« 究極の衝動買い。「武家ようかん」 | トップページ | 井上ひさしさん、死去【12日訂正】 »

2010.04.11

「大仏開眼」後編

前編で迫力ない〜と思っていた吉岡秀隆さんの真備でしたが、後編とのコント
ラストのためにわざとだったかも、と思ったくらい、後編では仲麻呂に政敵視
される「頭脳」として存在感がありました。
とは言うものの、やはり高橋克典さんの仲麻呂が凄かった。
高橋さんの時代劇って見た事がなくて、どんな感じかと予想がつかなかったの
ですが、クールな権力者役がはまっていました。
髷も時代劇ならではの派手な衣装もお似合いでしたし、妙に日本人離れした
顔立ちでなく、かつ目力があるので、どんどん時代劇に出られたら良いのにと
思いました。
マント?姿を見ると、ありきたりですが、信長とか絶対似合いそうでしたし。
特に悪徳坊主役(笑)の亀治郎さんとのツーショットは大河ドラマ顔負けの、
ドラマ一、二を争う迫力シーンでした。
また笈田ヨシさんが、人徳と叡智をたたえた素晴らしい行基でしたし、前編で
真備に助けられ従者になった海蔵役の山中聡さんなど脇のキャストが魅力的で
したし、何より後編最大の「キャスト」大仏さまの妙に頭でっかちな存在感は
圧倒的でした。

石原さとみさんの孝謙はあのコスプレ系衣装が似合ったのがなかなかでしたが、
孝謙自身、後年道鏡にはまり政治を危うくしたと言う部分はカットされて、真備の
教えを守ってよい政治をしたかのような(真備の存命中は戦争はなかったと言う
言い方で)ナレーションだったのは、諸悪を仲麻呂に背負わせたみたいで、
ちょっとずるい気がしましたが。

とは言うものの、殆ど映像化されていない時代のドラマはやはり面白い。
大河ドラマも、いくら「時宗」とか奥州藤原氏ものや琉球もので失敗したからと
言って戦国時代と幕末ばかりやっていないで、もう少しこう言う挑戦も必要
でしょう。

何より今回は千住明さんの音楽が素晴らしく、サウンドトラックが欲しくなった
くらいでした。

|

« 究極の衝動買い。「武家ようかん」 | トップページ | 井上ひさしさん、死去【12日訂正】 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。