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2009.11.30

読売新聞の伝統芸ページ

読売新聞の伝統芸ページ
30日の読売新聞夕刊「伝統芸」ページは、情報満載でした。

まず右半分は歌舞伎のイヤホンガイドについて、左には十二月の
歌舞伎座のクドカン&野田さん作品情報。
そして右下には小さいながら萬斎さんの真備と玄祥さんの仲麻呂さんの
カラー写真付きで、来年の「野馬台の詩」の記事が出ていて、私としては
50円の価値以上の紙面でした。

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上映時間と上演時間の不思議な関係

いまかかっている、共に映像作品を持つ二つの芝居「フロスト/ニクソン」と
「十二人の怒れる男」、「十二人〜」の上演時間を調べていて、ちょっとした
事に気がつきました。

「フロスト/ニクソン」のオリジナル舞台版のは判りませんが、日本版は
上演時間休憩なしで1時間50分、映画版は2時間ちょっとでした。
舞台版になかった、フロストのガールフレンドのエピソードが加わっていたし、
舞台では言葉一つで済む「○○へ行った」とか「何かを見た」的な部分も
映像的説明を伴う分時間がかかるので何となく映画の方が時間が
かかるのは納得できます。

一方、「十二人〜」。
先日見たばかりのヘンリー・フォンダ主演の映画版、時間は96分でした。
片や上演中の蜷川さん版、休憩15分挟んで2時間40分、正味145分と映画版より
55分程舞台の方が長くなっています。
脚本が映画と同じだとしたら随分時間に差があります。
そして「フロスト〜」は映画が舞台より長く、「十二人〜」は舞台が映画より
長くなっています。
英語と日本語の違いなのか、あるいは演出によるものなのか、見るポイントの
一つになりそうです。

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2009.11.29

「十二人の怒れる男」(映画)を見る

実はちゃんと見たことがなくて、観劇を前にやっとレンタルし、当然舞台の
配役を連想しながら見ました。

これまでは陪審員制度と言われてもピンと来なかったのが、日本でも裁判員
制度が始まり、その意味でも興味深く、「人が人を裁く」とは、また「偏見なし
でものを見る心」について、非常考えさせられる作品でした。
ただしどうしても最後の一人、3号が無罪と泣き伏して言うラストだけは、
それまでの流れが分断された感じがして、納得がいかなかったです。
3号については、見ている側は、財布に入れていた息子らしき若い男の写真を
見て泣くところから、自分の息子とある葛藤を抱えていると察しられ、その
思いから、他人の子である被告も有罪と決めつけたかった、その偏見がラストに
解けたように見えましたが、しかし良く考えると、どうも11対1になった、その
マイノリティ感と言うか、多勢に無勢の無言の圧力(3号目線の11人のショット
がそれ)に屈した様にも見えます。
彼の描写には少年を無罪とした確たる根拠が示されない。
その前に「飽きたから無罪で良いや」と言った他の陪審員が周りから非難された
のと同じなのに、それを8号は問い詰めない。
途中から、結局全員一致なんて無理なのではないかと思いながら見ていましたが
やるとなればどうしてもラスト1人はこう言う心理状況に追い詰められそうで、
それが民主主義なのか、微妙に疑問です。
正義を謳ったり、裁かれているのは陪審員の方、なんてふりをしながら、実は
このラストの違和感こそが、制作側の真の狙いだったとしたら、8号の存在
共々相当に「怖い」映画な気がしました。

さて舞台では8号が中井さん、3号が西岡さんです。
どうなりますか。

そう言えば筒井くんは唯一三谷さんがこれを「翻案」した「〜優しい日本人」と
両方に出演なのですね。

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「マクベス」上演時間は2時間以内・・?

世田谷パブリックシアター公式サイトに、作品レクチャーとして
萬斎さんが「マクベス」について語るという講演が発表されましたが
その日は休演日ではなく、マチネ公演のある日。
14時開演の公演があって、作品レクチャーは16時半から。
ということは、着替え、一息、移動を考えたら、「マクベス」本編は
最大2時間くらいということでしょうか。

講演は河合先生にでもお任せしたら良いのに、芸術監督どの
律儀というか、お仕事大好きと言いますか(^^)/

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2009.11.28

「ヘンリー六世」ちょっと配役判明。

雑誌「ベストステージ」に蜷川さん版の「ヘンリー六世」の配役がちょっと紹介
されていました。
上川さんがタイトルロール、高岡くんがやはりリチャード、そして池内くんは
なんとサフォークだとか。
う〜ん、サフォークとマーガレットと言うと、チョイ悪オヤジ村井サフォークが
ひっ張り、華奢な全身が脳みその中嶋マーガレットが食らいついていく、
と言う印象が未だに強く残っているからか、池内くんのサフォークはちょっと
違和感~
大竹さんのマーガレットの年下の愛人で、言いなりの腹心な感じがして
しまいそうな…。(オセロのエドマンド的)
まあ新国立版では、サブキャラ全開で、草食系ヘンリーは締めと言った印象
だったのが、計略として草食を装っているのかもと思わせる上川さんをヘンリーに
キャスティングした事も含めて、どうも蜷川さん版は意識してか無意識か判り
ませんが、新国立版とはかなり違ってきそうな予感大。
しかしとなると長谷川くんは何の役でしょう?

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マックカフェ、新CMに、中村屋一門、総出演!!

マックカフェのCMに勘三郎さん、弥十郎さん、橋之助さん
はじめ、平成中村座メンバーが羽織袴姿で勢揃いしています。
画面に映っているだけで、勘三郎さん、弥十郎さん、橋之助さん、
勘太郎さん、七之助さん、笹野さん、亀蔵さん、扇雀さん。

音楽ともどもかっこいいです。

マクドナルドサイトで動画が見られます。

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2009.11.27

3月下旬のシアターコクーンはG2さん作品

速報チラシ情報。
蜷川さんが、さいたまで「ヘンリー」をやっている時期、コクーンはG2さん
演出、平岡祐太さん主演の「相対的浮世絵」が上演されるとの事。
共演は袴田吉彦、安田顕、内田滋、西岡徳馬他。

シアターガイドサイトにも情報ありました。

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2009.11.26

「マクベス」本チラシはちょっとニュースかも。

公式サイトの《鎖骨見え》だけでも萬斎さんとしては結構衝撃的でしたが、
出来上がった本チラシはご覧の通り。

「マクベス」本チラシはちょっとニュースかも。

下は開いた全体像。

「マクベス」本チラシはちょっとニュースかも。

確かにサイトにあった写真のモチーフを使ってますから驚くにはあたらないの
かも知れませんが、正直パッと見「で、これのどこが『マクベス』?」(笑)と
思ってしまったワタクシ。
ファンの資格限りなくゼロ?

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「沈まぬ太陽」意外なロケ地

映画「沈まぬ太陽」の中で、印象的だった場面に、恩地がニューヨークで
動物園に行くシーンがありました。
恩地が、あるフェンスの前に立つとカメラアングルが正面に回り、フェンスの
前に付けられたプレートが写し出される。
そこには「世界で(地上で?)最も獰猛な動物」の文字。
見学者の人間を檻の中の動物に見立てる皮肉で、なるほどアメリカらしい
発想だなぁなどと思っていたところ、26日の朝日新聞のwebニュースに、
ニューヨークでのロケが難しかったため、飼育展示の状況が近い、大阪の
天王寺動物園でロケしたとの記事。
しかも、通天閣など大阪らしい風情が映らないように撮影するのがなかなか
難しかったとか。
う〜ん、すっかり海外ロケと思っていたので、驚きでした。
逆に当時の雰囲気を残した空港がなくて、羽田空港で恩地が正月の第一便を
見送るシーンは海外の空港で撮影したと前にインタビューで渡辺さんが話して
いましたし、他にもさら〜っと写っているシーンも、私たちには判らない色々な
苦労がたくさんあったのでしょう。
それを考えるとサービスデイに1000円なんかで見たら申し訳ない気がします。

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「ギネ」(11/25)

ようやく、奈智の離婚した夫(なのに奈智が姓を戻さないのは子どものため?)、
長谷川くん演じる隆弘さんが血液内科医と言う設定が効果を発揮。
同じ大石脚本の「四つの嘘」もそうでしたから、長谷川くんって医者役向きの
キャラクターなのかしら。
しかし「医龍」や「巨塔」と違って、このドラマは出てくる専門用語の解説を
一切しないので、理由や分析のセリフがさっぱりわかりません。
ドラマの流れを切りたくないなら、エンドクレジットの後でもいいので用語
解説がほしい!

とりあえず前回から説明なく半年経ち、裁判は進行中、玉木は婚約者とアメリカ
留学決意中の状況で、裁判は瀬戸際で柊(夫)と桧口のおかげで最悪の事態を
回避、奈智、桧口、君島もやや停戦&軟化の状況。
次回もまだ色々ありそうですが、気になるのは橋之助さん演じる榎原と桧口の
今後。
榎原と君島の「同期」トークを見ていると、桧口より気が合いそうですが。

結局なんだかんだ言いながら最後まで見る事になりそうです。

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2009.11.25

「ブラック会社に勤めているんだか、もう俺は限界かも知れない」を見る

監督が名作「キサラギ」の佐藤祐市さんだと言う、その一点だけで見るのを
決めたのですが、ギャグみたいなタイトルとは裏腹に、働くと言う意味について
さらりと、でもきっちり、しかし説教臭さゼロで表現していて、期待通りでした。

何と言っても、自分の勤めている会社も相当理不尽だと思ってましたが、映画に
出てくる「黒井システム」に比べたらまだまだマシ、我慢できるかもなんて
思ってしまう、妙な「効果」がありましたが、いや、それで安心してては
いけないんですけれど。

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狂言とコメディデラルテのコラボレーション。

今年、世田谷パブリックシアターが招聘したイタリアの仮面喜劇、
コメディ・デラルテ、今度は同じ和泉流の小笠原匡さんが作と構成、
演出を手がけ、イタリア人俳優と同じ舞台に立つ新作「TANTO
(イタリア語でまぬけな)盗人」と言う作品が12/12に
大阪・山本能楽堂で開催されるとの事。

萬斎さんの時はポストトークでの対談やワークショップはありましたが、
こうした共同制作がどんな感じになるのでしょうか。

詳細は小笠原さんの公式サイト山本能楽堂サイトなど。

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DIY生命の珍しい顧客。

DIY生命の珍しい顧客。
25日の朝日新聞に出たDIY生命の広告はなかなかタイムリー。
要はライフステージ毎に保険を見直しましょうと言う広告なのですが、
シミュレーションモデルとして登場しているのが写真の通り、直江兼続。
写真では判りにくいですが、年齢と西暦、出来事と保険見直しのコメントが
18歳から44歳まで載っています。
例えば21歳で結婚のところでは「結婚で守りたい妻のために保険額をアップ」、
また38歳で主君に従っての会津移封では「引越し。色々物入りなので念の
ため保険額を下げる」など。
ドラマ見ながら安易に考えついたとも言えますが、「天地人」終了直後で、
彼の一生が割にみんなの印象に残っている時に載せているので、実際
こうして目を引きます。

保険、余り考えてませんがたまにはこう言うのを見ると意識しますね

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「国盗人」ポストトークゲスト(28日補足)

世田谷パブリックシアター公式サイト情報。
設定されていた、「国盗人」のポストトーク日のゲストが発表されました。
シェイクスピア関係かと思いきや、能楽師の片山清司さんだそうです。
能楽師からは、能テイストなシェイクスピアはどう映るのか、楽しみです。

(10日は片山さんでしたら、7日にポストトーク追加設定。
 ゲストは串田和美さん)

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2009.11.23

「ヘンリー六世」印象的な台詞集。

もう千秋楽を迎えてしまいましたが、全3部作で印象的だった台詞を、
小田島さん訳本で探して、コメント付きで羅列してみます。

<一部>
トールポット:(ジャンヌとの対決を前に)
       「・・・皇太子だろうが明太子だろうが・・・」
 *ちなみに、松岡訳では「皇太子だろうが、ごろた石だろうが」でした

オーベルニュ伯爵夫人:(トールポットと対面して)
       「・・・まあこれがご本人?」
 *かなりがっかりした言い方が笑えました。

ジャンヌ:(くるくる言うことの変わるシャルルに当てつけて)
     「それでこそフランス人よ!(傍白)くるくる心変わり
      するところは!」
 *これって本当にフランス人読んだら怒りますよね

<二部>意外に名せりふなし

続きを読む "「ヘンリー六世」印象的な台詞集。"

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「フロスト/ニクソン」を観る

天王洲銀河劇場
男子ばっかり芝居その2。
映画をかなり面白く見たので(映画のレビューはこちら
興味を持ちましたし、何より今、首相とか大企業トップとかを
演じさせたら一番と思われる、北大路欣也さんがニクソンを
演じるというし、シェイクスピアものに主に出ていた、谷田歩さんが
こういうプロデュース舞台に出るというのも楽しみでした。
(しかも、映画で一番カッコよかったケヴィン・ベーコンさんが演じた
ジャック・ブレナンを谷田さんが演じるというのでなおさら)

2階席でしたが、意外に混雑。
少なくとも「ゴッホ」よりは入っていました

そういえば、これも鈴木勝秀さん演出。
ただし、この作品、元は舞台で、ヒットしたおかげで、舞台と同じ
キャストで映画化されたわけですから、鈴木さんお得意?の
映画の舞台化というのとはちょっと違いますが。


1時間50分休憩なし。

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三谷さんのブロードウエイ挑戦作、日本公演情報

三谷さんのブロードウエイ挑戦作、日本公演情報
やっとチラシを入手しました
関心がなかったのでチェックしていませんでしたが、もう1月に公演なんですね。

「トーク ライク シンギング」
赤坂ACTシアター
'10.1.23〜3.7
チケット発売:12/12

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「海をゆく者」を観る

PARCO劇場
今年の最終四半期は「男子ばっかり芝居強化月間」の様相で、これ、
シアターコクーンの「十二人の怒れる男」、天王洲銀河劇場の
「フロスト×ニクソン」までよくまあ同じ時期に揃えたものです。
ついでに言えば歌舞伎座の「忠臣蔵」なんてまさに男子ばっかり
芝居の典型。
観比べる楽しみがしばらく続きます。

で「海をゆく者」。
小日向さんと大谷さんは自由劇場(更に吉田さんと大谷さんも一時期同じ
劇団にいたらしい)、平田さんはつかこうへい劇団で一世を風靡、浅野
さんは遊眠社、吉田さんはシェイクスピアシアター出身と言う、そうそう
たるキャストを見て私は随分興奮してたのですが、その割にはリピーター
チケットやらアフタートークを設定してるのは、チケット売れ行きはイマイチ
なんでしょうか。
この日はそのアフタートークがあったお陰か、かなりの入りでした。

大雑把に言ってしまうと、飲んだくれのダメオヤジ5人の(正確には飲んでる
のは3人、途中まで禁酒中が1人、飲んでるけれど
正体不明な方が1)クリスマスイブの危険な出来事。
<以下ネタばれあり>

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「龍馬伝」予告

と言う訳で、「天地人」最終回の後に、予想通り予告が流れましたが、オープ
ニングからいきなりに大友さんらしいかっこよさ。
「仁」の内野さん龍馬が随分はっちゃけてワイルドなのに比べると、随分
柔らかな「龍馬くん」でしたので、こっからどうパブリックイメージ的「龍馬」に
なるのか、もしくはならないのか。

ともあれまずはスタッフの音楽のところに佐藤直記さんの名前を見つけて
小踊り。
やはり大友作品には佐藤さんの音楽が必須です。
今回の予告映像に登場したのは、香川さん(岩崎役)、大森さん(武市役)の
ほか、宮迫さん、児玉さん、広末さん、寺島さん、貫地谷さん、谷原さん、
生瀬さんなど。
あと一人幕臣らしき黄色の裃姿の人が写りましたが、役者さんを
思いあたらず…。
そう言えば「仁」で緒方先生の武田さんが「龍馬伝」では、勝海舟ですね。

「龍馬伝」は3日から。その前に「坂の上の雲」。
「坂の〜」はかつてのNHKの誇った名ドキュメンタリードラマ、「明治の群像
〜海に火輪を」(あ~懐かしい!)を超えられるのか、こちらも楽しみです。

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「天地人」終わる

「坂の上の雲」のせいで例年よりちょっと早い、11月半ばの最終回。
まああれ以上引っ張れもしないでしょうし、これ以上あの壊滅的な
ストーリーを見せられるよりは、と思えば良かったけど、呆気なかった
と言えばそんな感じも。

しかし前半はあわやBLに走りそうになってヒヤヒヤしたし、せっかくの
小栗くん熱演の三成の助命嘆願もなかったみたいだし、脚本がそうなのか、
(多分そう)演出の感情移入が薄いのか、歴史ものにおける山場と言うか、
大河ならではの見せ場の作り方や毎回のエンディングに何度も疑問を
感じ続けた1年でした。でも見ちゃったのは、怖いもの見たさ??
(いや、好きで見ていた方には申し訳ないことこの上ないですが・・・)

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2009.11.22

「余命一ヶ月の花嫁」舞台化

仮チラシ情報
確か、「おくりびと」も来年勘太郎くん主演で赤坂ACTで上演でしたが、こちらも
映画の舞台化ですね。

「余命一ヶ月の花嫁」
映画では榮倉奈々さんと瑛太くんでしたが、舞台版は貫地谷しほりさんと
渡部豪太さん。
そして演出は、「レインマン」「異人たちと夏」など映画の舞台化の経験
豊かであり、この手のチャレンジングな試みには積極的な鈴木勝秀さん。

世田谷パブリックシアターで来年6月上演。
企画、制作、主催はTBS、扱いはチケットスペース、チケット発売は来年2月。

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「夢と追憶の江戸〜高橋源一郎浮世絵コレクション展」(1〜3期)を見る

三井記念美術館。
短期間に3期、しかも全点展示替えだったので、負けじと細かく通いましたが、
全く何をすればこんなに浮世絵のコレクションができるのか、とか無駄な事を
考えてしまうほど良く揃ってました。

特に3期は、有名な作品、それも状態も凄く良いものがぞろぞろ。
広重の「五十三次〜蒲原」に「庄野」、「近江八景〜唐崎の夜雨」など、上部の
藍色も鮮やかで今刷り上がったかのようでした。

更に写楽の「蝦蔵の竹村市之進」は雲英刷りの状態が素晴らしかったですし、
芳年は「紅葉狩」に題材を取った「平維盛戸隠山鬼女退治之図」の綿密さ、
春英の「二代目仲蔵の斧定九郎」は今の定九郎の型を作った初代仲蔵から
日も浅い二代目の仲蔵と言うのが目を引きます。
ちなみにこの絵では右肩を肌脱ぎにし、刀は朱鞘でした。
また春章の「団七と義平次」もあり、能や歌舞伎がらみの作品も多くて題材的に
も楽しめましたし、何よりどの作品も発色が素晴らしく、見惚れました。

高橋氏が春信好きだったとの事で、中性的な少女っぽい女性を題材にした
スタンダードなものは勿論、市井の子どもたちの遊びや風習を描いた余り
見かけないものを見られたのも貴重でした。

こちらの美術館は、土曜日は18時半まで、また17時以降の入場は割引に
なるので、それを利用して拝見できて有りがたかったです。
(リピーター割引もあったようですが)

展覧会は本日23日まで。(詳細は公式サイト

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蜷川さん版「ヘンリー六世」の方向性

さい芸から「シアターアーツ」最新号が届きました。
それに「ヘンリー六世」の紹介と人間関係図が出てましたが、新国立版を見て
いるのですんなり頭に入ります。
そして「戦わぬ王vs戦う二人の女戦士」のキャッチフレーズ。
どうやら蜷川さん版は、新国立版のヨーク一族とヘンリー王派の対立ではなく、
上川さん演じる不戦穏便派ヘンリーと、大竹さんが演じる好戦過激派の
女性二役、ジャンヌ&マーガレットの二項対立を軸にする気配を感じます。
(しかし、となると大竹さんほとんど出ずっぱりじゃないだろうか・・?)

そう言えば配役と全出演者って発表されたのかしら?
いくらなんでも一般発売後も不明なんて遅すぎでしょう!!

そうそう、「シアターアーツ」に同封の15年特集号にはこれまでの
「千の目」のダイジェスト(萬斎さんのもあり)、上演記録があり、
読み応え抜群でした。

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2009.11.21

ドラマ「ニュース速報は流れた」

フジテレビCSで、意欲的なドラマが始まりました。
ニュース報道局で深夜、勘違いからあわや流れそうになって止めた
はずのニュース速報が、何らかの理由で流れてしまい、それに驚いた住人が
交通事故に遭ったと言う、今度はそれが他局のニュース速報で一斉に流れ、
大騒ぎに…。
なぜ止めた筈のニュース速報は流れてしまったのか、と言うところまでが
初回の内容。

密室劇であり、報道と言う手段で全国と繋がっている不思議な空間。
まずスタッフが凄い。
制作:大多亮さん、演出:中江功さん、脚本:君塚良一さん、更に協力プロ
デュースに高井一郎さんと、「踊る~」や「コトー」などのフジテレビのドラマや
映画で活躍の精鋭が揃っています
キャストも成宮くんに豊原さん、酒井若菜さんに、ARATAさん、小林薫さん、
更に次回からは萩原聖人さんや佐渡川なども出演の模様で、目が離せ
なくなりそうです。

有料チャンネルであるフジテレビCSオリジナルドラマは多分初めてですが、
CMがないので緊張感を失われないのも良かったです。
最近はWOWOWでも「飛ぶタイヤ」など優秀なドラマも増えているし、新しい
流れになりそうな気がします。

放送日程など詳細は公式サイト

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はとバスwithキティ

はとバスwithキティ

はとバスwithキティ

日本橋へ行ったらこんな可愛いバスが走っていました。
思わず全体像→アップと追っかけ撮影。
場所によったら、やや風景に合わない鬱陶しい色合いになりそうですけど
やっぱり目を引く可愛さには負けます。

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新作能 萬斎さんが演出。

国立能楽堂公式サイト情報。
来年3月末に国立能楽堂で、萬斎さんが演出する(無論この方の
場合は出演もされます)新作能が上演されるそうです。
(試演会情報はこちら、公演情報はこちら

タイトルは「野馬台の詩」。
サブタイトルに「吉備大臣と安倍仲麻呂」とあります。
「天の原振りさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」の仲麻呂さんは
ともかく、吉備大臣(真備)さんって何した人だったかなぁと言う程度の歴史
知識ではまずいかな。

元になる廃曲能はあるようですが、どんなものになるのやら。
節付(出演も)は梅若玄祥さん、万作さんはじめ狂言方もかなり出演される
ようです。
「マクベス」とも時期的に近いし、萬斎さん相変わらずチャレンジャー。

でもこのチラシビジュアル、ポーズと言い、装束と言い、かなり
「安倍清明」ですね。
そういえば、清明って、仲麻呂の子孫らしいですね。

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今年の読書の収穫の一つ「武士の家計簿」

どうやら今年の読書冊数は昨年の60冊を超えられなさそうなペースで、
われながら全く情けない限りなのですが、その中で多分ベスト5に入り
そうなのが、堺雅人さん、仲間由紀恵さん出演で映画化されると発表
された「ソロバン侍」(ニュースソースはこちら)の原作と聞いて読んだ

「武士の家計簿」(新潮選書/磯田道史著)

2003年の出版なのを今まで気がつかなかったのが嘘のような面白さでした。
(詳細は新潮社サイト

筆者が偶然見つけた、武士の30年以上にわたる細かい家計の出納簿の
解析を通じて、幕末から明治を生きた武士の一家がどうやって生計を立て
暮らしていったかが推察されています。
下級武士の収入源、冠婚葬祭、明治維新での親戚たちの有為転変などが
数字を通して浮かび上がるさまは、まさしく推理小説のようでした。
また子どもたちは「坂の上の雲」の秋山真之と海軍で同期であるとか
いろいろ、ちょうど司馬遼太郎さんの短編の主人公たちのような感じ。

ただ素材が数字で表されていてこそ面白いので、映像化する時に
そこをどう処理するのか、上手くいかないと地味なテーマなので
盛り上がらないし、派手にするのも益々原作の面白さを損なう気が
するので、どんな脚本、映像になるのか興味深いですし、何より
「原作の方が面白かった」にならない事を切望。

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NHK朝ドラマに長塚圭史さん

全く見てないのですが、たまたまぼんやりと着けていたら、クレジットに
イギリス留学して帰国したばかりの長塚圭史さんの名前があったので、
初めて消さずに見てみました。
偶然この回が初登場だったようで、ラスト1分に登場して、ナレーションが
お約束の様に「この人については来週〜」でエンディングでした。
ドラマ公式サイトに役がら紹介あり)
奥さんの出演のNHK看板番組最終回前日から、ご主人が同じNHKの
別の定番ドラマに登場するとは偶然にしても凄いタイミングですね。

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次回の「解体新書」

世田谷パブリックシアター公式サイト情報

MANSAI◎解体新書 その拾六 『依代(よりしろ)』
2010年01月29日(金)
ゲスト:杉本博司、中沢新一

杉本さんは前に「東京文花座」という雑誌で、萬斎さんが対談していた
のを読んだことがありますが、前回以上にどうなるかさっぱり
予想できません。

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2009.11.19

'10ライコネンは休養

バトンがマクラーレンと契約。
キミは移籍先にマクラーレン以外念頭になかったようで、来期は休養の
情報。
引退じゃないとは言いますが、F1マシンは日進月歩だからブランクは心配。
07年奇跡の優勝でモチベーション使い果たしたとは思いたくないし、何より
マシン(チーム)運に恵まれないだけで、まだまだやれる筈。
しかしハッキネンも休養と言いながら復帰せず、なし崩しに引退だったし…。
ともあれ、レギュレーションいじりすぎで、こじんまりした印象もあり、
これでキミが出ないなら私も来年はF1観戦「休養」になりそうです。

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「ギネ」(11/18)

紀香さん演じる主人公・奈智は、相変わらずどう考えても職場での感情の起伏が
激しすぎ。
自分に引き寄せて考えたら、絶対主治医はたまらない、って感じですし、
また榎原先生にしても、母親が反対するのに、未成年の患者に勝手にガン
告知とかしちゃうのか、とか(それが結果的に良かったとしても)、かなり筋立てが
乱暴なのには、引き続き閉口してますが、それでも婦人科医長、榎原役の
橋之助さんが今回は大活躍で、それだけ見ていました。
喋り方もだし、何より声が良いです。
カリカリしてる女性ばかりの現場で、ああ言う存在は貴重だし、頼もしいと
納得できて、ギスギスしたドラマの癒しでした。
でも来月の歌舞伎座出演を考えると、橋之助さんはそろそろクランクアップ
かも知れませんから出番はもうあまりないかも、なのが残念です。

癒しと言えば、余計な事を言って奈智にビンタを食らっていた、別居中の夫役の
長谷川くんもある意味癒しかな。

来週放送分からは、いよいよ原作「ノーフォールト」のテーマである医療裁判
エピソードが開始。
しかし今週でさえ「人出不足」と言ってるのに、裁判に出廷したりしたら、
その日は外来もオペも更に大変になりそうな…。
合間に須佐見産婦人科主任と担当弁護士のプライベート話が割り込んで
きたのもびっくりでしたし、この先もまだまだ強引な展開が続きそうな予感が
します。

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2009.11.18

「食後の余韻」新CM

北大路欣也さんが政治家役の缶コーヒーのCMシリーズに新バージョン登場。
前回口を挟んだ、吹越秘書は解雇されたようで、新しい秘書役に上川隆也さん
抜擢(笑)
佐藤蛾次郎さん演じる庭師さんに北大路先生が「君がクビになる確率はゼロ」と
言うと、秘書・上川が「佐藤ゼロ」=砂糖ゼロ、と言うだじゃれがオチ。
前回は中村敦夫さんも出ていたし、キャストが山崎豊子ドラマ級で面白すぎ。

<補足>20日に佐藤B作さんが議員に扮した第二バージョン見ました。
北大路さんが「東京特許許可局」をうまく言えてないのがまた笑えます。
そういえば、「官僚たちの夏」に議員役で佐藤B作さん出てましたね~

動画など詳細はサントリー公式サイト。

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「忠臣蔵」四段目の舞台裏では

「忠臣蔵」四段目の舞台裏では
18日の読売新聞夕刊に珍しい写真が出ました。
写真はあえて写しませんでしたが、タイトルはご覧の通り。
写っているのは忠臣蔵の四段目、判官切腹、由良之助の到着を今や遅しと待って
いるところで、それを下手舞台裏から撮影しています。
なんと、由良之助が登場したらザザザっと飛び出してくる藩士役の役者さん
たちは、舞台裏から既に平伏して待っているのだそうで、その様子です。
観客側からでは判らない、私たちにはとても興味深い一枚です。

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「雙の会」を観る(能は全滅…)

まだ痛む腰をだましだまし、宝生能楽堂へ行きはしましたが、やはり腰は
痛いわ、痛み止めの薬と程よい温度で「川上」はなんとか持ちこたえたものの
「清経」は完全にアウトで殆ど記憶にありません
申し訳ないけれど、後方席だったのがこう言う時はせめてもの救いでした。

で「川上」
しかし、開幕前はともかく、石田さんが幕から出て一の松くらいまできても
あちこちで私語が聞こえ、ガザガサビニール袋がする、観る準備のできてない
落ち着かない見所は初めてでした。

いつも万作さんのしか見ていないので、石田さんのは随分違う感じがしました。
石田さんの男は基本陽気な方向でしたが、盲目に戻ると判り、妻の覚悟を聞い
てもどうしてもそれが受け入れられない感じで、かなり未練と言うか、泣きの
印象でした。
石段に躓いての倒れ方が本当に「バッタリ」だったのにはびっくりしました。
萬斎さんの妻も、夫の年齢に合わせて比較的年の若い感じ。
そして夫の「泣き」に引っ張られたようで、自分の決断で夫が悲しんでいる
その事、その事にかなりがっくり来ているように見えました。
また二人手を取ってのラストの入りも、夫婦手を携えてやっていきましょう、
と言う覚悟と言うよりも、これからの大変さ(特に男は一度治ったばかりに
尚更?)への恐れを強く感じているように見え、演者での違いを改めて強く
感じました。

「手を取っておくりゃれ」の前の謡が随分長く感じたのは気のせいでしょうか。
何とか記憶があるのはここまで。
「清経」については…(恥)

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2009.11.17

「十二人の怒れる男」公開稽古風景

中井さん、筒井さん、西岡さんの3人が取材を受けていた映像が「めざまし」で
流れましたが、それを見て、あ、初日なんだわ、と気がつきました。
どうも月半ばの初日と言うのがピンと来ないのと、自分の観劇日程が後ろ寄り
だからですね。(ニュースサイトではデイリーなど)

相変わらずの他力本願ですが、ご覧になったら、ネタバレ歓迎ですので、感想
などお寄せ下さい。

そう言えば今月は、先日日経新聞だったかで特集するくらいに「男性ばかりの
芝居」が多いですね。

これも然り、PARCO劇場の「海をゆく者」然り、そして天王洲銀河劇場の
「フロスト×ニクソン」も。
見比べるのが今から楽しみです。

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4200×2で済ませたツケ(苦笑)

シアターコクーンに29000円(約10時間)、新国立劇場ですら約20000円
(約9時間)払って見た長時間芝居ですが、歌舞伎座の「忠臣蔵」計9時間を
いつものクセで3階A席、昼夜各4200円計8400円で済ませたら、流石に
昨日から腰痛爆発中。
昼夜両方買っても合計はコクーンより安かったのを思えば、ケチらずに2等に
しておけば良かったです。
演舞場はまだしも、やっぱり歌舞伎座3階席の椅子はダメですね。

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「踊る3」の新出演者?

17日発売の女性週刊誌のトップ見出しに、噂の「踊る〜3」映画の新出演者
情報?が出ていますが、どうなんでしょうか。
ん〜。

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映画「最後の忠臣蔵」内蔵助に仁左衛門さん

17日スポーツ報知記事。
七段目の舞台写真掲載されていて思わず新聞買ってしまいました。
再来年公開、杉田監督、ワーナー資本、佐藤浩市さん、役所広司さん主演と
発表されていた映画「最後の忠臣蔵」の内蔵助役で、仁左衛門さんが出演される
との事。
海外資本の入る日本映画には、「生存者あり」とかに見られた企画的演出的
懸念は色々あるので手放しには喜べませんが、にしても今の仁左衛門さんの
内蔵助が映像として残る事それだけで十分価値のある事。
何より、これほど男優陣が山のように登場する映画もなかなかないでしょうから
他のキャストも気になります。

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2009.11.16

「仁〜JIN」11/15

視聴率が良いからか、良いキャストの力が良い視聴率を作るのか、ゲスト
っぽい感じでどんどんクセのある面白い役者さんが出てきてびっくりします。
15日も、佐藤二朗さんに相島一之さん、小須田康人さんと一人出てきても
キャラ強い役者さんたちが纏めて登場し、画面の濃い事この上なく、
さすがの内野龍馬も霞む勢いです。

展開はどうやって仁は幕末から現代に戻れるのか(戻るとして)、そして
未来の医術を過去に持ち込んでいる事をどうやって辻褄合わせるのか、
なんですが、そのキーパーソンと踏んでいた、新門辰五郎役の藤田まこと
さんが体調不良で降板のニュース。
残念〜。
代役は中村敦夫さん。
仕事人に木枯し紋次郎の助太刀が出た訳ですね。

確か前にも「剣客商売」の舞台を降板されていますし(この時の代役は平
幹二朗さんでした)、体調が心配です。

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「天地人」11/15

なんだかんだ言いながら一年見てしまい、いよいよ来週最終回。
今回は蜷川さんの「恋の骨折り損」にも出た中村倫也くんの秀頼と、
川島海荷ちゃんの可愛いすぎる千姫の二人の悲恋が描かれましたが、
お似合いだったし良かったです。
内容的に先日までやっていた、「真田風雲録」を思い出しつつ見ました。
(城田優くんと横田さんが同じ役っていうのが、醍醐味(?)ですね)
しかし家康もこれで兼続にあれこれ言えなくなった感じかな。
ま、淀まで武装する必要もなかったかとは思いますが、深田さん、こう言う
過剰な衣装が問題なく似合ってました(最大級誉め言葉)

松田くんの政宗は家康以上の狸になりつつあり、気の毒なのはやっぱり、
偉大過ぎるパパを持った秀忠くん。
娘の無事をひたすら心配していて、こういう普通の感覚を持っている人って
支配者には向かないのかも知れません。

俯瞰すれば「敗者の美学を描く」と当初言ってた割にはすんなり徳川側に
ついてる感じだし、負けっぷりからしたらやはり「新選組」がらみを
上回るものはないかも。

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2009.11.15

「吉例顔見世大歌舞伎」(夜の部)を観る

「吉例顔見世大歌舞伎」(夜の部)を観る
今の歌舞伎座に櫓が上がるのも最期ですね。

「忠臣蔵」の昼夜通しの続き。
夜は五段目〜七段目、十一段目。

館内に「【両国橋引上げの場】は演出の都合上、【引上げの場】に変更」の
ポスター。
「吉例顔見世大歌舞伎」(夜の部)を観る

確かに舞台を観たら「花水橋」。
足利時代、太平記の世界、赤穂でなく伯州、塩冶浪士ですから当たり前ですね。
事実とぐちゃぐちゃになってしまってて、開幕してから誰かに指摘されたの
でしょうか。

さて本題。

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キレイさっぱり。

歌舞伎座12月公演チケットの一般発売が15日から始まりましたが、
やはりクドカンの新作が普段歌舞伎を見ない層にも話題になっているのか、
土日祝日の昼の部だけ既にキレイさっぱり売り切れのようです。
12月は歌舞伎座は歌舞伎&歌舞伎座デビューの人たちであふれる事に
なりそうですね。

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「花形歌舞伎」(夜の部)を観る

歌舞伎座を切り上げた次の予定が実はこれ。
こんな疲れるスケジュールにするつもりはなかったのですが、最初取った
夜の部の日に行けなくなり、やむ無く別の日を探したら、こんな事に。
だったら「忠臣蔵」続けて見ても良かったんですが(苦笑)

こちらは「三人吉三」の通し。
昼の「盟三五大切」ともども一筋縄ではいかない、ややこしく、あり得ない
展開話ですが、かなり好きな作品。
考えると、どちらも絵的に国芳が描いたら絶対に似合うテイストなので、
そのあたりが私のツボなのかも。
これなどラストの櫓での決まりなど絵が目に浮かぶようです。

さて本題。

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「笑う警官」を見る

大森南朋さん主演だし、原作は面白かったので、角川さん監督と言うリスクは
やや覚悟?しつつ見に行きました。
思っていたほど訳判らなくはなかったですが、ストーリーも主人公の設定も
原作以上に複雑になってしまってました。
そのため、主人公が隠していた事実を白状するあたりで、(それが全て観客
には説明されないから尚更)主人公って実は誰のために動いていたのか
判らなくなってしまい、困りましたし、ラスト近くの「悪魔だ」は映像ともども
やり過ぎ。
まあ最終的には原作通りに津久井は百条委員会に入れたから良かったのですが
原作の通りにもっとスカッと進んでくれた方が見ていて楽でした。
最近の映画にしては珍しく、酒もタバコもガンガン出、映像の撮り方がなかなか
スタイリッシュで、大森さん、宮迫くんも渋くて良かったです。
一番すごかったのは鹿賀さん。
あの高笑いは「料理の鉄人」を超えるインパクトでした。

結末的には原作同様、続編も作れる感じですが、内容が内容だけにどうかな。

しかし洋画よろしく、全てのクレジットがローマ字表記で全然読めず。
小道具や衣装協力の、元からローマ字表記の会社ロゴだけはきちんと読めた
のが笑えました。

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2009.11.14

NHKドラマ「外事警察」

冒頭見そびれましたが、滅多にない面白そうなドラマです。
映像の懲り方が「ハゲタカ」っぽいし、何といっても脚本が古沢良太さん
なので、今後も期待できそう。
主役っぽい雰囲気を消して演じている渡部篤郎さんも良いですが、
珍しく片岡礼子さんが出ているのが貴重。
しかし遠藤憲一さん、最近ドラマ出過ぎじゃないですか?(笑)
どこ見ても最近出てる気がする・・・(だからか、最近白眼が充血してる
気がしてなりません)

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「吉例顔見世大歌舞伎」(昼の部)を観る

今月は「忠臣蔵」の昼夜通し。
と言っても本当に全段は無理で、今回も昼は二段目を抜き四段目+道行まで、
夜は八〜十段目を抜いて仇討ちに話を絞っての上演。
観る方もさすがに1日通しは無理なので、今日は昼の部のみ。

私が最初に見た通しは、国立劇場での三ヶ月連続公演。
筋書に上演記録が出ていましたが(「忠臣蔵」は登場人物が多いので、いつもと
違って横書きでした)、表を見るとそれ以降完全な通しはないようで、やはり
なかなか完全な通しは難しいようです。

さていよいよ開幕。
…の割には今日は遅刻する人が随分多くて驚きました。

最初の口上人形の配役発表?への拍手で、計らずも役者の、人気や知名度が、
自然に解るのは面白かったです。

昼の部ではやはり一番緊張感があったのは四段目。
勘三郎さんの判官は全てにおいて非常に綺麗で、かつての梅幸さんを連想
しました。
いくら苛めに耐えかねたとは言え、判官が場我慢できずに城内で抜刀
したばかりにお家断絶になる訳ですから、ここで判官が同情を呼ばないと先に
進めないのですが、さすが勘三郎さん、でした。
仁左衛門さんの石堂は勿論素敵でしたが、個人的に驚いたのは、いつもは
端役と思っていた、力弥が、演じる孝太郎さんのおかげか、動き一つずつが
非常に美しく、また存在感があり、重要な役どころに感じられた事でした。
四段目に漸く登場する幸四郎さんの由良之助は、この方の芸風なのでしょうが、
ややリアル過ぎ、また冷静沈着キャラの由良之助にしては感情に走りすぎ
派手に泣き過ぎのように感じました。

富十郎さんの師直は、顔からして、もの凄い悪役ではなく、どちらかと言えば
陽な雰囲気。
顔に描かれた線も余り太くないし、また足を庇っての動きなので、普段の師直
ほど力でいじめ抜く感じがなかったですが、声で圧する印象でした。

他に印象に残ったのは、伴内の橘太郎さん。こう言う役がきっちりしていると
安心します。

そう言えば三段目の幕切れ、判官が斬りつけてから幕になるまでが、もの凄く
呆気ないほど速く感じたのは何故?また勘三郎さんの無念の指先が、妙に
生々しく、ホラー映画みたいだったのがやけに印象に残りました。

「道行」も観るつもりでしたが、次の予定があるのに頭痛が酷くなってきたので
ギブアップ。

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「海をゆく者」アフタートーク開催

土日祝日の公演後にアフタートークが開催されるとパルコ劇場公式サイト
発表になっています。
なんと殆どの回が、出演者5人勢ぞろい。
同じメンバーで毎回違う話ができるのかしら(笑)
ひょっとして出演者5人、トーク5回なので、それぞれ誰かが交代で仕切るとか
趣向があるのかも。
運良く私が買っているチケットの回もアフタートークがあるらしいので、楽しみ
です。

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12月の歌舞伎座、開演時間変更

これも歌舞伎座掲示。

来月の夜の部の開演時間が通常より15分繰り下がり、16:45に変更になった
ようです。
おそらくは、昼の部最後のクドカン新作の上演時間が予想より長くなったからと
推察されます。

しかし今月、判官で一切けれんを見せず、渾身の我慢芝居を見せている
勘三郎さん、裏では着々とクドカン&野田さん芝居の準備をしていると思うと、
全く歌舞伎役者って本当に凄い。

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正月の歌舞伎座、目玉は団十郎さんの弁慶

歌舞伎座掲示。

歌舞伎座最後の正月公演は

昼:「春調娘七種」(福助さん、橋之助さん、染五郎さん)
   「石切梶原」(幸四郎さん)
   「勧進帳」 (団十郎さんの弁慶、富樫が梅玉さん、義経は勘三郎さん。
   「松浦の太鼓」(吉右衛門さん)

夜:「春の寿」(雀右衛門さんが久しぶりに歌舞伎座に登場!梅玉さん
        福助さん)。
  「車引」(幸四郎さん、吉右衛門さん、芝翫さん、富十郎さん)
  「娘道成寺(押戻しまで)」(勘三郎さん、団十郎さん)、
  「与話情浮名横櫛」(染五郎、福助)。

なお、正月だけか判りませんが、チケット代金が値上だになるそうで、愛用の
3階A席が1800円値上の6000円だとか。
改装後、こんな値段になったりするのかも…(嘆)

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「シェイクスピア大学校〜第三回」受講

11日開催の第3回「シェイクスピアの時代に歌舞伎は何を描いたのか?」
(講師:古井戸秀夫先生〈歌舞伎研究家)
先週の小田島先生の回よりは参加者は少なめでしたが、レジュメに図もあり、
きっちり1時間とは思えない中身の濃い講座でした。

テーマは日本の歌舞伎の成立において、政府(幕府)は歌舞伎をどうコント
ロールし、また利用したのか。
シェイクスピアと出雲の阿国を対比させ、国の歴史を劇として描き、文字の
形で演劇を後世に残したのがシェイクスピアで、若い女性たちによって演じられ、
戦国の荒んだ世の男たちに夢を与えると言う演劇のスピリットを後世に残した
のが阿国と対比。

また二つの演じられた劇場(グローブ座と初期歌舞伎舞台)の比較、歌舞伎に
おける幕府の規制(定芝居と常芝居、つまり一年中、同じ場所で演じさせる)や、
そこから生まれた、今とは異なる演目の立て方、また歌舞伎において私が
非常に興味を持っている、「世界定め」の背景など、シェイクスピア関連講座
と言うより思いきり歌舞伎講座、でした。

丁度渡辺保先生の大著「江戸演劇史」(上下各役500ページ)を読み終えた
ところで、色々関連した内容も思い当たり、非常に面白かったです。

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2009.11.13

「NINAGAWA SHAKESPEARE シリーズ」DVD第7弾は「冬物語」と「から騒ぎ」

待ってました!
現時点での最高の組み合わせでの発売です。
「から騒ぎ」は高橋一生くんのビアトリスの可愛さが格別でしたし、
「冬物語」は、横田さんのポリクシニーズが若い頃も良いけれど、
わからず屋のジジイぶりも良かったし、長谷川くんのちょっと空気の読めない
フロリゼルおぼっちゃまも絶妙でした。

12/2発売。

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「ヘンリー六世」、追加キャスト

「ヘンリー六世」、追加キャスト
明日からの一般発売に先立って、今朝の朝日新聞にキャスト扮装写真入り広告が
出ましたが、4人出ている顔写真の中に文字チラシには名前がなかった、
池内博之くんがいてびっくり。
やはり「コースト〜」の活躍が評価されたのかなと。
あとは上川くん、大竹さん、高岡くん。

となると若手男子が長谷川くんと3人揃うので、これがヨーク家の3兄弟?。
池内くんがリチャードだと、ハマり過ぎだし、高岡くんがかなり凛々しい
面構えで良い感じなので、これで悪党だとかっこいいかも。

しかし、上川さんをヘンリーとして主役に据える感じにするなら、妻のマーガ
レットとの確執が新国立版より前面に出るのかしら…

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2009.11.12

芸術に関する「仕分け」の判定

行政刷新事業、いわゆる「仕分け」作業が11日から始まっていますが、文部
科学省管轄で、特に演劇などに関係しそうな、例えば以下の物が、協議の対象に
なっています。

▽芸術創造・地域文化振興事業
▽芸術家の国際交流
▽伝統文化こども教室事業
▽芸術文化振興基金
▽新国立劇場運営財団、おきなわ運営財団
▽世界にはばたく新進芸術家等の人材育成
▽子どものための優れた舞台芸術事業
▽学校への芸術家派遣事業

そして、各紙を拾い読みするに、国として事業は継続するものの、予算を削減
すると提言された物の中に新国立劇場などの予算48億円が挙げられ、芸術家
への助成など芸術振興振興会が関係する事業は、「運営の方法に批判が目立ち」、
予算の削減と判定され、若手芸術家の海外派遣など交流事業(要求額48億円)
は、帰国後の活動状況を調査していないことなどから予算を削減、全国約5000
ヶ所で小中学生に日本舞踊や茶道などの伝統文化を体験してもらう「伝統文化
こども教室」など3事業(同22億円)は「国として行う必要はない」などの
判定が出たようです。

それがそのまま直ぐに実行される訳ではないようですが、例えば新国立劇場の
予算、何を削るんでしょう。
予算削ってもクオリティだけは落とさないようお願いしたいです
(サービスの質だけがこれ以上落ちるのは勘弁して欲しい…)

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2009.11.11

「ヘンリー六世」(思いついた雑談)

印象深いセリフはまた別項立てるつもりですが、8日の3部を観た
疑問とハプニングなど。

※ 2部ラストに、白薔薇を象徴する白布の上にバラバラっと降ってきた、黄色い
  花が気になっていましたが、3部開幕時には舞台のあちらこちらに黄色い
 花が咲き乱れていました。
 薔薇かと思いましたが一重の細長い花びらに中心に濃いめの雄しべ雌しべ。
 芝居の中で出てくる黄色と言うと、フランスのシャルルの紋章の百合の色
 くらいだったので、それと関連あり?

※ 3部で血筋について語るオックスフォード伯に、イライラしたウォリックが
 皮肉たっぷりに「なめらかな長舌」と言い返すところで、その「長舌セリフ」を
  しゃべるオックスフォード伯役の木下さんが珍しくセリフを噛みました。
   「なめらかな」の皮肉のためにワザと噛んだのか、本当に木下さんが噛んだ
  のか、不明。ワザとなら面白すぎ。

※ モンタギューとオックスフォードに手に接吻をされたヘンリーくんが、
 その手を必死にガウンで拭いていたのには大受け。
  上手のお客さんには死角になって見えなかったかも。

※ 3部はジャズと言うかチャールストン風の音楽が多用されました
  (「レクイエム」もありましたが)
特に使われたのは「Over the rainbow」
そんなのんびりしたシーンなんてなかったのですごいギャップでした。

1〜3部、冷静に思い返すと、ドラマとして面白かったのは2部。
1部は人間関係の理解がセリフに追い付かなかったせいもありますが、ちょっと
単調でしたし、一方3部は結末が見えている事もありますが、「レッドクリフ
パート2」と同じで、殺しあいばかりで(1〜2部でも散々見たし)、ちょっと
げんなりしましたが、今井さんのエドワード、岡本くんのリチャードに引っ張ら
れました。

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「副王家の一族」を観る

文化村 ルシネマ

19世紀、シチリアの貴族一家の有意天変の物語、と言えば、巨匠ルキノ・
ヴィスコンティ監督、バート・ランカスターの「山猫」を連想します。
解説によればこの作品の原作が先にあり、「山猫」の原作はその影響を受けて
書かれたとの事で、登場人物の名前に共通するの物があるのはそのためなの
だとか。
しかし滅びの美学的、ロマンチックな世紀末を思わせた「山猫」と違って
この「副王家の一族」では、人々は兄弟姉妹、従兄弟、叔父甥など非常に近い
身内同士で財産分与の醜い争いをし、相手の弱味につけこんでは自分に優位に
話を進める。
つまりは常に相手を支配する事だけを生き甲斐にしているような、とんでも
ない連中のとんでもない生活が綿々と綴られていくのでびっくり。
あらすじを書いていると紙幅が尽きるのでやめますが、要は身内が権力のために
お互い相争い、不幸にして巻き込まれた人々が運命に翻弄される半世紀の物語…。
途中で気がつきました。
やってる事はつい先日見た「ヘンリー六世」とそっくり。
そして彼らが必死になればなるほど、見ている方は徐々に、余りのバカバカ
しさに失笑してしまうと言う構造も。

あ、そして新聞広告にあった「華麗なる一族」というのはまさにぴったり。
そう、それです。

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2009.11.08

「ヘンリー六世」(第3部)を観る

新国立劇場。
大詰である3部は、相変わらずの戦争三昧に、主に裏切りにおける「あんたに
だけは言われたくない」バカ発言応酬の数々。
昨日から延々見てるので尚更「いつまで性懲りもなく身内争いやってるんだか」
感が強まりました。
何より以前に朝日カルチャーセンターの講義か何かで聞いた通り、まさに
「リチャード三世」予告編、でした。

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薔薇?

薔薇?

薔薇?

新国立劇場ロビーから2階廊下を見上げたところに、テーマの赤薔薇と白薔薇を
モチーフにした大型ステッカーが赤白交互に貼り出されていたので、撮影して
みました。
ちょっと見、花弁の密度が低いのと、葉かガクかの緑色が花弁のすき間から
見えているのと、中心に黄色い部分があるので、私の知る薔薇のイメージとは
やや違い、マーガレットっぽいし、どちらかと言えば、奈良時代とかの仏像の
台座の飾り模様のようでもあります。
そう言えば、昨日2部最後に、天井から降ってきた黄色い花は何の象徴でしょう。

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2009.11.07

「ヘンリー六世」(第1部/第2部)を観る

新国立劇場。
いよいよ今年二つ目の長時間芝居。
一挙9時間上演、とチラシにありましたが、休憩入れたら実際は計11時間。
腰痛持ちには流石に無理なので、3部のみ翌日のスケジュールを選択。

「コースト〜」通しは開演12時だったので食べて突入したのでしたが、今回は
1部が11〜14時なので前に食べるには早すぎ、終わりまで食べないのも
空腹過ぎ。
途中休憩は15分だったので結局開演前と1部後にちょっとずつ食べましたが
やっぱりおちついて食べられないですね~
劇場の特別弁当は勿論部休憩のタイミングでしたから、今後頼む方は
朝を相当遅くしていかないと2部後半空腹になっちゃうかも。

歌舞伎座だと同じ11時開演でも、ちゃんと昼のタイミングで昼食用に30分の
休憩を設定してくれるので、考えたらそのあたりは流石です。
(中のレストラン、食堂の売上のためでもありますが)

ロビーに年表やら系図やら展示ありましたが、こう言うのは結局見てからで
ないとピンと来ませんね。

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2009.11.06

「野村狂言座」を観る

宝生能楽堂。
まずなんといっても万之介さんの「柑子」が素晴らしかったです。
絶妙の間が笑いを誘い、顎先、指先の動き一つで口元が緩み、素晴らしい短編
小説を味わうようでした。

冒頭は三宅家の「貰聟」。
みなさん華奢で、とても声が通りすがすがしい印象でした。
(三宅家のみなさんは最後の「老武者」に地謠を担当されましたがやはり
美しかったです)

休憩を挟み素囃子「楽」
私の席が悪かったのか、乾燥のためか判りませんが、スカスカスースーして
余り盛り上がらない「楽」でした。

そして「老武者」。
お忍びで宿泊している可愛い稚児見たさに、若者たちが宿にやってきて、半ば
強引に部屋に入ってきて盃をし、舞い踊っていると、やはり噂を聞き付けた
老人が会わせろとやってきて、断られると、仲間の老人を集めて武装(笑)して
押し寄せ、若者たちと宿主連合軍と渡り合う。
しかし最後は和解し、老人は稚児に会え、老人たちの手車に乗って退場となり
ました。
万作家総出の派手な演目でしたし、稚児を演じる裕基くんの、居眠りやイタ
ズラ描き、四股を踏む真似や怖がる仕草などは随分可愛かったですが、
似たような曲でも「髭櫓」は夫婦喧嘩という笑える馬鹿ばかしさがありますが、
どうも若者と老人という対比で、若者が有利という対比がいまいち笑えないのと
あまり演じられない曲だからか、あるいは「稚児」に対する当時の感覚が今
ひとつ今の私たちにピンとこないからか、面白かったかと言われると何か
もう一つ、でした。
そういえば老人チームの謡に「斎藤別当実盛」とか出てきてちょっと笑って
しまいました

これで今年の狂言座は終了。
来年も楽しみです。

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文化村の来年2〜3月は「上海バンスキング」

bunkamura 公式サイト情報
笹野さん、吉田さん、小日向さんなども出演されるとの事。
私は映画は見ましたが、舞台は映像でしか見た事がありません。
笹野さんはこの作品のイメージが非常に強くて、最初、歌舞伎に出ると
聞いた時はびっくりした思い出があります。
時期的にさい芸「ヘンリー六世」と被るので、見に行くかは微妙。
話題にはなると思いますが。

にしても「キャストは1時間前に発表します」とあるのが不思議。
メイン3人は確定的だと思うのですが・・・?

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2009.11.05

「シェイクスピア大学校〜第一回」要点

4日開催の小田島雄志先生による「シェイクスピアは楽しい」の簡単な
ポイントは以下の通り。

※シェイクスピアは人間関係の芝居である(⇔ギリシャ悲劇は、個人が運命と
対峙する芝居。ex.「オイディプス王」)
※シェイクスピアの面白さは概ね以下の3点
(1)無駄が楽しい
 ex.「ハムレット」のポローニアスが息子・レアティーズの海外出発の前に
   生活の心得をダラダラしゃべる。シェイクスピア研究者の中には父と子と
   言う、「ハムレット」の重要な人間関係の中の喜劇的バリエーションなどと
   説明する人がいるが、単にハムレット親子との対比では

(2)一歩引いて見る目が楽しい。
 ex.「ヘンリー六世」一部のジャンヌダルクの、権力についてのセリフ
 
またシェイクスピアは喩えが上手く、セリフに切れ味がある
 
 ex.「ヘンリー六世」でサフォークがマーガレットに一目惚れするシーンで
   口説いてやると言う独り言。
 ex.「ハムレット」でハムレットが母について言う独り言「弱き者、その名は
    女」など

(3)生と死などの対比
 ex.「ヘンリー六世」で次々と人々が殺しあう。
   挙句の果てに、自分たちが権力を握るのに都合の悪い、皇太子を
   殺しておいて、平然と「そろそろ(自分の)后に男の子が生まれる
   頃だ」と言うあたり。
  小田島先生は「驕る平家も久しからず」とおっしゃてましたが、ま「因果
   応報」と言うか、「あんたに言われたくない」の繰り返しでしょうか。

随分細かい固有名詞もたくさん出てきたのですが、素人には聞き取れず、
ちょっと残念でした。

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2009.11.04

稲垣吾郎さん主演の舞台速報

稲垣吾郎さん主演の舞台速報
やっと詳細が出ました。

「象」
作:別役実
演出:深津篤志
2010年3月5〜30日
新国立劇場小劇場
出演:稲垣吾郎、奥菜恵、羽場裕一、山西惇、神野美鈴、大杉漣他

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「シェイクスピア大学校〜第一回」を聞く

上演作品に因んで、新国立劇場中劇場で「ヘンリー六世」のセットのままで
開催される連続講座。
6回のうち半分は昼なので参加できませんが、とりあえず第一回、シェイク
スピアのオーソリティーの一人である、小田島雄志先生による「シェイクス
ピアは楽しい」を聴講してきました。
きっかり1時間、レジュメありで脱線する事殆どなくコンパクトに進行。
質疑応答もなく、ほぼ定時に終了。
あっさりだなぁと思ったら、ロビーで小田島先生の著者へのサイン会が開催
され、長蛇の列ができてました(苦笑)。

内容も勿論参考になりましたが、舞台セットを事前に見られたのが実は一番の
収穫かも。
ちなみに最前列は10列。
舞台中央が弧を描いて客席側に張り出していて、雰囲気は廃虚。
ただし、上手手前客席寄りに大きな楕円形の池が作られているので(左端は
42番くらいかな)、舞台手前の芝居は下手に寄らざるを得ないのでは?。
(今回左右どのへんまで客を入れてるのか判りませんが)
しかし、新国立のスタッフの相変わらずの気の利かなさには、毎度の事ながら
「感心」します。
客席開場時間は掲示しないし、開催時間も聞かないと教えず(終了20時予定、
くらい掲示してもバチは当たるまい)、客席開場までロビー内で待てるは良いと
しても、どうせ過去の新国立でのシェイクスピア公演のハイライト映像を
流すサービスするなら、テレビ前にパイプ椅子20個くらい並べても良さそうな
モノなんですが…
(参加者には年配の方が多いのだし)
無料で参加しておいて要求多すぎ、かも知れませんし、去年の「山の巨人たち」
上演時の企画部長の「お詫び失言」を考えると、期待するだけ無駄かも知れ
ませんが。
(そうそう、小田島先生曰く「シェイクスピアの魅力の一つは無駄」だそうです)

更に追記。
4日付け日経新聞夕刊に早くも劇評が出ました。

またまた腰痛覚悟ながら観劇は楽しみです。
(少なくとも椅子はコクーンの仮設席よりは良さそうだし)

<講義内容メモは別項

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「ヘンリー六世」の次の世代のドラマ。(8日補足)

「リチャード三世」ラストで、リチャードを倒したリッチモンドは、ヘンリー
七世として即位しますが、その跡取りがヘンリー八世。
6人の妻を持ち、自分が合法的に離婚したいためにイギリス国教会を作って
しまった、あのヘンリー八世。有名な肖像画の印象だとそんなにもてたのか?と
思ったりしちゃいますが(苦笑)
最近ではその寵愛を取り合った姉妹をスカーレット・ヨハンソンとナタリー・
ポートマン、ヘンリーをエリック・バナが演じた映画「ブーリン家の姉妹」で
描かれていましたが、このヘンリー八世を主人公にした海外ドラマ
「The Tuders〜ザ・チューダーズ」のオンエアが、スカパー
ANXミステリーチャンネル」で始まりました。
ヘンリー役は随分なイケメン俳優で(笑)、初回をサササ〜と見ましたが、かなり
面白そう(濃厚なシーンも多いですけど)。
しかし、ご先祖にあたる「ヘンリー六世」舞台を観てしまうと、ヨーク一族こんな
苦労して王位簒奪したのに、八世くんは全然そんなご先祖の苦労など
とんと気に留めず、美人ばっかり追いかけているようにしか見えないので
ご先祖たち御気の毒・・・。

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特定日程のみ中止の理由とは…

ホリプロ公式サイトを見ていたら、銀河劇場での「錦繍」公演のうち、3日程が
「諸般の事情により」中止になったとの事。
出演者がインフルエンザ罹患とかなら連続した公演が中止になりそうですが、
日程もマチネ/ソワレもバラバラ。
あと考え付くのは、「客の入り」くらいでしょうか…?
該当チケット持っている人へのメッセージが「払い戻し」ではなく「お問い
合わせ」とあるのは、まずは振替を依頼するつもりかも知れませんがさほどの
日程もないなか、振替られる人は多くないのでは?
しかしホリプロと銀河劇場サイト、イープラスには出てますが、@チケット
ぴあの「公演中止情報」はおろか、ホリプロチケットの携帯サイトにも何も
メッセージが出てないのはどうなんでしょう。

疑問。

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トヨタまで…

ブリヂストンが来年いっぱいでタイヤサプライヤーから下りるニュースが
出たばかりですが、なんとトヨタも今年限りでの撤退を発表しました。
トヨタについては最終戦の小林の善戦から、来期に期待がかかって
いただけに余計に残念。
これで日本チームはなし、ですか。
う〜ん。

ニュースソースはとりあえずNIKKEI NETあたり
mainichi.jpにインタビュー全文が詳しく出ていますが(5)を読むと、
山科さんの悔しさがぐっと伝わってきます。

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小栗くん監督の映画

今朝の芸能ニュースで日刊スポーツの記事とメイキング映像が
ちょっと紹介されていて、記事にキャストの顔写真が写っていたのは間違い
なく横田さんと鋼太郎さんだと確信して、確認するためにスポーツ新聞を
買ってしまいました。
やっぱり横田さん出るようです
公開は来年。
久しぶりに横田さんをスクリーンで拝見できます。
小栗くんの監督ぶりも含めて楽しみです。

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2009.11.03

「龍馬伝」公式サイト始動。

取材会の様子がWebにアップされてましたが、大森さんの月代姿はかなり新鮮。
そしていよいよ番組サイトがスタート、追加キャストが発表になりました。
今回は「天地人」の、妻夫木くんに合わせた「月9」爽やか系メンバーから一転、
「風林火山」に近い、曲者中堅〜ベテランキャストが目立ちますが、
(岡田以蔵役の佐藤健くんなど、極端に若い顔ぶれもいますし、展開上、今後も
増えるとは思いますが)追加キャストもなかなか。
土佐関係だと、山内容堂公に近藤正臣さん、吉田東洋に田中泯さん、
さん、画家・河田小龍にリリー・フランキーさん。後藤象二郎に青木崇高さん、
長州では「逃げの桂」と呼ばれた桂小五郎に谷原章介さん(これはナイス
キャストかも)、吉田松蔭に生瀬勝久さんなど。
キャスト表を見ると、ひょっとすると「新選組!」では登場しなかった、高杉晋作が
登場しそうで期待大。

そして、「龍馬伝」スタート前に、第一部がオンエアされる「坂の上の雲」
には、「龍馬伝」の時期は倒幕の先頭集団にいた薩長の志士が、維新後「出世」
したで登場すると言う、なかなか捻れた趣向?も楽しめそう。
たとえば、多分登場しそうな井上馨(聞多)は「坂の上~」では、大和田伸也
さんが、伊藤博文(俊輔)は同じく加藤剛さん、龍馬の弟分だった陸奥陽之助は
陸奥宗光となって、「坂の上~」では大杉漣さんが出演されます。
さらに香川照之さんなどは、「坂の上の雲」では正岡子規、「龍馬伝」では岩崎
弥太郎と両方出演するのですから尚更ややこしい・・・。

しかし「龍馬」と言うと、「Jin」を見ている今のところ、ファンと言う事も
あり、どうも福山くんと言うより内野さんのイメージ一色ですけどね・・・・

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2009年のF1日程終了。

個人的にはキミの活躍も満喫できず、シーズン途中でフェラーリ離脱も
確定的になるなどなんだかさっぱり盛り上がらないまま終わった感じですが、
いきなり来年いっぱいでブリヂストンがタイヤサプライヤーから下りるの
ニュースにはびっくりしました。
ミシュランかグッドイヤーが復活するのでしょうか。
何はなくとも浜島さんの顔をレース映像で見るだけで、日本の誇りを感じられた
のですが、本当に残念。
またコスト削減を盾に変更されるレギュレーションで、私が見始めた90年代に
比べると、レースの面白さが薄れていり印象もあり、これでキミがF1から離れ
たりしたら、私も長年見続けてきたF1観戦を止めてしまうかも…。

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2009.11.02

11月の東京メトロマナーポスター

11月の東京メトロマナーポスター
「化粧前」「化粧後」と言うより別人ですね。
チェックを入れてるおばさん、もっと驚いても良いくらいでは(笑)
しかし実際は、こうして座ってやってくれている分には、呆れて見てる
だけですから、まだ問題ない方。
私が一番ヒヤヒヤした車内化粧は、満員電車のドア際で、手すりに捕まりも
せず、走行中、マスカラ付けていた女性の横に立ってしまった事。
急ブレーキでもかかったら、ブラシの先の粘着性ある黒いマスカラがベッタリ
こちらの胸元に付きはしないか、と降りるまでハラハラしました。
上手いタイミングで通勤するには本数限られた列車に乗らなくてはならない
立場の一人としては、乗りそびれたくないために、化粧を犠牲にして、車内に
もちこみたくなる気持ちも判らないではないですが、周囲の迷惑は考えて
欲しいですね

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2009.11.01

「風が強く吹いている」を見る

公開2日目日曜日が映画サービスデーだったので、思い付いて行って
みました。
原作は読んでいませんが、元々箱根駅伝は毎年見ているので、テーマに
関心がありましたし、駅伝実写をどう再現するのか、学生ランナーの走りを
どう役者たちがらしく再現するのかと言う映像の作り方も興味がありました。

面白かったです。
面白かったんだけれど、予想通り過ぎたかな。

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「花形歌舞伎」(昼の部)を観る

珍しく、初日観劇。
陰惨な話の割に妙に好きな演目「盟三五大切」を染五郎さんの源吾兵衛
(数右衛門)、菊之助くんの三五郎、亀治郎さんの小万、愛之助さんの八右
衛門の顔合わせ。

いや、この手のダーティヒーロー役に、こんなに染五郎さんが合うとは思わ
なかったと思うくらいのはまり役。
ふと、そうか、だから新感線の路線に合うんだなぁと妙に納得。
大家の弥助と二役、どうかと思いましたがこれもなかなかな匙加減でナイス。
一方、前半鯔背な悪役、後半、源吾兵衛(数右衛門)の復讐に怯える三五郎を
菊之助くんが前月の静御前から一転、目の醒めるカッコ良さ。
どちらもベテランの上手さはないけれど、勘違い、過ち、怒りの暴走による
大量殺人など、若さゆえ、短慮な人間の不幸の連鎖を思わせて、かなり
浅さは感じつつも、それはそれとして面白く見ました。
巧者、亀治郎さんの小万、うまかったですが、ちょっと声がキャンキャン
聞こえづらかったのと、個人的にはちょっと前に見た、時蔵さんの、色気と
余裕のある小万が余りに印象的過ぎて亀治郎さんの小万がこぶりにみえたのが
残念でした。
愛之助さんの八右衛門の度を越した人の良さもなかなかでしたが、ぜひいつか
源吾兵衛も見てみたいです。
亀蔵さんが付き合い、梅枝さん、松也くんも出演。
一部端役にセリフが入ってない人がいたのが残念でしたが、若さからくる
熱気は感じる舞台でした。

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