「若冲展〜釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」の衝撃
京都・相国寺承天閣美術館
もともと「動植綵絵」はこの寺に寄進されたもので(現在は御物)
その里帰りとこの寺にある釈迦三尊像図とセットでの展示は
もう若冲ファンとしては夢のようなもの。
何はさておき行かねばと、京都日帰り旅行を強行してきました。
「動植綵絵」30幅のそれぞれは去年三の丸尚蔵館の太っ腹無料公開で
かなりじっくり見ていましたが、一室の正面中央に釈迦三尊像を頂き、
30幅が左右に一堂に並んだ様子は、予想を超える衝撃的なもので、
久しぶりに美術展で絶句し、冗談でも大げさでもなく足が震え、
目頭が熱くなってしまいました。
関西では「動植綵絵」自体が初公開と言う事もあり、注目は随分の
ようですし、主催の日経以外のメディアも大きく取り上げているので、
土日は凄い混雑とは聞いていましたが、今日は行ってみると午前10時
開場が1時間繰り上がっていて、開場前に並ぶのを覚悟で早く出かけた
のですが、すんなり入れて私は結構じっくり拝見できましたが、出た
頃にはチケット売場まで80分、さらに「動植綵絵+釈迦三尊」展示室へも
展示室内の混雑もですが、室内の温度湿度管理が限界に近いとかで
入場制限をしていました。
勿論「動植綵絵+釈迦三尊」も素晴らしかったですが、他の若冲
作品も展示されており、例えば鹿苑寺の障壁画は葡萄図、例えば
芭蕉図など他の作品を連想させるものがあって、墨絵の鶏や鯉の
小品と共に大変興味深く観ました。
ただなんだか大混雑でしたし(最後のほうはもう絵の上半分しか
見えなくなってしまった)、係員が「ゆっくりとお進みください」というのが
もうかなりの音量で、全く絵の鑑賞というよりも、まるでバーゲン会場の
ようでした。
まあできればもうちょっとゆっくり味わいたかったですが、拝見できた
だけでも満足しなくては・・・
★写真はいずれも会場入り口。白い立札は「入場列最後尾」と
ありますが、これ単に会場のある承天閣美術館の敷地の入口で、
この先延々と並んで(この時点で80分!)やっとチケット売り場&
建物入口にたどりつくという訳です。
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