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2008.08.03

「ミスサイゴン」(筧エンジニア版1回目)を観る

久しぶりの「サイゴン」。
1幕75分、休憩25分、2幕65分。17時開幕19:45終演(含:カーテンコール)。

4年前に呆れるほど見たはずなんですが、何だかととも盛り上がりました。
Saigon080803


最大の理由は勿論キャスト。
筧さんエンジニアは私にはお約束ですが、今回は笹本キム、井上クリス、
岡ジョン、シルビアエレンと実力派揃いの回でしたから、さすがに素晴らし
かった。

筧くんはまあ歌唱の拍手はは他のキャストにお任せは仕方ないですが、
難関「生き延びたけりゃ」後半もなんとか音を外さず乗りきり、「アメリカン
ドリーム」では相変わらずキレの良いダンスを見せて下さいましたし、
前回より無駄な動きが減ってこちらのハラハラも少し減りました。
まあ「3年後」の落武者みたいなロン毛には大爆笑でしたけど。
そして幕切れ、皆の目がキムに注がれる中、エレンに対面しているタムの
背中を冷静に見つめていた姿が、エンジニアがキムの死を目にしても本来の
目的を忘れてない事を明確にしていて、見事でした。

しかし何故か前回機械トラブル回に一番行き当たった筧エンジニア回だった
ので、電話やソファ、クリス(アメリカ)ベッド、勿論ヘリコプターまで、
セットがちゃんと出るか一々無駄にドキドキしてました。

玲奈ちゃんは前回よりおそらく意識しての童顔メイク(本田さんぽい)に、
不釣り合いなくらいのパワフル歌唱で、一見無駄な死にもみえるラストに説得力
がありました。
井上くんも時代に翻弄された自分の弱さを余すところなく露呈しまくる人間的な
クリス、岡さんは前回よりかなり色黒、ゴツ目のビジュアルで前半と後半の
メリハリが見事(クリスとの電話シーンの「蓮ですか!」がかなりツボでした)、
井上くんとの組み合わせで随分「姉さん女房」だったシルビアさんもともすれば
憎まれキャラのエレンに、同じ女性としてキムに共感しつつも妻の座は譲ら
ないと言う複雑さを歌に乗せていました。

音楽は胡弓のようなテイストが加わったり少し雰囲気が変わったように思えた
部分がありました。

日曜夜と言う事もあってか幕が下り、塩田さんのフル演奏が終わってからも
なかなか拍手が鳴りやまず、はてどうするか、根比べ?と思った頃、なんと
やはり座長格の責任取ってか、筧さんが下手から靴に靴下履いたまま、白の
バスローブ姿で一人登場し、客席大喚声に大拍手。
下手袖から一つ放り込まれた花束を拾って客席にトスして、他のキャストの
再登場を期待していたであろう観客もさすがに納得して帰途につきました。

ロビーでは前回はなかったアンサンブルが並んでの握手でのお見送りがあり
ました。

エンジニア役はどうしても市村さんに比較されると言う、ある意味理不尽とも
言える運命から逃れられないのがお気の毒ですが、今回は博多座まで前回を
超える半年のロングラン、どんな工夫でどい見せて下さるか、楽しみになって
きました。
(やっぱり博多座遠征するかなぁ…)

次は観劇は初のさとしさんエンジニア版です。

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