「エンジェルス・イン・アメリカ」NT舞台版
「シアターガイド」最新号は表紙も含めて蜷川さん演出の
「ひばり」が巻頭特集。
清水邦夫が本を書いて、美空<ひばり>さんを絡めて
話を作ろうとしていた、なんて恐ろしい?エピソードが
出ていましたが、私がしっかり注目したのは、後半の
「演劇マニアに贈る映画ガイド」
イギリスの映画人が舞台と密接な関わりを持っているという
話で、例えばオーランド・ブルームもあれだけ映画で売れても
「最近舞台に<帰れなくて>」と言っているといったエピソードが
紹介されていますが、私にはイギリスの映画人はだいたい
舞台の経験を経てスクリーンデビューしているように思えて
いますが・・
でもって、ダラダラと読んでいたら、ダニエル・クレイグの
名前が。
そうそう、ダニエルも舞台に結構出ているようで、「カジノ・
ロワイヤル」のパンフレットにもそれが出ていましたが、
今回びっくりしたのは、そのダニエルがナショナル・シアターでの
「エンジェルス・イン・アメリカ」の舞台版に、連邦判事の書記官を
勤めながらゲイであることで恋人と別れることになったり、だいたいの
登場人物と関わるジョー役で出演していたという部分。
「エンジェル・イン・アメリカ」は数年前、アメリカで作られた
テレビ映画版ではアル・パチーノ、メリル・ストリープ、エマ・トンプソンら
豪華俳優が共演し、その年のエミー賞などを独占しまくり話題に。
日本ではWOWOWでいち早くオンエアされたのを見ました
しかもあのテレビ版でかなり強烈な外観の看護師を演じていたのが
「カジノ・ロワイヤル」で、髭面のCIAのフェリックス・レイターを
演じていたジェフリー・ライト!いやあびっくり。とても同一人物に
見えません。
ついでに言うと、ダニエルの出演作品を英語サイトで見ていたら
「コペンハーゲン」のテレビ版を発見。
「コペンハーゲン」と言えば、この春に日本でも新国立で再演
される舞台で、とても楽しみにしているもの。
ダニエルが演じた役は、日本では私が大好きな俳優さんの1人
今井朋彦さんが演じるハイゼンベルグらしい
今井さんとダニエルって、クールなのに狂気もはらみそうな感じが
似ているかも・・・US版はDVDが発売されているみたいなんですが
私の今の環境では見られないしなあ・・・全く。
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