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2010.02.28

珍しい誤植

珍しい誤植

今日伺った「九皐会」公演、以前に他の能楽堂で頂いていたチラシを改めて
じっくり見たら何かおかしい。
今日頂いてきたチラシと比べて見ました。
左が今日頂いたもの、右が前に頂いていたもの
一目瞭然。
前に頂いていたのには一文字足りなかったのです。
しかし「公演」の「演」の字をチラシで忘れるって滅多にない事じゃないで
しょうか。

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「龍馬伝」2/28

実は今回一番インパクトがあったのは本編でなく、「龍馬伝紀行」。
明治にできたニコライ堂が龍馬とどう関係しているかと思ったら、何と本編で
龍馬が逃がした山本琢磨が後に函館でロシア正教と出会い、武士を捨て
日本人で最初の司祭になったと言う後日譚でした。
いや〜びっくり。
何か司馬遼太郎さんとかめちゃめちゃ好きそうな話でした。

さて今回は久しぶりに大友さん演出。
やはり武市と言うか、大森さんの魅力を知り尽くしている大友さんは撮る画が
違います。
今回も武市の椿を切り落とした後の後ろ姿をはじめとして、背中に悩める男の
哀愁が漂ってました。
龍馬は「空気読めない」と半平太に言われつつ、前回の弥太郎話に続いて、
喧嘩嫌いで仲裁に回る役回り。
しかし、このエピソードを見ると、二人が最後まで決裂しなければ、そして
東洋を暗殺した罪で容堂公が武市を処分しなければ、土佐はもっと新政府に
おいて発言権を得られたのでは、とどこかで読んだ話の意味がちょっと判る
気がしました。

来週はまた舞台は土佐。
こんな頻繁に行き来できるなんてなんだかんだ言って、土佐藩、下士にも
ちゃんとお金出してるように思えますが、あれってみんな個人の持ち出しなんで
しょうか。

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「観世九皐会百周年記念別会」を観る

久しぶりの矢来能楽堂。
結構な大雨でしたが、ほぼ満席の盛況。

私のお目当ては無論萬斎さんが三番叟を踏まれる「翁」
地下に下りる階段脇の扉に「別火中」の貼り紙を見つけて、こちらもちょっと
厳粛な気分に。
一方地下の喫茶ルームでは日本橋の和菓子屋さんの雛あられや和菓子が
売られていて季節を感じました。

矢来さんは能楽堂の中でも小ぶりなところなので、ギリギリに取った端席でし
たが、国立能楽堂に比べると、どこでも近くに感じます。

さて「翁」。
翁の舞は動き、と言うより「形」が印象的なので、さほど意識して見ていません
でしたが、今日なさった方のを見ていたら、形と形の間、また形のキープの
仕方が演者さんによって随分違うのに気がつきました。
このところ見ているからでしょうが、技術と繋ぎと美しさのバランスみたいな
ところがフィギュアスケートに似ているかも等と、突飛な連想をしていました。
続く「三番叟」
いつでもパワフルな萬斎さんの三番叟ですが、今回はハコが小さい事もあり、
更に密度が濃く、溢れると言うかパワー炸裂でした。
(しかしあれだけ一度に人数が舞台上にいると皆さん流石に窮屈そうでした)
そう言えば脇鼓のお一人はまだあどけなさの残る少年で、大人二人に負けじと
叩く姿が印象に残りました。

休憩を挟んで狂言「鍋八撥」
万作さんの鍋売り、深田さんの括鼓売り、万之介さんの目代。
厳粛な「翁」から気分を和らげ、次の「玄象」に切り替える絶妙の曲でした。

仕舞を挟んで能「玄象」。
この曲だけ笛に幸弘さん登場しました。
「玄象」とは琵琶の名前ですが、この名前を聞くと漫画「陰陽師」を読んで
いれば当然ピンとくるのは、博雅が「玄象」が鬼に取られたと晴明に相談に
来る話。
能に出てくる後シテ村上天皇の霊の村上天皇って、博雅の親戚ですし、
そう言う意味では滅法興味深い物語ですが、とにかく前半は老人二人の
まったり(すいません)した語りが長くて、完全に意識飛びまくりました。
それが、高野さんの「節分」の鬼姿のアイ(予定の竹山くんから交替)が登場
してからの後半、いきなり慌ただしくかつ派手に転換。
村上天皇の霊は早舞をし、玄象を持ったパンクな龍神がさぁ〜っと現れたかと
思うと師長に玄象を授けて消え、師長がかき鳴らして皆でめでたく幕に入る
までの部分だけはしっかり拝見しました。

13時開演で17:10終演。
能はやはり帰る時間を気にせず、また仕事の疲れに無関係で済む昼間の
公演の方が私には向いていそうです。

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チリ地震の津波の影響

前日の沖縄の地震は、バンクーバーオリンピック、女子フィギュアと重なった
ためかあまり関東ではニュースにならず、逆にもっとニュース流さないのかしら
と思ったほどでしたが、昨日のチリでの巨大地震(マグニチュード8.8?なんて
聞いたことがありません)のニュースは大津波が来るかもと言う、気象庁の
発表からどのテレビ番組(私はフィギュアのエキジビションを見てました)にも
右下に日本地図が表示され、録画していた「日曜美術館」に至っては番組が
途中で津波情報番組にいきなり切り替わってしまいました。
また交通機関にも海岸寄りを走る内房線や東海道線などに大きな影響が
出ていて南米を普段は遥か彼方、太平洋の向こうと思っていても、やはり
同じ地球の上、水を挟んで向かい合わせに繋がっているのを改めて
実感しました。

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「突入せよ!あさま山荘事件」を見る(TV&DVD)

公開時見に行きそびれていましたが、後藤田役で出ていた藤田まことさん
追悼ということでオンエアンされたのを真ん中あたりから見ましたが、緊迫感は
凄くて目は奪われましたが、とにかくセリフが被るし煩いしで聞き取れず往生
したので翌日DVDを借りに行き、字幕モードで見て、やっと何を言っていたか
納得しました。
日本語の映画で「字幕〜」と思ったのは哀川さんの滑舌がさっぱりでセリフが
聞き取れず困って字幕回を見に行った「容疑者室井慎次」以来でした。

ドラマ自体も面白かったですが、一番面白かったのは、いわゆる映画俳優さん
だけでなく、舞台でよくお見かけする俳優(兼演出家)さんが大挙出演して
いた事。
串田和美さん、篠井英介さん、山路和弘さんは警視庁側、松尾スズキさんは
人質の夫役、山崎清介さんがバタバタしまくり役所さん演じる佐々さんに怒られ
まくる長野県警幹部役で、皆個性を爆発させての「怪演」。中でも山路さんは
面白すぎて最初誰だか判らなかったくらいでした。

犯人側の描写ゼロと言うのがやや極端ではありましたし、佐々ばかりがカッコ
良すぎな感じもしましたが、字幕ありなら楽しめました(笑)

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2010.02.27

7月のコクーンに萬斎さんwith蜷川さん!

文化村会報誌情報。
7月のシアターコクーンに萬斎さん主演で蜷川さん演出の作品がかかる
そうです
タイトルは「ファウストの悲劇」。
萬斎さんと蜷川さんは「わが魂〜」から2年ぶりです。
ファウストと言えばゲーテ、ですけど、萬斎さんがタイトルロールのファウスト、
やるのですよね。ファウストもゲーテもまだまったく不勉強なので判りませんが。

7月、ということは6月から萬斎さんの能狂言公演が少なくなるんでしょうねえ。
ともかくびっくり!です。

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2010.02.26

「BUNGO〜日本文学シネマ」全6回

TBSの深夜枠で、太宰や芥川の私小説を題材に取ったドラマが6回放送され
ました。
最終回はシノテツさんこと篠原哲雄さんが演出、「月とキャベツ」Jam Films
「けん玉」と篠原作品に出演実績のある山崎まさよしさんが主演で、水川あさみ
さん、小市慢太郎さん共演で太宰の「グッドバイ」でした。
太宰の有名な、バー「ルパン」で高いスツールに座っている写真を意識した
シーンがあったりしましたが、やはり気の強い女を演じた水川さんが抜群。
篠原さんは「けん玉」同様ダメキャラ=山崎さんのイメージなのかも知れません
が、山崎さんは意外に健康そうで、いろんな意味で大丈夫な感じがしたのと、
数年前のドラマの印象から、私はどうも豊川悦司さんのイメージが未だにする
からかやや物足りなかったかも。

この6回、「檸檬」や「高瀬舟」など映像にしにくそうな作品を旬の俳優で
ドラマ化、「蟹工船」などで高まりつつある近代日本文学への関心を喚起する
意図を感じますが、実感としては、同じような趣旨で女性演出家が女優を主役に
一話完結の全10話放送した「妄想姉妹」の方が面白かった気がします。
理由はいくつかありますが、「妄想」と言うフィルターをかけることでフィクションで
ある事を意識させたのが、設定の異様さとかを和らげていたのが一番かも。

とは言え、見ればやはり原作を読みたくなるのは事実で、まんまと「策略」に
はまりました。
そう言えば友達は映画「人間失格」を見に行って同じ気持ちになったと言って
いました。
この分だと近い将来、連続ドラマも今の漫画原作頼み一辺倒から、近代文学
原作にシフトしたりして…。

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2010.02.25

「不毛地帯」、横浜能楽堂でロケ。

観客は清水綋治さんと江守徹さん二人が観客の豪華さ。
クレジットによると舞台は金春流シテ方が勤められ、ロケは横浜能楽堂。
演目は装束から推測して「東北」かなにかでしょうか。
せっかく映るなら、能楽の認知度を上げるためにも、演目とか、シテを
つとめられた方とかを明記して、とか思わずにはいられません。

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テレビ版「ジェネラルルージュ」は西島さん

25日サンスポ情報。
海堂尊さんの「ジェネラルルージュの凱旋」が映画化に続き、フジテレビ系で
4月期火曜22時枠で連続ドラマ化されるそうです。

白鳥と田口はテレビシリーズ前作に引き続き、仲村トオルさんと伊藤淳史さん。
映画では堺雅人さんが演じた「ジェネラル・ルージュ」速水には西島秀俊さん。
私の印象では、映画前作で桐生を演じた吉川晃司さんが速水のイメージなん
ですが、映画もドラマもやや線が細い感じがします。
堺さんの速水も結果的には良かったですけど。

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2010.02.24

来場者アンケート新機軸

東京国立博物館の「長谷川等伯展」出口で目新しいものを見かけました。
それがこれ。

来場者アンケート新機軸

タッチパネル式の来場者アンケートです。
個別の記述には対応しませんが、来場者の属性や感想が選択式でできます。
簡単で鉛筆を取り出す手間が省けると思いましたが、考えたら集計取る方が
更に手間が省けて便利になってますね。
しかし選択項目にいちいち「答えたくない」と言うのがありましたが、答えたく
なかったらアンケート自体に答えないと思うのですが、そうでもないのでしょうか(笑)

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「踊る3」制作発表

webでニュースを見ましたが、筧さん登壇も記事内に名前も上がってなかった
ですね。
新管理官補佐が出た以上、もう出番はないのでしょうか?
だとしたらかなりテンション下がります…。

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「二月大歌舞伎」(昼の部)を観る

と言いながら実際には「口上」と「ぢいさんばあさん」のみ拝見。
「口上」は錦之助さんの襲名以来かも。
芝翫さんが最初と最後の挨拶をされ、あとは仁左衛門さん、玉三郎さん、左団次
など当月出演の幹部15人による挨拶でした。

休憩を挟んで「ぢいさんばあさん」

仁左衛門さんの伊織、玉三郎さんのるん、橋之助&孝太郎さんの甥夫婦、
勘三郎さんの下島。
いや、最近本当に涙腺弱くなりました。
再会のシーン、一つ一つ笑いながらハンカチ握りしめてました。
これまで幾度も共演を拝見してきた仁左衛門さん&玉三郎さんと言う組み合わせは
やはり良かったです。
勘三郎さんが憎まれ役を引き受けているのも良かったし。

そう言えば23日夜のNHKの10分番組「あの人に会いたい」が先代の仁左衛門さんを
取り上げていて、久しぶりにお元気だった時の舞台映像を見ました。
特に国立劇場の道真さんは今でも直に見た記憶が蘇ります。
あの時苅屋姫をされていた玉三郎さんが来月は覚寿をなさるとの事。
いや、年月は経ちましたね

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コクーン歌舞伎に「佐倉義民伝」

文化村公式サイト情報。
6月に上演のコクーン歌舞伎第11弾の演目が
「佐倉義民伝(仮)」と発表されました。
演出は今回も串田和美さん。
「佐倉〜」自体は、先代の勘三郎さんが宗吾を当たり役とされていたので、
一種追善興業的な雰囲気もありますが、6月は確か勘太郎くんは赤坂で短期間
ながら「おくりびと」舞台ではなかったでしょうか。

また様式美と言うより、実録ものに近い印象があり、串田さんの演出を加えたら
本当に普通の現代演劇風になってしまいそうな気もしますが、そこは勘三郎さん
何か工夫を考えていらっしゃる事でしょう。
詳細発表は後日。

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2010.02.23

「長谷川等伯展」を観る

「長谷川等伯展」を観る

東京国立博物館。
珍しく取れた平日休みが初日と重なったのを幸い、早速伺いました
実はいくつか作品は知っていても、改めて長谷川等伯の作風と言われても、
特徴を思いつかないのが正直なところですし、珍しい等伯だけの展覧会と
言う事で楽しみにしていました。

いや、全く「一人美術史」なおじさん(笑)でした。
初期は地味な仏画シリーズを極め、権力者に御用絵師に認められた時期は金を
多用した巨大な障壁画を連発して狩野派を脅かし、次は水墨画にとりつかれ、
「松林図で」技を極める。
正直仏画も水墨画も篤い信仰に基づく作品群は、こちらに予備知識がないために
有り難味70%オフ状態でしたが、良く見る千利休や武田信玄の肖像画、琳派の
「八ッ橋図」シリーズ(笑)の系譜の先に立つと思える「柳橋水車図屏風」、
可愛い猿の親子を描いた水墨画など、目を引く作品が次々。
面白かったのは、精緻な中に潜むラフな感じが若冲に似ていた事。
「楓図」や「竹林七賢図」など、かなりきっちり描いているのに、ところどころ
何が描いてあるのか判らない部分があったり、定規で引いたようないい加減な
竹林などが、絵にノイズを与え、逆にそれで見入ってしまいました。
若冲と言えば、巨大な「仏涅槃図」に描かれていた白い象の姿が最近
見つかってMIHO Museumで展覧さるたばかりの若冲の「象鯨図屏風」の象に
そっくりだったのにはびっくりしました。

大きな作品が多かった事もあり、展示を見やすく、大徳寺山門のちょっと再現
した解説など、ストレスの少ない展示でしたが、いくらNHKが主催に噛んでいる
とは言え、イヤホンガイドのナレーションの松平定知さんに「その時歴史は
動いたのです」とか言うのを許しちゃダメじゃないでしょうかね(笑)

そういえば、上記の「仏涅槃図」、余りに丈があり、天下の東京国博の展示
室でも入り切らず、下の2メートルくらいは床に斜めの台を作り、その上に
沿わせる形で手前に垂らして展示していました!
見たとたんに、都営大江戸線が、車高が低くいために中づり広告を途中
まで斜めにし、提がる長さを短く工夫しているのを思い出してしまいました
(ものすごいローカルネタですいません)

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石田三成、旗印入りミニ巾着

石田三成、旗印入りミニ巾着

「からだ巡り茶」を買ったら、こんなものが付いてきました。
いや、正確に言うと、これが付いていたので「からだ巡り茶」を買ったと
言うべきでしょう。
この「大一大万大吉」と言うのは家紋、と言うより旗印に使われていた、と
聞いた事があったのでこんなタイトルにしてみましたが、どちらにしても
色も渋いし、全部見せないデザインもなかなかです。
因みに他には前田慶次、直江兼続、真田幸村のがありました。

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2010.02.22

「龍馬伝」展

逓信総合博物館(ていぱーく)に「龍馬伝」の巡回展を終了間際に見に行き
ました。
今年は丸ビルでやった正月のプレイベントも行きましたし、まんまと番宣に
乗せられてますが(笑)また懲りもせず、です。

他愛もないクイズや予告編オンエアなど、目先の変わったものはさほどなく、
個人的には大森さんの直筆サインを見られた(一番下の写真。色紙タワーに
なっていました)のが小さな喜びでした。

会場内の垂れ幕。丸ビルでも見たな~
「龍馬伝」展

インタビュー映像などを映す大画面テレビの隣のディスプレイは
タイトル文字をあしらったもの
「龍馬伝」展

半平太の衣装。
「龍馬伝」展

サイン色紙タワー。左上が大森さんの。
「龍馬伝」展

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「龍馬伝」2/21

いよいよ「negotiator」龍馬の片鱗が窺われるエピソードが登場。
また心なしか黙っている時の龍馬の表情も、これまでの「わからん〜」な感じ
から、「どうするか〜」と思案しているようにも見えました。
一方半平太はいよいよ江戸へ剣術修行をダシに、攘夷の人脈づくりを開始。
ドラマではあっさり進みましたが、門弟多数の道場主と言う実績を盾に、
藩から江戸行きの許しと、自分と平井&岡田分の費用まで藩かに出させる
根回しと手際の良さは、半平太らしさが出ています。
(ただ渡辺Dは半平太の怖い顔が好きみたいで、それがちょっと…。大友Dの
時は哀愁を感じるのに…)

閑話休題

そして龍馬の江戸修行を境に、明らかに半平太と龍馬には「気分の差」が
できている、それが徐々にはっきりと裂け目のように見え始めました。

そして見せ場は「吼える東洋翁」。
「わしは何をしても良い」とか「お前は、なにを見せてくれるのか」と龍馬、
弥太郎に権力を持つ者と持たぬ者の違いを見せつけてました。
田中さん、皺の一本一本までが強烈でした。
どうも藩に献策をした時に対面した半平太が東洋に反発を感じたのも
含めて、東洋翁は若者たちのリトマス試験紙のような感じがします。

先週?の松陰先生もそうでしたが、描写がやや劇画的に過ぎる嫌いは
ありますが、「篤姫」や「天地人」の綺麗事、建前だらけ、生命力の薄い
フィギュアみたいな人物像と比べると圧倒的に人間の匂いがして、私に
は面白く感じます。

来週は投獄された弥太郎に啓示を与える人物が登場します。
テレビ雑誌予告によれば、その役はどうやら「ハゲタカ」の主要キャストの一人
だった志賀廣太郎さんが演じられる模様。
大友作品ならもっと準レギュラー的な役でもおかしくはない役者さんですが。

ひょっとするとこの「龍馬伝」、一昨年の「篤姫」と時代やキャラクターが
かなり重なるので、意識して「篤姫」とのキャストの被りを避けているのでは、
とコメントにご指摘を頂いていて、そうなると「篤姫」で老中、久世広周を
演じていた志賀さんが「龍馬伝」で顔見せ程度の出演になるのもこの
「法則」に則っているから、かも知れません

また次回は龍馬再びの江戸。
佐那嬢再登場です。

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2010.02.21

「樅の木は残った」を見る

テーマが伊達騒動ですから要は「伽羅先代萩」でして、そこに橋之助さんが
三代目の「遊興の過ぎた」殿様で出てくれば「あ、頼兼さんね」と思い、
その跡目争いで幼い当主が毒殺されそうになるとか、田村正和さんの
原田が要は仁木弾正、柴田外記が渡辺外記かなどとつい対比を考えながら
見てしまいました
しかも「中村座」に出演されている笹野さんが陰謀の大元締めで登場
されているので、ますます歌舞伎を連想しました。

田村さんも渋くて良かったですが、何と言っても、「交渉人 the movie」に
続いて、「腹黒権力者」役の橋爪功さんの迫力が印象的でした。

また伊東四郎さんに寺泉憲さん、小林稔侍さんに笹野高史さん、竜雷太さん
草笛光子さんと、大河か「不毛地帯」ばりにベテラン勢が揃い、山本耕史くんも
登場と、安心して見られるキャストでした。

話的には時間の割にエピソードを詰め込み過ぎで、特に若者2人が藩の犠牲に
なるところはやるなら2話に分けてでも、な気がしましたが、全体としては
どうやっても江戸時代の娘に見えなかった井上さんを除いて、無理無駄がなく
すんなり見られました。

にしても田村さん、喉を痛めていらっしゃったのか、声にやや力がなく、かすれ
気味だったのが気になりました。

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2010.02.20

「トップランナー」に大森南朋さん。

北村一輝さんの回を見ていたら、観客募集に大森南朋さんがありました。
「ハゲタカ」あり、そして「龍馬伝」オンエア中にやらずにNHKいつやるよ!と
思っていたのでいよいよ、です。
しかし前にスタジオ観覧に行った事がありますが、よほどの事がないと、
時間的にスタジオ観覧は無理なのでオンエアを楽しみにする事にします。

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2010.02.19

「船上のピクニック」オンエア

ゴールドシアター第一回公演「船上のピクニック」がNHKBS2でオンエア
されます。
蜷川さんのインタビュー付き。

ミッドナイトステージ館 演劇はいま~蜷川幸雄
さいたまゴールドシアター第一回公演「船上のピクニック」
3/5 24:45~ BS2

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「不毛地帯」2/18

重厚過ぎてどんどん突っ込みづらくなってきた「不毛地帯」、今回は
久しぶりに、時々蘇るゾンビのように登場する松重さん演じる小出が
壱岐の前に登場して不気味さを撒きちらしていました。
また久しぶりに阿部サダヲさんも。
それにしても多部さんの娘はもう余りにきつ過ぎる。
今からでも遅くないから交替すれば、と毎回思います。
雰囲気としては檀れいさんあたりで。
そしてそれ以上に、このドラマを見ていると、今や昭和30年代も「歴史
(時代)もの」なんだなあ~と痛感します。

そうそう、阿部サダヲさんと言えば、遂に5月開始のNHKでドラマ主演
だそうです。
タイトルは「離婚同居」。共演は佐藤江梨子さん
(ニュースソースはmainichi.jp)

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「二月大歌舞伎」(夜の部)を観る

二月の歌舞伎座は、十七代目中村勘三郎の追善公演、と銘打って、中村屋
さんのお家の芸をメインにした番組。
夜は「壷阪霊験記」に「高杯」、「籠釣瓶花街酔醒」の3本でしたが、事情あり
「籠釣瓶」のみ幕見。

当代勘三郎さんの治郎左衛門、玉三郎さんの八ッ橋、仁左衛門さんの栄之丞。
勘三郎さん、上手い。
ただ基本「陽」キャラな方なので、遠目で見ていると単に「ソツのないスマートな
上客」に見え、よって大勢の面前で縁切りされ、募る恨みとか、貯まる陰のエネ
ルギーのような感じは薄め。
どちらかと言うと、「妖刀籠釣瓶」の魔力に引っ張られて、陰惨な殺人を犯して
しまったように見えました。
確かにそれもあり、かも知れませんが、個人的には、やはり頑張って来たのに
手を返すような仕打ちにプライドを傷つけられた恨みが、じわじわ籠る感じの
治郎左衛門が好み。
ちょっと前に見た吉右衛門さんの治郎左衛門が印象に残っていたせいかも知れ
ませんし、上述の通り、遠目で細かい表情が見えないため、見誤っているかも
知れませんがちょっとサラサラして見えましたが…

玉三郎さんは絶対的な美しさ。そして花魁よ、太夫よと言われながらも、自分の
身の振り方を自分では決められない立場の哀れさが滲み出ていました。
仁左衛門さんの栄之丞も崩れた感じがなく、八ッ橋とのやりとりは長年馴染んだ
者同士ならではの空気感が良かったです。
弥十郎さん、魁春さん、勘太郎くんに七之助さん、亀蔵さんと、脇も揃って
楽しめました。
それにしても、最後の殺し場が妙にサクサク。
2時間余りの結末が、いきなりそれまで全く出て来なかった(上演上省略された
だけですが)刀の魔力でカタがつくと言うのは、映画やドラマだったら「伏線
なさすぎ!」と突っ込みを入れたくなります(笑)

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2010.02.18

「新しい人生のはじめかた」を見る

ダスティン・ホフマン&エマ・トンプソンと言う組み合わせだけに惹かれ、何の
予備知識もなく見に行きましたが、演技は悪くないのにプロットが最悪で何とも
微妙な作品でした。
そもそも、話があり得なさ過ぎるのですが、主人公2人が出会うまでが長すぎ、
一方、ラブストーリーならではの二人のシーンが全般サラサラ進行し過ぎと
アンバランス。
特にダスティン演じるハーベイが、いくら最悪の状況だからだったとは言え、
出会ったばかりの、エマ演じるケイトと、仕事を捨ててまで恋に落ちるかと言う、
物語の核になるところの心情への踏み込み不足でどう見たって唐突でした。
それと二人はそれぞれ孤独で出会うと言う様な設定のようでしたが、娘の
披露宴にダシ同様に巻き込まれた挙句、パーティーを楽しむハーベイを
見せつけられたケイトが絶対気の毒。
あんな仕打ちをされてもハーベイを受け入れるケイトは相当鈍感なんじゃないか
と思えてならなかったです。

逆に共感できたのは、二人がそれぞれ場に馴染めず、疎外感を感じるシーンで、
特にケイトが、知り合ったばかりの男性に友達が現れ、会話に乗れずにトイレで
泣くところと、ハーベイが席を外した間に席を移動させられて(理由はあったの
ですが)愕然とするところは「わかる、わかる」でした。

そして最後に「私たちは上手く行くと思う?」と聞くケイトに「判らないが
努力する」と答えたハーベイの態度の違いが、ずっと一人を通しているケイトと
一度は家族を持った(失敗したが)ハーベイの経験値の差かなと思えました。

そう言えば「卒業」ではヴァージンロードから花嫁を奪う青年を演じたダス
ティン・ホフマンが、娘からヴァージンロードをエスコートする役割を拒絶
される役を演じていたのは、意識してか偶然かわかりませんが面白く
見ました。

知っている人が見れば、ロンドンとその近郊の色々なスポットがロケで使われ
ているのを楽しむ、と言う見方もできそうですが、その知識もないので、全般
的には物足りない印象の映画でした。

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内野さん、次の舞台(23日補足)

公式サイトに情報がアップされています。
作者名の明記がないところを見ると、タイトル通り、ギリシャ最大の叙事詩の
舞台化?。(23日補足:産経新聞をみたら、やはりこれ、でした)
キャストもそれなら納得の重厚さで、だったらテアトル銀座でなく(実は相性が
悪い)コクーンだったら、などと思ってしまいます(猛毒)

更にこのキャストで蜷川さんでシェイクスピアだったら〜とちょっと妄想

「イリアス」
2010年9月
演出:栗山民也
共演:池内博之、高橋和也、馬渕英俚可、新妻聖子、チョウ ソンハ、木場勝巳、
平幹二朗 ほか
ル・テアトル銀座 9/4〜9/23 地方公演予定あり。

平さんと内野さんの共演と言えば「蝉しぐれ」以来、でしょうか。
また池内くんは最近本当に舞台引っ張りだこです。
勝手に配役想像すると、アキレウスが内野さん、アガメムノンが平さん
(だとしたら「グリークス」と同じ)、パトロクロスが池内くんで、ヘクトールが
高橋くん?トロイア王プリアモスが木場さん、とか、でしょうか。
(そう言えば「グリークス」ではアキレウスが田辺さん、パトロクロスが横田
さんでした)

4月には「臨場」があるし、今年も内野さんを堪能できそうです。

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藤田まことさん、死去

う〜ん、「仕事人」、これからいくらやっても藤田さんの中村主水が出演
ないと思うと悲しいですね。
あれ以上のキャラクターは出ないでしょうし。
つい最近「剣客商売」の新作を見たばかりだけにちょっとまだ信じられません。
「明日への遺言」などもとても印象深く、まだまだこれから渋い演技を見た
かったです。

ご冥福をお祈りします。

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「踊る3」に小栗くん

最終兵器を出しちゃいましたね〜と言う感じ。
(ニュースソースはmainichi.jpなど)
確かに1からはかなり経ちましたし、旬の俳優さんですから判りますが、
これまでの流れと無関係に盛り上がってしまうのでは、的な心配は余計な
お世話か・・・・
あるいはそんな事ではコンテンツは揺らがないと言う自信の表れか…。
しかし管理官補佐とは言え、年代下がりましたね。

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2010.02.17

確定申告。

大病をした年に医療費控除をしたら僅かながら還付があり、以来、計算が
面倒ですが、毎年申請をしています。
最初のうちは全部手計算で大変だったのですが、最近はパソコンでもできるし、
開署日(期間内に2日くらい日曜日もやる)に行くと、教えてもらいながら
パソコン操作していくつか数字を入れると自動計算して書式を印刷→提出も
できるようになり随分楽になりました。
今年は早めに準備したので早速提出に行ってきました。
還付額は僅かでしたけど、これが済むとなんかほっとします。

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2010.02.16

映画「大奥」追加キャスト

既に水野役の二宮和也さん、将軍吉宗役の柴咲コウさん主演が発表
されていた、よしながふみさんの漫画『大奥』の実写映画版ですが、主要
キャストが追加発表されました。(ニュースソースはサンスポなど)

水野の幼なじみお信は「篤姫」で和宮を演じていた堀北真希さん、究極の
美男として登場する松島には同じく「篤姫」で坂本龍馬を演じていた玉木宏さん
(今や龍馬と言われると福山さん以外思い付かなくなってますが)
そして杉下には、これを考えついた人には賞状を差し上げたいくらいな異色
ながらナイスキャスティング、阿部サダヲさん!
また大奥に入った水野と剣で勝負を仕掛ける鶴岡に大倉忠義さん。

ほかにも柏木とか垣添とか村瀬とか、男性がやたらと出てくる訳ですからきっと
もっとJ系の方も増えるでしょうが、数少ない女性の久道や間部、おじさま
パワーをみせてほしい藤波あたりのキャスティングも気になります。

4月のクランクイン、10月1日全国公開との事。
今年は錦戸くんもサムライが現代でパティシエになる「ちょんまげぷりん
(「ゴールデンスランバー」の中村義洋さんがメガホン!)もあり、J系の役者
さんたちも随分世代交替してきた感じもします
あ、でも冬には真打ち?木村さんの「ヤマト」がありましたね
そう「ヤマト」と言えば、スタッフを見ると、「ハゲタカ」「龍馬伝」の佐藤直紀
さんが音楽担当との事。これはサントラ期待かも。

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2010.02.15

萬斎さん@「SmaStation」

「マクベス」宣伝と判っていても、せっかくテレビに出るなら、狂言や能と
まで行かなくても、萬斎さんのカテゴリーのテーマで出演して欲しかったかと。

狂言役者のシェイクスピア劇の取り合わせのトークももう少し聞きたかった
です。

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「龍馬伝」第7回

3人目のディレクター、渡辺一貴さん初演出回。
(ちなみに渡辺さんはタイトルバックの演出も担当しています)

経歴を見ると「恋セヨ乙女」とか「盲導犬クイール」などを担当されている
ようですが、大友さんに比べると引きの絵が多く、判りやすかった分、龍馬、
弥太郎、半平太の3人の貴重な共演シーンが動きが少なく薄味だったのが
ちょっと物足りなかったかも。
(大友さんならもっとスティディカムを使って、揺れる絵を撮った気がします)

でもリリー・フランキーさん演じる、龍馬と相通じる柔軟な発想の画家、河田
小龍の魅力はかなりしっかり伝わってきました。
二条城の障壁画を描く正統派の画力を持ちながら、西洋の文物に高い興味を
示すあたり、例えば北斎、司馬江漢など、江戸末期のアーティストならではの
面白いキャラクター。
半平太、吉田東洋などと同じく、このドラマのおかげで知る人ぞ知る、から
一気に知名度アップ、でしょう。
(「ステラ」によると、あの小龍宅に飾ってあった軸は本当の小龍作の
オリジナルだそうです)

そして気になるその半平太。
このところ顔が怖いです。
まさに「井の中の蛙、大海を知らず」なのですが、大森さんの半平太には、
知らないもどかしさについて自覚があり、「攘夷」思想で道場を引っ張りながら
その限界を悟っているような感じがして、早く江戸に出してあげたい感じが
強くしました。

来週は龍馬に続いて弥太郎江戸に行く、編。
弥太郎には江戸はどんな世界に映るのか、楽しみです。

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2010.02.13

またまた藤沢周平作品映画化

前に、某能楽師さんのblogに映画撮影に協力のエントリーがあって、何だろうと
追加情報を待っていましたが、今日見た予告編に能楽の映像があってほぼ
判明。

またまた、ですが、藤沢周平作品の映画化で今度は豊川悦司さんが主演の
「必死剣串刺し」。
一瞬でしたが、「舎利」か「小鍛冶」なにか(記憶はかなり怪しい)の装束の
能が映りました。
しかし、この予告編の3つ前くらいに「花のあと」の予告編も流れていて、全く
藤沢作品なら最近は映画化の稟議が下りやすいのかと勘繰りたくなる程です。
(ちなみに「花のあと」の敵役は亀治郎さん)
とは言え、この「必死剣」、能のシーンのためだけでも見る価値ありそうです。

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「交渉人the movie」を見る

「交渉人the movie」を見る

「交渉人the movie」を見る

余り長いので副題省きましたが(笑)映画は、テレビドラマの映画化がスケールを
大きくした割につまらない、と言うパターンが多いので、筧さんが出ているとは
言え、正直余り期待せずに見に行ったのですが、期待が良い方に裏切られました。
そもそもこのドラマ自体が映画っぽいつくりだし、スケールは(ホラも含めて)
元々大きいので、違和感がなかったのが大。
そして今回は誰が悪く、誰がまともなのか、二転三転、最後のどんでん返しは
なかなかなものでした。
ま、交渉らしい交渉してないじゃん、という突っ込みはここでは措いておくことに
します

また、何より脇役キャラが大活躍。
特に小市さん、相島さんは上手い!し、津川さんと笹野さんの対決シーンも
面白く、何より今回橋爪さんが不気味さで津川さんを上回りました。

因みに海からカメラ舐めてのカーチェイスのシークエンスは見た瞬間に、
「007慰めの報酬」を連想しました。絶対意識してるでしょう。

さて、今回筧さん演じる木崎には婿入り予定のフィアンセがいるのが判明(笑)
また機内にいながら殆ど交渉に参加できないばかりか、コメディリリーフで
ちょっと残念でした。
また、仕事や社会に希望の持てない若者を描こうとしていましたが、映画版の
「ハゲタカ」同様、どうも扱いが中途半端でこれはもう一つ後味が良くなかった
のも残念。

実はこの映画、成り行きで、大阪での米倉さん、陣内さん、監督の舞台挨拶
付きの回で見ました
米倉さんはいい話をしてるのに、陣内さんが話をあちこちにぶっ飛ばし(かつ
かなり噛んでた)、笑いを呼んでいました。

ともあれ、かなりホラ吹きまくってましたが、エンタメとして割りきれ、個人的
にはかなり面白かったです。

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2010.02.11

「IMAホール狂言会」を観る

仕事や用事と重なって、久しぶりに伺ったIMAホール。
こちらの狂言会も10回目を越えたとかで、演目がやや中級な感じになったのも
伺った理由です。

萬斎さんの解説に万作さんの「鐘の音」と萬斎さん&石田さんの「宗論」。

解説は昼に子ども向けワークショップをしたのとメリハリを付けるためなのか、
「ズイキ」の説明にいつも以上に踏み込んだ(踏み外した、かな?)話も出て
会場のクスクス笑いを誘っていました。
そう言えばずっと外にいて急に暖かいホール内に入ったからか、解説中、
かなり意識を飛ばしていたので、「寝てる場合じゃない」って萬斎さんが
おっしゃっていたのはひょっとして私のうつらうつらが視野に入ってしまった
のかも…(恥)

「鐘の音」は万作さんの芸を楽しませて頂きましたが、解説で、目附柱を東とし
、順にシテ柱が南→笛柱が西→脇柱が西となっている、と言うのが初めて知る
話で勉強になりました。

休憩を挟んで「宗論」。
かなり久しぶりに見ました。
これと「武悪」、そして「寝音曲」はメイン演者二人によって面白くなったり
全然面白くなかったり印象が毎回まるで違う、それだけに私の中では注目して
観る演目ですが、今回は相当面白い系、いや面白過ぎる系、でした。

石田さんの法華僧と萬斎さんの浄土僧は前に逆のパターンを見たかも知れず、
あるいは萬斎さんが法華、万作さんが浄土と言うのを見たかも知れません。
しかし長く萬斎さんのキャラは大人の浄土にいじられてキレる法華の方が合うと
思っていましたが、今回の浄土僧役を見ると、一途の法華僧に楽しげにイタズラを
仕掛ける陽気キャラになっていて、これはこれで面白く見ました。

しかし一言で言えば「二人共に大人気無さすぎ!」(笑)
そして一見、宗旨は違っても目指すものは同じと和解したと見えますが、私には
この曲が作られた裏に、庶民レベルから見て、僧もあだこうだ宗旨の違いを言い
立ててはいるけれでも、結局は互いに間違えるくらいだからねぇ〜(笑)、と言う
ような皮肉な目も感じたりしました。

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「珠玉の浮世絵コレクション〜江戸の彩」展を観る

「珠玉の浮世絵コレクション〜江戸の彩」展を観る

1月の前期(1/2期)を共に呆気なく見逃し、なんとか後期に滑り込み。

祝日だからか、いつもなら履き替えるスリッパが足りないので
「そのまま入ってください」の大盛況。
普段浮世絵とか見ないような原宿らしい若者の姿も結構たくさん
いました
太田の開館30周年記念だそうですが、周知の名品から、滅多に出ない
珍品まで、所蔵浮世絵の博覧会の体。

無論北斎の「神奈川沖浪裏」や写楽の「蝦蔵の定之進」と言った有名な作品も
間近に見られて良かったですが、立ち姿ものばかりと思っていた懐月堂安度の
蚊帳から顔を出して文を読む女の図や、国芳のごく真面目?な「浴後美人図」、
豊春が西洋の書物の扉絵を正確に模写した「アルマニヤ珍奇物学之図」、
広重が日光の三滝を描いた三幅対の「日光三滝」やわざわざ冬の図を描いた
「飛鳥山暮雪」、国芳の「水滸伝」に「東都富士見三十六景〜昌平坂」、縁を
ローマ字で囲った「江戸不忍弁天ヨリ東叡山」など変わり種が続々。

更に歌舞伎に題材を取った「五大力」や「若狭之助」の絵や、中村座の内部を
描いたものもあり、相当面白く見ました。

中でも白眉は北斎の娘、応為(栄)の吉原の店先の図。
明らかに西洋の遠近法や油絵の技法を間近に見、学んだと思われる、歪みのなく
明暗のグラデーションが非常に見事でした。
特に提灯の灯かり、店内の灯かりの描きわけ、影の描き方は素晴らしく、極めて
モダンであり、モダンであるがゆえに、あるいは極めて正確に描かれているだけに
逆に一種異様なオーラを発する絵でした。
応為自身の作品は非常に少ないと言われる理由については先日、偶然民放で
その謎に迫る番組をやっていましたが、ともあれ、天才のDNAは受け継がれて
いたのが十分感じられました。

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「ヘンリー六世」巨大ポスターの隣は…

「ヘンリー六世」巨大ポスターの隣は…

「ヘンリー六世」巨大ポスターの隣は…

で、巨大な「ヘンリー六世」ポスターの隣はド派手な「ゲキ×シネ 蜉蝣峠」の
告知ポスター。
上が全体、やっぱり分かりにくいので寄って撮ったのが下(字しか映って
なかったですが…)
しかし芝居の広告が2枚並んで新宿駅に出現とは、世間の広告出稿が
渋くなってきたからなのか、芝居は広告打たないともっと厳しいのか…?

ん〜難しい。

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「ヘンリー六世」巨大ポスター

「ヘンリー六世」巨大ポスター

「ヘンリー六世」巨大ポスター

JR新宿駅の乗り換え通路に、巨大な「ヘンリー六世」ポスターが出現。
上が全体、図柄が分かりにくいので寄って撮ったのが下。
因みに隣は凄い派手でした…(次項へ続く)

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2010.02.10

「踊る3」新キャスト発表

ようやく中間管理職になった青島の部下役が発表に。
和久さんの甥の設定の伊藤淳史さん、また内田有紀さんとあと二人。
また甲田さんは転務で直属の部下になるそうです。

とりあえずはこれまでの「ワールド」を壊さない無難な印象(どうなるか
判りませんが)ですが、まだまだこれから少しずつ情報が出てくるのが常道。
ま、個人的には正直、筧さんが出るか出ないか、が最大の関心の的。
ご本人のblogには映画撮影は出ていても「撮影佳境」(サンスポ記事)とある
「踊る」ネタがないのが気になります。
(敢えて載せてないか、まだクランクインしてないかなら?)

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2010.02.09

「臨場」再び。

去年4月期に内野さん主演、テレビ朝日系で放送された「臨場」が
僅か1年で4月から続編がオンエアされる情報。
テレビ朝日公式にもアップ済み。
しかし確か原作本は短編が8話くらいしかなかった筈ですが。

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「龍馬伝」追加キャスト、家茂公、慶喜公、久坂…

ジョン万次郎にトータス松本さん、に続く追加キャスト発表。
「陽炎の辻」でテレビ時代劇初出演を果たした、中村錦之助さんの長男、
中村隼人くんが、徳川家茂役。これはぴったり。
松平春嶽に夏八木勲さん、さらに注目していた、徳川慶喜には田中哲司さん!
今回はこんなキャラになるんですね(笑)
「翔ぶが如く」では三田村さん、主役の時は本木くん、「新選組!」では
今井朋彦さん、「篤姫」では平岳大さんと、大河だけでもよくまあこんなに
いろんなバリエーションの慶喜公を思いつくものです。

また龍馬の甥で坂本家を継ぐ高松太郎役に「わが魂〜」にも出演していた
川岡大次郎さん、春嶽の政治顧問だった横井小楠に山崎一さん。
ほかに千屋寅之助役に是近敦之さん、久坂玄瑞にやべきょうすけさんが
発表されました。

さて、これで公式サイトに名前が出ていて配役が決まっていないのは
高杉晋作、井上馨(聞多)、伊藤博文(俊輔)、小松帯刀ら数人に。
いったい誰に!?
まさか、小松にもう一度瑛太くんとかでてきたら凄い。

情報は番組公式サイト

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2010.02.08

「龍馬伝」にトータス松本さん出演

ジョン万次郎役、だそうです。
「篤姫」では勝地くんだったのを考えると迫力段違いです
福山くんとセッション、はまさかないな(笑)。

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土曜スタジオパークに近藤正臣さん

6日のゲストは「龍馬伝」で山内豊信(容堂)役出演中の近藤正臣さんでした。
メールやファックスのファン年齢が40〜50代が圧倒的だったのは、なんとなく
解ります。
何しろ30年くらい前は、番組でご本人も認めていらっしゃいましたが、
「クールな2枚目(含:気障)」は近藤さんが一手に引き受けていて、そのかっこ
良さは相当なものでした。
私も結構ファンで、「国盗り物語」以来明智光秀は未だに近藤さんのイメージ
ですし、蜷川さんの舞台も見ましたし(思えば蜷川さん舞台との出会いは近藤
さんがきっかけ)、日生劇場でやった「三銃士」のアラミスもかっこ良かった
でしたし。
(ちなみにこの時、ダルタニアンは田中健さん、ポルトスは菅野菜保之さん、
アトスは西郷輝彦さんでした。多分この印象が未だに強くて、三谷さんの
人形劇版を受け入れられない気がします)

また今回、近藤さんの生まれた近辺(京都市内)の映像が流れ、通っていた
小学校が旧土佐藩邸跡地だったとか、ひいおじいさんが安政の大獄で弾圧
された幕末の志士の一人だったとか言ったエピソードが紹介されていました。

二枚目俳優さんに凄みが加わって迫力が増した近藤さん演じる豊信公、この後
半平太を弾圧、切腹に追い込む一方で、大政奉還において重要な役回りを演じ、
この物語のキーパーソンの一人に間違いなく、田中さんの東洋共々、いよいよ
楽しみです

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「龍馬伝」第6回

今回に関しては主役は龍馬でも熱血松陰先生でもなく、半平太だったかも。

藩主・豊信に参政に抜擢された東洋に呼び出された半平太と東洋の食い違い。
東洋は半平太に広い視野を持てと諭したつもりが、半平太は下士は政治に
口出しするなと拒絶されたと受け取ってしまう。
事の是非以前の問題として、殿様にお目をかけられた自分を東洋が認めない
事を根に持つ半平太。
その直前、半平太が心酔する豊信が東洋に「半平太は下士だから(ダメ)」と
言って実は認めていないと言うシーンがあり、東洋と視聴者は事実を知って
いるのがまた悲劇的。
これが後に半平太ら土佐勤王党によって東洋が暗殺される遠い伏線になる筈。
道場で鬼気迫る顔で叫ぶ半平太、ただごとではなかったですね。

しつこいようですが、大森南朋さんと田中さんの組み合わせを見ていると、
どうしてもドラマ版「ハゲタカ」の、EBOの説得にホテルのバーで顔を合わせる
鷲津と加藤のシーンが蘇ってきて、あの時と力関係全く逆と言うところが何とも
言えません。

一方「黒船ショック」の龍馬くんはアタフタしながら着実に人脈を拡げています。
小五郎のおかげで遂に松陰先生とも出会う。
もう完全に一方的に「先生」ですから(笑)
しかし龍馬が「絵が描けん〜」と唸っていたのに、小五郎くんは既に「プラモ」
制作中。
あなた、そのキットどこでお求めに、と突っ込み入れてしまいましたが。
しかし松陰先生は、矛盾した言い方ですが冷静に無謀ですね
そう言えば「蒼天の夢」では金子は勘太郎くんだったような。

次回いよいよリリー・フランキーさん演じる河田小龍が登場。
その講義に龍馬、弥太郎、半平太が揃って参加するようですが、弥太郎役の
香川さんの、ドラマ公式サイトでのコメントを見ると、これがこの主役3人が
唯一顔を揃えたシーンらしいので注目です。

これで児玉さん、杉本さん、リリーさんと「コードブルー2ndシーズン」出演者が
「龍馬伝」再集結です(笑)

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やはり13日の「SmaStation」に萬斎さん生出演。

前に「?」付きでアップしていた情報ですが、番組公式サイト
情報公開されましたので、確定のようです。
しかしこのテーマで萬斎さんどんな話をされるのか・・・?

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2010.02.07

スカパーチューナー、壊れる

ま10年くらい使いましたから仕方ありませんが、いきなり電源が入らなくなり
ました
早速スカパーのサポートに電話したところ、長期契約者特典で着払い送料込み
3000円で交換してもらえるとの事で、直ぐに申し込みし、中1日で無事に到着。
今までのと同じところを抜き差しするだけなので接続はさくさく完了。
ガイドチャンネルが映るのを確認してサポートに再度電話、ICカードが個別機械
ごとで、交換で番号が替わるため、その手続きをすると4時間程で契約チャン
ネルが無事に見られるようになりました。
ただSD(従来の電波)同士の交換でも、今は全てコピーワンス制限つきだそうで、
いまだアナログHDDのためまたまた焦りましたが、ダビングにCPRM対応のDVD-
RAMが使えると言われ、今や低倍率の-Rの入手が難しく、普通のアナログも、
CPRM対応DVD-RAMを使っていたのでこちらも問題なし。
ただプレイリストでのダビングができないのだけが不便なのと、何より今までの
ソニー製チューナーと違い、送付のスカパーオリジナルチューナーは、契約
チャンネルだけの週間番組表が出せないのが非常に不便でした。

とは言いつつ、早速歌舞伎チャンネルで玉三郎さんの政岡も見られましたし、
やれやれです。

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2010.02.06

「二月文楽公演〜吉田簑助文化功労者顕彰記念〜第三部」を観る

国立劇場小劇場
初日。
第三部は「曽根崎心中」と言う事で初日も満員御礼。
生玉神社前、天満屋、天満の森の3場。

やはり簑助さんが動かす人形は特別な感じがします。
徳兵衛にすがり付きながらちょっと膝あたりを撫でる手の動きを見ると、
徳兵衛がむしろ年下にさえ見えてきます。
お初があとで九平次に悪態つく伏線でもあり、歳の割に、また仕事柄、お初の
気丈さが際だちます。
また生玉神社で九平次になぶられる徳兵衛の様子を察しながら、同じ様に
ぴくっとする息遣いとか、笠の中の徳兵衛の顔を覗き込む首筋とか
(細かすぎ…)見惚れました。
いっそ山場の天満屋内で終わった方が余韻があって良かったかも。

私には、やや世間知らずの早まりすぎの自死を、美化し過ぎに見えてしまい
ました。
(それは忘れて見るべきなんでしょうが)

続きを読む "「二月文楽公演〜吉田簑助文化功労者顕彰記念〜第三部」を観る"

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2010.02.05

「不毛地帯」新キャラ(訂正あり)

珍しく、阿部サダヲさん登場せず残念。
その代わり、壱岐の「主戦場」が中東の石油権益に移ったので、そっち関係の
新キャラクターが続々登場しました。
パリ在住の早乙女に池田鉄洋さん、テヘランの東山に小市慢太郎さん(腰に置く
手が「ハゲタカ」の野中と同じでした)、ロビイストに清水紘治さん、また
上杉祥二さんに名高達夫さん、大門(伍朗正明)さんなど癖のある役者
さんが次々。
天海祐希さんも久しぶりに登場しましたが、竹ノ内くんとコンビになるとどう
しても「BOSS」が頭に浮かび、変装しての潜入捜査シーンに見えて仕方あり
ませんが。

しかしそろそろ壱岐の中途半端な恋愛話は終わりにならないものでしょうか。
せっかくの緊張感が一気に切れてしまって余り長いとチャンネル変えたくなり
ます。

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2010.02.04

朝青龍、現役引退

相撲は辞められても、止められないものがあったようですね。
ひょっとして、「天敵」が横審メンバーから外れたら、張り合いがなくなった
からなのかも(笑)

暫くはやくみつるさんと天敵さんのコメントが繰り返し流れる事になり
そうな。

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NHK「無縁社会〜無縁死3万2千人の衝撃」の衝撃

NHKスペシャル。
先日の同枠「二本の木」でも、老いて病気になったら絶対必要なのは
動ける子どもと希望する死までの生き方を叶えられるお金か、とすでに
暗然とした気分になりましたが、今回の番組の衝撃はそれ以上でした。

行旅死亡人

身元判らないまま(判っていても引き受け手がいない)孤独死すると、官報に
この「行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」と言う肩書き?で掲載されると言う
事を無論知りもしませんでしたが、とても他人事とは思えません。
定職につき、クレジットカードも貯金があっても、自宅にいても、極端に言えば
「看取ってくれる人」「遺骨を引き取ってくれる人」がいなければ、その人の
死は「漂流」するのだと言う事をまざまざと見せつけられました。

身内でも知り合いでも、不幸があった後の家族がしている手続きの多さを見ても、
逆にもしそれをする人がいないとなったら、残されたモノ(含:本人)がどう
なるかは考えた事がなかったですが、家族の人数が減っている今、誰しもこの
無縁死と無縁と言えない状況。
ちょっと気が重くなりました

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一文字違い。

一文字違い。

この間まで、萬斎さんの「デミタスコーヒー」CM写真が貼ってあった
ダイドーの自販機に入っていた製品の名前に笑ってしまい、思わずパチリ。
しかも、小型の円筒の缶にアンバランスなほど大きな緑色の「目」を描いた
インパクトのあるデザイン。
しかも名前は有名キャラクターに一文字違いの「仮面サイダー」
ノリで作ったとしか思えないけれど、私がうっかり足を止めたくらいだから、
狙いは見事に当たっています。

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2/13「SmaStation」に萬斎さん出演?

Tv station最新号情報。
確かに2/13にゲスト:野村萬斎、とあるのですが、書いてある
テーマは伝統芸能とか日本文化とかは無関係。
ん〜?

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2010.02.03

「読売演劇大賞」決まる(6日補足)

いずれも候補の中から以下が選出されました。
大賞・最優秀作品賞:「ヘンリー六世」
最優秀主演女優賞:鳳蘭さん、
最優秀主演男優賞:市村正親さん演出家賞:鵜山仁さん
最優秀スタッフ賞:小曽根真さん
杉村春子賞:浦井健治さん
審査員特別賞:片岡仁左衛門さん
芸術栄誉賞:井上ひさしさん
3日の読売新聞に二面ぶち抜きで詳細が出ています

読売新聞サイト内特集ページはこちら

しかし去年は圧倒的に鳳蘭さんの年でしたね

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2010.02.02

TEPCO「SWITCH」CMに<少年龍馬くん>登場!

あのクルクル髪の毛とムニュっとした笑顔ですぐに気がつきました。
東京電力のTEPCO「SWITCH」のコマーシャルに、「龍馬伝」で龍馬の
少年時代を演じていた濱田龍臣くんが出演しています。

やっぱり可愛い!

switch公式サイトはこちら

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新国立劇場のチケットが完売する。

新国立劇場の演劇サイトに「象」前売チケット完売の告知。
主演の一般知名度が極めて高い、と言うのが影響しているのは
勿論かと思います
しかも「ヴァージニアウルフ〜」より早い気が。
まあ、この顔ぶれで小劇場ですから仕方ないですね。

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テレビ版「怖い絵」はやっぱり怖い

単に絵の技量やタッチでなく、その時代背景や作者がモデルの人物の
社会的立ち位置、描かれた意図からその絵に潜む悪意や怖さ、悲劇を
読み解くと言う新しい観点から西洋絵画を鑑賞してみせたドイツ文学者・
中野京子さんのヒット作「怖い絵」シリーズ。
本は3冊とも読みましたが、そのエッセンスが2〜3月にNHK教育テレビの
「知る楽探求この世界」で8回シリーズの放送が1日から始まりました。

本ですら正視に耐えない作品がいくつもあり、ちょっと怖々見ました。

初回は巨大なナポレオンの戴冠の絵を描いた、ダヴィットのスケッチした、
王妃マリー・アントワネットが絞首台に連行される図。本にも出ていましたが、
やっぱり不気味で怖い絵、でした。

来週はおよそ「怖い」とはかけ離れた、美の誉れ高い、王妃エリザベートの
肖像。どこが怖いか、やっぱり恐る恐る見てしまいますけど。

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2010.02.01

「江戸の歌仙絵〜絵本に見る王朝美の変容と創意」を見る

「江戸の歌仙絵〜絵本に見る王朝美の変容と創意」を見る

「江戸の歌仙絵〜絵本に見る王朝美の変容と創意」を見る

国文学研究資料室(立川市緑町)
ワシントンのフーリア美術館蔵、光悦の「三十六歌仙」が展示されると聞き、
滅多になさそうな鑑賞の機会と立川まで遠征?してきました。

変化のない、野放図な味も素っ気もない道路の行き止まり、お役所然とした
ビルの一角にひっそりと資料室はありました。
しかしその味も素っ気もない中に、いきなり江戸の文化が充満。

見もののフーリア美術館蔵品は勿論でしたが、オリジナルの「三十六歌仙」
ものからの派生、類似企画もの等に、浮世絵好きの私としては見逃せない
浮世絵師の作品やがたくさんありました。

「小倉山百人一首」の図柄は、単色摺ながら、明らかに昔、正月に必ずやって
いた「百人一首」の図柄そのもの、でしたが、これが菱川師宣画!
また北斎あり、勝川春章あり、鳥文斎栄之あり、中でも一番良かったのは、
くっきりとした彫り、整った顔立ちの役者絵が並ぶ、柳亭種彦編、歌川
国貞画の「俳優三十六花撰」でした。

入館無料は太っ腹。
アクセスはかなり不便でしたが、面白い企画でした

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「龍馬伝」(第5回)

黒船の衝撃度、実物見た人と見てない人の温度差、盛り上がり度は意外に
比例しなかったりしますが、どちらにしても「百聞は一見に如かず」ですね。
しかし「泣き虫与六」をキャッチフレーズにしていた、直江兼続@妻夫木くん
より、福山龍馬の方が派手に泣きませんか(笑)

そしていよいよ、近藤正臣さんの山内容堂さんに田中泯さんの吉田東洋登場。
近藤さん、衣装はカラフルでしたが、かなり腹に色々ありそうな、喰わせ者の
殿様になりそうですし、田中さんもバリバリ一筋縄ではいかない気骨のある
野武士、でした。
庭に平伏していた半平太@大森くんとの今後の因縁を強烈に予感させてましたし、
容堂公に誉められて感激するところに、半平太の行動基準が反映されている
ように見えました

ま、しかし一番受けたのは、完全に使えないキャラにされてそうな、小須田
さんの将軍・家定公でしょう。
折角?「篤姫」でイメージアップ図れたばかりなのに、またまた脳天気にパタ
パタ鴨?を座敷で追いかけてました。
升さんの阿部正弘さん、かなりしかめっ面で、ご苦労様な感じです。
(ちなみに「篤姫」の時の阿部役は草刈さんでした)
来週はいよいよ、幕末における思想的指導者、吉田松陰さん(生瀬勝久さん)が
登場します。
吉田松陰と言うと「花神」の篠田三郎さん、「蒼天の夢」の橋之助さんを連想
しますが、予告を見る限り、生瀬松陰はかなり熱そうな…

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