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2007.11.30

「ござる乃座 38th」を観る

宝生能楽堂。
脇にやや空席。
でも来年「鞍馬天狗」放送された次の公演あたりからまた暫く見所が賑わって、
チケットが取り難くなりそうですが。

まずは万作さんの「鬼瓦」。
怖い嫁さんに鬼瓦が似てると目やら鼻やらとあげつらう割に、ボロボロ泣く複雑
な主ですが、考えたらメールや電話などない世の中、便りもひと往復に時間が
かかるのですから、悪口言いながらも懐かしいと言う具合でしょうか。
竹山くんの、随分声が太くなったなぁと感心。

続いて「鳴子」。
前にどのお家のだったかなたか忘れましたが、柱に結んだ鳴子の紐が引っ張った
拍子に床にずりっと落ちたのを見たことがあり、これとか「膏薬練」とか、
動きに大きく影響のある小道具使う時はこちらが勝手にドキドキしますけれど
勿論今回は完璧。
しかし謡が長い上に難しいのを改めて痛感。それに徐々に酔っぱらわないで、
最後あたりは声を絞って出してる位まじ顔で、いきなり「酔っ払った〜」と寝て
しまうのはなんか不思議でした。
そうそう前に「解体新書」でコロッケさんがゲストの時に、萬斎さんが易々と
額を動かして見せたのをコロッケさんが相当びっくりしてましたが、今日は正に
それ、謡っている萬斎さんの額だけがつっと動いていて、あ〜っと思わず
(どこ見てるんだか、酷いファン)。
にしてもドラマの繋がりのせいでしょうか、髪はかなり短くなりましたが、眉が
少し細く整えられていたような…。

休憩を挟んで「岡大夫」。
朱と白の段熨斗目に青地に風雅な模様を散らした素襖姿はやはりお似合い。
(「鞍馬天狗」番宣写真に似たような着物姿あったような)
前に見た時はなんかあっさりした印象の曲でしたが、今回は11個もパクパク
食べておいて、さっぱり名前を覚えられない様子が、繰り返されるシンプルな
構造の中で増幅される面白さが強調されていました。
にしてもこの奥さん、かなり教養あり。
勿論この時代の基礎教養だったのかも知れませんが。
そのあたりのバックグラウンドがよくわからなくなっているところがあるのが
古典のつらいところでもありますね。

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