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2008.02.28

「ござる乃座39th」を観る

久しぶりの能楽堂公演。(狂言座以来です)
今回三曲の共通テーマは「意見する妻」。
しかし夫思いの挙句、師匠に嘘をつく妻が健気な「塗師平六」はともかく、
弱気の夫のために疑似裁判の裁判官役を買って出たのに、(真偽の程は不明
ながら)正論でやり込められた腹いせに夫から浮気してるだろと逆ギレされる
「内沙汰」や、元々朝寝坊で酒好きで暴れるのを理由に離縁されてる妻が
逆襲にでる「因幡堂」と、女性の行動に結構厳しく、カラカラとは笑いづらい
感じだったからか、見所がいつになく静かで、クスリとも笑いにくかった
ような…。

「塗師平六」は、恐らく初見。
しかし、平六の急逝と聞いて、師匠、ますますその残した?仕事をせねばと
妻の思惑に反して残ってしまって、夫婦ともどもオタオタするというオチかと
思いきや、幽霊に化けた平六が舞っていきなり唐突に終わったにはびっくりしました。

萬斎さんは「内沙汰」はやや芝居気出しすぎの気配。
「塗師平六」の方が舞もあり安心して拝見できました。
万作さんは少しお疲れでしょうか。
「因幡堂」の後見に出られた良乍さんも立ち座りの際の様子が随分お辛そう
でしたね。

パンフレット最終ページには「鞍馬天狗」で共演の石原良純さんがドラマ
裏話をメインに寄稿されており、また萬斎さんも巻頭のご挨拶で、スタジオ
パーク出演時に良純さんに撮影中生爪を剥がした話を暴露されたエピソードと、
「今回は(爪は通常の)1/3ほど生えた状態です」と現状ご報告も。
いや、にしたら、12月の「狂言座」は小舞だけでも大変だったでしょうし、
1月の「狂言座」の「越後聟」など、跳ぶわ回るわ、逆立ちするわと
随分足を使う演目でしたから、今から考えると凄い話です。

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