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2007.01.29

「fabrica〔10.0.1〕」を観る

「踊る大捜査線」で有名な本広克行監督が初めて
舞台演出に挑戦したというので、見に行ってきました。

出演はどうやら映画「サマータイムマシーンブルース」の
元の舞台とかでつながりがあったらしい、小劇場系の役者
さんがメイン。一部の役者さんは「交渉人真下正義」にも
出演していましたっけ。

劇場は赤坂見附のど真ん中にいつのまにか出来ていた
瀟洒なホテルの地下。
椅子は低反発素材を使っているそうでしたが、それよりも
いわゆる試写室、あるいはアトリエサイズの劇場で、前後の
座席間が狭いのにきちんと段差がついているため、私は
何度背もたれの背中のど真ん中にあたるあたりを蹴られた
ことか(振り返ったら後ろの人、寝てたんですけどね・・・)

でも千秋楽ということもあって、2本ある階段状の通路全部に
座布団席が出る盛況。それにしても開演時間を過ぎてから
通路席に客を誘導したので、ゆうに10分は開演が遅れましたが
小劇場ではいつもそういうものなのでしょうか?
開演時間は開演時間だと思った私は小劇場慣れしていない??

話は学生の頃映画を撮っていた仲間が、10年後また集まって
映画を撮ろうする、という、なんだか舞台版「ふぞろいの林檎
たち」みたいな話でした。

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ダニエル・クレイグ出演作品、また一作。

多分、レンタルに出ている中で一番昔のダニエル・クレイグ出演
作品(92年)。
これまた有り難や、TSUTAYAの「ユーザーからのリクエスト
コーナー」で新入荷していたので早速借りて見る。
(DVD検索をしていたら、どうやら廉価版が3月に出る模様。
 1000円以下で買えるようなので、それまで我慢)
 ※メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ
  商品番号:BNP12411 JAN:4988135588142

ストーリーは南アフリカのアパルトヘイト問題を扱った実話を
原作とした物。
ちょっと「永遠のアフリカ」とスタート設定が似ていましたが、
ずっと深く突き刺さる内容でした。

ダニエル演じボータは、主人公通称PKの子供時代、彼が純粋な
イギリス人であるというだけで同じ寄宿学校在学時代に虐めた
上級生で(ボータはアフリカに17世紀にヨーロッパから「移民」
してきて定住した、一名「アフリカーナ-」と呼ばれる育ちで、
彼らは歴史上のなりゆきで同じルーツを持つヨーロッパ人を憎んで
いたという背景があるという趣旨のナレーションが冒頭に入っている)
成長したPKの前に、偶然にも再び彼の活動を阻止しようと立ちはだ
かる憲兵として再開する。

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2007.01.28

「踊る」スピンオフ新作(?)

何気なくテレビをつけたら、「トリビアの泉」(レギュラーは
終了しているので復活特番?)をやっていて、付けっ放しに
していたら、急に「踊る〜」のハナシをしていてびっくり。
どうやらMCの八嶋くんも登場した、いわゆる「踊る」スピン
オフの新作を「トリビア」で仕掛けた模様で、その主役として
白羽の矢が立ったのが、ま、番組の流れとして当然ながら、もう
一人のMCの高橋克実さん。高橋さん、「年末SP」に室井の部下
(警備課勤務)役で出演していたんですね。

どんなものを作るかと思ったら、まあそこはフジテレビ、と言うか
やるなら大真面目にと言う「踊る」スピリットで「本編」同様に
制作・亀山、監督・本広、脚本・君塚の黄金トリオ!
一応ミーティング風景なども映ってました(笑)

で出来上がったのが「警護官・内田晋三」。
下の名前は元は無かったので現職総理から拝借(青島も当時の
都知事からですからね)
6分足らずのものでしたが、「真下」のクリスマス・イブに
交通渋滞にあった要人の警護に内田が当たっていて、さて
どうしたか、と言うストーリー。

映像はだいたい「真下」から流用、メインの部分だけ新撮して
いましたが、低予算、短期間と言う制約で下手に小細工してなか
ったので、正直、八嶋くんの「弁護士〜」よりは私は見ていて
違和感無かったです。

しかし番組内でも言ってましたが、「踊る」もテレビシリーズ
始まってから今年で10年になるんですね。びっくりです。

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安寿版「ハムレット」

前にクローディアスを鋼太郎さんがやるというので、見に行った
ことがある、安寿ミラさんがハムレット(オフィーリアではなく)を
演じる異色のシェイクスピア劇。
私はどうしても女性が男性役を演じるというのに違和感が拭えず
(男性が女性を演じる歌舞伎は平気なのに?と突っ込まれ
 そうですが)、それから見ていませんが、来月またキャストを
一部替えて上演されるそうです。

今回の配役はこんな感じ。
斎藤晴彦(ポローニアスと墓ほり)、沢木順(クローディアス)
堀内敬子(オフィーリア)、石山毅(ホレイシオ)、谷田歩
(レアティーズ/ギルデンスターン)、柄谷吾史(ローゼン
クランツ)、舘形比呂一(ガードルード)

谷田さんのレアティーズ、ちょっと見たいかもなあ・・・

東京公演はシアター1010とサンシャイン劇場、
兵庫県立芸術文化センター公演もあり。

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「コリオレイナス」を観る(1回目)

久しぶりのさいたま芸劇です。
劇場に行ってみると、私が最初に行った頃に比べると
ものすごく活気が生まれていました。
それは開演前のコンサートだったり、蜷川シェイクスピア
シリーズの台本や衣装の展示があったり(内野さんの
「ペリグリーズ」の衣装があって感激!)ということも
ありますが、お客さんが芝居をみるためだけでなく、この
会場を楽しんでいる感じがしました。

ロビーに入るといきなり「エレンディラ」の超先行受け付け中。
日程は8/9~9/2。日曜日は15時、火曜日から金曜日は
19時、土曜日は12時と18時半の開演、月曜日は休演。
(初日と2日目は12時半開演だったかな)
S席のみで、前方と後方の1列ずつという感じでしたが、楽日は
売り切れでした。
そうそう、S席は12000円、A席が7000円。
私はさすがに12000円を即断できず。というか、今回はA席
鑑賞で良いかなという感じでした
そうそう、チラシがあって出演者が判明。
すがもでやると言っていた時のチラシと比べると白石さんの
お名前がなくなっています
出演者はこんな感じ。
中川晃教、美波、品川徹、石井愃一、松下砂稚子、立石涼子
國村準、瑳川哲朗他

ロビーでは「コリオレイナス」の残り日程、「恋の骨折り損」の
チケットも(わずかですが)売っていました
「コリオ~」は平日にまだS席中心に席があるようです。

パンフレットは1500円、残念なことにちくま文庫の松岡さんの
訳本の出版が間に合わなかったようです。

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2007.01.27

朝日新聞にはやくも「コリオレイナス」評

見に行った帰りに朝日新聞夕刊を買ったら、早くも「コリオレイ
ナス」評が。
讀賣新聞の方には来月の「ひばり」主演の松さんインタビュー。

私の「コリオレイナス」感想は、後で別項立てますが、新聞ほど
手放しとは行かない感じですけど・・・

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ニコール・キッドマン事故のニュースで判った事

ニコール・キッドマンが映画のロケ中に街路灯に車が衝突して
あわや大怪我だったと言うニュースをテレビでもやっていましたが、
(記事はスポニチなど)この事故が起きた映画、今わたくしが嵌り
まくりのダニエル・クレイグの次回作でもある「THE INVASION」。

公開されていた写真と情報ではダニエルの役は医者だと言う事
だったので、 医療系サスペンスか何かかと思っていたのですが、
ニュース記事によると問題のシーンはニコール演じる精神医が
〈ゾンビ〉と戦って車から振り落とされると言うシーンだった
そうで、どうやらこの映画、私の予想と違って、ニコールと
ダニエルと言う個性派性格俳優をメインにしながらSF、ホラー
スリラーものの様子。(苦手なジャンルなのでちょっとがっかり)

さらに日本公開は秋で公開タイトルは「VISITING」となる
様子です。invasionは侵略という意味ですが、visitingだと
ちょっとニュアンスが違うのでしょうか?

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新国立劇場来シーズンラインアップ

もう新国立劇場も開場10周年になるんですね。正直びっくり。

さて来年度の演劇部門のラインナップで注目すべきは<三つの
悲劇Vol.1~3>と題する中劇場での三部作。
「ギリシャから-古代を現代に、現代を未来につなぐ」とサブ
タイトルにあり、タイトルにはギリシャ神話でお馴染みの物語の
女性たちの名前がついています。

☆『アルゴス坂の白い家』(仮題)-クリュタイメストラ-
   2007年9~10月(作・川村毅、演出・鵜山仁)

☆『アンドロマケ-たとえば野に咲く花のように-』(仮題)-
  アンドロマケ- 
   2007年10~11月(作・鄭義仁、演出・鈴木裕美)

『海峡を越えて』(仮題)-アンティゴネ-
   2007年11~12月(作・土田世紀、演出・鐘下辰男)


クリュタイメストラはエレクトラとオレステスに殺される実母
(「エレクトラ」「オレステス」で散々語られた話です)、アンド
ロマケは勇者ヘクトルの妻で(ブラッド・ピット主演の映画
「トロイ」ではエリック・バナが演じていたのがヘクトル)
夫を殺され、その夫の敵の息子の妻にされてしまう、という
もう悲劇の人(蜷川さんの「グリークス」では麻実さんが
やっていたはず)
そして最後のアンティゴネは、萬斎さんが演じたオイディプス
王の娘の名前。オイディプスの妻であり母であったイオカステの
弟で、死に際のオイディプスから後を託されたクレオンと後に
対立することになるというのが、ソフォクレスの「アンティゴネ」に
かかれています。

というわけで、これが川村さんに鈴木さん、鐘下さんの手で
舞台化されるか楽しみです。

また一昨年上演されて大きな反響のあった岸田國士の
『屋上庭園/動員挿話』 が2008年2~3月に小劇場で
再演されるようです。

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「国立能楽堂 狂言の会」を観る

狂言ばかり3曲の会。
しかし私は運が悪かったのでしょうか?
とにかく周辺環境が激しく悪く、おちついて舞台に
集中できず。こういうのは年に一度くらいはあるのですが
今回はこの日でした。

動かすたびに大きな音のするビニール袋を後方で
ごそごそ言い、横には開幕してもかまわず私語を続ける
声が聞こえ、さらになんと後半飽きたのか貧乏ゆすりも追加。
前方には、いくらなんでもそこまで爆発的にしなくても
思うほど爆竹的に笑う声が聞こえてきて、こうなると自分も
笑っているのに引いてしまうものです。

そして何より今回は能楽堂デビューの人が凄く多かったと
思いたいのですが、休憩時間には、あちこちで見所で
平気でサンドイッチやお菓子を食べ始める人が散見。
それは誰でも最初というものはありますが、アナウンスも
しているのですからその辺は係員も容赦なく注意すべき。

さてやっと本題。

『鍋八撥』
新宿狂言で拝見したばかりの千作さんを間1日でまた拝見することに。
ご高齢に関わらず精力的な活動ですね。
曲全体としては万作家のに慣れている身にはちょっと誇張が目立つ
演者が多くて違う曲のようでした。

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2007.01.25

「新春名作狂言の会」を観る

今年4回目の狂言鑑賞ですが、それでもう「二人袴」が
2回目、というのはちょっと稀なことでは?
しかもプログラムを見たらなんと、萬斎さんが聟で、万作さんが
親!!
去年には親役デビューもした萬斎さんなので、もう聟は見られない
と思っていたので、うれしいやら、まだやるんだ~とびっくり
するやら。

実はこの会は茂山家との共同公演で、演目前に千三郎さんと
萬斎さんのトーク(かけあい漫才?+二人の舞競演)というのが
定番かつ名物になっていて、私も楽しみにしていたのですが
今回は仕事のせいで、駅から走りに走りましたが着いたら
ちょうど茂山家の「素襖落」が始まったところで、トークを聞き
(見)逃しました。

「二人袴」は大蔵流と和泉流で設定が違ったり(大蔵流は
ついて来るのは親でなくて兄)するところがあるので、そのへんの
話が聞けるのでは?と思っていたので本当に残念。

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ダニエル・クレイグ旧作を相変わらず見まくっています

いや、ありがたや、TSUTAYAの半額レンタル。
何本かはいつまでも戻ってこないので空のケースを
恨めしげに見て帰ってくるのですが、やっとテレビシリーズ
もので、どうやら放送時には熱狂的なファンを獲得し、驚異的な
視聴率を稼ぎ出したという、「炎の英雄 シャープ」シリーズの
ダニエルくんが出ているという2巻目「イーグルを奪え」を借りる。

しかし、いくらダニエルくんだけ目当てとはいえ、1見ないで
そのまま2だけ見る私もどうかしていますが、見てみたら
悪役善人はっきりわかるし、何があっても大丈夫なタフガイ
シャープの出世話だと直に理解できて、あとはダニエルくんを
追いかけるのみ。

出てきました。
ナポレオンスタイルの赤の軍服に羽飾り付きの高い帽子を
被ったベリー中尉役。しかも見ただけで判る、これは絶対悪役。
最後はシャープにこてんぱんにやられるなと思ったら、案の定
自分で仕掛けた策略に自らはまった感じで、見事シャープに
反撃されてアウトでした(笑)

ちょうど雰囲気は、今の日本のドラマの役者さんで言うと
北村一輝さんって感じ?

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「演劇界」一時休刊

歌舞伎ファンにはおなじみの薄くて高い(暴言)「演劇界」が、
3月末発行の5月号で一時休刊とのこと。

なぜだろうと思ったら、ZAKZAkの記事によれば、発行元の
演劇出版社の株を小学館が保有することになり、それを機に
版型も変えてリニューアルするのだそうです。

きっと周辺情報も入ってもうちょっと若い客層にも受ける
ようなものに変わるのでは?

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「コリオレイナス」夜の部は終電注意!(笑)

どうやら蜷川さん演出の「コリオレイナス」(さいたま芸術劇場)、
上演時間がやはり長いようで、夜の部だとだいたい終演が22:20
くらいになる模様(抹茶みるくさま情報)

 ※さらに補足。コメントをいただいたmeimeiさまによると
   初日は開演が遅れ、初日ならではのカテコもあって
   もっと遅れたとのことです

となると、当然の事ながら、ただでさえ本数の限られた埼京線、
夜の部のない日曜日は良いとして、平日と土曜日の夜の部の
チケットを持っている人には終電が気になるところ。

ちなみに20分に終わったとして、平日は余り待たずに乗れそうなのは
新宿方面は22:37(新木場行き)22:54(大崎止)、大宮方面は22:36
(川越行き)22:48(大宮止り)

土曜日は新宿方面は22:37(新木場行き)22:41(新宿止)、大宮
方面は22:45と22:49(いずれも川越行き)

行く前から帰宅の心配をするのも興ざめな話ですが、参考に
なさってください。

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2007.01.24

アカデミー賞のノミネート発表

ゴールデングローブ賞にノミネートされ大注目、「バベル」出演の
菊地凛子さんはみごと助演女優賞にノミネート。
あまたある作品と出演者の中から謂わば‘ファイナリスト’と
して選ばれただけでも本当に凄い事だと思います。
イチローや松井の活躍、ましてや松坂の入札に関する熱狂ぶり
など、野茂時代には考えられなかった事が今大リーグで起きて
いるのと同様、「ラスト・サムライ」で渡辺謙さんが注目を
浴びた前あたりまでなら、こんな事は想像できなかったです。

勿論ハリウッドのいわゆる「ネタ切れ」で、日本や香港の映画の
リメイクがなされるなど(今回、ゴールデングローブ賞でスコ
セッシに監督賞をもたらした「ディパーテッド」もこの類)、
いまアジアにハリウッドの目が向けられていると言う状況が
あるにせよ、菊地さん本人そして作品に強い魅力があるに違い
ないと思います
(映画を見てないので何か書き方が難しいですが)

一方ゴールデングローブ賞で外国語映画賞を受賞した「硫黄島
からの手紙」は作品賞、監督賞など4部門にノミネート。

私が気になった部門のノミネートはこんな感じ。

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「クワイエットにようこそ」映画化

24日づけの中日スポーツサイトによると、松尾スズキさんが
自身の作品である「クワイエットにようこそ」を
映画化、脚本、監督を務めるとのこと。主演は内田有紀さん。

で共演はと見ると宮藤官九郎、蒼井優、りょう、妻夫木聡、
大竹しのぶなどのお名前が・・。
内田さんには申し訳ないけれども、どう考えても共演者の方が
実力派ぞろいで豪華絢爛のように思えるんですが・・・

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「コリオレイナス」いよいよ開幕!

24日付けのスポニチサイトに、今年最初の蜷川さん演出作品、
唐沢さん主演の「コリオレイナス」初日舞台写真が出ていました。
どうやらラストシーン近く、コリオレイナスがオーフィディアスに
殺されるあたりの場面だと思いますが、(あるいは冒頭の1人で
敵地に切り込むところか?)やっぱり丸刈りに近い唐沢さんって新鮮・・・・。

数日前の新聞記事にその丸刈りの話とか、初めて蜷川さんと組
んだ「マクベス」への出演が決まった時のエピソードが出ていて
面白かったです。
観劇が楽しみです。

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2007.01.22

いまさらですが、原作をやっと読んでから「カジノ・ロワイヤル」を見る(3回目)

2度も見てから読むのもどうかなと思ったのですが、筋を
覚えるとやはりオリジナルとの比較がしたくなっていまさらながら
図書館で借りて読む。
でも本を手にしたら、あろうことかピーター・セラーズ
デヴィット・ニーブンの写真が表紙で(2005年までは仕方
なかったか)、かなり砕け落ちたのですが、とりあえず気を
取り直して本文へ。

時代設定が全然違うので、通信方法もお金の保管方法も
ありとあらゆるものが違っていて、それでもおおむね
今回の映画ではエピソードには忠実に描かれていたのが
判りました。

で、読んだ上で、3回目へ。
もう公開館での上映は終わって(「ディパーテッド」に切り替わった)
シネコンで細々というのを探してでかけると、それでも30代
くらいから上の年代の客ばかり30人ほど。
さすがに3回目になると筋の流れも次のシーンもわかるように
なりましたから、余りどきどきひやひやしなかったですが
その分、できるだけ字幕に頼らずオリジナルで何を言っているか
聞き取ろうとしました(何しろ、有名な某女史の字幕は時々
「超訳」になっているので)。まあ結論から言えばほとんど
聞き取れなかったのですが・・・

もうこれだけ見たらかなり満足で、あとはDVDになるのを
我慢して待とうと思います。

しかし、同じ映画を3回も見たのは「容疑者室井慎次」以来
(その前は「陰陽師2」)。ま、物好きってだけなんですけどね。

それにしても、休日を利用して、他にどんなダニエル・クレイグ
ファンのサイトやブログがあるだろうかとチェックしてみたのですが
熱い思いや厳しいチェック?が入ったものがたくさんあって、
大笑いしたり納得したりしながら堪能しました。
私の熱もどれくらい持つか判りませんが、暫くは盛り上がり
そうな気がします。

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相変わらずダニエル・クレイグ関連DVD鑑賞は続行中。

幸いなことに?萬斎さんは「陰陽師」2作と「乱」、筧さんも
おおむね「踊る」シリーズをチェックすれば映画は済んだの
ですが、このところはまりまくりのダニエル・クレイグは、
前にも書いたとおり、アート系からハリウッドの大作まで
幅広く出ているので、チェックが結構大変です
(何しろにわかファンなのでなおさら・・・)
ありがたいことに近くのTSUTAYAが巨大店舗のおかげで
だいたいのDVDの在庫があるので、大助かり。
勢いついて見ている状態です。

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8月のコクーンは、岸谷&紀香&一輝

22日のスポーツ報知サイトに、8月のシアターコクーン情報が。

岸谷五郎さんの作・演出「ささやき色のあの日たち」という
作品で、岸谷さんは出演も。共演が藤原紀香と北村一輝。
しかもこの作品、ミュージカルだそうで、いったいどういう
舞台になるのやら。

そういえば、藤原紀香さんが前に舞台に出たのもコクーンでの
「Overseas」という作品だったはず。観てもいないのに
なんでタイトルまで覚えているかというと、その数ヶ月後に
この舞台に出ていた真中瞳さんが、いきなり蜷川さんの
「タイタス・アンドロニカス」のラヴィニアで登場したので、
「この人はどんな舞台にこれまで出ていたのだろう?」と
気になってわざわざ調べたことがあるからです。

さてここでついでに今年の今後のコクーンのラインナップのまとめ。

2月「ひばり」(蜷川さん演出・松たか子他)
3月「橋を渡ったら泣け」(生瀬さん演出・大倉孝二他)
4月「写楽考」(鈴木勝秀演出・堤真一他)
5月「薮原検校」(蜷川さん演出・古田新太他)
6月「コクーン歌舞伎<三人吉三>」(勘三郎他)
7月「お気に召すまま」(蜷川さん演出・成宮/小栗他)
8月「ささやき色のあの日たち」(岸谷五郎演出・藤原紀香他)

7ヶ月の間に蜷川さんが3本!
ううむううむ。

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2007.01.21

4月歌舞伎座は錦之助襲名披露公演

これも歌舞伎座でチラシ入手。

信二郎の錦之助襲名披露公演が歌舞伎座で4月に行われますが、
その演目が載った先行チラシができていました。

演目の一つは「鬼一法眼三略巻/菊畑」、もう一つは「双蝶々
曲輪日記/角力場」で、新・錦之助はそれぞれ虎蔵(実は牛若丸)
と放駒長吉役。
発表されている範囲では、「菊畑」の皆鶴姫は時蔵、知恵内
(鬼三太)は吉右衛門、鬼一が富十郎。「角力場」の濡髪も富十郎。

錦之助と言うとどうしても映画界でのビッグネームのイメージが
強いので、私などはなんとなく不思議な感じがしてしまいますし、
ぐいぐい前に出る、陽性のイメージが強い先代と違って、信二郎
さんは柔らかな顔つきもあって割とソフトで古風な役柄が似合う
役者さんなので、名前の持つイメージとご本人が馴染むのに
少し時間が必要な気もしますが、どうでしょうか。

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今年のコクーン歌舞伎

歌舞伎座でチラシ入手。
久しぶりにコクーンに勘三郎が帰ってきます。

6月コクーン歌舞伎第8弾は、「三人吉三」の再演。
配役も多分前回と同じで和尚吉三が勘三郎、お嬢吉三が
福助、お坊が橋之助。
他の出演者も恒例で、勘太郎、七之助、亀蔵、笹野。
もちろん演出は串田さん。
前回は舞台を真っ白に雪を積もらせた、凄烈なラストが強烈
でしたが、さて今回の趣向はいかに?

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「新春浅草歌舞伎」(第二部)を観る

今年の狂言以外の初芝居は「浅草」でした。
今年は昼夜演目が違い、昼は愛之助の「いがみの権太」
夜は獅童の「渡海屋/大物浦」、これに昼夜共通で勘太郎の
「身替座禅」がつく(相手役は変わる)

確かに獅童くんが突如脚光を浴びて「狐忠信」をやった年は
補助席も山のように出ていたのに比べたら少し熱狂は醒めた
感じもしますが、内容は年年高いハードルに挑戦していて、
さすがに全員出演者たちが経験を重ねてきたなあと実感できる
という意味で面白い企画公演だと思います。

昼の部を取り損ね、今年は二部のみでしたが、今年は大アタリ
でした。

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2007.01.20

「野村狂言座」を観る

今年最初の「狂言座」

今回は万之介さんも予定通りご出演で安心しました。

演目は素囃子「男舞」(先日大阪でも聞いたばかり)、破石くんと
裕基くんの小舞、そして万之介さんの「大般若」萬斎・万作
親子コンビの「文蔵」、石田さん以下お弟子さん一同出演の
「六地蔵」

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「007 カジノロワイヤル」を見る(2回目)

舞台ならいざ知らず、同じ映画を何度も見に行くというのは
私の行動パターンとしては「はまりすぎ」を示すような
ものなのですが、いや、一回目はストーリーについていくのが
精一杯だったので、見終わった時に既にもう一度見ようと
思い立ちました。

映画館は公開からもう1ヶ月半は経っていますが、水曜日と
いうこともあって、女性客を中心にほぼ満席という盛況。

正直、今回の主役交代は批判を受けたようですが、私も含めて
新しいファン層を獲得したと言う部分もきっとあるように思います。

サスペンスアクションですが、絶対にボンドは死なないというのが
また安心材料になっているのも心臓には良い感じ(笑)

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ちょっとゴシップ記事。

あまり週刊誌みたいな消息情報なんて載せないのですが
これはちょっとびっくり。
作家・野坂昭如の娘で、元宝塚ジェンヌ、愛耀子さんが
能楽・大鼓方の亀井忠雄さんの次男で、自身は歌舞伎の
囃子方として活躍中の田中傅左衛門さん(亀井広忠さんの
弟さんですね)と結婚されるのだとか。

週刊新潮で記事を読んだのですが、ちょっと凄いインパクト
だったので、載せてみました。

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勘三郎&柄本明の「やじきた」映画

襲名披露が終わった勘三郎さん、今度は久しぶりに
(年ぶりだそうです)映画主演するとか。
息子の七之助もやっていた、「やじきた」もので、共演は
柄本明と小泉今日子ほか。

この映画のメイキングが、来週26日NHKの「にんげんドキュメント」で
放送されるそうで、その番組表をみて慌てて過去記事を検索
したら、去年11月はじめのスポニチに情報がでていました。
体調不良で新聞やネットチェックできなかった頃です(言い訳)

「やじきた道中 てれすこ」
監督・平山秀幸
今年秋公開予定

そういえば今年は菊之助も「怪談」に出演で、相かわらず
歌舞伎役者の「場外」の活躍ぶりが目立ちますね。

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2007.01.19

3月の歌舞伎座

3月の歌舞伎座の演目が決まりました。2月の「忠臣蔵」通しに
続いて「義経千本桜」の昼夜通し。2ヶ月連続で通しをやるのは
歌舞伎座では珍しい気がします。

昼の部は鳥居前、渡海屋・大物浦、道行初音旅、夜の部は
小金吾討死、すし屋、川連法眼館。

私がこの配役で良いなと思うのは、忠信(源九郎狐)が、昼も
夜もずっと菊五郎で通されている所。途中で変わると何かやっ
ぱり変な感じがします(でも時々あり。この月も静御前は福助
と芝翫の親子リレー)
ちなみに知盛は幸四郎、静御前は鳥居前が福助、道行のみ芝
翫。いがみの権太は仁左衛門。

浅草歌舞伎でも今月「大物浦」「すし屋」はやっているので、
見比べる(って違いは明らかだとは思いますが)というのも面白い
かも(特に仁左衛門と愛之助さんは興味深い)

詳細はこちら

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「第61回(06年)毎日映画コンクール」各賞発表

毎日新聞1/19およびmainichi interactiveに出ました。

日本映画大賞:「ゆれる」(西川美和監督)
※女性監督作品の受賞は同コンクール史上初だそうです。

☆同優秀賞「フラガール」(李相日監督)
☆男優主演賞:佐藤浩市(「雪に願うこと」)
☆女優主演賞:中谷美紀(『嫌われ松子の一生』)
☆女優助演賞 蒼井優(フラガール、虹の女神、ハチミツと
クローバー)
☆男優助演賞 笹野高史(武士の一分、寝ずの番)
☆スポニチグランプリ新人賞 塚地武雅(間宮兄弟)
     檀れい(武士の一分)
☆アニメーション映画賞「時をかける少女」
☆外国映画ベストワン賞「父親たちの星条 旗」
☆TSUTAYA映画ファン賞日本映画部門「デスノート」
☆同外国映画部門
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
☆特別賞 故・今村昌平、風見章子
☆田中絹代賞:草笛光子

先日発表になったキネマ旬報ベストテンなどと、だいたい同じ
ラインナップ。
今年の映画賞はどうやらこの線で決まりのようですね。

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ついに「坂の上の雲」配役決まる。

脚本を担当していた野沢尚さんの自殺などあって諸々遅れぎみに
なっていた様子のNHKのドラマ「坂の上の雲」(原作・司馬遼太郎/
09年秋〜11年秋まで全13回を3期に分けて放送)の配役がやっと
発表されたとAsahi.comに出ました。

主人公の秋山真之が元木雅弘さん、と兄・好古を阿部寛さん、
俳人正岡子規を香川照之さん、妹・律が菅野美穂さん。
実に手堅い印象です。

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2007.01.18

こまつ座「私は〜」公演、再延期

20日まで初日が延期になっていた「私はだれでしょう」が、
更に2日初日が延期になったとの事。(トーチュ-記事など)

しかしもうこうなると申し訳ないですが、質が良ければとか
毎度の事だから言うような言い訳と言うか同情コメントも
さすがにできないですよね。プロの端くれどころか、日本を代表
する劇作家なのですから…

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2007.01.17

映画DVD、とある理由でまとめ見中。

って大した理由でもなんでもなく、単に先日「007カジノロワイ
ヤル」を見てから完全にダニエル・クレイグにはまりまして、
とはいえ「007」関連のプロモーションは当然全部終わってる
ので、来日舞台挨拶やら、伊勢丹での特別展やら、テレビ生出演
やらの貴重な映像類を全部見逃しているのをいまさら嘆いても
仕方ないので、とりあえず過去出演作品を、凄い勢いでチェック中
(まだ見てないのが多いですが)。

続きを読む "映画DVD、とある理由でまとめ見中。"

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マクラーレンとフェラーリ、新車公開。注目の二人も・・・・

いよいよ2007年F1シーズンの始動という感じでしょうか。
アロンソが移籍したマクラーレン、そのマクラーレンから
キミが移籍したフェラーリが相前後して新車を公開、
二人のドライバーも新ドライビングスーツ姿を披露した
そうで、久しぶりにF1ネタがトーチュ−の一面を飾りました
(でも日本のマスコミは全然興味がないみたいですけど)、

アロンソの短髪も、フェラーリからこちらも移籍しちゃった
広告主・ボーダフォンの真っ赤なロゴを、トーチュ−の
表現を借りるなら「(相撲の)化粧まわし」状にどーんと
ど真ん中に貼り付けて、なんだか従来のスタイリッシュさを
全く失ってしまったマクラーレンのドライビングスーツの
デザインにも確かに驚きましたけど、一番驚いたのは
やっぱり何か憑き物が落ちたみたいにむやみにさっぱり
した笑顔で真っ赤なスーツ姿を決めているキミの写真
だっかかも。

ともあれなんと言っても問題は車の上がり。
とりあえず例年スタートダッシュに失敗するマクラーレンの
悪癖をアロンソが克服できるのか、それよりはかなり
出来の良いはずの車をもらって、あと出来が悪かったら
本人の技量のせいと絶対言われるだろうキミの、シーズン
前半がとにかく見ものでしょう。

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「硫黄島からの手紙」「バベル」ゴールデングローブ賞を受賞

アカデミー賞の前哨戦、と言われたら賞が気を悪くするかも
しれませんが、まあその傾向を占う意味で注目される
ゴールデングローブ賞で、ほぼ全編日本語が使われた
「硫黄島からの手紙」が<外国語映画賞>を、役所広司さん、
そしてこの作品で突然注目を浴びるようになった、菊地凛子
さんが出演する「バベル」は作品賞を受賞したとのこと。
(ゴールデングローブ賞英語の公式サイトはこちら

「硫黄島から〜」は本当につい最近見たばかりですが、
これでまた観客が増えるかも知れませんし、また「バベル」は
国内の公開がまだ先なので(GW公開)、これからの賞レースの
結果次第ではかなり追い風での公開になるかも知れません。

公式サイトを見るとまだ情報は少ないですが、トップページに
登場するのは、見間違いでなければ、有名なブリューゲルの
「バベルの塔」(ウイーン美術史美術館所蔵)。

いつだったか、かなり昔にこの実物が来日公開された時に
見たのですが強烈な絵だったことを今でも覚えています。

映画の方はどういうものなのかちょっと想像がつきませんが
どうやら絵同様、一筋縄ではいかない様子ですね。

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2007.01.15

テレビ番組情報

★もう3年前になるんですねぇ。三谷さんのカラーバリバリの
珍しいタイプの大河ドラマ「新選組!」が22日からNHK-hiで
全回完全再放送されるそうです(1日1話)。

★NHKでは不定期に映画人が自らのキャリアについて語る
「アクターズスタジオインタビュー/自らを語る」シリーズを放送
していますが、22日はBS2で「24」で大ブレイクしたキーファー・
サザーランドが登場。

名優である父親・ドナルドとの関係とか、「スタンド・バイ・
ミー」以来「24」までなかなか作品に恵まれなかったなど
なかなか興味深いですよね。

このシリーズの今後の放送予定はこちら

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第14回「讀賣演劇大賞」ノミネート作品

15日の讀賣新聞にノミネート作品と候補者が出ました。

特筆すべきは男優賞5人の一人に草なぎ剛さんがノミネート
されている事でしょうか。出演作品「父帰る/屋上の狂人」は
見ていないのですが公演時から評判が高かったので、納得ですが
(ちなみに「屋上の狂人」は作品賞にもノミネートされています)、
先日「武士の一分」で日本アカデミー賞主演男優賞にノミネート
された木村拓哉さんがノミネートを何だかの理由で辞退していま
したが、草なぎくんもやはり同じ理由で辞退したりしちゃうので
しょうか?

その他のノミネートは以下の通り

【作品賞】「屋上の狂人」「スラブ・ボーイズ」「ヴァージニア・
ウルフなんかこわくない?」「喜劇の殿さん」「NEVER SAY GOODBYE」

【男優賞】大滝秀治(「審判」他)、尾上菊之助(12月歌舞伎他)
、草なぎ剛(「父帰る」「屋上の狂人」)、段田安則(「ヴァージ
ニア・ウルフなんかこわくない?」「タンゴ・冬の終わりに」)、
中村吉右衛門(「元禄忠臣蔵」の内蔵助他)
【女優賞】秋山菜津子(「タンゴ・冬の終わりに」)、麻実れい
(「黒蜥蜴」)、草笛光子(「6週間のダンスレッスン」)、
島田歌穂(「ベガーズ・オペラ」他)、寺島しのぶ(「書く女」)

【演出家賞】鵜山仁(「紙屋町さくらホテル」他)、河原雅彦
(「父帰る」「屋上の狂人」)、串田和美(「東海道四谷怪談 
北番」)、千葉哲也(「スラブ・ボーイズ」)、長塚圭史(「ウィー・トーマス」)

【スタッフ賞】※()内は分野

小川幾雄(照明)、奥村泰彦(美術)、小峰リリー(衣装)
二村周作(美術)、山口琇也(音楽監督)

最優秀賞などは2月上旬に発表になるそうです。

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天王洲銀河劇場今年の目玉企画(か)。

15日付けのAsahi.comによれば、7月から9月まて、天王洲の
銀河劇場(私はまだアートスフィアが馴染みが強いですが)の
オープン1周年記念公演で 鹿賀丈史さんが「レミゼ」のジョン・
ケアード演出で宮本輝氏の小説(代表作)の「錦繍」を、市村
正親さんがRSCのグレゴリー・ドーラン演出で「ヴェニスの商人」を
やるそうです。

しかしRSCの演出家での「ヴェニス」はともかくとして、ケアード
の演出作品が宮本さんの作品と言うのはかなり意外と言うか
言葉面だけではちょっと想像がつきません。
しかしそれにしても市村さん働きますね〜

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「オレステス」TV放送

WOWOWで12日に早くも「オレステス」がオンエアされましたが、
正直なところ、最近の舞台放送の中で一番面白く見ました。

筧くんの青山劇場連続公演の放送の頃に比べて、カメラワークが
格段に良くなり、メネラウスから見下ろした目線のオレステス
なんてテレビならではの物もありましたし、オレステスとエレク
トラの会話をじっと聞くピュラデス、話し合いの様子を伝えに
来た老人の言葉に反応するコロスとか、見たい映像がピタピタと
あった事もありましたが、何より音響の調整のおかげで、あの
耳障りな時もあった雨音が見事にコントロールされ、一度も
セリフを聞き取る妨げにならなかったのが良かったのです。

普段舞台放送の場合、どうしても生の迫力にかなわないと言う
ジレンマがあるのですが、今回に関してはセリフと動きに
集中できたのが(そんな事言ってたか?なんて思ったセリフが
あった程)良かったのかも。

なかなか興味深い体験でした。

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5月の「能楽現在形」

WOWOWの演劇情報番組「プルミエール」の11日オンエア分に
珍しく伝統芸能紹介コーナーがあり、「能楽現在形」が取り上げ
られていました。

3人のミニインタビューの後に萬斎さんが宣伝担当で再登場、
次回の公演は5月に世田谷パブリックシアターで「鉄輪」を
上演するとの事でした。

公演情報はありながら、毎回連絡先が判らず逃した「現在形」、
初のホール公演で、チケット購入方法が少しでも明確に告知
されればなあと期待しています。

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2007.01.14

「硫黄島からの手紙」を見る

※ご指摘をいただいて、一部文章を訂正しました(1・20付け)

今年は新年早々から映画漬け状態で、すでにこれで3本目

ともかくものすごい映画でした。

映画が終わって昼下がりの渋谷の町に出たとたんに、まるで
タイムスリップしたような、余りに平和な町の様子にちょっとくらくら
し、「なんだこれは・・・」と思ったほどでした。

この衝撃をなんと説明したら良いのか難しいのですが、
それより全編ほぼ日本語で貫かれ、日本人を丁寧に日本人俳優によって
演じられ、字幕はわずか(つまり日本人以外のキャストの出番がほとんど
ない)という、まるで日本映画のようでありながら、この映画が日本で
制作されたなかったということがもっともショックであり、イーストウッド
監督の慧眼とその力量には頭が下がるばかりです

もちろん戦闘シーンの迫力、戦争という状況の中での自決や
理不尽な殺戮というものももちろん衝撃的ですが、黒がかった砂色
で統一された画面では、比較的に血とか殺人自体もことさら残忍さを
クローズアップするというのとは逆の、即物的というか、淡々と
(というのも実は不気味なのですが)描かれることで、生理的嫌悪感
からは逃れられたところはあります。

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2007.01.13

アントワーヌ・コーベ演出作品上演。

これも「解体新書」会場でみつけたチラシ情報。

以前に永井愛の「見よ飛行機の高く飛べるを」を
演出したアントワーヌ・コーベがトラムに再登場。
今回はヨン・フォッセという2001年にノルウエーで初演された
「死のバリエーション」という作品の演出だそうです。

出演は長塚京三、高橋恵子ほか。

「死のバリエーション」
5/11~27
シアタートラム

それにしても高橋さんって、蜷川さんのような大劇場公演から
鐘下辰男さんのようなかなりとんがったものまで、本当に
舞台出演の幅が広い女優さんですね

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ダンスパフォーマンス公演で萬斎さんのポストトーク開催

「解体新書」会場でもらったチラシによると、26日から来月3日に
世田谷パブリックシアターで開催されるダンスパフォーマンス
「遊*ASOBU」の公演中の28日(日)(16時開演)公演後に
萬斎さんとこの公演の演出、振り付け、出演、構成をしている
ジョセフ・ナジさんとのポストパフォーマンストークが開催される
とのことです。

詳細はSeptサイト内公式ブログ

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「MANSAI◎解体新書 その拾」を見る

もう十回目なんですね。

前回のアフォーダンス話がさっぱり分からなくてずいぶん
難しかったので、今回もロボットの専門の先生が参加されると
聞いて大丈夫かなあと心配したのですが、もうそんなことは
全くなし、池内先生の判りやすい解説と、今回のメインゲストである
コロッケさんがロボットに想像以上に深い関心を寄せていたことも
あって、話は弾みまくり。
もちろんコロッケさんの物真似とトークも満載、大爆笑連続で、
こんなに笑った解体新書は初めてというくらい(白石加代子
さんとの実演トークも相当面白かったですが)でした。

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万作萬斎新春狂言会2007<第二夜>を観る

久しぶりに大阪まで。「釣狐」最終公演&唯一の劇場公演を
見てきました。

ホールということでどうレイアウトするのかなと思ったのですが
「釣狐」では各柱の代わりに薄を立てた垣が何箇所かに
立てられ、またホールらしく背景が猟師の家の中と外で
色が変わる(途中には雲をイメージしたようなスクリーンが
降りてきたりしました)などわずかに演出がありましたが、
ほとんど素の舞台のままでした。

釣狐の前、開演すぐに萬斎さんの解説があったのはびっくり。
「体力が必要な釣狐の前なので解説は短めに」とおっしゃり
ながら結構たっぷり話がありました。
解説の後の「樋の酒」では、次郎冠者で出演予定だった
万之介さんが今回も休演。萬斎さんが解説でちょっとその
理由をおっしゃっていましたが、それにしても休演続きで
心配ですね。

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2007.01.10

「朝日舞台芸術大賞」発表

NIKKEI NETなど新聞各紙によれば、第6回朝日舞台芸術賞が決まり、
グランプリには山海塾の「時のなかの時―とき」(山海塾・
パリ市立劇場・北九州芸術劇場共同プロデュース、天児
牛大演出・振付・デザイン)が選ばれたとのこと。
(賞の定義など詳細は、Asahi.comの公式サイト参照)

またその他各賞は以下の通り。
★舞台芸術賞:麻実れい、段田安則、寺島しのぶ、東京バレエ団、
中村吉右衛門
★寺山修司賞:市川亀治郎
★秋元松代賞:角野卓造
★特別賞:小幡欣治

私が見た物の中では、段田さんは「バージニアウルフなんか
こわくない」寺島さんは「書く女」、吉右衛門さんは「籠釣瓶」が
印象に残っています。
(麻実さんの「黒蜥蜴」を見そびれたのは返す返すも残念)

亀治郎さんに関しては、今年は「風林火山」の信玄役で
舞台は撮影終了までお預けですが、初の映像の仕事を経た
後の来年以降どう変わるか(変わらないか)が、勿論「風林火山」
の信玄ぶりともども楽しみだったりもします。

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「風林火山」初回視聴率はまずまず順調。

大河ドラマ「風林火山」の初回視聴率が関東地区で21.0%、
関西地区で16.2%だったそうです(スポニチなど/ビデオ
リサーチ調べ)
記事によると、昨年の「功名が辻」の初回をやや上回る数字
だったそうですが、何せ「功名〜」と違って男くさい、知名度
やや低の地味渋路線なので、この先どう推移しますやら。

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キネマ旬報ベストテン発表。

日刊スポーツなど新聞各紙にでていました。
キネ旬06年邦画1位は「フラガール」(李相日監督)、外国
映画の1位は、「父 親たちの星条旗」(クリント・イースト
ウッド監督)と妥当なチョイスでした。

邦画ランキングは以下の通り
1)フラガール 2)ゆれる3)雪に願うこと4)紙屋悦子の青春
5)武士の一分6)嫌われ松子の一生7)博士の愛した数式
8)明日の記憶9)かもめ食堂10)カミュなんて知らない

また各賞は次の通り
監督賞:根岸吉太郎(「雪に願うこと」)、脚本賞:西川美和
(「ゆれる」)、主演女優賞:中谷美紀(「嫌われ松子の一生」)、
主演男優賞:渡辺謙(「明日の記憶」)、助演女優賞:蒼井優
(「フラガール」他)、助演男優賞:香川照之(「明日の記憶」
「ゆれる」他)、同賞:笹野高史(「武士の一分」他)、
新人女優賞:檀れい(「武士の一分」)、新人男優賞:塚地武雅
(「間宮兄弟」)

外国映画監督賞:クリント・イースト ウッド(「父親たちの
星条旗」)

それにしてもベストテンの半分以上(7作品)を映画館で
封切り時に見ていると言うのは、私にとってもかなり画期的な
1年でしたし、またそのランキングも実感としてかなり納得で
映画に関しては充実した一年でした。

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「コリオレイナス」稽古写真

朝日新聞(東京本社版)10日朝刊に、まもなく開幕の
蜷川シェイクスピアシリーズ最新作「コリオレイナス」の
大きな企画広告が出ていました。
写真は稽古風景で、唐沢さん、白石さんが映っていました。

衣装は「タイタス・アンドロニカス」似の、だいたい予想通り
のものでしたが、ちょっとビックリだったのは、ほぼ丸刈りの
かなり珍しい唐沢さんのスタイル。

このところ時代物とかを見慣れていたこともありますし、やはり
爽やかに6:4分けのイメージのする唐沢さんだけに、結構
インパクトあり。

さて、どんな舞台になりますか、観劇が楽しみです。

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「文藝春秋」2月号特集「日本の親子100人」

車内中吊り広告と公式サイトで目次だけチェック。

映画・演劇関係では富司純子&寺島しのぶ、松本幸四郎&
松たか子、市川団十郎&海老蔵、野村万作&萬斎、三國連太郎&
佐藤浩市などが出ているようです。

やはり伝統芸能系が多くなるのは、仕方ないところでしょうか。

【追記】
後日、入手して読みましたが、萬斎さんの40歳にして
父親の得意とする「釣狐」に挑戦する心境が、綴られて
いました。

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2007.01.08

「007 カジノロワイヤル」を見る

ネット評もずいぶん良かったのと、新ボンドのダニエル・クレイグの
渋めのビジュアルは結構好きだし、正月くらい荒唐無稽な
アクション映画も良いかなと出かける。

映画館は結構な混雑で、特に年配の男性客が多く、007シリーズの
根強い人気を改めて認識しました。

まずとにかくタイトルバックの映像が凄い。
タイトルにあわせて全部がトランプのマークや柄が多用される
アニメーションはすばらしかったです。

そして肝心の内容は、コネリーが演じていた頃の近未来を思わせる
飛び道具もうそっぽいCGもなく、とにかく日本の刑事ドラマじゃ
ないですが、「そこをどうして君は走るかね!相手は車だ、車か
飛行機で追えよ!」と突っ込みたくほど新ボンド、走る。
呆れるほどのアクション、挙句毒殺されそうになったり、リンチは
受けるわ、スパイもの、というよりも「MI」みたいなスーパーアクション
ものになっていました。

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正月の時代劇。

この正月は面白い時代劇がいくつも見られて割と
楽しめました。
(実は正月にまた体調を崩してちょっと寝込んだという
 こともあって・・・・)

まずフジテレビの「明智光秀」
陽キャラの唐沢くんがどう屈折しまくりという設定が多い
光秀を演じるのかと思っていましたが、とにかくズカズカ
やってくる羽柴秀吉(柳葉敏郎)との対比での描写。
ドラマとしてよりキャラクタードラマになっていて、内容では
ちょっと面白かったかといわれると、そうこれまでの光秀・
秀吉ものと変わりはなかったのでがっかりというところも
ありましたが、面白かったのはつい先日まで実直誠実を
絵に描いたような山内一豊を大河で演じていた上川隆也
さんが、一転キレまくるカブキ者独裁者・信長をなんだか
妙に楽しそうに演じていたこと。
「大地の子」「白い巨塔」など誠実キャラが多い上川さん
ですが、個人的にはこういうキャラクターの上川さんの方が
かなり好きなので、そろそろ始まるドラマ「わるいやつら」も
ちょっと期待しています。

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「風林火山」始まる。

さんざん予告番組や予告編を見せられて、もう初回は
見たのではないか、なんて錯覚しそうになった「風林火山」
ですが、始まってみたら予告編よりずっと地味で、人間関係が
わかりづらく(登場人物にいわゆる歴史上の有名人が少ない)、
正直、内野さんが出てなかったら、次回から見るのどうしよう
かなあと思ったところもありましたけど・・・

とりあえず登場する役者に外れがない、とにかく堅実で、渋くて
そのあたりは期待しました。

いきなりザ・悪党で登場し、呆気なく殺されちゃった寺島進さん。
結構好きな役者さんなので勿体無かった・・・
ほかには辻萬長さん、品川徹さんなどがちらっと出てましたが
品徹さん、斬られ役で有名な福本清三さん似の古武士の雰囲気。
去年の「功名が辻」でも、曲者・松永弾正で1回だけ出演されて
ましたが、今回はもうちょっと出演されそうです。

そうそう、それから子供時代の晴信(信玄)で登場したのは、
「新選組!土方歳三最後の一日」で歳三の写真などを江戸の
実家に届ける役目をした、市村鉄之助を演じていた池松壮亮くん。
こういう子役もどんどん成長するのをドラマで確認できるのは、
ちょっと親戚の子を見ている気分になっちゃいますね(笑)

で、肝心の内野さんですが、今のところは「秘太刀 馬の骨」系の
パワフル&ドジ系の陽キャラ。まだどれほどその知力で武田氏の
軍師になりあがれるのか、そのあたりは不明って感じですね。

ま、とりあえず画面いっぱい丸一年満喫できるので、ぼつぼつ
チェックを入れていこうと思います(おそらく採点はかなり甘め)

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2007.01.07

国立能楽堂19年度主催公演予定

4月から来年3月までの予定が出ました。
万作家関係はこんな感じです。
尚()内の名前はシテ名

※4/26(木)企画公演 「蝋燭の灯りによる」
  狂言「真奪」(石田幸雄)

※5/25(金) 狂言の会
  狂言「鬼丸」(野村萬斎)

※7/4(水)定例公演
  狂言「文荷」(野村万作)

※10/3(水) 定例公演
  狂言「魚説法」(野村万之介)

※10/25(金) 狂言特別公演 「特集・美しき老い」
  狂言「比丘貞」(野村万作)

※10/26(土) 狂言特別公演 「特集・美しき老い」
  狂言「孫聟」(野村万作)

※11/7(水) 定例公演
  狂言「禰宜山伏」(野村萬斎)

※12/21(金) 定例公演
  狂言「米市」(石田幸雄)

※3/21(金) 定例公演
  狂言「樋の酒」(野村万之介)
 

 

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「万作・狂言十八選」(1)を観る

今年最初の狂言鑑賞は、国立能楽堂の「万作・狂言十八選
(その1)」。
久しぶりに裕基くんの猿を、というか能楽堂で「靱猿」を観るのは
久しぶりですので、楽しみでした。

プログラム(2回目のと共通らしく、奈良の演目も書いてあって
1000円)を開くとすぐに紙が挟んであって、万之介さんがまたも
休演とのことで、予定されていた「二人袴」の父役は、なんと
続く「靱猿」でも大名で出演の、万作さんが代役。
御自身の名前の入った狂言会とはいえ、びっくりでした。

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井上さん新作の初日、今回もやはり?延期

14日から始まるはずだった、こまつ座新作「私はだれでしょう」
(紀伊国屋サザンシアター)が、井上氏の台本の遅れが原因で
20日まで延期が発表されました(スポーツ紙各紙情報。こちらなど)

なんでもこれで井上氏の舞台の初日延期は10回目だそうで、
ふっとんだ7回分の公演のチケット購入者には払い戻しや
振り替えで対応するそうですが、チケット発売から当然相当
経っているので、希望日に振り返られても席の位置とかは
やはりそれなり、ということになる気がしますし、なにより
仕事の都合などで振り替えがきかないというようなスケジュ
ールの人とかもいるでしょうから、正直迷惑、という気がします。

確かに出来上がった芝居のクオリティはいつも高い井上芝居
で、いまや井上さんだから仕方ない的な雰囲気もありますが、
曲がりなりにもプロなのだから、初日に間に合わせるという、
興行の基本はやはり守るというのは最低ライン必要な気がします。

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2007.01.06

「AERA」《現代の肖像》に寺島しのぶさん

最新号に掲載(表紙は爆笑問題の太田さん)。
一方的なインタビューだけでなく、ライターの人物観察が
記述されるのがこの連載企画の特徴なのですが、それにしても
いくらかかは本人サイドのチェックが入っているだろう文章に、
明らかに誰か、名前が入ってないだけで少しでも歌舞伎に
野次馬的関心があれば名前を特定できる程たくさんのヒントを
つけて、有名な元カレ?を表現しているのにはかなりビックリ。

一方的なインタビュー記事で載せても歯に3枚くらいキャベツが
挟まったような獅童くんの「婦人公論」記事とどっちも
どっちな感じも。

にしても、メジャー資本映画に出た彼女にはちょっと裏切られた
と言うニュアンスの表現をしているプロデューサーとか、
彼女の屈折した心境をエッセイを読むまで気付かなかったと
言ったらしい弟とか、彼女の周辺の人たちもなかなか一筋縄では
いかない個性の持ち主のようです。

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三の丸尚蔵館、新春にちなむ展覧会

去年は若冲展だけで5回も足を運んだ三の丸尚蔵館ですが
新年は、正月にちなんで、おめでたい系のテーマのものを
集めた展覧会が開催中。

探幽の作品のほかは雅邦、暁斎など以降の割に新しい
作品が多いようですが、正月らしさを味わうには、場所といい
テーマと言い、うってつけかも知れません。
(それに観覧は無料ですしね)

詳細はこちら

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「お気に召すまま」コクーンで再演

成宮くんのロザリンドがかなりかわいくて、「これは
見たもの勝ち」と前に書いた、蜷川演出のオールメール
シリーズの第1弾として上演されたシェイクスピアの
「お気に召すまま」が、今度はコクーンで7月に上演されることが
ホリプロ内にできた、公式ブログで判明。
(抹茶みるくさま情報)

今回は地方公演もあり(現時点では静岡、仙台が決定)

キャストを見ると、道化のタッチストーンが、菅野菜保之さんから
田山涼成さんに代わったほかは、主要キャストに変更なし、
洋くんも再び名セリフを吐きまくる、憂鬱紳士・ジェイクイズ役。
このところ体育会系の明るいキャラクターが多かったので、また
楽しみです。


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「酒井家のしあわせ」を見る

ユースケと友近が夫婦役、ユースケの古くからの友人として
知られる山崎まさよしが音楽担当、というのが気になって
見に行く。

正月明けだったからか、意外な空き具合。個人的には
去年品川で見た「プライドと偏見」以来の空きようで、同じ
映画館で見ようとして一度は空振りした「ゆれる」と余りの
違いにちょっとびっくり。
ま、おかげでじっくり見られましたが。

夫婦と一男一女、一見普通の夫婦に見えるが、実は息子は
妻の交通事故死した前夫との間の連れ子で再婚。
映画はその息子(中2)の視線で「家族」が描かれる。

結論を先に書くと、強烈に面白いというのでもないけれども
個人的にはその前に見た「武士の一分」よりは面白かった
という気がします。


続きを読む "「酒井家のしあわせ」を見る"

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2007.01.05

「ユメ十夜」、いったいどんな映画に?

前にもひょっとして書いたことがあったかも知れませんが
私が明治~大正期の日本文学に大変興味を持ったのには
高校時代に変わり者の現代国語の教師の存在が大きく
影響しています。

この先生、受験を控えた学生相手にしておきながら(笑)
現代国語でやることと言うと、どういう訳だか石川啄木の
「時代閉塞の現状」だったり、田山花袋の「東京の30年」
だったり、ほかにも広津和郎とかまあなかなか変化球好きの
先生で、どうやら漱石が専門だったらしいのですが、それでも
やたら時間をかけたのは、「現代日本の開化」そして
「私の個人主義」、そして「夢十夜」で、この作品にはかなり
そんな訳で思い入れがあります。

でやっと本題ですが、その「夢十夜」が映画になったのです。
前に市川昆監督がメガホンをとったとびっくりしたのを
書いたことがあったのですが(まさかそれから「犬神家」が
公開されるとは思わなかったですが)、その全貌がやっと
公式サイトで判明。

いちいち書くのも大変なので、詳細はそちらで見ていただくとして
これはもう、何作か続いたオムニバス映画シリーズ「Jam films」を
上回るものすごさ。

月末から公開ということで、一応見に行くつもりではいるのですが
果たして漱石先生の作品のイメージが結構大きい私に、この
作品群はOKかどうか、ちょっとイメージビジュアルを見る限りは
微妙かも。

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NODA-MAP次回作品は、ロンドン公演済みの「THE BEE」

毎度、見るか見るかで見たらがっかり、見ないと劇評が気になる
という、実に複雑な気分になる野田芝居ですが、去年ロンドンで
初演された舞台「THE BEE」がこの秋、日本バージョンとロンドン
バージョンで日本公演が行われるとこと。
情報源はこちらも「ぴあ」最新号。

ま、ここまでだったら多分見ないかなと思っていたのですが
キャストでかなりぐらぐら。
なんと日本バージョンには野田さんのほかに、秋山菜津子さん、
浅野和之さん、そして!近藤良平さんが出演するというでは
ありませんか!
浅野さんだけでも見るし、秋山さんでもかなりその気になる
というのに、近藤良平さんが野田芝居に出る!もうこれは
見るしかないと、勝手に興奮しています。

ただし問題は劇場。
コクーンでやってくれるのかと思ったら、なんとキャパ200そこらの
シアタートラム!

これはチケット取り、かなり気合を入れないと。

公演は6月~7月

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三谷さんの今年の三作目、ようやく判明。

三谷さんが今年新作を3作発表すると聞いて、ずいぶん
びっくりしていたのですが、早々に発表されていた
クリエでの「音二郎」、そしてパルコでの「コンフィデンス」に
続いてようやく3作目が「ぴあ」最新号で判明。
意外にも本多劇場での公演ですが、キャストは豪華。
伊藤四郎、佐藤B作、三宅裕司、そして藤澤恵麻
(これはちょっとなぞ)
前3人は実に大衆芝居寄りの時の三谷芝居にぴったり。
タイトルは「社長放浪記」。ちょっと昭和30年代の映画を
髣髴とさせて、期待がもてそうです。

公演は6/22~7/24と詳細に決定済み。

詳細はアタリ・パフォーマンスサイトへ。

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2007.01.04

「メタル・マクベス」、ゲキ×シネで上映。

新感線の上演作品を映像化して上映する「ゲキ×シネ」が
来月、作品週替わりで新宿で連続上映されるとのこと。

ラインナップと上映期間は次の通りで、つい先日DVDが
発売されたばかりの「メタル・マクベス」も上映されるとのこと。

《メタルマクベス》
  2/9~16 上映は1日2回(15:20~19:30~)
《髑髏城の七人~アカドクロ》
  2/17~23 上映は1日2回(時間未定)
《髑髏城の七人~アオドクロ》
  2/24~3/2上映は1日2回(時間未定)
《SHIROH》
  3/3~9 上映は1日2回(時間未定)

上映は新宿バルト9(2月にオープンする新シネコン/旧・新宿東映ビル跡地)
料金は2000円(税込/前売 当日券は2500円)
日時座席指定制

とにかくどれも長い作品なので、見に行くにしても
気合が必要。生でない場合これだけ長時間自分の
集中力が続くか、私の場合ちょっと自信がないかも・・・

公式サイトはこちら


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NHK「信貴山縁起絵巻の大宇宙」

「信貴山縁起絵巻」というと、去年、京都国博で行われた
「大絵巻展」でも展示された有名な絵巻ですし、私はどういう
訳か、この絵巻の中で一番有名な「飛倉」の話を子供の頃に
何かで読んだらしく、ものすごく記憶があるので興味がある
絵巻ですが、この番組ではその絵巻が3巻で構成され、
上巻はその「飛倉」の話、中巻は剣の護法という少年の姿を
した童子が帝の病を癒したという奇跡の話、下巻は信貴山の
名僧・命蓮の姉の尼が長野から信貴山まで長く会っていない
弟を訪ねてやってきて再会を果たすという物語だということを
恥ずかしながら今回初めて知りました。

続きを読む "NHK「信貴山縁起絵巻の大宇宙」"

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讀賣新聞の「日本」特集に、万作さんと白石加代子さん。

讀賣新聞に「日本」をテーマにした連載が二つ
始まり、偶然かどちらにも演劇人が取り上げられています。

一つは元日から始まった「日本を考える」
3日との二日連続では、白石加代子さんがインタビューに
登場。
教育とか政治とかと話を繋げようとするインタビュアーと
話が噛み合っている感じは全然なくて、妙な感じもしますが
白石さんの語る自分演劇史はとても面白い内容でした。

そしてもう一つは3日の朝刊一面。
セルリアンタワー能楽堂で2日に行われた袴による「三番叟」。
深田さんが演じているのがカラーで大々的に紹介されていて
かなり目立つので、びっくりしましたが(しかもよりによって
結構気合の入った表情のところなので、なおさらインパクト
大)、インタビューには万作さんが登場されていて日本と
海外について語っていらっしゃっていました。

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北村有起哉くん、次の次の舞台。

北村くんの次回舞台はこまつ座での「私はだれでしょう」
(1月~2月)ですが、その次の舞台が決まっているのを
チェックし忘れていました。

「CLEANSKINS/きれいな肌」
新国立劇場 小劇場
4/18~28
作:シャン・カーン
訳:小田島恒志
演出:栗山民也

共演は銀粉蝶、そして「オレステス」でも北村さんと共演して
いた中嶋朋子さん。詳細は新国立の公式サイト

それにしてもそろそろカテゴリーに「北村有起哉」を作らないと
だめかも・・・

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2007.01.02

新「サントリー美術館」の展覧会ラインナップ

六本木ミッドタウン(防衛庁跡地)にリニューアルオープンする
新サントリー美術館の展覧会ラインナップが公式サイト
アップされています。

元々数は多くは無いですが珠玉の作品を持っているサントリー
ですが、注目は11月から12月に開催される、「鳥獣戯画」で
知られる『国宝・鳥獣人物戯画絵巻』(京都・高山寺蔵)の
全巻展示企画。

去年京都国博で開催された「大絵巻展」でも全巻展示は
なかったですから、これは期待したいです。

「鳥獣戯画がやってきた!~国宝『鳥獣人物戯画絵巻』
 の全貌~」
サントリー美術館
11/3~12/16

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「長州ファイブ」新聞広告

全然話題にならないので、いつ公開になるのかと心配
していた映画「長州ファイブ」ですが、やっと新聞に告知が
でました。

首都圏での公開は2/10から、単館5館と地味目ですが、
キャストを見れば見るほど私にとってはツボな作品です。

主役5人はともかく、原田大二郎が大村益次郎、
榎木孝明が毛利敬親、さらに寺島進が高杉晋作(!!)
そして泉谷しげるが佐久間象山(!)

比較のために挙げておくと、大河ドラマ「花神」(77年)では
大村益次郎は中村梅之助、毛利敬親が金田龍之介、
記憶に新しい「新選組!」では佐久間象山が石坂浩二、
萬斎さんが高杉晋作を演じた「蒼天の夢」では敬親を
高橋英樹が演じていましたから、まあ番組で全然キャストと
その印象が違ってくるのが凄い。
(特に同じ役を泉谷さんと石坂さんが演じているなんて)

公式サイトはこちら

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「のだめカンタービレ BEST100」CD発売

クラシックにおける「のだめ」効果は相当なものだとは
聞いていましたが、効果なのか便乗なのかここまでたくさん
あれこれ関連商品が出てくると微妙になってきますね。
(「のだめオーケストラ LIVE!」も確か結構売れたんでしたよね)

1日に発売になったのは、ドラマ版で登場した楽曲の数々を
内外の一流の演奏家による録音をフルバージョンで集めた
「BEAT100」。
なんと8枚組100トラック収録で4800円!(通常版)

これにストラップやら指揮棒やらトートバックがついた
スペシャルボックス(限定盤)もあったらしいのですが、すでに
完売だそうです。
ううむ、おそろしや。

ソニーの公式サイトの紹介ページはこちら

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第48回毎日芸術賞

またも賞の話。
1日付けの毎日新聞に、48回毎日芸術賞が発表されました。

さまざまな分野がありますが、演劇関係では中村吉右衛門
さんが演劇部門で、特別賞として映画美術の大御所、
木村威夫さんが「紙屋悦子の青春」での美術に対して受賞
され、また千田是也賞をいのうえひでのりさんが、「メタル・
マクベス」の演出に対して受賞されたとのこと。

吉右衛門さんは去年は私も「籠釣瓶」が大変印象に残って
いますし、良くも悪くも「メタマク」のインパクトは去年に
おいては凄かったですし、もちろん「紙屋悦子の青春」は
地味な映画ながら印象に残ったものでした。

なぜか毎日新聞サイトには情報が見つからず(見つけ方が
甘いのか)、時事ドットコムに出ていました。

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2007.01.01

「紅白」

本当に紅白なんて見ないんですが、昨日のは前にも書いた
通り、内野さんが特別審査員というゲストで呼ばれていたので
仕方なく?全部録画し、今朝まとめて見たのですが、まあ
久しぶりの紅白はびっくりすることばかり。

お笑いがスポット出演したり、みんなで歌ったり応援したり
というのは前からあったことですが、やはり一番びっくり
したのは、やっぱり「OZMA」のバックダンサーの衣装
で、数曲後に、あれはボディスーツと三宅アナが謝罪?
コメントしていたので納得しましたが、かなりリアル
でした。ほかにも歌と衣装が全然噛み合ってない(噛み合わ
せるつもりも端から無いみたいですが)人がたくさんいたりも
相変わらずで、ほぼ90%呆れてみていました。

でも中にはすばらしい企画もあって、例えば布施明さんの
「IMAGINE」(なぜ布施さんが?という突っ込みは別にして)、
また個人的には、つい前日新聞で見た、「YANASE プレゼンツ
ブロードウェイ・ガラコンサート2007」(1/6・7、青山劇場)の
広告で唯一名前を知らなくて誰かなあと思っていた
(ファンの方すみません)人が登場したのにびっくりしました。

それはテノール歌手の秋川雅史さんで、「千の風になって」
という曲を朗々と歌っていらっしゃいました。
新聞広告の写真を見たときに「また四季出身の人かなあ」
なんて勝手に思っていたのですが、公式サイトを見たら
全然違っていました。
すばらしい歌声で今後ちょっと気になりそうです。

一番期待していたスガくんは意外にもちゃんと?会場に登場で
演奏でしたが、直前にハプニングがあってちゃんと曲紹介され
ないままに始まって終わってしまったのがちょっと気の毒でしたね。

まあ気の毒といえば、ご自身は無いもしないで4時間半、
じっと座っていた内野さんはじめ、特別審査員の方たちが
一番お気の毒なと勝手に思っちゃいましたけど。。。。

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NHK教育「てれび絵本」で落語。

<<文章に一部私の勘違いで誤りがありましたのをwerdaさま
 からご指摘をいただきましたので、訂正をいたしました。
 ご指摘をいただいた間違いの場合は元の文章を残すように
 しておりますので、一部読みづらい部分がございますが
 ご了解ください。1/6付>>かのこ。

寝正月と言いながら、私は普段から見たい番組も録画して
終わってからまとめて見る癖があるので、年末年始も生で見るのは
箱根駅伝くらいしかなく、それ以外の時間はだいたいスカパーの
歌舞伎チャンネルか、NHK教育テレビを流しっぱなしにしています。

で、先日教育テレビを流していて突然落語が、それもちょっと
妙なのが始まったので、画面を見ると、アニメともなんともいえない
不思議な画像つきで落語が放送されています。

正体は、「てれび絵本」という5分番組の「えほん寄席」という
シリーズで、「寿限無」やら「んまわし」やらを上手に5分に
まとめてやっているのでした。
「寿限無」は判っている話ですけれども、寿限無の名前を読む
時にいちいち画面がちゃんとそれを文字にして表示するので
ますます笑ってしまいました。

「てれび絵本」は放送開始の最初のシリーズに、中村獅童が
1人で全役を演じて話題になり、後に映画にもなった「あらしの
よるに」からスタートし、
毎回ユニークな読み手が登場するのが
特徴で、<<中でも中村獅童が1人で全役を演じて話題になった
「あらしのよるに」は、後に映画にもなりました>>
プログラムを見ると、時任三郎や山瀬まみ、ダンカンや高田純次とか
人によってはNHK教育テレビに登場するのはかなりレアな感じのする
人たちもどんどん出ているのでびっくりします。

公式サイトはこちら。今後のスケジュールが判ります。

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「江戸」がらみの2企画展

どういう訳か今年の正月の東京では二つ「江戸」を
タイトルにつけた展覧会が行われます。

※「これを見ずして江戸は語れない(<註:これもタイトルです>
  特別展 江戸城」
   1/2(火)~3/4(日)
   江戸東京博物館

  売りは江戸城の本丸御殿や幻の天守閣がバーチャルリアリティ
  で再現されていることなのだとか。
  肝心の展示物がどういうものなのか、公式サイトだと甲冑とか
  瓦とかしかなくて、ひょっとするとこの「売り」がすべてなのかも・・・? 
  <先日のプラネタリウムのトラウマでちょっと不安が>

  詳細は公式ページ

※「川柳と浮世絵で楽しむ江戸散歩」
  開催中~2/4(日)
   たばこと塩の博物館

  展示物もですが、期間中に開催される「江戸講座」が
  面白そうです。
  そうそう、開催される場所らしく、「たばこにちなむ落語会」
  っていうのもあるようです(1/8)

  詳細は公式サイト

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新聞の演劇関連記事と情報

正月をほぼ寝正月で過ごす私にとって、元旦の多量の
付録(別刷りと言うのが正確ですが)付きの新聞は
三が日の楽しみの一つです。

とにかくほぼ1面カラーなんていう特大ポスター状広告が
元旦の新聞だとやたら出ますし(今回でいうと、木村拓哉の
「HERO」と香取慎吾の「西遊記」がどちらもフジテレビの
肝いりで今年映画化されて公開されるということで、対向
一面見開きで広告が出ました)、演劇関係でも、上記の
茂山家のインタビューのようなじっくり読めるものが出るのが
楽しみです。

今回で言うとちょっと一面が地味で見落としそうになりますが
日経新聞の文化教養特集という別刷りで、ギタリストの
村治佳織と歌舞伎の市川染五郎さんという、ちょっと不思議な
組み合わせの対談が、大枠な話から結構細かい雑談ぽい話
まで延々と載っていて、なかなか面白かったです。

また、讀賣新聞(テレビ別刷)には、スポンサーですからあたり
前ですが、6~8月に公演がある「レミゼ」20周年記念公演に
ついて、4バルジャンそろいの写真つきでの一言インタビュー
とかこれまでの出演者についてなどの記事が出ています。

そうそう、シアターテレビジョンの無料放送「シアターinfo」でも
制作発表の様子が放送されました。全員そろっての「People's
song」はやはり迫力がありますね。

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狂言関連情報。

あけましておめでとうございます。

なんだか↓のエントリーの次にこうい挨拶を続けざまに書くのは
どうも妙な感じですね。

ともあれ、今年の最初のエントリーは、狂言関連の情報あれこれ。

※万作師、朝日賞を受賞
※万作師インタビュー、「サライ」誌に掲載中
※讀賣新聞1/1(別刷)に茂山家インタビュー掲載

続きを読む "狂言関連情報。"

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