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2009.04.24

「国立能楽堂四月狂言の会」を観る

勿論お目当ては萬斎さんシテの「梅ノ木」
見る前はてっきり「鉢の木」の話かと思い込んでましたが、詩人高橋睦郎さんに
よる新作狂言でした。
高橋さんは確か萬斎さんの「オイディプス王」公演の修辞を担当されていた方。
難しい話かと身構えましたが、判りやすくファンタジックな寓話的な内容でした。
何と言っても梅の木に扮した裕喜くん。
金色にところどころ緑の葉の刺繍のある上下(下は下袴)にティーコゼーか
ナポレオンの帽子のようなてっぺんに青梅を模した小さい球がついた半円形の
帽子と言う出で立ちは随分ポップ。
一人で葛桶に乗っている時は(結構怖そう)勿論、萬斎さんが肩車して二人で
同じ仕草をしている時の揃い方、声の質の似ようはさすが親子とは言え、
ちょっとびっくりでしたし、ますます裕喜くん、レパートリーが増えて、いまや
しっかりした万作家の演者の一人ですね。
石田さんが演じた有徳人、有徳人とおだてられて借金の証文うっかり破り捨てて
しまった男ま含めて、根っからの悪人の出てこない温かな曲でした
(妙に梅干しにこだわっていたのには笑いましたが)
「梅の木」の前に三宅家の「墨塗」。休憩を挟んで「楽阿弥」。
「墨塗」はいつも万作家で見ている物と殆ど同じでしたが、「楽阿弥」は完全に
能がかりで、かなり地味で狂言らしくなく、地謡の力強さは格別でしたが、全体
として、個人的には渋すぎ通好み過ぎてやや従いていけない感じでした。

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