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2008.05.31

「から騒ぎ」インタビュー映像

シアターテレビジョン「シアターinfo.clips」の放送中の「No.142」で
「から騒ぎ」主要出演4人のインタビュー映像が流れています。
チラシ撮影時のものらしいですが、高橋一生くん、長谷川博巳
さんの映像インタビューは貴重。

<6/1補足>
Fumikoさまからの情報で、e+の演劇サイト「Theatrix!」に月川さんと長谷川
さんの動画もアップされています。
角度や月川さんの服装からどうやらこれも同じタイミングで撮影
した様子です。

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2008.05.30

「日本の伝統芸能(能狂言)」

NHK教育テレビで放送のシリーズ、今月は「能と狂言」
そしてその後半の2回、3&4回は万作さんご出演の「狂言」特集。
映像では萬斎さんが女を演じる「箕被」(割と最近の映像)と、万作さんが
かなり若い時期の「木六駄」、一部だけでしたが「見物左衛門」。
「箕被」、解説を聞くとかなり知的な面白さが判り、改めて見てみたくなり
ました。
「木六駄」の後見は若~い萬斎さん。
微動だにしないで、舞台の父上をご覧になっています。

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2008.05.28

気になる音楽

昨日千秋楽を迎えた「わが魂〜」ですが、カーテンコールで流れていた
音楽が今もずっと頭の中を流れていて、気になってなりません。
雰囲気は「キッチン」で使っていたシガーロスに似たクールなロック
テイストで、ずっと「Inside out〜」と言うフレーズを繰り返していたように
聞こえましたが、サイトを見ても全く手がかりがありません。
どなたかご存知でしたら、是非アーティスト名だけでも教えてください。
宜しくお願いします。

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映画「アフタースクール」を見る

堺雅人、佐々木蔵之介、大泉洋と小劇場出身のマルチ俳優3人をメインに
据え、破綻のないパズルのようなプロットで見る人間の予想を鮮やかに
心地よく裏切る見事なツクリ。
確かに一度見ただけでは判らず、故にエンドクレジットが終わった途端に
もう一度「判ってて」見直したくなる不思議な、ちょっと「キサラギ」に近い
面白さを持つ映画でした。

「見える」映像をどう理解するかは、与えられた情報でどうにでもなると言う
のはさして珍しい題材ではありませんが、それが携帯電話のメールと電話に
添付写真、防犯カメラの映像と現代ならではで、かつ私たちに馴染み深い
ツールで起こるのが面白く、またラスト30分の明確な種明かしに唸りました。
唯一言えば若干勿体つけすぎたせいで(やりすぎるとネタばらしになるので、
さじ加減が難しかったとは思いますが)、肝心の「相手」の正体とその「問題
点」が今ひとつピンと来なかったのが瑕疵だったかも。

主演3人は勿論、常盤貴子さん、田畑智子さんと言った女優さん、さらに
大ベテラン・山本圭さんが重厚かつ意外にコミカルな存在感を発揮してました。
本広作品に似た小劇場俳優さんの使い方をされてましたが、これ、設定を少し
変えたら舞台でも出来そう。

帰宅してから、プログラムの袋とじを切ってシナリオを後ろから読んだら、
「あ、これに騙されて、これがきっかけで」て、またこれがなかなか面白かった
です。

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藤原武蔵に小栗小次郎(29日補足)

東京中日スポーツ(紙面)&日刊スポーツ情報。
来年3月の公演が今年の正月の朝日新聞で発表されていた、(1/5の当
サイト
でもご紹介済み)蜷川さん演出、井上ひさしさんの書き下ろしの
さい芸公演「ムサシ」ですが、なんとまあ藤原竜也くんが武蔵で、
小栗旬くんが小次郎と言うとんでもない豪華配役と発表されました。

「ハムレット」から6年ぶりの二人の共演だそうですが、今からチケットの
争奪覚悟しないとですねぇ(嘆)

<29日補足>
東京中日スポーツ、ずいぶん詳しくて、詳報が出ました。
Mickeyさまのコメントにもありますが、共演に鈴木杏さん(たぶんお通)、
辻萬長さん、吉田鋼太郎さん(やっぱり~~)、白石加代子さんなど。
公演は2009年3月~4月の約1カ月半を彩の国さいたま芸術劇場で、そこから
5月にかけての約2週間、大阪・シアタードラマシティ公演。
さらに再来年2010年春にはイギリス公演も行う予定なのだそうです。

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2008.05.27

「わが魂は輝く水なり」千秋楽を観る

Wagatama_poster_satsuei


最後のたった1回、もう再現されることのない一期一会という、こちらの
勝手な思い込みが強烈にあるにすぎるだけなのかも知れませんが、
やはり千秋楽は何かが違いました。
空気、あるいは思い、何かの力。

そして最初の頃、実盛は「<死に>方の美学」にこだわってああいう選択を
したと思っていたラストでしたが、今回はなぜか「最後まで武士としての
矜持を持って<生き>、戦い続ける力」を実盛に感じました。

そして五郎がいない時の実盛の弱弱しさの意味(それが実際の実盛)、
五郎の、笑われ続けた死因である「木の切株」に凭れて死を泰然と迎える
実盛という設定(これは、清水さんの戯曲のト書きにもきちんと書かれて
いるので、おそらくは清水さんの<たくらみ>の一つでしょう)のが教える
五郎の「正体」など、ラストシーンをめぐって、さまざまな意味が急に目の
前に現れた気がしました。

千秋楽カーテンコールは、菊之助くんのダイブ!には驚きましたが、
萬斎さんと菊之助さんの「親子」のハグ、蜷川さんの登場による
スタンディングオベーション、最後は桜色と銀色の紙吹雪が天井から
振り落とされ、(振り落とされ過ぎて役者さんが一時見えなくなって
しまったほど)最後にはいつもは2列の役者さんたちが一列にひっしりと
並んで手をつないでのごあいさつで幕となりました。

役者さんたちの笑顔が印象的でした。

萬斎さん、菊之助さん、亀三郎さんはみなそれぞれの「本業」の舞台へ、
他の役者さんたちも次のプロダクションへ、そして蜷川さんも即明日からの
ゴールドシアター公演へと旅立っていかれたことでしょう。

あれこれと考えていた舞台でしたが、最後はその言葉と視覚的な美しさ、
しつこいようですが、伝統芸能の舞台ではまず滅多にありえない、萬斎
さんと菊之助さんの共演(今後あるとしたら、三響会くらいでしょう)を
存分に堪能できたことを感謝するのみです。

下の写真は記念に拾わせていただいた、紙吹雪(苦笑)

Hanafubuki


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ゴールドシアター公演上演時間

いよいよ明日が初日。
劇場に確認したところ、今の予定で上演は休憩なしの75分程度らしいです。
今度こそ?横田さんを拝見できます。

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AUN「リチャード三世」を観る

恵比寿エコー劇場。
鋼太郎さん主宰のAUNによる「リチャード三世」。
当初横田栄司さんが出演予定でしたが、チケット発売後に急に蜷川さんの
「ゴールドシアター公演」に“引き抜かれ”る想定外の事態はあったものの、
鋼太郎さんは勿論、注目している谷田歩さんも出演されているし、何より
去年の萬斎さんの「国盗人」をかなり見たので、それとの解釈、演出の
違いを楽しみに伺う。

元々3日公演だったのが完売しての追加公演だったにも関わらずほぼ
満席の盛況。
鋼太郎さんがリチャードだったのは勿論でしたが、谷田くんがヘイスティングス
だったのは意外。
どうもヘイスティングスと言うと大森博史さんの顔が目に浮かんでしまうので
すが(苦笑)、見て分かったのは、ヘイスティングスって、確かに大森さん
くらい派手にやらないと、途中までは単に日より見の存在感の薄い官僚にしか
見えないと言う事。
もし横田さんが出ていたらどの役だったのかも興味あり。
かっこよさならリッチモンド、「カリギュラ」のエリコン系参謀ならバッキン
ガム公か。

続きを読む "AUN「リチャード三世」を観る"

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「Look at Star」7月号に「わが魂〜」舞台写真

27日に発売になった「Look at Star」7月号に早くも「わが魂〜」舞台写真が
掲載されています。
同じ号には「から騒ぎ」メインの4人出演者インタビュー(手際良いなぁ)も。
「Top Stage」の方は「わが魂〜」写真もなく、「から騒ぎ」も小出くん
インタビューだけですが、代わりに?麻実さんのインタビューが出ていて
思わず両方購入してしまいました。

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「わが魂は輝く水なり」を観る(5回目)

前楽。

「義仲軍の狂気」が空気として伝わってこないうらみは相変わらず
ですが、公演期間前半空気が抜け気味だった1幕がずいぶん気合が
入ったなあというのが第一印象。

そして近くで拝見して改めて実感したのは、あの崖セットの高さ。
それはしかも階段でも富士山状のすそ野の広さもない、切り立った
状態のもので、巴に至っては前半の登場シーンと、1幕幕切れ前の
ふぶき暗殺のところで、2度もあの上での演技を強いられています。
兼平と兼光は海際のとびとびの岩でのシーンもあって、足もとの不安
定さ、せっぱつまった感じ、そして先まで行ってしまえば逃げ場も
行きどころもない感じ、何より、孤独さを強く感じました。
維盛軍に戻ってきた六郎が「ひざを折り、前へつんのめる」という
表現したものにつながる感じがします。
実盛たちを見ていると安心するのは、常に安定した森の中にいる
からという事にもようやく気がつきました。

でもそんなことを論理的に考えられたのは終わってから。

見ている間は、萬斎さんと菊之助さんの、蜷川さんのいうところの
「奇跡の顔合わせ」を本当に堪能できる幸せに浸らせていただきました。

萬斎さんが「息子」の顔を見、また「父と子は親子であると同時に
もっとにがい関係でもある」と言う時にはどうしても裕基くんの顔を
思い出しますし、菊之助さんが「父上!」と言う時には、どこかに
菊五郎さんの顔を思い出す、それは亀三郎くんも一緒で、そのあたりの
「血」がこの芝居の一つのテーマに流れているのだろうと改めて
実感しました。

カーテンコールがいつもより1回多かったかも。
萬斎さんが奥から最初は実盛風に、そして途中から凄い勢いをつけて
ポンっと前端に出てこられるところにいつも笑ってしまいます。

なんだかんだと言いながら、ついに千秋楽です。
あっと言う間でしたねえ・・・・

前楽になってもやっぱりポスター(大)の増刷はなかったようで、これは
プログラムを後から通信販売しているコクーンに、ぜひ、追加印刷と
発売をお願いしたいところです。


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12月のコクーンは一青窈さん主演作品

コクーンで仮チラシ入手。

長年、年末のコクーンといえば、中島みゆきさんの「夜会」
というのが定番でしたが、ここ数年は野田秀樹さんの
年跨ぎ公演になっていて、これが定番になるのかと思って
いたら、今年の12月は、岩松了さんが作・演出で、歌手の
一青窈さんが主演による<音楽と劇の融合>というキャッチ
コピーでの新しい試みが始まるようです。

タイトルは「箱の中の女」

Bunkamuraシアターコクーン       12/10~25
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ  12/27~29

梅田芸術劇場サイトには、仮チラシと同じ情報がアップされて
います。

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2008.05.26

「キーン」出演者?(5/28改題・補足)

やっと市村さん以外の配役が解りました。
鈴木一真さんに、高橋惠子さん、中嶋しゅうさん、西牟田恵さん、
廣田高志さん、樋浦勉さん、小林正寛さんなどです。

原作は「三銃士」のデュマで、哲学者のサルトルが翻案、小田島
恒志さんが翻訳だそうで、ちょっと見に行こうかと言う気になって
きました。

ところで、ホリプロの出演者一覧に「松本潤」とありますがこれって
J事務所の方と同姓同名の役者さんがいらっしゃるんでしょうか?
ちょっとびっくりしました。

<5/28補足>
28日朝、再度サイトを確認しましたら「松本翔」さんに文字が
訂正されていました。
全く人騒がせな。

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映画「丘を越えて」を見る

映画の中で、主人公・葉子(池脇千鶴)が書いた短編小説を読んだ菊池寛が、
「最初から恋する二人を接吻させてはいけません。焦らして焦らして最後に
盛り上げないと」とかアバイスするシーンがあるのですが、そう言っているこの
映画では途中で恋する二人は接吻してるし、思わせ振りなシーンも山ほど。
それで良いのかとちょっと突っ込んでしまいましたが、それよりも歴史上知ら
れた人物の意外な素顔を裏面史的に見せる、言わばノンフィクション的ドラマの
要素と、純粋な笑いあり涙ありのエンターテイメントとして見せるスタンスを
両立させるのは難しいと言う事なのかもしれません。
1930年代の日本の対アジア外交の微妙な部分に強く突っ込む原作者(猪瀬
直樹さん。直木三十五役で特別出演)の方向性と、ラストシーンをいきなりの
宝塚ばりレビューにして時代の閉塞性を笑い飛ばそうとした脚本(今野勉)と
監督(高橋伴明)の感覚が、少なくとも映像上では絶妙なバランスで噛み合った
とはちょっと言いづらく、じっくり考えて見れば良いのか、西田さんの巧まざる
笑いのテンポに乗って笑って見ていたら良いのか、判らないのが一番困りました。

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「篤姫」の面白さ。

大奥に入ってからの「篤姫」、どうなるかと思ったら、25日の「妻の戦」は
これって、大河ドラマ?と思うほど、コミカルシーンが増えていてビックリ。
中でもなんとか家定に篤姫への興味を持ってもらおうと、生母・本寿院、
年寄・歌橋(史実では家定の乳母だったらしい)、滝山、そして幾島の
4人がお茶飲みながら、「作戦会議」を開くシーン。
とりあえず髪型だ~といろいろ勝手に想像しては、4人で天井を向くと
実際の髪型をした篤姫の後姿が出てきて、横に髪型の名前がテロップが
出て、篤姫の顔の周りに「○」「×」が表示されるなんてお遊び満点。
なんだかCXの「大奥」を見ているような気分にちょっとなりました。

でも一方、普通ならま正面から撮りそうな、篤姫が部屋先でお茶を飲む
シーンは真横から、また、志賀の顔を撮る前には手前の花、篤姫と
幾島の話のシーンは手前の間仕切りと、かなりカメラアングルが変わって
いるなあと思って、録画の冒頭の演出家の名前を見たら、なんとあの
「ハゲタカ」の3人の演出の一人で、「篤姫」のクリムトばりのオープニング
映像を仕切った堀切園さんでした。

もちろん、カメラアングルなどは撮影担当者の意見もあるのでしょうが
かなり演出を楽しめました。
ストーリーは相変わらず、ですけど。


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2008.05.25

見逃した〜

明け方起きた時に録画は覚えていたのに、二度寝して起きたら8時で、
録画もしてないままでした。

と言う訳で見逃しました。フジテレビ系「ボクらの時代に」の25日放送分、
ゲストは橋之助さん、笹野さん、串田さんの3人でした。

来週は「ザ・マジックアワー」の宣伝でしょう、三谷さん、佐藤さん、吹石さん
だそうです。

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「日本語を読む『ぼくらが非情の大河をくだる時』」を観る(あるいは聴く)

リーディングシリーズ最終回は蜷川さんの経歴を読むと櫻社における
代表作として必ず出てくる清水邦夫さんの作品。
実は読んだ事はなくて(戯曲はシェイクスピアを含めて見ないうちに読むのは
苦手。「わが魂〜」は配役が判ってからだったせいか例外的にスラスラ
でしたが)、演目が決まった時から一番楽しみにしていました。
ただ今回のリーディングシリーズ、3演目見ましたが、昼公演だったせいか
この回が一番客の入りが芳しくなかったですが。

出演は父と兄弟とト書きの4人。
始まってすぐに、登場人物の関係がその「わが魂〜」とそっくりな事に
気づきました。
一人突っ走る弟とそれをなんとかしようとする(「ぼくらが〜」のやり方は
かなり過激ですが)父と兄。
父は兄を頼みにも期待をもする一方、弟を疎んでいるあたり、全くそっくり
でしたし、社会の閉塞感、狂気も「お約束」。
更にラスト近く、弟の狂気につきあうように、兄か顔を白く塗って、こどもの
ようにみせた件にきてまたびっくりしました。
(単に「わが魂〜」観すぎなのかもしれませんが)

しかし、一番印象的だったのは、とにかく赤い薔薇、棺桶、繁華街の片隅の
公衆トイレなど、状況設定が鮮烈な色と形に彩られていて、勿論リーディング
でもそれは各自の心に想起させるに足るものですが、やはり実際にそのト書きを
具現化させ、舞台装置として見てみたいと言う衝動を起こさせる力が凄いと
思いました。

僅か55分余りの作品でしたが、今のこのタイミングで見た事は興味深い体験
でした。

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ドラマ「トップセールス」

前半の高度成長期時代はお約束のようながむしゃら系ヒロインサクセス
ストーリーに鼻白んで途中リタイアしていたのですが、24日放送の第7回
「バブル」は私も実感してきた「あの時代」、イケイケの虚業で何かに取り
つかれたように突き進む大森(山口馬木也)の危なっかしさと、それを見守る
元同級生たちの複雑な心境が、壁一面水族館風、紫のライティング、
「有名な空間プロデューサーのデザインなんだって〜」(劇中の若い女性の
セリフ)と憧れられた、当時の最先端「ベイエリア」(死語。ただし当時は
=芝浦)のレストランバーで繰り広げられるシーンはなかなか興味深く、
またその後訪れたバブルで一転する人生模様が次回最終回へ興味を繋げ
ました。
またバブル後に空洞化する国内の自動車部品町工場の2代目役でまたも
北村有起哉くんが土曜ドラマに登場。(ちょっと前の「刑事の現場」にも出て
ました)最終回にも出演らしくこちらも楽しみ。
そういえば、悪徳?政治家役で若松武史さんも出演されていましたが、
登場シーン冒頭、若松さんの後ろからしゃべっている声だけ聞こえた
だけで「あ、若松さんだ~~」と判るくらい特徴的でちょっと受けました。

そう言えば、6月からの土曜ドラマは「監査法人」。主演は塚本高史くん。
阿部サダヲさんも出演との事。
これも面白そうです。

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『日本語を読む~リーディング形式による上演~<棒になった男>』を観る(あるいは聴く)

「星の王子さま」では演出だけだった今井朋彦さんがご出演という
ことで勇んで拝見に。
タイトルの「棒になった男」は、「鞄」「時の崖」との2つの話と共に
上演されました。

安部公房という作家は私は非常に遠い存在で、正直読んだ記憶が
ありません。
そして正直、どの物語にも非常に高度なメタファーと社会批判が
込められているんだろうあなとうすぼんやり感じることはできましたが、
星新一さんのような明快な種明かしを伴う、社会を軽く笑いとばしつつ
ぞわっと思わせられるような面白さも、あるいは、「わが魂」も含めての
清水邦夫さんの作品のように、違う時代に社会情勢を投影させて
みせるというような面白さというのとも違って、ちょっとわかりづらい
というか、比喩がいま一つぴんときませんでした。

中では「鞄」をめぐる二人の女性の「開ける」「開けない」のやりとりが
スリリングで面白かったですが。

いっそのこと、しりあがり寿さんあたりのゆるゆる系のアニメとかで
見せてもらえたら面白いのかも~と思いながら帰路につきました。

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2008.05.24

そりゃ論理が逆。

某劇団の演出家が劇団外のキャストと新作をやるという公演のチケットを
開催劇場のインターネットサイトで取った時のことです。

劇場サイトの公開している列表示は「A、B、C〜」なのに、購入確認画面に
いきなり「イ、ロ、ハ〜」と割りふった列番が表示されてびっくり。
ただクリックしないと確定はしないし、今更電話(電話とインターネット同時
発売)で確認しようにも繋がらないだろうし、ままよとクリックして購入は
したものの、何のための席番表示だか判りません。
やっぱり不安だし納得もできず、夕方になって電話も空いたろう時間に劇場に
確認したところ、「変則的席配置なんです」とあっさり。

ん〜、電話ならどんな席配置だろうと「何列目のどのへん」で目安にもなります
が、インターネット販売ではそれは無理。特殊なら事前に席配置表を公開して
当然、せめて事前に「特殊席配置です」くらいチケット販売ページに表示すべき
でしょう。

で、予約したチケットを劇場窓口に受け取りに出かけて、その対応(弁解か)に
またがっかり。

続きを読む "そりゃ論理が逆。"

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「恋の骨折り損」松岡訳文庫が出ていました。

この5月に発売されたばかりですが、うっかり見落としていました。
さっそく購入です。

北村くんの喜劇役者ぶり、高橋くんの長セリフもですが、やっぱり
米倉涼子も顔負けの姜暢雄さんの美女っぷり、内田滋さんの
「コメディエンヌ」っぷりが思い出されてなりません

「シェイクスピア全集16 恋の骨折り損 」ちくま文庫
シェイクスピア作
松岡和子訳
定価:924円(税込)

2008/05/08発売
ISBN:9784480033161
JANコード:9784480033161

詳細は筑摩書房サイト

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萬斎さん、文化広報大使に任命

23日毎日新聞夕刊に小さい記事が出ていましたが、なんでも文化庁が
国民に「文化活動の素晴らしさ」を広めるという役割の「文化広報大使」を
制定、来年3月までの期限で、萬斎さんと瀬戸内寂聴さんが任命
されたのだそうです。(mainichi.jpサイトに情報あり)

相変わらずお忙しい!

関連記事は産経デイリー時事通信

デイリーの記事を見ると、どうやら「狂言劇場4」でやった「唐人相撲」を
札幌、新潟、大津の三か所でも一般参加者を募って上演するというような
ことが萬斎さんの具体的活動になるのだそうです。
(札幌はスピカ、新潟はりゅーとぴあ、大津はびわ湖ホール?)

時事通信の記事は写真入りで、珍しい萬斎さんの鬚姿。
そうか、実盛じいさま(失礼)の鬚は自前だったんですね。
狂言の舞台の時は髭はまずあり得ない反動か、どうも外部出演すると
萬斎さんって鬚を生やす傾向が強いような気がしますが、その鬚
実盛じいさまもあと数公演で見納めですね。


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「わが魂~」新聞評(4)

23日付の朝日新聞(東京本社版)夕刊に劇評が出ました。
公演日程前半に出た他紙の評に比べると辛口ではありませんが
素人の私が言っても何の意味もないでしょうけど、表現が抽象的
すぎていま一つピンとこないところがあって、若干「?」でした。


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2008.05.23

愛之助くん、8月に新派出演。

8月は勘三郎一座は歌舞伎座で「アイーダ」だし、染五郎くんはコクーンで
松尾さん芝居(小劇場の演出家でだとか。で、阿部さんが歌舞伎役者役らしいと
松尾さん自身が昨日発売の「ぴあ」で語ってます)、ですが、23日付けサンスポ
&報知情報によれば、愛之助くんは三越劇場で「新派百二十年記念八月花形
新派公演『紙屋治兵衛』」に出演だそうです。

歌舞伎でもやる「紙屋治兵衛」ですが、新派バージョンは随分違うのだとか。
来月は団十郎さんと仁左衛門さんも新派出演ですし、今年は随分新派に歌舞伎
役者さんが出演する気がします。
ちなみにスポーツ報知の写真を見ると、珍しく愛之助さんが5分刈りでびっくり
しました。ちょっと高校野球選手っぽいです。

「紙屋治兵衛」公演は8/10〜26。

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気になるCM

脈絡なく箇条書きです。

★「ボルヴィック」にスーパーカーの「ストロボライツ」が使われています。
この曲、個人的には獅童くんを一躍有名にした映画「ピンポン」で使われて
いたのがとても印象に残っていて聞こえるとつい画面を見てしまいます。

★「ゆうちょ銀行」のCM曲にさだまさしさんの「道化師のソネット」。
緩やかな地方の風景にさださんの曲はの馴染み具合すぎて既視感を覚えるほど。
ちなみにこの曲もさださんがサーカスの道化役で主演した映画「翔べイカロスの
翼」の主題歌でした。(当時は熱心ファンで映画館に見に行きました。)

★夫婦出演がお約束らしい某シャンプーCMの出演者が一新しましたが、結婚して
毒気の抜け切ったお笑い芸人が普通の人ぶって語るところが、言っている事は
真っ当なのに、あるいは真っ当だからか、逆に何だかしっくりこず、見ていて
ムズムズして画面に映ると思わずチャンネルを他に回してしまいます。
この気持悪さの理由は我ながら理解不能。

★有名ブランドのパソコンCMシリーズ新作。声優で猪木さんが出ているバージョン、
短いパターンだけかもしれませんがその口真似する木村くんのセリフが途切れる
ように終わるのが何だか気になって仕方ありません。
朝の芸能ニュースで新作CMとして紹介された時は二度口真似を繰り返すパターンが
放送されていたのを見たせいかもしれませんが、どうも中途半端な感じがします。

★最近の一番のお気に入りは、東京海上日動の赤ちゃん同士の会話バージョン。
本人?たちの意図と全く違うセリフが当てられている筈ですが、手や目の動きが
たまりません。
音楽のロッシーニのオペラ「どろぼうかささぎ」序曲がまたかなり良い感じです。
信用が売りの筈の保険会社の音楽が「どろぼう」で良いのか、とちらりとは
思いましたけど。

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2008.05.22

8月の「能楽現在形」

「能楽現在形」は基本的に能一曲に力を入れるパターンですが、8月の公演では
萬斎さんシテの狂言「朝比奈」で閻魔役で、茂山家の千三郎さんが出演される
との事。
正月の新宿に出演されなかったので、東京で拝見するのは随分お久しぶりな
気がします。
名古屋在住の茂山家も見に行く狂言ファン友達によると、まだ名古屋方面では
「復帰」されている情報は出ていないとのことですが、考えたら「朝比奈」の
閻魔って、ずっと面をかけている役だったかも・・・・。

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「わが魂〜」新聞評(3)

毎日新聞(東京本社版)は22日夕刊にやっと出ました。
あと5日になって出る新聞劇評なんて、観劇の参考にするには遅すぎですけど。

写真がこれまでと違うのと、割に好意的評なのが特徴でしょうか。

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今年の納涼歌舞伎、目玉は「野田版アイーダ」

22日付けスポーツ報知サイト情報。
有名なオペラ「アイーダ」を歌抜きでの歌舞伎化で、タイトルは「野田版 愛陀姫」。
過去2作は日本の作品が元ネタだった野田版歌舞伎が、今回は思い切っての
変化球勝負と言う印象です。
まあ歌舞伎的には蜷川さんでシェイクスピアやってますし、野田さんもこの手の
翻案ものは手の内でしょうからもの凄い変則技でもないのでしょうね。

舞台は日本の戦国時代に置き換え、アイーダにあたる愛陀姫に七之助、アムネ
リス・濃姫が勘三郎、ラダメス・駄目助座衛門は橋之助さんとのこと。
まあ正直、オペラは全くの門外漢なので何だかさっぱりで、どうなるやら。
是非オペラに詳しい方に物語の蘊蓄などお聞きしてみたいものです。

公演は8/9〜27
歌舞伎座。

また凄い話題になるでしょうね。

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2008.05.21

6月の「シアターテレビジョン」

去年トラムで上演されたカフカの「審判」「失踪者」が6月にシアターテレビ
ジョンでオンエアされるようです。
しかも松本修さんと萬斎さんのトークもオンエアされるとか。
確か萬斎さんが不思議なサンダルを履いていた時です。
(後から石原良純さんに爪を怪我していたのを明かされたんでしたっけ)

6/3 夜17時半〜ほか(リピート放送あり)

シアターテレビ公式サイトはこちら

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スポーツ報知に「わが魂〜」記事

公演期間内のタイミングで菊之助くんのインタビューが舞台写真付きで21日付の
スポーツ報知に出ています。
「親子」について考えさせられた的発言。

そう言えばなぜか異例、週中の今日(21日水曜日)から公開の「ナルニア国
物語2」の初日朝一の回終了後の舞台挨拶に、来日中の主演の俳優さんと一緒に
菊之助くんも登場との事。
考えたら「わが魂〜」の休演日も水曜日、舞台挨拶も吹替版の回の後との事で、
ひょっとして水曜日初回にしたのはそんな事情も関係あり?とは深読みしすぎ?

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2008.05.20

25日の「サラリーマン NEO」は三谷さんスペシャル

ええ~~っと思ったり、だからこの間「スタパ」に出たのかな~
と思ったりもしましたが(その割には目玉焼き丼づくりに熱中して
いたような気がしますが)、一番びっくりしたのは、「NEO」の
公式サイト
強烈です
とてもNHKとは思えないケバさです。

という訳で25日の「NEO」は三谷さんがご出演です。

余りメジャーになると面白くないよなあとか、あのだめな感じが
好きな人間としては微妙な気分でもありますが。

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日経新聞夕刊に友枝さん短期連載

日経新聞夕刊最終面に19日から「こころの玉手箱」という
コラム欄に友枝昭世さんが登場されています。

初回は88年に道成寺を演じていた時に下りてきた鐘にぶつかって
頚椎の脱臼骨折されたのだという記事を見てびっくりしました。
やはりあれだけ重たいものが落ちてきて、自分は飛び上がるん
ですから、リスクは大きいと思いましたが、にしても骨折とは・・・
長年のファンの方には今さらなエピソードでしょうが。

そういえばNHK教育の「日本の伝統芸能」の今月能狂言、月
前半は友枝さんによる能解説でした。
今週から2回は万作さん登場されての「木六駄」「箕被」
「見物左衛門」です。

番組詳細はこちら

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朝日カルチャーセンターに「から騒ぎ」関連講座

今日から受付開始の朝日カルチャーセンター(新宿)の7月開講講座に、松岡
和子先生語る「から騒ぎ」講座を発見。
講義のみと2日程選べる公演チケット付きの3パターン。
但し今回は劇場主催でバックステージツアーやアフタートークの回もあるので
講座だけを聞くかどうか思案中。

朝日カルチャーセンター公式サイトはこちら

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「狂言劇場5」日程発表

どうやら18日の夜か19日の昼あたりに、今年度後半の世田谷
パブリックシアタープログラムにつての記者会見があったようで、
蜷川さん芝居で主演している萬斎さんも、芸術監督として
ちゃんとご出席されていた様子。
(萬斎さんのスケジュールに合わせての会見だったのでしょうけど)
全く萬斎さんも大変ですねえ。

という訳で、今年後半のプログラムが発表になりましたが、萬斎さん
がらみは「狂言劇場5(「彦市ばなし」他)が11/21~30の日程で公演が
決定というのが最大のニュースですね。

あとは、すでにチラシ発表済みの「現代能楽集~『THE DIVER』」に
白井さんの「偶然の音楽」の再演、来年には「春琴」の再演もある
ほか、今井さん関係では、岡田利規さんが安部作品に挑む「友達」
が個人的には要チェックです。
『現代能楽集』は萬斎さんも監修で関わっていますので、野田さんと
萬斎さんのシアタートークなんていうのがあるのではないかと
密かに期待しているのですが・・・(となるとチケット取るの大変でしょうけど)

情報元&詳細はシアターガイドサイト

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2008.05.19

筧さんの映画出演

最新号のNHK情報誌「ステラ」の表紙とインタビューに筧さんが
登場。
そしてプロフィールのところに、次回の出演映画作品が明記されて
いました。

タイトルは「昴」。

調べてみるとクラシックバレエの世界を舞台にした漫画が原作だそうで、
主演は筧さんとは「何日君再来」で共演している黒木メイサさん。

公開は来年。
探してみると、去年の秋に黒木さん出演ということで、情報が日刊スポーツ
ニュースサイトに出ていました。

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「わが魂は輝く水なり」を観る(4回目)

思わぬところからチケットが手に入る事になって、予定外の4回目。
1階後方席。

「わが魂~」のロビーで金髪が、「若武者の多い合戦のさなかでは
それなりに際立つというか・・・」と五郎に言われる実盛じいさんの
白髪張りに異常に目立つ人がいて、誰かしらとふと見ると、なんと
横田さんでした。
月末からの芝居のためでしょうか、にしてもすごいピカピカでした。

出演中の長谷川くんにとっては「カリギュラ」仲間、萬斎さんにとっては
ケント版「ハムレット」で久しぶり再会のハムレット殿下をグルグルと
ハグして、ファンをびっくりさせた(あるいは喜ばせた?)、忠臣ホレ
イシオ役つながり。考えたら蜷川さん芝居で共演してないのが
ちょっと意外。
(亡霊ハムレットパパ役だった津嘉山さんも今回ご出演でした)

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「NINAGAWA 千の目」15回

第15回目のゲストはコクーンでは4月に「どん底」を上演した
ケラリーノ・サンドロヴィッチさんだそうです。

7/19(土)12時~ 1時間
彩の国さいたま芸術劇場映像ホール

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2008.05.18

「シアターinfo」に「わが魂〜」映像

17日からオンエア分のシアターテレビジョンの「シアターinfo」で「わが魂〜」
の映像が映りましたが、維盛くん前での軍議シーンで維盛くんが馬に乗って
いてちょっとびっくり。
初日で既に維盛くんは馬に乗ってなかったので、これが公開稽古の映像で、
初日までの短時間に変更になった、それが判る貴重な映像でした。

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2008.05.17

ドラマ「七瀬ふたたび」豪華キャスト!

筒井康隆さんの「七瀬ふたたび」が秋のNHKでドラマ化されるそうですが、
なんと亀治郎さんに今井朋彦さん、さらになんと長谷川博巳さんもご出演だ
そうです。
それぞれの公式サイトなどから情報をかき集めていたらなんだか凄い事に
なってました。

おっと忘れるところでした。主演は蓮佛美紗子さんだそうです。

これは見なければ!特に長谷川くんのドラマ主演は注目。
ちょうど「から騒ぎ」公開時期なので、話題になるかも…

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「演劇ぶっく」に高橋洋くんロングインタビュー

出たばかりの6月号、古田さん表紙のにばっちり掲載です。
「道元〜」の次の予定が出ていないのが極めて残念ですが。
「そろそろ蜷川さん以外の演出作品にも出てみたい」発言もありましたが、
まだまだ蜷川さんのシェイクスピアシリーズに出て欲しい気がします。
是非ものは「ヴェニス〜」のバッサーニオとかなんですけど。
(しかしどうも「バッサーニオ!」と言うと「天保十二年のシェイクスピア」
で、様々なシェイクスピア作品の要素を盛り込んでおきながら、何故か
「ヴェニス〜」だけは歌の中に「バッサーニオ!」のフレーズがあるだけ、
と言うエピソードばかりを思い出して、未だに笑ってしまいます)

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「道元の冒険」ようやく本チラシ

ただしビジュアルは発表済みのスキンヘッド集団で、裏も主要キャスト
紹介だけで、期待した全キャスト紹介ではなかったですが。

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「ガラスの仮面」ようやく公式サイト発表(5/17追記)

でも主役二人だけですけどね。

もう17日一般発売です。

公式サイトはこちら

<5・17追記>
発表が遅れたのは、やはりウエンツくんが降板を余儀なくされ
たのが原因だったようです。
スポーツ報知に情報が出ました。
ウエンツくんの公式ページに本人がそれらしきコメントも寄せています。
しかし8月の公演で5月半ばに出演者がまだ発表できないっていうのも
あれだけ前から告知はしていたのを考えるとちょっとね・・・

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2008.05.16

「わが魂は輝く水なり」を観る(3回目)

3回目は今公演で1回だけの2階席。
近くも眼福には違いないのですが、引きで全体を観ると美術や照明、空間の
使い方が良く判るので違う印象を受ける事が良くあります。
まあ時には近くでは判らない「泣きどころ」とか隠しきれなかった何かが見えて
しまったりして文字通り引いてしまったりもしますが…。

今回の正直な印象は、2幕だけが突出して良かった、と言うか2幕だけで、
それも実盛と巴の夢の違いが顕になるシーンと実盛と五郎の最後のシーンだけ
で、十分見に来たかいがあった!と言う事が一番でした。

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公共放送利用のメイキングビデオ?

NHKの「プロフェッショナル」の14日は映画監督の堤幸彦さんの特集でした。
内容は殆どが堤さんが吉永小百合さん、竹中直人さんを主演に迎えた
新作映画「まぼろしの邪馬台国」の撮影現場密着でしたが、実際の撮影
した映像を惜しげもなく画面に見せていてちょっと驚きました。
中でもラスト近いらしきシーンで演出を悩む監督が撮ったテイク1とテイク2の
両方を見せるなどあり、配給元の東映の気前の良さにはびっくり。
まあ、考えようによっては監督目線の、かっこいいメイキングビデオを公共放
送が作ってくれたような感じでもありますから、対費用効果は高そうですが。
(現に私がこうやって見た訳ですし)

と思っていたら、15日の「スタジオパークからこんにちわ」に三谷幸喜さんが
生出演。
NHK番組の出演者が宣伝に出るのが基本なので、また三谷さんも大河か
何かにカメオ出演か、ドラマでも書いたかと思って見ていたら、何の事はない、
ほぼ全般前日にあった完成記念プレミア試写会の様子が朝の芸能ニュースで
流れたばかりの新作映画「ザ・マジックアワー」の宣伝で、余りのタイミングの
良さに、NHK何か三谷さんに義理があったのやらと画面に突っ込みを入れて
しまいました。

NHKも随分このあたりのスタンスが変わってきましたね。
この分ではNHKニュースに芸能ニュースコーナーができるのも時間の問題
かも?(毒)

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2008.05.15

それなりに覚悟が必要?

図書館から、蜷川さんが今年これから上演する井上ひさしさんの戯曲2作品が
他の作品と一緒に一冊に収まっている「井上ひさし全芝居その一」(新潮社)を
借りてみましたが、ぱっと見たところ、これはどちらも相当長そうです。

いわゆる単行本サイズの本に上下2段組みで、「表裏〜」が約100ページ、
「ぴあ」のインタビューで阿部さんが「長い!」と言っていた「道元〜」に
至っては120ページの超大作です。

ちなみに上演中の「わが魂〜」は約40ページで上演時間2時間25分。
本の活字の級数も、また井上さんと清水さんとで、セリフの速度も違うでしょう
し、井上さんのは一部歌詞になっていたりもしますから一概に比較はできません
が、にしても全部やったら相当長くなる事間違いなさそうですね。

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「わが魂〜」ポスター、早くもっ!

なんと発売開始から1週間も経たない筈ですが、「わが魂〜」ポスター(大)が
既に売り切れ中です。
こんなに早く売り切れはちょっと珍しい事では?しかも大が先にとは尚更。

まだまだ公演日程半ば。
追加印刷、発売が間に合うか、と言うか、する気があるか、しないのはちょっと
観客サービスに欠けると思いますし、ここはコクーンの対応が気になります。

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朗読オラトリオ「繻子の靴」上演

シアターコクーンで入手チラシ情報。
7月上旬に京都芸術劇場で渡辺守章先生の訳・構成・演出でクローデルの
「繻子の靴」が朗読劇が上演されるとの事。
萬斎さんに平栗あつみさん、さらに一部日程には万作さんもご出演の豪華
キャストです。

京都芸術劇場は、冬に「能ジャンクション『葵の上』」の映像上演で伺った
京都造形大学内にある、花道も設置できる本格的劇場。
出町柳からさらに叡電と、学業にはうってつけでも一劇場とすると交通の便が
今ひとつと言うのが難点ですが、今のところ東京公演情報がないので、
どうするか思案中。

公式サイトにも情報あり。

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「ミスサイゴン」イベント

筧さんや新妻さん出演で26日の夜に開催だそうで、東宝公式サイトに募集の
告知が出ました。
開演時間の問題で当たっても行けないので諦めましたが、先だ先だと思って
いたら、あと2ヶ月で初日でした。
そろそろちゃんと観劇計画立てなければ!

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「ガラスの仮面」主演、「ぴあ」には発表。

今日発売の「ぴあ」(関東版)には主演二人が写真入りで発表されちゃって
いますね。
マヤと亜弓役は大和田美帆さんと奥村佳恵さんだそうです。
となると発表が延期になったのは桜小路くん役で何かあったのかしら?
ううむ、しかし17日の一般発売に公式発表間に合うんでしょうか?

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「わが魂~」新聞評(2)

14日読売新聞(東京本社版)夕刊に、劇評がでました。
こちらも日経に続いての若干辛口批評。役者は誉めつつ、演出に
一言っていう感じでしょうか。
同じページで「瞼の母」も辛口目批評で、両方見た身としては
若干勝手に肩身が狭い(苦笑)


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2008.05.14

「わが魂〜」映像

早くも上演中の「わが魂」舞台映像がちらりとWOWOWに出ました。
WOWOWの演劇情報番組「プルミエール」で、秋山菜津子さん、片桐はいりさん、
池津祥子さんの鼎談をやっていた中、「見た目汗かかなさそう」と後の二人に
しきりと言われる秋山さんが「汗かいてますよ〜」と言う画面の片隅に「わが
魂〜」で熱演する秋山さんの映像が。
実盛じいさん(笑)とのツーショットもちらりとありましたが、引きの絵では白髪
ばかりが目立って、まるで家のない方みたいで若干苦笑。

しかしと言う事は、今回のもいつかはWOWOWでオンエア、あるいはパッケージ
化確実かしら?などと思いつつ。

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「瞼の母」を観る

世田谷パブリックシアター。
SMAPの草なぎくんが世界として一番遠そうな股旅ものに主演の話題の舞台。
なんで今、草なぎくんでこれなんだろう?2年前の菊池寛連作が良かったからの
2匹目の鯲を狙ったのかなぁとか突っ込みつつ、このギャップが逆に気になって
見に行く気に。(これがまさに主催者の思う壺か?)

開幕前のロビーでは演出の渡辺えりさんが著書へのサイン会をされてました。
見たところロビーから1階席を探す素振りのお客さんが多かったので、やはり
余り普段はSeptに来ない人が多数だったよう。
客席に段田さんをお見かけする。

90分と、今の芝居の感覚からするとかなり短い尺。
時間が短いは判っていたので、母親と目星をつけた女性がいる料理屋へ
主人公が入って行っての二人のやりとりに絞ってじっくり見せるかと思ったら、
話の発端からラストまでを、心理描写もそこそこに、ストーリーはどんどん展開
したのにまずびっくり。
しかも結構な人数の登場人物をほぼ全部違う役者さんが演じる贅沢にさらに
びっくり。

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2008.05.13

「サド侯爵夫人」詳細

第2弾チラシ入手。

かなりユニークな配役です。

「サド侯爵夫人」
ルネ(サド侯爵夫人)…篠井英介
シミアーヌ男爵夫人…石井正則
アンヌ(ルネの妹)…小林高鹿
シャルロット(モントルイユ夫人家政婦)…山本芳樹
サン・フォン伯爵夫人…天宮良
モントルイユ夫人(ルネの母親)…加納幸和

東京グローブ座
10/17〜26

偶然ですが、蜷川さんのオールメールによるシェイクスピアシリーズ
「から騒ぎ」と日程がほぼ被ります。
両方観るのも一興かも。

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「わが魂〜」ポスター販売開始

初日、2回目にも見当たらず、売らないのかと思っていた「わが魂〜」
メインビジュアルポスターがようやく大小サイズで販売開始です。
場所取るだけなのでいつもはポスターは敬遠するのですが、今回は
誘惑に負けました(笑)

<大>1000円、<小>700円です。

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2008.05.12

「わが魂〜」新聞評

目にした中では最初は日本経済新聞(東京本社版)12日付の夕刊でした。
演出についても役者にも若干手厳しい内容かな。

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「シリウスの道」見事なキャスティング。

内野さんが出ると発表のあったWOWOWドラマ「シリウスの道」の原作を
読みましたが、原作のイメージがここまでぴったりくるのは珍しいくらい
納得しました。

ちなみにそれぞれの役はこんな感じ。
内野さんが破天荒ながら有能な広告代理店副部長、真矢みきさんが
その有能な上司で、かつ互いに好意も持つ間柄、栗山千明さんがインター
ネットの株取引に滅法強い個性派社員、黄川田将也くんが現役閣僚の
息子ながら、気骨を見せる新入社員で共に内野さん演じる辰村の部下。

さらに寺島進さんが内野さんの幼なじみで、今はしがない不動産屋、
大塚寧々さんも二人と幼なじみで今は社長夫人。

この幼なじみ三人を巡る過去がテーマでこのへんは結構「永遠の仔」似の
展開で、しかも若干べたべたなご都合主義設定。スタイリッシュな現在の
描写と余りに落差があって、個人的にでは好きじゃない方向性でしたが、
内野さんが大阪弁をしゃべる設定ですし、ドラマがどう見せるか楽しみです。

ドラマサイトはこちら

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2008.05.11

「日本語を読む~リーディング形式による上演~」【Aプロ】を観る(もしくは聞く)

シアタートラム

本当はさらに「九つの近・現代の日本語戯曲を九人の若手演出家で」と
いう長い副題がついています。

芸術監督どのが渋谷のコクーンに「遠征中」のまっただなか、まさに
その芸術監督のこだわりの賜物と思われる、意欲的な連続公演
開催中。
取り上げられているのは、「わが魂~」の清水邦夫さんはじめ、寺山修司、
三好十郎、別役実、安部公房というラインナップ。
ちなみに清水さんのものは「朝に死す」と、まさに蜷川さんの率いていた
櫻社が新宿文化で初演した「われらが非情の大河をくだるとき~新宿
薔薇戦争」の2作品。

まずAプロ「星の王子さま」(寺山修司)を見ました。
理由は演出が今井朋彦さんだったからですが、久世星佳さんがご出演
だったと劇場で知ってちょっと得した気分。
久世さんはパルコであったリーディングで「サロメ」にもご出演でしたね。

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2008.05.10

7月「解体新書」、ゲストは和央ようかさん他

立ち見の多かったといえば、近藤良平さんの時もすごかったですが
今回も相当なチケット争奪になりそうな気配ですね。

和央さんは秋に「シカゴ」に出演、共演が米倉涼子さんに河村隆一
さんで、話題になっています。

さて、どんな対談になるのか、それと恒例の?コラボレーション
パフォーマンスがどうなるのか、今から楽しみです
(ってその前にチケットなんとかしなければ!)

MANSAI◎解体新書 その拾参
「男時・女時(おどき・めどき)」~様式性のメタファー(仮)~
出演:野村萬斎、和央ようか ほか
日時:7/1日(火)19:00
会場:世田谷パブリックシアター
料金:全席指定3,500円/立見3,000円

詳細はこちら

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2008.05.09

「わが魂は輝く水なり」(2回目)を観る

<5・15 誤字訂正>
2回目ということで、少し落ち着いて舞台を見ることができましたが
舞台の方も少しの回数でずいぶんセット転換がスムーズ(つまり静か)に
なっていました。
ただし、せっかく役者が舞台で美しい独白している時に、袖からゴトゴトと
音がしたり、声が聞こえたりするのはどうなんでしょうか・・・

初回気になった、邑野さんですが、ようやく少し発声が落ち着いてきたかも。
でもセリフ巧者だらけのこの舞台では、一人叫んでいるようにしか聞こえない
のはお気の毒です。

また巴役の秋山さんが凄味を増していました。
美人というラインでは全くなく、義仲の代わりを務めている時の表情など
「険しい」の一言ですが、それと女性としての心の揺れとかのギャップが
大きくて、それでいてかっこいいというのでなく、やはり痛ましい感じが
するあたり、ほぼ唯一の女性として輝きを放っていました。

菊之助さんの五郎は初日はなんだか実盛さんの心配症の世話女房みたい
でしたが、それより少し男っぽく(変な表現ですが)なったかも。

萬斎さんの実盛は「じじいっぷり」(笑)に磨きがかかりつつあります。
客席に平幹二朗さんをお見かけしたのですが、それから舞台を
見始めたら、なんとなく萬斎さん演じる実盛の老けっぷり?の雰囲気が
平さんっぽくも見えたりしました。

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「没後120年記念、絵画の冒険者 〜Kyosai 暁斎 近代へ架ける橋展」を見る

0805kyosai


京都国立博物館。

またこれと関連して烏丸御池の京都国際マンガミュージアムでは、国博で
扱わなかった版画作品を中心に企画展を同時開催していたので、日帰り
ツアー?をしてきました。
さらに運よく、普段は国博に寄託している宗達の「風神雷神図屏風」が10年
ぶりに持ち主の建仁寺で期間限定で公開されていたので、(出光での
企画展や去年偶然通常国博で通常展示コーナーに出ていたり何回か見て
はいますが)国博からの移動の途中で寄って間近で拝見のおまけ付き。

暁斎と言う人は江戸と明治を跨いでいることもあり、非常に作品の幅が広い
とは知っていましたし、またかなり奇妙(やり過ぎと言うか)とも見える作品を
何度か見ているので、変わった画家だと漠然と思っていましたが、今回初期
から晩年の主要な作品を通して見て、本当に幅広いジャンルに作品を残して
いる事を実感したのは勿論ですし、また確かに巨大な地獄絵図やら、リアルな
幽霊やら「えぐい」作品もありますが、何より幾つもの作品の前でしみじみ
思ったのは「この人、普通に描かせたら、とにかく強烈に上手いんだわ!」と
言う事でした。

<こちらはマンガミュージアム入口。元小学校校舎>
0805manga_museum


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「ガラスの仮面」情報は?

「わが魂〜」2回目を見に行ったところ(もう!、と言う突っ込みもあるかと
思いますが、それはともかく)、「ガラスの仮面」チラシの新バージョン。
「5/8主要キャスト発表!」とあったので、昨日からさい芸サイトチェック
してますが、私の探し方が悪いのか、相変わらず何も出てない様な…。

焦らしてるのか、何かが決まらないのか。
そろそろ一般発売なのに、気を持たせますね…

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2008.05.08

「わが魂は輝く水なり」萬斎さんインタビュー記事

もう初日劇評も出ようか、と言うタイミングで、ようやく、8日付けの朝日
新聞(東京本社版)夕刊に萬斎さんのインタビューがモノクロ顔写真入りで
出ました。
ちなみに同じく8日発売号の「ぴあ」(関東版)にはリハーサル写真入りで
公演案内、「大人のoff」には、チラシ写真で、蜷川さんと長いお付き合いの
劇評家の長谷部浩さんによる公演情報記事が出ました。
普通ならどれも公演初日前に出そうな内容ですが、GWが挟まった関係か、
若干情報が遅れ気味ですね。

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鹿賀さんの「シラノ」(9日補足)

帝国劇場入手チラシ情報。

来年の話だそうですが、鹿賀さんがシラノをやるとか。
同じ鹿賀さんの「ジキルとハイド」や上演中の「ルドルフ」と同じ作曲家の
作品だそうです。

「シラノ」
翻訳:松岡和子
訳詞:竜真知子
演出:山田和也

2009年5月 日生劇場

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2008.05.07

「婦人公論」5/22号

萬斎さんと蜷川さんの対談掲載。
やっぱりでてましたね「オイディプス」のインタビューとかでも
さんざん蜷川さんが言っていた萬斎さんの、「血糊好き」話。

今回も最後に「あれ」が出ましたが、確かに楽しそうでしたものねえ・・
萬斎さん。
菊之助くんの「パタパタ」がまた最高にかわいかったですけどね。
(一応、まだ見ていらっしゃらない、戯曲をご存じでない方の
ために、ラストのお楽しみ?は伏せておきます)

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「ルドルフ」を観る

帝国劇場。
「わが魂〜」だ「わが魂〜」だと言いながら、実は今月は他にも見たい芝居が
多く、嬉しい悲鳴と言うか、こらえ性がないと言うか(苦笑)。
作品は「エリザベート」ではエリザベートを襲う不幸の1エピソードである、
息子、ルドルフと愛人(正妻がいる以上、事実を表現するとこう)マリーとの
心中?もしくは暗殺のマイヤーリンク事件までを、ルドルフの視点から判り
やすく描いたもの。
タイトルロールに、「エリザベート」の同役で一躍ミュージカル界に躍り出た
井上芳雄くんを配しているのがまず絶妙ですし、劇中、不仲の夫と顔を合わせ
ないためにか、自宅?に寄り付かずヨーロッパ中を放浪の旅に駆け巡るエリザ
ベートの表現が「エリザベート」と同じようになっていて、見ている人に二つの
ストーリーの関連を示して見せてなるほどなあ~と感心。

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鉛筆とシャープペンシルの違いとは?

記憶力に自信がないのでメモを取る癖が付いているのですが(だから尚更
記憶できないんだと言われますが)、、美術展(館)の対応がまちまちなので
戸惑います。

美術館や展覧会で毛筆や万年筆、ボールペンの使用が禁止なのは流石に
判っているので、メモを取る時は持参のシャープペンシルを使うのですが、
このシャープペンシルの使用の是非が会場によって違います。

ボールペンでない事を確認してOKを下さるところもあればシャープペンシルでも
だめで、備品らしい鉛筆を貸してくれるところ、中には鉛筆どころか、街頭
アンケートなどの回答用紙に付いてくるような、栞に芯だけを差し込んだ様な
ペナペナの物を渡されるところや、には入口の注意事項に「ボールペン、万年
筆、毛筆使用禁止」とあるだけなのを確認して使っていても注意され、理由を
聞いても「シャープペンシルはダメです」と頑ななところもあります。

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2008.05.06

スーパーアグリF1、遂に撤退。

トルコGPから出場断念。
本当に残念なニュースです。
やはり資金難が原因だそうですが、気になるのは佐藤とデビットソンの
行き先。
佐藤は才能があるはずですが、正直チーム運に恵まれないのが本当に
お気の毒。

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「団菊祭五月大歌舞伎」(夜の部)を観る

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「わが魂〜」があるので諦めるつもりだったのですが、やはり「白浪五人男」
の久しぶりの通し、それも菊五郎の弁天と言う魅力に抗いがたく、チケット
取ってしまったのですが(笑)、やはり見て良かったです。
団十郎さんの駄右衛門、三津五郎さんの忠信、時蔵さんの赤星、左団次
さんの南郷と、見ていて安心の組み合わせ。
団十郎さんがセリフの頭が時々弱く、また息が若干続かないのと、左団次
さんの見得にやや力強さがなかったこと、時蔵さんの割科白のテンポがやや
遅めかなとか、富十郎さんの青砥にやや生気がなく、山門の場が迫力に
欠けたなど、いくつか気になる部分はありますが、何と言っても菊五郎さんの
「浜松屋」は、一つ一つが段取りにならず、また脱げた着物の形も含めて
やはり全てが「見事」の一言。
また配役を見た時、「ばかやろう、うちの商売にケチつける気かっ」と開き
直りそうと思った海老蔵さんの宗之助も殊勝で、しかも実は駄右衛門の息子、
と言う破天荒な設定に説得力が加わりなるほどなるほど。

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2008.05.05

「幕末浮世絵展」を見る

三鷹市美術ギャラリー

駅前でしっかりした企画展を見せてくださる公共ギャラリー。
今回は大好きな国芳を含む幕末浮世絵展。

特に国芳作品が多くて、いや、本当に面白い展覧会でした。

例えばかなり若書きだという「鬼一法眼三略巻」の役者絵から
代表作と言われる、3枚続きの大画面作品「相馬の古内裏 
滝夜叉姫と大骸骨」や「讃岐院眷族をして為朝をすくふ図」
そして発禁処分なったという、いわくつきの「源頼光公館
土蜘蛛妖怪図」をまとめて、また、役者絵禁止に対抗しての
「白面笑壁のむだ書」、人を組み合わせて描いた「寄せ絵」
までたっぷり。

また展覧会のポスターにもなっている「アハタムス(アダムス)像」は
幕末に来航したペリーの副官の似がおとして確認されている
世界唯一の作品だそうですし、ほかにも広重の地味ながら
味わい深い軸装された墨一色の「両国の月」なんていうのもあって
面白い展覧会でした。

6/8まで。
公式サイトはこちら

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「わが魂は輝く水なり」おまけ情報

今回も「通路好き」(by萬斎さん)蜷川さんらしく、登退場に通路を使って
ました。
萬斎さんは残念ながら、一度だけ。真ん中を横切る通路下手から登場、
下手側通路をゆるゆる舞台まで行くだけですが、菊之助さんは横通路
から舞台の間を何回か行き来、横通路でのセリフもあります。
初日は私は思いきり上手席でしたので萬斎さんは遠かったですが、
替わり?に長谷川くんが上手通路で登退場でしたので、むやみに?
爽やか凛々しい武者姿を間近に拝見しました。

しかし考えてみるとやはり個人的には蜷川さんのは「音楽劇」系列でないこう
言うセリフで聴かせるストレートプレイの方が性に合っている気がします。
勿論、今回のようにきちんとセリフを語れる役者さんが揃って居ることが必須
条件ですが。
にしても亀三郎くん、良かったです。歌舞伎界ではまだ若手ですが、初出演と
言う現代語劇でこれだけ際立つ力を発揮されるのですから、やはり伝統芸能の
演技術に内包されている底力、恐るべしです。

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「AERA」写真展

創刊20周年だそうで、記念に表紙を撮り続けている坂田栄一郎
さんの写真展「LOVE CALL 時代の肖像」展が開催されるそうです。

会場が面白くて、一か所でなく、丸ビルの3階回廊、新丸ビルの
3階アトリウム、丸の内オアゾの「おおひろば」、行幸地下ギャラリー
の四か所。
確かに800点の写真を大パネルで掲出するのですから、面積は
必要ですね。

ちなみに、当時に同名の写真集も発売、900人以上の肖像写真
をまとめた1000ページ以上のものだそうです。

詳細はアエラ公式サイト

5/9(金)~6/8(日) 11:00~21:00
会期中無休
入場無料
1か月の長期開催ですが、数が数だけに、休みごとに1箇所ずつ見て
まわってちょうどくらいかもしれません。


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「から騒ぎ」出演者

こちらも「わが魂~」チラシ束の中に発見。
もう正式チラシが出来上がっている、この手際の良さ!
他の公演もこれをぜひみならって頂きたいですよね・・・

というわけで、気になっていた「他の出演者」が判明。

手塚秀彰、青山達三、井出らっきょ、妹尾正文、岡田正、大川浩樹、
高瀬哲朗、鈴木豊、清家栄一、今村俊一、福田潔。

どうもこれを見る限り、やはりドン・ジョンは鈴木豊さんか、大川さんか。
おっとこの二人「タイタス」再演のダメ兄弟コンビですね

今回は15日の公演後にバックステージツアー(チケット購入者対象、
事前応募制)と20日に当日観劇者対象でアフタートーク開催。
ただし出演者未定。


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「蛇とピアス」チラシ

「わが魂~」で受け取った束チラシの中に発見。

ゲスト出演として亀治郎さん、井出らっきょさん、小栗くんに唐沢さん、
藤原くんまで登場する(たぶんワンシーンでしょうが)とのこと。

実花さんの「さくらん」でもカメオ出演がすごかったですが、パパも
その路線踏襲でしょうか。
あ、親子の順序が逆っていうのは「わが魂」流?(苦笑)

公式サイトは表紙だけできてます。

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2008.05.04

「わが魂は輝く水なり」初日を観る

ご自身の演出だとそちらに注力しがちだし、観る側もつい演出家としての
仕上がりに気を取られてしまうので、久しぶりに「1役者」萬斎さんを拝見。
そして予想以上に大満足の初日でした。

さすが初日、ロビーには蜷川さんは勿論、富司純子さん、(多分)亀三郎さん
ママなど関係者がたくさん。
また客席には松岡和子先生に河合祥一郎さん、俳優の山口馬木也さん、
白井晃さん、万作家一門では月崎さんをお見かけする。

戯曲は読んでいましたので粗筋は判っていましたが、やはり役者の肉声で
聞くと若干難解に思えたセリフがスイスイ理解でき、また「老い」などの
テーマが明確に伝わってきました。
Dsc00023


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コクーン9月は堤真一&宮沢りえで「人形の家」

文化村の仮チラシ情報。
シス・カンパニー公演で演出はデヴィット・ルヴォーさん。
なんで今頃「人形の家」なのか、演目に疑問を感じなくもないですが、
魅力的な組み合わせではあります。
9/5〜30

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「わが魂は~」上演時間(5/5訂正)

どうやら、15分の休憩をはさんで2時間35分のようです。

ということは、19時開演で21時35分、14時開演で16時35分が
終演時間と言うことで、駐車場利用者でもほぼ安心してカーテンコール
まで見られそうですね。

いよいよ、初日です!

<5/5訂正>
初日に行ったところ、1幕75分、15分休憩、2幕70分の
計2時間40分でした。
ちなみに初日は、私が劇場を出たのはカーテンコールの
関係もあってか、21時50分でした。

昨日の舞台稽古のインタビューが掲載されたのは
スポーツニッポンスポーツ報知サンケイスポーツ
日刊スポーツ

一般紙では本日付の産経新聞サイトに菊之助くんのインタビューも
出ています。

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2008.05.03

コクーン「表裏源内蛙合戦」配役。

やっと文化村サイトに配役アップ。
源内(表)は上川さん、源内(裏)に勝村さん。
ほかに大石さん、六平直政さんと言った蜷川さん芝居お馴染みの
役者さんのほか、高岡早紀さん、豊浦功輔さんなど。
音楽は朝比奈尚之さん。最近は蜷川さんとは「白夜」とか「カリギュラ」
で組むことが増えましたね。


11/9〜12/4
シアターコクーン。

文化村サイトには「わが魂〜」の稽古場レポートも。
こちらはいよいよ明日初日。

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2008.05.02

ドラマ「パズル」に亀治郎さん出演。

大河ドラマ「風林火山」に満を持して出演した事で、その魅力と実力が爆発
完全に勢いがついた亀治郎さんが、テレビ朝日系連続ドラマ「パズル」の
今日(2日)放送分に、主人公の前に立ちはだかる天才弁護士役でゲスト
出演していたので、このドラマ、初めて見ました。
亀治郎さんは初めて見る現代劇姿でしたが、舞台人にありがちな大げさとか
全くなく見事にドラマの世界に馴染んでいました。
また他のゲスト出演者も近江谷太朗さん、美保純さん、西尾まりさん、矢島
健一さんと豪華実力派揃い。
緊迫感に溢れていて、正直、どちらかというと、レギュラー陣だけのシーンが
浮いて見えすらしました(若干毒)。

しかし、毎度書きますが、亀治郎さん(先月は舞台版「風林火山」で一人二役)
は勿論、「トゥーランドット」に続いて岩松了さんの「羊と兵隊」に出演の
獅童くんに、蜷川×清水作品「わが魂〜」に出演の菊之助くんと、今の演劇の
舞台はじめ映像においても歌舞伎役者さんの果たす役割は本当に大きいですね。

ちなみに、この「パズル」で剣道部員役で出ている木村了くんですが、
新国立劇場サイト情報によると、今年の秋に、三島由紀夫作の
「近代能楽集」の「弱法師」(演出は深津篤史さん)に、出演だそうです。
もちろん、蜷川さん版で藤原くんがやった俊徳役ですね。

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「篤姫」今後の新出演者

「ステラ」最新5/10~16号に今後篤姫が江戸城に入るに従って登場する
新配役が出ました。
奥女中・重野に中嶋朋子さん、老中・堀田正睦に辰巳琢郎さん、家定の
側室・お志賀に鶴田真由さん、大奥御年寄・滝山に稲森いずみさんなど。
とにかく無茶苦茶美人系女優勢揃いでびっくりです。

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映画「転々」「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」(DVD)を見る

GWもカレンダー以上に出勤で、遠出もままならず、せめてと映画レンタル
しまくりです。

まずは「転々」。
三浦友和の怪演が評判でしたが、確かに最初の登場シーンの靴下
責めのあたりと、一旦部屋を出てから「逃げるなよ〜」と言うあたりでもう、
通常「怪演」で鳴らす?オダギリジョーも霞む凄さでした。
「陰日向に咲く」でもかなり屈折した男をやっていましたが、やはりこちらが
格段上でした。

また井の頭公園や上野の裏とか、東京のあちこちがロケで出てくるので、
それを楽しむ面白さがありましたし、吉高由里子さんも出ていたりして、
いくつも発見の楽しみのある映画でした。

一方「腑抜けども〜」は舞台を見ず、評判だった永作さんの助演ぶりに
期待して見ました。
確かに永作さんは凄かったものの、全体が非常に不愉快な感情を募らせる
もので、読後感ならぬ見たあと感が悪く、わざわざ映画館には見に行か
なくて正解だったと言う印象。
何しろ登場人物全員が「家族」を思いやると言う感覚が皆無で、互いにエゴと
被害者意識だけが膨張しまくっていて、最後まで見ていて救いのない、
一言で言えば「鬱陶しい映画」でした。
これが現代の家族の現実なのかもしれませんけれど、せめて映画では、
非日常を楽しみたいタイプの私には不向きでした。

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読売新聞「日本の知力」

ちょっと前の記事ですが、読売新聞の一面に短期連載していた
「日本の知力」の4/28掲載分に萬斎さんのコメントが出ていました。
テーマは「型が作る知の土台」と言ったもので、二面の関連インタビューには
「声に出して読みたい日本語」で一世を風靡?した斎藤孝先生。
(「にほんごであそぼ」の監修)

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「から騒ぎ」映画版を見る

蜷川さんの舞台の配役が発表されたのを機に早速映画版を地元の
TSUTAYAで探したところ、DVDはなく、ビデオもレンタルのみ、
しかもセルは廃盤状態。
監督は才人、やっぱりのケネス・ブラナー。
今回の蜷川さん版では小出くんが扮するベネディクト役で主演も兼。
ベネディクトと繰り広げるトークバトルが本筋より目を引く、高橋くんの演じる
ベアトリスにはエマ・トンプソン、ベネディクトの主で、鋼太郎さんが演じる
ドン・ペドロはデンゼル・ワシントン、その弟で今回の配役は未発表のドン・
ジョンはキアヌ・リーヴスと言う豪華布陣。

映画を見る限りは今回の舞台版で長谷川くんが演じるクローディオはかなり
情けない純情男で、これまでの映像での印象で言うと、どちらかと言えば
小出くんのキャラクターに近い感じがして、「カリギュラ」など割にクールな
印象がある長谷川くんとは配役逆?の感じ。
このドン・ジョンがいわは性根のひねくれた小悪党ですが、今回の蜷川版
では誰がやるかも興味津々。
蜷川組常連の中では鈴木豊くんあたりがイメージですが。

映画版はイタリアの田園風景の中に軽やかな音楽がストーリーを疾走させ、
勢いで見せていましたが(ケネスは相変わらずやりすぎだし、エマは知的
すぎです)、さて舞台版はどうなりますか。

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