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2007.04.30

「Cleanskins/きれいな肌」を観る

新国立劇場。
新作を海外の作家に依頼しての、いわば世界初演。
舞台はイギリスの地方都市。
行方不明だった姉がイスラム教に改宗して突然帰国。同じエリア内に
モスクができるのも、母親が安いからとイスラム教徒が経営する
店から物を買うのも嫌がる弟は激しく拒絶。
しかし姉は家出先のロンドンで、母親が二人に隠してきた、ある事実を
知って戻って来ており、弟は最後にその事実を知らされ、そして母親は
それを今まで隠してきた理由を二人に告白する事になり…

母親役に銀扮蝶、姉に中嶋朋子、弟に北村有起哉の3人芝居。
2時間少しの休憩なしの一幕もの
(ただしその割に異常に暗転が多く、集中しづらかったですが)
千秋楽と言う事もあり満席。
ふと見ると浅野和之さん、そして今井朋彦さんが別々に客席に。
今井さんは先月「ござるの座」の見所でもお見かけしました。

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2007.04.29

この夏、芸大美のもう一つの目玉企画展示

先日、夏に広重の「江戸百」の展覧会が東京芸術大学大学美術館で
開催されると書いたばかりですが、同時期にもう一つ、かなり貴重な
企画展示が同じ芸大美で開催されるとの事。

題して「金刀比羅宮 書院の美」展。
名前が示す通り、香川県琴平町にある、金刀比羅宮の、表書院および
奥書院を飾る襖絵約130点を東京の会場で空間そのものを再現展示する
との事。

ここには「奇想の画家(絵画)」の研究で知られる辻惟雄さんがよく
画風の比較で引用する「水呑みの虎」や若冲が描いた絵がある事が
知られていますが、通常非公開なので出向いても観られる訳でもないので
あきらめていたので、これは本当に嬉しい企画。

夏の展覧会が今から楽しみです。

「金刀比羅宮 書院の美」
7/7~9/9
東京藝術大学大学美術館

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「野村万作萬斎 狂言の現在2007」を観る

久しぶりに一般のホールでの狂言会。

萬斎さんの解説(25分)、「舟渡聟」「千鳥」の2曲。

「舟渡」は万作さんの舅、万之介さんの姑、そして深田さんの聟。
この曲は万作家のもずいぶん拝見していますが、ひょっとすると
深田さんの聟は初めてかも。
万作さんの舅はもう何度拝見しても素晴らしい。
酒を飲むところ、聟との対面での気まずさ、聟が酒を飲むところを
うらやましげに見るあたりなど、もう絶品でした。


休憩をはさんで「千鳥」
今、「にほんごであそぼ」でオンエアされている曲ですが、万作家の
「千鳥」は実は最後が結構実力行使なので千作家ののどかに
馬を曳いて逃げるという風なのに比べるといまいちだなあと思うのですが
それでも途中のやりとりと、特に持っていこうとする萬斎さんの手が
桶にかかろうか、というところでぴたりと石田さん演じる酒屋が振り向く
という見事すぎるタイミングが素晴らしかったです。

それにしても今回は(ホール公演は最近みなこうなのか?)上演中の
携帯の鳴り方がただ事ではなかったですねえ・・・
目覚まし時計みたいに徐々に音量が大きくなるのを放っているのか
携帯を探せないのか、いつまでも止まらない機械音がすざまじくて
あきれました。

これはもう繰り返しになりますが、静かさとか、それこそ「間」を大切に
する伝統芸能を見に来る客ですらこれですから、もう客に携帯を切らせる
ことを期待するのは無理だと主催者・特にホールは自覚して、どうしても
携帯の音を立てなくない公演をやるなら、携帯電波抑止装置を導入
するしかないですね。

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「あかね空」を見る

3月末に公開になったのを見そびれていて、できればGW前に
見に行こうと思ったのででかけたのですが、平日とはいえ、
客が10人そこら、というのにはびっくりしました。

内野さんは出てるし、このところヒット作が多い中谷美紀の共演、
山本一力さん原作の人情ものなので期待していたんですが
正直がっかりが先立ちました。

何しろ永代橋など江戸時代の町並みを再現するのにCGを多用
していたのですが、それがあまりにもCGとバレバレ過ぎで、手前の
和服の雰囲気と全然かみ合わず。
あんなちゃちいCG見せるくらいなら手書きの書き割りでも良いのでは?と
画面につっこみまくりました。

また話が内野さんが演じる京都で修業した豆腐職人の永吉が江戸に
出てきて、同じ長屋に住む中谷さん演じるおふみと協力して豆腐屋
「京屋」を成功させるまでの前半と、それから17年後、大店になった
京屋で起こる息子・栄太郎と永吉との確執と、そこに絡んでくる
賭場の親分でどこか永吉に似た雰囲気を持つ伝蔵(内野さんの2役)
との物語という2部構成なんですが、中谷さんは前半のおきゃんな
かわいいおふみの年代の芝居がみためもぴったりだったのに対して
内野さんは残念ながら若い一途な職人の役はとってつけたような京ことば
もセットでどうしても似合わず、後半出てくる眉も剃ってスキンヘッドの
異形の伝蔵親分の方が断然ぴったり似合うので、その2人のバランスに
違和感があって駄目でした。

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「MANSAI◎解体新書 その拾壱」

今回の「解体新書」のテーマは「間」
狂言でも間は笑いを呼ぶ大切な仕掛けの一つですが、それを
脳科学を専門とする池谷先生、そして武者小路千家の千宗屋さんを
招いて「解体」するというもの。

そして今回はいつもと趣向を少し変えて、前半は萬斎さんと池谷先生が、
世田谷パブリックシアターの恒例「解体新書」リングステージにしつらえら
れた特設茶室(席)で茶事を体験、後半は3人でいつものようなトークという
進行でしたが、予想以上に前半の茶事に時間がかかって(約1時間)、
結局全部で2時間の予定が、終わったら22時近くになっていました。

特設の茶席は手前半分が露地の心持で、左前に手水鉢、左に縁台風
椅子、その間にきれいに飛び石が配され、ところどころに手燭、石の
一つに紐が十字に結ばれた丸い石が置かれていました。
茶室内の部分には畳が横長に敷かれ、正面にそこだけ屋根がついている
床の間が置かれてお軸、中央よりやや左手に風炉先屏風をめぐらし、
その左に茶道具一式。
萬斎さんと池谷さんは客席後ろの通路から登場、萬斎さんは抹茶の色の
紋付と袴、池谷さんは洋服ですが、手に懐紙セット?で足元は二人とも
草鞋。日本の伝統を体現しているような萬斎さんですが、茶事は初体験
だそうで、二人揃って開演前にずいぶん「お稽古」をされたそうです。

肝心の茶が出てくるまでに手を洗ったり、茶室への入り方、茶道具やお軸
拝見に、お菓子の食べ方まで、お約束事どおりにやっていらっしゃるんですが
なにかそれが結構微妙で、会場からは大爆笑がたびたび。
広い会場で客が700人も見ているのに、二人で小声で話しているのも相当
笑いを誘っていました。

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2007.04.27

美術展百花瞭乱。

このGWは私は毎日でも回らない事には見尽せないくらいツボの美術展が多く、
開催されており、自分の優先順位と展覧会の開館日程、会場の場所などを
見比べて、どうしたら効率的に、かつ見逃さず回れるかシミュレーションを
しているところ。
とりあえず見る予定なのは、国立新美術館の「モネ」、芸大美術館の
「パリ~洋画家たちの百年」展、出光美術館の「肉筆浮世絵展」、太田記念浮世絵
美術館の「アルバートコレクション展」、千葉市美術館の「鳥居清長展」など。

そんな中、その先、夏の魅力的な展覧会企画を発見。

『東京藝術大学創立120周年企画芸大コレクション展歌川広重
《名所江戸百景》のすべて』
7/7(土)〜9/9(日)東京藝術大学大学美術館(地下2階展示室1)

広重の通称「江戸百」は空から舞い降りる鷲、巨大な亀など奇抜な構図の
作品が多く、何よりゴッホが模写した「亀戸梅屋舗」を含む実に
多彩で工夫が凝らされた作品群。
ちょうど今月、集英社新書から「謎解き広重『江戸百』」が出た事もあり、
描かれた図柄は勿論、凝った刷りや色づかいをじっくりと見てみたいと
思っていたところなので、見頃なタイミングです。
こちらも今から楽しみです。

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再来年の大河ドラマは直江兼継を描く「天地人」。

来年のもまだ主役2人しかキャストが発表されてないうちに早くも
再来年タイトルと主人公が発表されました。(サンスポ他ニュース情報)

まさか今年の山梨(&長野)&信玄への肩入れの埋め合わせでは
無いとは思いますが、今度は信玄のライバル・謙信に見い出され、
信長〜秀吉〜家康と覇者が入れ替わる中、実に見事に生き抜いた
武将、直江兼継が主役。
知る人ぞ知る的な所と、知名度の低さでは今年の山本勘助に匹敵する
実に渋いチョイスですね。
私のイメージとしては、幕末の河井継之助に近いかな。

それにしても去年の山内一豊と言い、最近の大河はいわゆる主役級人物
ではなく、その周辺の人を主人公にして、(一豊も兼継も陪臣の出)
同じ時代を違う視線で描くパターンが多発してて、これもどうやらこれです。
言ってはなんですが、描く時代も戦国か幕末かしかない(でないと
当たらない)に等しい状況なので、目先を変えつつ、知られた歴史上の
人物を登場させて視聴者の興味を引くにはこの手しかないのかも。

ちなみに私の記憶では「利家とまつ」では鈴木綜馬さんが、去年の
「功名が辻」では矢島健一さんが兼継を演じていたはずで、だいたいは
関ケ原の合戦の時、西軍の三成に呼応しての「直江状」あたりで
さらっと登場する正義の人(反・家康的立場で見た場合)と言う
立ち位置ですが、さてこれが1年となると、どんな話になるのやら。
主人公の配役が気になるところです。

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2007.04.26

ベアトリクス・ポターを描いた映画。

予告編情報

ベアトリクス・ポターと言ってピンと来なくても、「ピーター・ラビット」の
作者と言えばああと思う人も多い筈。
この世界一有名なウサギの作者を主役にした映画「ミス・ポター」が
この秋公開されるとの事。

ベアトリクスに扮するのは「シカゴ」そして「ブリジット・ジョーンズの
日記」で知られるレネー・セルニガー(しかしこの人の名前って、
何回聞いても読んでも正確に記憶できません。これで合っている?
=確認したら ゼルウィガーですね、厄介・・・)、相手役にユアン・
マクレガーと言う豪華版。

前売券にはきっとピーター・ラビット柄が使われるだろうし、それが
何パターンかあったら、1回しか行かなくても全種類買いそうだし、
伊勢丹か高島屋あたりで原画&パネル展とかあって、公開記念
限定グッズとか出そうだし。
素人の私でこれくらい思いつくのですから、きっと誘惑たっぷりの関連
企画が山と出てくる事になる気が(そしてウカウカ乗せられるだろうと)
今から心配(ワクワク)です。

しかしレネーって生粋のアメリカ人なのに、「ブリジット〜」でも
この作品でも、“いかにもイギリス人らしいイギリス人”的役を
良く演じている(もしくは、プロデューサーがキャスティングしたがる)
のが何となく不思議な気がします。

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讀賣新聞短期連載「伝統芸〜新しい波」

毎週水曜日の讀賣新聞には「伝統芸」のページがありますが
(販売店にはカラーの抜き刷りもある)、今週は一面に3回にわたり、
「新しい波」と題して、主に他ジャンルとのコラボレーションを通して、
伝統芸に新しい光を当てる試みをしているアーティストなどを特集して
いました。

新作や演出を現代劇作者に依頼した勘三郎さんはじめ、三谷幸喜と
「パルコ歌舞伎」に挑んだ染五郎、「にほんごであそぼ」に出演の、
文楽の咲甫太夫さんに、エヴァンゲリオンを能にした山井綱雄さんなど
そして落語ブームなど、まあ知っている人間には目新しさはなかった
ですが、一番びっくりは今の歌舞伎ブームは歌舞伎を全く知らない
層が、外国の新しいトレンドに接したのと同じノリでの新鮮さを
歌舞伎に感じたからと言う趣旨の一文。

ううむ、随分長く歌舞伎を見てますが、周りはそう言う気分だったのかと
初めて知りました。ううむ…(再び絶句)

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気になるCM〜JR東海の「奈良」キャンペーンCM

JR東海の「そうだ、京都行こう」キャンペーンCMは、映画
「サウンド・オブ・ミュージック」の「My Favorite things」のメロディと共に
すっかり定着しましたが、今やっている「うましうるわし奈良」CMも
私は結構気に入っています。

興福寺の有名な阿修羅像をじっくり見せながら流れる音楽は、
ボロディンの「イーゴリ公」から、「ダッタン人の踊り」として馴染みの
ある曲が見事にアレンジされています。

公式サイトを見ると、鹿が朝靄の奈良公園を悠然と歩くバージョンも
あるようで、こちらも曲は同じですが、違うアレンジで、別のアーティストが
演奏を担当しています(こちらもなかなか)

ちなみに去年の「紅白歌合戦」で一躍名を知られる事になった、
秋川雅史さんのアルバムにもこの「ダッタン人の踊り」をアレンジした
曲が収められているとは、紅白直後にCDを買ったミーハーな家人の情報。
(「威風堂々」というアルバムです)

クラシックが異常に売れた例では、去年荒川静香の金メダル獲得演技で
使われたために有名になった「誰も寝てはならぬ〜トゥーランドット〜」や
平原綾香の「惑星」、ドラマ「のだめカンタービレ」のテーマで
使われた「ベト7」ことベートーベンの「交響曲第7番」などが
ありますが、さてこの曲はどのあたりまでブレイクするでしょうか?

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ショック!!「ブックファースト渋谷」、10月に閉店…

とのこと。
代わって新宿に来年秋竣工予定の「モード学園コクーンタワー」に
巨大旗艦店がオープンするらしいですが、文化村にも近く、とにかく
渋谷に限らず近辺で最も使える本屋として(特に雑誌系)超愛用して
きただけに私にとっては大ショックです(新宿は私の日常行動エリア
外なので、そのためだけには絶対行かない)

かつて渋谷には三省堂、大盛堂、紀伊国屋、パルコブックセンター、
そしてブックファーストと、巨大書店が集まっていたのですが、
三省堂は入居していた東急文化会館がビル解体・再開発中、大盛堂は
ビルの地下1〜8F使用していたのが撤退、近くのビルに縮小移転、
紀伊国屋(東急プラザ)は営業中ですが店舗規模は小さく)、パルコ
ブックセンターは経営母体変わり「LIBRO」として営業中ですが、、
かつての個性的な品揃えは期待すべくもなしの状態。

新規にオープンした井の頭線渋谷駅下の京王系の「啓文堂書店」が、
駅下と言う立地から利便性は高い物の、蔵書量は勿論、ブックファーストの
持つ、古典と流行の先端の共存、アカデミックさとマニアックさを
併せ持つ懐の深いブックファーストの代わりにはなりようも無く、
いっそ新宿のABCの後にブックファーストが入ったように、ブック
ファーストの後にジュンク堂でも入ってもらえないものでしょうか…

でないと私のブック&マガジンライフは結構大変な事になってしまい
そうで、今から心配です。

<追記>
阪急阪神ホールディングスのHPにニュースリリースが出ていたので見ましたが、
どうやら入居しているビルの建て直しが理由の一つだそう。
また、旧・旭屋書店が入っていた第一勧銀共同ビルの地下1,2階に
(しばらくゲームセンターが入居していたが休店中)移転オープンする
そうです。
またも縮小移転とは、なんだかさびしい限りですが、とりあえず渋谷に
ブックファーストが残るのは心強い限りです

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2007.04.25

こまつ座+シスカンパニーの共同制作、井上ひさし氏の新作は…

こまつ座公式サイトに早くも?カラーチラシとタイトル、そして公演
スケジュールが発表されました。

ちなみにタイトルは「ロマンス」。
公式サイトの文章を読むとチェーホフ絡みの作品の様ですが、今回は
共同制作作品だけに、さすがの「遅筆堂」殿も早めに進行中?

この夏はこれと、ホリプロの銀河劇場「ヴェニスの商人」が、共に
ビッグネームを揃えてのロングランで、話題を呼びそうな気がします。
個人的には筧さんが5月の舞台から中2ヶ月(地方公演考えたら正味
1ヶ月位か)で、また8月に舞台と既に予告(詳細不明、タイトルも)
済みなので、更に劇場に足を運ぶ日を重ならないようにチケットを取る
のに頭を悩ませる事になりそうです。

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近鉄、劇場跡地に「新歌舞伎座」を誘致

と言う記事が出ました。(Asahi.comが割と詳しい)

近鉄劇場はサイズと言い、立地と言い、関西では使い勝手の良い
劇場と噂に聞いていて(私も2回くらい行きましたが、紀伊国屋ホール的な
居心地の良さと客席と舞台の一体感を記憶しています)その閉鎖は
随分演劇人、演劇ファンに惜しまれた筈。

もうてっきり劇場と言うもの自体が近鉄の経営としてPayしないと
判断してのクローズと思っていたので、跡地にまた劇場を招致したと
言うのは意外でした。
新・新歌舞伎座は近鉄が計画中の上本町再開発プロジェクトのキー
テナントとなる目論見だそうですが、素人には仔細を窺い知る事は
できないながら、どうせまた劇場を作るのだったのなら、わざわざ
近鉄劇場をクローズする必要があったのか、あるいは新劇場に
旧・近鉄劇場的な現代劇やダンスの上演できる小劇場を併設すると
言うような事にはならないものなのかなどちょっと疑問というか
願いが湧いてきていますが、これって的外れでしょうか・・・?

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「007カジノ・ロワイアル」英国航空機内上映用でカットされるシーン

eiga.com」によると、英国航空が機内で上映する映画「007カジノ・
ロワイヤル」からR・ ブランソン氏出演シーンをカットしたとこと。
もちろん、ブランソン氏がライバル会 社のヴァージンアトランティック
航空の会長だからなんですが。
なんでも<マイアミ空港でブランソン氏が荷物を金属探知機にくぐら
せている>わずか数秒のシーンと、VAの尾翼のマークが映るところが
カットされるんだそうです。

ブランソン氏がカメオ出演しているのは判っていたのに、映画館で5回
見てもどこ出演してるのかずっと判らなかったのですが、このニュースで
やっと逆に出演シーンが判明。
5月にDVD発売なので、確認しようと思います。

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吉田メタルさんの結婚相手は…

劇団☆新感線の吉田メタルさんが結婚のニュース。
お相手を知ってびっくり、「ふたりっ子」に出ていた岩崎ひろみさん!

「ふたりっ子」と言えば内野さんがお茶の間に知られるようになった
きっかけの作品ですし、去年の今頃は「メタル・マクベス」で新感線
作品に初めて出演していましたし、どうもこのニュースは名前は出て
こないのに妙に私は内野さんを連想してしまいました。

にしても、実に意外な組み合わせ…

☆おまけ。
25日夜の「その時歴史は動いた」は、実質的には
来年の大河ドラマ「天障院篤姫」の予告編状態でした。
しかもいつもは顔をぼかして過去の大河ドラマの映像を再利用するか
あまりメジャーでない俳優さんを使っての再現ドラマなのに、今回は
やはり力が入っていて、篤姫とまた同じ境遇を過ごすことになった
和宮に知れた女優さんがふんしていました。
和宮が吉井玲さん、そして篤姫がなんと岩崎ひろみさんで、これも
なんだかやたらと偶然にしては良くできた話でびっくり。
大河ドラマと言えばやっぱり今年連想するのは内野さんですしね。

ちなみに来年大河ドラマでは主役の篤姫を宮崎あおい、和宮を
堀北真希さんが演ずるそうです。
二人ともずいぶん若い主役たちと思いますが、実際天障院が
江戸城無血開城に遭遇した時が20代おわり、和宮に至っては
まだ20台前半の若さだったのですから、まあ年配のベテラン女優
さんが演じるよりはいいのかもしれませんけどね。

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2007.04.24

「花の乱」まもなく最終回

時代劇専門チャンネルで再放送中の「花の乱」、今週半ばで
最終回を迎えますが、後半(萬斎さん演じる勝元死後)、成長した
春王→九代将軍・義尚を松岡昌宏くんが演じているのですが
なかなか堂に入ったもので、正直、数年前の大河ドラマ主役を
最年少で演じたと言われた某くんよりも断然うまいですねえ

それにしても松岡くん演じる将軍の一歳年上の設定の、勝元の息子で
やはり右京大夫・管領の政元を演じているのが今井雅之さんと
いうのはやっぱり無理がありすぎ(笑)
どうみても伯父さんくらいは年が違って見えます。
そうそう、その義尚のいとこにあたる、つまり、義尚の父・義政の
弟・義視(よしみ)の息子である、義材(よしき=のちの十代将軍)役で
登場したのが大沢たかおさん。
そして個人的には、弱体化した室町幕府に反旗を翻した六角高頼役で
山本龍二さんが出演されていたのが、結構ツボでした。

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2007.04.22

「シェイクスピア祭」トーク

実質90分近く、まあ雑談と言えば雑談、舞台「国盗人」
メイキング話に終始して、世田谷パブリックシアターでのポストトーク
などに慣れている私など萬斎さんファンには違和感はなかったと
思いますが、思い返せばあまりシェイクスピア祭のイベントっぽく
なかったねなどと言われそうな身内話もかなりという感じも
しなくはなかったですけれど・・・・

いろいろな話が出ましたが、印象に残ったのは萬斎さんの
演出話と、狂言「筍」の話。

野田さんが、たとえば蜷川さんの「リチャード三世」(市村版)では
馬まで降ったという、とにかく派手な演出があるけれど、萬斎さんが
演出をする上で、たとえば蜷川さんの演出を受けたことでヒントに
なったこととかありますか?という質問に、「敦」で兎の毛を降らせた
のは、ちょっと影響があったかも、というような事をおっしゃっていました。

いや、この「馬が落ちてくる」話を含めて、蜷川さんが物を降らせる
話は本当に芝居のトークを聞いていると良く引き合いに出されますね。
確かいのうえさんの芝居(何だったか忘れましたが)にも、このパロディが
出ていて、すっかり笑った覚えがあります。

それから萬斎さんが「リチャード三世」と狂言の「筍」に共通点を見出している
という話をされていました。
「筍」のシテ(藪主)もやはりリチャード三世と同じく杖を頼って生活している
のが、隣人たちとの所有権争いになって、最後は喧嘩(相撲)になり、
相手に杖を奪われると「その杖を返せ」と追い込むという話なのだそうで
私は未見ですが、萬斎さんによると、5/7に出演する能の会で
「わざわざ」上演するとおっしゃっていました。
せっかくならちょっと見てみたい気もします。

まだたくさんお話はあったのですが、とりあえず印象に残ったものだけ。

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「コリオレイナス」Bs-hiで放送

いや、まじまじ見ましたが、とにかく実際に見ていた時よりも
舞台を大きく感じました。
やっぱりあの階段はすごい。
実はリビングにデジタルハイビジョン放送の入るテレビを買ったので
そこで見ていたのですが、通りかかる家族(舞台を見ていない)が、
白石さんの背景に出てくるケバケバの仏画や四天王像を見ては驚き、
役者の衣装を見ては「あら、シェイクスピアなのに着物に蓑笠なのね」と
つっこみ、いや、確かに冷静に見たら不思議ワールド全開だったなあと
納得してしまいました。

ちょうどシェイクスピア祭の講演で、「ハムレット」が劇中劇を演じる
役者たちに『大げさにやってはいけない』などと語るのは、シェイク
スピア、そしてハムレットを演じていた役者本人もそう思っていて
特にライバル劇団に対して皮肉っていたんだという話をされていたのを
聞いてすぐの事だったので、なんだか結構大げさじゃないかなあなどと
フトドキな事を考えてしまいました(笑)

それにしたって、2幕3時間10分、あの階段舞台を駆け上がり駆け降りる
芝居をやっている役者さんたちっていったい・・・・
そういえばちょうどイギリス公演、25日からですね

イギリス公演紹介記事はこちら
内容のほうはまだ何が書いてあるのか読んでいないのですが・・・

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「コンフィダント~絆」を観る

♪「ゴッホ、シスレー、ゴーギャン パ シュフネッケル~」という
ルイーズ演じる堀内敬子さんの歌が頭から離れません。

問題はこの「パ」でして、途中ずっと「なんだろう?パって?」と
考えていたんですが、最後になってようやく「パ」が分りました。
「パ」は「par」
意味は・・・まだ見ていない方が見ているとちょっと最後のホロリに
影響しそうなので、やめておきますが、いや、とにかくこの芝居、
3人の後に名前を残した、ゴーギャン、スーラ、ゴッホでなく、
あれこれ彼らを生活面でサポートしていた面も多かったのに、
画家としては大成しなかった、シュフネッケル(相島一之)さんに
観客は共感してしまう物語でした。

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2007.04.21

シェイクスピア祭

学生の頃に、覚える必要がどこにあったのかさっぱり思い出せませんが
シェイクスピアの生没年を覚えるのに「ひとごろし(1564)いろいろ(1616)」と
語呂あわせしたのが、いまだに頭について離れないんですが、まあ
それはそれとして、そのシェイクスピアの誕生日の前後に例年様々な
シェイクスピア関係のイベントが行われているようで、特に今年は、
同じ21日のほぼ同じ時間帯に、偶然ですが六大学に属する二つの
大学で、それぞれ大変興味あるイベントが行われました

ひとつは明治大学で行われた、日本シェイクスピア協会による
<2007年度シェイクスピア祭>で、シェイクスピア研究とまた
「円」の演出などにも携われた、安西徹雄上智大学名誉教授による
公開講義と、野村萬斎さん、河合祥一郎さんのコンビ?プラス、以前
「まちがいの狂言」ポストトークにも登場された、萬斎さんのイギリス留学
時代からのお知り合いである野田学・明治大学教授によるトーク。

もう一つが、早稲田大学演劇博物館の企画による、「シェイクスピア祭
企画演劇講座」の第一弾で、「シェイクスピアへの実践的アプローチ、
読むのとやるのとは大違い~ミニワークショップを通じて~」

こちらにはなんと講師に近年の蜷川シェイクスピア芝居の常連である
吉田鋼太郎さんを招いて、実演込みで行われた公開講座でした。

本当は本当に早稲田で鋼太郎さんの実演込みのを見たかったのですが
やはりそこはミーハーファン、うかうかと?萬斎さんのトークを聞きに
明治大学に行ってしまいました。

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「The last laugh」来日公演

パルコ劇場に三谷幸喜さんの新作「絆~コンフィデント」を
見に行ってきました。
感想は別項立てますが、パンフレットに出ていたのによると
今年の最初にイギリスで上演された三谷さんの「笑の大学」の
英語翻案版「The last laugh」が7月にパルコ劇場に「来日公演」
するとのことでした。

前に英語翻案版が上演された時にせっかくなら日本語版を
テレビでやってもらえないかなあと書いたら、来月WOWOWで
放送になっていましたが、同時にせっかくなら日本で来日公演とか
と書いていたらこれも実現となったようです。

7月は野田さんが去年イギリスで初演した「The Bee」が、日本版と
イギリス版がやはり上演されるとのことで、これはまた面白い
対比になりそうです

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2007.04.19

「野村狂言座」を観る

恒例の狂言座。

まずは高野さんが大名、石田さんが太郎冠者、深田さんが坂東方の者、
と若手メンバーによる「今参」。
高野さんがちょっと頑張ってます!が判りすぎ、やや硬い印象は
ありますが、見事な大名っぷり。
ラスト近く、深田さんとシンメトリで舞うところはさすがに息が合って
いました。

次が最近、ますますお元気そうな万之介さんの独り狂言
「見物左衛門〜深草祭」
最近良くこの曲があちこちでかかる気がしますが、同じ一人芝居でも
落語のように相手役もやるのでなく、狂言ではいない相手の話す事や
動きを想像させるもの。私は渡辺美佐子さんの「化粧」を連想しました。

休憩を挟んで「花折」
解説を読むと能「西行桜」のパロディだそうですが、それと判らなくても、
季節に合った花見の話ですし(満開の桜の作り物が出ますので尚更)
たっぷりの舞と謡を見せて下さる主催会ならでは贅沢さで、この一曲を
拝見できただけでも大満足の舞台でした。
しかし1曲の中であれだけの数の謡をやるにはかなりパワーを必要
でしょうね

この立衆で久しぶりに淡朗くんを見ましたが、「まちがいの狂言」(再演)
での殿様あたりまで感じられた「男の子」と言う感じがすっかり取れて
凛々しい青年になっていてびっくりしました。
(まるで全く遠い親戚的発言(笑))

ところで狂言座は毎回席種の中で席がシャッフルされている筈なのに、
なぜか毎回横通路より後ろの席で来るのでちょっとふて腐れて(笑)
いたのですが、今回は珍しく比較的前寄りの席で、迫力ある舞と謡を
一層楽しむ事ができてラッキーでした。

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2007.04.18

能楽堂で結婚式

18日の日本経済新聞(朝刊)によると、結婚式に「和」人気復活の
流行に乗って、本能楽堂で、本職の能楽師が「高砂」の一部を、
本職のお囃子で舞うお祝い付きの人前結婚式プランを、能楽堂を建物
内に持つ、セルリアンタワー東急ホテル(渋谷)が秋から始めるとの事。

料金は約20分で63万となかなか結構なお値段ですが、「こだわりの30代
カップルの需要を見込む」のだそうです。

この能楽堂は落ち着いた雰囲気でかつ、小規模で品があり、また
ビル内にありながら仮設でなく本格的な能楽堂として機能している
場所なので、こう言ういわゆる「サイドビジネス」的使われ方が
されるのは、確かに稼働率を上げなければ運営も難儀でしょうけれども
ちょっとだけ嫌悪感を持ってしまいました。
なんと言うか、やっぱり能楽堂はある神聖な空間で、そういう修業を
した人だけが乗ることを許されるというようなイメージがあるからですが、
ま、私の頭が堅過ぎるだけなのでしょうが。

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2007.04.17

「花の乱」もいよいよ終盤。

時代劇専門チャンネルで再放送中の大河ドラマ「花の乱」もいよいよ終盤。

とにかく主役(団十郎と三田佳子)を完全に食いまくった、萬屋錦之助
演じる山名宗全が死去、萬斎さん演じる細川勝元が出家して先週
放送分で揃って姿を消してしまい、あと10回を残してまるで消化試合の
雰囲気でしたが(萬斎さんが出演してないから私がそう思うだけ?)、
今日放送分に三田さん演じる日野富子の息子の足利義尚役で、松岡
昌宏くんが登場していてびっくりしました。

放送当時は全く評価されなかったそうですが、確かに日曜夜に見るには
陰謀話ばかりで時代劇らしくなく陰気なドラマですが、今見ると、たとえば
先月放送された「ハゲタカ」に似ているかもと思いました。
つまり、頭脳戦によって敵の敵と結んだりあるいは民衆の力を利用したり
しての覇権の奪い合いというのが、実に面白く見えます。

どうやってラストを迎えるのか分りませんが、ともかくあと8回まで
きていますが、私は全然飽きずに見ています。

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「MA(マリー・アントワネット)」を観る

久し振りの帝劇。
工事後初で、2階席の化粧室がぐっとバージョンアップしていたのが
一番感心しました(笑)

なんていうのは冗談ですが、「ミス・サイゴン」の頃は松さんの陰に
隠れてあまり注目されていなかった新妻聖子さんが、この作品で
芸術祭新人賞を受賞したというのを知って、久しぶりにミュージカル
観劇にでかけました。

音楽も全部何の予備知識も無く見るというのはなかなか緊張するもの
でしたが、ストーリーは「ベルサイユのばら」や映画の「マリー・アントワ
ネット」で判っていたので、舞台に集中することができました。

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歌舞伎座「四月大歌舞伎」を観る(昼の部)

二代目・中村錦之助襲名披露の昼公演。
踊りは苦手系なので、ちょっと予算を渋って3階B席で見ましたが
舞台は素晴らしかったのと、もう一つ理由があって、この席で見たのは
とてももったいなかったでした。

まずは襲名披露のめでたい公演にふさわしい「曽我物」
本当に曽我物ってパターンは山ほどありますが、正直どれも全然面白く
なく、成立の都合上ということもあるので仕方ないし、これはま、ご祝儀と
諦めるべきなんでしょう。
獅童、勘太郎、七之助、種太郎、歌六という若手中心。
舞踊もの苦手と見ている獅童くんが意外に悪くなく(ところどころ
見得のバランスが崩れるのがなんともですが)、なんだちゃんとやれば
そこそこちゃんとできるんだと妙な感心をしてしまいました。

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オフィス2007の使い勝手。

Vistaパソコン話の続き。

Vistaになって大きく変わった事はそれこそたくさんありますが、
(有りすぎて何が何だか判らないと言うべきですが)、私にとって
切実なところではエクセル、ワードを含むオフィスが2007に
バージョンアップして、見事なまでに使い勝手が変わってしまったと
言うのが一番の問題です。

とにかく従来のプルダウンメニューをメインとした操作方法とは全く
違う方法を採っているので、「この操作だとこのへんにボタンが…」と
言ったこれまでの使用経験や勘が丸で役に立ちません。

これにはかなり参りましたが、有難い事にこれにはマイクロソフト
サイトに心強いサポートサイトを発見しました。
それは出てくる2003のダミー画面でやりたい操作をクリックすると
2007の画面に切り替わり、「2003でやっていたこの操作は2007では
こうします」と、該当のボタンが点滅してナビゲーションしてくれる
もので、これを開いておいて作業すると、何かと便利です。
(正確には今のところ無しでは作業できない状況です)

ノウハウものを読むと、表やグラフが画期的に作りやすくなったとか
ありますが、プライベートユースでそんなに複雑な物を作る事もないし、
作業するためのボタンの位置さえ判ればあとは大体手順は判るので、
このガイダンスサイトは上手くできていると思います。
(ちょっとマイクロソフト誉めすぎかな)

さらに前にここにちらっと書きましたが、2003で作ったエクセルの
表を2007で開くとエクセル自体がフリーズして勝手に終了してしまう
と言う厄介なトラブルについては、ちょっとした驚きと共に解決しました。

どうせマニュアルチックで概論的な回答がかなり経ってから来るくらい
だろうと半分諦めつつ、マイクロソフトのサポートに問い合わせのメールを
したところ、早速中(なか)1日で症状を確かめるメールが届き、そこから
何回か症状や出現のタイミング、セーフモードでの再現性の確認を
求めるやりとりがあった後、実際に問題の起こるファイルを添付して
欲しいとあったので、早速送ったところ、翌日には思いがけない指摘が
あり、トラブルは見事に解決しました。

巨大企業マイクロソフトとは思えない余りの対応の速さと親切さに、
有難いと思いつつ、思わず「まだ使う人が余りいないのか、トラブル
事例を収集中なのかしら」などと妙な勘繰りをしてしまった私は
おそらく単なる臍曲がりですね

ともあれ、今は早いところ、愛用サイトがVistaに対応してくれるのを
待つばかりです。

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Vistaにしたは良いけれど…

Windows Vistaパソコンに切り替えて約半月、前に書いたメールや
エクセルのトラブルもようやく問題解決し(この顛末は別項にて)、
やっと普通に使えるようになってきましたが、ここへ来て「驚愕」の
事実が判明。

なんて大げさですけど、それでも私には驚きです。
なんと私が良く使うサイトのいくつかが、vista非対応だったのです。

どれもログイン認証が必要なところなので、多分それ関係の部分に
何かあるのだと思いますが、「Vista上での動作確認中につき、ご利用は
お控え下さい」の注意があるものもあり、アクセスしても拒否される
パターンもありで、これこそ「想定外」です。

仕方ないのでどうしても使う時だけ、家族のXPパソコンを使う羽目に
なっているのですが、これまではバージョンが古すぎて対応しないと
弾かれたのに、今度はせっかく最新バージョンにしたのに、最新過ぎて
使えないとは…全くなんとも不便なものです。

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2007.04.14

次回の「千の目」、ゲストは宇崎竜童さん

抹茶みるくさまよりの情報。
さいたま芸劇の蜷川さんによるトークイベント「千の目」、次回の
ゲストは蜷川さんの舞台に印象的な音楽を提供し続けている
宇崎竜童さん。
来月の「薮原検校」もだそうですし、ユニークなトークが聞けるのでは?

開催は6/17(日)午後。
現在抽選申し込み受付中。

とここまで書いて気が付いたら私は多分出勤日なので、行ける皆様、
レポートよろしくお願いします(今から他力本願)

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「写楽考」を観る

私がシアターコクーンで蜷川さん以外の演出作品を見るのは今や
珍しくなりつつありますが、今回も多分「ヴァージニアウルフなんか
こわくない」以来。

鈴木秀勝演出、堤真一主演、共演が高橋克実にキムラ緑子に七瀬
なつみとくれば、「ヴァージニアウルフ〜」程ではないにしても、かなり
濃厚な舞台になると期待してでかける。

事前にかなり長い戯曲を著作権者の了解を得て若干整理(つまり短く)
したと聞いていたのですが、にしてもかなりあっさり味の2時間ちょっと。
決してつまらなくはなかったですが、やはりドロドロか難解な過剰修辞の
シェイクスピアや清水作品あたりを見慣れてしまっていた私がいけないの
でしょうが、何はさて「なんて薄味な」と言う第一印象。

オリジナルを読まずに見たので、どのくらい台詞や登場人物が整理
されたのかは判りませんが、各種インタビューで鈴木さんが強調して
いたスピード感は確かに感じられましたが、「10年経つ」前の、伊之(写楽)と
勇助(歌麿)の芸術論の対立や嫉妬やお加代という一人の女性を巡る
確執がもっとジラジラと描かれていれば、10年経っての「勝ち組」歌麿と
「負け組」写楽の対比やそこからの写楽の活躍と転落、そして
歌麿の暗い欲望がもっと明確になったのではと思います。

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杉村春子特集

NHK-BS2でこの週末、杉村春子さんの特番を放送。
関係者インタビューやテレビ出演映像などある中で、私の注目は、
↓で書いたように、秋に篠井英介&北村有起哉で上演される「欲望と
言う名の電車」の名舞台と名高い杉村春子と有起哉パパ・和夫さんに
よる貴重な舞台映像がオンエアされる事。

去年「功名が辻」に出演されていた篠井さんが「スタジオパークから
こんにちわ」に出演された時、杉村版の舞台のテレビ放送を子供の頃
テープに取って(ビデオはまだ普及していなかった)大切にしている
と言う話をしていて、その映像をさすがNHKやはり持っていて、ほんの
少しだけオンエアして篠井さんがとても感激していましたが、おそらく
これがその映像だと思います。

<補足>
14日の放送分は、篠井英介さん、北村和夫さんら関係者が
文学座のアトリエに集まってトークを含めての総集編風で、
例の篠井さんのテープが紹介されていました。
北村さんが篠井ブランチを誉めていて、三演の話も出ていました。
そのスタンリーが息子なんですから、いや、不思議な話ですね。

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2007.04.11

「欲望という名の電車」配役

ずっと篠井さん、北村さんの配役だけ発表になっていましたが、ようやく
詳細が仮チラシ(2)で判明しました。

「欲望という名の電車」
11/16~25
東京グローブ座
演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介(ブランチ)、北村有起哉(スタンリー)、
小島聖(ステラ)、伊達暁(ハロルド)

ますます楽しみです。

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「レインマン」再演

初演を見逃していたので、これは嬉しいニュース。

「レインマン」 07年10月
3&4 IMAホール(光が丘)
18&19 関内ホール(横浜)
30〜11/17 パルコ劇場

出演:椎名桔平、橋爪功、紺野まひる、佐藤誓
演出:鈴木勝秀

チケット発売は6月下旬

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2007.04.10

今年度の「日本の伝統芸能」

NHK教育テレビの「日本の伝統芸能」今年度のラインナップは以下の通り

★坂田藤十郎の歌舞伎入門
★梅若六郎・山本東次郎の能・狂言入門
★竹本住大夫・吉田文雀の文楽入門 ・

狂言では大曲『釣狐』と『花子』を主に取り上げる模様です。

放送は毎週土曜日 12:30~13:00
(再放送) 翌週火曜日 5:30 ~ 6:00
いずれもNHK教育テレビ

詳細は公式サイト(テキストというところをクリックすると内容、
放送予定をクリックするとスケジュールが出ます。)

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江守さんと村井さん

江守徹さんが、やはり予定されていた舞台「夏の夜の夢」を病気
治療を理由に降板とのニュース。

代役は村井国夫さんとの事、10日付のデイリー他情報。
江守&麻実だとちょっと濃厚系、村井&麻実だとちょっと都会系の
イメージがあるのですが、どうでしょう?

そう言えば先日見た舞台「コペンハーゲン」、初演で江守さんが
演じていた役を再演では村井さんが演じていました。
こちらは別に急遽代役に立ったと言う訳ではないと思いますが、
(少なくとも配役発表時から村井さんでした)多分江守さんあたりに
匹敵する役者さんはそうたくさんはいないのでしょうね。

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2007.04.08

「翁・三番叟」を観る

10周年記念の世田谷パブリックシアター記念公演。

まず「翁・三番叟」
今回は万作さん萬斎さんが交互で「三番叟」を演じられるのですが
私は今回は万作さんののみ拝見となりました。
この日のシテは梅若六郎さん。
千歳は梅若慎太郎さん、面箱は高野さん。
囃子方は小鼓頭取・大倉源次郎さん、大鼓・亀井広忠さん、笛・一噌幸弘さんの
トリオ。
例の世田谷パブリックシアターバージョン能舞台なので、翁、三番叟、面箱は
正面から、囃子方や地謡は左右の橋掛から登場しました。

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「翁・三番叟」を観る(2回目)

今回は仕事の都合で、萬斎さんの三番叟は見ることが
できず、万作さんの三番叟をシテ違いで2回見ることに
なりましたが、なんと動きが前回と全く違っていてびっくり
しました。

日曜日ということもあって、見所に着物姿が目立ちはなやかでした。

今回のシテは観世榮夫さん。
千歳は梅若紀長、面箱は深田さん。
小鼓頭取・大倉源次郎さん、大鼓・亀井広忠さん、笛・
一噌幸弘さんのトリオは変わらず。

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「四月大歌舞伎」(夜の部)を観る

今月の歌舞伎座は信二郎の二代目中村錦之助襲名披露公演。
ま、歌舞伎の名前としてはまあ初代はほとんど実績を残さずに
映画界に転身してしまったので、やや歌舞伎の名跡としては
地味めのものだし、ご自身もイヤホンガイドの幕間のインタビューで
言っていましたが、それほど緊張を強いられるビッグネームではない
ので、この名前が今後どういう大きさ、重さになるかは信二郎おっと、
新・錦之助さん次第というところ。

というような事情もあるのか、土曜日の夜の部なのに結構空席も
目立つ客席。

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国立能楽堂字幕、唯一の問題は…

国立能楽堂に字幕がついてしばらく経ちますが、出るタイミングも
良くなかなか便利ですが、先日唯一ちょっとした難点を発見しました。

それは非常に限られたケースで発生し、しかも無自覚が原因と言う
厄介なもの。
というのも、字幕機が取り付けられている席(=自分の前列)の人が
ロングヘアで、しっかり椅子の背に体を預けて見ていると、後ろの
人は、字幕が前の人の髪の毛に隠されて見えなくなる(部分的に)
のです。

先日たまたま隣の人がその「被害」にあっていて、字幕が髪で隠される
度に、そっとその髪の毛を除けていました。
機器がもう少し下に付いていれば問題なかったのですが、ちょうど髪の
毛がかかるあたりに字が出ていて気の毒でした。
前列の人に悪意がある訳ではないので余計厄介な話で、ある意味
設計上の問題でもあるので、字幕機器を使用する公演の時は開演前に
一言アナウンスか、プログラムなどに注意を促す一文があっても良さそう
に思いました。

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2007.04.07

只今vistaで四苦八苦中。

長年使っていたパソコン(なんとWindows98!良く持ちましたね、と
ショップの人に感心されましたが)が余りにも古くなり、セキュリ
ティはじめ諸々支障を来たしてきたので、遂に買い換えました。
私程度の使い方ならXPで充分だったにもかかわらず、運悪く店頭在庫が
丁度全てvistaに切り変わった時期で、やむなくvistaを買う羽目に。
全くビリを走っていた筈が、一周遅れで先頭に出てしまった様な感じです。
確かに価格的にはXPに比べて極端に高くなってはなかったのですが、
今のところとにかく面倒と大変とでぐったり、正直現時点ではやや
買ったのを後悔してるくらいです。

まず、Windows全体の見た目も使い勝手も明らかにこれまでと違うので、
一つ簡単な操作するにもマニュアルやヘルプに頼らないとできない状態。
特にエクセル2007はこれまでのエクセルのバージョンでの操作感覚が
ほとんど助けにならない程違うので参っているのと、更に厄介なのは、
今は原因が不明なのですが、XP(エクセル2003)で作ったファイルを
開いて作業しようとすると応答なし→アプリケーション再起動(or
終了)の現象が繰り返し発生してしまって使い物にならない状態なのです。
たかだか750×35セルの、リンクも関数の埋め込みもない、シンプルな
シート1枚の表なのに、です。
2007で作ったファイルが2003では開かない(拡張子が違うため。
ただしvistaはこれまでのバージョンでも保存できる)と言うのは
判るのですが、2003の表が2007で動かないって言うのは何としても
理屈に合いません。

パソコンにプリインストールされている常駐ソフトがアプリケーションの
動作を遅くしているのかと思いきや、セーフモードでも現象発生。
2007で新規に作るファイルはサクサク動くので、尚更謎。
となるとファイルが壊れているかと思えば、XP上では今も普通にサクサク。
更にメールも何だか設定を間違えているのか、トラブル発生中。
インターネットサイトにも一部リロードしないと表示されないサイトや
ログインエラーが出るサイトもあり、全く参ります。
まだ発売早々なので、マイクロソフトやメーカー、プロバイダや
ユーザーの掲示板類でもvistaに関するトラブルシューティングや
Tipsが充分ないし、プロバイダやメーカーのサポートも、以前よりは
対応時間が長くなったとは言え、平日の私の帰宅時間には営業して
いないので、毎晩手探りで格闘中で、毎晩寝不足です。
いったいいつになったらやりたい事がスッキリサクサクできるように
なるのやら。
できずようになる頃に次のバージョンが発売されていたりして(汗)

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2007.04.04

「国盗人」本チラシ

「国盗人」本チラシをようやく入手。
先日世田谷パブリックシアター会報に出たのとは、白石さんの
位置が後ろに回り、その髪を萬斎さんがつかんでいるという
風な、どっちかというと、「リチャード三世」より「メドゥーサの首を
とらえたペルセウス」みたいな感じですねえ・・・
萬斎さんの肩に武悪面がついているのが、狂言のアイデンティティ
っていうやつでしょうか・・・?

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日比谷公会堂とドラマ「ハゲタカ」

日比谷公会堂での開催に変更になった「奉納夜桜能」ですが、日比谷
公会堂の入り口に来て(実はここに来るのは久しぶり)、つい最近どこか
テレビで見た外観(車寄せから入り口に向かう階段)だなと思いつつ階段を
上がって来た道を振り向いてみたら判りました。

ドラマ「ハゲタカ」第4回「激震!株主総会」の回で、大空電機の株主総会が
行われるシーンで、会場の外観のロケ、車から降りた鷲津が、駆け寄る
記者を振りきって階段を駆け上がり会場に入って行くシーンで使われた
場所でした。
(気が付く私、繰り返し見すぎかも…)

さらに公会堂内部に入ってみたら、なんとロビーも、そしておそらく総会会場
自体もここでロケが行われたようです。
というのも、株主総会から出てきた鷲津に、IT企業の社長になった西野が
「お久しぶりです」と声をかける、第4回のラスト、二人がにらみ合うその足元に
あった、四角を組み合わせたタイルの幾何学的模様が印象的なロビーの床が
まさにこの公会堂のものだったのです
(今日はプログラムや弁当販売でごった返していて、全く雰囲気が違います
が…)

しかしロビーの壁にはルイ王朝の百合の紋章風のレリーフが散りばめられて
いますし、ホールの舞台左右の壁にもなにやら由緒ありそうな人のレリーフが
飾られているし、なかなか味のある建物でした。
(現実、公演をするのには、客席の傾斜のなさとかあれこれ問題はあり
ましたけれども)

でもこんな風に、能狂言を見にきて「ハゲタカ」のロケ地だ!と内心小躍りして
いる、そんな変わり者はきっと誰もいなかったでしょうね。

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「奉納 靖国神社夜桜能」第2日

4日は午前中は晴れたものの、午後から雷雨に雪、急激な温度の
低下とものすごい荒れた天気となり、結果的には公演時間には
雨も上がって月も出ていましたが、「神社の会場は足もとが相当
悪くなっているというのと、観客の健康面を配慮して」
日比谷公会堂での開催に変更になりました。

この会を拝見するのは数回目ですが、会場が変更になったのに
遭遇したのは初めてでした。
まあこの雨、寒さから妥当な決定でした、というかほっとしました。

日比谷での開催は靖国神社での開催よりも30分遅い19時10分の
開演ということで、火入れ式は当然ありませんでしたが、休憩もなしで
舞囃子、狂言、能と演じられました。

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2007.04.02

「にほんごであそぼ」久々に萬斎さん出演新作。

今回は渋く「国破れて山河あり〜」の「春望」。
そして「千鳥」が登場しました。

「春望」は老人に扮した萬斎さんが朗々と吟じていらっしゃり、
「千鳥」は萬斎さんと深田さんの掛け合いでした。

そういえば、気がつくと子どもと絡むシークエンスものが
これまではKONISHIKIさんだったのが、いつのまにか
山陽さんに変わっています。KONISHIKIさんが出ているのは
故郷・ハワイっぽい風景の中で一人で演じているものでした。
山陽さんはイタリアに留学中と聞いていたのですが、帰国された
のでしょうか?またKONISHIKIさんはハワイに帰国されたので
しょうか?ふと気になりました。

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「BRUTAS」西洋絵画特集。

前にも書きましたが、映画や何やらの影響で数年前に空前の?
フェルメールブームが起きた時に、その魁として改めて評価されたのが、
「BRUTAS」の「フェルメールを見たか?」と題した特集号(1996年)
だったように、この雑誌は時々、専門誌と一般情報誌のちょうど真ん中
あたりを実に絶妙に突く美術特集を組むので、出るかなと思っていたら、
やはり出ました。

最新号、表紙と大きな柱に来日中のレオナルド・ダ・ヴィンチの
「受胎告知」を据えての
特集「西洋絵画を100%楽しむ方法」

日本人(少なくとも私はそうです)に馴染みの薄い、宗教画の見方、
何が描かれていると何の象徴なのか、というような部分を、キリストの
生涯を歴代の絵画を例にとりながらを詳しく扱っていたりして、かなり
面白い出来です。

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2007.04.01

「動物絵画の100年」展を観る

府中市にある都立府中の森公園は、余り有名ではありませんが、
見事な桜並木があり、隣接の芝生の丘にのんびり寝そべっての花見
なんて「メッカ」上野公園では絶対できない贅沢が楽しめます。
そして今はさらに公園内にある府中市美術館で、私が大好きな
長澤蘆雪や伊藤若冲の得意とした動物絵画ばかりを集めた
「動物絵画の100年」展を開催中。

応挙の「時雨狗子図」国芳の「其まゝ地口猫飼好五十三疋」、若冲の
「親子鶏図」なんてかわいい物もいくつも有りましたが、今回の目玉は
蘆雪が和歌山県の成就寺、草堂寺に描いた作品群。
解説によると、これらは多忙の師匠、応挙に代わって蘆雪が派遣されて
描いたものだそうで、特に4枚組の小さい「群雀図」は、細い竹に
雀が12羽、様々な表情と格好で止まっている様子が写実的ながら、
まるで彼らのお喋りが聞こえてきそうな程生き生きと描かれていて
見事でした。
館内のスタッフは質問にきちんと答えてくれましたし、音声ガイドもあり、
また偶然ですが、スライドによる作品解説レクチャーも参加できて、
とても充実した展覧会でした。

22日まで

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「狂言ござる乃座37th」を観る

大曲「釣狐」の次の「ござる」は、ご自身がプログラムの「ご挨拶」で
書かれている通り、比較的地味目の小品3曲。
とは言え、「横座」は今の私たちには余り馴染みがない人の話を喩えに
延々と聞かせる語りもの、「寝音曲」は前に最後に調子に乗って舞い
ながら謡うあたりで萬斎さんが完全に息を切らしたのか、謡がキレギレに
聞こえた事があり、トリッキーな謡いのスタイルにばかり注力できない
曲のような気がするので、いずれも興味深く拝見。

まず「横座」
初めて観る曲でないにもかかわらず、またプログラムに喩え話に出て
くる歴史上の人名が系図付きで出ているのに、やはり判りにくかったです。
かつてはこのエピソードがもう少し世間に知られていたのかも知れず、
であれば仕方ないですが、牛が鳴くか鳴かないかの話がいきなり天皇の
後継争い話に飛ぶのは、人名も似てるし私の感覚ではやはりついて
行きづらかったです
牛を連れている男役の万之介さんが、牛が呼ばれる度にすかさず
「1回〜」とツッコミを入れるタイミングが絶妙で笑いました。

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