« 「のだめ〜」クリスマスコンサート。 | トップページ | なんとかならなかったんでしょうか? »

2006.10.21

「国立能楽堂定例公演」を観る

万之介さんの休演で、狂言「栗焼」は主が万作さん、
太郎冠者が万之介さん→石田さんに変更。

石田さんは2日続けて万之介さんの代役でしたが、また
狂言はだいたい皆さんがいろいろな役を普段からやって
いるので通常の演劇の代役とは少しニュアンスが違うで
しょうが、後半ほとんど独り語りですから、やはり大変
だったのでは?

20分の休憩を挟んで能「船弁慶」。
萬斎さんがアイで出演。
ちょうど前日に「奈須余市語」を聞いたばかりですし、
源平ものは良く能の演目になっているのを実感します。

今回の上演には「早装束」と言う小書がついていて、解説に
よるとアイの船頭が船を準備せよと言われて幕に入り、
出てくる時には装束を早替えしてくるとあったので、
どのくらいが「早」なのかと思っていましたら、あらびっくり
肩衣に熨斗目、狂言袴姿で幕に走り入ったかと思ったのも
一瞬、手に船を携えて(と文字で書くとヘンですが)
出てきた萬斎さん、見事に水衣に無地の着物、袴は色も
変わり、括り袴になっていて本当に同一人物かと疑う
程でした。多分替えの時間は10秒くらいでは?F1のピット
クルーも真っ青の素早さでしたね。
(着物は下にもう一枚着ていたのだとは思いますが、
 袴は?判らない・・・・。それと船頭の時の頭に被る
 蓑のような帽子はなんと言う名称なのでしょうか?
 余計なことが気になる・・・)

Webを見ると萬斎さん、先週にも同じ演目、同じ小書付きの
アイを演じられていたそうで、1週のうちに同じ小書の同じ
演目を同じ演者がやるというの珍しい気もしますし、
あのアイの舟を漕ぐところだけを抜き出して、今「にほんご
であそぼ」で萬斎さんが演じてますし、これほど重なる
のは単なる偶然?にしては集まりすぎ。

船の作り物は地謡の前に、舞台正面から見ると奥に向かい
垂直に置かれるのを考え、脇正面席を取ったので、船頭と
ワキのやりとりなどが真っ直ぐ見えて面白かったです。

そう言えばどこかの教育関連の団体が視察に来ていましたが、
開演前全員で舞台正面で記念撮影をしていて、うっかり
とは思いますけれど、列の後ろに並んだ人たちが白洲に
ザリザリ入り込んだばかりか、数人は階を靴のまま登って
いたのにはびっくり。
いくらなんでも能楽堂の、と言うか舞台の意味、はっきり
言えばやっちゃダメな約束事くらいは事前にレクチャーを
しておかないと…
まあ勿論部外者の私が、見ていて肝を冷やしても何の意味も
無いですけど。

|

« 「のだめ〜」クリスマスコンサート。 | トップページ | なんとかならなかったんでしょうか? »

能&狂言」カテゴリの記事

野村萬斎」カテゴリの記事

コメント

かのこさま

例の頭巾は「ほくそ頭巾」というのだそうです。

私は14日の大倉松窓会の方で船弁慶の早装束を拝見してきました。その時も幕に入ってひと呼吸するかしないかでお出になったようにおもいます。私の感覚では2秒?と思うくらい、一瞬誰がでてきたのか判らない位でございました。早かったです。それに走り込んでくる姿が美しい。あんなに速く且つ美しく摺り足で舞台に入って来られる方は萬斎さん以外にいないように思います。

投稿: 松風 | 2006.10.22 11:48

すみません。間違えました。大倉松窓会は15日でした。

投稿: 松風 | 2006.10.22 11:49

松風さま
「ほくそ頭巾」ですか~ありがとうございます
いくら調べても判らなくていらいらしていました^^;
ありがとうございました!!!

投稿: かのこ | 2006.10.25 22:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 「のだめ〜」クリスマスコンサート。 | トップページ | なんとかならなかったんでしょうか? »