「007 慰めの報酬」を見る(2回目)
一般公開初日。
銀座ソニービル前にはアストン・マーティンの代わりに巨大なスクリーンが設置
されて予告編をリピート上映していました。
今回やっとパンフレットも入手。
(以下当然の様にネタバレしてます)
前回は派手なアクションシーンにばかり目が行き、「なんかアクションシーン
ばっかりだなぁ」と思いましたが、ストーリーが判って見れば、一回目に感じた
程はアクションの時間は長くなく(程度としてやり過ぎ感はあるけれど)、Mと
ボンド、カミーユとボンド、そして気の毒にもボンドに手を貸したばかりに命を
落としたマティスの言葉、何よりどうやらやりつくして漸く正気を取り戻した
らしいラストのロシアでのボンドとMの会話に、無謀無敵と見えて、実はかなり
悩み深い“成り立て00”ボンドのキャラクターを印象付けた一作と見ました。
また、ひょっとしたら昨日DVDを見たからかも知れませんが、前作「カジノ・
ロワイヤル」と続けて1作品として見るとあのあっさりめのラストも納得でき
る気がします。
(「レッドクリフ」が尺のせいで2部作になったのと結果的には同じ?)
2回目でやっと全体像が見えた気分です。
「カジノ~」の様に5回は見ないと思いますが、あと1回は、今度は細部に
拘って見たいと思います。
今回疑問だったのは、なんでちゃんとした双発機も停まってたのに、
あんなオンボロ飛行機で逃げようとしたのか、またラスト、ボンドはグリーンを
ガソリン缶を渡して砂漠に放り出しただけに見えたのに、Mに入った報告は
「後頭部に2発、胃にガソリン」になっていたこと。
グリーンの更に組織の上部が、組織の秘密をグリーンがボンドに話した事を
察知して、ボンドの後から現れて止めを刺したのか?
(※あとからパンフレットを見たらその設定らしい記述あり)
字幕では情報量が足りないのかも、ですが。
そして個人的注目はマティスの最期を見届けた時の引きのショット。
マティスを支えて前に伸ばしたボンドの右足の位置がありえない程長くて見惚れ
ました。(単なるファンの戯言ですね(苦笑))
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