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2009.06.27

「狂言劇場その6」(Bプロ)を観る

今回、一番「狂言劇場」にかけると面白くなりそうな演目の「博打十王」
(その昔、NHKホールでもやったとやら)と「清水」と言う組み合わせの
Bプロ。

「清水」は万作さんのクリアなセリフと(特につまんなそうに主に返事する
間と声の大きさが絶妙)、面の効果が良く判る曲でした。

休憩、「能楽囃子」を挟んで「博打十王」。
閻魔さんたちは赤いスモークと炎っぽいライティングに包まれつ上手から登場、
一方博打打ちは下手から。いつもよりずいぶん長いのか、動きが早いのか
かなり追い回した挙句、閻魔さん前につき出された博打打ち。
さあ博打の勝負となりますが、いくら天下?の閻魔さんと言っても、下界で
一応はそれを生業にしてきた博打打ち(それもイカサマの)には敵いません
1の目を拘り過ぎる閻魔さんに、部下が思わず意見をするものの、聞くような
閻魔さんじゃありません。
博打に勝って、正面の金の紙吹雪舞う極楽への一本道を駆け上がりご機嫌の
博打打ち。
一方、最後スッテンテンになり、しおしお眷族従えて入る閻魔さんが気の毒
ながら、つい笑いを誘われました。
「唐人相撲」同様、どうも「敗者の美学」がポイントなのかも。
ましてや、イカサマ博打にしてやられてるんですから尚更ですが。

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