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2008.08.17

「国立能楽堂定例公演」を観る

萬斎さんは寒川神社の野外能にお出ましのこの日、インドア派?の
わたくしは万之介さんと万作さんの顔合わせの「無布施経」を目当てに
国立能楽堂の定例公演に伺いました。

この日は万之介さんの住持に万作さんの施主。
なかなか思い出してもらえない布施のためにじたばた苦労しつつ
そうそうはいじましいと思われたくないプライドもあるという実に今でも
100%共感できる住持の心情を、万之介さんひょうひょうとおどおどを
ミックスした独特の軽さで見せてくださいました。

能は観世流の「天鼓(小書:弄鼓の舞)」
相変わらず初心者なので感想は控えておきますが、前シテは老人が
恐る恐る自分の子供を殺した帝の前に出て、その形見?ともいうべき
天鼓を打てと言われての悲しみを、後シテはその子の霊として登場し
奪われていた天鼓を打つ喜びを表すということで、両極端な二つを一人の
シテがされるというのがずいぶん不思議でした。
しかし、その音があまりに魅力的なので天鼓を奪い、それを打つ子を
殺したものの音が全く出なくなり、その老父が叩くと音がするとか、
霊が出てきて妙なる音を奏でるというのは、海外の長編ファンタジー
小説とかにありそうな設定で、なんだかハリウッドでVFX駆使して
映画化とかもできそうとか、そんなことを考えていました。

建物の続きにある展示室では「能楽入門」として、狂言面や能装束、
そして実物の一畳台などが展示されていて、休憩時間にはたくさんの
方が見学されていました。
先日「邯鄲」を拝見したばかりなので、横っ跳びに飛び込んで寝込む
という派手な演出の割には一畳台が当然ですけど狭くて改めて演者の
勇気?にびっくりしました。(なんたって装束に面つけているんですから!)

帰りが急ぐ必要もなかったので、遠回りして噂の副都心線で渋谷駅に
出てみました。
<この巻貝な部分がエスカレーターの天井部分>
Fukutoshinsen1


<別角度からみるとこんな感じ>
Fukutoshinsen


かなり複雑な乗り換えの上下関係だと言われていましたが
もともと歩きなれた駅だったせいか、わたしには割に普通でした。

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