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2006.09.30

「オレステス」を観る(4回目)

結局4回見ることになってしまいました。
最初2回目くらい観て「もう良いかなあ」と思ったのですが
3回目でいろいろ発見することがあって、4回目も結局
興味深く観ました。

気になっていた雨降らしは結局大きく6回に。
1:冒頭~エレクトラの台詞の途中まで
2:オレスレスが覆い布をどけて登場する直前から台詞の途中まで
3:エレクトラが退場してコロスの嘆きの間、メネラウスの登場まで
4:老人が処刑方法を決める話し合いの結果を伝え終わってから
  舞台を去るまで
5:オレステスとピュラデスの2人が屋敷の中に踊りこんでから
 殺すの嘆きの間
6:ラスト。台詞が全部終わってから。

印象としては、全員のテンションが異様に高かったかなということ。

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2006.09.29

4月のシアターコクーンは堤真一主演

まだ、11月の主演舞台「タンゴ 冬の終わりに」(シアター
コクーン)が開幕前の堤真一さんですが、その次の主演
公演が判明しました。

来年4月、同じシアターコクーンで、シス・カンパニー公演、
矢代静一作「写楽考」。

作品としてはずいぶんクラシックな物ですが、鈴木勝秀さん
演出と言う事で、おそらくオーソドックスながら、21世紀の
今ならではのツクリになる事でしょう。

出演は堤さんのほかに、高橋克実、長塚圭史、キムラ緑子、
七瀬なつみ、西岡徳馬。

チケット一般発売は2月下旬予定。

情報源は、下記「禿禿祭」チラシの裏面下にあった文字情報。

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シス・カンパニー版顔見世興行?

今や「トリビアの泉」MCコンビと言うのが今一番判りが良い
八嶋智人さんと高橋克実さんの組み合わせによる「禿禿祭」
(すんごいネーミング!)が来年1/16〜21のたった6日間
8公演、世田谷パブリックシアターで行われるそうです。

2部制で、第1部は岸田國士作の「命を弄ぶ男ふたり」を
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの演出で、第2部は
日替わりゲストを迎えてのトークと言う構成。

ゲストは以下の通り。
16 古田新太
17 三谷幸喜
18(昼)ケラリーノ・サンドロヴィッチ
18(夜)笑福亭鶴瓶
19 戸田恵子
20(昼)藤井隆
20(夜)清水ミチコ
21 小泉今日子

これはまるでシス・カンパニーの顔見世興行ですね。
行く日はだいたい2部のゲストで決める事になりそう。
チケット一般発売は11/25

詳細は公式サイト

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発売中の「週刊文春」

10/5号になるのですが、連載「新・家の履歴書」に
万作さんのインタビューが掲載されています。

私もまだ目次を見ただけなので、感想はのちほど。

【追加補足】
だいたいは何度かインタビューで読んでいる、万作さん
若い頃の狂言に対する思いとか、萬斎さんについてとか
の内容でしたが、なかなか面白かったです
(特に萬斎さんについて語っているところ)

「靱猿」の小猿と思われる小さなイラストがかなりキュート
でした。

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2006.09.28

「レプリークBis」 vol.5

阪急コミュニケーションの演劇ムック「レプリークBis」
vol.5が26日に刊行されました。

今回のテーマは「キャラクターと俳優のおいしい関係」。
萬斎さんのインタビューがカラーで数ページを割いて
掲載されていたので(「敦」直前のインタビューだからか、
ちょっと髪型が微妙でしたが・・・)さっそく購入。

今上演中の「オレステス」の藤原&中嶋コンビのインタ
ビューから宝塚の男役について麻実れいさんらOBが
語るページ、読者が役者の印象的な役、それからこんな
役をやって欲しいというアンケート結果(中にはなかなか
大爆笑なのもありましたけど)

興味深かったのは、「トーチソング・トリロジー」の
篠井&長谷川コンビのトーク。
篠井さんが長谷川くんに「今、女装して舞台に出てって
言われたらOKする?」と尋ねて「別に大丈夫です」と答える
長谷川くんに、篠井さんはご自身の苦労を振り返って
述懐しているところは、さすがに普通の雑誌対談よりぐっと
突っ込んだものになっている感じがしました。

「レプリークBis」 vol.5
阪急コミュニケーション
1500円(税込)
A4変形版

詳細はこちら

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「朧の森に棲む鬼」本チラシ

新感線×市川染五郎のコラボレーション第5弾「朧の森に
棲む鬼」(07年1月 新橋演舞場)の本チラシを入手。

新感線おなじみの、金茶&黒をベースにした写真もの。
A4を3枚繋げた特殊な形状も、勿論、元の顔はどんな?と
思うほどの染五郎はじめキャストの濃い系メイクも、もう
定番の気配。

しかしこの公演、演劇では聞いた事のない、「大晦日カウント
ダウン公演」をやるんですよね
(開演20時、カーテンコール中に年越し)
役者はともかく、劇場関係者、スタッフはまさに「正月返上」。
準備がさぞ大変でしょう。

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「オレステス」を観る(3回目)

3回目なんて、少なくともこの芝居に関してはほぼ物好きの
領域に突入し始めた感じがしますが、今回は1回前方左端席。
この席ならではで注目していたのは打楽器陣。そして雨
降らしの中で近くならセリフは聞こえてるのか、と言う事。

結論から言うと雨が降れば近くでもセリフは聞こえません。
何故ならセリフは確かに大きく聞こえますが、当たり前ながら
同時に雨音もより近く大きく聞こえてしまうため。

雨降らし場面自体は相当減りましたが、(公開舞台稽古の
時にセリフが全然聞こえないアクシデントがしっかり
テレビに映されていた、冒頭のエレクトラに支えられて
オレステスが舞台中央に出てくる場面も雨降らしはなく
なっていました)主に雨降らしが残っているコロスのシーンは、
コロスの声がバラバラに聞こえたり、傘を差すと傘に当たる
雨音が加わるため、結局近くでも耳を澄まさない
聞き取れなかったのでした。

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2006.09.27

意外に?豪華(個性派揃い)配役だった「恋から」ドラマ

26日に日本テレビで放送された「恋のから騒ぎ」を
元にしたオムニバスドラマ。

「バラエティ班が作ったドラマですから」とさんまさんは
番組内で謙遜していましたけれども、少なくとも「荷台に
乗せられた女」は、配役では1クール連ドラ張れそうな(ちょっと
大げさか)キャストが出演していて、確かに「ベタ」シーン
ばかりではありましたが、なかなか楽しめました。

不幸を背負わせられた役を演じたら、多分5本の指に入り
そうな井川遥さんが(誉め言葉)ドンぴしゃり、しかも
訛りのきつい不器用な女性を演じ、山本耕史くんが突っ張り
きれない優しさのある地方のホストを、これもなかなか
(こう言う役ってこれまで余りやってなかった気もしますし)
楽し気に、そこに毒の定番?北村一輝、さらに垢抜けない
ホストクラブのオーナーに西村雅彦とキャラクター爆発。

最後はハッピーエンドと判っている安心感もプラス、期待して
見てなかったのが逆に良かったのか、気楽に楽しめた一作
でした。

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シアター・クリエ、柿落とし三谷作品情報(2)

先日発表になった時は、実は余り食指が動かなかった
シアター・クリエ(来年秋に芸術座跡地に建つ新劇場)の
柿落とし作品「恐れを知らぬ川上音二郎一座」ですが、
さっき「ミス・サイゴン」がらみで東宝サイトを見たついでに
シアター・クリエ情報を覗いて見て判ったキャストの詳細に
俄然行く気をそそられました。

何しろ、今井朋彦さんに浅野和之さんが揃って出演されるの
です。
これを見ないなんて有り得ません。

それにしても、「ミス・サイゴン」と言い、これと言い、
まだ随分先の話ですね。(と思っているとあっという間
にやって来てしまうものなのですが…)

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「ミス・サイゴン」再々演決定。

2004年に帝劇で上演された時は、筧さんの初ミュージカル出演という
ことで、世間的な評価はともかく?ファンの間では大いに盛り上がった
ミュージカル「ミス・サイゴン」

私にとっても初ミュージカル観劇でしたし、初帝劇、そして3ヶ月半の
ロングランということもあって、結局14回だか、冷静に考えたらとても
ありえないような回数(もちろん個人的な新記録)同じ芝居を見た
作品ですが、その「ミス・サイゴン」が2008年(再来年ですね)
7月〜10月に再々演されるとのことで、東宝の公式サイトに、オール
キャストオーディションの告知が出ました。

ただ確か2004年の公演の時に「このスタイルでの上演はもうないだろう」
というようなコメントを、演出家だったか作曲家だったかサイドのコメントで
読んだ記憶があって、このタイトル「ミス・サイゴン2008」となった
この「2008」が何を意味するのかちょっと気になります。

もちろん一番気になるのは、筧さんがまたチャレンジするかどうか、
ですけれども。

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2006.09.26

菊之助主演、中田秀夫監督で映画「真景累ヶ淵」

「リング」などジャパニーズホラーの旗手・中田監督で
「真景累ヶ淵」と言われたら、これは相当怖いと予想が・・・
タイトルは「怪談」

新吉役はこれが映画初主演の尾上菊之助(12月?公開の
「犬神家の一族」にも出演でしたね)、豊志賀が黒木瞳、
あと瀬戸朝香、井上真央などの出演だそうで、このどちらかが
お久ということになるのでしょうか。

歌舞伎だったらまだお久あたりを演じそうな菊之助がどんな
新吉を見せてくれるのか、見たい気もしますが、やっぱり
中田監督と言われると二の足を踏んでしまいます。

公開は東宝系で来年。
情報は日刊スポーツなど

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九月文楽公演「仮名手本忠臣蔵」(3 部)を観る

いよいよ結末の第3部。大団円の割に肝心の討ち入り/引き上げの
ところが決定版がなく、余り上演されていないというのもちょっと
不思議な話ですが、まあどんな形でも「討ち入り成功」は観客誰もが
判っている結末なので、やっても蛇足っぽくなってしまうのかも。

それと文楽の場合は1人形の3人遣う人がいるので、そうそうテレビ
ドラマみたいに役者が出せないという事情もあるようで、この部の
メインは「九段目 山科閑居」

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2006.09.25

まだまだ頑張っていただかないと。

蜷川さんは来年もほとんど月と同じ数くらいの本数の
芝居をやるとか、「千の目」で先日おっしゃっていたらしい
(本気かどうかは別として)ですが、ふと今度の「恋の
骨折り損」まで終わったとして、「彩の国シェイクスピアシリーズ」
あとどれくらいやってない作品が残っているか、作品リストと
照らし合わせてみたところ、どうやらこんな作品が残っている模様。

「ヴェローナの二紳士」 
「じゃじゃ馬ならし」 
「ヘンリー6世 第1部」 
「ヘンリー6世 第2部」 
「ヘンリー6世 第3部」 
「リチャード2世」 
「ジョン王」 
「ヴェニスの商人」
「ヘンリー4世 第1部」 
「ヘンリー4世 第2部」
「から騒ぎ」 
「ヘンリー5世」 
「ジュリアス・シーザー」
「トロイラスとクレシダ」 
「尺には尺を」 
「オセロー」
「終わりよければすべてよし」
「アテネのタイモン」
「アントニーとクレオパトラ」
「冬物語」
「ヘンリー8世」

う〜ん、結構たくさん残ってますねえ

続きを読む "まだまだ頑張っていただかないと。"

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文楽人形遣い・吉田玉男さん死去

25日朝刊情報(NIKKEI NETほか)

ずっと東京公演では休演が続いていた玉男さん、ついに
亡くなられたそうです。

結局1-2回しか生で拝見することができなかったのが残念です。
文楽界もこのところ世代交代が激しくなってきました。

9月公演「仮名手本忠臣蔵」第3部の感想は別項にて。

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2006.09.24

千の目(まなざし)第6回は白石加代子さん

さいたま芸術劇場の芸術監督に就任した蜷川さんによる
トークイベント「千の目(まなざし)」シリーズ。
日程やらなにやらの関係で、初回の萬斎さんとのしか
行けてないのですが、公式サイトおよび9/22の
蜷川実花さんとの第5回に行かれた抹茶みるくさまから
いただいた情報によりますと、次回は11/23(祝)午後に
ゲストに白石加代子さんを迎えて行われるようです。

蜷川さんのさい芸での次回作「コリオレイナス」にも出演ですし、
「身毒丸」「ぺりグリーズ」など過去の出演作もありますから
面白いお話が聞けそうです。

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2006.09.23

「クラウディアからの手紙」ドラマ化

ちょっと前に「めざましテレビ」でやっていたのを忘れて
ましたが、フジテレビのスペシャルドラマで、今年1月に
佐々木蔵之介、高橋恵子、斉藤由貴で舞台上演された
「クラウディアからの手紙」の話がテレビドラマ化される
との事。

タイトルは「遙かなる約束~50年の時を越えた運命の愛~」

配役は彌三郎に阿部寛、妻・久子に黒木瞳という、いか
にもテレビっぽい組み合わせです。

オートバイ以外にほとんど舞台セットのない中で全身で
極限の運命と戦う夫婦(プラス、ソビエトで彌三郎を
支えたクラウディアの3人)を表出させた舞台は、私の中では
今年「泣けた部門」ではダントツ1位だっただけに、
テレビ版がどんな物になるか、気になります。
放送は11月以降。

詳細ニュースはサンスポ

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「オレステス」を観る(2回目)

今日も3階まで立ち見。
前回も思いましたが、あの席で雨中の台詞聞こえている
のでしょうか・・?

1階、前回より前の中央ブロック。

前回見てからパンフレットを読んで、そうかと思っていたのは
「ハムレット」との似ている点。
父親を殺され、かわって権力の座につくことを期待した叔父は
味方についてはくれない、行動をともにしてくれる親友と
愛する女性(ハムレットでは彼女、オレステスでは姉の違いは
あるが)がいる、というところ。
「ハムレット」をやった藤原くんに、ケント版ほかでクローディアス
をやっている鋼太郎さんと役者もそろっています。

でも指摘のとおり、ハムレットとオレステスには決定的な違いが
あって、オレステスにはなぜか自分では復讐を行おうという
考えが湧かない(だから親友のピュラデスが「メネラウスにも
痛い目にあわせてやろう」と言うのに「君は良い友達だ!」と
言うと「今ごろそんな他人任せな~」という気分で会場から
笑いが飛ぶのです)。
嘆き他人を頼るばかり、というのは、どうもこうも見ている側には
軟弱野郎に見え、どうやっても北村くんのピュラデスが主役じゃ
ないのが不思議に見えてくる始末。

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「秀山祭九月大歌舞伎」(夜の部)を観る

昼の「寺子屋」での幸四郎(松王丸)、吉右衛門(源蔵)の
兄弟共演と迷っていたのですが、やはり少しでもストーリーの
ある物が好きなのと、吉右衛門の次郎左衛門に福助の八ツ橋の
組み合わせが見たくて夜の部に。

ほぼ定番の3階A席。
「籠釣瓶」はほぼ冒頭の道中しか花道を使わないので
私としては問題なし。

まず「鬼一法眼三略巻」から「菊畑」。
左団次の鬼一、幸四郎の知恵内、染五郎の虎蔵ほか。
行ってて言うのも失礼なハナシですが、実は私は高麗屋さんが
苦手プラス、見取りはやっぱり訳がわからず、ほぼぼうっと
見てました。

それでも気になったのは染五郎の動き。
虎蔵は色若衆のつくりなので全般に女性っぽい動きに
なるのは判りますが、3階から見ているせいなのか、どうも
全体の動きにスムーズさというか、いわゆる「のりが悪い」感じ。
さらに顎が出て腰が引けたような、歩く形が、足の細長い華奢な
水鳥のような、ちょっと表現は良くありませんが「ペタリコ、
ペタリコ」と言う音が聞こえそうに安定感のない様子に見えて、
若手の中では何事もソツなくこなす染五郎らしくない印象。
声もこの日だけかも知れませんがガサガサ聞こえて、全体に
貧相に見えてがっかり。

30分休憩を挟んで、この日のお目当て「籠釣瓶」。

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2006.09.22

AUN次回公演は「終わりよければすべて良し」

チラシ情報。

11/8〜12、恵比寿エコー劇場。
吉田鋼太郎さん、谷田歩さんは勿論、「オレステス」で
鋼太郎さんと共演中の横田栄司さんが「マクベス/夏の夜の夢」
に続いて客演。

チケットは30日から発売。

AUN公式サイトにも情報あり。

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来年2月のコクーンは蜷川さん×松たか子で「ひばり」

スポーツ報知情報。

「ひばり」って聞いたことあるよなあと思ったら、やっぱり
四季もやっているジャン・アヌイの作品で、松さんは
もちろん主役のジャンヌ・ダルク役。

正直、芸風として松さんは苦手なんですが、ここ数年
共演者関係でかなり松さんの芝居を見るはめ(すいません
失礼な表現で)になっていて、いっそもう松さんのFCに
入った方がいいのでは?と思うほどですが、どうやら
今回も蜷川さん演出に釣られて?見ることになりそうです

☆ちなみに、松さん出演で見た最近の芝居
「浪人街」(当時は結構好きだった獅童くんを見に)
                         <青山劇場:2004年>
「ミス・サイゴン」(もちろん筧さん目当て)<帝劇:2004年>
「コーカサスの白墨の輪」(串田さん演出目当て)
                <世田谷パブリックシアター:2005年>
「メタル・マクベス」(もちろん内野くん目当て)<青山劇場:2006年>

って「罪と罰」以外じゃないかいっ!と自ら突っ込んでみました。

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2006.09.21

渋谷公会堂、「C.C.レモンホール」に

アスベスト除去などの改修工事で休館中の渋公のネーミング
ライツをサントリーと電通が取得し、一応5年契約で
「C.C.Lemon(レモン)ホール」となると21日のニュース情報。
NIKKEI NETほか)

これまで「シブコウ(渋公)でライブをやる」と言うのは
日本のミュージシャンにとって(ファンや関係者にとっても)
一つの目標としての意味ある言葉だったのですが、それが
固有のメーカーの商品名になるのは、ちょっと私は違和感が
ありますねぇ…
(商品が先に廃番になったりしないのかとか、余計な心配も)

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九月文楽公演「仮名手本忠臣蔵」(1部・2部)を観る

国立劇場40周年記念公演での一挙上演(3部制)
さすがに一日で全部見るのは大変なので、
1部は初旬、2部は中旬、そして3部は楽近くと
3枚ばらばらにチケットを取って3回通い中。

先日2部まで観てきました。

文楽はまだ初心者なのですが、まあ「忠臣蔵」はもう
歌舞伎でかなり観ているので、文楽ならではの演出とか
歌舞伎と文楽の演出の差とかに注目して観ている感じです。

1部ではまず「兜改めの場」が歌舞伎だとジャラジャラ
たくさんその他大勢まで登場するのですが、文楽では
人形遣いの人数の関係でしょうが、最低限の登場。
しかも歌舞伎では最初下を向いていて語りに名前が
呼ばれる度に顔を上げる「人形ぶり」で見せるのですが
こちらは本当に人形なので、人形遣いが動かしはじめる
前と後の違いが本当に鮮明ですね。

あとはさほど違う感じはしませんが、とにかくたくさん
出てくる登場人物を一人の太夫が語り分けるのがすごい
技です。

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2006.09.19

「敦」(再演)を観る<3回目+ ポストトーク>

2回目よりさらに少し前の左サイド席。

レベルが低すぎですが、今回は「山月記」を最後まで
寝ないで見られるかが個人的な課題だったのですが、
やっぱり1-2箇所記憶が飛んだ気が。

どうも今回の公演は私には、象徴性と具体性の混ざり具合が
上手く波長が合わなかったのかなという気がします。

ポストトークは去年も登場されていましたが、「音楽方」の
亀井さんと藤原さん。
(司会の松井さん、前日とほっとんど同じ服装だった?)

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懐かしいF1映像集

17日深夜に、F1日本GP20周年記念ということで
「蔵出しBESTバトル全集」なる特番がフジテレビで
オンエアされました。
いやいや、確かにセナにプロスト、マンセル、ベルガー、
アレジと私はリアルタイムで見ていない(アレジがギリギリ)
往年のドライバーたちの映像が次々登場。

最近のものでは2005/2006と続いたアロンソとシュー
マッハのサン・マリノでのデッド・ヒート、そして13人
抜きでキミが18位から最後、最終ラップでフィジコを逆転
して優勝した去年の日本グランプリ(去年後半のキミは
そう言えば神がかり的な強さがありましたっけねぇ…)

さらに今でも鮮明に覚えている2000年のスパ・フランコ
ルシャンでミカがシューマッハ、ゾンタをまとめて2台抜き
したのは何度見ても本当に凄い映像でした。

今年も残り3戦で、アロンソ、シューマッハ2ポイント差の
激戦、シューマッハが引退の花道をワールドチャンピオン
と言う最高の形で飾れるか、アロンソが世代交代を体現
して、シューマッハへの餞とするのか、プロ野球のパ・
リーグの三つ巴と同じくらい、全く目が離せない状況に
なってきました。

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2006.09.18

千葉市美術館「広重 二大街道浮世絵展」

もともと浮世絵の企画展に力を入れている
同美術館には注目していたのですが、今回
「東海道・木曾街道 広重 二大街道 浮世絵展」
と、好きな広重ものが特集されているというので
初めてでかけることに。

駅から徒歩15分程度ということで、先日の府中市
美術館と似たような遠さですが、まあ公園の中ではなく
普通の街中ですし、わかりやすい場所でした。

展示室は2階に分かれ、適度なスペースがあって
見づらいことはまったくなく、まあもうちょっとそれぞれに
説明文とかあると良いなあとは思いましたけれど、
カタログに至れり尽せりの解説がついていました。
(ちょっとずるいとは思いましたけど)

また広重の文章による旅日記が絵と一緒に書かれていて
貴重な資料ながら、海外に流出していた「甲州日記写生帖」が
110年ぶりに公開されています。
面白いのは文章の方で、数日の記録なのに毎日
「酒は悪し」「大酔なり」「いずれも悪酒なり」
「酒はなはだ悪し」
と延々と酒のことばかりというところ。
まさか後世の人に読まれるとはご本人も思ってなかった
でしょうしねえ。

また隣の展示室では「浮世絵に見る薬と病い」という
浮世絵に見る病気の言い伝えや流行病の記録、また
テレビCMのなかった時代に大きな宣伝力があったと
思われる浮世絵による薬の広告、また幕末という
社会的不安が招いたと思われる、「鬼女」伝説を
浮世絵化したものなどが興味深かったです。

『東海道・木曾街道 広重 二大街道浮世絵展』
千葉市美術館
~10/9

公式サイトはこちら

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2006.09.17

17日の「功名が辻」

やはり大河ドラマは夫婦の愛情物語も大切かも知れませんが、
物騒っちゃ物騒ですが、権力闘争とかがやっぱり似合う
と言うか盛り上がる気が。

今回は久しぶりに気合いを入れて見ました。

成宮くんの「悩める秀次」が食わせ者の柄本秀吉にどうしても
敵わない感じとか、なかなか良かったです。

そうそう、その秀次の側近・不破万作役で浅利陽介くんが
登場。大河には「新選組!」で、勇の養子役で出演して以来かな。
来週はいよいよ秀次切腹です。

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「あわれ彼女は娼婦」オンエア予定

コクーンでチラシ入手。

「あわれ〜」はWOWOWで11/23にオンエアされるとのこと。

また、「天保十二年のシェイクスピア」が冬にまたオン
エアされるようです。

ま、これは1月の「コリオレイナス」に、唐沢、白石加代子、
勝村政信と「天保十二年〜」出演者がこぞって出演する
のでその絡みかも。

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「下北サンデーズ」最終回

ちょっと遅くなりましたが、視聴率低迷で突然繰り上げ
打ち切りになった「下北サンデーズ」最終回感想など。

最終回は急遽無理矢理終了させた感ありあり、ありがちの
上に、ここまでじっくり描いてきたメンバーの個性や
伏線らしきものもあっさり吹っ飛ばした、「いくらなんでも
やっちゃいけないだろう」的エンディングでがっかりでした。

テレビドラマ監督役にに光石研さん、助監督役に山崎樹範
さんが出演していた事を考えると、もう少しドラマ界も
描くつもりだったのでは?

ま、唯一バカバカしく笑ったのは、ドラマロケを放棄した
ゆいかがレインボーブリッジを走り抜けた後を追おうと
するテレビスタッフの前に、ゆいかを見守るオヤジ軍団が
踊りながら立ちはだかり、北村総一郎さんが「踊りながら
レインボーブリッジを封鎖しています〜」みたいなセリフを
叫んだ事くらいか。

無論、「踊る2」のパロディと判らないと笑えないし、
それを「踊る〜」署長役レギュラーの北村さんが言うから
こそオカシイのですが。

これに限らず、「下北〜」では電柱看板を裏番組を連想させる
ものに差し替えたり、「次は報(道)ステ(ーション)」と
こっそり宣伝したり、堤監督らしく色々小ネタを仕込んで
いましたね。

ちなみに最後に映っていた「本多劇場」場内、本当に
「本多」でロケしてたか、ちょっと壁の様子が本多っぽく
なかった気がするのですが、気のせい?

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早稲田大学演劇博物館の企画展示は清水邦夫

秋の演博の企画展二つ

一つは2002年にも開かれた能装束展で、今回のテーマは
「四季の能装束展‐実りの秋」(9/25〜10/22)
また関連講座が10/20に、この企画展に協力した能装束
研究所の所長・山口憲氏を講師に迎えて、大隈記念タワー内で
開催されるとの事。

そしてそれより私が注目したのが、もう一つの企画展示。
名付けて「清水邦夫と木冬社〜劇作家と演劇企画の30年」展。

ちょうど11月にシアターコクーンで、清水邦夫作の「タンゴ〜
冬の終わりに」が上演されるタイミングでもあり、是非
足を運ぼうと思います。

「清水邦夫と木冬社〜劇作家と演劇企画の30年」展
part1:9/25〜2/3(2007年)
part2:10/20〜2/3(2007年)

詳細は演劇博物館公式サイトへ

【補足・横浜能楽堂でも能装束展示】
コメントに松風さまから「横浜能楽堂でも同じ研究所が協力の
能装束展示をやっています」という情報をいただきましたので
補足情報としてアップしておきます

横浜能楽堂特別展「能装束の四季-秋-」
9/8~11/5 (9時~20時)
横浜能楽堂
入場無料(但し、例外あり)
☆展示解説: 山口憲(山口能装束研究所所長)
 9/9(土) 9/30(土) 11/4(土)  いずれも16時30分より

公式サイトはこちら


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「オレステス」を観る

1回目。
パンフレットは1500円。特製トート付きは1800円。
2時間20分ノンストップ。
まあ映画の長いのはそんなものですし、私はまったく気になりません
でした。

センターブロック後方。
いろいろ情報を聞いていたのでちょっと覚悟して行った
のですが、やっぱりというか、私にはむちゃくちゃ面白かった
ですねえ。
まあ、山形先生の事前講座を聞いていたのが一番大きかった
とは思いますが。

問題?といわれた台詞にかぶる雨も思ったより時間が少なく
(ひょっとして時間が減ったかな?)それほど邪魔な感じは
しなかったですが(後方席でも結構きこえましたので)、
やはり舞台奥でしゃべっている時にかぶる雨は確かに
聞こえづらかったかも(特に聞きなれない人名など固有名詞の
多い中嶋さんの台詞に雨がかかるのはちょっとね・・・)

全体の緊張感とか、コロスの役割、冗長と言われかねない
台詞でもほとんどカットしていない蜷川さんのやり方とか
ほぼいつものパターンなので、(それでもパンフレットを読むと
横田さんの台詞は少しカットになっている様子)いろいろ
批判があるようですが私は気にならなかったです。

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2006.09.16

「浅井忠と関西美術院展」

府中市美術館

切り口と言い、作品のラインナップと言い、実に魅力的で、
行って見ればポスターにもなっている浅井忠の描く象の
斬新さに、さらに梅原龍三郎あり、安井曾太郎ありの
その見事な系譜に驚かされ(しかも「関西美術院」自体が
現存し機能している!)るなど、実に学ぶ事の多い展覧会
でしたが、なんと言っても会場が不便で参りました。

最寄り駅(特急通過駅)から徒歩20分近く(シャトルバスが
あるが余り本数なし)、それも平日は閑散とした公園を
抜けた先というのは、ほんとうにあるのか不安になるほど。

開館5年目の新しい施設はそんな訳で公園の緑に囲まれ、
ゆったり見られる展示室のほか、公開制作や理解を深める
ためのワークショップなども開催していて、もう少し駅近くに、
いや自宅近くにこう言う美術館があったらさぞかしと思うこと
しきりでした。

「浅井忠と関西美術院展」は10/4まで。
詳細は同美術館サイト

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2006.09.15

1〜2月の紀伊國屋サザンシアターはこまつ座新作

来年1〜2月は「コリオレイナス」に集中できるかと思った
私が甘かったです。

コクーンでもらった速報チラシ情報。

来年1/14〜2/25は、こまつ座公演、井上ひさしの新作が
紀伊國屋サザンシアターでかかるとのこと。
出演は佐々木蔵之介、浅野ゆう子、北村有起哉、梅沢昌代、
大鷹明良など。
戦時下のドイツが舞台になるようですが、これは配役だけで
個人的にはかなりツボ。

遅筆堂殿のことなので、観劇日程は後半が良いかなぁな
どと、もうすっかり行く気まんまんです。

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「敦」(再演)を観る<2回目+ ポストトーク>

1回目より少し前のセンター席。

前回より「自分はなんのために生まれてきたのか」という
メッセージが強く伝わってきました。

それにしても正直なところをいうと、1回目も2回目も「山月記」
途中でうつらうつらしてしまいました。
(あの兎のシーンまではいつも記憶にあるのですが・・・)

決してつまらないというのではなく、また初演の時は自己の
才能を恃むプライドの高い人間の生きづらさがゴワっと生で
放り出されるように感じられて、ただ楽しく笑える「名人伝」
より格段面白かった記憶があるだけに、自分でもちょっと
理由が判らないのですが(単に体調が悪いだけなのかも)、
ひょっとすると完成度が上がってしまって、逆にゴツゴツするものが
なくなってしまい、鈍感な私には繊細な部分を感じられないから??

ポストトークは世田谷パブリックシアターの前館長で現在
NHK副会長の永井多恵子さんと萬斎さんの対談。

永井さんはそんな訳で半分関係者ぽく、半分は観客の立場
なので、その二者を繋ぐ独特の視点での観劇トークになるのかと
思ったのですが、結局トークの流れは芸術監督についてとか
公共劇場のあり方とか、ちょっと直接公演の内容に関連の
薄いものだったので、そういう方面に興味のある人なら
面白かったのかも知れませんが、素人には普通に芝居の
話が多い方が楽しめた気がしました。(要は話が堅すぎでした)

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世田谷パブリックシアター「劇場ツアー」に参加。

もちろん「敦」公演中の、ということで、申し込んだのですが、
まさかあの三日月舞台に乗せていただけると思わなかった
ので、かなり感激しました。

しかもちょうどツアーの日は、珍しく昼の部の公演で、あれこれ
ハプニングがあったとかで、(虎の出現時に三日月が二つに
割れず、虎が出られなかったとか、客席でハウリング音が発生
したとか<<これはどうやら能楽堂でも時々ある、補聴器に
よるものらしい>>図らずも各セクションで(特に舞台スタッフ
の方たちの)ご苦労をお聞きすることができ、ある意味
ラッキー?でした。

特に音声ブースではバックで流される効果音、音楽にいくつか
全然観劇時には気が付いていなかったものがあって、このツアー
以降に観劇日を入れておけば、それらを再確認できたのにと
ちょっと残念。

それにしても実際乗ってみると、あの三日月舞台の上は結構
傾斜が元々あり、さらにそれを勢い良く駆け下りたり、逆に
結構な速さで動く舞台の上で、一つの姿勢をキープしたりなんて
わたしにはとても無理。
演者さんは何気なくやっていらっしゃいますが、見ているより
相当大変な負担がかかっているのが判って、いまさらながら
演者さんの身体能力を実感しました。

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「メタル・マクベス」DVD発売!

いや〜出るんですねえ。

なんとなく出るとは思ってなかったので、嬉しいというか
意外というか。
しかもスペシャル版の方にはシークレットライブに東阪の
カーテンコール、さらには、私の観劇日に偶然当たって
見てしまった?内野さんのが含まれているはずの
「罰ゲーム」まで、ただでさえ本編も長いのに、特典
てんこ盛り。

通常版が6800円、スペシャル版は8500円。
イーオシバイドットコムで予約受付中。
発売は10/26。

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2006.09.14

旬の男優ばかりの映画

これは朝の情報番組の芸能ニュースで見ましたが、なかなか
面白い顔ぶれ、それも男優ばかりの面白そうな映画です。

その顔ぶれは小栗旬くん、(またも)ユースケ、塚地武雅
さん、小出恵介くん、そして香川照之さん。
しかもこのメンバーが揃ってアイドルおたくと言う設定が
またかなり意外。

しかもこれで、内容はコメディではなくて、自殺した
アイドルをめぐって熱狂的なファン5人が論争を繰り広げる
密室サスペンスだと言うのですから、個人的にはかなり
興味を惹かれます。

しかしそれにしても↓の三谷さん舞台と言い、この映画と
言い、ユースケって様々なジャンルからオファーのある
魅力的な役者さんにいつの間にかなったなぁと実感します。

映画「キサラギ」
監督:佐藤祐市
公開は来年。

詳細はサンスポなど

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芸術座跡地の新劇場「シアタークリエ」

スポーツ報知、およびシアターフォーラム@nifty情報。
芸術座の跡地に来年秋に完成する新劇場の概要が東宝から
発表されました。

新劇場は名前を「シアタークリエ」と言うそうで、また
柿落としを飾るのは、三谷幸喜作・演出、 ユースケ・
サンタマリア主演の新作書き下ろし『恐れを知らぬ川上
音二郎一座 The Fearless Otojirou's Company』になるとの事。

タイトル通り、明治期に「オッペケペ節」と欧米公演も
打った壮士芝居で名高い川上音二郎とその妻で日本の職業
女優第1号と言われる・貞奴を巡る物語の模様。
音二郎がユースケ、貞奴に常盤貴子。他に戸田恵子、堺雅人、
堺正章などが共演。

ユースケと三谷さんとは有りそうでなかった組合せ。
記者会見の一部をテレビで見ましたが、三谷さんが「ラストに
舞台の奥が開いて銀座(正確には日比谷)の町が見える
仕掛けにしようかと思ったのですが、劇場の図面を見たら
劇場は地下でした」なんて、この手はお得意の一つである
蜷川さんを意識でもしたような冗談?を言っていたのが
印象的でした。

ちなみにこの劇場はスタッフが若い女性で構成されている
と発表では強調されていましたが、やはり前が割と客の
年齢層が高い芸術座だったと言う事を意識して、その
イメージを払拭したいのかなとはちょっと邪推かな。

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2006.09.13

クドカン&阿部サダヲ映画とは。

宮藤官九郎さん脚本、水田伸生監督、そして阿部サダヲさん
主演の映画「舞妓Haaaaan!!!」(タイトル自体がかなり
笑えますが)が、来夏公開されるとのこと。
スポーツ報知情報)

阿部さんの役は熱狂的な舞妓ファンのサラリーマン、だそう
ですが、いったいどんなきっかけでこんなアイディアが
浮かぶのやら…

このところ舞台、映画、テレビとマルチで活躍の阿部さん
ですが、映画主演は初。いつも映像では脇で良い味出して
いる阿部さんの主演はどんな感じなのでしょう?
楽しみです。

共演は堤真一、柴咲コウほか。
公開は来年。

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2006.09.11

来年の萬斎さんは。。。

その昔、雑誌「BRUTAS」の97年4月15日号で
「シェイクスピアだよ、人生は/1時間で読める
 シェイクスピア全集」というタイトルでシェイクスピアを
大特集したことがあるのですが、その中で萬斎さんが
「ぜひ『リチャード三世』をやりたい」とおっしゃっているのを
読んで、「萬斎さんには無理じゃないかなあ」と思って
いたのですが、どうもそれが実現に向かっているようです。

情報源はイギリス大使館の対英投資部発行の情報誌
「SPARK」最新号。
萬斎さんがインタビューを受けていて、その中で「リチャード
三世」をベースにした作品を上演する予定だとおっしゃって
います。

最近のインタビューでも「もう次の作品の読み合わせ」とか
10日のポストトークでも「次の作品を予定していて」と匂わせて
いたので、何をされるのかと思っていたのですが、やっぱり?
シェイクスピアのようですね。

ジョナサン・ケント演出で主演した「ハムレット」の後で、かなり
いろいろ思うところがあったのか、ぜひ「ハムレット」リベンジと
言っていらしたが結局今のところ実現していないのですが、
同じシェイクスピアで、しかもかなり昔から願望のあった
「リチャード三世」でリベンジってことになるのでしょうか?

私は昔から勘三郎版(なんと先代勘三郎が「リチャード三世」
日本初演。これは前に松岡和子さんがやらせたいと
おっしゃっていました。)、市村正親版(もちろん、蜷川さん演出で)
そして萬斎さんの和バージョンの日替わり公演とかできないかと
コクーンのアンケートにずいぶん書いていたのですが、どうやら
とりあえず萬斎さんの和バージョンが実現しそうです。


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来シーズンのフェラーリ。

シューマッハ引退を受けて、フェラーリの来年のドライバー
ラインナップに注目が集まっていましたが、今、フジテレビの
スポーツニュース「すぽると」を見ていたら、レース後に
フェラーリチームから発表があり、シューマッハの後釜には
噂通り(フェラーリ嫌いの私は実に複雑な心境ですが)
キミが決定したとの事。

ううむ。
これまでシューマッハを支えてきたトッドなどのスタッフが
残留するのかとか、シューマッハの引退で、フェラーリが
どれほど変わるのか変わらないのか、なんとも微妙。

ともあれ、これでマクラーレンにアロンソ、フェラーリに
キミと大物移籍が決定して、あと3戦残しつつも、来シーズン
へのストーブリーグが本格化しそうです。

フェラーリの公式サイトに、プレスリリースがPDFで
載っていて、実物を手にすることができるのはちょっと感動
(感傷だけど)

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2006.09.10

ミハエル・シューマッハ、今シーズンで引退。

フェラーリの地元、イタリアで見事な逆転優勝を飾り、
ライバルのアロンソはあと10周でエンジントラブルリタイアの
「理想的」結果。
その勝利インタビューで引退発表とは、カッコ良すぎ。

しかしキミが、遂にシューマッハ現役中に勝ってシーズン
優勝できなかったのはファンとしてはすごく残念。

でも今回のレースで一番興奮し感激しているのは、ミハエルの
引退発表インタビューのレースに、3位取って隣に座って
いたデビュー3戦で初入賞のクビサだったかも。

さてあとはフェラーリでのミハエルの後釜がどうなるか、
です。

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出光美術館、久々の大ヒット企画展

そんな失礼な、と関係者に叱られそうですが、宣伝の割に
展示作品数が少ないとか、目玉?作品以外見るべきものが
少なくて、最後は恒例、仙涯作品見せられる、みたいな
感じで肩透かし食わされた展覧会が時々あった出光ですが、
今回は良かったです。

宗達作(建仁寺蔵)、その宗達のを写した光琳作(東京
国立博物館蔵)、その光琳のを写した抱一作(出光美術館
蔵)の、つまり同一
構図の「風神雷神図屏風」3点を
一同に、それもただ展示しただけでなく、それぞれの
相違点を比較したものをまた上手い見せ方で示していました。

先般見た、三井記念美術館での「写」展と同じく、技術と
精神の伝承も実感でき、久しぶりに知的好奇心も満たされた、
ある意味キュレーターの勝利を感じた企画展でした。

カタログが風神雷神図屏風関係とその他の展示関係の2分冊に
なっていて、重くて持てないストレスもないのも有り難い
配慮(2冊組で1500円)

またその他の展示も、基本的に抱一のを中心とした江戸
琳派の作品が多かったのですが、そのほとんどが出光の
館蔵品だったのも(しかも優品揃い)驚きでした。

展覧会は10/1まで。

『国宝 風神雷神図屏風
 ―宗達・光琳・抱一 琳派芸術の継承と創造―』
出光美術館(東京丸の内)

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2006.09.09

「オレステス」事前講座

文化村主催で、今回の「オレステス」始め、蜷川さんの
最近のギリシャ劇の翻訳を全て担当している山形治江
さんが講師にたって「オレステス」を観る前に知って
おくとより楽しめる「予習」講座。

去年の「メディア」の時も開催され、戯曲の冒頭より
さらに前に起きている事や時代背景の解説があって大変
参考になったので、今回も参加。
(ま、山形先生は「メディアは簡単な話だったので、解説
するほどでもなかったですけど」とおっしゃってましたが)

解説はかなり複雑な人間関係、戯曲冒頭以前に起こって
いた事件と時代背景、ギリシャ劇を理解するのに参考になる
ギリシャ劇の基本、そして鑑賞のポイント(役者編、演出編)
など。

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国立能楽堂の字幕システム

国立劇場で入手したチラシによると、例の国立能楽堂の
字幕システムは11/17の定例公演から稼働開始との事。

17日の定例公演は萬斎さんの「水汲」があります。
注目の公演になりそうです。

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「敦」新聞記事

8日の讀賣新聞(東京本社版)の夕刊に、「敦」が舞台
写真と一緒に紹介されています。
写真は「名人伝」の「虱」をじ〜っと見ているうちに「霙」が
降ってきたシーン。

私が一番びっくりしたのは、その写真の端に映っている
紀昌の妻がちゃんと女性に見えている事かも。

でも演出についても知らず、萬斎さんについて、クールで
王道と言うパブリックイメージしか知らない人がこの
視力検査眼鏡の親玉(睫毛付き)をかけてまっ黄色の
上着を着た舞台写真をいきなり見せられたら、
さぞかしびっくりされちゃいそうですが。

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能「竹生島」小書<女体>替間<道者> を観る

銕仙会九月定例公演。
宝生能楽堂

私は「竹生島」自体も初めてでしたが、事前講座の案内が
きたほど(4日に銕仙会で実施。参加予定でしたが、「オレス
テス」の事前講座に参加してしまったのでした・・・)珍しい
替間「道者」が演じられるといことで楽しみにでかけました。

前シテ(老猟)が後シテで女性の神・弁才天に、前ツレが
後シテで竜神(今回は別の演者)になると言うこと自体
びっくりしたのですが、ギリシャ劇は3人で全部できるのも
仮面のおかげ(別項上げますが、「オレステス」事前講座で
山形先生がおっしゃっていました)というのと、同じような
特色かなと思いました。

そしてみどころの「道者」、お参りした道者(参詣人)がありがたい
と言うというのは、まあ普通ですが、最後に女道者が男道者を
肩車して本舞台から橋掛まで移動したのはびっくりしました
(男・・深田、高野、女・・月崎、竹山)

能の細かいところは私にはわからないのですが、確かに
物理的に肩車して移動させるのが難しそうなので、この
替間が演じられづらいのはその辺にも理由がありそうな気が
しました。

弁財天と竜神という派手目な神様がどっと出てくるし、
替間も珍しいということで、素人ながら大変楽しめました。
(個人的にはその割には地謡が元気がなかったように
 思えましたが・・・・)

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狂言「見物左衛門」(深草祭)を観る

銕仙会九月定例公演。
宝生能楽堂。

当初は石田さんが出演だったはずの「見物左衛門」が
萬斎さんに変更になっての上演。
(萬斎さんが出演予定だった6月公演に出演できなく
 なったので入れ替えたようです)

初見でしたので大変楽しみにしていました。
しかも一人狂言とのことで、どうなるのかと思っていましたが
観てみたら、ちょっと前に横浜で落語とコラボをしたのを
連想する、いわば「動く落語」という感じでした。

祭りを見に行った男の様子が一人で表現されるので
要はいかにいない相手をいるように思わせるかという
技術だと思っていましたが、萬斎さん、ちょっと明瞭な
せりふ回しを旨とする万作家のはずなのに、固有名詞とか
ところどころ聞き取りづらかったのは、私の席が悪かった
ためでしょうか?

もう一息面白さが伝わりづらい、というか、一人でやっている
面白みがもうひとつ・・・
やっぱり一人でやるのは難しいのでしょうか。

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2006.09.08

いよいよ萬斎さんの「二人袴」パパ役が。

「二人袴」における萬斎さんの聟は随分回数を拝見してきま
したが、先日今年の「万作を観る会」のチラシを
入手して見たところ、今回は萬斎さんが親を、遼太くんが聟を
演じられるとの事。

最近萬斎さんの狂言を見に行く回数が前ほどではないので、
実際にはもう演じられた事があって、私が見た事がないだけ
かも知れませんが、これはかなり楽しみです。

しかし聟をやっていて1-2年で親をやるなんて狂言や
歌舞伎あたりでないととてもできないことです。

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再来年大河「篤姫」主役は宮崎あおい。

朝ドラ主役から間1年で大河主役とは、余程NHKに見込まれた
ものですね。

それにしてもキャリア、NHK出演実績いずれからしても
かなり異例と言う気がします。

情報はスポニチなど

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2006.09.06

早川書房から「ハヤカワ演劇文庫」が創刊

ちょっと前、31日の毎日新聞の夕刊に出ていた情報。
早川書房が9月から「ハヤカワ演劇文庫」シリーズが
刊行されることになったそうです。

隔月で第一弾は9月にアーサー・ミラーの
「セールスマンの死」、とニール・サイモンの
「おかしな二人」が、11月にはエドワード・オールビー
「動物園物語」「ヴァージニアウルフなんかこわくない」と
清水邦夫「署名人」「ぼくらは生まれかわった木の葉の
ように」「楽屋」)が出されるとのこと。

戯曲は上演される前に目を通しておこうと思っても
シェイクスピアは別として、だいたいのものはなかなか
みつからなかったり、全集の一部でとても持ち歩けなさそうな
厚さだったりしてなかなか不便なので、これはありがたい
企画です。

以降テネシー・ウイリアムス、井上ひさし、井手洋二、
平田オリザなどの作品が刊行されるようです

ちなみに早川書房のサイトを見るとニール・サイモンの
推薦人に三谷幸喜さんの名前がありますが、三谷さん自身は
自身の戯曲の出版を許さない(賞をとった「オケピ」は例外)
作者だと聞いているので(自分以外の演出を許していないのが
理由だとか))ちょっと妙な感じもします。
これを機に三谷さんのも出版されるなんてことはないんで
しょうか・・・?

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ホスト系?「恋の骨折り損」

先日の「コリオレイナス」の出演者発表に続いて
3月の「恋の骨折り損」の出演者が発表されました。

オールメールキャストということで、前回の「間違いの喜劇」
に続いての内田滋さん、月川悠貴さんという女役間違いなしの
キャストのほか、「キッチン」に出演した須賀貴匡くん、
蜷川さん芝居常連の高橋洋さんあたりまでは妥当な
感じですが、一番びっくりなのは、主役に北村一輝さん、
そして窪塚俊介くんという、どちらかというと映画・テレビに
スタンスを置いてきた役者さんがキャスティングされている
こと。
「大奥」「夜王」「医龍」はじめ、とにかくアクの強い役を
演じている北村さんとシェイクスピア、それも喜劇というのは
すごく意外。

相変わらず既成のパターンに安住しない蜷川さんらしい
チャレンジですねえ。

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「オレステス」舞台稽古は水だらけ。

6日の「ズームイン」で、「オレステス」の公開舞台稽古の
様子がオンエアされていましたが、うわさどおり、雨降らせ
まくりでした。
ナレーションによると、全体の三分の一は雨が降っている
とかで、それは大変そう。

しかも公開舞台稽古では、降らせた雨の音が予想より
大きすぎたのか、肝心の藤原くんのせりふが完全に
かき消されていて、「本番では雨の量を減らす予定」
だそうです。(1回に使う水の量は5トンだそうです)

藤原くん、見たところうっすら髭を生やし、心なしか体つきが
がっちりした印象。
ま、この雨じゃ体力ないと持たないと思いますけど。

いよいよ初日。
さてどんな舞台になるのか期待が膨らみますが、1回
だけ結構前のほうの席の時があるので、水ぬれも
ちょっと心配。

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2006.09.05

3日の「功名が辻」

若い時代のエピソードに時間を費やし過ぎたのか、このところ
時代がすごい勢いで突然飛ぶので(なのにちっとも老けない
千代)、ナレーション聞いてないと展開についていけません。

この回でびっくりしたのは、夫と離婚させてまで家康に
嫁がせだ筈の旭が病気であっさり帰国、挙句あっさり死去
してしまったこと。
でもまだ旭の場合は臨終シーンが描かれただけマシな方で、
秀吉の弟・秀長は、秀吉の身内中の身内なのに「急死」の
ナレーション一言で済まされ、利休も同様。
このところ、登場人物にはほとんど葛藤らしい葛藤もなく、
気が付けばステロタイプなキャラクターが、全く成長なく、
だらだら歴史の展開を追うだけな感じ。

一番面白くなく、翳が薄いのが主役の一豊ですから、ちょっと
救われません。

今は高ピー貫く淀殿の変化と、動かない家康にイライラ
し通しの腹心・井伊直政を演じている篠井英介さんが
面白いくらい。

主役が元々歴史的には地味目な武将なので、盛り上げる
のが難しいとは思いますけど、そんな事は最初からわかって
いた筈ですからねぇ…

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「敦」(再演)を見る<1回目+ ポストトーク>

随分早い再演だなあというのが正直な印象。

初演から丸1年経たないうちに、もう再演なった「敦」。
NHK-BSでもオンエアされ、DVDも発売されていてまだまだ初演の
記憶が新しく、また配役も変更なしとなれば、見どころは
一にかかって演出の変更点ということに集約されてしまいます。
逆に言うと再演を見る難しさは、変更されているところは全て
「更に良くなっている」のでなければ納得しづらい、また
まっさらな気持では見られなくて比較してしまうことですね。

そして全体として感じたのは、劇的に盛り上げることで
生まれる具体性と、抽象性を上げることで生まれる洗練の
どこで折り合いをつけるかというのは結構難しいのかなあと
いう事でした。

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アニメ映画「時をかける少女」を見る

私たちの年代で言うと、これは「タイム・トラベラー」という
タイトルでNHKで放送されたドラマが一番印象的で、
私はこのドラマで初めて「ラベンダー」という言葉を聞いた
記憶があります。
アロマテラピーの定着した今では特別な感じはないですが、
この頃は随分神秘的な響きがあったものです。

その後、原田知世主演での映画が大ヒットしたのが
今では「定番」となっていますが、偶然みた予告編が印象的
だったのでふと見に行く気に。

あとから判ったのですが、どうもこの細田監督は、ジブリの
前作「ハウルの動く城」の監督を途中降板された方だそうで
この夏、そのジブリの新作「ゲド戦記」も公開されていたので
ちょっとした「因縁の対決」的見方もあったようです。

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「敦」ポストトーク出演者

『敦−山月記・名人伝−』の9日と10日のポストトーク
出演者がようやく公式ブログに発表されました
(いくらなんでも遅すぎ!ですが)

9日 (土)野村萬斎&永井多恵子 聞き手:松井憲太郎
10日(日)野村萬斎&亀井広忠&藤原道山 聞き手:松井憲太郎

亀井さん、藤原さんは初演のポストトークでも登場されて
ましたし、永井さんは前Sept館長で半ば身内。

せっかく演劇賞二つも取った作品の再演なんですから、
劇評家でも他の演出家でも、もっと斬新なゲストと、
クリエイティブなトークを期待していたのですが、ちょっと
普通過ぎてがっかり。

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2006.09.04

「敦」初演DVD8/30発売中

NHK-BSで既に放送されていますし、同キャストで再演中
なので、正直余り「待望の映像化」と言う高揚感がないのが
申し訳ない感じですが、初演の「敦」DVDが、8/30に発売に
なっていました。

「敦〜Atsushi/山月記・名人伝」
定価:5000円

世田谷パブリックシアターサイトに詳細あり

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2006.09.02

「踊る」第4弾は八嶋くん主演。

前からそう言う情報があったのですが、まさか「敵」の
弁護士を主役に据えなくても他に主役になるべき「踊る」
メンバーがいるのでは?と思っていたのですが、やはり
八嶋くん主演で「弁護士 灰島秀樹」がドラマ化と発表。
(Asahi.comなど情報)

ついでに?「踊る〜」のスピンオフ前3作が地上波オンエア
されるとのこと。

考えたら、「容疑者 室井慎次」公開から1年なんですね。
1年ってあっという間。あらびっくり。

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