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2007.07.31

「エレンディラ」記事

31日付の朝日新聞夕刊(東京本社版)に、取材記事が出ました。
(いつもの公演より取り上げられる回数が多いような気がしますが)

私が注目したのは、蜷川さんが坂手さんによる脚本を演出することに
ついて、ご自身が重視しているのは、 「まず言葉、そして肉体」
言っていたという部分。
というのは、先日、「国盗人」のポストトークのうち、白石さんをお招きしての
回に白石さんが4役演じるという事について聞かれた時だったかに、

『わたくしはまずセリフ、次に身体、最後に感情(情念だったかな)が
ついてくる、というタイプの役者なので』

とおっしゃっていたのを思い出したのです。
どうやら蜷川さんと白石さんは、アプローチにおいて、ほぼ同じ方向性を持って
いらっしゃるようです。

ま、それにしても「いつものシェイクスピア」でも「いつもの役者さん」でもなく
さらに、「言葉」と言いながら、作品は音楽性が強そうですし(音楽担当を
大文字でクレジットできる人を使うというのは、蜷川さんの芝居では珍しいし)
さて、どんな芝居になるのか、開幕が楽しみですね。

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2007.07.29

「風林火山」、吉田さん、緒形さん登場!

いよいよ、津田監物役の吉田さん登場しましたが、声でかかった
ですね~ほぼ舞台と同じ気合で、つられてか、内野さんもなんだか
セリフ回しが舞台ぽかった感じがましたが、間に挟まれた有薗さんも
大変だったのでは?

またいよいよ緒方拳さんも登場。

今川義元役の谷原さんもどんどん「食えないにいちゃん」になって
お母様の寿桂尼さまも手に負えなくなりつつあるみたいだし、
「十二夜」に出ているのを見たばかりの左団次さんも本格的に
登場してて、いよいよ面白くなってきましたねえ。

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「NINAGAWA十二夜」大楽

という訳で、歌舞伎座に「NINAGAWA十二夜」の大千秋楽を
見てきました。

半月ぶりくらいでしたが、ずいぶんアンサンブルが良くなっていたなあと
言うのが第一印象。
初演から含めてずっと、菊之助さんは蜷川さんの演出を受け入れ
理解している感じがありましたが、その他の役者さんはずいぶん
戸惑っていらっしゃる感じがしたのですが、まず再演という段階で
かなり役者さんたちがそれぞれの役柄を把握してキャラクターが
立ち上がっているなと思いましたが、今回見て、さらにそれに
磨きがかかりつつあるように思いました。
特に初演と役者さんが変わった英竹の翫雀さんが素晴らしい。
松緑さんのも一風変わっていましたが(雰囲気は手塚とおるさん風)
どうもまだ道化を演じるには羞恥心がある感じでしたが、翫雀さんは
そのあたり、上方の風を身につけているせいか、もちろん翫雀さんの
お持ちの引き出しがものすごく多いようで、壊れたキャラクターを
演じるのに、突き抜けた感じがしたのが、よかったです。
特に今回、決闘がらみのところでは、「四四十六回突かせて欲しい」
と一人でフェンシングの形で一人でやっていたので大爆笑。
ラスト近くではさらに大変なことになって、最後は左大臣殿が
「なんとかしてやれ!」とほぼ素で言っていらしたのが笑いました。

そしてもう知れ渡ったのか、麻阿役の亀治郎さんが出てくるだけで
笑いと拍手が起こっていました。もちろん、「風林火山」とのギャップの
部分もあるでしょうが、今回も爪周りをいじったり、例の匍匐前進を
やったり、おもしろすぎ。

カーテンコールは4回くらいでしょうか。
2回目に菊五郎さんに先導されて花道から蜷川さん登場。
そのあとさらに2回くらいは拍手がやまず幕が開きました。
最後はスタンディングオベーションでした。

インタビューでイギリス公演をしたいと言っていましたが、これは
ひょっとすると実現するかもしれません。
・・・・というか、ぜひ。というか、せっかくこう歌舞伎としても洗練されて
きているので、三演ぜひ!で。

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「俳優祭~白雪姫」をテレビで見る。

いや~こんな笑える芝居を夜中に放送されると大変です。
実は全く意識から欠落していたのですが、今年は「俳優祭」の年
だったのですね。

「白雪姫」何度目かの上演ということで、やっつけ感がなくて
安心して見られた、というか、豪華すぎてあっけにとられたと
言うべきか・・・・・。

見どころはやはり団十郎さんの后(実は魔女)と海老蔵さん演じる
鏡の精のやりとり、そして何より、菊五郎さん演じる「北千住観音」
鏡のあちらとこちらで動きが合わないというのが可笑しいのは
あたり前ですが(海老蔵さんが団十郎さんのを見ながらワンテンポ
遅れてやるので、尚さら笑える)、后が何度も「誰が一番美しい」と
聞くのに、精が面倒になって一言「くどい!」と言うところとか、
予想されるオチながら、なんとも。
后が正体を見せてぶっ返り、鏡の精は鏡から出てきちゃってなぜか
箒とハタキで応戦しますが、見得を決められ、見事な海老ぞり。
こういう時、見かけによらず?本当に器用さを発揮して魅せる海老蔵
さん見事。
そして団十郎さんもハタキと箒を手に花道に出、そのへんを奇麗に
掃除してからハタキを背にさし、魔女ですからきちんと?箒に
またがって(と言いながら衣装はちゃんとぶっかえったままで
動きにくそうな装束ですが)、見事に六法で入り。すごい!

そして北千住観音は、どう見ても「児雷也」の有閑マダムの時の
スタイルそっくり。
そして後に居並ぶ「手」の役者さんたちの見事なパフォーマンスは
もうそれだけでお金が取れそうです。本公演の合間に稽古したので
しょうが、単なるお遊びにとどまらない本気ぶりに拍手、でした。

「王子」の幸四郎さんは袂から青いハンカチを取り出して汗を拭くし、
扇で顔を隠して「ハニカむ」し・・・時事ネタ満載で、一応話はちゃんと
「白雪姫」なのに、本当に大笑し、楽しませていただいた「俳優祭」
でした。

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「トップランナー」10周年

記念の90分スペシャルを28日に放送していました。
過去の放送のダイジェストだけかと思ったら、何人かは新たに
インタビューをしていて(もちろん過去放送分を見ながら)、今と前の
出演時の環境や考えの違いなどが浮き彫りになっていてとても
面白かったです。

演劇・映像関係でちらっと過去出演部分が映ったのは、松尾スズキさん、
宮藤官九郎さん、田辺誠一さん、浅野忠信さん。
そして新たにインタビューをしていたが、熊川哲也さん、そしてスタジオ
収録は藤原竜也くん。

藤原くんはなんと前回出たのが、「身毒丸」でいきなりオーディションで
抜擢されて鮮烈なデビューを飾った直後の16歳時。
それで「トップランナー」出演もすごいし、今でももちろん、若手の舞台人
として外せない一人ですが、面白かったのは、藤原くんが野田さんの
芝居に出た時に、「なんでそんなにセリフを朗々と言うのよ」と指摘されて
戸惑ったという部分。
やはり藤原くんには蜷川さんの演出術がしみ込んでいて、本人も
「蜷川さんが絶対だとは思わないけど、やはり判断基準にはなっていると
認めていましたから、そのあたりはある意味大変だったのでしょう。
でもそれでもキャスティングする野田さんだし、応える藤原くんなので
すから凄い。

にしても、16歳出演時の藤原くんが、蜷川さんを知らなくて、
「演出のナントカ川さん」くらいの知識しかなかったっていう部分は、本人も
映像を見ながら爆笑していましたね。
いや~怖いもの知らずだった。・・・

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楽と楽と。

今日29日は東京で同時に上演されていた、二つの蜷川さん演出の
シェイクスピアの「オールメール」舞台が同時に楽を迎えます。

昼は12時開演の「お気に召すまま」終演は16時15分頃でしょうか。
そしてカーテンコールの嵐に見舞われている頃、16時半に今度は
歌舞伎座の「NINAGAWA十二夜」が開幕。
こちらは21時少し前に終演。

おそらく蜷川さん、今日は渋谷と東銀座をはしごして、打ち上げ
2連発ですね(花火みたいですが)

私も片方を見て参ります。

感想はのちほど。

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「ベガーズオペラ」再演の見どころは実は・・・

先日の「レミゼ」ですっかり橋本くんに気合いが入ってしまった
わたくしですが、今朝部屋を片付けていたら、このあいだ
コクーンでもらったチラシ束の中に埋もれていた「ベガーズ」再演のを
何気なく眺めていたら、前に内野FCから同じチラシが来た時は
気がつかなかった事実を発見。

なんと、初演で高嶋政宏さんが演じていたずるがしこい男・ピーチャムを
1か月の日程の後半、橋本くんが演じるというではありませんか!!
しかも同じ演目の日程前半は、橋本さんは初演と同じ詩人フィルチを
演じているのですから、驚きです。

バルジャンとジャベール、ほどではありませんが、純粋な精神を持った
ちょっと気の弱い詩人と正反対のあくどい男とを日程の前後半で
演じ分けるって、おそらくは高嶋さんに何か4月の舞台の都合でも
あるのではとは思いますが・・・・・

しかし、そのおかげで?なんというか全体にアクの強い芝居だったので
再演はもういいかな~と思っていた「ベガーズ」ですが(内野さん、久々の
舞台だっていうのに・・・)、突然、この橋本さんピーチャムを観るためだけでも
前半、後半2回は行くぞモードに入ってしまいました(あああ・・・)

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2007.07.28

「ライラの冒険 黄金の羅針盤」予告編

映画館で見た方が絶対迫力ある筈ですが、今回は書店が原作文庫本
コーナーにあったちいさなプレーヤーで、やっと扮装したダニエル・クレイグ
さまを拝見しました。(遂に「さま」づけ(笑))
ダニエルが演じる、アスリエル卿は、原作から受けるイメージではかなり
ガタイ良さそうな役なので、心配?してましたが、顔じゅう髭だった以外は
タンディな紳士然としていて、なかなか良かったです。
公開は来年3月。
原作は読みましたが、この手のファンタジーものは、想像力が欠如して
いるらしく、小説を読むのが大の苦手で、結構さっぱり判らないところが
多かったので、映像で見たら判るかなぁと淡い期待をしています。
映像でも判らないと、せっかくダニエル・クレイグを見られるのに
楽しみ半減どころか、苦痛になってしまいそう。
何しろこの作品、三部作で今回のが一部。ダニエルさまは全部出る
との情報もあるので。(普通はそうでしょうけどね・・・・)

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翻訳者関連記事2題

讀賣新聞と朝日新聞、いずれも28日付の東京本社版夕刊に、図らずも
翻訳者に関する文章が出ました。
讀賣は不定期連載(多分)の小田島先生のエッセイ「芝居よければ
すべてよし」で、今回は今月上演された「子どものためのシェイクスピア
シリーズ・夏の夜の夢」について。

そしてより興味深かったのは、朝日に出た人物紹介コラム「テイクオフ」の
岩切正一郎さん。
岩切さんと言えば2月の蜷川さんの舞台「ひばり」の翻訳を担当された方。
クラシックと思っていたアヌイが、とても明瞭な現代語になっていたのが
印象的だったのですが、記事によれば国際基督教大学教授の岩切さんを
戯曲翻訳に誘ったのは、蜷川さん舞台の音楽担当でも知られる笠松泰洋さん
だそう
二人のつながりは東大文学部の同期というは凄いですね。。
秋の蜷川さん演出、小栗くん主演の「カリギュラ」の翻訳も担当される
そうですが、そう言えばそろそろチケット先行かも。
しかし小栗くんはドラマがクランクアップ次第、稽古なのでしょうね。
大変…。

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2007.07.27

またも重箱の隅

そりゃあ2年で20本近く演出していたら、どれがいつの上演だったか
勘違いするのも無理はないかも、ですが、発売中の「ぴあ」の「07年
上半期エンタメまとめ」特集の演劇のところは「大御所相変わらず
大活躍」的見出しで、三谷さん、野田さんと一緒に蜷川さんの活躍を
紹介しているのですが、今年の上演作品として
「タイタス・アンドロニカス」が挙がっていたのは完全な勘違いでしょう。
シェイクスピア作品でイギリス公演をしたと言う共通点のある
「コリオレイナス」のつもりだったのかと推察中。
しかし情報誌なのだから、どんな入稿システムか知りませんが、
固有名詞くらい誰かチェックしないと、じゃないでしょうか・・・?

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「レ・ミゼラブル」を観る

Remi
久々の帝劇。
お目当ては、初めてバルジャンに挑戦している、橋本さとしさん。
「ひばり」の舞台を見て、あれだけ黒いガウンに赤いバラが似合う人も
なかなかいないだろうなんて思った(笑)のですが、とにかく新感線
出身というイメージとは裏腹?に、「サイゴン」「ベガーズ」「トーチソング
トリロジー」「ひばり」とあの彫りの深い顔立ちから、洋ものがすごく
似合う役者さん。

対するジャベールは私の好みで岡さんを選んでしまったので、特に後半
やたらと運動神経の良い爺さん対決になってました(笑)
この組み合わせですから、ラストのバルが老けて見えないのも
仕方ありますまい。

で、見た感想を一言で言うと

「やるなあ~橋本さん!」

初レミゼがいきなりバルジャンっていうのだけでも凄いですが、他の
私が見た、今井・山口・石井バルに比べると、ものすごく悩むバル。
特に前半、市長になって身代わりになった男を犠牲にして生き延びるか
と言う部分には、だいたい「考えの変わらない誠実な性格」という聖人的
イメージの強いバルジャンの心の揺れというか、強さの中に弱さを
さらけ出す感じが独特かもと思いました。

全体としてはやはり岡ジャベとの絡みを中心に見ていました。

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「お気に召すまま」を観る(2回目)

忘れないうちにさらっと。
後で書きなおします。

夏休みに入ったこともあってか、客席は若い10代のお嬢さまがたでいっぱい。
立ち見も3階までびっしりでした。

2回目の席が初回より遠い席になったのは、私の今回のチケット取りの最大の
失敗だったのですが、それでも角度的に洋くんや鈴木さんの(今回、鈴木
兄さんがなかなかNICE!)セリフの時に顔が見られたのは良かったかも・・・

それよりも1回目からたった1週間なのに、ずいぶん印象が違いました。

前回は2幕がすごく盛り上がった記憶があるのですが、今回は1幕の
アダムとオーランドーの泣ける主従愛のところと、1幕最後の前公爵と
オーランドの出会い(顔が似てるとしきりと前公爵は言うところを見ると
大人になってからのオーランドと前公爵は初対面なんでしょうね)の
ところのオーランドが強気の中にさびしさとか辛さがにじみ出ていて
うっかりこっちがもらい泣きしそうになりました。
小栗くんのオーランドーがしっかりキャラクターになってないと、なんで
騒ぎはしゃぐロザリンドの心持が判らなくなるので、1幕の小栗くんの
がんばりで今回はすごく緊密な感じがしました。

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2007.07.26

懐かしいNHKドラマ話3題

讀賣新聞(東京本社版)朝刊に「時代の証言者」と言う連載があって、
NHKで長く演出などをされていた岡崎栄さんがこの数回担当されています。
前回は石坂浩二さん、高橋幸治さんの、当時は画期的にフレッシュな
組み合わせだった大河ドラマ「天と地と」(今年と同じ信玄謙信もの)に
ついて、そして25日のには1971年当時、あまりの「NHKらしくなさ」が
大評判だった、山口崇、中野良子ら出演の平賀源内もの「天下御免」に
ついてで、どちらも現場の人ならではの秘話を、特に「天下御免」は
私も見た記憶がうっすらあるので興味深く読みました。

それにしても当時は録画メディアが異常に高かったそうで、「天と地と」も
川中島の合戦の部分しか録画が現存していないとの事。
(上から新しく撮影した映像を録画し使い回していたため)
今にして思えば勿体ない話です。

その意味では今月、平将門と藤原純友を主役に、加藤剛さんと緒形拳
さんがそれぞれの役を演じ、吉永小百合も出演した76年の大河ドラマ
「風と雲と虹と」の完全版DVDが7枚組4万円ちょっとで発売されたのは
画期的な事らしいとテレビ雑誌(TV Station最新号)に出ていました。
それによると最近、NHKの倉庫から誰もその存在を知らなかったと
言う、全回が録画された物が発見され、最新のデジタル技術で補修を
加えた事で発売に至ったのだとか。
劣化を補修するには限界の状態だった事、また今より前に発見されて
いても補修するデジタル技術が充分でなかった事からタイミング的にも
ベストだった模様。
「風と雲と虹と」は他に草刈正雄も出ていましたし、時代や主人公の
知名度も余り高くなく地味な大河だった記憶がありますが、せっかく
ですからDVD見てみたいものです。

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2007.07.25

蜷川さん「エレンディラ」記事

25日の讀賣新聞(東京本社版)夕刊に、蜷川さんの次のさいたまでの芝居
「エレンディラ」のインタビュー記事が出ています。

「国盗人」とのかねあいで、歌舞伎座もコクーンも月後半に1回目を見た
ためか、なんか実感がないうちに気が付いたらもう月末。
「エレンディラ」開幕が間近でびっくりしました(苦笑)
(しかも「エレンディラ」を見に行くのが日程後半なので、尚更かも…)
ちなみにこの記事にも「今年演出は11本」の文字。しかも「来年も10本」
だそうです。いや〜とにかく凄いパワーですね、蜷川さん。

っていうか、本当にあと1本は何?(私も相当しつこい)

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朝日舞台芸術賞、中間選考会

25日の朝日新聞(東京本社版)朝刊に、記事が写真入りで出ました。
写真ともども一番大きく取り上げられているのは「コンフィダント〜絆」、
そして「THE BEE」「CLEAN SKIN」と先日出た讀賣の中間発表と似た
感じ。
選考委員のアンケート数合計の上位に名前はなかったものの、総評で
「国盗人」も「意欲的な演出」と「白石加代子の熱演」が評価されています。
(主演俳優ドノの〈怪〉演は言及されず…そういえば、25日から地方公演
 開幕。兵庫に悪三郎殿が出現中・・・・)

俳優としては「ひばり」の松さん、「CLEAN SKIN」の北村さんの名前が。

果たして年度末にこれがどう変わるでしょうか?

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2007.07.24

New York Timesにジャパンソサエティ記念能記事

21日付のweb記事(Art→Theater こちら)に写真入りで紹介されました。
写真は能「北条」の1シーンでしたが、シテより後ろで気合満々で
演奏中の広忠さんの方が余程インパクト大(笑)
また19日付の同欄には「平成中村座」NY公演記事が、勘三郎の強烈な表情
写真と一緒に出ています。(こちら
今朝の「めざましテレビ」によれば来年はヨーロッパ公演をやるそうです。

<補足>
さらにNY公演の翌日には、秋公開の映画の宣伝の試写会もNYで
やっちゃったんですね、勘三郎丈。わざわざ日本から柄本さん、小泉さんを
呼んで扮装させて市内を「小お練り」して。
いや~万事無駄がないですね~。(記事はサンスポなど)

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TELEPAL-f 9月号

表紙の小栗くんも随分良い感じですが、連載のエッセイの写真に、
楽屋でくつろぐ鋼太郎さんと、洋さん、二反田さん(ニッタンさんは
オードリー姿!)の写真が出ていたので思わず購入。
テレビ雑誌に鋼太郎さんや洋さんの写真がこんなに大きく出る
なんてなかなかないですからね。あ、今週の「ステラ」の鋼太郎さんの
写真は大きいです。
そう言えば「風林火山」津田監物扮装の鋼太郎さん、雰囲気が
「天保十二年のシェイクスピア」の木場勝己さんに似てます…
(思い切り余談)

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2007.07.23

「風林火山」今後の出演者

「ステラ」最新号(表紙Gacktさん)に、「風林火山」今後の登場人物が
紹介されていました。
もう判っていた人物もいますが、とりあえず出ているのは次の通り。

直江実綱(景虎<謙信>譜代の重臣)・・・西岡徳馬
柿崎景家(直江と同じく景虎の重臣)・・・・金田賢一
本庄実仍(景虎の重臣)・・・・・・・・・・・・・・木村元
大熊朝秀(長尾家配下、のちに武田に通じる)・・・大橋吾朗
上杉定実(越後守護上杉家最後の当主)・・・・鈴木瑞穂
高梨政頼(景虎の義理の叔父。登場済み)・・・大鷹明良
長尾晴景(景虎の兄)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戸田昌宏
長尾政景(景虎の姉を妻にめとる)・・・・・・・・・健蔵
桃姫(景虎の姉)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・西田尚美
浪(直江の娘)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・占部房子

相変わらず似たような名前が多いし、歴史の本で見たことがある
人がほとんどいないのに、重厚な役者さんが揃ってます。
個人的には「重役俳優」鈴木瑞穂さん、「義経」の時も軟弱系の
役だった大橋さん、どうみてもGackt謙信の姉には見えない西田さん
あたりがツボです(ひねくれてる・・・?)

ちなみに「ステラ」には津田監物に扮した吉田鋼太郎さんの
写真が出ていますが、設定を見たら「山本勘助とは旧知の仲」と
なっていて、だったらもっと前から出てろ~っと突っ込んでしまいました。

そうそう、「ステラ」には8月に上越市で行われる「謙信公祭」の
告知が出ていたのですが、なんとそういうのにおよそ出なさそうな
雰囲気のGacktさんが、行列に参加するのだとか。
さらに告知の下の方には、「再来年は上越市ゆかりの直江兼継を
主人公とした『天地人』が大河ドラマに決定!」としっかりありました。

そういえば次週からドラマのオープニングや音楽にも一部変更を
加えるそうです。
好評につき、予算が追加になったのか・・・(笑)

前に別の記事で脚本の大森さんはすでに4月に脱稿されているの
だとか。
だから、これだけしっかりキャストができて、ロケもたっぷりできる
んですよね
(かつて、某宗家が主演だった作品は、脚本があまりに遅れて、
なんと翌年の大河がクランクインしてもまだ撮影していたという、
前代未聞のスケジュールになって大変だったと聞いたことが
あります)

いや~ますます楽しみになってきました!

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F1ヨーロッパGP決勝。

フランス、イギリスと連勝、このドイツでも(ドイツGPをヨーロッパGPというのは
どうもなあ・・・)PP取って快調な滑り出しと思ったライコネンでしたが、決勝は
突然の豪雨でピットレーン入口で本当に<滑って>失敗、一周無駄にした
挙句、下位に低迷。しかもダメかと思ったのをせっかく3位まで猛追しながら、
またまたお得意の「走行中不意のペースダウン→リタイア」パターンで終了。

せっかくハミルトンが下位に沈んでポイント圏外と言う(しかし決勝に
出ただけでも驚異!なんですが)絶好のチャンスをみすみす無駄にした上に、
首位をキープしていたチームメイトのマッサがゴール直前に、アロンソに
逆転を食らうなど、フェラーリにとっては散々な1日でした。
マクラーレンもハミルトンの事故の後遺症は心配でしょうけれど、とりあえず
アロンソがあのしっちゃかめっちゃかのレースを制したという結果は出た
だけに、まだマシじゃないでしょうか。
(2時間ルールとかいろいろ疑問点は解決されてないですけどね)

それにしてもレッドブルのウエーバーが3位って・・・
なんだか99年のハーバートを思い出させました。


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夏から秋の江戸東京博物館の興味深い展示2題。

実は縁がなくて江戸東京博物館って行ったことがないのですが、
(交通不便というのもありますが)、この夏から秋はちょっと行って
みようかなと思う展覧会(というのがここって表現が難しいイベントが
多い)が続けて開催されます

★「生誕150年周年記念 後藤新平展」
7/24~9/9

医師であったり、政治家であったり、さらにボーイスカウトの
初代総裁であったりと明治期に生きた人らしく多能ぶりを発揮した
人で、資料を読むと評判はいろいろあるようですが、現代の東京に多くを
依存して生活している人間にとって、関東大震災後の都市復興に
おいて大きな影響力を持った人という意味で、興味がわきます。


★「文豪・夏目漱石」展
9/26~11/18

主催は朝日新聞と東北大学。
東北大が所蔵する「漱石文庫」の書 籍や日記、書簡などが東京で初めて
公開されるとのこと。
また初版本のデザイン稿、趣味とした絵など、単なる文学展ではなさそうです。
公式サイトはこちら(Asahi com内)

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重箱の隅。

私もこのブログに思い違いや勘違い、誤字脱字などを結構していて、
ご指摘を頂いて情けないや〜と自分を呆れる事しばしばなので、
他人の、それもプロの劇評にツッコミを入れるなんておこがましいとは
思うのですが、23日毎日新聞(東京本社版)夕刊に出た「THE BEE」の
劇評には首を傾げてしまいました。

劇評は先に上演された日本バージョンと上演中のロンドンバージョンを
比較しつつ総評をしているのですが、ロンドンバージョンについて、
「『蝶々夫人』のハミングが流れるなど〜」と、「ハミングコーラス」が
流れるのが、あたかもロンドンバージョン限定の演出のように記述されて
いますが、実際にはあのメロディは日本バージョンでも全く同じ場面、
全く同じメロディで流されていました。
余りに印象的だったので、帰宅してから必死に曲名を調べ、さっそく
TSUTAYAに全曲のCDをレンタルして通して聞いたくらいなので間違いは
ありません。

まさか日本バージョンを見ていて、あの曲がかかったのに気付かない
とは思われず(と言うか信じられず)、全く不思議としか言い様のない
記述です。

ま、この様なのは重箱の隅をつつくような些沫な事でしかありませんし、
この舞台の素晴らしさが伝われば良いのだろうとは思いますが。

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ジャパン・ソサエティ創立100周年記念薪能

Asahi.comの「文化・芸能」カテゴリーに、20日にニューヨークの
国連本部近くの広場で行われた薪能の様子がカラー写真入りで
出ています。(写真は能の様子みたいですけど)
萬斎さん、裕基くん出演の「井杭」にも触れられています。

記事はこちら

同時期に勘三郎さんたちが「平成中村座」NY公演を行っていて、
「めざましテレビ」とかでそちらは舞台裏も放送されていましたが、
やはり固めの組織の記念公演だとなかなか情報が一般には出て
こないのでしょうか。
パブリシティ面でちょっともったいない気がしますよね。

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2007.07.22

「風林火山」

いや~やっと今井さん演じる小笠原ドノが動き出しました。
っていうか、正確には完全に高遠に煽られただけ。
なのに高遠も負けたらヘタレだったなんて・・・上杉さんえらい
カッコ良かったのに。
ちょっと、裁判で実刑受けた『聞こえちゃった』の人に似てて
びっくりしましたけど。

で、小笠原ドノ。
出陣したは良いけど、暑くてべろべろって、陣内で無防備な
格好してたらだめなんでは???(笑)
ま、「新選組!」の時も思いましたけど、あの華奢の身体に
甲冑は荷が重すぎです。
何もしないでさっさと負けてへろへろと敗走されていたのも
どうも慶喜公と雰囲気似過ぎ!!

それにしても晴信公、怖いです。
唸ってます。泣いて怒鳴る声がすっごい迫力です。
あれが、歌舞伎座で「わたくしにお任せくださいっ!!」って
着物の裾ワシワシ言わせながら入りまわっている麻阿と同一
人物とは、本当に思えませんね。

いよいよ来週は鋼太郎さん演じる津田監物が登場です。

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「THE LAST LAUGH」を観る

三谷さんの「笑の大学」が、英国版になって日本に来日公演。
(書いてみるとややこしいですね)
三谷さんのオリジナルは生は見ていないのですが、録画を見てから
行き、その違い、違わないところなどいろいろ楽しんで見られました。

そういえば「THE BEE」でも日本バージョンとロンドンバージョンを続けてみて
その相違の面白さを実感したばかりですが、これも同じような体験が
でき、興味深かったです。

当然の事ながら外国人の観客もとても多く見かけましたが、全体として
は後2列くらいは空席だったような気がします。
1幕60分、2幕50分。
セットは日本版の警察の一室という設定ではなく、WOWOWでやった
ドキュメンタリーによると、接収した建物の図書館を仮に使っているという
設定で、天井近くまである本棚(ただし今は空)が目立つものになって
いました。

劇作家役(日本版では「椿」と名前がありましたが、今回は名前なし)は
マーティン・フリーマンという、母国では喜劇俳優として知られているそう
ですが、身のこなし、しゃべり方、そして顔のイメージまで雰囲気が
川平慈英さんに似ていてびっくりしました。
一方、検閲官役はロジャー・ロイド・パックという、どうやら性格俳優さん
のような感じの方。日本版の西村さんよりもっと年配のイメージでした。

舞台の両脇に字幕が(映画と同じ雰囲気で1行14~15文字で最大
2行表示可能)出ましたが、実は席が前過ぎて逆に見づらくて参りました
(前に「アンデルセン・プロジェクト」の時もそうでした。目の前の役者の
 動きを見たいのに字幕が両側で気が散った・・・)

話はほぼ日本版と同じ進行でしたし、カラスのエピソードや警察署長の
横槍の話などもほぼ一緒でしたが、さすがに今川焼きがチョコレートに、
「さるまた失敬」が「エクスキューズミー!!」(ミーにアクセントが来る)に、
また「お国ちゃん」は「なんとか万歳」とか言うのに変わっていました。
そして何より笑えたのは、日本版では「ロミオとジュリエット」のパロディが
「金色夜叉」に変わっていくというのだったのが、「ロミオとジュリエットの
<喜劇>」に「ヘンリー5世」の話を加える話になる設定だったこと。
っていうか、ついにここまで今週はシェイクスピア絡みだったか・・・という
意味でも。
そうそう、日本版にはなかった掃除夫と見習(同一人物が演じてましたが)が
登場していました。

印象としてはそれこそ「受けるのは3回まで」のぎりぎりをいっていた
日本版よりぐっとドライでした。

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映画「魔笛」を見る

オペラは見ません。
見ないというのは正確ではなくて、
『これ以上はまったらいろいろ大変』と
警戒しているのですが、映画なら値段も安いからいいかな~とか、
一応有名なモーツアルトの有名なオペラがどう映画化されるのか
というのに興味があり(一応「夜の女王のアリア」とかパパゲーノの
有名なアリアくらいは私も知っているので・・・・)、さらに監督したのが
シェイクスピアの映画化などで有名なケネス・ブラナーが監督だと
言うし、と、またまたシェイクスピアつながりですけど・・・。

新宿のデパート上の映画館で、初回は先着自由席だというので
10時のデパートオープンに合わせてでかけたのですが、もう入口に
山の様な人だかり。やっぱり混むのか~とびっくりしていたのですが、
オープンしてみたらなんと並んでいたほとんどの人は映画館の1つ
下の階でエレベーターを降りていちもくさんにどこかへ突っ走って
いかれて、12階の映画館まで上がったのはわずか。
後から調べたら、どうやら下の階でハワイアンフェアなるイベントが
行われていたのでした・・。
もちろん、結局開映までに映画館もほぼ満席になり、そのせいで
開映が5分押したなんて珍しいことに。

客席はどちらかというと年配のお客さん、それもご夫婦連れが
多かったです。

そんな訳で、実は「魔笛」全体など知らないで見るという無謀をした
のですが、全体を第一次世界大戦という状況に置き換えているのに
曲が場面にぴったりはまって面白く、逆にオリジナルはどうやって
いるのだろう?と興味を持ってしまうくらいでした。

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2007.07.21

その日本語は合っている?海老蔵丈。

怪我で7月の大阪・松竹座の公演を休演していた海老蔵丈
ですが、どうやら公演期間中の復帰は困難という発表が出ました。

ニュースソースはデイリーなど
しかし。

その中に海老蔵丈のコメントが引用されているのですが、なんだか
日本語が変なんですよねえ・・・・

「自分の不注意とはいえ、途中降板することになり、悔しく残念でなりません」

んん??この最後の部分の心情からすると、普通はシンプルに

「自分の不注意で途中降板することになり、悔しくてなりません」

になるのではないでしょうか?
「とはいえ」というのは、逆接。
自分の意思に反して、とか、不可抗力でというニュアンスが込められる言葉。
何が海老蔵丈にとって意思に反してなのか、不可抗力なのか、どこかの
大臣さんではないですが、何か怪我の原因に公表されている以外の理由が
込められているように読めてしますのは深読みのしすぎでしょうか?(笑)

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「夏の夜の夢」を観る

つい6月のはじめに、麻実れい、村井国夫らの出演、ジョン・ケアードの
演出、大がかりなセット・美術という豪華布陣での新国立(中劇場)公演を
見たばかりなのですが、今回は、その真逆、少人数・小劇場・ミニマムな
美術セットの代表格「こどものためのシェイクスピアシリーズ」をグローブ座に
見てきました。

本当に新国立版の印象が強く残っているので、正直かなり比較して
見た感じになりましたが、それぞれ面白さが生かされているなあと
実感。

一人が何役を演じるというのが当たり前になっているこのシリーズでは
シーシアスとオーベロン、ヒポリタとテイターニアが一人の役者は当たり前
ですが、今回はヒポリタ&テイターニアが山崎さんで大迫力、いや、
笑いました。
オーベロン&シーシアスの福井さんがものすごくカッコ良く、大劇場で
のも見てみたいと思うほど。また伊沢さんのヘレナは新国立版の
小山さんのよりかなりシリアスというか悲観的なヘレナでした。
ただパックに関しては大内さん熱演されてはいましたが、やはり新国立
版のチョウソンハさんのイメージが強すぎて・・・・・
なぜか去年の大みそかの公共放送出演で、大ブレークしたあの方の
あの曲を、ロバの姿のボトムが熱唱(口パクですが)してたのには
会場中大爆笑でした。

冒頭の工事現場のところのつながりがいま一つかなとは思いましたが
去年の「リチャード三世」よりは登場人物のキャラクターがはっきりしてるし
こうした作品の方がこのカンパニーには向いているかなと思いました。

ちなみに来年は会場を池袋の「あうるすぽっと」に変えて、「シンべりン」の
再演だそうです。

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「お気に召すまま」を観る(1回目)

本当に今月はシェイクスピア月間。
しかもコクーンと歌舞伎座はいずれも演出が蜷川さん、そして男性が女性に
扮するというややこしさが笑いを呼ぶ(しかも役者は全員男性。ま、歌舞伎じゃ
毎月オールメールですけどね)という、似たようなつくりの喜劇の「競演」

久しぶりの「お気に召すまま」のコクーンは、初演の時とはずいぶん
雰囲気が違いました。
初演時は主演の二人の知名度・活躍度も今ほどでなかったし、何より
さいたまは場所柄という事もあって割に静かでしたが、今回はロビーが
すでに異様な持ち上がり。まるでJ系のコンサートか何かのような・・・

パンフレットは表紙が白と黒の2種類で、迷彩柄の手提げ付きで2000円。
中には、その歌舞伎「十二夜」で「かっこいい女」?を熱演中の亀治郎さんが
コメントを寄せていました。文中にもありましたがぜひいつか、成宮くんと
亀治郎さんの対談を見てみたいですね。

ロビーには他に迷彩柄のビーチサンダルにTシャツ(なんでビーサン??)と
なんだか懐かしや夏フェスかコンサートの乗りのグッズと、主催のホリプロの
他のチケットを発売中でした
(「錦繍」「ヘアスプレー」「エレンディラ」)

1幕75分、15分の休憩で2幕95分。
平日でしたが、3階まで立ち見が出ていましたね。

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万作さん、人間国宝認定。

本当におめでとうございます。

前にこういうものは同一流派、同一グループの中では1人ずつしか
認定されないという話を聞いたことがあって、お兄さまの萬さんが
すでに認定されているので、万作さんの認定はないのかしらと
思っていましたが、やはり優れた技術が認められたのでしょうね

ニュースはAsahiもしくはSponichiなど。


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2007.07.20

「白い巨塔」再放送中

CSのフジテレビ721で、今「白い巨塔」を月〜金、1日2話ずつ一気に
再放送中。
前にも書きましたが、本放送のときは前半見ていなかったので見はじめ
ましたが、結末も判っているし、なんか大仰の塊だよな〜とか、ツッコミ
ながらやはり面白くて、23持からの放送で録画もしてるのに、結局
毎日つい見ています。

今や月9の主役クラスも務める伊藤英明さんや、スーパーサブ?佐々木
蔵之介さんが、あのキャストの中でと言う事もあり、まだまだ若手の
扱いだったり、最近とんとご無沙汰の矢田亜希子さんが完璧に楚々と
したお嬢様を演じていたりして、たった3年ちょっとしか経っていない
のに変わるものだな〜と驚くばかり。
逆にこのドラマで凄い印象を残して以来目が離せなくなった、病理学の
大河内教授役の品川徹さんはやはり凄く印象的です。

タイミングとしては、つい先日見事な女形を見たばかりの片岡孝太郎さんが
権威の匂いに敏感な佃講師役をちらっと小ずるく演じているのが不思議
だったり、見たばかりの舞台「お気に召すまま」で、知性派?道化を
かる〜く演じている田山涼成さんが、ドラマの大きな軸となる医療裁判の
元となった、財前(唐沢さん)の医療ミス(自信過剰)で亡くなる弁当屋の
オヤジを当たり前だけどシリアスに演じていたりして、妙に「おおっ」と
思ったりします。
そう言えば財前の強烈な権力志向と、自信過剰から来るある種の脆さって、
唐沢さんが今年始めに舞台で演じた「コリオレイナス」の主人公ケーシャス・
マーシャス(コリオレイナス)に似ているかも。

またエンディングに流れるヘイリーが歌う「アメイジング・グレイス」は
私の中では「氷壁」(NHK)のリベラの「彼方の光」、「ハゲタカ」の
エミリー・ブロンテの詞に曲を付けた「ROAD TO RIBIRTH」と共に、
最近の名エンディングテーマのベスト3だと思っています。

あ、そうそう上演中の「お気に召すまま」のエンディングに、このリベラによる
パッヘルベルのカノンをアレンジした「サンクトゥスⅡ」が使われています

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「ハゲタカ」オリジナル・サウンド・トラック

DVDと同時に17日に発売されたのをようやく入手。
だいたいオリジナル・サウンド・トラックなんて買うのは「交渉人・真下正義」
以来で、本当にはまったドラマです。
しかし聴いてみるとドラマを繰り返し見ているので、音楽を聞くだけで
どのシーンに流れた曲か判る自分にびっくりです(苦笑)。

重厚でありつつ、パワフルで、メロディアスなところは非常に
ロマンティックで、ドラマあってこその思い入れの部分もありますが、
音楽だけでも十分楽しめる内容です。

「ハゲタカ」
発売・販売:NHKエンタープライズ
NSCA-10313

詳細はこちら(DVDの下に情報あり)

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早くも「国盗人」オンエア

情報はあったのですが確証がなく遅くなりましたが、「国盗人」、
8月に早くもNHKで放送確定です。
放送枠の「芸術劇場」サイトがようやく更新して情報がでました。

NHK教育テレビ「芸術劇場」 8/10(金)22:25〜24:40

地方公演の楽が終わってすぐ、と言うのが驚きですが、多分萬斎さん
ばかり見ていて見逃したところが沢山発見できる気がします。

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2007.07.18

「蜷川幸雄 千の目」、記念すべき10回目、ゲストは・・・

小栗旬くんです。

今「お気に召すまま」、そして秋には「カリギュラ」と今年だけで
2本、さらに連続ドラマに映画とよくまあこれだけと思うほど大活躍
大人気の小栗くんがゲストとなると、これは相当の競争率になる
ことでしょうね。

9/15(土) 18:00~(約1時間)
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール


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吉田鋼太郎さん、「風林火山」ご出演!

ウワサは聞こえていましたが、18日発売のテレビ雑誌で、内野さんとの
写真も確認したので確実。
役どころは鉄砲術の開祖で代表的な根来衆の津田監物(算長)。
ドラマでは、武田軍に鉄砲をもたらす役で登場するようですが、テレビ
ドラマは確か民放のスペシャルドラマに次いで2本目、それが大河と
言うのが凄い。
ま、蜷川さん舞台を見ているファンからすると、「ペリグリーズ」と
「タイタス・アンドロニカス」それぞれのタイトルロールが共演なんて
豪華過ぎ〜って感じですが・・・・

<補足>
りかるどさまのコメントで思いついて、鋼太郎さんの劇団AUNのサイトを
確認しましたが、どうやら30回(29日)と33回(8月19日)にご出演の
様です。
いや~29日は出番の少ない、今井朋彦さん演じる小笠原長時も
出演なので、かなり楽しみです。
本当に今年の大河は男優陣が異常に硬派で異常に重厚で
異常に魅力的です。

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2007.07.17

<<100万アクセス突破>>お礼

いつもおいでいただき、ありがとうございます。

このブログを開始したのが2004年なのでもう3年ちょっとになりますが
なんとびっくり、先ほどで通算100万アクセスを突破したようです。
自分でも本当にびっくりです。途方もない数字で驚いています。

毎回区切り目の書き込みの時に書いていますが、このブログ、デザインも
ほとんど変えてませんし、地味だし、写真も滅多に入れないし、トラックバックも
なし、コメントも許可制ですし、書いている事もファンだと言いながら平気で
激辛エントリーを書いてしまうので、これほどとっつきにくいブログもないだろうと
思うのですが・・・・

ともあれここにささやかなご報告かたがた、おいで頂いている皆様に
深く御礼申し上げます。
今後も余りスタンスは変わらないと思いますが、こんなブログですが
お気に召せば、またお立ち寄りください。

かのこ拝。

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「THE BEE」(ロンドンバージョン)を観る

シアタートラム。
約1カ月前に日本バージョンを見ていたので、比較しつつ見る感じに
なりました。
流れの速い芝居なので、左右の字幕はあまり見なくても流れが判った
のは助かりましたね。

セットは日本バージョンよりも具体的。
床は畳のような線の入っていて、赤いライトが当てられている。
正面の壁は「NINAGAWA十二夜」と同じく、ライトの入り方で反射したり
透けたりする鏡面。そこにテレビやラジオ、ドアが付いている。

見ている私が日本人なのだから、日本バージョンは台詞で、ロンドン
バージョンは主に動きで楽しめるのかなと予測していたのですが、実際には
意外にも動き的には明らかに日本バージョンの方が、シンプルながら非常に
身体能力に長けた役者が揃っていたので視覚的に楽しめた一方、ロンドン
バージョンの方は、セリフ自体より、セリフが語られる語り口(百々山とかは
明らかにごつごつしたしゃべり方だし、小古呂の妻はキンキン声でと
そういうところが楽しめた感じです。

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映画「リチャード三世」&「殺人狂時代」

「国盗人」観劇スケジュールもすべて終了したので、気になっていた
関連映画2本をTSUTAYAでレンタルして週末に見ました。

1本は、かのローレンス・オリビエがタイトルロールを演じた「リチャード三世」、
(1955年版)そしてもう1本は「♪一人殺せば悪党で、百万殺せば英雄だ~」と
「国盗人」の中で悪三郎どのが気持ち良さそうにうそぶいていた名文句の
オリジナル(出典)、チャップリンの「殺人狂時代」。

「リチャード三世」の方は全く正統的解釈と演出。但し、論理で全てを
割りきろうとしたのか、呪いのシーンは殆どカット、従って女性の存在感が
異常に薄く、「国盗人」で漂っていたほの暗い中世的な部分と一種
異様な雰囲気がゼロでした。
また、ラスト近く、リッチモンドとの戦いの前夜、確かに亡霊たちは
出現しましたが、その後のリチャードのセリフには(字幕だけかも知れ
ませんが)、「良心」についての部分が無かった気がします。
やはり悪人の滅びの美学をメインテーマに据えたピカレスクロマンに
まとめるなら、今更「良心」なんて言葉がリチャードから出るのは不都合
だったのかも知れません。
何より演じているのがローレンス・オリビエですから、「醜い」と言う
のがさっぱり説得力に欠け、そりゃあアンも口説かれるわと妙に納得
してしまった程。

さて「殺人狂時代」。
実は何をいまさら、なんですが、私は何故か今までチャップリンの作品を
名作と知りながら、きちんと最初から最後まで見た事がなく、今回が
初見でした。

問題のセリフは最後の最後、悪事が露見し逮捕された主人公が、牢の中で
語るところで出てきました。オリジナルは字幕では

「一人殺せば悪党で、百万人殺せば英雄だ。数が殺人を神聖化する」

しかし己の都合(この映画では他人の財産をものにする)のために、赤の
他人をまんまとだまし、都合が悪くなるとあっさり殺すという、この映画の
主人公を、喜劇王と言われるチャップリンがニコリともせずに演じているのが
一層不気味ですが、こういう、自己中心的な犯罪って、当時は戦争や
独裁者を批判していたのだと思いますが、今となっては逆にものすごく
(不幸な事に)身近になってきているのですよね。

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2007.07.16

07年上半期の舞台ベスト10

今年は前半だけでも結構色々なジャンルの舞台が見られた
ので、ベスト10をちょっと考えてみたのですが、なかなか
悩みました。
ベスト5は選ぶのは楽なのに、10となるとあれこれあって
という感じなんですね。

とりあえずこんな感じです。
(1)「THE BEE」(日本版) シアタートラム
 とにかく短時間であれだけ濃密な舞台は私には衝撃でした。
 特に年齢を言ってはなんですが、50歳超えての野田さんの
 身体能力には驚くばかり。相性悪いと思っていた野田さん
 舞台で初めてストレートに構造としての面白さを感じました。

(2)「国盗人」 世田谷パブリックシアター
 さんざん悪口並べておいて~と思われそうですが、やっぱり
 そこはファンの贔屓。たぶんこの先1-2年はこの手の大プロジェクトは 
 ないでしょうし。個人的には演出家としての萬斎さんと、異質と
 思っていた今井さんが同じ舞台に出ていた事一つでも意義の
 大きな舞台でした。
 ま、いつかは「ハムレット」演出っておっしゃってましたが、もう
 ひとつ二つ喜劇やってからの方が良い気もしますけど(暴言)

(3)世田谷パブリックシアター10周年記念の「翁」連続公演
 +「能楽現在形」3公演
 同じ演目を違う演者で続けてみるという貴重な体験でした。
 そして「翁」では、観世榮夫さんを拝見できた事で印象に残りました。

(4)「恋の骨折り損」 彩の国さいたま芸術劇場
 正直、今年前半の蜷川さん舞台は、数は多かったですが、個人的
 には「あたり」は少なくて、出来としては松さんの熱演による
 「ひばり」が上だと思うのですが、オールメールという仕掛け、
 高橋洋くんのビローンの長セリフを間近で拝見できたという
 2点で。戯曲のだらだら感をここまで忘れさせる技はただ事では
 ありません(笑)

(5)「夏の夜の夢」 新国立劇場
 麻実さんがバレエの衣装に背中に羽をつけて走りまわるなんて
 ファンシーなお姿で拝見できたのが一番印象的、というのは冗談で
 大注目はチョウソンハさんのパックでした。
 ジョン・ケアードさんらしい、大胆でゴージャスな舞台装置も見事。
 

6位以下がなかなか厄介で、順不同で書くとこんな感じ。

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【情報】「ホリデーにっぽん」放送日変更。

今日18:10からNHK総合で放送予定だった、
「ホリデーにっぽん『人生を舞台に・蜷川幸雄と中高年演劇集団』」
は、地震関係の臨時ニュースにより、放送日時が変更になりました。

変更後の放送日程は、次の祝日であたる
9・17(月)18:10~だそうです。


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台風の次は地震

せっかく台風の影響が去って、連休最終日は各観光地やデパート、
映画館や、そしてチケットを持っていたシアターゴーアーも無事
劇場に行けるでしょうと思っていたのですが、今度は10時過ぎに
新潟地域を震源とする地震で、東北地方の新幹線を中心にまた
交通機関に影響が出ているようです。

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「NINAGAWA十二夜」を観る(1回目)

12ya
日本の伝統芸能のうち、笑いの演劇・狂言のフィールドに活躍する萬斎
さんが現代劇の役者と共に作り上げた悲劇(とご自身は言っていたけど
見てると<喜悲劇>だと感じましたが)「リチャード三世」の翻案「国盗人」を
見た翌日に、今度はシェイクスピアの演出において突出した成果を
見せ続けている演出家・蜷川さんが歌舞伎の世界に「留学」して
作り上げた、「十二夜」の翻案「NINAGAWA十二夜」を歌舞伎座に見る
なんていう、本当にすごいことが東京では起きているんですね。

という訳で、ようやく?「三茶の薔薇戦争」が終わりましたので、歌舞伎座に
初演の衝撃がすごかった「NINAGAWA十二夜」を見に行きました。
心配した台風も、午後早い時間帯には影響が少なくなっていました。

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2007.07.15

具体的すぎ(笑)

体調崩してダウンしてたおかげ?で自宅でMLBオールスター戦を
リアルタイムで見、イチローの活躍に感心してたので、
「5年122億で再契約」
記事も余りに良く判らない高額に単に「すご〜」と驚いてましたが、
ご自身の口から
「年収500万円なら弥生時代から働かないと駄目な値段」と
具体的に換算されると、喩えが判りやすかっただけに
「はぁ〜弥生時代からねぇ〜」っと絶望と苦笑と、妙にかすかに
「イラッ」としちゃいました(笑)。
とてつもなくて、ぜ~~んぜん判らない方がはっきり「他人事」で
よかったのに。
しかしそれにしても途方もない金額ですね。

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「国盗人」千秋楽を観る

最終公演を前になにかまた調整があったのか、開場が10分
遅れ、開幕も5分押し。開場待ちしていたら、グッズも最終日と
言うことで力が入っていましたが、中でも「コシノジュンコデザイン」
とふれこみの「悪三郎家猪家紋入り特製手ぬぐい」が予定より
みなさんの財布のひもが固かったのか、いきなり

『3本買えば1本には萬斎さんの直筆サイン入り』!!

になっていました。
やっぱり3兄弟だから3本なのか?(笑)しかし千秋楽にこの作戦は
ちょっとずるい・・・(笑)初日に買っていたので買いませんでしたけど。

立ち見の方も5~6人出た盛況でしたが台風の影響でか、来られなか
った方もいらしたようで、空席もポツポツ。

客席にはもうおなじみ?河合先生、そしてプレビュー初日に続いて
コシノジュンコ先生も。

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「演劇とネット」記事

14日の朝日新聞に「演劇とネット~マスコミから口コミへ」という
記事がでていました。

取り上げられていたのは、西鉄ホールの楽屋で行われた
劇団太陽族のブロガー対象の会見、舞台を動画配信するサイト
「演劇空間」、そして「Corich舞台芸術!」の3つ。

今頃、インターネットによる観客の感想サイトが多いとかに
書いている記者がびっくりしてるのもどうよ~とは思いましたけど。

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「片づけたい女たち」再演

話題になった舞台がこの秋、再演されるそうです。
世田谷パブリックシアターで本チラシ入手。

グループる・ぱる vol15
「片づけたい女たち」
作:永井愛
演出:木野花
出演:松金よね子 岡本麗 田岡美也子
10/27~11/4
シアタートラム

初演を見逃したのでぜひ見に行きたいと思います

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海老蔵さん、7月公演復帰は困難?

・・・という気配の情報がスポニチに出ました。
どうやら本格的治療のために帰京されたようですし、「足の裏の
裂傷」は結構な重傷のようです(15針縫ったらしいですしね)

結果論ですが先週万難(って大げさですけど)を廃して?日帰り観劇して
きて良かったです。(何回も書きますが、仁左衛門さんの与兵衛はこの
機会に見たいとはまだ思っていますけど)

しかし、成田屋さんは海老蔵の襲名の時に団十郎が最初の数日だけ
出演してあと闘病生活に入られたのも記憶に新しいですし、いろいろ
大変ですね。

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2007.07.14

デジタル放送のコピーワンス制限緩和措置。

デジタル放送番組は画質は良いし有難いながら、何がネックって、やはり
例のメディアへのダビングが1回限りと言う厄介なコピーワンス制限に
尽きるのですが、やっと利用者利益優先と言う事で、10回までokになる
ようです。(しかしなぜ10回なのかは疑問)
しかしいざなったとしても、やはりそれ対応のレコーダーに買い替え
ないと駄目だそうで、「地デジだ〜っ」と一気に買い換えた人の中には
「だったらそう言ってくれたら待ったのに」的愚痴が出そうな気も
します(我が家が見事にそれ)。

これに限らず完全移行までに、まだいくつかこういう変更やら出そうで
「結局いつ買えばいいのやら」煩悩は続き、メーカーの「飯の種」は
尽きない仕掛けなのかも。

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蜷川さん出演「徹子の部屋」

やっと録画を見ましたが、思ったより雑談でした(笑)
つい最近出た、小栗・成宮の「お気に召すまま」コンビの映像とか
映ってましたし、また「ゴールドシアター」の稽古風景などの映像も
ずいぶん使われていましたし、「エレンディラ」にフラミンゴやラバを
出そうかみたいな話(あ、「お気に~」に出ている羊の話もしてましたっけ)
をしつつ、ちょっと宣伝でしたけど、あとはなぜか賞でもらった現金の
話とかで徹子さんと二人で妙に盛り上がってましたね
そうそう実花さんについて20年くらい前に蜷川さんが出たに語っていた
映像が出たり、Tシャツに思いついた絵を描くのがストレス解消とか
とりとめのない話でした(にしても、ジャケットの裏の生地の模様が
凄かった!)

やっぱり本人が言っている通り、素で話をするのは苦手なんでしょうか。

にしても、やっぱり「今年は11本演出」と言ってましたが、
数えなおしてみても

(1)コリオレイナス(2)ひばり(3)恋の骨折り損(4)藪原検校
(5)船上のピクニック(6)十二夜(博多座・歌舞伎座)(7)お気に召すまま
(8)エレンディラ(9)オセロー(10)カリギュラ

まだ10本。「十二夜」を2本と数えるのか、あるいは「コリオ」イギリス公演を
別カウントするのか、あるいはまだ何か未発表のものがあるのか・・・?
うううううう~~~ん。
あと日程的に入りそうなのは12月だけですが、コクーンはもう野田さんの
「キル」が1月いっぱい入ってますし、ニナガワカンパニー公演とか・・?

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台風接近。

まだ中心は九州ですが、この分だと明日あたりは関東地方にも
台風の接近は避けられそうもありません。
今日は「国盗人」千秋楽。
現在の予報では夜の部の終わったあたりから雨が強くなるようです。
この日のために遠くからおいでになる方もいらっしゃると思います。
今のところ、雨も風もたいしたことはありませんがどうぞお気をつけて。

台風と芝居、というと、数年前に「ヴェニスの商人」を珍しく劇団四季に
見に行こうとチケットを取ったら当日がすごい台風でとても行けそうに
なく、当日劇場に電話したところ、大変丁寧に対応してもらえて
別日に振り替えることができたことがあります。
何度か見ていながら言うのもなんですが、芝居単体としてはあまり
相性が良くない(すいません)劇団なのですが、窓口対応というか、
こうしたオペレーションに関してはとにかく隙がなく、安心してチケットを
買えるという部分で素晴らしい劇団だと思います。

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「七月大歌舞伎」(昼の部)を観る(大阪・松竹座)

Shouchiku_za
今月は実は結構な「歌舞伎月間」で、もちろん大本命は歌舞伎座の
「NINAGAWA十二夜」ですが、国立では「歌舞伎鑑賞教室『野崎村』」が
あり、そして大阪・松竹座では、松嶋屋一門に東京から海老蔵が
加わっての「鳴神」「渡海屋」そして「女殺油地獄」など、魅力的な
演目が並ぶ「七月大歌舞伎」とあって、悩んだ末に大阪は週末に日帰り
強行観劇をしてきました。
(おかげで週なか、凄い風邪に見舞われる羽目になりましたが・・・)

実は10年前に今の松竹座ができた時から近くは通っていたのですが
入るのは今回が初めて。
入ったところはロビーのみ、全階エスカレーターで上がりますが、若干
幅が狭いので効率は悪い感じ。
さらに1階上がったところはまだ売店ロビーのみで、感覚としては3階に
あたるところが1階席。
とはいえ、やはり新しい劇場、バリアフリーに対する配慮、休憩スペース
化粧室、ロッカー類の充実など、歌舞伎座の建て替えもむべなるかなと
言う実感がします(演舞場もいつもそうですが)

恒例3階席でしたが、大変視野が広く見え、またこれは今回の役者さんの
おかげなのかも知れませんが、大変台詞が明瞭に聞こえて快適な観劇
でした。

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仁左衛門さんの与兵衛が見られる貴重な機会、とはいえ・・・

今月、大阪の松竹座で昼は「鳴神」と「千本桜」の「渡海屋」の義経、
そして夜は仁左衛門丈の教えを受けて、初役で「女殺油地獄」の
与兵衛をやるというので話題になっていた成田屋の御曹司、海老蔵さん、
なんと公演中の劇場の風呂場で転んで足をガラスで切ったとかで
(ニュースソースはyomiuri onlineなど)、13日の昼の部最後の「渡海屋」
から代役を立てての休演となったようです。

実は日曜日に無理をしたばっかりに、月曜の午後から体調を崩して
完全に2日ほどダウンしていたので、アップが遅れていた感想を
書こうとパソコンを立ち上げたら、なんとびっくり、このニュースに遭遇。
そう、日曜日に無理して強行日帰りして、その昼の部見てきたばかり
だったんですよねえ・・・

で、松竹のサイトを見ると当面、代役で海老蔵さんの回復を待つようですが
その代役がまたすごい。
鳴神は愛之助。これで、この方、昼夜全演目に出演、鳴神の次の「橋弁慶」
も主演みたいなもの。夜の「鳥辺山心中」も主役、昼最後の「渡海屋」は
相模五郎で、「女殺」では殺されるお吉の夫・豊島屋を演じるんですから
ある意味、愛之助ファンにはたまらないかも。

しかしもっとたまらないって言えばたまらないのが、筋書きで「もう
年齢的に無理だから自身ではやらない」とおっしゃっていた与兵衛
仁左衛門さんが代役の期間だけとは言え、なさるというのは、ファンに
とっては逆に垂涎ものではないでしょうか。

もちろん、一日も早い海老蔵さんの回復を祈るばかり
何しろ、今年は歌舞伎はもちろん、秋にはコクーンでの長塚圭史演出の
現代劇「ドラクル」主演予定もありますし。
(なんでもそのために今20キロ近くの減量中だったというのですが・・・)

ちなみに、「渡海屋」の義経の代役には若手の薪車さんが大抜擢。
この方、門閥外から入って竹三郎さんの芸養子になり、薪車を05年に
襲名したばかりの若手。
ちょうど今配布中の関西の能楽関係中心の伝統芸能系フリーペーパー
「KENSHO」にインタビューが出ていますが、なかなかの美男子です・・

で、予定通りの配役で観た感想は別項にて。

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2007.07.13

6月上演のコクーン歌舞伎「三人吉三」、9月にWOWOWで

放送予定が出ていました。
歌舞伎チャンネルで、大阪の扇町公園でやった時の「平成中村座」公演は
見た記憶がありますが、コクーン歌舞伎がオンエア、それもこんな直ぐの
タイミングでと言うのは初めてかも(単に失念してるだけかな?)

そう言えば先日車で通りかかった時、世田谷パブリックシアターのある
キャロットタワーの横の道に、大きな放送車が駐車していました。
ひょっとして「三茶の薔薇戦争」こと「国盗人」もいつかテレビ放送
あるのかなと、ちらっと期待していますが、単なるパッケージ化用かしら…

<補足>
確実な情報ではありませんが、「国盗人」、どうやら某公共放送の
録画が入ったようです。
最近某公共放送のオンエア、意外にすぐなので(現に今も、まだ
公演が終わったばかりの印象の5月の文学座アトリエ公演
「ぬけがら」をやってます)、ひょっとすると・・・・・・???

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2007.07.12

「国盗人」日本経済新聞評

エンタメ面も少ないし、もう出ないかと思った日経新聞でしたが、
意外にも12日付け朝刊最終面(文化面)に
『「リチャード三世」の喜劇的側面を浮彫りにした演出』
としてコラム風囲み記事になっています。

通勤の電車の中で、日経新聞を読んでいるサラリーマンを
今日も当然何人も見ましたが、そのたびに「最終面も見逃さ
ずに見て~」などと今日だけはやたらと思ったりしましたね(苦笑)

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2007.07.11

「国盗人」「お気に召すまま」新聞評

東京公演があと今日を入れても4日しかない段階で出る新聞評
には、タイミングの遅さを強く感じますが、ともあれ「国盗人」評が、
やっと讀賣新聞11日夕刊(東京本社版)に出ました。
朝日に比べると、演出家としての萬斎さんについて触れてあり、
全体に好意的な感じです。

一方、同じ紙面に早くも「お気に召すまま」評が出ました。
写真で分かるのは、小栗オーランドが黒髪と言う事
(初演は金髪でした)。
評はこちらの方が、素人に言われたかないでしょうが、とても物足りません。
何よりこれが配役を一部変えた再演と言う視点が全く置き去りに
されている事で、他プロダクションとの比較より、初演との比較が
こうした場合の物差しになるような気がするのでなんだかスカスカ
した瓜類を食べているような感じがして残念。

同じ讀賣新聞には9日から今日まで、「讀賣演劇大賞中間審査」の
報告がでていました。
作品、役者、演出&スタッフのいずれのカテゴリーにも野田さんの
「THE BEE」が入っていたのが目立ちました。
こちらもちょうど日本人キャスト版の公演が終わったところでの記事
掲載でしたね・・・

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2007.07.10

見慣れてから見る以前の配役。

「国盗人」を見慣れてくると、『夢を見ました』で括られることになる
クラレンス→右大臣→理知門の流れとか(ダービー伯スタンリー卿の
妻の連れ子がリッチモンドだからある意味当然ですが)、4人の女の
呪いの結合とかもちろん「影法師」の有無の問題とか、何より、客席を
市民に見立てる2幕冒頭のシーンなど、これが決定版じゃないだろうか
などど、身びいきに思いこみ始めたりしてる訳ですが、こう見慣れてから
これまでの上演の配役を見ると、なるほどねえなどと妙に感心したり
するので、結構おもしろいものです。

ちなみに、比較的最近の上演の、2003年・日生劇場での市村版の
配役を見てみるとこんな感じ。

市村正親  :リチャード三世
香寿たつき :アン      
瑳川哲朗  :バッキンガム公
高橋長英  :クラレンス公

松下砂稚子 :マーガレット
東 恵美子 :ヨーク公爵婦人
夏木 マリ  :エリザベス
 
菅生隆之 :ヘイスティングス卿
妹尾正文 :スタンリー
飯田邦博 :イーリーの司教
鈴木 豊 :リッチモンド

女性陣がすごい。っていうか、この4人分をひとまとめで
やってる白石さんがすごいと言うべきか。
そして菅生さんのヘイスティングス卿は、「テラ・ノヴァ」で
今井さん演じるスコットのライバルのアムンゼンを豪快に演じた方。
スタンリーがリッチモンドの義父で、イーリーの司教は原作では
リチャードから「いちごを所望」されちゃう人なので、この二人で右大臣。
いずれもなるほどのキャスティング。
注目すべきはリッチモンドを演じている鈴木豊さん。
前からリッチモンドの出方が「ハムレット」のフォーティンブブラスに
似てる!と思っていましたが、鈴木さんってそれこそ萬斎さんの
「ハムレット」でフォーティンブラスをやってるんですよねえ。

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ゴールドシアター特集ドキュメンタリー

18時台のローカルニュースでたびたび取り上げたりしているので
きっとドキュメンタリーとか作ってるんだろうと思ったら、やっぱり出ました

6/16(月)ホリデーにっぽん
総合:18:10~18:45  
『人生を舞台に 蜷川幸雄と中高年演劇集団』

そして明日12日の「徹子の部屋」の蜷川さん出演も確定。

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2007.07.08

「国立劇場 歌舞伎鑑賞教室『野崎村』」を観る

福助さんが意外にも初役でお光を演じているのが気になって
いたのですが、団体が、それも高校生とかが学習の一環として
見に来るのがやたらと多いので、落ち着いて見られなかったら
いやだなあとかどうしたものかなあ~と思って、チケットを買うのを
躊躇していたのですが、結局窓口まで行ったら、バラバラの空席が
一番多かったのが3階で、バラバラということは個人客が多いのでは?と
推測して3階席を購入。

なんと1500円!!!

安い!!
で座ってみたら、歌舞伎座の3階A席ほどの視野で、予想どおり
周りは個人客ばかり。
すっきり集中して見ることができました。

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「金刀毘羅宮 書院の美」展を見る

Konpira1
東京藝術大学大学美術館。

応挙、若冲、岩岱(がんたい)の3人のものを中心とした
金刀毘羅宮の書院に画かれた障壁画の作品を、その良さを
より効果的に伝わるように、もともと建っている書院の作りを
できるだけ再現して、本当に部屋にいるよう感じられるように
立体的に展示されているのが最大の特色。

目玉は有名な応挙の「水呑みの虎」と若冲の「花丸図」。
もちろん若冲ファンとしては「花丸図」、大いに期待したのですが、
実際に来ていたのは襖にして2枚分、残りの部分はデジタルコピーで
再現されていただけで、「和楽」や「家庭画報」最新号に出ている
ようなまるでヨーロッパの装飾のような強烈な細密画のイメージが
再現されていなかったのが残念。

なにより、「立っているように再現した」のが売りなのに、一部
そうでない立て方をしているところがあって、混乱しちゃいました。
(菖蒲の間のところがそれ)

ま、それでもぺな~っとガラスに平らに並べているのを見るのとは
見え方がずいぶん違っていて、面白かったですねえ。

地下に奉納された絵馬などが展示されていました。

そうそう、同じ会場で広重の「名所江戸百景」が展示されていました。

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「恋の骨折り損」「リチャード三世」、映画の配役。

世田谷パブリックシアターに行く回数が増えると、自然同じビル2Fの
TSUTAYAに行く回数も増え、三茶TSUTAYAは結構なアイテム揃って
ますし、観劇のためにまた来ると思うと手が伸びてろくに見る時間も
ないのについレンタルしてしまいます。

今回みつけたのは、「国盗人」出演中の今井朋彦さんと大森博史さんが
揃って出演していた、03年に今はなき赤坂シアターで上演された
藤原竜也くん主演の舞台「エレファントマン」、そしてアル・バチーノが
タイトルロールを演じつつ、そのメイキングが同時進行するドキュメンタリーと
言う仕掛の「リチャード三世」もの「アル・バチーノのリチャードを探して」 (96年) 。

「リチャード三世」の配役がなかなかで、クラレンスがアレック・
ボールドウィン、アンがウィノナ・ライダー(!)、そしてバッキンガムが
ケビン・スペイシー(「アメリカン・ビューティ」でオスカー獲得)。

また借りはしませんでしたが、間もなくオペラ「魔笛」を映画化と言う
大胆な作品の監督もしている、しかし基本は稀代のシェイクスピア
マニアクリエイター、ケネス・ブラナーが監督している「恋の骨折り損」
(200年)のDVDも発見。
主演も兼ねるケネスが演じているのが、王ではなく、ピローン
(蜷川さん舞台で高橋洋くんが演じてました)と言うのが、個人的には
ツボでした。

勢いで「リチャードを探して」を見ましたが、いや~下手に?
今、セリフやシーンの記憶が新しいだけに、面白かったですねえ。

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来月の「歌舞伎チャンネル」、<芸を生きる>に芝のぶさん登場!

「歌舞伎チャンネル」の放送は舞台中継がメインですが、役者さんや
裏方さんなどからたっぷり一時間、鈴木治彦さんがインタビューをする
「芸に生きる」は他では見られないこの番組ならではの企画です。

その8月に、ついに芝のぶさんが登場。
「研辰の討たれ」の金魚や、私などはジョナサン・ケント演出、萬斎さん
主演の「ハムレット」のオフィーリアも思い出しますが、現在、国立劇場の
「歌舞伎鑑賞教室」で「野崎村」のお染で出演中。

これは楽しみです。

歌舞伎チャンネルの公式サイトはこちら

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2007.07.07

「狩野永徳展」、京都国博お得意の刺激的惹句

当時メジャーでなかった「若冲展」を開催、さらに知る人ぞ知る、
個性派絵師・曽我簫白の展覧会をやる時には

『円山応挙がなんぼのもんじゃい』

と知名度の高い同時代人の名前をひっぱり出して、主役を
ちゃっかり宣伝する、なかなか挑戦的・刺激的な惹句で話題作りをする
あたり、国立の割になかなか胆の座った京都国博ですが、秋の
「狩野永徳展」の惹句もなかなか刺激的。
またも知らない人の居ない超有名人を引っ張りだす作戦で、いわく

『信長、秀吉が愛した怪物絵師、この秋、京都に降臨』

開催は10/16〜11/18
京都国立博物館
詳細はこちら(公式サイト。8/1スタート)

今のところ一番目立つ文字は
<会期30日間、京都1会場のみ(東京巡回なし)の限定展覧会です。>
凄い強いアピールを感じる・・・

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東京ミッドタウンで能狂言。

茂山家と万作家が同日に出演で、しかもシテ方、囃子方も超豪華、
ここまで大規模(派手ともいうかな)なのは、久しぶりかもしれません。

オープンしたばかりの東京ミッドタウンの芝生広場で能狂言が
2日にわたって行われるそうです。

ファンとしては1日目を見たいですが、2日目の「葵上」は、青女房を
出して「車争」を見せる演出とのことでこちらも魅力的。
それにしてもこれだけのメンバーがこの日に揃って出る(特に囃子方)
というのがすごすぎです。

ただし、開催が野外だそうですが、この9月中下旬は東京近辺は
台風が来易いいわゆる「台風シーズン」、天気が気になるところです。
(雨天中止)

『第1回 東京ミッドタウン能狂言』

<第1夜 9/19(水)19:00>
★大蔵流「三番三」
     三番三 茂山 正邦
     千歳   茂山 茂
     笛    一噌 幸弘
     大鼓   亀井 広忠

★狂言(大蔵流・茂山家)「仁 王」
     何某A  茂山千五郎
     何某B  茂山千三郎

★狂言(和泉流 野村万作家)「蝸 牛」
     山伏     野村 萬斎
      主     高野 和憲
     太郎冠者  石田 幸雄

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2007.07.06

「国盗人」気になるセリフ。

このあいだ、ポストトークで河合先生が、白石さんが演じているのは
冒頭と最後の女プラス劇中の4役、さらに最初の杏のセリフは
「ハムレット」のオフィーリアのセリフだと言ってらして、なるほど~と
思ったのですが、さすがに5回!も見るとそのほかにもいろいろ
気になるセリフが出てきます。ほとんど重箱の隅状態なのですけど。

まずは前に書いた、久秀の辞世の句のこと、そして次が左大臣が
悪三郎に王座を取らせるのはどう?と太郎冠者に探られて
「そんなことならこのゴマ塩頭を切り落としていただきたい」と
自分の首を中啓でぽんぽんと叩くのですが、このセリフも似たような
のを「ハムレット」で聞いたなあと思いだしたのです。

で、オフィーリアのセリフを探すついでに河合先生の「ハムレット」を
ひっくり返してようやく見つけました。ハムレットの乱心をポローニアスが
王・王妃に報告するところで、「間違っておりましたらこれとこれ
(首と体)を切り離していただきたい」と言ってました。芝居では
壌さんが、やはり首をポンポンと叩いていたので連想したのかも
しれません。

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2007.07.05

「伊右衛門」CMに野田秀樹さん出演!

サントリーの名物CM「伊右衛門」の宮沢りえ&本木雅弘のコンビの
ところに訪ねてきて、おいしそうに氷出し碾茶を飲んでいる客の横顔を
見て、すぐにピン!ときました。
雰囲気は見事に大河ドラマ「新選組!」の勝海舟さん、の野田秀樹
さんでした。
かつて本木さんは大河ドラマで、タイトルロールで慶喜役を演じた事が
あるので、なんだか隠居した慶喜(実際、大政奉還して若くして<老後>を
迎えた慶喜殿、ものすっごく長生きしましたし)vs勝みたいで不思議でした。

でもやっぱいどちらかと言うと
「りえさんに次の舞台に出演して頂きたいのでお願いに」
来た野田さんぽかったかな(笑)

公式サイトはこちら

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「国盗人」を観る(5)田中傳左衛門さん&萬斎さんポストトーク付き。

客席に万之介さんをお見かけする。

プレビューからカウントするとそろそろ東京公演の回数も半ばです。
みなさんよくまああれだけしゃべりまくり(特に萬斎さんは毎回
思いますが、発声方法が現代劇の役者さんと明らかに違って
トーンを変えるのに喉を絞るので、声が枯れるのではと思うのですが)
狭い割に出入りの数の多い、厄介そうな舞台を縦横無尽に走り
まわって怪我の一つもされないものです。
(今日、市長殿が手前の階を後ろ向きで降りるときにちょっと
バランスを崩し、足もとにいた市民役二人に、本気で支えられて
いましたっけ)

しかし、こうして数回見て思いましたけど、主役がこれだけ極悪非道の
事をやっていて違和感ないっていうのが、不思議というか、さらに
それを萬斎さんがやっていて、ファンとしてはあまり酷い役はやって
ほしくないという心理があるわけなのに、違和感がないっていうのが実に
面白いですね。
確かに萬斎さん10年来の念願の役だと言っていただけあるな、なのかも
しれませんが、ま、元の「リチャード三世」の本の面白さとして、観客を
味方に引き入れてしまう(萬斎さんいわく「観客も共犯関係にしてしまう)
仕掛けが上手い、そしてま細かいことなんでしょうけれども今回の
訳における「悪人になるしかない」というのが、最大のエクスキューズに
なっているような感じがします。

ただし、日に日に4人(正確には5人か)の個性の演じ分けに凄味が
出てきた白石さんに比べると悪三郎は突っ走り方のテンションが一定
なので、出ずっぱりの割に白石さんに圧倒されがちになってきている
気もしなくはないですが・・・・


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「カリギュラ」キャスト。

主要三人(小栗くん、勝地さん、長谷川さん)以外の出演者が
発表になりました。
前回ここに公演情報を載せた時にも書いていた、気になるセゾニア役
ですが、女性のキャストで追うと、若村麻由美さんということになります。
ちょっと年上、というよりずい分姉さんな感じで、なんだかこのまま
「マクベス」でもやる?っていう感じもしますが、まさか月川さんってことも
なさそうなので、若村さんで堅い気がします。

そのほかのキャストも魅力的。
横田栄司 月川悠貴 廣田高志 塾 一久 青山達三 磯部 勉 
若村麻由美

秋は高橋くんのイヤーゴーのためにさいたまに馳せ参じるつもりでしたが
横田さんはじめ、翌月のコクーンがこう役者が揃うとなると微妙ですねえ・・・・

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「NINAGAWA十二夜」再演、そして「お気に召すまま再演」

今は「国盗人」「国盗人」〜と叫んでますが、実は7月も怒涛の観劇
スケジュール。
中でも蜷川さん演出はコクーンで「お気に召すまま」の再演、歌舞伎座で
「十二夜」こちらも再演と完全に日程が被っていて、しかも「十二夜」は
歌舞伎の全く会社員の事を配慮しない開演時間の関係で(11時と16時半
開演)平日どうしても観にいけないので、土日限定。初演の時はさほど
ではなかったんですが、評判が良かっただけに、今回はチケット取りが
なかなか大変でした…。

その「十二夜」、4日の「はなまるマーケット」に菊之助さんが出演、
また5日の産経新聞と毎日新聞(夕刊)にインタビュー掲載と、いよいよ
開幕間近。

今回主要キャストのうち、安藤英竹のみ松緑さんから翫雀さんに変わる
ので色あいが随分違うでしょうし、全体も見直すようなので、また
楽しみです。

偶然ですが、「お気に召すまま」もこちらも軽妙な道化・タッチストーン
だけが初演の菅野菜保之さんから田山涼成さんに変わるので、これ
もどうなるか楽しみ。そしてやはりジェイクイズ役で、また「喋りまくる」
高橋洋さんが見られるのが何よりです。
そして今回最大の問題は、またまた上演時間が長いらしく、なんと開演が
コクーンが珍しく18時半だと言う事。
うっかりするとギリギリになりそうで、今からヒヤヒヤです。

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「身毒丸」やっぱり日本公演あり。

アメリカ公演は聞いてましたが、やはり出ました、凱旋公演!
やはり白石さんと藤原くんの鉄壁の組み合わせです。

「身毒丸」
2008年3月7日〜4月10日
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

前売りは10月から。

パブリックシアターでもらったチラシより。
なお、2001年に「ファイナル」と謳って公演したはずなのに
という突っ込みを跳ね返すためか、チラシにはタイトルと同じ
大きさの活字で「復活!!」と書いてあったのにはちょっと
笑ってしまいました。

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「せりふの時代」夏号

発売中の雑誌「せりふの時代」(小学館)夏号に、特集「公共劇場の
これから」と題して、先般世田谷パブリックシアターの「レクチャー2007
『日本の公共劇場を考える』」の一環として開催された、串田和美さん、
松本小四郎さん、そして萬斎さんの鼎談の様子が採録されています。

また連載されている篠井英介さんのエッセイも秋の「欲望〜」に関する
部分、北村和夫さん、有起哉さんにかかわるエピソードもぐっときました。
そうそう、鴻上さんの新劇団の話も出ています。

詳細は小学館サイト、こちらから。

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(補足)7月のNHK演劇放送

抹茶みるくさまよりのNHKの演劇放送情報をさっそく雑誌「Lock at Star」
最新号で確認しました。

予定につき変更があるかも知れませんが、BS2の「深夜劇場へようこそ」枠で、
(毎週金曜日 24:05~ つまり土曜日ですね)こんな感じです。

20(金)・・・・栗田さん演出
       「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ『マクベス』」
27(金)・・・・蜷川さん演出
       市村さん版「ハムレット」

個人的には今丁度翻案「国盗人」を上演中なので市村さん版なら
「リチャード三世」を見たいかも。DVD買い渋ってるものですから・・・

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「にほんごであそぼ」『夏草や〜』編

萬斎さん出演の「にほんごであそぼ」、今朝は袴姿の萬斎さんによる
「夏草やつわものどもが夢のあと」の小舞が放送されました。

この番組もリピートと新作が混ざって放送されているので、ひょっとしたら
これも前に放送されていたかも知れませんが、ちょうど上演中の
「国盗人」の世界観の表現にこの句が使われているので、上手く
リンクしている気がします。

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シアターテレビジョンで萬斎さん特集。<7/5補足・一部改>

7月のシアターテレビジョンでは、萬斎さんが監修した
能を元にした「AOI/KOMACHI」の再演が放送されていますが
その冒頭に萬斎さんのインタビュー、舞台放送の後に、
「演出家・野村萬斎の仕事」という短い番組が放送されています。

インタビューでは芸術監督としてのあれこれ、後半のミニ番組では
これまでの世田谷パブリックシアターでの上演作品のダイジェストが
放送され上演中の「国盗人」の映像、さらに28日に行われたばかりの
ポストトークの様子までオンエアされたのにはびっくりしました。

そうそう、その前に放送された「AOI/KOMACHI」ですが、
トラムで見た初演とは雰囲気がかなり違っていました。
初演のトラムから劇場をパブリックシアターに移したということで
ずいぶん演出が変わった(+海外公演をやった)気がします。
ちょうど世田谷パブリックシアター10周年公演「翁」と時期が
重なっていて、そちらに集中していたので見そびれていたので
そのあたりを興味深く拝見しました。
特に長谷川博巳さんって、初演の時はまだ本当に新人さん
という雰囲気だったのですが、今回見ると「オーラ女優」麻実
れいさんを相手に一歩も引かずに演じている感じがしました。
この秋、蜷川さんの「カリギュラ」にも出演ですし、楽しみです。

放送はリピートあり。
シアターテレビジョンのサイトはこちら

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勘三郎の「平成中村座」ニューヨーク公演は英語セリフありで。

そういえば、勘三郎さん、春先から英会話学校のテレビCMに出ているなと
思っていたのですが、これと直接関係があるか分りませんが、ついにこう
きたか、です。

今回はニューヨークのエイブリー・フィッシャーホールで(16~22日/11公演)、
ワシントンのワーナーシアターで26日に公演を行い、そのうちのニューヨーク
での「法界坊」に英語セリフが出てくるそうです。
(もう一演目は「連獅子」。ワシントンでは「勧進帳」「身替座禅」)

でも例えば日本人が本場のオペラの来日公演があると勇んで劇場に
でかけたら、向こうの役者さんが全員日本語で演じていたら、どう
でしょうか?せっかくだったらやっぱり原語で演じられるの見たいと思ったり
しないものでしょうか?
そのチャレンジ精神はすごいと尊敬はしますけれども。

ニュースソースはサンスポ、あるいはスポーツ報知


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演劇を携帯で動画配信。

・・・だそうです。
携帯電話向けに情報配信をするアクセルマークという会社が
「SheTV」などに演劇番組を供給しているテアトルプラトーと協力して
中小の劇場で上演 された演劇作品を携帯電話に配信するシステム
で、最初配信するのは劇団「ハイリンド」の 「牡丹燈籠」と劇団「弾丸
MAMAER」の「からっぽう」の2作品。

ニュースソースはNIKKEI NET

気軽に見られるようになるのは確かに遠隔地の方、時間を取りづらい方に
は朗報でしょうが、でも演劇ってやはり全く知らない人たちと隣あって
もちろん役者さんとも同じ舞台空間を共有するというのに、やはり
最大の魅力があるようにも思うので、そのあたりが難しい気もします。
すでにパソコン向けに配信というのも、テレビでの放送というのもあって
もちろん同じ論理ですが、携帯となるとよりパーソナルな感じがします。

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<失望>役者さんのマナー?あるいは矜持について。

ファーストフード店に入ったところ、隣りのテーブルにやけに声の通りの
良い二人連れ。
見ると幾度かお見かけした事のある役者さんが二人。
何しろ真横、何しろ役者さん、声の通りが良すぎて嫌でも話の内容が
100%聞こえてきて、どうやら程近い劇場での公演後の一息の
様子と判りました。

しかし、「仕事」の後の軽い、いわば一種のランナーズハイなのか、
自分たちの演技についての互いの意見の交わしているだけなら良かったの
ですが、話はたちまちエスカレートし、周囲に私も含め、普通の客がいると
いうのに、遠慮や気づかいをするどころが益々大声で、私も名前は知って
いる演出家を呼び捨てに、悪口雑言をガンガン言い出したのには
本当にびっくりしました。

演出を「大ざっぱ」「いい加減」と断言し、「あの演出方法をまたやれって
言われたら、物投げつけて帰ってやろうと思った」とか、さらに若手の
役者さんたちが難しい芝居を要求されているのを「ああいう大物に
逆らったら次から日本の大きなカンパニーでは仕事が来ないと思って
言われるままやってるのが気の毒で『そんな(仕事が来なくなる)ことは
ないから逆らっちゃえ』って言ってるんだ」とか、「おれくらいの役者だったら、
演技くらい自分で考える」とか・・・・

正直思い出すだけでも本当に不愉快。

確かにその役者さんたちには一つ演技に対して譲れない確信があって
演出家のやり方に対して納得できないことがあるのでしょう。
それを思うこと、そしてその意見を役者同士で交換しあい、慰めあい
力づけあう、それもプライドを持つ役者さんには不可欠の事なのかも
知れません。
でも、それを語る場所が、多くの人の集まるファーストフード店の店内と
いうのはどうでしょうか?

たまたま私がその俳優さんも名前が出た演出家の名前も知っていた
から、気になっただけで、周りの他のお客さんにはちんぷんかんぷん
だったかもしれません。
でもあれだけ大声で言っていたら、固有名詞くらいは誰かの耳に
止まっていたかも知れません。少なくとも近くにいた店のスタッフ
は判っていたと思います。

そういう「芸術論」「演技論」などの類はもっと夜遅くとかに、そういう人
たちが良く集まるような居酒屋や焼き肉屋のようなところで、少なくとも
第三者には話が漏れない区切られたスペースでやるべきことでは
ないでしょうか?

私は芝居づくりの現場のことなど一つも判りませんから、彼らの発言に
ついて、どうこうという判断はできませんが、少なくとも私はこうした
一緒に仕事をする人たちを、第三者の前で平気で貶めるような事をする
あるいは平気で内情を暴露するような事をする無神経な役者さんを、
好きにはなれそうにありません。
もちろん、役者の良しあしを道徳感倫理感で判断するのは無意味だとは
十分判ってはいますけれど。

何をどう表現するのが良いのか結構悩んだのですが、やっぱりうまく
書けていません。
ただひたすら不愉快な感覚だけが今も首筋あたりを震わせていて
その原因を自分で整理したかったために書いただけになってしまい
ました・・・・・

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2007.07.04

「夜叉が池」再演。

能関係についていつも参考にさせていただいている松風さまの
サイトにちょっと前に、このタイトルと同じようなタイトルの記事があって、
いや、そうかまだやる気だったんだわ、と思ったりはしたのですが、
やっとその詳細が判りました。

萬斎さんは今回は<スーパーバイザー>という、いかなるものかは判り
ませんが、そんな肩書きで参加されているようですが、とりあえず出演は
されないようで、正直内心やれやれと思っているのですが、他の主要
キャストも梅若さんと小林さん以外はおおかた変更になっています。
そういえば、「武士の一分」で有名になった檀れいさん、この初演が
宝塚退団後の初舞台だったんでしたね・・・

今回の公演の概略は以下のとおり。

「能楽劇 夜叉が池」
監修:梅若六郎
スーパーバイザー:野村萬斎
演出:高橋正徳
原作::泉鏡花
台本:村上湛
制作協力:狐陸(KOROKU)
製作:梅田芸術劇場

配役:                <初演>
萩原晃    湖月わたる・・・・  野村萬斎
山澤学円   小林十市・・・・・・・同じ
泉鏡花    尾上青楓   ★この役、初演にもありましたっけ?(失念)
白雪姫    梅若六郎・・・・・・・同じ
百合      牧瀬里穂・・・・・・・檀れい

牧瀬さんは確か日舞などなさっていて、前に福助さんが出た「道成寺」の
映画にも出演されていましたので、着物の演技はお手の物でしょう。

演出の高橋さんは確か文学座の若い演出家(ちゃんと演出家も
育てているところが、ここの偉いところです)で、前に文学座アトリエで
今、萬斎さんの「国盗人」出演中の今井朋彦さんが主役のスコットを
演じられた「テラ・ノヴァ」を演出されたのを拝見したことがあります。
前回は宝塚の演出をされた方だった記憶があるので、その辺は
変わるでしょうか。

でもまあ台本のあの方のままですから、おおむね全体の世界観に
違いはないかもしれませんし、おもにリアリズム演劇領域の新劇の
演出家さんが、六郎さんたち能楽関係者とどういう話をして、どんな
舞台をするのか、ちょっとだけ気になります。いろんな意味で。

公演日程
東京公演:10/2~3     ル・テアトル銀座 by PARCO
大阪公演:10/19~21   シアター・ドラマシティ

とりあえず東京の会場を700席レベルの劇場に小さくしただけでも
かなり改善ですね(前回はオーチャードホールでした)

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能楽師スタッフは「ガテン」系?

雑誌「ガテン」(リクルート)というと、「ガテン系」という分類用語が
使われたりするように、どっちかというと体力系のお仕事類の
代表的な求人誌の一つですが、その最新号(7・11号)の
『鎌倉で働く!』という特集の中で、観世流能楽師の中森貫太さんの
ところがスタッフ募集の記事を、写真入りで掲載しています。

特集ということで、普通の求人情報とは完全に雰囲気が違いますが
それにしても「ガテン」に能楽のお仕事の求人が出るというのも
なかなか不思議な感じがします。

ちなみにその情報のところがまたとてもユニーク。
余りにもユニークだったので、ちょっとだけ引用。

正式社名:観世流 事業内容:能楽の公演および伝承
募集職種:能楽師見習 仕事内容・・・舞台まわりの手伝い
このあとに給与とか、勤務時間とか勤務場所とかが出ています。
応募資格に「男女不問、セミプロから本格志向まで目指す道に応じて
観世流の稽古が受けられます」っていうのが、他の求人と一番違う
ところでしょうか。

記事には子供向けの鑑賞会や装束の扱いの写真とともに
HP更新も頻繁な貫太先生らしく、パソコンで作業中の様子が
紹介されていました。

いや、それにしても正式社名は「観世流」なんですね。

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7月末、NHKは蜷川さん大特集!

またも抹茶みるくさまから貴重な情報が!!

今月末、NHKで蜷川さんの大特集です。

★BS-hi 7/29(日) 19:00~20:50
ハイビジョン特集 『演出家・蜷川幸雄 71歳の闘争宣言 』
★BS-hi 7/29(日) 13:00~15:00 舞台「間違いの喜劇」 
★BS-hi 7/29(日) 21:00~23:30 
高齢者劇団舞台「船上のピクニック」 

(「マクベス」「ハムレット」放送情報もいただいているのですが、
 テレビ情報を検索できないので、確定できないので、補足
 入れます)

また、8/26 BS-2では
山川静夫の新・華麗なる招待席 枠でまたも「ひばり」が放送されます。
(13:00~16:40)

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「国盗人」を観る(4)白石加代子さんポストトーク付き。

客席に永井さんやら、なんと小田島先生をお見かけする。

「休演明けは変更が多いらしい」と書いたのが当たったのか、客席
開場が10分近く遅れました。

確かにライティングや細かい進行、いくつかの演出に手が加えられて
いて(特に気になっていた2幕冒頭の客席を巻き込むところでのセリフの
タイミング、そして幕切れの直前の太郎冠者の動き方など)やっぱり、そして
なるほど~さすが!と思いましたが、その演出に注力されていたせいなのか、
あるいは無駄に回数を見て慣れてしまった私の単なる思いこみなのかも
しれませんが、日曜日に会員向けで拝見した公演に比べると、主演俳優さま、
若干お疲れかしらと思うところがいくつか。
前半の王の死のあたりから一幕妙にテンポが微妙でしたし、他の役者
さんの細かいセリフミスもあったり、全体にちょっと日曜日の公演のような
ぐぐっとくる求心力を感じられませんでした。また例の歌謡ショーの
ところも弾けかたがもう一息ではなかったでしょうか?
(また厳しく書きすぎ、とご批判を受けそうですね・・・)

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2007.07.03

【情報】「国盗人」新聞評

3日付の朝日新聞(東京本社版)夕刊に、扇田昭彦氏による「国盗人」評が
掲載されています。

<補足>
松風様がコメントでおっしゃっているように、誉めていそうでちょっと微妙な
内容です。

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気になる「さくらパンダ」「∞プチプチ」「フリクションボール」

春に上野に美術展を見に行ったら途中で靴の踵がパックリと外れて
しまい、慌てて最寄りのミスターミニットを携帯で検索したら、上野の
松坂屋の中にあると言うので、出向いたら店全体が凄い混雑。
何だろうと思ったら、よりによって、改装なってリニューアルオープンの
当日で、記念のバーゲンやら、記念に登場したキャラクター「さくらパンダ」
グッズを買う人たちが長蛇の列で、私がうろうろしていたら「(購入列の)
最後尾はこちらですよ~」と勝手に誘導されそうになって苦笑いした
記憶があるのですが、その時はあれあれと思っただけでしたが、その
「さくらパンダ」、気が付いたらブログを立ち上げ、店内商品やイベント情報
告知に登場しています。

写真もですが文章もなかなか。余り行く機会のない上野松坂屋に、
思わず足を運びたくなるキュートさです。(もちろんそれが店の狙い)
(★「金刀毘羅宮書院の美」展を見に行ったついでに松坂屋に
 寄って、ちょっとのんびり休憩中?のさくらぱんだ嬢の様子を
 写真に収めてきました(笑)Kakura_panda


一方、ストレス解消の友?気泡緩衝材通称プチプチの感覚を再現した
キーチェーン型の玩具「∞プチプチ」と言うのが9月にバンダイから
発売される模様。(紹介記事はこちら
詳しい形などはニュースサイトなどを見て頂くとして、この無駄と面白さの
間を衝くあたりが実にバンダイらしい。
しかし無限に「プチプチ」出来るのは有り難いですが、あれって意外に
丸々1枚潰しきった〜と言うささやかな達成感があるから良いような気も
しなくはないんですけどね…

最後の「フリクションボール」(パイロット)は文具ファンには
「いまさら」なニュースとは思いますが、先日「がっちりマンデー」
(TBS)で紹介されていて気になっている「消せるボールペン」。
なんでも、先端部に付属の専用ラバーで擦ると摩擦に弱いインクが
消える仕掛けらしいです。消えたら困る公的な物には勿論不向きですが、
手帳の変更や参考書の書き込みなど、私的なものに使うのに便利そうです。

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2007.07.02

NHK 文楽関連番組続く。

このところ、NHKではやたらと文楽関係の番組が放送されて
います。
ちょうど6月の「日本の伝統芸能」が文楽だったこともありますが、
そのほかに、

BShiのハイビジョンステージでは6/30に 「文楽太棹 鶴澤清治」 、
その前には24日にハイビジョン特集で「闘う三味線 人間国宝に挑む 
文楽 一期一会の舞台」というのも放送されました。

そして7日の夜の「トップランナー」には、萬斎さんの「MANSAI◎
解体新書」にも登場され、また最近は「にほんごであそぼ」でも
おなじみの文楽大夫・豊竹咲甫大夫さんが出演です。
トップランナー公式サイトはこちら

<補足>
そうそう、先週末のNHK「ウイークエンドジャパノロジー」でも
文楽が取り上げられていましたっけ。

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「あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑」で舞台関係者特集。

前に、バレエダンサーとバレエの衣装制作のスタッフに焦点を
当てたものを2週続けて放送し、大変興味深く見ましたが、今度は
ミュージカル俳優と舞台スタッフをまた2週続けて放送するようです。

7日放送分は劇団四季の役者さんで、開幕したばかりの
『ウィキッド』の主役の一人を演じる沼尾みゆきさんにスポットが
当たる模様。
翌週14日分はまだ詳細は出ていませんが、おそらく大道具などの
裏方スタッフのようです。
これから仕事に就こうとする若者向けの番組ながら、私のような
単なる会社員には通常知りえない「業界の裏側」が垣間見られる
という意味で面白い番組です。

公式サイトはこちら

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「国盗人」28日のポストトーク

順番が逆になりましたが、28日のポストトークの簡単な覚えです。
毎回自由席にすると怒涛の椅子取りゲームが繰り広げられ、それを
知らない人が普通に席に戻ってくると知らない人が座っていて
びっくり、というややこしさを避けるためか、「指定席で」ときっちり
アナウンス。

まず、河合さんが(萬斎さんは衣装をとってメイク落とし中・・・)先に
登場して、簡単に説明。
まず舞台の仕掛け。舞台の両サイドの岩の壁?も一部まで銃痕が
付けられた懲り様をご紹介。
それから翻訳された「リチャード三世」本発売のちょっと宣伝(笑)

そこへ萬斎さんが劇中の戴冠式のミーティングの場面を真似て
『いや失礼、寝坊をしてしまいまして・・・』と、グッズの「悪三郎家紋入り
手ぬぐい」を手に登場(もちろんグッズご紹介)

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「国盗人」、久秀の辞世の句。

「国盗人」で、登場人物がどんどん殺されていくわけですが、その中で
久秀だけが辞世の句(実際は歌ですけど)を読んでいます。

「草枯らす 霜また今朝の 日に消えて 報(むくい)のほどは 終(つい)にのがれず」

ちょっと気になって調べてみたら、この辞世の句として使われているのは
実際に戦国時代の武将が死に際に残したもので、しかも、この「久秀」の
名前の由来になったと思われる、松永弾正久秀の主、三好長慶の
実弟・三好義賢(実休)のもの。
義賢も四国の支配を勝ち取るために、阿波の守護・細川氏を殺したという
全く、リチャードと行動を共にした松永弾正と似たような(といってもこっちが
先)立場で、しかもそれを後に激しく後悔し、こんな辞世の句を死の前に
準備していたのだとか。
兄・長慶の良い補佐役をつとめていたのが、彼の死によってショックを受けた
長慶の力も衰え、直に家来の松永久秀の暗躍が始まることになったようで
この歌、この「久秀」の辞世の句に実にふさわしいものなのだようです。

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2007.07.01

「国盗人」を観る(3) Sept会員向け公演

世田谷パブリックシアター会員限定公演。
建物の名前にちなんだのか、人参色の法被を着たスタッフが
ロビーにあふれていました。

送付されたチケットには「トークやプレゼントなど企画」とあった
のですが、プレゼントの方は入口で配られたビニール袋に
半期スケジュールと一緒にパブリックシアターの特製絵葉書が
入っていて、どうやらこれ。しかしタイムスケジュールには
普通の上演時間しか書かれておらず、さて?と思いつつ着席。
恒例のように河合先生も客席に。

そうそう、毎回配られるアンケート用紙が今回ちょっと違ってて
一番上の所に四角く囲ってこんな文章が。

「今回、前売開始後に追加で前方の席を発売することとなり、
一部混乱を来たしましたことを心よりお詫びいたします。
創作における美術デザイン上の都合によりこのような経緯に
なりましたことを何卒ご理解賜りますようお願い申しあげます」

私はさっぱりそんなこと知らなかったし、幸か不幸か今回いわゆる
「前の方」の席が全くないので気にも留めなかったのですが、きっと
一部、『最前列だと思ったのに、どうして来てみたら前に席があるの?』
というようなクレームが、前方席の方のアンケートに出たのかも
知れませんね。

さて、本編。
プレビュー、前回とかなりグダグダ言っていましたが、今回は
1幕2幕ともすっきりと、気持ちが途切れないで最初から最後まで
ブラックな笑いと残虐さが面白いコンビネーションを感じながら
見ました。

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「金刀比羅宮 書院の美展」情報

発売中の「家庭画報」8月号に、まもなく東京芸術大学大学美術館で
始まる、「金刀比羅宮 書院の美展」に関連して、若冲コレクターである
ジョー・プライス夫妻が、現地に見に行った時の様子が出ています。
やはりこういう、元の状態で見られたらなあなんて思ったりしますね
(所詮無理だけど)

ちなみにこの展覧会、東京のあと、金刀比羅宮、三重美術館、そして
つい先日、太田記念浮世絵美術館で館蔵品(里帰り)展が開催されていた、
フランスのギメ東洋美術館でも開催されるとの事。

東京展は7/7〜9/9。
主催の朝日新聞サイトによる公式ブログはこちら

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映画前売り特典に<生徒手帳>

この夏は、筧利夫さん出演(ほぼ主演)の映画が2本ほぼ同時に東京で
公開されます。

1本は大林宣彦監督で、同名の曲からインスパイアされたと言う
「22才の別れ」、もう1本は
野球漫画の名作(らしい。少年漫画には滅法疎い)「キャプテン」の
実写化で、「キャプテン」では主人公の父親役を演じているのだとか。

で、まあ最近気持ちが薄れがちですが(舞台も「何日君再来」も1回、
「すけだち」も今は1回のみ観劇予定)一応はファンの端くれなので、
前売りを買ったのですが(やっぱりチケットにビジュアルが入っているのが、
記念になるので)、「キャプテン」のをTSUTAYAで買ったら、特典で
黒い表紙がなつかしい生徒手帳を象ったメモ帳がついてきました。
(写真が渋谷の上映館・Q-AXのサイトに出ています)
普通に使えそうで、かえって有りがたかったです。

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受け継がれるもの。

発売中の「Grazia」8月号(講談社)に「野村万作・野村萬斎 出雲に
舞う」と題して、9月に出雲大社で行われる「万作・狂言十八選」第3回
公演の、特に神前で踏む「三番叟」について、2人のインタビューが
カラー6ページにわたって掲載されています。
当日は万作さんがされる「三番叟」ですが、萬斎さんによる形の
実演写真が載っていて、黒に若松の装束がまたきりっと美しいです。
(中が紅白の鶴柄のものなので一層…)

そう言えば30日付の日本経済新聞朝刊に、国立能楽堂で行われた、
能狂言公演について記事が出ていました(こちらもカラー写真入り)
萬斎さんが能狂言公演にお出にならないと、(今は「国盗人」のため)
私もすっかりアンテナがそちらに向かなくなってしまうので(ミーハー・・・)
知らなかったのですが、同じ演目(狂言は「舟渡聟」)を違う演者で
連続公演したようです。

<補足>
調べたところ、二日にわたる日経主催の日経能楽鑑賞会でした。
演じられたのは、能「清経」と狂言「舟渡聟」
6/18 は狂言「舟渡聟」野村萬、能「清経」浅見真州
19日は狂言「舟渡聟」野村万作 能「清経」友枝昭世


それが、なんと萬さんシテと万作さんシテ(万作さん版は聟は高野さん)
だったそうで。
記事では二人の芸はそれぞれの息子たちに受け継がれてゆくのだと、
きれいにまとめていましたが、この2人のシテ演者による共演こそが、
本当は一番見たい演目なのではと思ってしまいました。

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