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2009.04.17

「太平記」と「猿聟」

リアルタイムオンエア中の「天地人」より、今は時代劇専門チャンネルの
「太平記」再放送の方に正直完全にはまっています。
先日の回には猿楽(実際には能)が演じられるシーンがあり(見た目「石橋」
でした)、クレジットには西村高夫さん(シテ方)、柴田稔さん(シテ方)
一噌隆之さん(笛)、宮増新一郎さん(小鼓)、安福光雄さん(大鼓)
観世元則(現・観世元伯さん(太鼓)柴田稔さんら観世流の方のお名前を発見。
オンエア当時は能狂言に全く興味がなかったので、気にも止めてなかった事
ですが今見るとなかなか興味深いです。

能狂言と言えば、将軍にまで上り詰める尊氏に対する民衆の代表として、
柳葉さんが演じている役の名前が「ましらの石」
「ましら」って何だろうとずっと思っていたら、昨日の「狂言座」で拝見した
「猿聟」の語句解説に『「まし」…「ましら」の略。猿』とあって、子ども時代
足が速くすばしこかった石にはぴったりとやっと納得しました。

しかしいかにも魅力的な真田さんの尊氏に、野望と人格を併せ持つ現・
仁左衛門(当時は孝夫)さんの後醍醐帝、豪快かつ繊細、直情と思えば
策略家と言うややこしい陣内さんの佐々木道誉に、コンプレックスと
プライドが絡み合う、最も複雑な根津さんの新田義貞と、とにかくこの
ドラマの面白さは、陰気な権力闘争をそう見せない役者な魅力に尽きます。
にしてもすっかりフィールドを世界に移してしまった真田さんですが、たまには
CM以外で日本の作品に出てほしいとこれを見ながらつくづく思います。

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