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2010.05.28

「国立能楽堂企画公演『蝋燭の灯りによる』」を観る

「国立能楽堂企画公演『蝋燭の灯りによる』」を観る

「国立能楽堂企画公演『蝋燭の灯りによる』」を観る

国立能楽堂。
確か前回の蝋燭能では、見所の補聴器の影響とかで、凄いノイズが起きて今
ひとつ楽しめなかったのを会場に着いてから不意に思い出しました。
暗くて(当たり前)スタッフもノイズ源を特定できなかったと説明されましたが、
最近は対策が施されたのか、注意が周知されたのか、余りノイズに出会わない
のは有難い限りです。

開演前に、揃いの無地の着物に袴姿の若いスタッフ(国立能楽堂の研修生さん
でしょうか)が、蝋燭に火を付けて回っていました。
燭台は前列2台、前列より少し高さがのある後列3台の計5台をワンセットと
して5〜6セット、舞台沿いの白洲に置かれていましたが、良く見たら、能舞台
上の吊屋根裏に仕込まれてある照明のうち、、正面側の照明は流石に付いて
いました。

まずは狂言。
万作さん&万之介さんの超ベテランコンビによる、超オーソドックスな演目
「盆山」でしたが、「柑子」同様、シンプルな曲ほど、演者の味わいが如実に
出る典型、でした。
万之介さんが「タイ、タイ」と言うあたりは凄いシュールでファンタジー。
馬鹿馬鹿しく他愛ないが笑って許せる絶妙な匙加減でした。

休憩を挟んで「重衡」
蝋燭能は足元が暗いからか、開演後入場できなかったのですが、おかげで
途中で人が入ってきたりして集中が途切れず良かったですし、物語がシテ、
ワキ、アイの3人のみで(後場は殆どシテの独り舞台)、また語りの要素が
強い作品で、じっくり拝見できたのは良い経験でした。
萬斎さんは白と灰色?の段熨斗目に長裃姿で、長い語りをされていました。

作り物の桜の枝が蝋燭の灯りに揺れ、幻想的な演能でした。

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