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2010.03.31

4月気になるテレビ番組

テレビステーション情報

★吉岡秀隆さんが吉備真備を演じる古代史ドラマスペシャル「大仏開眼」
(NHK 19時半 4/3と10)

★「情熱大陸」尾上菊五郎さん出演
(TBS 23時 4/4)

★内野さん主演「臨場」
(ANB 21時 4/7スタート)

★芸術劇場「海をゆく者」
(NHK教育 23時 4/9)

★内野さんが升田幸三を演じる「わが家の歴史」
(CX 21時 4/11分)

★ローレンス・オリヴィエ主演「ヘンリィ5世」
(BS2 13時 4/13)

★北村有起哉さん出演「警視庁失踪人捜査課」
(ANB 21時 4/16スタート)

★北村有起哉さん出演「パンドラ2」
(WOWOW 22時 4/18スタート)

久しぶりに録画が大活躍しそうです。

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一般発売をするようになっていた「解体新書」

萬斎さんが企画、ホストをつとめる、トーク&パフォーマンスレクチャーショー
「MANSAI◎解体新書」シリーズですが、気がつきませんでしたが、いつの間にか
ハガキによる抽選販売のみ、の方式から、劇場窓口&電話による一般販売方式に
変わっていました。
ハガキの当選確率と、窓口並びor電話先着に挑戦するのと、どちらがリスキーか
ちょっと難しい選択かも。

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光文社新書「大河ドラマ入門」

著者は小谷野敦氏
プロフィールを拝見すると、国文学系の文筆を生業にされているようですが、
本文を見る限り、大河ドラマへの思い入れはどうも本業とは無縁のものの様で、
見方やチェックポイントが非常にユニークで細かい。

テーマ曲作曲者、指揮者チェックは序の口、歴代の時代考証者の比較や傾向
なんて、なかなか注目をされないところでしょう。

そんな大河チェックの中に、歌舞伎や能狂言界の役者の出演と言う部分があり、
演能シーンの出演は無論、歌舞伎界では松緑さん(「花の生涯」)や現・菊五郎
さん(「源義経」)、団十郎さん(「花の乱」)、海老蔵さん(「武蔵」)と
いった主役は勿論、「花の乱」の萬斎さんも、かなり微妙な(笑)出来栄えの似顔
イラスト入りで紹介されています。
しかし私も結構大河は見ていますが、ワキ方の重鎮、宝生閑さんが、「黄金の
日々」で清水宗治役で出ていた事は今回この本で初めて知りました。

しかしこの本は「天地人」オンエア中、「龍馬伝」は主演と脚本くらいしか
発表されてない頃に書かれてれているので「龍馬伝」オンエアを見たら、実年齢
よりかなり年配設定の容堂公や怖い東洋について、また佐藤直紀さんの主題歌に
ついてこの作者がどんなコメントをするか読みたかった気がします。

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「ムサシ」のチケットキャンペーン

井上さん作、蜷川さん演出「ムサシ」は、初演チケットがなかなか取れず苦労
したものでしたが、発売中の5月の再演チケットはセールスが予想を下回って
いるのか、舞台写真付きチケット販売キャンペーンなんて言うのをやっています。
今回は小次郎役が小栗くんから勝地くんに変わっているし、脚本待ちで後半
大変だったと言う初演よりかなり練り上げられていると思うので、個人的には
興味津々なのですが、伝統芸能と東宝ミュージカル、四季以外、あまり日本では
再演(レパートリー)ものは人気がないのか、時期的な問題なのか、ちょっと
拍子抜けな感じもします。

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2010.03.30

7月の勘三郎さんは赤坂歌舞伎

7月の勘三郎さんは赤坂歌舞伎
確か、ACTシアターの柿落としにも中村屋さん、歌舞伎やっていた
気がしますが6月のコクーンに続いて7月は赤坂での公演になる
ようです。

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「龍馬伝」3/27【固有名詞修正】

【オクーさまに指摘頂き、固有名詞訂正しました】
タイトルは「さらば土佐」でしたが、実質的山場は勿論「東洋暗殺」。
演出が久しぶりに大【森→友】さんで、大【森→友】節が炸裂しまくりました。
龍馬の母が龍馬を庇うシーンと言い、「ハゲタカ」以来大【森→友】さんの山場
作りは必ず大雨と決まっていて、今回の東洋暗殺も当然の様に大雨の中。
その間、黒幕の半平太は静かに自宅で、内職をする奥様がにこやかに見守る横で
墨で梅の絵を描いていて、その表情は複雑でした。
一方龍馬は本当に恵まれた人物で(主役特権って奴ですね)脱藩も家族全員が
サポート。
今まで影の薄かった権平兄ちゃんまでもが「本家の才谷屋(龍馬の変名・才谷
梅太郎の苗字はこれによる)で、上士の連中が金に困って家財を質入して借金
した記録が残ってないか見てくる。借金の事実を握っていたら、脱藩したからと
言って我らに迂闊に手は出せまい」と急に策士な事を言い出したのにはびっくり
しました。

それにしても青木さんが演じている後藤ですが、どう見ても権勢を誇る叔父・
東洋の尻馬に乗って威張り腐るだけのイヤ~な奴として描かれていますが、正月に
丸ビルでやっていた、「龍馬伝展」に展示してあった龍馬の手紙には、後藤を
高く評価していた箇所があり(龍馬は象二郎の名前の漢字をずっと間違えて
書いてましたが)、今後、象二郎が龍馬と関わる中で変わるのか、ドラマでは
ずっとこのキャラで通すのか、ちょっと気になります。

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「男前列伝」(大森南朋×歌川国芳)

やっと録画を見ました。
日本橋の路地裏で国芳の亡霊?と南朋さんが出会うと言う、いささか
つまらないショートドラマと国芳の作品がリンクする、「美の巨人たち」をもっと
プロモーションビデオみたいにした感じの番組で、余り面白くはなかったですが、
南朋さんに惹かれて見て、国芳を知ってくれる人が少しでもいたら国芳ファンと
しては嬉しい限り。
尚、番組で紹介されていた国芳作品は、殆どちょうど見に行ったばかりの
府中市美術館の「国芳展」に出ていた作品でした。

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「歌川国芳〜奇と笑いの木版画」(前期)を見る

若冲と並んで私のお気に入りの国芳(あとは簫白、芦雪、又兵衛と書くと、単に
辻惟雄先生の影響受けただけ、と思われそうですが、正統派嫌いの偏屈系好きの
結果が「奇想の画家」と同じようなラインナップになった次第)の展覧会が、
しかも計約200点、前期後期ほぼ作品入れ替えと聞いてノホホンとしてはいられず、
速攻、府中市美術館へ。

何とこれ、個人のコレクションだそうで、先日の板橋区立美術館の「浮世絵の
死角」にも珍品がたくさんありましたが、今回も私は初めて見る作品がたくさん。
国芳は無論出世作の「水滸伝」(因みに日本橋界隈のフリーペーパーの表紙は
日本橋生まれの国芳の「水滸伝」シリーズです)も、正統派役者絵も良いの
ですが、やはり真骨頂は、様々な浮世絵への制約への対抗策として生み出された、
風刺とパロディ、そして遊び心満点の作品の数々。
役者絵がダメならと出したのが顔が役者の似顔になった魚の絵やら、顔が
役者の似顔に、背中の模様が役者の紋所になった物、更に「仮名手本
忠臣蔵」物がダメなら「蝦蟇(ガマ)手本忠臣蔵」なら良かろうと登場人物?
全てガマガエルにして仕上げ、吉原の風俗絵がダメなら登場人物?を雀で
やり(無論「吉原雀」のシャレ)、お得意の猫で吉原を描けば、籠かきの背の
「彫り物」は当然三毛。
美人画だめなら鳥でと鳥たちの商いの図を描くと、ホトトギスは初鰹を売り、
ニワトリは卵煎餅(シュール!)、隅田川に付き物の都鳥が売るのはこれも
隅田川名物桜餅と言う具合。
全く、お上の規制を掻い潜る手段でもあるとは言え、このパロディ精神とアイ
ディアには本当に「よ、国芳!」と掛け声の一つもかけたくなります。
国芳に限っては、絵を見ながら思わずニコニコ、ニヤニヤ、口元がつい緩んで
しまいます。

ついカタログ(2300円)を買いましたが、約20センチ四方のソフトカバーで
読み物風。
中も噛み砕いた解説が並んでいて、持ち歩いて読みたい感じです。
後期は4月中旬から。
料金が安いのもリピーターには有難い限りです。

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2010.03.28

「花のあと」を見る

前に見た、同じ藤沢周平原作で田中麗奈さんと東山紀之さんの「山桜」は何か
もう一つピンと来なかったので、同じように若手女優さんを起用したこの作品も
「江戸時代ごっこは嫌だなぁ」とちょっと不安はあったのですが、亀治郎さんが
敵役で出ると言うので見てきました。
確かに所作とかちょっとぎこちない感じが全体にありましたが、全体としては
何とはなしに面白い作品でした。

まず、ヒロインの北川景子さんの表情が、主人公にありがちな、可愛いのに
芯が強そうなしっかり者、と言うのと(NHKでやった藤沢作品のヒロイン瀬戸さん
とか)ちょっと違っていて、一言で言うと不機嫌顔。
表情が不足気味で(キャリア不足のせいもあるのかも知れませんが)、一つ
間違えると能面みたいになるのですが、唇がふんわり厚みがあって、気持の強さと
同時に、角度によって世間を知らない不安で泣きそうにも見えて、独特でした。
(誉め言葉です)
それでいて、剣を持たせるとものすごく溌剌として見えたのも面白かったです。

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「御名残三月大歌舞伎」(第三部)を観る

「石橋」は都合で割愛したので、実質的に見たのは「道明寺」のみ。

まあ「道明寺」を見られれば個人的には良かったし、大満足でした。

「道明寺」は二部の「筆法伝授」に続いて、話の繋がりが判らないと入り難いし、
見た目地味な芝居(実際にはめちゃめちゃ面白いのですが)なため、私の左席
二人は2時間完全爆睡。
終わりの拍手で目覚めて「長い」「暗い」「やる意味判んない〜」と言っていた
のでちょっと苦笑してしまいました。
ただ、なくなるから歌舞伎座来てみました、歌舞伎初めてです、的なミーハー
な様子のないきちんとした歌舞伎ファンに見えた彼女たちでもそうだったのは、
「忠臣蔵」と違って通し上演にしなかった歌舞伎座にも責任はある気はしますが。

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2010.03.27

「狂言ござる乃座43rd」を観る【30日タイトル訂正】

★タイトルの回数を「42nd」と間違えていました・・・
 ファンのくせになんてやつ・・(-_-メ)

国立能楽堂に4日連続は個人最高記録です(笑)。
「マクベス」(翻訳劇)→「野馬台」(新作能)→「土蜘蛛」(間狂言)ときて
漸く?本業狂言へ徐々にソフトランディングした感じがしました。
まず小舞「海人」「鐡輪」。
萬斎さん昨日からド真ん中から分ける珍しい髪型。
メイン出演者が発表されたし、「ファウスト」のポスター撮影でもあったのか
と邪推中。

直ぐに「墨塗」
これはパンフレットに萬斎さんも書かれていましたが万之介さんの醸す雰囲気に
ぴったり。
太郎冠者の遼太くん、すっかり大人の背丈だし、声も動きもしっかりして頼も
しくなりました。

続いて「水汲」
萬斎さんのいちゃに万作さんの新発意。
万作家らしく、男女のやや艶っぽいやりとりを見せる、と言うより、謡をがっちり
聞かせる骨太な「水汲」でした。
萬斎さんのいちゃは、ちょっとの事ではたじろがないし、おろおろしない。
「そこで遊んでるくらいなら自分でやれば」とか「早く帰らないとダメなんじゃ
ないの」(超現代語訳)とか冷静に言える、精神的にパワフルでクレバーな女子
でした。

休憩を挟んで「賽の目」
萬斎さんが数年前復曲されたものだそうですが、拝見した記憶がありません。
パンフレットの解説通り、「竹取物語」に似た「聟オーディション」もの。
最後に現れた合格者(萬斎さん)がいそいそ家付き娘に対面したら…と言うオチは
「釣針」にもある、狂言の定番パターンですが、破石くん娘がバシッと聟を
背負って幕に入ったのにはびっくり大爆笑しました。
ただ破石くん、女着物で横座りする時には裾に注意!
足が開きすぎてふくらはぎが見えていました。

短い曲を集めてあり、がっちり観ると言うより気軽に楽しめるラインナップでし
たが、久しぶりの狂言づくしを堪能しました

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「ござる乃座」ロビーにて。

萬斎さんの主宰公演「ござる乃座」ロビーが終演後妙に混んでいるなぁと思い
ちょっとのぞいてみたら、先般、復刊された萬斎さんの最初の写真集を販売して
いました。
なるほど、いつものDVDや書籍販売とは桁違いの混雑ぶりも納得です。

本編の感想は別項。

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「ファウストの悲劇」出演者

文化村からのメール情報。
蜷川さん演出による萬斎さん主演「ファウストの悲劇」。
萬斎さん以外の出演者の一部が判明。
ファウストは萬斎さん、ファウストを地獄へ導く悪魔メフィストフェレスは
なんと!最近では「コーストオブユートピア」、更に「コリオレイナス」や
「マクベス」などの蜷川さんの多くの舞台で主役を食う勢いで観客の目を
釘付けにする勝村政信さん!
更に白井晃さんに長塚圭史さんなど。
萬斎さんを含めて、演出家兼役者を集めましたか・・・?!。
そう言えば先日の「マクベス」に白井さんいらしてました
(普段から世田谷パブリックシアターがらみでは接点の多いお二人ですが)

ここに蜷川組常連が居並ぶ、となると、相当濃厚な芝居になりそうな気配です。

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2010.03.26

「第一回萬歳樂座」を観る【3/28 固有名詞修正しました】

成り行きで(追っかけで、ですね)、国立能楽堂に3日連続通っている状況。
出演者の方々の中にも、萬斎さんと主宰の六郎兵衛さんは勿論、玄祥さん、
広忠さん、源次郎さんなど昨日まで「野馬台の詩」に出演されていたメンバーが
結構いらっしゃいました。
最初に舞囃子「智恵子抄」、続いて舞台に緋毛氈が敷かれ、その上に葛桶が
椅子代わりに置かれ、六郎兵衛さんが司会を勤めてのトーク。
ご自身でもおっしゃってましたが、六郎兵衛さんて、笛を吹かれている時は
厳しいお顔つきですが、お話しされる時はにこやかで、そのギャップにちょっと
びっくりしました。
個人的には六郎兵衛さん、と言うと、「某宗家」問題の時に能楽協会側の
代表として、その強面で断固妥協を許さなかった方と言うイメージが強いので
尚更でした。

また、いつもはホスト側の萬斎さんが、玄祥さん、大槻文蔵さんとご一緒に
インタビューされる立場だったのは目新しかったです。
内容は能楽堂から公演の場を積極的に外に広げているそれぞれの、能楽堂
以外の場所での上演の工夫や心がけ、エピソード、今の仕事や能楽での役割
以外ならどんな仕事をしたかったかなど。

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東大安田講堂で万作さんの「三番叟」

能と脳と農がテーマだそうで、多田富雄さんが企画し、東大農学部長や
加藤登紀子さんなどの農に関する講演、全員討論などのほか、万作さんが
「三番叟」を踏まれるそうです。
千歳は遼太くん。

「日本の農と食を考える〜農・能・脳から見た」
4/11(日)13時開演
東京・本郷 東大安田講堂

26日の朝日新聞夕刊に情報が掲載されていました。

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それでは誰も守りませんよ

携帯メール愛用者ではありますが、やはり電車でメールを打つ時は、優先
座席近辺に立たないよう気を使っているのですが、最近ちょっとイラつく事が
あります。
どう見ても元気そうな若い人が座って携帯をしているのは論外なのですが、
更にがっかりするのは、確かに優先されるべき年齢の、分別ある筈の方たちが、
優先席に座っているのは良いとして、その人たちが悪びれる様子もなく、
コソコソする様子もなく堂々と着メロを鳴らして電話を受けて喋り、メールの
返事を打っている事でしょうか。

マナーで守られる立場の人たち自らマナーを破っているのを見たら、守ろうと
思う気持が萎えてきます。
優先座席の周辺が携帯電源オフなら、座ったら自身も守るのは尚更の筈。
どういうつもりなのか、さっぱり判りません。

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歌川国芳と大森南朋さん

NHKハイビジョンで今夜、大森南朋さんが、私の最も愛する江戸末期の
浮世絵師、歌川国芳の浮世絵の魅力を探る番組に出演されるとか。
これは見逃せません
タイトルは「男前列伝」。
26日21時から。

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今年の「団菊祭」は大阪で。

記者発表ニュースがサンケイスポーツに出ました。
ひょっとして来年は博多座、再来年は南座とか、歌舞伎座休館中は、国内各座で
持ち回りにするとかでしょうか。
歌舞伎座4月のチケットを押さえた後は、まるでチェックをしてなかったですが、
5月の新橋、6月のコクーンあたりくらいしかこれからの東京の歌舞伎公演を
確認できていません。
毎月やらないなら、是非早いところ何月は歌舞伎をやるとかだけでも
発表して欲しいところです

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「にほんごであそぼ」放送時間変更

来週から萬斎さん、亀治郎さんご出演中の「にほんごであそぼ」の朝の
放送時間が早くなります。
今は8時からですが、29日からは7:25〜になるそうです。
私のように録画して見ている方もいるかと思って念のため(笑)

NHKのキッズワールドページのタイムテーブルから右上の「2010年
春からの~」をクリックすると詳細が出ます。

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新作能「野馬台の詩」を観る(2回目)

2日目は夜公演と言う事もあってか、正面席にたくさん関係者っぽい一団が
いらっしゃり、白石加代子さんをお見かけしました。

僅か1日で変わる事なんとないと思ってましたが、文選を書き付けながら幕に
入る真備が、高楼の隙間から橋掛に書き付けた紙を撒き散らすようになって
いたのと(それを高楼を持って入った後見が拾いながら戻ってきました。更に
それを通辞に渡すかなと思いましたが、流石にそこまではされなかったです)、
一番変わったのは、後シテとも言える、宮中に乗り込んで来た時の仲麻呂の
装束でした。
1日目はモスグリーンに六角の大きな模様?が散りばめられた上下(確か下は
長い袴で上は素襖では無かったような。記憶曖昧)で、手に茨の枝を曲げて
軍配のようにした物を持っていたので、何か自然の神、スーパーナチュラルな
ものの雰囲気でした。
ただ緑色と言う事で、怒りのイメージが余り湧いてこず、迫力不足と思って
いたら、2日目は黒の直衣(多分)の右肩を肩脱ぎ(って言って良いのか)にし
下には巴と花を組み合わせた模様と山形の地模様のある朱の着物(正確な名称
不明)、緋の長袴と言う、歌舞伎で言うと、「車引」の時平公とか、大伴黒主
のような強そうな公家悪をイメージさせる扮装で、吉備とのバトルに迫力が増し
ました。

まあエンディングに関しては、仲麻呂があっさり消えてしまうのが物足りなく、
もう一つくらい迫力ある玄祥さんの見せ場があっても良かったような。
勿論「公」と「私」の戦いで公が勝ったのを脳天気に祝うのも違和感ありますが
(だいたい予言書だけ持ち帰っても解決にはならない気がするし)、せめて
吉備の強い祖国愛?にほだされた仲麻呂が、お得意の雲を活用して、無事に
吉備を日本に送り届けました〜のような方が、長く唐で苦しんだ仲麻呂の霊も
鎮魂されたように見えた気もするのですが。
2回見ましたがやっぱりこのラストだけは、いきなり現代劇丸出しになって
私の中ではしっくりきませんでした。
折角なので再演を重ねて、更に完成度の高いものになればと思いました。

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2010.03.25

「薔薇とサムライ」(おまけ)

買うつもりは無かったのですが、気になる役者さんがたくさんいた事もあり、
帰りがけに久しぶりにパンフレットを買いました。
帰路読んでいたのですが、いくつかの疑問が。

★アンヌは、愛称を「つむじ風のアンヌ」と言っていましたが、tornadeって
 普通「竜巻」と訳していないでしょうか。
 ドジャースにいた野茂の投法が「つむじ風投法」じゃちょっと迫力不足。
 「竜巻のアンヌ」だと語呂がイマイチだったとか?

★悪役で強烈な個性を見せた藤木孝さんのインタビューに、昔、野田さんの
 芝居で古田さん、高田さん、右近さんと共演したことがある、と有り、また、
 これから新感線でやって欲しい作品にシェイクスピアを挙げていらっしゃい
 ましたが、新感線では「メタルマクベス」もやってますし、今回主演の古田さん
 でも「リチャード三世」などはアレンジしないほぼ正攻法でやりました。
 しかもその「リチャード三世」大阪公演には藤木さんご自身、エドワード四世
 役で出演していたと、プロフィール紹介にもあり、(東京公演は久保酎吉さん
 でした)藤木さん、それを忘れた筈はないですから、それがどうしてこう言う
 コメントになってしまったのかしら、とちょっと謎。

★浦井くんの役がフランスと同盟国の王子シャルル、そして、アンヌ率いる
 海賊グループの旗印は赤い薔薇と言うのを見ると、どうしても「ヘンリー六世」を
 連想してしまいます。
 (五右衛門の綿入れみたいな衣装には、フランスのルイ王朝を想起させる金の
 百合模様がアップリケされてましたし…)
 しかし、浦井くんは「ヘンリー」の後に「蜘蛛女のキス」やってからこの芝居
 だったんですねえ・・・

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2010.03.24

「薔薇とサムライ」を観る

赤坂ACTシアター
この劇場、ストレートプレイ(「リチャード三世」とか「かもめ」とか)には
まるで向かない気がしますが、大音響でロック鳴らしまくり、映像使いまくる
新感線の舞台にははまります。

とにかく無条件に面白かったです。

今回の企画は、何より古田さんの五右衛門と、元男役の天海さんありき。
特に天海さんの、ジョニー・デップさながらの海賊姿から、エリザベス女王を
彷彿とさせる赤いドレス、オスカルそっくりの赤い軍服姿までいわば「コスプレ」
も楽しめるし、立ち回りに勿論歌も本格的で、とにかくかっこ良かったです。

本格的と言えば、今回は浦井くんや神田さんや森奈さん(元宝塚)など本格
ミュージカルの実績のある俳優さんが配されていて、(無論俳優さんの歌も味わ
いがありますが)歌パートの完成度の高さが印象的でした。
特に浦井くんは、去年の「ヘンリー六世」での静の演技が未だに印象に残って
いるので、ノーブルな顔つきで長い手足を振り回して(笑)踊り、歌いあげる
キュートは格別。
また山本太郎さんも意外な?声量と、意外な?硬派ぶりで変化球(新感線的には
正攻法)を投げまくる橋本じゅんさん、高田聖子さん相手に一歩も引かぬ構え
でしたし、神田さんは流石アイドル張っていた経歴と血筋は争えないようで、
可愛いリボンにフリフリのドレスを当たり前に着こなしながら、クールな貴族の
娘を楽しそうに演じていました。
勿論、それもずっしりと重石をかける藤木孝さんあらばこそ。
あの存在感ある悪役なくしては、この芝居の世界は成り立たなかったいでしょう。
今回は特に劇団員とゲストアクターの絶妙なバランスでした。

ストーリーはまあ在り来たりと言えば在り来たりだし、ラストのどんでん返しも
新感線的「想定の範囲内」でしたが、更に緊密になった映像とのコラボレー
ションで(テレビモニターを使うだけ、から、背景全面も映像で仕込むやり方が
標準に)場面転換がよりスピーディーになり、長い(1幕90分2幕100分)を
一気に見られました(冒頭2〜3曲目だけがオープニングすぐにしては弛すぎ
じゃないかなあ~でしたが)
蜷川さんや萬斎さん芝居以外で久しぶりにパンフレットを買いました。
最近の新感線は、去年の「蛮幽鬼」(演舞場)も良かったし、外れなし、の勢い
です。
ただ秋の「鋼鉄番長」は今のところキャスト的にちょっと微妙なところですが。

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新作能「野馬台の詩」を観る

結局予定より10分長く100分かかりました。
国立能楽堂久しぶりの新作能、とありましたが、能ではない、とは言いませんが、
玄祥さんと雲の役2名の演者さん以外、みな万作家の方たちだった事もあり、
またシテ、ワキ、ツレ、アイと言う役割分けがなく、更に後述しますが既存の
狂言のアイデアが積極的に盛り込まれているため、いささか毒のある言い方が
許されるなら、能シテ方と囃子方の強烈なアシストを頂き、大胆に能狂言手法を
用いて能楽堂で演じられた新作劇、と言う印象の方が強かったかも。

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「野馬台の詩」開演前情報

国立能楽堂での24&25日の2回公演ですが、上演時間は30分休憩なし、
パンフレットは月間公演のとは別の特別版700円。
ほかに入口で無料で「野馬台の詩」を折り畳んだもの(レプリカ?)が
配られました。
液晶字幕表示はなく、パンフレットに台本掲載されていますが、字面見る限り
呆気ないほど狂言的に見えますが…
またパンフレットには萬斎さんが真備の故郷、岡山を訪ねた時の様子や稽古
風景スナップなどあり、普通の芝居パンフレットっぽい感じ。
開演前から舞台正面に一畳台が置かれているのも、通常の能とは違います。

さてどんな「新作能」になりますやら。

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巳之助くん、松也くんインタビュー番組にレギュラー出演

昨日ちらっとテレビの芸能ニュースで見たときに、何のニュースか判らない
ながら、居並ぶ若者の右端に面長の着物が妙に似合う青年が写っているなと
思っていたら、あとからそれが何のニュースだったか、着物の青年が誰だったか
が判明しました。
ニュースは大東俊介さん、など若手俳優(大東くんだけは辛うじて判りましたが
あとは流行に鈍いので、さっぱり不明)たちが日テレ系トーク番組(「心ゆさぶれ!
先輩ROCK YOU」 4/3スタート、土曜23時〜)の司会をすると言う物で、写って
いた着物の青年は歌舞伎役者の尾上松也くんと共に一員として参加する、
坂東三津五郎さんの長男巳之助くんでした。
(記事はデイリーなど)

松也くんと交替と言うのは、きっと舞台の都合で一人が固定は難しいからかと
思いますが、巳之助くん、先日エントリーした映画「桜田門外の変」出演も
ありますし、徐々に舞台以外にも進出ですね。

番組サイトはこちら

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2010.03.23

強風の次は架線事故。

先日の強風に続いて、今日は帰宅ラッシュ時に山手線架線事故の影響で、
埼京線もさっきまで一時全線運転見合わせしていました
(現在は大宮〜池袋復旧)
17日も何だったかでダイヤが乱れていて「ヘンリー六世」初日を観るために
ヒヤヒヤしながら、埼京線に乗りましたが、どうもこのところ埼京線ダイヤ乱れ
頻発していて、さいたま芸劇通いの時期はちょっと不安です。

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「コードブルー」最終回

「医龍」の朝田もそうでしたから、林さんの本は主役は全く揺るがないのが
特徴なのかも知れませんがその分、平凡な人間には悩みまくる脇の
メンバーの方に共感してしまいます。
今作で言うと、ここ数回は中原丈雄さん演じるパパと新垣さんの娘との同業者
親子の物語に心惹かれっ放し。
最初は単なる頑固パパの捩じ込みかと思ったら、どんどん良い泣ける話になって
最後の病院ロビー見送りのシーンは、ボロ泣きしました。
にしても今クール、中原さん「不毛地帯」や「左目探偵」、更に「ブラッディ
マンデイ」にも確か出演されていた筈で、出番は少なくても大活躍でしたね。

話としては、機内に入り込んだ藍澤の背中に外から叩いた窓枠が当たったので、
あれが後から後遺症で出たりするのか、とか(最後に祖母を背負った時に倒れる
とか)勝手に想像しましたが、そこまでは無かったでしたね。

まだ色々ネタはありそうで、今後もまだスペシャルとか続編が期待できそうです。
あの仕掛けだと、少しキャストが入れ替えになっても大丈夫でしょうし。

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2010.03.22

久々に…。

強烈に外れの芝居を見てしまいました。
余りの酷さぶりに、芝居のタイトルを出す気にもなりません。
やっぱり私は等身大の現代劇と言うのと相性が悪いのかも。

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コクーン歌舞伎「佐倉義民伝」詳細

コクーン歌舞伎「佐倉義民伝」詳細
コクーンで仮チラシ入手。
やはり勘太郎くんは「おくりびと」欠席で、あとは勘三郎さん、橋之助さん以下
七之助さん、笹野さん、亀蔵さん、彌十郎さん、扇雀さんと不動の顔ぶれ。
そう言えば今朝のスポーツ新聞に、幸四郎さんが10月日生劇場で「カエサル」
(ジュリアス・シーザー)をやるとか。
毎月歌舞伎座の縛りがなくなる3年間、役者さんたちのこう言う外部出演、
大いに増えそうな予感がしますね。

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「龍馬伝」3/21

悩む半平太と強気の半平太、二人の半平太が出てくる演出はちょっと違和感が
ありますが、生瀬さんの吉田松陰が既に回想になっていたので、久坂に龍馬が
会いに行った、と言う年代をチェックしたら、もう1862年だったので、それは
当たり前なんですが(松陰は1859年没)、気がつくともう維新まで6年でした。
実は福山龍馬になってからもう9年も経っていたのを、見た目変わらないので
全然気づきませんでした。

さらにびっくりは、だいたいは線の細いキャラになる玄瑞が完全に壊れキャラ
だったこと。

因みに今回の「龍馬伝」は3ヶ月単位で4部制らしいので、次回の龍馬の脱藩で
1部終了、4月の第2部開始と言う事で、短時間の予告番組が暫くリピート放送
されています。
酒井若菜さん、臼田あさ美さん、夏八木勲さん、池内万作さんなどが登場と
紹介がありました。

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2010.03.21

「御名残三月大歌舞伎」(第2部)を観る

「御名残三月大歌舞伎」(第2部)を観る
今月は「菅原伝授〜」の上演に合わせて、一応一部から順に観る段取り。
いよいよラスト40日を切ってしまうんですね。

二部はその「菅原伝授〜」から「筆法伝授」、そして誰でやるのかワクワク
待っていた「白浪五人男」の「浜松屋」と「稲瀬川勢揃」。
御名残ですから、当然ともいえる菊五郎さんの弁天、そして吉右衛門さんの南郷、
幸四郎さんの駄右衛門、梅玉さんの赤星に、左団次さんの忠信と言う顔合わせに
なりました。

先ずは「筆法伝授」
そう言えば2階のロビーで先代の仁左衛門さんの使われた衣装が展示されて
いました

「御名残三月大歌舞伎」(第2部)を観る

実はこの地味〜な芝居なんですよね。
周りにかなり寝てる人がいたのもちょっと判る気はしますが、何回見ても
ハラリと落ちる冠のシーンはハッとさせられます。
と言うか、仁左衛門さんの菅相丞、やっぱり神々しい。
お父様のを拝見した時はもっと枯れた感じでしたが、やっぱり似ていらっしゃい
ます。
そしてラスト、自宅監禁された道真様。
次(3部)の「道明寺」が楽しみです。

「白浪五人男〜浜松屋」は最近亀治郎さん、菊之助さん、海老蔵さんとずいぶん
若い弁天を見慣れたせいだからか、さすがに最初の花道の登場の時は、わ、お年
召されたわ、と思いましたが、始まってしまえば気にはなりませんでした。
何と言っても濃厚な、江戸の薫りと伝法な雰囲気が芝居を支配していましたし、
安心感と言うか余裕が絶大でした。
吉右衛門さんの南郷は、フリしてると言うより根からのお武家で、ちょっと
堅かったかなとは思いましたが、稲瀬川の勢揃の迫力を見ると納得でした。

短時間の3曲並んだ一部よりは充実した感じがしました。

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「命を救え 闘うナーススペシャル 『コードブルー』が見た奇跡の物語」

明日22日に最終回を迎える「コードブルー」に関連した医療現場ドキュメントを
22時からやっていますが、何とナレーションが大森南朋さんでした。

大森さんと「コードブルー」は、無理矢理言えば大森さん主演の「ハゲタカ」が
「コードブルー」と同じ林宏司さんの脚本だと言うのと、「コードブルー」と
「龍馬伝」の音楽が同じ佐藤直紀さんと言う事くらいでしょうか。
ともあれ南朋さんの特に声が好きなので、「龍馬伝」、そしてこれ、と今日は
いい日です(笑)

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「ファウストの悲劇」→「ガラスの仮面」

標記の2作品、間隔を開けずに上演されるのを考えると、よほどの事がない限り、
出演者は被らないと考えて良さそうです
(前回の「ガラス」や「95kgと97kg」では確か新川さんだったか、完全連投とか
あった気はしますが)
となると前回速水役で「ガラスの仮面」に出演された横田さんの名前が今回
まだキャストに挙がってないのは、ひょっとしてジョナサン・ケント版「ハムレット」
以来大変久しぶりに、萬斎さんと横田さんの共演が実現するのではないかしら、
と、勝手に妄想中。

因みに個人的に、今の蜷川組なら、長谷川くんが背格好と言い、キャラと言い、
速水が似合いそうな気がしてますが。

そうそう、とりあえず現時点で手に入る「フォースタス博士の悲劇」の訳本を
図書館で借りて見ましたが、フォースタス(ファウスト)は長セリフだらけだし
メフィストフィリスに天使たちが次々登場するので、この訳を読む限りは、
かなりダークな芝居になりそうですが、きっと河合さんの知的な読みときと
蜷川さんの手腕で私などが思いつかないような芝居になるのでしょうけれど・・

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映画出演のギャラ

20日nikkansports情報。
塚本高史さんが546万円、カンニング竹山さんが31万5000円。

これは去年阿部サダヲさん主演で公開された映画「なくもんか」のお二人の
ギャラ、だそうです。
こんな生々しい数字が表沙汰になったのは、制作会社からの支払いがない、と
所属事務所が地裁に提訴したから。
提訴された制作会社側は請求をすべて受け入れたため即日訴訟は終結したよう
ですがギャラが直ぐに支払えなかった事情が気になります。

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大変な強風

関東は、雨は止んできていますが、すごい強風が吹いています。
午前中を中心に空、海、鉄道の広範囲で欠航や運転見合わせが既に
かなり出ています。
「ヘンリー六世」観賞の必須路線、埼京線も今(午前7時過ぎ)は運転
見合わせ中のようです。
埼京線なしではほぼ車以外に交通手段がない、と言って良いさい芸。
1日1公演だし、私はさすがに連日は行きませんが運行状況が気になります。

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2010.03.20

「ヘンリー六世」(2回目)全編終了

カーテンコールはサックリ3回、芝居のテンポはずいぶん上がっていたようで、
終わったのは予定より20分も早い21:10でした。

いや〜、全く王座なんて、完全に血によってのみ購われ、ジェットコースターに
乗って右往左往している状態。
落ちる花々はその購われた命の数の象徴にも、またポタポタ言う音は滴る血と
流される涙の象徴にも思えました。

抗争していてる連中も、親の死、子の死は嘆き、子の誕生には喜ぶ人間の感情を
抱きながら、敵、障害となる相手を殺すとなれば身内だろうが容赦なく、しかも
自分の利益のために主義主張を変える事には些かの迷いなしと酷い奴らばかり。
それを延々見ていると、新国立版同様、やっぱりバカだと思えるけれど、今の
政治も似たり寄ったり。
歴史に学ぶ、なんて言っているけど、どうやら実践には至っていない様ですね。
ラストで祝福されているエドワードの子も、「リチャード三世」を見ればその
哀れな行く末は、クラレンス公ジョージ同様にリチャードの歯牙にかかる訳で、
ここに出てくるマーガレットは勿論、エリザベスも「リチャード三世」で呪いの
矛先をリチャードに向けてますし、マーガレットの息子エドワードの妻になった
ウォリックの娘、とは、後に「リチャード三世」内でリチャードの妻にさせら
れるアンと、やっぱりここまで見たら「リチャード三世」もやって頂きたいし
やれば、人間関係が更にはっきりするでしょう。

高岡くんのリチャードは、長いセリフもクリアだし、蜷川組初出演とは思えない
馴染み方でした。
ベテラン勢では悪党ウィンチェスター大司教と、朴吶な地方郷士アイデンを
演じ分けた、たかおさんと無論激烈なバトルを2度も繰り広げた大竹さんと
鋼太郎さんコンビ。
大竹さんマーガレットのヘンリーへの悪口雑言は今やギャグの領域。
ヘンリーは、それくらいの事では怒らない程人間ができているからなか、
本当に反論できないのか微妙。
個人的には勝てやしないと言う締感な雰囲気がしましたが、今回の上川
ヘンリーはちょっと性格づけがはっきり見えてこないのが正直ジレンマです。
新国立の浦井くんヘンリーは割と判り易かったんですけど。
そういえば鋼太郎さん、喉大丈夫でしょうか・・。
また渋さが魅力のトールボッドを演じた原さんも素敵でした。

若手では、「わが魂〜」でも熱血漢を演じていた二反田さんのクリフォード
(息子)が野獣度と運動量で際立っていました
この役はラトランドを殺し、ヨーク公の三兄弟の恨みを一身に浴びるため、
新国立版でも目立っていましたから、一種のもうけ役な感じもします。

横田さんのウォリックはやはり真面目なタイプに見え、ヨークからヘンリーに
乗り換えるのも、真っ当な正義感によるものの様に見えてしまうのが、
頑張っている分やはり惜しい。
女好きエドワードに振り回されて気の毒に見えてしまうんですよねぇ…

それにしてもここまで長いと、2回目くらいでは飽きるどころか、また新しく
見ている感じで、見れば見るほど、じわじわ面白さが増す感じです。

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「ヘンリー六世」(2回目)後編一部終了【訂正あり】

予定より10分くらい早い進行。
この部だけでも5分くらいスピードアップしています。
しかし何か笑いを誘うシーンが連発した後編一部。
伝令の遠山くんが【訂正・遠山くんではないそうです】セリフを完全に忘れ、ヘンリー王が
「どうした」と助け船を出したり、頑張って宣言してるヨーク公の目の前の兵士の
ヘルメットに、上から落下する薔薇が見事に「ベコッ」と言う妙な音を立てて命中して
つばに乗っかってしまい、馬上のヨーク公に「花が付いてるぞ」と言われるし
(鋼太郎さん自身が笑いそうだったのかも)。
元々マーガレットのヘンリー叱咤罵倒セリフに笑わされる部分なので、何か
悲惨な話なのに笑ってばかりいた気がしました。

いよいよ大詰め。

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「ヘンリー六世」(2回目)前編終了

前編2部は初日より上演時間が5分短くなって、後編は17:45再開予定。

2度目で仕掛けが判っていてもつい見てしまう面白さ。
ヨーク公が怒りをマグマのように溜め込むのが手に取るように解ります。
また、たかおさんの枢機卿が今回悪党ぶり炸裂で、全くシェイクスピアに
かかると聖職者も形無しです
(狂言も山伏とか大抵ダメダメですが)

またエリナー告発ではバッキンガムと、グロスター暗殺ではマーガレットや
枢機卿、サフォークともあっさり手を組むヨークを見ていると、全く「合従連衡」
ってこう言う事ね、と納得してしまいます。
そして配役の妙で、前編では大竹さん演じるジャンヌをいたぶり殺した鋼太郎
さんヨークが、後編一部では大竹さん演じるマーガレットにいたぶり殺されると
言うのが判って見ていると、全く因果応報そのもの。

ともあれ、権力掌握のためには今は手段を選ばないヨークと一族の大奮闘の
後編が楽しみです。

しかしじっくり見ると夫を唆すエリナーはマクベス夫人だし、エリナーが頼む
呪術師のやり方は「マクベス」の三人の魔女そっくり、グロスターの暗殺者の
セリフは「ハムレット」、マーガレットとの別れのシーンのサフォークの「箱に
入れて鍵を〜」のセリフは同じく「ハムレット」で、オフィーリアが兄レア
ティーズの忠告について言うセリフにそっくりと、いろいろ興味深いです。

そうそうスタッフに、会場を一旦出て戻る度(シチュエーションとしては
当たり前なのですが)「お帰りなさいませ」と言われると、どうも「マクベス」
ポストトークで萬斎さんが繰り返し言っていた、メイドカフェ話の、「再演の
時は是非入口のスタッフに『お帰りなさいませ』と言わせたい」と言っていた
のを聞いたばかりなため、どうしても思い出してしまい、つい笑ってしまい、
ちょっと困り中(笑)

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「ヘンリー六世」(前編一部)を観る(2回目)

いきなり劇場前ファミリーマートでお買いものに直々においでになった
ヨーク公と出会い、劇場周りをヘンリー六世仕様パーカーをかぶって
ランニングしていたウォリック伯爵らしき方をお見かけする

1回目と全く違う視野で見るとまた面白さが違います。
トールボッドの死のシーンに「肉片」が落ちる演出は初日には無かったような。
(2部の最初にあった、というメモが自分の手元にあるので、あったかも
 しれません・・・)

ヨーク公の怒りはいよいよ過剰に、少年ヘンリーくんはますますピュアに、
トールボッドは勇敢さを増して死は涙を誘いました。
さてまもなく2部。

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2010.03.19

「マクベス」を観る

劇場会員貸切公演のトーク、出演者全員のポストトーク、公演レクチャーと
3回萬斎さんのお話を聞く事ができての最後の観劇だったので、いろいろ
気がついたり、そうだったか~と思ったりしながら見ることができました。

客席に白井晃さんをお見かけする。

しかし今回、開幕と客電落ちたのに何故か客電再点灯。
なんとまあ、いきなり音響機器のトラブルでした。
8分後に復旧しましたが、帝劇の「サイゴン」以来、久しぶりににハード面
トラブルに出くわしました(笑)

さて本編。
貸切公演の頃はずいぶんウジウジ悩む軟弱マクベスと思ったものでしたが、
今回は二度目の魔女遭遇以降、つまり、レディー・マクベスが気弱になるのと
反比例してどんどん強気(=狂気)に突進し、確かに夫妻は二人で一つの
人間の裏表だと実感できました。
ま、悩めばハムレット、王冠への執着し、猜疑心を持てばリチャード三世と
言ったところでしょうか。
面白かったのは言葉と行動の関係。
今回訳本を入手してないので(正確に言うと紛失中)アヤフヤですが、前半は
「言葉は行動の枷」とか言っていて、後半は「口にしたら同時に行動しなくては」
と正反対の事を言ってました。

初回は前半がノッペリした印象でしたが、今回は全体エッセンスが凝縮した
ミニマムの面白さを感じました。

そう言えば今回のセットは地球をイメージさせていましたが、だったら、冒頭
スクリーンの布も自転のようにクルクル回っていたらより地球っぽく見えそうな
気がしましたが…。

ちょっと前にAUNで「マクベス」をやった時に、鋼太郎さんと安寿ミラさんと
萬斎さんの対談がパンフレットに出ていましたが、その中で「マクベス」は、
パワーを持って呪いのセリフが言える魔女役がいれば成功、と萬斎さんと
鋼太郎さんの意見が一致していましたが、その意味では今回の「マクベス」は
かなり成功ですね。

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「ヘンリー六世」新聞評2

19日の朝日新聞に「ヘンリー六世」の劇評が出ました。
日経新聞は確か「殺人オペラ」と評していましたが、こちらは「歌舞伎」に
喩えていました。
メインキャスト総並びではありますが、個人的には横田さん、長谷川くんの
名前が文中にあって、小踊り(笑)

今回、舞台写真として使われている写真がかっこいいです。

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「鉄の骨」NHKでドラマ化

小池徹平くんが、「談合」をテーマにした硬派ドラマ「鉄の骨」でNHK初出演&
初主演するそうです。
今年7月放送予定で池井戸潤の同名小説が原作。
ちょうど今読んでいるところなんで、その意味でもちょっとびっくりしました、

「クライマーズ・ハイ」「ハゲタカ」に並ぶかっこいいドラマになるでしょうか
共演は豊原功補、臼田あさ美、カンニング竹山、中村敦夫、陣内孝則など。
全5回。

サンスポ情報

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7月「ファウストの悲劇」情報

コクーンサイトの情報が更新されました。

どうやら『ファウストの悲劇』は、シェイクスピアと同時代のイギリスの劇作家
クリストファー・マーロウによる1592年に書かれた作品だそうで、今回は、
(萬斎さん作品的には、またも!な)河合祥一郎先生による新訳での上演
との事。

イギリス人の戯曲なら、いくら原題で調べてもヒットしなかったのも道理。
どうやら原題は「Doctor Faustus」(フォースタス博士の悲劇)
小田島先生の訳本が白水社からでているようです。

シェイクスピアの同時代人の作品の蜷川さんによる上演と言うと「あわれ
彼女は娼婦」がありましたが、それに近い感じの企画でしょうか。

7/4〜25
初日も千秋楽も日曜日と言うのがポイントかも
個人的には仕事が一番忙しい時期なので、つらい・・・

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2010.03.18

「上演作品レクチャーDec-Mar『マクベス』」を聞く

昼公演が終演して1時間あまりで、講師として登場する萬斎さん、偉すぎです。
しかも95分の公演について、予定の90分でもたっぷりなのに、上演時間以上、
質疑応答入れて2時間近く上演後と言う事で、何かアドレナリンでも出まくって
いらっしゃるのか、いつも以上のテンションで熱く語ってくださいました。

演出の方向性、また演出や美術プランの変遷、劇場会員貸し切り公演、先日の
ポストトークから毎回出ている「メイドカフェ」探索話までを、ほぼ舞台の流れに
沿ってお話しくださったので、非常に分りやすかったです。
しかし聞けば尚更確認のために見たくなるのが困りますね。
冒頭シーン、刀を振り回すとドライアイスが充満し、雷が鳴り響く、もっと派手な
演出だったらしいのですが、「ナントカ感線みたい」(勿論、新感線)と
止めたと言うエピソードは、実は今、個人的に新感線の舞台に一番出て欲しいと
思っているのが、元団員の筧さんと萬斎さんだったので、激しくツボでした。

因みに萬斎さん的には再演は前提のようで、やっぱりシェイクスピアはお気に
入りのようです。

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蜷川版「ヘンリー六世」、戯曲と上演台本の比較

かなり曖昧な記憶を頼りに、無謀にも、松岡先生の訳本と、今回の上演
台本の比較にチャレンジしてみました。

とりあえず判ったこと

★シーンまるごとのカットは割に少ない。シーン内のセリフのカットは多発
 (特にギリシャやローマの故事に準えたような、日本人には判りづらい
 比喩は次々バッサリ)
★何人か登場人物が整理統合され、全く出てこなくなっている人物がいる
★松岡先生や河合先生があちこちに書かれている通り、いくつかのシーンに、
  順番の入れ替え、数場に分割されているシーンの統合が行われている

の3点が確認されました。

何しろあの長時間芝居の記憶なので多々勘違い、間違いもあるかと思いますが
気がついたものを列記すると以下の通り。

※ ベッドフォードとフォルスタッフ(1部)、スケイルズ(2部)、モンタギュー、
  モーティマー兄弟(3部)が割愛

(前編)
※ 砲台手とその息子のシーンがカット
※ ヨークがモーティマーを訪ねるシーンがカット
※ トールボッドと息子のシーンとサマセット、ヨークの権力争いのあたり
  場面の入れ替えで話がスムーズに
※ マーガレットとジャンヌを大竹さん一人でやっている関係もあり、マーガレットと
  サマセットの出会いのシーンが、ジャンヌの処刑シーンの後に後回しに
※ グロスターとエリナーのシーンかなり短く
※ グロスターを殺そうと、サフォーク、マーガレット、ヨーク公、枢機卿が
  結託する場面が、ヘンリーがグロスターを取り調べようとしてグロスターを
  訪ねる場面の直前に移動。
(後編)
※ ジャック・ケイドについて、ウォリックとヨークが密談するシーンが、
  グロスターの死の前からマーガレットとサフォークの別れのシーンの後に移動。
※ スケイルズのシーンカット(2部2幕5場)
※ ヘンリーが捕まるシーン(3部3幕2場)とエドワードがグレイ夫人を従え、
  即位を強行するシーン(3部3幕1場)の順序が入れ替わり、ヘンリーが捕まった
  後に、3部3幕2場の後半のリチャード(後のリチャード三世)の長い独白が
  置かれる。

本当はまだたくさんある筈ですが、チェックしきれてません。
次回観劇はそれも意識しながら見たいと思います。

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ドラマ「霧の旗」を見る

海老蔵さん初めてテレビドラマ現代劇主演と言う事で注目された松本清張
原作作品。
原作を読むと、どうして桐子が真犯人探しをせず、弁護に立ってくれなかった
大塚を逆恨みに近い形で追い詰めるのかに違和感があるのですが、映像とは
その点良くできたもので、大塚を演じる海老蔵さんの不敵な顔つきを見れば、
桐子がイラつく気分に共感でき、雨の中で土下座するのを見て、すっきりした
気分もちょっと判るし、一方桐子を演じた相武さんに薄幸美人的な雰囲気や
暗さが薄く、ゲームのようにクールに大塚を追い詰める感じが強く、本質
どちらが加害者で被害者でと言うのが曖昧になっていたので、却って面白く
見ました。
しかし、真犯人が桐子によって告発され、径子の無罪が立証されて大塚の
元に戻ってきたと言うラストを見ると、社会的地位や家庭を全て失ったにせよ、
結局大塚も決して不幸のどん底とも言い切れない感じがしたのはちょっと微妙
だったかも。
どうせなら全て失わないと、桐子の乾坤一擲の大勝負も報われないような…

ま、結末は甘かったですが、なかなか現代に翻案しても割に違和感がなくて
良かったです。

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2010.03.16

「ヘンリー六世」「マクベス」新聞評

16日の日経新聞に「ヘンリー六世」、朝日新聞には早くも「マクベス」の
劇評が出ました。

しかしこの筆者、今更馬が落ちると期待するのは、ちょっと・・(^^ゞ

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2010.03.15

「龍馬伝」3/14

いよいよ、息詰まる土佐藩内の内部抗争が表面化しました。
半平太はどんどん厳しい選択をせざるを得ない状況に追い込まれています。
本人もそれに気付いたのか、今まで一度も頭を下げなかった龍馬を訪ねて
協力を乞う姿は、門の外で龍馬の三味線を聴いているワンショットから既に
ちょっと悲しげでした。
また、龍馬が頼もしげに見えてくるプロセスの描き方が上手かったです。

いよいよ来週、半平太は東洋暗殺を決意。
風雲急を告げてきました。

大森半平太ファンとしては、見ていてちょっとつらい・・・。

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「伝統芸能の若き獅子たち」新シリーズ

4回シリーズでオンエアされるそうです
何れもNHK hi 20:00〜21:30

22(月)茂山宗彦(大蔵流狂言師)
23(火)藤原道山(尺八奏者)
24(水)市川亀治郎(歌舞伎役者)
25(木)吉田簑次(文楽人形遣い/勘十郎さん子息)

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2010.03.14

ドラマ「大仏開眼」

4月に平城遷都1300年記念に因んだのか、NHKが古代史ドラマ「大仏開眼」を
やるそうで、予告編を見ました。
吉備真備を吉岡秀隆さん、藤原仲麻呂を高橋克典さん(NHKは出演は珍しい)、
聖武天皇に國村準さんなど(そうそう、亀治郎さんも)だそうですが、考えたら、
今月下旬に萬斎さんが演出をされると言う新作能「野麻台の詩」で萬斎さんが
演じるのも吉備真備だった筈。

どちらも余り馴染みのない時代の話なので、楽しみです。

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「ウォール街」続編

「エリザベス」の続編が出来た時もびっくりしましたが、これもびっくり、
かつてマイケル・ダグラスがカリスマトレーダー、ゲッコーを演じて評判を
取った映画「ウォール街」の続編「ウォールストリート」(同じじゃん!)が
再びマイケル・ダグラス主演、オリバー・ストーン監督で制作され、今年公開
との事。
予告編を見ましたが、刑期を終えて出てくるゲッコーに返却された携帯電話が
固定電話の立つ子機型だったのにはちょっと笑いました。(実際そうだった
訳ですが)
前回作では、意気がった成り上がりトレーダーが、「流行」と称して、かなり
怪しげな「スシ(寿司)」を食べるシーンがあったのが、未だに妙に印象に
残っている(それしか覚えていないくらい)のですが、さて、今回、ゲッコーの
リベンジは如何に。
世の中の情勢も、無論マイケル・ダグラスもそれだけの期間に実際大きく変化
しているだけにリアリティはありそうですが。

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「スイートリトルライズ」を見る

大森南朋さんが出ると言うので、2〜3作読んでとても理解しがたいと以降
読まないと決めた作家の作品が原作だったのを我慢して見に行きましたが、
これが原作通りで、「珠玉のラブストーリー」と言う作品だと言う惹句が
ブラックユーモアでないと言うなら、とても理解不能。
ありとあらゆる事柄が綺麗事として描かれていますが、そんな事は無理。
そもそも誰がこの主人公に共感するのでしょうか?
夫のいる女性に「夫との恋が足りないから浮気しても良い」と言うexcuse、
安心感を与えているのか、もしくはできないからの願望ファンタジーなのか。
だってはっきり言って単なるW不倫ですよね。
映画の描かれ方からすれば、三浦さんは聡に利用され、いきなり捨てられていて
聡はかなり酷いヤツだし、美也子と瑠璃子の間も、少なくとも踏切のど真ん中で
テディベアやりとりするだけで済むはずもないし。

スイートリトル、どころか、ヘヴィでビター。
いくら大森さんが出てはいても、やはり原作者名でわたし的には見るべきでは
ない映画でした。

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「御名残三月大歌舞伎」(第一部)を観る

より観客をたくさん入れるためだろうとどうしても邪推してしまう、3月4月の
三部制。
通常の歌舞伎座公演と比べてもは勿論の事、つい先日「ヘンリー六世」7時間
一気見したばかりのため、30分に30分休憩、15分に30分休憩に60分と休み
たっぷり挟んで合計2時間45分なんて呆気なさ過ぎでしたが、個人的には
華やかな演目を揃えていてとても面白かったです。

まずは「菅原伝授」から「加茂堤」
福助さんの美しさは無論、老若問わず演じる梅玉さんの若々しい桜丸が印象的
でした。

次が国立劇場で通しを観たばかりの「楼門五三桐」の山門の場を、吉右衛門
さんの五右衛門に、菊五郎さんの久吉。
やっぱり吉右衛門さん、迫力です。
国立のを見たおかげで、鷹の飛んできた成り行きとか理解できたのも良かったし
恒例の3階席なので、舞台がせり上がると丁度高さが合ったのもラッキーでした。
ま、30分休憩で待って15分(実質13分くらい)ってどうなの、とは思いましたけど。

またまた30分休憩挟んで玉三郎さんの「女暫」。
「女なんとか」な書き換えものは余り好きではないのですが、顔ぶれが凄かった。
玉三郎さんに左団次さん(成田五郎)、吉右衛門さん(舞台番)、錦之助さんに
若手も松緑さんに菊之助さんなどまんべんなく揃い、中でも、幕外の引っ込みの
吉右衛門さんと玉三郎さんのやりとりが、楽屋落ち的ではありますが楽しませて
頂きました。

そい言えば休館前だからと幕間に記念写真を撮影する人が急増していましたが、
「加茂堤」開幕してから3階後方(幕見席?)からフラッシュ焚いて撮影した
人がいたのには流石にびっくり。
係員は犯人探し出せたでしょうか。

また幕間に奇声に近い声で喚く小さいお子さんがいて、今回など幸い上演が
短時間で、上演中は静かだったから良かったものの、舞台鑑賞のマナーを守れ
ないような年齢(に関係ない場合もあるけど)の子どもを連れて来るのは親が
マナー違反でしょう。

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草食系ハムレット風マクベス

大辛口と言うか、感想書きにくい公演でした。

世田谷パブリックシアターで萬斎さんのシェイクスピアアプローチ第3弾、
「マクベス」を劇場会員貸し切り公演で拝見。
終演後の萬斎さんトークで初めて分かった事柄がたくさんあり、いっそ本編前に
トークを先に聞きたかったかも、なくらい。
本編は「90分でマクベス」のためにかなり切り捨てたものが多くて、また逆に
盛り込んだメッセージも多く、まるで別の作品、具体的に言うと、なんだか
「ハムレット」を見ているような不思議なマクベスでした。

要はマクベス、悩みすぎ(笑)
合戦シーンや、マクダフの妻子の殺戮シーンなどが略され、「マクベスは偉大な
武人である」と言う前提が強調されないために、最初から最後までウジウジ悩み
抜くように見えたのが一番キツかったですね。
ゴミとかメイド喫茶(リサーチのために制作や美術スタッフと実際に秋葉原に
出向かれたらしい。アフタートーク談)と言ったアイデアがやや未消化。
何より枝葉末節を切ったばかりに前半を中心に筋をなぞるだけになっていて、
ややだらけた印象で残念でした。
あと一回観る予定なので、じっくり感想はその時にでも。
尚、公演後に抽選会あり、次回解体新書チケットと萬斎さんサイン入り舞台
写真がそれぞれ10名に当たってました。
写真、欲しかったなぁ〜。

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2010.03.13

1日2700アクセス

このブログも開設から丸6年くらい経ちますが、1日のアクセスが2700超えと
言うのを初めて記録しました。
勿論?こんなにたくさんのアクセスを頂いたのは、さい芸の「ヘンリー六世」が
初日を開けた11日。
同じ「ヘンリー六世」でも新国立の時はここまでのアクセスではなかったので、
やはり蜷川さんの「ヘンリー六世」は関心が高いようです

まあ個人的にはグロスター、ウォリック、ヨーク家のエドワードもうちょっと
毒が欲しかったのと、クラレンスの戻り方が「作戦」くらいに見えてもだったか
なぁとかいろいろ思い浮かび中ですが、ともあれ、アクセス頂き、ありがとう
ございました。

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歌舞伎座、「さよなら」公演かくし球

スポーツ報知情報
4/28に楽を迎える歌舞伎座さよなら公演ですが、なんと楽翌日29日と翌々日の
30日に、本当のさよならスペシャル・イベントがあるそうです。
29日は役者、関係者、株主など向け一般非公開で献花などを行う「歌舞伎座慰霊
祭」。
30日は「特別公演」で、一般客向け有料公演。
川尻清潭・作の祝典劇「芝居前」(当代勘三郎襲名公演でも上演されてました)と
「舞踊」の2本立てを予定だそうです。

ん〜最後まで人の気を惹き付けまくりますね。
商魂たくましい、とも言えますが(笑)
アーティストのライブに例えれば、ツアー最終日、と思った日程に、後から追加
公演が発表されたようなものですね。

ご贔屓やゴールド会員以外でもチケット取れるんですかねえ・・

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2010.03.12

「不毛地帯」終わる

なんか半年やった割には終わり方が呆気ない感じがしたのは、やはり壱岐が
最後まで死ななかったからでしょうか(苦笑)
登場人物ももっと増えるかと思ったらある時点から頭打ち、千里とも煮え切ら
ないままで千里も一時は海外赴任先まで電話してたのにアッサリしたものだし、
何か皆達観しすぎ。
それに比べたら、面倒くさい壱岐に最後まで付き合った大門社長の粘りと執念は
凄い。
その分最後、取締役会で肩を落とし大阪弁で挨拶するシーンが印象に残りました。
出てきた回想シーンを見たら、ちゃんと年を取っていたのは大門さんだけだった
し、正義ばっかり唱えていた壱岐よりずっと人間的でした

感覚で言えば、あと5〜6回はできた気がしましたが、ともあれ、硬派路線で半年
持ちこたえた?姿勢に敬意。

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2010.03.11

「ヘンリー六世」全編終了

カーテンコール4回、最後は大竹さんが蜷川さんを呼び入れて終わったのは
21:35。
結局休憩1時間半入れて8時間半、実質7時間芝居になってました。

いや〜役者さんお疲れさまでした。
後編2部、王冠は行ったりきたり。
ウォリックの裏切り場面が一番笑いを呼んでましたが、(無論悪いのはさっさと
グレイ夫人に手を出したエドワード)横田さんのウォリックは上杉ウォリック@
新国立版より人も育ちも良さそうに見える分、キングメーカーの策略家としては
やや迫力不足だったかも。
また長谷川エドワードは若干怖がりで、ヘンリーの息子エドワードを殺して後
ビビりまくってましたが、あれだと最後の「(グレイ夫人に)そろそろ男の子が
産まれる筈だ」のセリフに潜む怖さが感じられかったかな。

大竹さん、ジャンヌ処刑と入れ替わりにマーガレットで登場し、ほぼ全編怒り
まくっていて、見事でしたが、流石に後編2部はところどころセリフが危うく
聞こえました。
ま、初日だけでしょうが。

全体ともかくすざまじい迫力で、新国立版ととても同じ戯曲とは思えない、と
何度も思いました。
新国立版を草食系朗読劇風芝居、今回のさいたま版は、肉食体育会系
チャンバラ芝居、な違いです。

また新国立版では戦いの様子をヘンリーは吊るしたブランコから見下ろしていた
のが、舞台下から覗いていたのは、ひょっとして意識しての逆演出かしらと
思っていました。

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「ヘンリー六世」後編一部終了

ジャックケイドの乱の後に、やっとヨーク家の獰猛な3兄弟が勢揃い、
ヘンリーが脅しに負けて(笑)次の王位をヨーク家に譲ると言ってしまい、
それを知ったマーガレット奥さまが切れまくり、ヨークがマーガレットに
なぶり殺しにされるまで。
鋼太郎さんヨーク、うなり、叫び、暴れる真骨頂。
しかも、吠えた綱太郎さんに、大竹マーガレットが吠えて応酬、ほとんど
動物。すごかったです。
高岡くんは初めて舞台を見ますが、なかなか声が良いリチャードです。
手塚さん、清家さん、青山さん、新川さんなど、生きかわり成りかわり
大変そうです。

さていよいよ大詰め、「ヨーク家の陰謀」の結末です。

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ヘンリーからヘンリーへ

ヘンリーからヘンリーへ

ロビーに溢れて外まで出た花ですが、中でも個人的に目を引いたのが
これ。
新国立版のヘンリーから蜷川版ヘンリーへ。
気が利いてますね。

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次回「ゴールドシアター」公演は9月

作はサンプルの松井周さん。
詳細不明。

と言う事で、今年は
5月「ムサシ」(さい芸)
7月「ファウストの悲劇」(コクーン)
8月「ガラスの仮面」(さい芸)
9月「ゴールドシアター」(さい芸)
秋には「じゃじゃ馬ならし」(さい芸)

あと、海外の役者さんとやる企画がある筈。
まだ1〜2本ありそうな(笑)

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「NINAGAWA 千の目」次回は松本幸四郎さん

幸四郎さんと言えば、何しろ、蜷川さんが最初にてがけた商業演劇、
「ロミオとジュリエット」の主役なさった方ですから、懐かしい話が出る事でしょう。
尚、7月に歌舞伎公演をやる会場と言う事で、今回はさい芸でなく、熊谷会館
での開催だそうです。

「NINAGAWA 千の目」21回in熊谷
松本幸四郎×蜷川幸雄

5/22(土)13時
埼玉県熊谷会館

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「ガラスの仮面」続編

さい芸で仮チラシ入手。
メイン3人のキャストは前回と変えないようで、大和田美帆さん、
奥村佳恵さん、夏木マリさんの名前あり。
肝心の?横田さんの速水は連投ありかはまだ不明。

8/11〜27
前売は6月

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「ヘンリー六世」前編終了

2部は冒頭から上川ヘンリーいよいよ登場。
最初はこわごわ、時々強気に出るんですが、もうマーガレットには
頭が上がりませんね。
前編は悪党同士の純愛(笑)サフォークとマーガレットの別れのシーンまで。
どう考えたって不倫なわけですが・・?
またグロスターは新国立版の中嶋しゅうさんの方が感情に渋さがあって
良かったかなぁ。個人的には。
横田さんのウォリックは今のところ、上杉さんの新国立版に比べてセリフが
少ない気がします。

さてこれで後編は、ジャックケイドの乱を挟んで、ヨーク家とマーガレットの
血みどろ大激突に突入です。

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「ヘンリー六世」前編一部終了

いや、何より少年ヘンリー六世くんが上手いし、凄いセリフ量をこなして
下心ありありのおじさんたち顔負けです
(新国立版は最初から浦井くんでしたっけ。)

1部はトールボッドの戦死まで。
まだ上川さんは出てきません。勿論高岡リチャードも。
草刈さんは結構コメディエンヌ的なお芝居ができる方なんですね。

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「ヘンリー六世」上演時間など情報

パンフレットは1500円、トートバックは500円。ほかに
文庫カバー(値段不明)、ポプリみたいなものも売って
いたかも。
もちろん、松岡先生の訳本も。

問題の?上演時間は以下の通り

前編
1部 13:00〜14:35(95分)
15分休憩
2部 14:50〜16:50(120分)

1時間の大休憩挟んで

後編
1部 17:50〜19:25(95分)
15分休憩
2部 19:40〜21:20(100分)

開場前30分は劇場外というか、劇場の2階のテラスを使っての
ブラスのコンサート開催。
しかし、初日に伺うのは初めてではないですが、劇場外にまで
山と花が置いてあるのは初めて見ました。
(ロビーに入りきらなかったようでした)

舞台は相変わらずシンプル。
水色の床に5か所血糊?がぶちまけられています。
大休憩中のみ、客席でも食事ができるというのは、「コースト~」と
一緒ですね。
舞台の向こうにも客席あり。

まもなく開幕です

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いよいよ

いよいよ

「ヘンリー六世」初日です。
埼京線が50分ベタ遅れで焦りましたが、何とか余裕を持って劇場到着
しました。
写真は逆光でボケボケです。
さてまもなく開場~

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2010.03.10

「象」を観る(3/14 誤字訂正しました)

新国立劇場
別役さん作品に稲垣くんが出ると言うので、「ヘンリー六世」に続いて新国立
には珍しく(笑)前売チケットが完売しています。
稲垣さんは「バージニアウルフ〜」にも出演され、私も見に行きましたが、あれは
割に普通にチケットが取れた気がしたのは、劇場が大きく公演回数も今回より
多かったからでしょうか。
個人的には大杉漣さんの舞台を見た事がなかったので、楽しみに伺いました。

ロビーには98年に同じ新国立で上演した時のポスターがありました。
竹内銃一郎さん演出で、大高洋夫さん、池田成志さん、松永玲子さんらが出演
されていたそうです。

さて。
別役さんで原爆についての物語と聞いて、判りやすい筈はないと覚悟していたの
ですが、テーマは意外に判りやすかった方でした。

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高橋一生くん、次回舞台

新国立でもらった速報チラシ情報。
去年の「ガス人間〜」は見なかったため、私には久しぶりの一生くんの舞台に
なりそうです。

「エネミイ」
作:蓬莱竜太
演出:鈴木裕美
出演:高橋一生、高橋由美子、梅沢昌代、高橋長英、林隆三、瑳川哲朗他
新国立劇場
7/1〜17

個人的問題は、仕事の繁忙期にぶつかるばかりか、萬斎さんの「ファウスト〜」と
もろ被りしそうで、しかも上演期間が短い事。
しかし主な配役だけで3人も高橋さんがいるのもなかなかないですね。

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三津五郎さん長男、映画デビュー

10日付けサンスポ情報
水戸千波湖畔の大型オープンセットが話題になっている映画「桜田門外の変」
(大沢たかおさん主演)に、坂東三津五郎さんの長男、巳之助くんが出演、
映画デビューするとのニュース。
演じるのは大沢さん演じる水戸藩士関鉄之介らと井伊を襲う薩摩藩士、有村
次左衛門役だそうです。
面長でキリリとした顔立ちは最近の若手歌舞伎役者さんのなかでは一際古風で、
引き立つので、これから引っ張りだこになるかも。

昨年テレビドラマ版「椿山課長の七日間」に出演されていたそうですが、全く
気がつきませんでした。

今年の大河「龍馬伝」には家茂役で、既にNHK時代劇デビュー済みの中村隼人
くん(錦之助さん長男)も出演しますし、いよいよ歌舞伎界も「浅草歌舞伎」の
一つ下の世代が活躍しはじめてきました。

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2010.03.08

新刊「蜷川幸雄の劇世界」、「劇団☆新感線」本、雑誌「えんぶ」

朝日新聞出版から、扇田昭彦さんの蜷川さん舞台評や、解説文を再構成した
新刊が出ました。
一番直近は「真田血風緑」まで出ています。

★「蜷川幸雄の劇世界
扇田昭彦著
3/5発売

また17日には、「劇団☆新感線 サムライたちの30年」という本も
朝日新聞出版から出る予定。出版社サイトに目次が出ていますが、
筧さんや北村さん、勝地くんなどのコメントも出るようです。

そうそう、今発売中のレプリークbisも新感線特集で、こっちにも筧さんの
コメントが出ています。

あ、発売された「演劇ぶっく」に恒例「えんぶちゃーと」発表。
上川さん人気相変わらず絶大。「蛮幽鬼」と「その男」がベスト3にともに
ランクインでした。

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「劇場式」とは何だろう?

「劇場式」とは何だろう?

長く国立劇場も行ってますが、中の食事施設を利用しないので全然気づか
なかったのですが、この「劇場式ソフトクリーム」って一体何?(笑)

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「浮世絵の死角〜イタリアボローニャ秘蔵浮世絵名品展」を観る

「浮世絵の死角〜イタリアボローニャ秘蔵浮世絵名品展」を観る

「浮世絵の死角〜イタリアボローニャ秘蔵浮世絵名品展」を観る

板橋区立美術館。
久しぶりに行きました。
学芸員さんが優れていらっしゃるようで、太田浮世絵美術館、千葉市美術館と
並んで私が気になる企画展を多くされているのですが、いかんせんどこの駅
からもアクセスがイマイチで久しぶりの今回もこれはさほど改善されないまま(苦笑)

また今回は敷地前の公園?で開催中の梅まつりに因んで無料開場日になって
いて、思ったよりざわついていました。
(美術展入口に「植木持ち込みお断り」の貼り紙を見たのは初めてでした)

それでもやはり展示の内容には一人大興奮。
イタリア人のコレクターの所蔵品だそうですが、とにかく多色ものは色が極めて
鮮やかで、刷ったばかりのよう。
更に初期から明治期までもれなく揃う中、特に大好きな国芳の珍しい作品が
たくさんあり、ホームページに出品目録アップ予定なしとの事もあり、久し
ぶりにカタログを買いました。

国芳では、3枚ぶち抜き、中央に白拍子花子をどアップで据え、上部には桜花を
浮き出すように散りばめ、あとは「鐘供養」と言う立て札くらいしか描いてない
「道成寺」が素晴らしい迫力。
一方で力の抜けた遊び心たっぷりの絵の数々、着物の柄見本のような「衣装
尽くし」も目を引きました。
他にも初めて見る作品が数々あり、どっぷり楽しませて頂きました。

難を言うなら、詳細な解説は有難いものの、活字が小さいのと、位置が作品より
低く、しかも作品保護のために照度を抑えているので見えづらかったのと、
学芸員が結構いたのに、静かに鑑賞すると言う秩序維持に余り役に立って
なかった事か。
梅祭帰りの客が無料だからとふらりと寄るのをあれこれは言いませんが、
マナーはマナーでしょう。
あとは上記の通り、カタログ買わせるためか、ホームページの情報量が少ない
のも気になりました。

そうそう、国芳と言えば下旬から府中市美術館で企画展あり。
こちらも楽しみです

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「龍馬伝」3/7

わ〜半平太、嫌なヤツ、龍馬の恋を引き裂く最大のライバルだ、いや敵に
近い…なんて、一方的に主人公だけが善、なんてステロタイプな話にはしないぞ、
と言うスタッフの意地(無理?)が垣間見えた回でした。
そもそもカリスマ的な引率力で組織を作る人の方がヒーローになりやすいし、
従来のヒーロー観から言えば、商売や交渉に価値を見つけたり、調整役に回る
龍馬より政治結社である土佐勤王党を起こし、行動する半平太の方が相応しい
くらいで、前に圧倒的人気を誇る龍馬がいるばかりに、半平太の描き方が本当に
難しくなっているように思えます。
大森半平太ファンとしては、加尾に厳しい決断をさせる一方で、妻の風邪を
思いやっているシーンに救いを感じましたし、この相反する感情が今後も半平太を
苦しめる事になるだろうように思いました。

そして大爆笑したのは、乙女さんのご主人役で登場した、温井さん。
いやトメちゃんと両極端な凄い組み合わせでした。
またワンシーンですが、三条実美役で池内万作さん登場。
こちらもどう見ても一筋縄ではいかない気配濃厚。
ここに容堂公と東洋がプレッシャーをかけてくるのですから、土佐の志士は
大変でしょう。

それにしても大森さん、香川さんに池内さん、そして寺島さんと揃うのを見ると
NHKって相変わらず二世好き。
いや、やはり血は争えないと言う事なのかも。

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「山門五三桐〜石川五右衛門」を観る

国立劇場大劇場
久しぶりに国立劇場の通しで面白い作品を見ました。
橋之助さんが五右衛門に扮し、「高いところは苦手」(「徹子の部屋」談)と
おっしゃりつつ「葛籠抜け」の宙乗りを披露、国立ならではの大かかりな
装置での名場面、山門の場のせり上がりの見事さ、何より並木五瓶が
巡らす、歌舞伎の得意技「実ハ」「実ハ」の作劇をテンポ良く纏め、
3時間20分、ワクワクしながら見ました。

確かに「お名残公演」の歌舞伎座に役者を取られ、さらに大阪でも公演中と
あって、二番手三番手の役者の層が薄く、五右衛門の天敵、真柴久吉役の
扇雀さんなど、女形も立役もできる事から久吉の他に、久吉奥方に五右衛門
女房まで、三役をこなす忙しさ。
一人が「実ハ」でなりすましている役もあるだけに、これが完全に別人か、
誰かになりすましているのか判らなくなりそうだったりもしましたが、何と
言っても問答無用の名場面「山門」がある強み、橋之助さんの八面六臂の
活躍もあり(宙乗りは三階方向に上がるだけでなく、花道に降りてくるのもあり)、
思った以上に楽しめました。
亀三郎くんの姿の良さ、亀蔵さん、扇雀さんのマルチプレイヤーぶりが印象に
残りました。

あれで立ち回りがスピーディーだったら、奇想天外さと言い、スケールの大きさ
と言いま劇団新感線と同じレベルで楽しめそうな気がしました。
何か比較の仕方が逆方向で、ちょっと妙かも知れませんが。

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2010.03.07

「悲劇喜劇」最新号は「ヘンリー六世」特集

「悲劇喜劇」が上演作品に合わせてこんなに大規模な特集を組むのは
ちょっと珍しいかも。
蜷川さんインタビュー、「シアガ」同様に松岡&河合対談、上川さんの
インタビューなど詳しい内容で、特に松岡&河合対談を読むと、上演台本を
劇場で売って欲しいと思います。

「悲劇喜劇」4月号
発売中
早川書房

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「現代能楽集」次回作発表

劇場サイト情報
久しぶりに世田谷パブリックシアターの「現代能楽集」シリーズ新作が
上演決定。
今年の11月にトラムで上演
タイトルが引用作品と違えてあるのは、大胆な書き換えをするための予防線
でしょうか(笑)
戯曲はは第1弾「AOI/KOMACHI」以来久しぶりに登場の川村毅さん、演出は
気鋭の若手演出家として活躍中のベンギンプルペイルズパイルズの倉持裕さん。


現代能楽集Ⅴ『「春独丸」「俊寛さん」「愛の鼓動」』
(能「弱法師」「俊寛」「綾の鼓」より)
作:川村毅、演出:倉持裕
出演:岡本健一、久世星佳、ベンガル、西田尚美ほか

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「劇場ツアー」〆切

参加しようと申込電話をした某劇場ツアー、わたしの申込歴初めて、
繋がった時点で〆切でした。
申込日も開催日も日曜日だからだとは思いますが。
しかしいつも思いますが、劇場会員先着5名500円のが無料なんて
サービスは要らないので、劇場会員枠別にして抽選か先行作るか、
いっそ劇場ツアーこそ、会員限定でも良いくらいで…。
ん〜残念。

ほぼ愚痴と八つ当たり・・・(^^ゞ

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2010.03.06

飲料付きスタンプ?

勿論、正確にはサントリーの「金麦」2本組に1つ、幕末の有名人(タイトルは
「幕末志士」とありますが、中には志士と言うにはやや微妙な方も)の花押を
スタンプにしたものが付いてくるサークルKサンクス限定企画。
銀のが龍馬で、エメラルドグリーンのが高杉晋作。

龍馬版
Kinmugi_ryoma_2

晋作版
Kinmugi_sinsaku_2


他に勝海舟、西郷隆盛、吉田松陰、近藤勇のがありましたが、勝と近藤は
志士と呼ぶにはちょっと違和感があるんですけど…。

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北大路さんのサントリー「BOSS〜大人の流儀」新コマーシャル

「大人の流儀」と言うネーミングだけにコマーシャルも前作からの
北大路欣也さんに加えて、加藤剛さん、加藤茶さん、更に松坂慶子
さんまで。
いや〜あの迫力で缶コーヒーのCMは今や勿体無いの領域です。

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JR3社の非接触型ICカードの連携はこんな感じ。

JR3社の非接触型ICカードの連携はこんな感じ。
山手線線内で見つけました。
やっとSuica(東日本)とTOICA(東海)とICOCA(西日本)が相互利用できる
ようになるのだそうで、その広告。
ペンギンとヒヨコとカモノハシ(イコちゃん)が日本列島の上でスカイダイ
ビングのように手を繋いでいます。
かなり可愛い。
しかし最初から全国相互利用可能が前提で作れば良いのにねぇ…

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新国立劇場、酷い話。

新国立劇場、酷い話。
6日の読売新聞夕刊の記事
オペラ再演用の大道具が銚子市の倉庫から溢れたにも拘わらず、予算が
つかず、溢れた分が野積みになっているそうです。
で関係者は「3年で芸術監督が交代してきた」のを、そうした杜撰な管理の
理由にしてますが、しかし例の「仕分け」でさらに予算が削られるのが確実な
新国立、これを改善できるのでしょうか。
まあまた作るのを考えたら、保管予算捻出の方が合理的な筈なんですが。

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「エリザベート」トート新キャストに石丸さん&城田さん

今年の「エリザベート」公演の日程とキャストが発表されました。

8/9初日、10/30千秋楽。
個人的にはトートに石丸さんと城田優さんがキャスティングされていてびっくり
しました。
特に城田くんは死神に年齢関係なし、とは思いつつ、どう見てもルドルフより
若そうな新トートの誕生です(笑)

キャストは以下の通り

エリザベート:朝海ひかる/瀬奈じゅん
トート:山口祐一郎/石丸幹二/城田優
ルイジ・ルキーニ:高嶋政宏
フランツ・ヨーゼフ:石川 禅
マックス:村井国夫
ルドルフ:田代万里生(初日〜 9/5(日))、伊礼彼方(9/6(月)〜10/3(日)、浦井
健治(10/4(月)〜千穐楽)
ゾフィー:寿ひずる/杜けあき
ルドヴィカ:阿知波悟美 (初日〜 9/5(日)) /春風 ひとみ (9/6(月) 〜千秋楽)

正統派東宝ミュージカルファンの思いとは逆でしょうが、新2トート公演は
ちょっと見てみたいかも。

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「上海バンスキング」を観る

シアターコクーン。

去年、万作さんが袴で前場だけとは言いながら、「釣狐」をされた時に「まさか
生で拝見できる日が来るとは!」と思ったものですが、これも同様にメイン
キャスト3人そのままでの再演を見られるとは思わなかったし、それも一時期
自由劇場のホームグラウンドだったコクーンでの公演とあって楽しみにして
いました。

いつものコクーンよりぐっと年齢層の高い客層がメイン、そして3階まで立ち見。
ロビーには蓄音機と過去公演写真。

前の舞台は生では見ていませんが、NHKBSで放送された博品館での模様は見て
いて、最終公演からでも随分経っていて、メインキャストそのままはどうなの
かな、とかちょっと心配と言うか、思い入れとの違いに違和感を感じないかなと
思ったりもしたのですが、始まってしまえば殆ど気になりませんでした。

逆にメインキャスト全員が現在も現役第一線で活躍しているのが凄い。
例えば笹野さんはその後、串田さん絡みもあり、何と歌舞伎役者としても活躍
しているし、博品館公演では宮川を演じていた小日向さんは弘田役に「昇進」
しています。
まあたぶんこれが普通で、前と同じ役をやれているキャストが奇跡。
特に大森さんなんて、殆ど変わってないように見えびっくりしました。
確かにみなさんやや体型がふっくらし、男性陣は髪の毛の量や生え際が変わり
串田さんなどは博品館時代は芸名で出ていたりと変化はありましたが、バクマツ
はやはりバクマツだったし、マドンナはやはりマドンナで、ふと、これを今の
若い役者さんでやるなら誰が相応しいか見ながら考えましたが、すぐには思い
つきませんでした。

もうこうなると、役に合わせた年齢の役者がやると言うより、歌舞伎同様、
演じる役者で役の年齢が決まってくるような、そんな伝統芸能的な印象でした。
曲はみなとても懐かしく、雰囲気たっぷりに聞きましたが、個人的には、何故か
軍人客のリクエストに応えた「海ゆかば」をつい、スイングジャズアレンジに
してしまったところが印象に残りました。

「伝説の舞台」の再演は結局、役者の凄さを感じる舞台でした。

カーテンコール(ミニライブ状態)の更にその後に、ロビーで生演奏も。
知っていたお客さんはカーテンコール終わりで役者と一緒にさっさと席を立ち
ロビーで見やすい場所を確保されたようでしたが、知らずにのんびりロビーに
出たもので、出た頃にはロビーは黒山の人だかり。
吉田さんの「リンゴの木の下で」は聞こえたものの姿は見えないまま、押し
出されるように劇場を出ました。

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2010.03.05

「不毛地帯」3/4

次回予告を見たら、まだまだいくらでも話引っ張れそうな状況ですが、
来週が最終回だそうです。
さて石油事業話になってからの真の主役は竹之内さん演じる兵藤。
と言うか、竹之内さん、かっこいいです。

ただし、イランの油田掘削地区の、リアリティゼロのこぢんまりとしたセットの
貧弱さにはかなりがっかりで、ならばどこで調達したのかなぁと思わせた、
年代ものの車が次々出てきた自動車産業編の方が絵的には面白かったかも。

どうも最近「ハゲタカ」や「龍馬伝」など、大友さんの映像に見慣れてしまって
いると、骨太リアルを標榜してきた、フジテレビドラマの本格路線すら、綺麗で
迫力に欠けるなんて感じてしまい、これはこれで我ながら厄介かも

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Yahoo!で検索された「山本琢磨」さん

日曜日に、同日の「龍馬伝」は本編より、龍馬に命を助けられた山本琢磨が、
後に日本初の司祭になったと言う内容の「龍馬伝紀行」が一番インパクトが
あったと書きましたが(こちら)、今日毎日新聞を読んでいたら、3月1日のYahoo!の検索
ワードランキング2位にその「山本琢磨」が入っていたと言う記事を見つけ
ました。
山本琢磨、と言う人の波乱万丈の人生に関心を持ったのは、どうやら私だけ
ではなかったようです。

ただ気になったのは、山本琢磨をドラマでは半平太の門弟、更に半平太の妻
富の親戚だと言っていましたが、この記事では龍馬のいとこだと書いてあった事。
龍馬のいとこだと言うと、龍馬が身内だから余計庇ったと思われるからなのか、
あるいは諸説あり、それぞれ別の説を取ったからなのか判りませんが。

因みに山本琢磨役を演じた橋本一郎さんと言う役者さん、役所広司さんの息子
さんだそうです。

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「映画のエンドクレジットを見る意味が判らない」と、早抜けする文化人

週刊文春に連載エッセイを書いている女性作家さんの今週発売分の文章の
後半に、タイトルの様な一文があって、私は最後まで見る派、なのでちょっと
反応しました。

その人はいつもならさっさと早く出るのに、たまたまある試写会で早く出られず、
最後まで仕方なく見たけれど、運転手の名前とか見て、ほかの人は何が楽しい
のか、と不思議がっていました。

ん〜、最近の若い子が終わりを待ちきれずに携帯電源入れるのも迷惑だけど、
この方のように端席でも途中で前の人に立たれたら、観ている後ろの人の視界を
遮るし、とか思わないのかしら。
あるいはご自分の小説だって例えば結末の後ろにあとがきを付けたら、やはり
本文だけでなくそこまで読んでもらいたいとは思わないのかな、とか。
あるいはご自分の作品が映画化されても、クレジット途中で帰ってしまうのかな、
とか色々思いました。
別の作品で印象に残ったカメラマンや音楽担当者の名前を見つけたり、ロケ地の
確認をしたりできる邦画のクレジットと違って、洋画のものは、使用曲名くらい
しか判る語句がなく、文字の羅列でしかなかったりしますが、いわば見た作品に
これだけの人間が関わったのだと言うのを見て感じるのは、作品に敬意を払う
言う感覚でしましたが、私の方が今時古いのか、とも。

何より、時にはエンドクレジットの後にまだ続きやオチがあるものもあるので
最後まで見て作品と言う感じがしますが、こればっかりは個人の勝手でも
ありますけど、こうやって堂々と「わからない」と書かれると、ちょっとイラっと
するんですが、世間的にはどうなんでしょうか。

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2010.03.04

5月の新橋演舞場歌舞伎。

いよいよ歌舞伎座なしの期間に突入するわけで、まず演舞場五月は
海老蔵、松緑、染五郎、勘太郎、七之助の若手に歌六さん、福助さんが
加わっての花形歌舞伎。
ほぼお父さんたちの持ち役へのチャレンジ公演の様相です。

5/4(火)〜28(金)

昼の部
※菅原伝授手習鑑〜寺子屋
  松王丸…海老蔵、千代…勘太郎、戸浪…七之助、武部源蔵、染五郎

※義経千本桜〜吉野山
  佐藤忠信実は源九郎狐… 勘太郎、静御前…福助

※新皿屋舗月雨暈〜魚屋宗五郎
  魚屋宗五郎…松緑、磯部主計之助…海老蔵、召使おなぎ…七之助、
  女房おはま…芝雀

※お祭り
  鳶頭…染五郎

夜の部
※一谷嫩軍記〜熊谷陣屋
  熊谷直実…染五郎、源義経…海老蔵、相模…七之助、白毫弥陀六…歌六

※うかれ坊主 願人坊主…松緑

※歌舞伎十八番の内助六由縁江戸桜〜三浦屋格子先より水入りまで
  花川戸助六…海老蔵、白酒売新兵衛…染五郎、くわんぺら門兵衛…松緑、
  三浦屋白玉…七之助、三浦屋揚巻…福助、髭の意休…歌六

夜の最後は4月歌舞伎座のまさに一世代下バージョンですね。

また新しい歌舞伎座完成迄の歌舞伎会員減少対策か、歌舞伎座休館期間
独自の累積ポイント制を新設、歌舞伎会ポイントと併用で、新しい歌舞伎座の
こけら落とし公演の先行販売権を付与するボーナスポイント制なるものが
できました。
全く松竹の独占販売みたいなものですから、マイルール作り放題です(苦笑)

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2010.03.03

「相棒8」に旧・真中瞳さんが!

3日の「相棒8」、「右京、風邪を引く」は、被害者を山中に捨てたやり口とか、
少女の行動にやや突飛さがあったものの、古沢さんの脚本が時間を行きつ戻り
つしての謎解きが面白く、「ながら」をせずじっくり見ました。

ところで、犯人の恋人役を演じた東風万智子さん、あの特徴的な顎のホクロは
絶対間違いないと思って、調べて見たら、やはり以前真中瞳さん名義で映画
「ココニイルコト」や、ドラマ「恋セヨ乙女」、舞台「タイタス・アンドロニカス」に
出ていた真中瞳さんで、ちょっとびっくりしました

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読売新聞に萬斎さんインタビュー

3日付けの読売新聞夕刊に、「マクベス」に関する萬斎さんのインタビューが
掲載されていました。
同じページには、読売演劇大賞の授賞式の様子と、「上海バンスキング」の
劇評が出ていて、盛りだくさんの内容です。

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「龍馬伝」高杉は誰だ?

と言うコラムが今日発売の「テレビステーション」に出ていました。
文中、「史実では龍馬より4歳年下、細身でNHKドラマ『蒼天の夢』(01年)の
野村萬斎が現存する晋作の写真に近い」と萬斎さんの名前が出てきて
びっくりしつつ一人でニヤニヤ。
そして
「晋作の1歳下の中岡慎太郎役が上川隆也だけにアラフォー男優の可能性も」
だとか。
いやファンとしては、いっそ、「蒼天〜」のままでも結構なんですが…。

晋作はコラムにもありましたが、「花神」の中村雅俊さん以来、「新選組!」は
声だけ、「篤姫」では出ずと大河での登場が少ないので、今回は期待して
いますが、あまりサッパリ系の若手さんでもがっかりしてしまうし、微妙な
ところです。

若手なら松山ケンイチさんとか面白いかなぁ。

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2010.03.02

「ヘンリー六世」追加情報

さい芸公式サイト&「シアターガイド」より。

昨3/1から「ヘンリー六世」前編券・後編券の販売が開始されたようですが、
これに関して、
「前編と後編の間には1時間の大休憩を設け、後編の開演時間は17時15分
(開場16時45分)予定」と言うインフォメーションが公式サイトに出ました。
と言う事は、逆算して前編終了は16:15。
前編は13時に開演ですから、「コーストオブユートピア」同様、仮に15分の
小休憩を挟んだとすると実質3時間。
前編後編合わせて6時間と言う話を端数まで信じるなら後編が17:15開演で、
本編3時間に休憩15分挟むと仮定すると終演は20時半とざっと予想されます。
いつもの22時過ぎよりは随分楽ですが、にしてもやはりなかなかな長い時間、
さい芸にいる事になりますね。

また「シアターガイド」によれば、池内さんはサフォークとジョージ(ヨーク家
「悪党3兄弟」の次男、後のクラレンス公、萬斎さん翻案「国盗人」なら
善二郎にあたる役)の2役、また長谷川さんはフランス王シャルルと、何と、
新国立版で今井朋彦さんが演じていた、ヨーク家の長男、エドワードを演じる
そうです。

いよいよ初日まであと10日足らず、楽しみです!

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