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2009.03.18

「Beauty」を見る

英語タイトルですが、第二次大戦を挟み、否応なしに様々な苦難に直面しながら、
村歌舞伎の存続にかけた人たちの切ない物語。

本物の歌舞伎役者である愛之助さん、孝太郎さんが出演、仁左衛門さんが特別
出演(題字も)と聞いて楽しみにしていました。

「神霊矢口渡」や「絵本太閤記〜十段目」など実際の歌舞伎の演目が演じられ
たり(村歌舞伎なので普通歌舞伎と少し違うので役者さんはかえって大変だった
筈ですし、本職の歌舞伎役者と同じ舞台に立つ麻生さんもさぞかし)、女一人
男二人で「三人吉三」の大川端の台詞を練習していたりなど成る程〜なシーンが
あり、また、仁左衛門さんはじめ串田さん、中には今は亡き、北村和夫さんなどが
一場面ながら出ていらしてたりと細かく楽しめました。
(秀太郎さん出演はエンドクレジットまで気づかず残念)

孝太郎さん演じる半次が歌舞伎を始めるまでの経緯、また引退舞台の
エピソードの流れはちょっと合点がいかなかったり、冗長な感じもしましたし、
40年後も同じ役者さんがやるのは、少なくとも麻生久美子さんはきつかったかな。
また半次と一緒にシベリアの収容所に抑留された行夫が途中で伝染病に感染、
隔離された後に半次は行夫は死んだらしいと聞かされ日本に復員してくるが、
実は行夫も生きて復員していて、何年も経ってから二人は再会するのだけれど、
行夫が何故生き延びられ、生還できたのか、本当に伝染病だったのか、ソ連に
刃向かったための罰として隔離されたのか、と言った恐らく半次が感じた
(勿論観客も)疑問について説明がなかったのがちょっと残念。

でも歌舞伎役者さんが演じる普通の人が、歌舞伎を演じると言う二重三重
構造の面白さ、 また通常舞台でしか見られない歌舞伎が自然の中で
演じられる雰囲気が普段の歌舞伎と違っていて興味深かったです。

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