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2007.03.03

万作さんの「釣狐」

私は出ている映像(95年の「野村万作「最後の狐に挑む」)を
見ないままで去年の萬斎さんの「釣狐」を観たのですが、
やはり文脈として萬斎さんの狐は万作さんの狐を比べられて
いたので、どういうものか観ようかなと思った矢先に、放送大学の
「演劇入門」(渡辺保講師)の1回に万作さんの「釣狐」があると
知り、やっと観ました。

その映像が95年のものと一緒なのか別のものかは判りませんが
観たのは猟師が三宅右近さん、萬斎さんも後見でおっそろしく
鋭い視線で本舞台をみつめていました。

もちろん全編をやったわけではなく、白蔵主が猟師に説教する
ところ、帰りに罠をみつけてもだえるところ、そして罠にかかって
から最後のところだけでしたが、それでも明らかに万作さんの
狐は萬斎さんとは違っていました。

身体の安定感や、声の出方などやはり回数を重ねた万作さん
ならではでしたし、何より萬斎さんの狐で一番あららと思っていた
罠へのかかり方が自然でした。

やはり全編見てみたいと思いましたし(DVD買えって話ですが)
可能ならばぜひ万作さんのを生で見てみたいという気になって
しまいました。

それにしても萬斎さんが今後どれくらい「狐」に挑戦するかわかり
ませんがやはり万作さんの狐がある以上、乗り越えなければ
ならないということなんでしょうねえ・・・・

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