちですが、既に古希を過ぎていらっしゃる
わけで、傍から見ている分には「倒れないかも心配」なのは
正直蜷川さんご自身にも当てはまりそうなのですが・・・

しかし「ゴールド・シアター」のサイトでメンバーの書き込みを
読むと、そのパワフルさややる気、そして悩みも年齢なんて
全然関係ないのだなあと思えてきます。
中に「1000円に値する(中間発表ですが、ちゃんと有料。そこが
また役者にプロを求めている蜷川さんらしい)舞台になるのか」
というものがあって、ちょっと感動しました。

どんな舞台に、そしてどんな役者たちが誕生しているのか
気になります。

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2006.07.27

「野村狂言座」を観る

宝生能楽堂。

狂言座の楽しみは、普及公演などでは余りかからない
曲を見られることだと思っているのですが、今回は3曲
すべて私には初見で、狂言では珍しく、結末を知らずに
最後までわくわく見ました。

「狐塚」
「鳴子」同様、水田の稲を鳥害から守るために鳴子片手に
水田に行かされる話で、実質シテの太郎冠者の一人舞台
状態なのですが、どうもシテの深田さんの喉の調子が
完全でなかったようで、笑うところとかが結構キツそうだった
のがちょっとお気の毒。
でも観客の勝手な思い入れかもしれませんが、ご自身たちの
研鑽会「ざゞん座」が作られたことが、一つ演者として
ステップを上がられたように見えました。

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「野村狂言座」を観る・・・前に一つ怒り爆発。

宝生能楽堂。

すばらしい公演でしたが、まずは毎回の繰言です。

上演中の携帯、いい加減になんとかなりませんかね。
いえ、宝生能楽堂が電波100%OKっていうのは諦めて
いるので、今回ももちろん怒りの矛先は見所の客の方です。

今回は「牛盗人」の裕基くんと万作さんとの山場のやりとりの
ところで、全く気の毒なくらいすばらしいタイミングで着メロが。
しかも1回目で持ち主が電源を切らなかったのか(あるいは
1回目鳴っているのを探さず放置したのか)、僅かなインター
バルで同じ着メロがまたも鳴るという最も救われない状況に。
(昔、大槻能楽堂でも同じような事がありましたが…)

鳴ったら上演中でも出るんですか、って毎回書きますけど
本当にどうなんでしょうか?電源を切らないはともかく
(もちろんダメですけど)、マナーモードにもしないで平然と
舞台を見ている客に是非とも一度直にそのお考えをお聞き
したいものです。

こういう不見識が舞台の演者にも周りの客にも迷惑をかける
恥ずべき行為だという認識が無いのでしょうか?
こんな基本的な劇場マナーを実行できない人には劇場に
来るな!と大声で叫びたいところです。

ただし、最近は誰もが携帯を持つようになっていて、私も実際
前に、マナーモードの仕方どころか電源の切り方すら
ご存知ない年配の方に、法事の場で手にした携帯を私に
見せながら「携帯ってどうやって電源を切ればよいのでしょう?」と
真顔で聞かれたことがあるので、ひょっとするとそういう
「鳴ってしまうのを防止する方法を知らない」というバージョンが
有りうるのかも・・・・??
こうなったら開演前に電源の切り方実演でもやりますか・・・

という訳で肝心の感想は次項にて。
(しかしホントはこういうことでいちいち愚痴る自分が
 既にイヤ・・・)

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世田谷パブリックシアターの舞台技術講座

いつもは照明/衣装/小道具など、かなり専門的なジャンルでの
講座が行われている世田谷パブリックシアターの舞台技術講座
ですが、この夏は「公開講座」と銘打って、ちょっと毛色の違った
3日連続の特別講座が行われるとのこと。

テーマは「伝統芸能」

能・歌舞伎などの伝統芸能の概論から、他芸能との交流の現状、
さらに大道具や能舞台など大道具の専門家など、第一線で活躍
される人たちが各日2人ずつ講師として登場され、舞台スタッフを
目指す人だけでなく、私たちのような観客の立場でも受講可能
とのこと。

どの日程もなかなか魅力的です

世田谷パブリックシアター舞台技術講座
公開講座「伝統演劇」
各日13:00〜18:30

8/18(金) 能・狂言、歌舞伎の歴史他
   講師:三宅晶子氏、古井戸秀夫氏
8/19(土) 他芸能との交流を通して他
   講師:土屋恵一郎氏、橋本芳孝氏
8/20(日) 歌舞伎の大道具/能舞台を造る他
   講師:小栗直人氏、金井勇一郎氏

詳細と申し込み方法などは世田谷パブリックシアター公式サイトの
「ワークショップ・セミナー」に出ています。

それにしても世田谷パブリックシアターの公式サイト、
トップページのデザインを変更したら、どうも青字表記の公演情報/
新着情報部分の文字サイズが思いっきり小さくなって読みづらく
感じるようになったのですが・・・・(私のパソコンだけ??)

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2006.07.26

今年の「万之介狂言会」

ここ1〜2年、「日比谷シティ夜能」あるいは「新宿薪能」の
どちらかと日程が被るので、どちらを選ぶか(あるいは
どちらも行かないか)迷い&チケット購入のタイミングに
頭を使う「万之介狂言会」ですが、今年も既に「日比谷
シティ夜能」と同日開催が判明していたのですが、ようやく
本チラシ入手。

今年の演目と上演順は以下の通り
「万之介狂言の会」
10/12(木)19時開演
国立能楽堂 
☆「筑紫奥」万作、深田、月崎
☆「咲嘩」万之介、高野、深田
☆「蝸牛」萬斎、万之介、石田

普及公演でも割とよく掛かる「蝸牛」をベテラン勢でやる
のが妙に気にかかりますが、演目では万作さんの「筑紫奥」が
魅力的。

一般発売は9/12。

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「風林火山」出演者追加。

徐々に出演者が増えてきていて、今回は主役である山本勘助が
仕える武田信玄の父親・信虎役の仲代達矢さんはじめ、信虎の
妻に風吹ジュンさん、信玄の妹に桜井幸子さん、上杉家当主・憲政に
「義経」の金売り吉次に続いて市川左団次さん、その他高橋和也さん、
田辺誠一さん、藤村志保さんらの出演が発表に。

全体にはすっごく渋いチョイス。
まあ信玄のGacktさんでサプライズキャストは十分だとは思いますから
これ以上意表を突く必要はなさそうですけど。

しかし、以前に発表された配役を加えると、佐々木蔵之介さん、
谷原章さん、そして田辺誠一さんとNHK、若い男優陣はかなり民放ドラマ
での活躍度を意識しているのかも。

それにしても、これまでの大河ドラマに比べると、役名を見てもすぐには
どんな役割の人物か判らない人が圧倒的に多いのも事実。
今の「功名が辻」が一豊はともかくとして(主役ですけど)、周りの人物が
歴史上の有名人が多いのと比べると、ドラマ自体のインパクトは少々
弱そうなのが、ちらりと気になるところではあります。

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NINAGAWA  千の目(まなざし) 第4 弾抄録

色々と情報を頂いている抹茶みるくさまから、7/23に
さいたま芸劇(映像ホール)で行われた、蜷川さんの公開
対談シリーズ「NINAGAWA 千の目(まなざし)」第4弾
(ゲスト:是枝裕和さん&笠松泰洋さん)の抄録を、
↓の「そうだっけ?」エントリーのコメント欄に頂きました。

それぞれの出会いとか、お仕事の流儀などについての
楽しいお話など、当日の3人の丁丁発止?の対談の様子が
ヴィヴィットに活写されています

コメント欄ですとなかなか目に止まらないのが大変勿体ない
ので、こちらでご紹介する次第です。

是非興味のある方はご一読ください

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2006.07.25

そうだったっけ?

「あわれ彼女は娼婦」の劇評をいくつかのメディアで
見かけるようになりましたが、一度見た今日の時点で私が
一番気になっているのは、週刊の某情報誌に出ていた評の一文。

タブーを犯しているジョバンニとアナベラの間の愛が
何故か純潔なものに見えてくるが、それはラストの殺戮の
場面で、ジョバンニの白いシャツが決して血の赤で
染まらない事に象徴されている、とか要約するとそんな
文章なのですが、私は読んだ時に「ジョバンニのシャツが
白いままだった」と言う部分で「そうだったっけなぁ」と
ふと疑問に思ったのでした。

私の中では、アナベラの心臓を突き刺した剣を掲げた
ジョバンニは既に全身、もちろんシャツも血まみれだった
イメージが強いのです。

人間の記憶なんて実に曖昧なものなので、次回の観劇で
きっちり確かめてこようと思います。

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2006.07.24

「MANSAI◎解体新書 その九~輪郭 表現のアフォーダンス」

恒例の「解体新書」も9回目。

会場では近藤良平さんを招いた8回目の時のDVDが
発売になっていましたが、振りを中心にしたこの回は
映像での記録が有益でしょう。

今回のゲストは書家の武田双雲さんと、生態心理学者の
佐々木正人さん。

毎回解体新書のタイトルは厄介なカタカナ副題が
ついているのですが、今回は輪をかけてわかりません。
佐々木さんがこの「アフォーダンス」を専門とされている様子で
どうやら今回はパフォーマーである萬斎・双雲お二人の
表現が、心理学でどう分析されるのかとかそういうのかなと
首を傾げつつイベント開始。


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2006.07.21

若冲関連、テレビ番組放送予定

すっかり若冲の回し者か宣伝部長状態のわたくしですが、
今後の予定をテレビ雑誌よりピックアップ。

7/23(日) NHK教育     「新日曜美術館」
                   ☆若冲、21世紀へのメッセージ
8/4(金)  テレビ東京系  「たけしの誰でもピカソ」

本格的な夏休みに入って、日曜美術館で特集となると
7/25あたりから展覧会場が本格的に混み始めるかも。

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鴻上さんが新劇団立ち上げ。

サードステージの公式サイトに突然告知。
劇団名は「虚構の劇団」。
劇団員のオーディションをするそうで、演劇キャリアを問わず、
30歳くらいまでという条件のみ。

第三舞台を封印して様々な経験を積んでいた鴻上さんが
どんな舞台をつくり、どんな芝居を目指すのか、注目したいと
思います

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2006.07.20

でもって「タイヨウのうた」を見る

(前項から続く)
立川から新宿に出る時点で、最終的に渋谷で振られたら、
そのまますごすご帰るのも悔しいので、何か別の映画を見て
帰ろうと決めていたところ、案の定、アミューズCQNで見事に
ダメをくらったので、CQNの隣のスクリーンで最終回上映に
まだ間に合った「タイヨウのうた」を見ることに変更。

というような理由で、全く予備知識なし。
ストーリー、登場人物はおろか、「踊る〜」シリーズのROBOT
制作であるとか、主演のYUIがプロのミュージシャンである事も
帰りにパンフレットを買ってから知ったのでした。

結論から言うと「悪くなかった」です
王道だらけのストーリーで目新しさはなかったですが、
安心して見ていられる感じでした。

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2006.07.19

久しぶりに満員で入れなかった映画

水曜日は映画、と最近習慣になりつつあるのに、足を運ぶたびに
妙に映画館が空いていて、私の趣味が余程一般的でないのか、
映画自体が最近は映画館は混まないものなのかなどと
思い巡らしつつ、オダギリジョーと香川照之の映画「ゆれる」を
見ようと思い立ち、それでも話題作なので一応は警戒して、
都内では一番穴場では、とまずわざわざ足を伸ばして立川に
行ってみるも、開映50分前で既に満席。慌てて新宿に
出ようとすると、今度は大雨の影響で中央線がベタ遅れで、
映画館に着いたらこれもアウト。
仕方なく半分諦めつつ、都内最後の上映館渋谷へ行きま
したが、予想通り全席売り切れ。

上映館の少なさ、上映館のキャパシティの少なさもありますが、
久しぶりに満員で映画館に入れないと言う経験をしました。

結局渋谷の隣の映画館でやっている映画をかわりに見て
帰る事に。

そんな映画の感想は別項にて。

半分愚痴となりました。

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今更何をと言われそうですが。

小劇場に詳しい方にしたら、「何を今更そんなこと!」と
言われそうな話なんですが、最新号の「演劇ぶっく」を
読んでいたら、私が4月期に一番見ていたドラマ「医龍」で
出番は少なめながらカッコいい看護師長を演じていて、
すごく気になっていた女優・千葉雅子さんが、実は劇団
「猫のホテル」の代表をつとめている劇団俳優さんだった
と言うことを漸く知りました。

看護師のミキが業務範囲を越えてグラフト採取したときの
「個人的には溜飲が下がったわ」というセリフとか
夜勤の伊集院が、子どもに対する除細動器の使い方で
窮地を救ったときに「勉強しているわね、伊集院<先生>」
といった時とかの決まり具合がかっこいいし、ああいうタイプの
ベテラン看護師さんっていかにもいる!と思っていたのですが、
なるほどそういう経歴の方だったのかと今になってとっても
納得。

同じ「医龍」で、異様なヘアスタイルが目立っていた
木原先生を演じていた池田鉄洋さんも同じ劇団の俳優さん
だったのだとか。

いや、本当に不勉強の恥を晒すようですけど、全部初めて
知ったことばかりで・・・・とことん小劇場系には疎いと
改めて実感した次第。

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全然「ダブルス」じゃないのでは?

つい先日、「つかこうへいダブルス2006」サイト
何の詳細情報もなく立ち上がったので、どうなるのかと
思っていたら(まさか、10月期に過酷離島ドラマ「コトー」
が入っている筧さんが出演するとは期待してなかったですが)
17日のスポニチ情報によると、「蒲田行進曲」をJ事務所の役者
による銀ちゃん/ヤスで(小夏はオーディション中とのこと)
演るのだそうです。

演出は「あずみ」「エビ大王」の演出を担当した岡村俊一。

しかし、前回「ダブルス2003」の時は「幕末〜」と「飛龍伝」と
2本立てだったので、「ダブルス」でしたが、今回「蒲田〜」
だけやるのの、どこが「ダブルス」なのか、いまひとつ謎。

それにしてもスポニチ記事、わざわざ岡村さんを説明するのに
「藤谷美和子の夫」って書かなくても(蛇足)

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2006.07.18

蜷川さん、大阪に現る!

18日付けの産経新聞(東京本社版)に、作家の故・司馬
遼太郎氏の業績にちなみ、日本人と日本について考える
「司馬遼太郎記念学術講演会」という大阪の国際交流
センターで行われたイベントに、蜷川さんが建築家の
安藤忠雄さんらと出席、蜷川さんは「日本の美」をテーマに、
西洋の演劇と日本の演劇の違い、蜷川さんの目指す演劇の
スタイルなどについて語られた模様。

蜷川さんと司馬さんというのもちょっと意外な組み合わせ
ですが、演劇をメインテーマとしていないところで、蜷川
さんがどんな話をされたのか、叶う事なら抄録を読んで
みたい気がします。

それにしても神出鬼没、東奔西走、の蜷川さん、
タフです。

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2006.07.17

彩の国シェイクスピア・シリーズ第16&17弾決定っ!!

会報「埼玉アーツシアター通信」掲載情報ですから確実です。

いきなり第16弾と17弾がまとめて発表されました。

まず16弾は来年1月、私が前からコクーンとさいたま芸劇の
アンケートに書き続けてきた「コリオレイナス」が暫く実現!
できればタイトルロールは藤原くんで見たいところですが、
年齢的にもですし、「オレステス」と連続だし、ないかな。

で、第17弾は16弾千秋楽の約1ヶ月後の3月に間髪おかず
スタートの「恋の骨折り損」。

これはもう嬉しいと言うか大変です。

「コリオレイナス」
07/01/23〜2/8〈予定〉
「恋の骨折り損」
07/03/16〜3/31〈予定〉

しかしどちらも上演期間短すぎ。

同会報には「タイタス」イギリス公演の報告、埼玉公演での
麻実さん、小栗くん、蜷川さんのアフタートークの抄録も
掲載されています。

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「白夜の女騎士」の富士山セット

数日前に、抹茶みるくさまから情報頂いて、うっかり
書くのを忘れていたことに気がつきました。
(抹茶みるくさま、情報ありがとうございました)

最新号の「演劇ぶっく」(8月号)に、コクーンで上演された
「白夜の女騎士」の例の富士山セット(サスケ宅
内蔵)の仕掛けが、舞台監督・白石氏の解説付きで
イラスト大公開されています。

なるほど、そうだったのか~と文章ともども感心
しまくり。

こういう情報はファンには有り難いですよね。

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2006.07.16

16日の「功名が辻」

いよいよ家康が動き始め、家臣役の田中健(本多作左衛門)、
大河内浩(石川数正)、森田順平(酒井忠次)のおじさま
3人衆が登場した以外は、一豊の「出社」拒否話だけで然程
面白くない回でしたが、永作博美さんの茶々と橋之助さんの
三成の間には早くもただならぬ空気が。

そして次回予告によると、来週からいよいよ秀次役で、
成宮寛貴くん登場です。
髷姿初めて見ましたが意外?にお似合い。

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来年、若冲を見るなら京都へ!

若冲、若冲と、このところ演劇ブログを称しながら
美術情報に傾いている私ですが、三井記念美術館に
「写」展を見に行ったところ、館内に掲出されたポスターに
ニュース発見。

今、三の丸尚蔵館で順次公開中の「動植綵絵」が
来年5/13~6/3まで、京都の承天閣美術館で
見られるとのこと。
しかも、もともとこの作品群と一緒に飾られていた
「釈迦三尊像」との百何十年ぶりの「再会」となるのだ
そうです。

「動植綵絵」は元々この承天閣を有する相国寺の
持ち物だったのですが、明治はじめの廃仏毀釈で困窮した
寺が皇室に献上し、そのかわりに一万円が寺の存続の
費用として下賜されたという経緯があって、今宮内庁の
所有となっているのですから、いわば補修なった
作品群の「里帰り」という感じではないでしょうか。

相国寺は若冲と縁があり(だからこそ、「動植綵絵」が
寄進された)、先日「美の巨人たち」でも紹介されて
いましたが、相国寺の山外塔中である、金閣寺の
大書院の障壁画は若冲が描いています。

承天閣美術館自体も、14日付けの京都新聞の記事に
よると改修工事が成ったとあるので、来年5月にはそれは
豪華な展示が見られるのではと今から期待しています。

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地方のホール廃止問題。

15日の読売新聞夕刊(記事はこちら)に、
広島の郵便貯金ホールが来年3月で廃止されることが決定
となり、(郵便貯金ホール/メルパルク公式サイト参照)
広島公演を同ホールで予定していた劇団四季の広島公演、
および採算性から広島公演とセットで組まれている、仙台
および静岡公演もその余波で中止になる可能性が出てきている
とのニュース。

(以下、俄か勉強なので理解不足で字足らずな部分が
 あるかと思います。誤解しているところがあれば
 遠慮無くご指摘ください)

そういえば大阪の厚生年金会館の存続問題を私が耳に
したのは今年の初めころだったと思うのですが、
ちょっと記事を検索してみると、各地の厚生年金会館も
同様の問題が起こっていて、広島では郵便貯金ホールに
続いて厚生年金会館も5年以内に売却の方針が出ている
とのこと。(中国新聞サイト参照)

ホールが公共・私営含め恵まれている首都圏に住んでいると
こういう問題は感じにくいのですが、今、地方自治体の財政
危機(たとえば最近では夕張市が先日「財政再建団体」、
つまり破産状態)問題を抱えているので、こうした公共施設の
自治体での運営も難しいでしょうし、とはいえ、ホールの
存在はその地域の文化を支える一端として重要だと思うので
本当に難しい問題だと思います。

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「子供のためのシェイクスピアカンパニー/リチャード三世」を観る

新宿・東京グローブ座

実はこの劇場に入ったのは初めてです。
山手線車内からずっと見ていましたが、どうもこうも
新大久保の駅からのアクセスがイマイチ。
なんとなくこれから芝居を見るぞ!という気分が
もう一つ盛り上がりにくいし、ちょっと暗いのも
気になります。

生でこのカンパニーを見たのは新国立であった
「十二夜」が初めてでしたが、今回は陰謀や暗殺ばかり
でてくる「リチャード三世」。
元々笑いの部分は少ないし、このカンパニーは喜劇向きな
イメージがあるので、どうなるのか、そもそもとにかく登場人物が
異常に多いこの本を山崎さんがどう料理したのかが見所かなと
思ってでかける。

新国立の時も思ったのですが、このカンパニーの公演の
時は開演前、休憩時間ともロビーが普段とすごく違う
雰囲気に感じられます。
とにかく客同士に顔見知りが多い。それと聞くとも無く
聞いていると、出演者に対する感覚がすごく身内っぽい。
「楽しむぞ~」という盛り上がりは素敵だと思うのですが
私のようにあちこちの芝居にアトランダムに行く身には
ちょっと違和感がなくもなし。

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9月後半のトラム公演「エンドゲーム」のチラシで明言されたルール。

私の9月は「敦」と「オレステス」、そして文楽公演で
ほぼいっぱいいっぱいで、上旬のトラムでの、スズカツ
&浅野和之さんという魅惑的な組み合せの「ダム・ショー」も
目を瞑る羽目に陥っているのですが、そこにまた下旬の
トラムの情報が。
これがまた濃い

「エンドゲーム」
9/22~10/1
作:サミュエル・ベケット
演出:佐藤信
出演:手塚とおる、柄本明、三谷昇、渡辺美佐子

本チラシを入手したのですが、一つ興味深いことが
書いてありました。
要は、開演後途中入場する観客が他の観客の視界を
妨げるのを防ぐために、開演時点での空席の指定を解除し
途中入場の観客は持っているチケットの席に関係無く
劇場側が指定する席(多分、既に座っている客の視界を
遮る時間が最小限で済む席)に座らせるというもの。

開演後の入場席に関するルールをここまで潔く明言している
公演は、私はキャラメルボックスくらいしか知りません。
たいていの場合、どんなど真ん中、前方席でも途中で
入場させるのがだいたいの劇場の現状ですが、遅れた
理由はどうであれ、途中入場を受け入れる側の不愉快さ
(集中を途切らせられる、足を踏まれるなどなど)を思うと
こういう主催者側の態度は個人的には大変評価したいと
思います。

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2006.07.15

渋過ぎる選曲。

グローブ座に「こどものためのシェイクスピア」シリーズ
最新作「リチャード三世」を見てきました。
レビューは別項たてますが、開演前のお約束?イエロー
ヘルメッツ(もちろん役者さん)の歌コーナーで、
若い役者さん(若松さん)がいきなりスガシカオの渋系名曲
「月とナイフ」をフルコーラス歌ったのには本当にびっくり。

スガくんの曲と言われて一般的に知名度が圧倒的に
高いのはもちろん「夜空のムコウ」(by SMAP)で、スガファンに
人気なのはたぶん「黄金の月」、あとは別の意味で
「イジメテミタイ」あたりだと思うので、「月とナイフ」とはまた
かなりマニアックと言うかファン視線で見てもかなり渋い選曲。

一般的知名度も残念ながら低いので、客席で私が一番
受けてたはず。

いや、シェイクスピアを見に行った劇場で、スガくんの
歌を聞けるとは思いませんでした。

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「功名が辻」の前田利家役は・・・

15日付のスポーツ報知記事によると、NHK大河ドラマの
「功名が辻」の前田利家役は、02年の大河「利家とまつ」で
主役である利家を演じた唐沢寿明さんが1回だけ出演
するとのこと。

出演は10/1放送分。

こういうリンクって今まで余り覚えがありませんが、
話題ツクリとしては上手い手です。

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ガジラ10月公演は「わが闘争」

鐘下さんの新作は、10月、池袋のシアターグリーン
(9月から劇場名が「BIG TREE THEATER」と変わるそうです)

有名な独裁者の自伝と同名のタイトルですが
どんな作品になるのか、とりあえず出演者を見ると
相変わらず、到底一筋縄ではいかなさそうな感じがします。

剣幸、小林勝也、山崎清介、斉藤歩、亀田佳明

10/19~/29
一般発売は8月

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「トーチ・ソング・トリロジー」11~12月にパルコ劇場で。

テーマがどうとか、そういうのは別として、個人的に
この秋の一番注目は「オレステス」と以前書きましたが
これも出演者でいえば、かなりツボです。

パルコ劇場「新」スタンダードシリーズ
「トーチソングトリロジー」
11/20 ~12/7
パルコ劇場

上演台本・演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介、橋本さとし、長谷川博巳、奥貫薫
    黒田勇樹、木内みどり

特に最初の3人が同じ舞台に並ぶかと思うと
いまからぞわぞわしてきます(良い意味で)

詳細はパルコ劇場サイト

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2006.07.14

「あわれ彼女は娼婦」を観る(1回目)

「タイタス〜」イギリス公演で渡英していたはずの
蜷川さん、いつ稽古してたのかと思わせる時期の公演。
(パンフレットによれば、どうやら渡英を挟んで2週間ずつ
 稽古していたようです)
それにしても(その状況なのに)三上さん、深津さん、
谷原さんと、メイン3人全員蜷川組初登場というのは
蜷川さんにしては珍しい座組。
ま、脇がほとんど「蜷川組」で占められているので、基本ライン
は最終的には似た感じになっているのですが。

1幕1時間40分、15分の休憩を挟んで2幕1時間15分と
結構な長さ。
(「天保十二年のシェイクスピア」よりはましか・・・)
私自身は6月の「メタル・マクベス」の4時間&大音量に
慣らされていたようで、全然気にならなかったですけれど。

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2006.07.13

忌野清志郎さん、咽頭ガンで入院

今日一番びっくりしたニュースはこれですね
(新聞各紙のネット版にほぼ網羅されています)

ちょうど夏のフェス系がスタートしている時期で、清志郎さんも
つま恋、日比谷野音、石狩のライジング・サンなどエントリー
しているものも結構あるようなので、ご本人も楽しみにしていた
ファンも残念なことでしょう。

早いご回復をお祈りしています。

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「魔界転生」のチラシ

松竹の公式サイトにもビジュアルが出ていますが、
A3二つ折りサイズの本チラシをシアターコクーンで入手。

いや、なんというか、どっかで見たような、っていうと
関係者やファンには申し訳ないんですが、
いや、やっぱり似てますよね。
「髑髏城の七人」とかあたりの新感線のビジュアルと
いうか雰囲気が。

活劇系っていうか、伝奇SF系時代劇っていうと、ああいう
雰囲気になってしまうんでしょうかねえ・・・

情報の少ない開演前の状況では、チラシの出来がかなり
集客を左右すると思いますし、実際私もチラシで行く
行かないの判断をしているので、ビジュアルが似ていると、
内容も似ているような印象を与えて、もったいなくないか
なぁとは思うのですが。

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「あわれ彼女は娼婦」この秋にオンエア決定

劇場で配っていたWOWOWのチラシに書いてありましたが、
今シアターコクーンで上演中の「あわれ彼女は娼婦」、
秋にWOWOWでオンエアだそうです。

そう、やっと見てまいりました、「あわれ彼女は娼婦」。

メインの配役がほとんど蜷川組初登場という役者さんで
占められていることからくるニュアンスの違いが原因か、
いつもの蜷川さんのとは少しテイストの違いを感じました。

作者・ジョン・フォードの同時代人である、シェイクスピアの
「ロミ・ジュリ」との対比など、面白い考察がかなりあるので
感想詳細は別項立てますが、開幕1週間でまだセリフが
「?」とか、滑舌に問題ありとかの人がちょろりちょろりといたのが
気になったものの、長さ(1幕1時間40分、2幕1時間15分)は
異様な緊張感のおかげと、6月に「メタル・マクベス」で長時間
もので慣らされていたのか、余り気になりませんでした。

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黒澤明の名作「椿三十郎」リメイク。

主演・織田裕二、監督・森田芳光、という組み合わせからは
とても黒澤映画のリメイクは想像つきません。

そもそも織田さんが着物に髷姿の拵えをしている、というの
自体が全然イメージできず。

さてどんな物になるのか。
ひょっとして時代劇版「ホワイトアウト」とか・・・(まさか)

ニュースソースは13日付のサンスポ

公開は来年。

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三井記念美術館、夏の展示

9月初旬までの三井記念美術館の夏期間の展覧会は、

企画展・美術の遊びとこころ
美術のなかの「写(うつし)」−技とかたちの継承

だそうです。

先日の「若冲と江戸絵画展」でも、鈴木其一の
「群鶴図屏風」が出ていましたが、これも光琳の作品の
「写」でした。

どうも「写」と言うと、オリジナリティがないとか、マイナス
イメージで受け取られることが多いですが(先般の
「オマージュ」と称した志の低い盗作騒ぎは完全に
アウトですが)、技術を学ぶ上で、また技術や美意識、
世界観を伝えていくために必須のもの。

若冲もそうですが、何にインスピレーションを得て
描いたのか、その元が判るとさらに絵への興味は
増すというもの。

元と写し、並べて展示だそうなので、その違いを
楽しむことができそうです

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「アンデルセン・プロジェクト」ポストトーク

かなり遅くなりましたが、6/28の「アンデルセン・プロジェクト」
公演後にあった、萬斎さんとルパージュ氏のポストトークの
抄録をアップします

細かい固有名詞などかなり聞き取れなかったので
大まかな話の部分ばかりになっていますが、御了承ください。

終演後、15分の休憩を挟んで、21:25から主に萬斎さんと
ルパージュ(通訳付き)のほぼ一問一答という感じ。
で、例のごとく「20分ほど」と宣言したのが、結局は終わったら
22:10

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ファン・パブロ・モントーヤ、シーズン途中でマクラーレン離脱

今シーズン、私がちっともF1記事を書かないのは、決して
興味がなくなったからではなく、単にマクラーレン&
キミ・ライコネンが余りにもふがいないからなのですが、
それにしてもシーズン途中でのファン・パブロの離脱には
びっくり。

ま、あの成績では本人もチームもストレス溜まるばかりだし、
来シーズンはアロンソのマクラーレン加入は決定事項、
キミの去就が大きな注目を集めるのは必至で、ファン・
パブロのシートの行方は甚だ心許ないとなれば、早めに
動いて正解かも。

F1加入前に活躍していたアメリカに戻るというのが有力な
線だそうですが、にしても、いったい何があったのやら。

今週末開催のフランスGPには、代わってデ・ラ・ロサが
参戦するとのこと。

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2006.07.11

来年の「レミゼ」キャスティング発表

早くも来年6-8月の「レミゼ」のキャストが東宝公式サイト
発表されました。

全体の印象としては随分若い新メンバーが加わった
感じで、ミュージカルに疎い私には知らないキャストが
たくさん。

私なりのトピックスとしては、バルから石井さんが抜け、
橋本さんが新参加したこと(最近のさとしさんの東宝
ミュージカルへの貢献度は高い!)、ジャベは綜馬さんが
抜けて禅さん、阿部さんが参加あたりでしょうか。

さらに今度は日本上演20周年記念と称してまたも
スペシャルバージョンの上演有り。
(去年の公演のレア度がちょっと薄れたなあ・・・)
キャストは昨年のスペシャルバージョンとほぼ同じで、
鹿賀さんのジャベ、島田さんのエポ、禅さんのマリ、
斉藤さんのテナ、そして岡さんのアンジョルラス。

チケット発売は6月分で来年3月。

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2006.07.10

「若冲」作品はしご鑑賞(2:大手町)

さて、若冲作品鑑賞はしご後半。

「花鳥」 (大手町:皇居東御苑内<三の丸尚蔵館>)

若冲の「動植綵絵」シリーズを見にここに通うのも4回目、
今期は「動植綵絵」以外も充実のラインナップでした。

まずは、驚異のデコラティブ鳳凰が異様な「旭日鳳凰図」。
「動植綵絵」にも同趣の「老松白鳳図」があるのですが、
いずれも、羽先がケバケバのピンクでハート型、胸の毛などは
総レース三段重ね、目もくちばしもどう見ても正直かなり
厚化粧で無闇な色気が漂う異様さ。今回の「動植綵絵」の
一連の補修でその制作方法にかなり凝った技法を取り入れて
いたことが判った作品の一つですが、それにしても、他の画家が
描くと威厳とか覇気とかが際立つ鳳凰が、どうして若冲に
かかるとこうもすっごい色気お姉さまにになるのか、見れば
見るほど呆れるばかり。
しかも、「旭日〜」と「老松〜」が並べて展示してあったので、
展示室の雰囲気を完全に圧倒していました。

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「若冲」作品はしご鑑賞(1:上野編)

若冲の作品、それも「真髄!」と言える作品群を二箇所で
同時に見られるなんて、東京にいても滅多にない機会。

丸一日かけて、鑑賞にでかけてきました

「若冲と江戸絵画展」(上野:東京国立博物館)

下にも書きましたが、2004年8月号の「和楽」で特集が
あった時に「日本で展覧会がある」と書いてあったのを
読んでからずっと楽しみにしてきたプライスコレクション展。

会期後半になると混むのが通例なので、早めにと出向いたら
予想通り、休日の昼間でしたが楽に鑑賞できる人出で一安心。

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9日の「功名が辻」

予告どおり、7月に入って新キャストがどっと登場。
主なところは、石田三成(中村橋之助)、茶々(のちの淀君/
永作博美)、福島正則(嵐広也)など。他に片桐且元など
いわゆる<賤ヶ岳の七本槍>メンバーも一挙登場して、突然
一豊の立場がなくなっているのには笑えました。
それにしても、上司の孫として助け出されたとは言え、
人質同然なのに、秀吉にはじめ全員に最初から命令形の
セリフしかしゃべってない茶々どの、無闇にかっこよかった
ですねえ。
一言もしゃべらないうちから、仲の悪さを感じさせた三成と
寧々どのの今後もかなり楽しみですし。
でも大地真央の娘といわれて全然違和感のない永作さん、
本当にいつまでも童顔・・・・

能楽系の出演は、今回はちょっとこれまでと違っていて
死を覚悟した、勝家(勝野洋)が舞う仕舞(「清経」)の地を、
臣下という役柄で、観世喜正さんと弘田裕一さんが謡って
いらっしゃいました。

そういえば、最初の配役発表から名前が出ているのに、
これまでの出演シーンが1-2回しかないのが、一豊の弟・
康豊役の玉木宏さん。確かに康豊という人は織田信忠に
仕えていて、その死後兄の下に戻ったということなので
そろそろ登場しても良さそうです。

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2006.07.09

若冲の「もったいない風呂敷」

テレビでいつもは強面の格闘技?の亀田選手と、小池環境大臣と
言う珍しい組み合わせで、レジ袋の節約を呼びかける
キャンペーンの記者会見を見ていたら、小池大臣が亀田選手に
手渡していた風呂敷の柄に見覚えが。

早速ホームページで調べてみたところ、私の勘は正しく、
風呂敷の柄は私の最もはまっている画家、伊藤若冲の描いた
虫や草の図柄をアレンジしたものでした。

調べると他にびっしりと花を描きこんだバージョンもあり、
どちらもかなりハイセンス。

ただし今のところ市販されている情報がないのが残念。

市販されたらとっとと買いに出向くのですが。
その若冲を中心にした「プライスコレクション展」が
いよいよ始まっています。

昨日行われたプライス氏の講演会は残念ながら抽選に外れて
しまいましたが、早めに堪能しに行こうと思います

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2006.07.08

「よこはま万作萬斎の会」を観る

恒例の横浜能楽堂公演。
配布のリーフレットに来年の日程予告が出ていましたが、
ここ数年続いた2日開催から、来年は9/1の1日開催に変更に
なる模様です。

開演直前に正面前方から携帯着信音。始まってなくて本当に
良かった良かった。
しかし相変わらず携帯電波に全く無防備な能楽堂です。

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2006.07.06

映画「カーズ(The Cars)」を見る

「バグズ・ライフ」「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」
「ファインディング・ニモ」と様々な非・人間の世界を
人間のように描いてきたピクサー最新のアニメ長編 。

今回はタイトル通り、描かれるのは車の世界。
ピクサー映画は元々好きですし、この映画に出てくるインディ
カーレース(今は、CARTとIRLとか組織が分裂していますが、
要はオバールコースを走るタイプのレース)には興味はなくとも、
カーレースがアニメでどう描かれるか、というのに興味があり
さらに名優・ポール・ニューマンが伝説のレーサー役で、
そしてF1ファンとしては、「帝王」ミハエル・シューマッハーが
フェラーリの声で、それぞれ出演していると言われれば、
何としても字幕版を見逃してどうする!の勢いで。

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2006.07.05

「tick tick....BOOM」再演

4月にこのブログで、「ぴあ」情報として、今年山本耕史さん
主演で「ピッチフォーク・ディズニー」が世田谷パブリックシアターで
再演されるらしいと書いたのですが、チケットスペースサイト
情報類や先行の案内を見る限り、同じ山本さん主演ながら
上演されるのは、「ピッチフォーク・ディズニー」ではなく、
「tick,tick...BOOM!」のようです。

「tick,tick...BOOM!」
世田谷パブリックシアター
10/27〜11/7
翻訳・訳詞・演出:吉川徹
出演:山本耕史、愛内里奈他

原作のジョナサン・ラーソンは、『RENT』の作者でもあるとかで
よくインタビューで『REBT』を演じるのは、特別なことと言っている
山本さんなので、そのあたりの思い入れもあるのでしょうか?

チケット一般発売は今月末

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2006.07.04

「現代能楽集《鵺》」情報2

今年春先にドラマリーディングがあった、
「現代能楽集《鵺》」ですが、先日、世田谷パブリック
シアターで仮チラシを入手。

上演は11月、シアタートラム。
作・演出は宮沢章夫さん。
出演が上杉祥三さんと若松武史さんとのこと。
出演者、すっごい濃い組み合わせ・・・・。
「鵺」という能を私は未見ですが、「ぬえ」という言葉自体、
字自体からして相当ただならぬ雰囲気を漂わせている上に、
この相当ただならぬキャストの組み合わせ。

さてどんなことになりますのやら・・・。

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2006.07.03

「狂言ざゞん座」を観る

矢来能楽堂

万作一門の若手4人による研鑚会という位置付けで
普段はアド・小アド中心の高野・深田・月崎・竹山の
4人がシテ、もしくはそれに近い役を演じるという試み。

まず、(既にこれが珍しく)月崎さんが紋付姿で舞台中央で
ご挨拶と解説。
相当緊張されているようで、かなりたどたどしい感じの解説
でしたが、それだけこの日のために稽古を重ねてきたの
だろうなあと想像できました。

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2006.07.02

コクーン版「東海道四谷怪談」オンエア予定。

8月にWOWOWでオンエアされる事が既に告知されている
コクーン歌舞伎「東海道四谷怪談」(北番)の番宣番組が
2日にオンエアされたので見ましたが、放送日が8/4の20時
からに決まったようです。
尚、「南番」は歌舞伎チャンネルでオンエアされると
テロップが出ました。(日程は不明)

これで行かなかった今年のコクーン歌舞伎はどちらもテレビで
見られるようで、個人的にはなによりです。

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「功名が辻」いよいよ後半

6月で信長、光秀、濃が姿を消して地味地味な路線に走るかと
思っていたら、2日の放送後の予告に来週からの新登場人物が。
それは石田三成の中村橋之助さん、そして淀君の永作博美さん。

立ち読みしたNHKの公式ガイドブックによれば、どうやら
淀君と三成の間には、濃と光秀と同様の「微妙な関係」が
ある設定気配。

永作さんの大河ドラマと言うか時代劇って珍しい(初?)
なぁと思っていましたが、考えたら大石静さんの作品
「週末婚」に出ていましたから、その繋がりかな?

となると、この役もかなりドロドロ系?
ならば松下由樹さん、阿部寛さんあたりにも是非かも。

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記念公演にしては地味過ぎる。

かなり豪華な演目を期待していた、「セルリアンタワー
能楽堂開場5周年記念 萬斎in セルリアンタワー6」ですが、
本チラシを入手して確認したところ、演目はこんな感じでした。

「セルリアンタワー
能楽堂開場5周年記念 萬斎in
セルリアンタワー6」
10/13(金)19時開演

解説:野村萬斎
「墨塗」:野村万之介、月崎晴夫、石田幸雄
「隠狸」:野村萬斎、高野和憲

確かにどちらもじわじわクスクス系の面白い演目ですが、
私の感覚としては記念公演にしては意外に地味かなとも。
しかも万作さんは出演されない模様ですし。

値段の事を書くのはちょっと下品かもしれませんが、正直、
中正面で8000円と言う値段を考えると、私にはちょっと
(かなり)微妙(席数少ないので尚更…)。
前売りは7/13

詳細はセルリアンタワー公式サイトにて

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