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2010.07.31

久しぶりに「蒼天の夢」を見る

「龍馬伝」と比較と言うか、懐かしさもあって、久しぶりに橋之助さん&萬斎
さん出演のドラマ「蒼天の夢」を見ましたが、結構忘れている事が多くで
改めて楽しめました。

まずキャストがやたらに豪華で、今や全員主役級の俳優さんだらけです。
松陰先生役の橋之助さん、晋作の萬斎さんは勿論、井上聞多(馨/「龍馬伝」
では加藤虎之介さん)は高嶋政伸さん、桂小五郎(同・谷原章介さん)は何と
阿部寛さん、晋作の母に高畑淳子さん、松陰と密航を試みる金子は勘太郎
くんで、松陰と同じ野山獄に投獄されているのが笹野高史さん(平成中村座の
座組…)に天海祐希さんまで!
更に松陰兄にはドラマには珍しい鈴木綜馬さんも。
特に阿部さんが今よりギョロ目で睨んでるのが迫力でしたが、天海さんは
今のイメージからしたらミスキャストですね、正直。

10年前の作品なので当たり前ですが、萬斎さんがやっぱり若い。
母親役が高畑さんだったのはちょっとびっくりですが、月代を剃った若侍
スタイルなので何とかなっちゃってます。
袴をキリリと締めているのでめちゃめちゃ華奢だし(笑)

また何と言っても、晋作ら奇兵隊が、藩に刃向かい、奇襲をかける場面として
撮影された、丘の上から陣幕を張った藩の本陣に砲撃がかけられ、砲弾が
炸裂する映像は、その後NHKで長州がらみのシーンは勿論、砲撃する側の
映像だけなら野っ原での鉄砲攻撃シーンにしばしば流用される、便利な
映像アーカイブ。

そうそう忘れてならないのは、「龍馬伝」で松陰先生を演じた(と言っても実質
出演は1回)生瀬勝久さんが、長州藩主「そうせい公」毛利敬親の側近役で
「あんな危険な思想の持ち主を許すのは…」と松陰容認反対の意見を言って
いてちょっと笑いました。

前半は晋作の回想なのに、話が進むと松陰のモノローグになる一貫性のなさ
とか、他藩はじめ、ダイナミックな幕末史の中での長州と言う捉え方ではない分、
やや迫力に欠けはしますが、今なら大河ドラマでもなければ共演しそうもない
キャストが2時間スペシャルドラマに揃っている「絵」を楽しめました。

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「じゃじゃ馬馴らし」本チラシ!

「じゃじゃ馬馴らし」本チラシ!

「ファウスト」マツリのほとぼりも覚めぬ間に、いよいよ私的秋の大イベント、
蜷川さんの「さいたまシェイクスピアシリーズ」(SSS)、オールメール第4弾
「じゃじゃ馬馴らし」の一般発売日でした。
希望日チケットはなんとか入手しましたが、SSS特にオールメールシリーズの
人気はうなぎ登りらしく、特に土日は益々チケットが取りにくくなってきた気がします。

また公式チラシも入手。

ん〜背景がピンク色って(苦笑)
「から騒ぎ」が茶系シックチラシだったのに比べると、かなりファンシー、と
言うか、脳天気と言うか。
いや「ファウストの悲劇」のチラシ&ポスターのキッチュさに驚いていたら、
内容はもっと凄かったのを目の当たりにしたばかり。
チラシやポスターのビジュアルメッセージは侮れないと学習した今となっては、
やはりこれもそっち(どっち?)方面に行く可能性があると覚悟?すべきなのかも。

しかしやっぱりなんで亀治郎くんだけ女子なんだろう。

そして、このメンツでやるにしては(やるから、かな)、公演期間短すぎっ!
地方公演やるから、にしても、本拠地公演が半月足らずは、何と言っても
筧さんが蜷川さん舞台に出るのを長年切望してきた身にとっては日程確保が
大変です。

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田島優成くん。

最初に観たのは、蜷川さんの「ヘンリー六世」。
白尽くめのデコラティブな衣装のフランス王、ルイ十一世役。
まだまだ衣装に着られてるし、吠える大竹マーガレット、ねじくれる横田
ウォリックに圧倒されまくってましたが、また蜷川さん、若い役者さんを
発掘したな〜と思って見てました。
その田島くん、今、事故?で怪我した役者さんの代わりに連続ドラマに
出演中。
そして次は蜷川さんの「じゃじゃ馬馴らし」に出演予定。
こうして少しずつ経験を積んで行くのでしょうね。

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さとしさんと洋さんが同じドラマの同じ回にゲスト出演?

似たような刑事ものが多くて判然としないのですが、橋本さとしさんの公式
サイトにテレビ朝日の「新警視庁捜査1課9係」8/4放送分に出演情報。
一方、高橋洋くんの事務所サイトにも何と同じ番組、同じ回の出演情報
(言ってはナンですが、こちらは滅多に更新しないばかりか、タイミングが
思いきり遅い事でも有名なので、逆に出ているのは信憑性が高い(笑))が
アップされています。

ひょっとして洋さんとさとしさん、同じ番組、同じ回に揃ってゲスト出演では
ありますまいか。

今週分の「次回予告」を見なかったので確信は持てませんが、本当だったら
かなり嬉しい。
しかしさとしさんと洋さん揃って呼ばれる回の内容ってなんでしょうか。
劇場が現場で二人とも役者役、は理想的過ぎ。さとしさんはテレビだとじゃら
じゃらしたヤンキーな兄ちゃん役が多く(仲間さん主演だった「エライところに
嫁いでしまった」は例外的)、一方、洋さんはテレビでは刑事とか若手官僚とか
地味な役がメイン。
果たして今回は?
来週の放送が今から楽しみです

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「龍馬伝」ノベライズ(3)

ほぼ脚本のト書きを地の文に置き換えただけ?な感じもしますが、気になって
筧さん演じる三吉の活躍シーンだけをチェックしてしまいました。

活躍してますね〜慎蔵兄。
寺田屋はプロデューサーのブログにありましたが、寺田屋はどう考えても囲まれ
たら、逃げ場のない構造だったそうで、そこからどうやって龍馬&慎蔵は難を逃れた
のかは見ものだそうです。
火鉢が飛び、慎蔵さんの槍が冴え渡り、お龍が機転を効かせると、密室からの
脱出は文字面でも緊迫感が伝わってきました。

確かに晋作も慎太郎も近藤も良い役ですけど、慎蔵さんは危機を一緒に切り
抜けた同士であり、また龍馬に後にお龍の世話まで託されるくらい信頼される
人物、勿論使える武人。そんな良い役を筧さんに振って下さるなんて、
プロデューサー、どれだけいい人なんでしょう。お礼状を送りたいくらいです。
いよいよ来月下旬に筧さん演じる三吉慎蔵、「龍馬伝」登場です。
これで舞台「広島」→「龍馬伝」→舞台「じゃじゃ馬」と今年後半は筧さんを
堪能です。

そう言えば「じゃじゃ馬」チラシができた模様。
どこかで入手しなければ。
渋谷あたりには広告出ているみたいで、それも見てみたいし!
って言うか、公式の割にシェイクスピアシリーズブログ、情報が少なすぎない
ですか?

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2010.07.30

珍しい発売終了広告

珍しい発売終了広告

毎週毎週新製品は出て、恐らく同じくらいの製品が生産終了で消えていくのが
当たり前の食品業界、今更1製品の生産終了など珍しくもないはずですが、
「終わり」と言われると盛り上がるのを狙ったのか、よほど根強いファンがいる
のか(だったら生産終了にはならないか)「ラ王」の生産終了広告が「週刊文春」の
表4に出ました。

しかもご丁寧に追悼式ならぬ「追湯(ついとう、と読ませる気?)式」を行うとか。
どこまで人を食った広告か(笑)。
しかもモノクロ、そして商品写真の控え目なサイズがかえって目立つ仕組み。

そもそも私がこうやってエントリーしている訳で、まんまと宣伝効果抜群(苦笑)

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新国立劇場の新しい試み

前々から書こうとして、忘れていたトピックス。

去年の「シェイクスピア大学」が盛況だったのに気を良くしたのか、
新国立劇場が〈マンスリー・プロジェクト〉と言う「月に一度は劇場に
来てね」企画を9月からスタートさせるとの事。

内容は、世田谷パブリックシアターの「公演レクチャー」に近いトーク
セッションや講義、また、これも世田谷パブリックシアターが熱心に
仕掛けているリーディング公演にワークショップなどなど多彩。

来年春までの予定はこんな感じ

★9月(9/30&10/2)
リーディング公演 「スザンナ」
宮田慶子演出/七瀬なつみ他出演

★10月 (10/16&10/23)
演劇講座「どこから始まるアメリカ演劇」
講師/常山菜穂子慶應義塾大学教授

★11月 (11/13&11/17)
リーディング公演「T.ウィリアムズ一幕劇から」
古城十忍演出/演劇研修所生

★12月(12/18)
トークセッション「戯曲翻訳の現在」
長島確、常田景子、水谷八也、岩切正一郎、宮田慶子

★1月 (1/21&1/22)
演劇講座 「彼が舞台をハダカにしたワケ〜
 演劇史と近代史の交差点でワイルダーを見る」
水谷八也(翻訳家・早稲田大学教授)&「わが町」出演者

★2月(2/11)
トークセッション「焼肉ドラゴンのハツ(心臓)」
鄭義信、李闘士男、宮田慶子

★3月 (3/5&3/6)
演劇講座『「ゴドーを待ちながら」徹底解剖』
岡室美奈子(早稲田大学教授)

★4月(4/16&4/17)
ワークショップ「ゴドーを待ってみる?」
朝比奈尚行

入場無料、要事前申し込み。詳細は新国立公式サイト。
以降5〜7月はシリーズ「日本の劇」、8月は「子どもと親のワークショップ」と
続くようです。

私が興味があるのは12月。岩切先生は「ひばり」「カリギュラ」と
蜷川さん作品で美しい翻訳をなさってますし。
翻訳劇長らく苦手で来ている(シェイクスピアとか散々見ておいて言えた
義理はありませんが)ので、そのあたり当事者の本音が聞けたら
楽しそうです

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「ファウストの悲劇」千秋楽雑感(2)

今頃、ですが(笑)

まず今更気になってるのは、木場さんがニヤリとするラストのセリフ。
平井訳では芝居終わりの決まり文句らしいですが、やはりキチンと何を
言っていたか知りたくなってきます。
河合先生、今回は翻訳お出しにならないのでしょうか。
どうせなら「国盗人」風に上演台本に舞台写真でも載せたビジュアル本でも
出して頂けたりするととっても嬉しい。

ヘレネを見てのファウストの落胆、魔法をかけられて素に戻ったロビン(口上
役?)の意味など解説も是非お願いしたいところ。

また、楽過ぎて改めてパンフレットや雑誌のインタビューを読み返すと色々
発見あり。
多分一つを究めた人間が更に「もっと違う何か」「まだ何か行けるんじゃないか」と
「その先」を求めたくなるファウストの気持、また、人間にはファウストみたいに
「24年」とはっきり判ってはいませんが、やはり年を取ると漠然と「死」と言う
ゴールがあり、ある時期からファウストにおけるメフィストフェレスが揺らす
時計ペンダントのように意識せざるを得なくなる。
その時に感じる「それまでにやっておかなくては」とか、「できるか」と言う
ファウストが感じた筈の焦燥感とか危機感とかはひょっとして蜷川さんも感じて
いらっしゃるのかもなとか。

また今回発見だったのは、書かれる戯曲や、表現世界はやや苦手なタイプの
長塚さんが役者としてクリアで観客の気持ちに寄り添う柔らかい役者さんだった
事。
だからと言って秋の「タンゴ」は油断できませんが(笑)、長塚さん作品でなく
翻訳劇の演出は割に好きなので大丈夫かとは思ってますが(笑)

あの役者さんとしてのクリアさと書く芝居の落差はちょっと不思議、でした。
今回のベンボーリオ役で役者・長塚さんのイメージが随分変わった(と言うか
認識した)人は結構多かったのでは。

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メフィストフェレスの僧侶コスプレ(笑)

嘘です(笑)
もとい、勝村さんの事。
NHK教育の「和の極意とっておきの宿坊」シリーズ最後、出演していた勝村さんが
僧侶スタイルで登場した時に、すぐさまファウスト先生の「修道士の服装で
出直して来い!」のセリフとシーンを連想した視聴者は少なくとも日本に3人は
いた筈(苦笑)いやもうちょっといたかな。

しかもいずれも井上さん作、蜷川さん演出の「道元の冒険」と「表裏源平蛙合戦」の
上演時期が近かったためか(「道元」2008年7月、「表裏」11月)、はたまた
勝村さんの僧侶姿が余りに板についていたからか、「表裏」にしか出ていない
勝村さんが「道元」にも出て僧侶の格好をしていたような錯覚までして、我ながら
勘違いしまくりながら見てました。

しかし今回の「ファウスト」を見ながらやっぱり勝村さんって凄い役者さんだと
しみじみ。
思えば勝村さんを最初に凄いと思ったのは、唐沢さんがタイトルロールを演じ、
大竹さんが夫人を演じた「マクベス」でのマクダフ役。
怒りが着火した時の爆発力と説得力のあるセリフに痺れたものです。
更に同じ唐沢さんと二度目の「直接対決」になった「コリオレイナス」でも、
最後にはコリオレイナスを倒すために、一度はコリオレイナスを受け入れる、
宿敵オーフィディアス役。
そのオーフィディアスが母親のごり押し?に揺らぐコリオレイナスを嘲り笑う
シーンの凄味は半端でなく、呆気なくコリオレイナスを圧倒しました。
また「コースト〜」では凛々しい将校姿から、ブクブクの爺さんまで、まさに
コスプレ?で観客を楽しませながら、万年金欠の革命家バクーニンを楽しそうに
演じていて、それでいて確固たる信念の人(蜷川さん芝居における、勝村さんの
演じる役のコアは多分これ)と言うキャラクターがブレないのが見事。

今回も、下手をすると一人あっちの世界に振り切れてしまいそうな、萬斎ファウ
ストに唯一振り切れ具合で対抗し得、一本調子になりそうな芝居に緩急と色と
幅を与え、絶妙でした。
勝村さんを共演者に得られる役者さんは幸運だと思います。

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2010.07.29

サンケイエクスプレスに筧さん&岡村さん対談

カラーのタブロイド版、「トーキョーヘッドライン」風ですが紙がより白いので、
記事が映えます。
丸々1ページ使って筧さんと岡村さんの対談。
他に「ロックンロール」の武田さんインタビューや、産経新聞ならでは、
F1ドイツグランプリまとめ記事とか、読みごたえがあり、なかなかでした。

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「のぼうの城」エキストラ募集

萬斎さん主演映画「のぼうの城」が、苫小牧市内に「浮き城」と言われた忍城の
オープンセットを作り、8月末から撮影されるのは、以前に発表されていましたが、
9月中旬には八ヶ岳の時代劇オープンセット施設「風林火山館」で約1週間撮影が
あり、連日100人規模のエキストラを募集しているようです。
年齢や性別は不問だそう。
「のぼうさま」と遭遇できるか判りませんが、同じパッケージ内で「共演」できる
チャンスかも(笑)
せっかくならエキストラの前で田楽舞なさってくださったら最高ですけど。
未だに「のぼうさま」の萬斎さんのイメージはさっぱり湧いてきませんが、とり
あえず「田楽舞」だけはご本人吹き替えなしでできるのは間違いないですしね。

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「時計じかけのオレンジ」には橋本さとしさんも出る!

mayumiさまからの情報で、さとしさんの公式チェックしてびっくり。
さとしさんも「時計〜」ご出演なんですね!
長塚さんの「タンゴ」に引き続き、鋼太郎さんと共演ですか!
ん〜、これだけの顔ぶれとなったからには、やはり見に行くしかないのか(苦笑)
いや、来年は6〜7月散財だから我慢か…
しかし鋼太郎さんもさとしさんも舞台出過ぎでしょ(笑)

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長谷川博己くん、NHKドラマメインキャストに。

脚本担当の大石さんの公式にアップされていたので確実と思いますが、
「えんぶ」に「映像で大きな仕事」を予告していた長谷川博己くん、秋のNHK
ドラマに、妻(深田恭子さん)がいながら年上女性(鈴木京香さん)に惹かれる
男性役でメインキャストの一人として出演されるようです。

ってこれ、設定だけ見たら、「源氏物語」の「葵上」の話そっくりじゃないですか。
奥さんが葵の上で年上の女性は六条御息所。
そう言えば同じ大石さん脚本の「四つの嘘」でも長谷川くんは年上女性に惹かれる
男性役でしたし、何より、私が最初に長谷川くんを見た舞台が、長谷川くんが
源氏にあたる男性を演じていた「現代能楽集〜AOI」でしたから、そう言う
キャラクターイメージが強いのでしょうか。

そう言えば「ヘンリー六世」でのエドワードも、年上の(多分)グレイ夫人に
イカれちゃう役でした(笑)
しかし鈴木さん、深田さんと映像で知名度の高い二人の女性とメインキャストを
NHKで勤めるとなれば、いよいよ長谷川くん、映像でもメジャー化かな
(「七瀬ふたたび」にも出てましたが目立たなかったし)

楽しみです。

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2010.07.28

桑田さんが食道ガンで休養

あの佇まいからして、間違っても病気とかしないイメージなので余計びっくり。
早期発見との事なので、早期治療で早く回復されると良いですね。

mainchi.jpなど。

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読売新聞に筧さんインタビュー

小さい記事ながら、カラー写真、つかさんの追悼を兼ねた「広島に原爆を〜」の
告知。

ファウストだ、ファウストだと浮かれているうちに、間もなくコクーンは中世
ドイツから昭和になってしまうのですね。

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2010年上半期舞台マイベスト&…

リストアップしてみたら、この上半期は余り舞台を見ていませんでした。
理由は簡単で、歌舞伎座閉場記念公演で4月までかなりの回数歌舞伎座
通いをしていたため。

その歌舞伎演目を1公演ずつカウントすると、ベスト10半分は歌舞伎になって
しまうので、歌舞伎は歌舞伎で1演目でカウントしました。

ベスト10(順不同)
★「ヘンリー六世」(3〜4月 さいたま芸劇 蜷川幸雄演出)
★狂言「花子」(4月 国立能楽堂 野村萬斎)
★狂言「二人袴」(4月 宝生能楽堂 野村萬斎&裕基)
★新作能「野馬台の詩」(3月 国立能楽堂 梅若玄祥&野村萬斎)
★1〜4月の「歌舞伎座さよなら公演」
★「薔薇とサムライ」(3月 赤坂ACT 劇団新感線)
★「ブルー/オレンジ」(5月 ワーサルシアター)
★「モジョ ミキボー」(5月 下北沢OFF・OFFシアター)
★「マクベス」(3月 世田谷パブリックシアター 野村萬斎)

☆「九皐会特別公演 翁」(観世九皐会 矢来能楽堂)
☆「狂言の会〜木六駄」(国立能楽堂 野村万作)

残念ステージ
※「象」(新国立劇場)
※ 「相対的浮世絵」(シアターコクーン)
※ 「2人の夫を一度に持つと」(シアターコクーン)

こうして見ると、思った以上に萬斎さんの「本業」が多いですね。
と言うか、今年は何だか上半期に2年分くらい色々詰め込んでるなぁと思って
いました。
まさか夏に蜷川さん舞台、夏から秋にかけて映画撮影、更に来年には2ヶ月
公演(+稽古1ヶ月)と、本業から離れる事になるとは春の時点では思って
いなかったからで、スケジュールが見えてくればなるほど、でしたけど。

「ヘンリー」と「薔薇とサムライ」は今更言うまでもない上半期屈指の収穫。
「ヘンリー」を長いのへったくれのと言ってたって見たらわかるハズ。
「ブルー〜」と「モジョ〜」は少人数小規模舞台で印象深かった作品です。
歌舞伎は特に玉三郎さんの「助六」、吉右衛門さんは「車引」、仁左衛門
さんは「道明寺」などなど。どれも良くて、本当にこのお三方の生の舞台を
見られる時代に生まれて良かった~~!

また萬斎さんは10年ぶり?の「花子」に、裕基くん聟デビューの「二人袴」、
どちらも印象的でした。さらに新作能「野馬台の詩」は演出も。
狂言目線の能でしたが、平城京1200年関連のイベントや「大仏開眼」
ドラマなどともリンクして、内容的にもタイムリーでした。
(能らしくないと言えばそうでしたけど)

「マクベス」は割に正攻法のシェイクスピア。
トークあり、レクチャーありとかなり楽しめた筈なんですが、現時点「ファウ
スト〜」を見てしまった後では記憶がかなり曖昧です(苦笑)
「木六駄」は天皇皇后両陛下ご臨席あり、また久しぶりに能楽堂でフル
バージョンを見た「翁」も堪能しました。

「残念〜」の理由は様々。
一つ言えるのは「話に入り込めなかった」と言う共通点。
「2人の〜」は評判良かった舞台ですが、皆さん上手いけど私は何かダメでした。

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小栗くん主演で「時計じかけのオレンジ」【7/30補足あり】

キューブリックの映画の舞台化。(Asahi.comなど)
来年1月に赤坂ACTで演出は河原雅彦さん。主演は小栗くんで、
またまた鋼太郎さんが共演される模様。
これで「お気に」「間違いの喜劇」「タイタス」再演「ムサシ」初演に続いて
5回目の共演ですか。

「時計じかけ〜」と言えばベートーベンの第9。
キューブリックはこの時期、「2001年宇宙の旅」では「ツァラトストラはかく
語りき」とか大胆なクラシック音楽の多用が印象に残っています。
「カリギュラ」でやりたい放題破滅型大王をやりおおせた小栗くんがどこまで
新たな「悪」顔を見せられるか、ですね。

それにしてもミュージックギフトカードの残りを使って買った「カリギュラ」
DVD見ましたが、見事な程に小栗くんのセリフだけが完全には聞き取れない
ストレス・・・劇場ではそうでもなかったんですが。
まああれはクール長谷川、シニカル横田、オロオロ廣田にオツボネ若村と、
周囲が凄すぎるのもあるので仕方ないと言えば仕方ないですけど。

で「時計じかけ」ですが、どうですかね。
鋼太郎さん出るなら見たいですがそれ以外のキャスト次第かも。

【補足】なんと、橋本さとしさんも出演だそうです。ええええ。

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2010.07.27

妻夫木くんのビールコマーシャルに仲代達矢さん。

妻夫木くんが「年齢エレベーター」に乗って先輩たちの話を聞く
サッポロビールのシリーズコマーシャル、新作は「77」
誰が出るのかと思ったら、海辺で仲代達矢さんが待っていました。
渋い〜

【補足】新作だと思ったら、5月からオンエアってサイトにありました
見たことなかったですけど・・・ん~

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「必死剣鳥刺し」を見る

ちょっと凄い映画でした。
この映画に出演した役者さんは良い作品に巡りあって、良かったなぁと見ながら
思いました。

藤沢作品は最近集中して映画化されていますが、全体抑えた映像で処理される
事が多く、ラストにくる果たしあいのシーンも、比較的あっさりめな印象で、
あれ?な事が多かったのですが、今回は違いました。
明らかに武士は腰に「人を斬る武器」を持っている、その凄味が見えましたし、
確かに隼人正(吉川さんキリリと魅力的)を殺すまでは従来型の型重視の立ち
回りでしたが、実はそれも中老・津田(岸部さん、いつも通りの悪重役)の陰謀と
判ってからの雨の中の必死の立ち回りから津田を刺し殺すまではかなり凄惨で
血飛沫飛びまくる「東映」な映像で、息を呑みました。
前半は逆になかなか話が進行しない。
主人公・三左エ門が直に隼人正と戦う事になるのは、見ている側は判っている
ので、正直もどかしい。

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「ファウスト」ですっかり忘れていた事

7月の「ファウストの悲劇」マツリですっかり、今年上半期のベストステージ、
ワーストステージランキングを作るのを忘れていました。
既に下半期ランキング1位は「ファウスト」にほぼ決定済み(笑)ですので、
舞台も終わって落ち着いたところで上半期ランキング作る事にします
(今は予告だけ…)

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阪神勝利で遂に首位!

明日逆転されてもファンとしては「首位」はたまりません。
今年は阪神ネタ少ないですが、忘れていた訳ではありません(笑)

バンザイ〜

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「ルックアットスター」と「ベストステージ」

どちらにも「ファウスト」舞台写真掲載。
公式サイトにアップされた以上の写真はなかったですが、また舞台を
思い出します。
また「広島に〜」で筧さんのインタビューと「黙阿弥オペラ」インタビュー
(藤原くんと鋼太郎さん)が「ベストステージ」に、「黙阿弥オペラ」の北村
くんと藤原くんの稽古場風景が「ルックアットスター」に出ています。

どちらもこれから拝見する舞台。期待が膨らみます。

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1日アクセス自己記録、またも更新。

「ファウストの悲劇」症候群(笑)の方がたくさんいらっしゃったらしいのと、
来年の三谷さん舞台情報の関心が引き続き高かったようで、「ファウストの悲劇」
千秋楽翌日の26日の1日のパソコンからのアクセス数がまたも自己最高を更新。
普段の2倍以上の2884アクセスを頂きました。
本当にありがとうございます。
やがて落ち着くとは思いますが、それにしても恐るべし「ファウスト」人気、です。

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森田剛くんで三島の「金閣寺」

宮本亜門さんが芸術監督を勤めることが決まっている神奈川芸術劇場の
こけら落とし公演(来年1月)が、主演が森田剛くんで三島由紀夫の「金閣寺」を
やるそうです(勿論宮本さん演出)<東京中日スポーツなど>

森田くんは今年蜷川さんの作品で見ましたが、セリフがクリアでした。
しかしミュージカル畑な感じの宮本さん演出で、森田くんづ三島って、何か
不思議な取り合わせな気がします。
共演者は後日発表。

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12月のケラさんの新作に長谷川くん出演

「ファウスト」が終わり、文化村公式には次々これからの予定がアップされて
いますが、ちょっとだけ発表されていた年末のケラさんの新作に、長谷川博己
くんがご出演だそうです。
ケラさんのは「どん底」も「魔曲」も私には今ひとつだったので、スルーの予定
でしたが長谷川くんが出るとなると、コクーンシートででもやはり見るかなと
迷いが出てきました。

「黴菌」(ばいきん)
作&演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:北村一輝、仲村トオル、ともさかりえ、岡田義徳、犬山イヌコ、みのすけ、
小松和重、池谷のぶえ、長谷川博己、緒川たまき、山崎一、高橋惠子、生瀬勝久
12/4(土)〜26(日)

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2010.07.26

「ファウストの悲劇」幕が下りると…

楽を終えて、共演者さんたちのブログが一斉に舞台裏を解禁、萬斎さんも
あちこちに写真やお名前が出まくりです。

横田さんとは「司」繋がり(本名が)と書かれ、ハムレット&ホレイシオ以来
なんてファンには嬉しくも懐かしいコメントが
(しかし開演10分前に楽屋ではこんな和やかな事が起きているなんて…)

また、星ルーシファーとは妖しげなツーショット(笑)を披露されてますし、
振り付けのうらんさんからはタンゴレッスンに取り組む真面目さを勝村さん
共々、稽古期間中からしばしば感心されていました
(勝村メフィストフェレスの登場衣装、私にはタツノオトシゴに見えたんですが
うらんさんには「イカ」だった模様…)

ちなみに長塚さんは千秋楽翌日に、角は生えなかったものの、ガラスで手を切ら
れたとか…まだ何かファウストさんの魔術が残ってます?(笑)

ともあれ、みなさん凄い芝居をやりおえた充実感に溢れた表情なのが印象的
でした。

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今「恋に落ちたシェイクスピア」を見るとかなりツボ。【8/1補足】

シェイクスピアに関する映画、と言う視点でだけ見ていた時は完全スルー
だったこの映画のある部分が、今改めて見るとめちゃめちゃ面白く感じます。

それは「ファウストの悲劇」の作者であるクリストファー・マーロウさんが出て
くるし、その「ファウストの悲劇」のセリフも出てくるのですねえ。
(マーロウを演じているのは、ルパート・エヴァレット)
先輩人気作家、マーロウは、居酒屋で悩むシェイクスピアに「ロミオとジュリ
エット」の筋立てのヒントを与えてくれています。
更に「君は何の芝居を?」と聞くシェイクスピアに「フォースタス博士(勿論
「ファウストの悲劇」)」と答えると、シェイクスピアは「君のは初期のが一番」
などと強がって言ってます。

更にネッド・アレンが登場し、「俺はタンバレン、フォースタス、マルタ島の
ユダヤ人(どれもマーロウの作品)、そしてヘンリー六世(こっちはシェイクスピア
作品)だ」と叫んでますし、劇場主ヘンズローは「作家の第一人者はマーロウだ」
とか言ってます。
そして例の「これが千艘の軍船を駆り立て、トロイの塔を焼き滅ぼした顔か」の
セリフがシェイクスピアの芝居のオーディションに使われてもいます。
そして中盤、やたらに事情通(スパイだから当然ね)のマーロウさん、
「フォースタス」主演俳優に「これから『フォースタス』をやるんだから
体力を使い果たすな」と忠告し、「デッドフォードに行ってくる」と言って去って
行く。
あっと思うと、次のシーンで「マーロウが居酒屋で刺し殺された」と言う
ニュースがシェイクスピアのもとにもたらされる。

無論、この映画のストーリーはかなり史実とは違うそうですが、マーロウと
「ファウストの悲劇」の事が判ってから見ると、映画の本筋よりこっちのほうが
面白くて、ちょっと受けまくること請け合いです。

もちろん、この「千艘の船・・」のセリフが出てくるたびに頭に浮かぶのは
鈴木くんのまがい物のヘレネと、それにすがりついてキスをする、萬斎さん
ファウスト博士の姿なわけですけれど。

あ、そうそう、この映画の脚本を書いたのは「コースト・オブ・ユートピア」の
作者、トム・ストッパードさん。
シェイクスピア愛を感じます。

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「ファウストの悲劇」(7回目)千秋楽雑感

一晩明けて、もはや「ファウストの悲劇」の幕は開くことはないのかと思うと
改めて演劇と言う空間芸術の特殊性、それを見られた事の奇跡を思ったり
する訳ですが、(白井さん演じるファンフォルト公爵のセリフではありませんが、
私たちは舞台と言う「本物の空中楼閣」を見せられたのかも)、そう言えばで
今更の感想。

ずっと思っていたのは、ファウスト先生は晩餐取りながら魔術を覚え、就寝前には
早くもメフィストフェレスを呼び出せたのも凄いですが、考えたら、助手の
ヴァーグナーくんもサクサクと自身の力で威力は弱そうながら、悪魔を気軽に
呼び出していましたし、なんとロビンですら、ファウスト先生の魔術の本を一冊
くすねてきて、その通りに読み上げさえすれば、遥かコンスタンチノープルから、
ファウストですら必死に呼び出した筈のメフィストフェレスが「迷惑千万っ(怒)」
とか言いながらも現れてしまうのはどうなんだ、と言う事。

(いやびっくり。昨日まで「め」と入力すると、即座にメフィストフェレスと
変換されていたのが、今は全く反応せず。う〜ん怖い(笑)

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「シュアリーサムデイ」公開記念番組に。

土曜日の朝にフジテレビで、「シュアリーサムデイ」のメイキングめいた、
小栗「監督」密着番組をやっていたのを、「ファウスト祭」が終わったので
漸く録画で見ました。
何より良かったのは、出演者による、監督への一言コメントの顔ぶれの中に、
横田さんと鋼太郎さんのが入っていた事。
「タイタス」舞台で見た小栗くんファンででもなければ、映像露出の少ない
お二人が誰であるかも判らないでしょうし、テレビでは余り知られていません
から、逆にファンとしては嬉しい限り。
この映画がきっかけでお二人のファンが増えたらもっと嬉しい。

にしても、小栗くんが監督だったからこんな番組もできた訳で、さすが小栗くん
ですねえ。

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現代日本人作曲家による「クラシック風」音楽

「ファウストの悲劇」で、イカサマ(狂言「釣針」風)結婚式のシーンと、
カーテンコールで使われた行進曲風の曲、ヘンデルのオラトリオかテレマンの
室内音楽あたりかと思ってかなりあちこち検索しまくったのにちっともヒットせず
判らずにいた曲が、じつはかみむら周平さんのオリジナル曲だったと
教えて頂き本当にびっくりしましたが、実は同じような例がもう一つあった
のを思い出しました。

映画版「ハゲタカ」で、鷲津ファンドの逆襲により、スタンリーブラザースと
アカマの株価が急降下していくシーン、ハゲタカ、いや鷲津ファンにとって
一番のショット、鷲津の右肩から背中が映り、株価チャート画面が映る
シーンで流れた、レクイエム風の曲、モーツァルトかフォーレかと思ったら、
何と佐藤直紀さん(「龍馬伝」もこの方)による「渾身の一曲」(by大友D)
オリジナルの「涙の日」でした。

これがまた滅法良い曲で、同映画のオリジナルサウンドトラック内最高の
曲になっています。
・・・と言いながら「ハゲタカ」また見てますが、やっぱり大森くんの背中には
哀愁が漂いますよね。ストーリーはグダグダですけど。

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2010.07.25

「龍馬伝」7/25

今回に関しては書くことはほとんどなくて、それより(笑)いよいよ来週から
上川隆也さん演じる中岡慎太郎が登場です。
今週から登場した池内蔵太同様、実は武市道場で龍馬らと同士だった訳
ですから本当は土佐時代からちゃんと登場してないのがおかしいのですけど
そこはギャラとかスケジュールとか、大人の事情でね。

それにしてもいつの間にか新顔が次々、どれも小汚い顔つきで登場するので
見分けが付かないのがちょっと困りもの。

何より、残念ながら伊勢谷くんはカッコいいけど、大森くんのような複雑な
表情が出ないので、福山龍馬とガチで話してても深さが出てこない。
刀抜いて「独立だ~~」とか叫ばれるとそうだよね、って思ってしまいそうな
カリスマ性はあるけど。
それより高橋克実さんの、ごつくないけど話が面倒くさそうな西郷が曲者
です。それとひょこひょこキタキツネみたいな滝藤さんの小松帯刀の組み
あわせが最近ツボです。


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「ファウストの悲劇」が終わると8月

「ファウストの悲劇」が幕を下ろすと、来月、今度は筧利夫さんがシアター
コクーンにご出演です。
黒魔術の世界から、20世紀の汚点である原爆の物語が出現します。
そして筧さん、次は遂に蜷川作品初出演です。

今年は萬斎さんは蜷川さん舞台に主演映画撮影、来年の三谷舞台も
発表されてサプライズだらけの上に、筧さんが「龍馬伝」に出るわ、
8月10月と舞台で片方が蜷川さんものと、こちらも久しぶりに個人的
ツボが続いて盛り上がり、全く嬉しい悲鳴続きで口元と財布の口が
緩みっぱなしです。本当にまずい。まずいと思っていてやめられないのは
ファウスト博士の黒魔術と一緒かも。

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事件は劇場で起こっていた・・・と思う。

蜷川さんが前に「芝居は事件でなくては」と言う趣旨の発見をされていた記憶が
ありますが、その意味で言うなら、全く「ファウストの悲劇」は「事件」だったと
思います。

藤原竜也くんも小栗旬くんはじめ、売り出し中の若手俳優も一人として出てはいま
せんし、注目を浴びている女性アイドルも、舞台初出演の有名事務所所属男性
アイドルも出演してはいませんでしたから、事前宣伝も地味目。
しかも扱うのが、シェイクスピアでも清水邦夫でも井上ひさしでもない、日本
では余り知られていないマーロウ(ゲーテならまだしも)の「ファウスト」。

ファンとして少しは下調べし、先行訳も読んだものの、始まるまでこの戯曲が
どう視覚化されるのか、どう面白くなるのか、さっぱり想像出来なかったのですが、
始まってみれば、プログラムでたかお鷹さんが言ってらした「大人の童話」が
ぴったりの、ハチャメチャにデコラティブな、聖俗入り乱れてのイリュージョン。
悪いぞ、止めとけと思いながら引き返せない実に主人公らしからぬ優柔不断に
して実に愛すべき(悪の道まっしぐらも共感できないし、余りに道徳的では
芝居にならない)、悪事しながら反省しきりなファウストくん。
行きつ戻りつしつつ、結局は引き返せなかった期限つきの夢の生活が、いかに
酷い犠牲を強いたかをシニカルに見せつけながら、後口上で言われた通り、
それも人間仕方なかろうと理解もして見せる、複雑な祝祭劇?でした。

シアターガイドサイトの検索ランキング、25日朝の時点で、「黙阿弥オペラ」に
続き、圧倒的人気の野田さんの「ザ・キャラクター」をさえ抑えての2位と言う
のも個人的には納得です。
(単に事前情報が少なかったからか?)

タイトルは勿論「踊る大捜査線」の有名な惹句のもじりですが、和洋を渾然一体
にし、見えない世界、日本人には難関の宗教絡みのテーマを演出家の力業と
役者の個人技と(出演okした役者さん皆さん偉い!)、裏方スタッフの技量の
コンビネーションで見事に可視化してみせたこの芝居、本当に終わった今でさえ、
良く実現したものと感動しています。

それにしても明日から張り合いが無くなるなぁ…。

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「ファウストの悲劇」パンフレット完売

そう言えば、「ファウストの悲劇」帰り際にロビーの貼り紙を見たら
パンフレット、完売の貼り紙。
確かに、開演前「数少ないので購入はお早めに」と書いてありましたが
大抵は残って、後からオンライン販売があるので、大げさな~とちょっと
思っていたのですが、本当に売り切れたようです。
こういうことは割に珍しい事ではないでしょうか。
(前に「わが魂は輝く水なり」のポスターが早々に売り切れた記憶は
ありますけど、パンフレットはね)
余りに話が支離滅裂過ぎ、あるいはキャストが魅力的過ぎて、パンフレット
購入率がいつもより高かったとか?(笑)

そうそう、ファウスト博士が「わが魂」と言うたびに、「それは清水さんの
戯曲のタイトル」と心の中で思わず突っ込んでいたのを、今頃思い出しました。

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「ファウストの悲劇」(7回目)千秋楽を観る

頭痛がしそうなほど一場面一場面を頭に焼き付けた千秋楽。
ちょっと熱中症でもないですが、ややフラフラとしていて、とりあえず近くの
チェーンコーヒーショップで冷たいコーヒーをがぶ飲みして一息つきつつ
つらつらと。

何しろ今回は幸せなチケットの巡り合わせ。
千秋楽が一番見やすい席で、じっくりばっちり拝見しました。

河合先生は当然のように招待席ど真ん中にお出まし。
客席はまさかゲーテのと勘違いされてはいらっしゃらないとは思いますが、
萬斎さんの舞台、また男性ばっかりと言える舞台にしては?中高年男性率高し。

一幕、見所は勿論「タンゴ」
その美しさに惚れ惚れ。ぐっと勝村メフィストフェレスに身体を預けた時の
萬斎さんファウストの色気は一体なんなんでしょうか。
勝村メフィストフェレスがぐっとオトコマエに、頼もしく見える瞬間。
あそこで絶対やられましたね、ファウストくん、です。

一方「奈落メフィストフェレス」に「大川女装悪魔妻」に「魁さん大食」と爆弾も
あちこちに。
今日のファウストさまは「大川妻」は何とか持ち直したものの、「魁さん大食」
には笑いの耐性が低いようで、次のセリフはやはりかなり笑っちゃってました。
「嫁を連れてこい」のファウストの指差し要求は復活。
直前のメフィストフェレスの「俺が戻ってくるまでここから動くな」のキレっ
ぷり共々、このあたりから図に乗った我儘娘、ファウストちゃんに手を焼く
メフィストフェレス兄ちゃんコンビがめちゃめちゃ面白くなっていきました。

一幕終わりでは座長役者は3階楽屋で扇二枚を両手に広げ「ふしだら」姿の
大林姉さんと戯れていらっしゃいましたね〜。
さすが「女たらし」を自認されるだけはある(あ、それはファウストの方か)

そう言えばまさかと思いますけど、前半に長塚「圭之助」くんが、酔っ払って
大林姉さんの打ち掛けをひったくっている芝居が紗幕の向こうで行われているの
ですが、あれがタンゴシーンに流用されているのでしょうか。
色がちょっと違う気はしてるのですが。

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「ファウストの悲劇」千秋楽終わる~戦いすんで日が暮れて?

終わりました。
客席に漂ったのはお祭りの後の虚脱感。
座席から立ち上がれず茫然とされていたお客さんも。
気持ちは少し判ります。

何より、ファウストが、時間よ流れるな、明日よ早く来いと自らの命が
終わらぬ事を、それが無理なら、いつかは地獄落ちの苦しみから魂が
救われる日が来る事を、と祈るシーンで、観ている私は何よりも、この
芝居こそ永遠に千秋楽よ訪れるな、「今日を永遠の1日とせよ」と、
グダグタと涙を流しながら、手を握り締めて祈っていたのでした。

全く恐るべき芝居。

魂は萬斎さんと勝村さんに、財布はコクーンに売り渡した21日間でした。
(流石に24年は無理だわ…)

千秋楽カーテンコールでは萬斎さんと勝村さんがガッチリとハグ。
2回目には蜷川さんも登場しましたが、花とか銀吹雪とかは舞いませんでした
(ワイヤーワークの仕掛けに紙が入ると大変なのかな)

千秋楽バージョンは割になくて(白井さんが長く客席を走ったくらい)、緻密な
ばか騒ぎ、悪魔の祝祭劇は何もなかったかのように、一瞬の夢の如くに
幕を閉じてゆきました。

外に出れば渋谷の喧騒。
ここにも色々な誘惑にかられた現代のファウストたちが、欲望と言うルーシファーに
今日も誘惑され、メフィストフェレスと期限付きの御遊びをしながら跋扈している
のかも知れません。

本当に刺激的な舞台でした。

詳細は追って。

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間もなく「ファウストの悲劇」千秋楽開幕。

まだ中二階立ち見席発売中。
3500円で見られるワンダーランド。
お近くの方は是非!!

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「ファウストの悲劇」を観る(6回目)

千秋楽前、通称「前楽」。
個人的には勿論千秋楽も記憶に残って良いですが、楽は客席にも俳優にも
「ならでは」のやや「盛り上がれ」テンションがかかるので、芝居としては前楽に
一つの到達点がある気がしているので結構好きです。
中二階席で拝見しました。

何と言っても、日程後半に入って加速度を増したファウストの長独白には圧倒
されます。
時として金髪に黒衣装、白ファンデに黒ラインのメイクが「デトロイトメタル
シティ」っぽく見えたり(苦笑)、悩めるトートに見えたり(今夏の新トート、
石丸さんの扮装ビジュアルに何となく似)、宝塚の男役に見えたりしつつも、
その強烈な求心力には、最早セリフの辻褄の合わなさも、萬斎ファウストの声の
潰れもダミっぷりも気にならなくなる凄まじさでした。

しかも前楽は1日2公演の2度目、しかもそのラストのはずなのに。
今回かなり振り切れてました。

前に河合先生の講義時に、河合先生が「とにかく役者を見る芝居」であると言っ
たら、萬斎さんが「じゃあ僕が頑張らないとダメなんですね」と言われたので
その通りです、と答えたと言う話をされていましたが、まさに、芝居がはねた
直後に観客に「凄かった」と言わせられるかは、あのシーン次第。
ファンの贔屓目と言われるでしょうが、あの切迫感と狂気、素早い身のこなしは
セリフが上手い、だけではなかなか出ない、乗り移り系萬斎さんならでは、かな
とも感じます。

興奮してのラストシーン話はこれくらいにして、今日のまとめ。

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2010.07.24

綴り間違いのご指摘やら、曲名を調べて頂けるやら、ブログをやっていると有難い事ばかり。

睦月さまには「I beg your pardon」の綴り間違いを見つけて頂きましたし、
またたいやきさまには、「ファウストの悲劇」の初日から「判らない判らない」と
叫んでいた、カーテンコール曲を、わざわざスタッフの方に確認してくださって、
音楽担当のかみむら周平さんのオリジナル曲だと教えて頂けたり、ブログを
書いていると、本当に有難い事ばかりで感激します。
綴りは早めに直さないと恥ずかしい…。(25日修正済み)

睦月さま、たいやきさま、本当にありがとうございました。

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秒殺。

「じゃじゃ馬馴らし」のホリプロメンバー先行。
土日チケットは脅威の売れ方(元から枚数少なかった?)で呆気なく秒殺でした。
ここ数回の「SSS」では一番売れ行きが早い気がします。
亀治郎さん人気か、筧さん人気か。
チケット心配になってきました…

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「じゃじゃ馬馴らし」新聞告知

「じゃじゃ馬馴らし」新聞告知
出ました!
キリッとした、筧ペトルーチオ。
24日の朝日新聞朝刊に発売告知広告が掲載されました。
月川くんが男子、亀治郎さんは女子姿と言うのがちょっと不思議ですが、
にしてもどうにでも化けますね〜亀治郎さんは。
一般発売は来週。

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2010.07.23

再来年の「大河」は、平清盛!

日刊スポーツ情報

そろそろ何かニュースでも出るかな~誰を主人公にするかとか、と
思いながらサイトをめぐっていたらなんと出てきました。
どういう偶然、我ながらなんだか勘が当たっただけにびっくり。

で、最近、幕末→戦国→幕末→戦国と繰り返してきたのが
久しぶりに(前回は滝沢くんの「義経」)源平時代に焦点が当たります。

主人公は「平清盛」

清盛と言えば、名作「新平家物語」の仲代達矢さんの迫力ある演技が
今でも印象深い、大河らしい作品で私もリアルタイムで見ていた記憶が
あります。
それが今回40年ぶりに同じ主人公が登場するのだそうです。

さて、誰が清盛を??
迫力から言ったら渡辺謙さんあたり絶対よさそうですが、個人的には
何の役であれ、長く続いている朗読舞台「平家物語の世界-語りの伝承」
シリーズで「忠盛昇殿」にも登場されたり、「ファウスト」でも共演の木場
さんとその前に共演された「子午線の祀り」では知盛を演じている萬斎さんが
出演されるなら、こういう時代のものが良いなあと思うのですが、どう
でしょうか。
さらにちなみに前回のその「義経」の時には、清盛の長男で、非常に
才能があり、その早世によって平家の滅亡が早まったと言われたほどの
平重盛を、やはり「ファウスト」で共演中の勝村さんが、本当に際立つ
演技力を見せていらしたのでした。

これは少なくとも来年の「江」よりは個人的に期待。
ま、「江」も男優陣にひかれて見てしまうと思いますけどね。

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ジャケ買いならぬ「帯買い」

萬斎さん主演の映画化が発表された小説「のぼうの城」。
40万部突破と映画キャスト決定の帯付きが出ると判って、近頃は書店に行く
度に、「のぼう」在庫の「帯」チェックを繰り返していましたが、遂に地元の
大規模書店で発見。

Nobou_no_shiro


金の帯に燦然と輝く?黒く太い「主演・野村萬斎」の文字。
多分撮影が進めば、映画写真入り帯とか、写真カバーの文庫とか出るかも
知れませんが、文字好きの私にはとりあえずこれはたまらない「ビジュアル」で、
即買いしました
勿論、小説は既に図書館で借りて、読了済みで、さらに映画主演が決まってから
もう一度借りて読んでますから、おもに帯のために買ったようなもの。
元から単行本、特に小説は殆ど買わない主義なため、全く久しぶりに小説の
単行本を買いました。

しかし映画主演に、三谷作演出舞台主演、RICCさま情報によれば、再来年には
更に大きなお仕事も、とやら。
まさか「あれ」ではあるまいかと思いつつ、40代後半、変化球を投げ続ける
萬斎さんからは益々目が離せそうもありません。

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上演時間が予想以上に長い!

会社員の夏休みは限られているのに今年の夏は見たい舞台が休みの日数
以上あり、仕方ないので、昼夜劇場のハシゴをする事にしてるのですが、
びっくりしたのは、マチネを見てからソワレの劇場に移動予定の「黙阿弥オペラ」の
発表されている上演時間の長いこと。
シアターガイドの上演時間一覧によると、休憩時間を含めると3時間半以上
かかる模様。
う〜ん、井上作品なので3時間は予想してましたが、まさかそこまで長いとは。

次の劇場への移動を考えて結構余裕あると思っていたのですが、どうやら
かなりギリギリになりそうな。
ん〜。それにしても長い。

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(まとめて)で、来年の三谷さん作品ラインナップ【補足訂正あり】

萬斎さん情報がとりあえず落ち着いたところで(笑)残りの作品を
含めてまとめ情報。

最初に「ベッジ」の補足情報。

★次が「ベッジ・パードン」。
  コンセプトを聞いた三谷作品イメージは画家たちの交流を描いた「コンフィダンス」。
  まさか漱石先生が歌ったりしないとは思いますけど…。
  いや、唐織羽織ってタンゴ踊ったからには、最早何でもありか?「解体新書(10)」で
  歌も披露しちゃってますしね…(笑)

  これに関しては、シアターガイドサイトに出た三谷さんのコメントが絶妙。
  あまりに面白かったのでそのまま引用します
  「3年前にシス・カンパニーさんから、“萬斎さんで現代劇を”とお話をいただいたの
   ですが、どうも萬斎さんがスーツを着て現代で生活している姿がしっくりこなくて
   ……(笑)。悩んだ末、30代の夏目漱石がロンドン留学中、唯一心を開いた
   という、下宿先の女中さんの話を思いつきました。萬斎さんが漱石、深津さんが
   その女中さんを演じます」(三谷)

  確かにねえ。丸の内や霞が関をサングラス掛けて携帯片手に歩くっていうより、
  二重回しにシルクハット、ステッキついて眉間に皺を寄せてカツカツとロンドンの
  裏道を、胃薬を抱えて歩く漱石の方が萬斎さんはしっくりきますよね。

あとは日程順に。

★藤原竜也くん主演で「ろくでなし啄木」
 池袋の東京芸術劇場、休館前の野田さん芝居(妻夫木くん主演)の前に、
 三谷さんに野田さん自らオファーした、って言っていた物。
 共演は中村勘太郎くんと吹石一恵さんの「新選組!」トリオ
 (あ、来週だったか「ボクらの時代」に藤原くん、勘太郎くん、スケートの高橋
 大輔くん再集結です)
 藤原くんが啄木となれば勘太郎くんが金田一京助?
 啄木がかなり生活面では破綻していたらしいのでわがままな藤原くんが
 見られるかも。
 でもこう言うジャンルはこれまで井上ひさしさんの独壇場だった気がしますが
 三谷さんはどう料理するのでしょうか。
 野田さんのお願いあって、でもホリプロ主催なので、やっぱり天王洲でも
 という双方譲らなかったためか、こんな日程です(笑)

 2011年1月7日~23日:東京芸術劇場 中ホール
 2011年1月27日~2月13日:シアターBRAVA!
 2011年2月17日~26日:天王洲 銀河劇場
 企画・制作=ホリプロ


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(第四報/まとめ)萬斎さん主演舞台「ベッジ・パードン Bedge pardon」

他出演者ファンサイト等々をチェックして、漸く公演概要が知れてしました

「Bedge pardon」
2011年6月6日〜7月31日
世田谷パブリックシアター
出演:野村萬斎、深津絵里、大泉洋、浦井健治、浅野和之
主催:シスカンパニー

正直、これは私の理想的なキャスト。
浅野さんがお出になるなら安心して見られますし、浦井くんは「ヘンリー六世」から、
「薔薇とサムライ」とこのところ絶好調。
大泉さんも大河に出て知名度が上がりましたし、そして深津さんに萬斎さん。

萬斎さんが、自分が芸術監督をつとめる劇場で、しかし現代劇の新作に、
他人の演出で、しかもシスカンパニー主催公演で出られる、とは何もかも
初めてではないでしょうか。

ある程度公演期間があるのは助かりますが、チケット取りがやっぱり心配。

またどうやら三谷さんは100%喜劇ではない路線で行くようですが、どんな感じに
なるのでしょうか。

そう言えば萬斎さんは随分前に野田さんや三谷さん作品に出たいと言って
いらしたのですが、遂に実現ですね〜。

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(第三報)萬斎さん@三谷さん作品のタイトルは…【25日&8月15日誤字訂正】

タイトルを確認
「Bedge pardon」(ベッジ パードン)

調べて意味が判りました。
ロンドン滞在時の漱石先生宅のお手伝いさんが、舌足らずで「I pbeg your pardon」が
どうしても「PBedge pardon」と聞こえるので、密かにそう呼んでいると、漱石が
「倫敦消息」に書いているようです。
となるとこの「p bedge pardon」嬢を深津さんが演じるのでしょうね。

主に二人の舞台になりそうで、ちょっと凄い事になりそうな。

萬斎さんは本業の狂言が喜劇系で、蜷川さん舞台では悲劇系が多く、ドラマも
映画も「不思議」方面が多いですが、三谷さん作品となると、基本は喜劇系?。
現代劇で書き下ろし作品ってどうなるのか、真面目な顔して可笑しい方向?。

あとは劇場も気になります。

三谷さんとなればファーストチョイスはPARCO劇場ですが、折角なら世田谷
パブリックで…などと我田引水な事を思うのは一重にチケット取りの心配がため
(気が早すぎる!)

胃に手を当てて部屋をうろうろする、ちょっとハムレット風漱石先生のところに
深津嬢がスコーンと登場する、というオープニング?の絵が既に目に浮かびます
(これも気が早すぎる)

【補足】
もちろんこれもあとから判明。ありがたくも世田谷パブリックシアターで
2か月公演!

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(続報)萬斎さん、ファウストの次は漱石先生に。

萬斎さん@三谷幸喜さん舞台出演続報。

只今通勤途中に「サンケイスポーツ」本紙入手。
なんと相手役は深津絵里さんでした。
そして役柄は「ロンドン留学中、引きこもった夏目漱石先生」だそうです。

いや~黒魔術師の次は胃潰瘍の大文豪。
そう言えば漱石先生もシェイクスピアには縁があり、「リチャード三世」に出て
来るロンドン塔をタイトルにした「倫敦塔」と言う作品も書いてます。

引きこもる、となればまた山のようなセリフの洪水かも。

あとはいつか、ですね。
映画が夏以降公開、「まちがいの狂言」海外公演もあるし…

【補足】日程は6~7月でした。ちゃんと6月6日からとサンスポに
     書いてあったのに、あわてて見逃してました・・・

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(第一報)萬斎さんが三谷さん作舞台に?

サンケイスポーツweb情報。

三谷さんが来年合計7本、映画、舞台、小説の新作を発表するとの
記事が出てますが、タイトルと主な出演者の顔写真を貼った説明用の
ホワイトボードに明らかに萬斎さんの写真が!
横のタイトルは「「ベッジ・パードン」?
調べてもヒットしないですが、人名でしょうか?

とりあえず紙面にも出ているらしいので、本紙を買ってチェックしなければ。

しかしただでさえ取れない三谷さんの舞台に・・・?
しかも来年映画も公開で、いったいどうなる・・?

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演歌の大御所の舞台には敵わない

演歌の大御所の舞台には敵わない

「ファウスト〜」が派手だ、或いは通説として蜷川さんの舞台は冒頭の3分で
度肝を抜くと言われますが、21日の読売新聞夕刊、「ファウストの悲劇」の
劇評が出た、同じ紙面の下にあった「旬感瞬間」と言う写真コラム
「北島三郎特別公演」の舞台セットの写真を見てしまうと、演歌の大御所には
敵わない気がします。
宙吊りの白虎に乗って歌う「さぶちゃん」、後方には蛇踊り?スモークに巨大な
作り物が空間を、多数の出演者が舞台を埋め尽くしています。

これに比べたらまだまだコクーンもお上品(笑)

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2010.07.22

「テレビステーション」の「龍馬伝」ページ担当者は絶対晋作好き、と見た。

前に「晋作は誰だ?」コラムの時は萬斎さんがなさったのを「写真に近い」と
書いていた、「テレビステーション」の「龍馬伝」コラム。

今回は長州藩士特集で、筧さんの写真が少し出ていたのも良かったですが
またもコラムで「長州藩士が描かれたDVD」ということで、またもジャケット写真
入りで「蒼天の夢」が紹介されています。
橋之助さんと萬斎さんの組み合わせ、今考えると贅沢なものですね。

ほかには北村くんが出た「長州ファイブ」も紹介されています。

ここまでしっかりチェックしているところ、どうもこのページの担当者は晋作
好きか、もしくはひょっとして萬斎さんファン?と邪推中。

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【改めて】「ファウストの悲劇」新聞評(3)

RICCさまより教えていただいて、21日の読売新聞夕刊にも
劇評が出ていました。
日付順にちょっとこだわって、ナンバリングを訂正しています。

こちらも写真は「逃げよ人間」のメフィストフェレスとファウストの
かなり危ういツーショット。
この時の勝村さんの勝ち誇った顔が相当インパクト大。

あ、本題の劇評の方ですが、二重性についてこだわってますが
つながり具合の荒っぽさを指摘されています。

まああの芝居の劇評を書く人はどんな方でも苦労されると
思いますけれども。

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今頃思い出しても遅い(笑)

21日の「ファウスト〜」の客席に、どうもどこかで見知った方が。
誰だったろう、ん〜会社関係な筈はなし、でも絶対知っているお顔、と思い
ながら舞台を見て、その興奮でしばらく忘れていましたが、さっき突然思い出しました。

清家さん、妹尾さんと並んで蜷川さんの舞台には欠かせない、鉄板のスーパー
サブのお一人、塚本幸男さんでした。
「ムサシ」にご出演されていたので、ニューヨーク公演から帰国されての観劇
だったのですね。

そりゃ舞台で随分拝見してますから、ピンときて当たり前(笑)
逆に今頃思い出すとは我ながら記憶力も鈍ったものです。

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「ファウストの悲劇」新聞評(3)→(4)に訂正

日経、朝日から暫く空いて、毎日新聞には楽3日前の22日夕刊にやっと
評が出ました。
写真は私が一番好きな、「逃げよ人間」の文字にファウストがおののく、
メフィストフェレスとのツーショット。
あの時の萬斎さんの手首の形が実は結構ツボです
(単なるフェチ…?)

筆者は高橋豊さんで、スタッフワークを含めて非常に好意的。
特に長塚さんに言及してるのがちょっと嬉しいです。

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「ファウストの悲劇」を観る(5回目)

遂にやってしまいました。
週末はとても無理だし、やっぱり行くか、で、衝動の当日券(笑)

なんと久しぶりにロビー、そして1階席後ろの何時もの場所に蜷川さんをお見かけ
しました。演出補の井上さんもお揃いで。
客席には松重さん。
そう言えば第三舞台で勝村さんと同時期でしたっけ?

席は当日券となれば、当然ながらこれまでで一番舞台から遠かったので、
ビジュアルを楽しむ芝居でもあるので、ちょっと不利かなと思いましたが、
舞台全体が引きで見渡せたし、細かいところが見えない分、舞台が、そして
一人一人の役者が持つ吸引力(要はオーラ)が逆にはっきり判りました。
また非常にセリフをクリアに語る役者さんが揃っていたおかげで、セリフを耳で
楽しむ事ができたのも発見でしたし、2階客席に登場するメフィストフェレスを
直接見られない位置だったので、舞台後ろのミラー越しに見ましたが、ミラーが
空気に揺れてまたややボヤけるので、その存在が蜃気楼のようで、尚更幻に
見えたのも面白かったです。
(あのシーン、舞台が妙にガラ~んとするのはちょっとさびしいです。
 ファウストもメフィストフェレスもいないから、でしょうか。あるいは祭りの後の
 脱力感か)

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ダブルブッキング(笑)

今日の「スタジオパーク」ゲストは橋本さとしさん。
一方、時間の被る「徹子の部屋」には石丸幹二さん。
仕方ないのでダブル録画。
しかも2時からは、勝村さんの「和の極意」もあり、「笑っていいとも」には
阿部サダヲさんが出る模様。
録画フル稼働です。

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2010.07.21

250万アクセス御礼

いつもお訪ね頂きありがとうございます。
このブログ、昨日、開設からのトータルアクセスが250万を突破しました。

(これはパソコンからのアクセスだけで、携帯からのアクセスを入れると
もう少し増えます)

これも皆様の励ましのコメントのおかげです。

特にここ1ヶ月余りは「ファウストの悲劇」の検索に引っかかっているようで、
(ここまでグダグタ書き流す物好きが余り見当たらないからかも)アクセスが
急増、だいたい10000アクセスにかかるのが平均8日くらいなのですが、
「ファウスト〜」開幕後は間隔が狭まり、直近は5日で10000アクセス、1日の
平均アクセスが2000になっていたりして、びっくりしています。

雑文をダラダラと書き綴るみのスタイルは相変わらず、ツイッターも参加せず
SNSにも縁がないので、最新情報もなく、内容も代わり映えはしませんが、
またみなさまからのアドバイス、情報などコメントに頂ければ幸いです。

かのこ@管理人

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シェイクスピア俳優が「めざましテレビ」で

20日の「めざましテレビ」で17日の「シュアリーサムデイ」の舞台挨拶に密着
していて、小栗くんの監督ぶりについて、吉田鋼太郎さんが語っていたのが、
朝から流れて、ファンとしては滅法嬉しく、お宝な映像でした。

ついでに横田さんはナイト風ジャケットの下はどうやら膝丈のパンツだったような…
カッコ良かったです。

そう言えば舞台挨拶のあった日に「ファウスト」を見に行きましたが、ロビーで
少なくとも3人、「シュアリーサムデイ」の黄色いサントラを持っている人を
見かけました。
横田さんファンが舞台挨拶→「ファウスト」とハシゴしたのでしょうか。

勝村さんは昨日は次の舞台の制作発表に出席されてましたし(次回作は、偶然
ですが、萬斎さんが芸術監督をつとめる世田谷パブリックシアターでの上演)
いよいよ「ファウスト」も終わりに近づいているんですね。

肝心の演出家さまは、前半はアメリカ公演で不在、帰国後も「ガラスの仮面」
稽古が忙しそう。
まさかそのために現場に3人の演出家を「配置」したんでしょうか…?!

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他力本願の嫁探しは洋の東西を問わずダメ、と言う話。

勿論「ファウストの悲劇」ですが(笑)

毎回「ファウストの悲劇」を観る度に「何か狂言の演目にシチュエーションが
似てる」と思うシーンがあるのに、終わると忘れてしまっていたのですが、17日
公演で、萬斎ファウストが素で笑ってしまい、勝村メフィストフェレスに
「良いのかっ!(怒)」って突っ込まれていてやっと思い出しました。

それは悪魔嫁もらってベールを上げて顔を見るシーン。
そうだ、これ「釣針」じゃないか!と。
同じシーン、日程前半は笑ってなかったので突然ツボだったのか、徐々に耐え
られなくなってきたのか、何か笑うきっかけになる新仕掛けでもあったのか、
大川さんが何か仕掛けてる可能性大(笑)

ともかく「他力本願(特に善悪問わず神通力様系)での嫁探しはろくな事はない」
と言う良い事例です。

しかしファウストがメフィストフェレスの力を得て最初に頼むのが「嫁が欲しい」で
(「俺に嫁を頼むな」と懇願するメフィストフェレスが何だか軽〜い男の嫉妬
みたいで可笑しい)、最後にメフィストフェレスに頼むのが、自分で出現させた
ヘレネを「自分の愛人にしたい」と言うのは見事に対になって見えます。
世界の征服、珍味収集よりも最初も最後も女性って言うのは「30年哲学をやって
きた」と言う割には、ファウスト先生、めちゃめちゃ俗(笑)

人間そんなもの、なんですかね。
嫌いじゃないけど、人間、そんなものなんですよ、400年前も今も。

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2010.07.20

「七月大歌舞伎」(夜の部)を観る

「ファウストの悲劇」見すぎで、本家・演舞場で定式幕に提灯を見てさえ、
今月に限っては、中から木場さんが出てくるような気がしてしまう自分に
まず苦笑い。(今月昼の部を見たのは「ファウスト」初日前日)

でついでに、そうか演舞場の提灯は白地だったのかとかつまらないところに改めて
気づいたりも(「ファウスト」劇場の提灯は赤)して、全く何をと、我ながら閉口。

舞台写真売り場が2階から1階ロビーに引越していました。
写真の量が多いのか、2階では1階客が買わないからか判りませんが、せっかく
すっきりしていた1階ロビーの動線がぐちゃぐちゃになるのは考えものです。

しかしどうも未だに新橋演舞場の歌舞伎は感覚が慣れません。
舞台サイズ(横幅)も小さいし、客席もコンパクトで、役者がやたらに近くに
見える。
何より「大向こう」さんが近くて、判るけどその大声に毎回びっくりしてしまい
ます。

夜の部はまず「暫」
ストーリーなんてあってないようなもの。
團十郎さんのおおどかな「景色」を楽しめれば十分。
福助さん、三津五郎さん、段四郎さんと脇もきっちり揃えてあとは役者顔見世
状態。
しかし團十郎さんは本当にお元気になられましたね。

次が「またやるか」の「吃又」
嫌いじゃないけど、本当に最近良く見る気がします。
吉右衛門さんの当たり役ですから勿論見ますし、芝雀さんのおとくも素晴らしい。
素晴らしくて何も言う事はないけれど、芸が大きすぎて演舞場の客席からはみ
出している感じも。

やっぱり歌舞伎座サイズと言うのがあるのかも。
しかし素人発言ですが、あの石塔マジックはどう言う仕掛けなんでしょう。
ご自身も絵をよくなさる吉右衛門さんの場合はご自身で絵を描かれるのかなとか
妙な事が気になりました。
そう言えば見ながら、この主人公・浮世又兵衛とは、昼間に山種で拝見した
「官女観菊図」の作者、岩佐又兵衛がモデルと言われているのを思い出しました。
俗説とは言え、上手すぎる偶然でした。

最後の「馬盗人」はパスして帰宅。
やっぱり踊りは苦手。

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2010.07.19

「開館記念特別展Ⅵ〜江戸絵画への視線‐岩佐又兵衛『官女観菊図』」を観る

山種美術館

この週末から始まったばかりのタイミングで伺いました。
タイトルにある又兵衛の作品が重要文化財に指定された記念だそうですが、
カタログに山下先生が寄稿されている通り、山種がこんなに江戸期の作品
(特に私には抱一)を持っているとは知らず、ちょっとびっくりしました。

抱一の中では真正面から白鷺を描いた「飛雲白鷺図」、またいかにも「琳派」な
「秋草鶉図」が印象深かったです。

で、目玉の又兵衛ですが、意外に大きく、意外に(失礼)丁寧で繊細、絵巻群に
見せるフェチっぷり(笑)よりは、モノクロのせいか、落ち着いた感じで安心して?
見られました。
ただし、人物や草花のナチュラルさに対して、牛車の描き方がなんか不自然。
牛車の輪郭がまっすぐ過ぎて、なんだか定規で囲ったような感じがしました。
その分女性たちの曲線が際立つ訳ですが。計算だとしたら天才。

にしてもこちらの美術館は本当に見やすい。
「官女観菊図」を含めた作品は真ん前のガラス越しに見るのですが、照明の工夫、
あるいはそう言うガラスなのか、真ん前にあるのにガラスに自分やライトが写り
込まないので非常にストレスなく拝見できました。
(冷房は寒すぎでしたが)

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ボストン美術館の浮世絵名品展開催

9月の神戸を皮切りに、名古屋ボストンを経て、来年春先に関東エリアは東京で
山種美術館、千葉は千葉市美術館と二ヶ所開催の後に仙台まで巡回する大規模な
ボストン美術館所蔵の浮世絵展覧会が開催されるようです。

東京なら国立博物館、少なくとも東京都美術館とかでやりそうな内容ですが、
珍しい組み合わせ、しかも東京と千葉とでやると言うのが目を引きます。
浮世絵にはただならぬ意欲を見せる千葉市美術館はともかく、基本的には明治
以降の近代美術に強い印象がある山種(しかも太田浮世絵美術館よりアクセスが
悪い…)と言うチョイスは意外。
確かに春にあった浮世絵展で多くの浮世絵を所蔵しているのは解りましたが、
ひょっとしてこれは千葉と東京で展示内容が違う、とかになるのかも。

たくさん見られるのは有難いですが、しかし残暑から冬の寒さを経て春先まで
長期ロードでスタッフも大変ですね。

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2011年版「レミゼ」

バルジャンに橋本さとしさんのお名前がなくなり、新しく元四季の方が加わる
ようです。
他にもかなり新キャスト、キャスト替えが出たようですが、さとしさんのお名前が
ない時点でチェック終了(笑)
他にまた過去のメンバーによるスペシャルバージョンキャストが発表されていま
すのでそちらでも盛り上がるかも知れませんね。

詳細は公式サイト

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長谷川くんの「大きな仕事」とは何?

雑誌「演劇ぶっく」最新号のロングインタビューで、長谷川博己くんが「近々、
映像で大きな仕事がある」と言っています。
何だろう?
萬斎さんと縁も深い長谷川くんだけに「のぼう〜」に出演とか…?と未だに
発表されない他のキャストの事を思い合わせて妄想中。
年齢的にも、頭脳的で戦に弱そうな感じも(あくまでイメージは「わが魂〜」の
維盛)合うと言えば合います。

「ファウスト」終わればいよいよ「のぼう」撮入も間近のはず。
甲斐姫は多分男性客を集めるため優先で決まるでしょうから(個人的希望は
綾瀬はるかさん)誰になっても構わない感じですが、三成だけは、どうやっても
独自のオーラを発するに決まっている(笑)萬斎さんに拮抗する役者さんに演じて
欲しいですから、この役は外さないで欲しいです。

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「シュアリー・サムデイ」初日挨拶映像

月曜日ということで、芸能ニュースで週末の映画公開初日の様子が
紹介されましたが、その中で「シュアリー・サムデイ」の初日の様子、
小出くん、小西さん以外はほとんどキャストは映らず、もっぱら映像の
主役は監督・小栗くん。

それでも、目をこらして見ていたら、最後にキャストみんなで監督を
胴上げしている中に、きっちりお髭姿の横田さんを発見。
本当に舞台挨拶に出演されていたんですね~

映画自体はどうなんでしょうか。
そろそろ見に行こうとかと思っているところです。

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「黙阿弥オペラ」開幕

サンケイスポーツなどに井上ひさしさんの追悼公演となった
「黙阿弥オペラ」初日のニュースが出ました。

しかし、ザンギリ頭の藤原くんって不思議な感じがします。
前にテレビドラマ(たしか「東京大空襲」)でも短髪姿を見ましたが、
そんなに違和感がなかったのに、これが不思議なのはやっぱり
衣装がドラマの時は洋服で、今回は着物姿だから、でしょうか。

山形、大阪など地方公演もあり、9月10日過ぎまで、丸2カ月の
ロング公演です。

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それでもやっぱり「ファウストの悲劇」で思うのは。

初日からず~~っと思ってるんですが、やっぱり萬斎さんのメフィストフェレスも
見たかったかもなあ・・・ということ。
勝村さんのメフィストフェレスも勿論文句なく、いや、萬斎ファウストには全く
うってつけの素晴らしいメフィストフェレスなのだけれど、やっぱり萬斎さんの
ファウストって、声の不思議さと言い(ところどころ実はダミ声でもある)
手つきと言い、なんと言っても「陰陽師」のイメージのせいか、ファンからすると
24年の期限付きというより、根っからの魔術師に見えてしまう。
せっかくならフライングも拝見したかったし、2階から登場されるのも拝見した
かったし(いや、萬斎さんなら別の方法で、かな)。
それにおそらく最後の独白のところ、勝村さんの朗々とし力強い明晰なセリフの
バージョンも、きっとまた別の説得力で観客を魅了しただろうし。

う~ん、「コクーン歌舞伎」が昔、「盟三五大切」で勘九郎(現・勘三郎)さんと
橋之助さんが源五兵衛と三五郎を交替でやったことがありますが、そういう
趣向でAプロ、Bプロとかあったら・・・とふと妄想が募ります。
現代劇じゃめったにやらない(東宝ミュージカルは別)ですが、そう考えると
歌舞伎役者って本当にどんな役でもやれる強みがありますね。

それからもうひとつ。
歌舞伎の世界とのリンクはいまだに私には100%納得はしてないですが、
例えばアレクサンダー大王の登場シーンで、ツケが聞こえると「はは~立ち回り
をするな」とか、星くんの寄り目で「あ、これで見得を切ってるね」と無条件に
判ったりするところは、やっぱり日本人で判る約束事で、ややこしい西洋の
習慣や動きのお約束をやらずに済ます、というメリットがありますね。
ま、「越天楽」まで流すのはやりすぎじゃないか、とは思ったりはしますけど
(歌舞伎でもあまり聞かないですからね)

それと、前にやはりシェイクスピアと同世代の作家の作品を、蜷川さんがバリバリ
西洋風演出でやったことがあったのですが、物語の陰惨さが強烈過ぎて
救われない気分になった覚えがあります。
ストレートにやると陰惨すぎ、悲惨すぎそうなこの作品に一つのオブラートと
キリスト教の話はおれたちには判んないんだぜ、という保険をかけて
観客を安心させる、というのがまずはこの仕掛けの眼目の一つと思われます。
ま、あれについてはやや役者のクオリティにばらつきがあったのも原因の
一つだと私は思いますが。
(「タイタス・アンドロニカス」なんてもっと陰惨で救われない話でしたが、あれは
素晴らしかった)

結局今回も観劇の夜は延々夜更かしになってしまいました。


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「龍馬伝」第三部突入!

龍馬がすっきり髪の毛をまとめたのは良かった。
それにしてもいきなり、高杉と西郷が鉢合わせするところで
喧嘩仲裁に入るなんて、龍馬、どっちかというと、行くところに
トラブルが発生する、「水戸黄門」じゃないですか(笑)

ま、それは冗談ですが、長州は捻くれたお兄ちゃんたちの
集団ですかね。しかもなんだかみんな顔つきが悪くて(笑)
テロ集団にしか見えませんけど。

しかし、伊勢谷くんの晋作は革命家のニオイが強烈にしてなかなか。
龍馬があの迫力ですから、受けて立つ晋作も小松帯刀くらい
では困るんでしょうね。
ただちょっと三味線が似合わないのがあれかな。
都都逸とかもしそうもないし。
(いまだに「蒼天の夢」のイメージ捨てきれず・・・・)

あとは石橋さんだの、本田さんだの、松尾さんだの、怪しげな
おじさんたちがウヨウヨ。長崎は京都以上に面倒なところに
なりそうです。

そうそう、こちらにも「ハゲタカ」メンバーが新たに登場しました。
アラン君、ではない、ティムくん演じるトーマス・グラバーです。
当然日本語上手いグラバーです。
この人一筋縄ではいかないですよ、アメリカ本社とつながってますから
(いや、これは「ハゲタカ」の話か・・・・)

蒼井優ちゃんのお元はかわいいだけでない醒めた部分もあって
これは確かに龍馬さん、クラっと来ちゃうかな。
お龍さんにどう言いわけするか知りませんけど。

いよいよ、筧さん登場まで先が見えてきました。
見えてきたってことは、寺田屋が近いってことなんで、いよいよ
龍馬が幕府の目の敵になってくるという証で、話は今まで以上に
生臭くなってくることでしょう。

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「鉄の骨」第三回

高橋一生くんの登場シーンは一か所だけで、セリフなし。
今回は延々談合メンバーの伊豆でのミーティングシーン。
これって明らかに「ゴッドファーザー」意識していますよねえ~
あそこで誰かが拳銃を発射しないだけで。
しかも音楽がやたらと重厚で重厚すぎて「陰陽師」みたいに
なってるのが逆に笑えました。

また最後に東京地検特捜部が真屋建設に捜査に入るところで
終わったんですが、先頭にいて捜査令状を受付に付きつきた
地検の担当者役、なんと小市さんでした!

ついこの間まで「龍馬伝」に出ていて、先週の「ジョーカー」初回
では被害者の父親だったのに、今度は特捜ですか~
この方も「ハゲタカ」出演組ですが、なんたって今回の「鉄の骨」、
ほかに志賀さんや矢島さんが出演しているし、特捜が入るとかの
シチュエーションも「ハゲタカ」に似て見えて仕方ありません。

そういう人選になっちゃうのはしょうがないけど、もうちょっと
捻れないものなんでしょうか。

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2010.07.18

「ファウストの悲劇」を観る(4回目)

毎回、複数回公演がある時は何回観るか迷うところで、勿論開幕前ですから
博打みたいな物。
今回は実は取っておきながら、取りすぎたかなぁと開幕前は思っていましたが、
始まってみれば、ぶっ飛び加減がストライクゾーンど真ん中で、毎回堪能させて
頂いています。

今回は中2階に男性客の立ち見がいました。
立ち見を見かけたのは初めてでしたが、それが男性客と言うのも珍しかったです。
(野田さんの芝居とかでは良く演劇青年らしき男性を見かけますが)

今回はこれまでで一番前方席だったおかげで見えた物が色々。
一番びっくりしたのは、放り出された首ファウストさんと完全に目が合ってしま
った事、というか首ファウストさんに「ガン見」されました(笑)
作り物と判っていてもやっぱりリアルで、あのすっぽんの下に胴体があるかの
ようでした。

また「七大罪」に受けまくるメフィストフェレスを近くで見られましたし、今回
ようやく奈落下がばっちり見えました。
1幕終わり間際に、掃除はもう一人に任せて、黄色のマグカップと林檎を置いて
弁当を食べている黒子がいたりするんですね〜
せっかくなら、新橋演舞場ばりにモニター作って、中二階や二階席からも奈落下
が見えるようにしたら面白いかも。

舞台に近いと、ワイヤーの音が結構聞こえてくるのがちょっと難でしたが、
ちょっと座りにくいベンチシートを我慢するだけの事はありました。

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「ベルギー王立図書館所蔵 ブリューゲル版画の世界」展を観る

Bunkamura ザ・ミュージアム
版画展は混雑すると近くで見られず全く行った意味がないので、行くタイミングを
考えていたのですが、結局初日夕方(金土は夜間開館)に伺いました。

キリスト教世界の「常識」、教訓や諺、生活習慣、さらに同音異義語、図像学的
なものを含めた絵画成立のバックグラウンドが判っていない人間には、完全に
意図を理解するのは無理なので、イヤホンガイドを頼りにとりあえず単純に絵と
しての面白さと、自分なりのストーリーを探しだして楽しむ方法で見ました
(海外の人が浮世絵を見るのも、こんな感じなのかも)

しかしとにかく、ブリューゲルは空白恐怖症じゃないかと思うくらい、画面ぎっ
しり絵で埋め尽くされていました。
有名な「バベルの塔」の版画版もあり、ポスターになっている「聖アントニウスの
誘惑」あり、騎士や僧侶が寝転んでいる周りにはハムの生け垣、屋根には
デニッシュの瓦、肉には羽が生えて自動的に男の口に飛び込むといった馬鹿
馬鹿しい世界が広がる「怠け者の世界」など皮肉の効いた作品がいくつもありました。
また知りませんでしたが、数多くの船や建築の作品群もあり、ブリューゲルの
別の一面を見ました

そしてこの展覧会の四つ折りのチラシを広げると一面に登場した「傲慢」を含めた
連作、「ファウストの悲劇」にも登場する「七大罪」はやはり注目の的で、
みなさんじっくりと時間をかけて見ていました。
面白いもので、並べて展示されている「七徳目」の方には余り人が留まって
おらず、自分も皮肉られているのに、人間、何でも悪事の方に目がいくものなのか。
おっとそうなるとこれは「ファウストの悲劇」の話と共通してくるか・・・(舞台見過ぎ)

数ヵ所に版画をデジタル処理してアニメーション風にしたものあり、悪魔たちを
吊るしたりと行った趣向もあり、シアターコクーンもザ・ミュージアムも今、
bunkamuraは外はパリ祭、中は中世の悪魔だらけの趣きです。

やはり予備知識不足で全部理解は無理、100%展覧会の趣旨を楽しめたとは言え
ませんでしたが、まずまず面白く見ました。
もっとキリスト教について知識が必要ですね。

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「ファウストの悲劇」観劇3回目の雑感(2)

次回観劇ポイントは「足」と「手」だと見定めました。
今回、あちこち、萬斎さんファン以外の方のネットレビューでも取り上げられて
いる「タンゴシーン」のインパクトですが、白髪タキシード白メイクにヒゲありの
ファウストさんに、凄い色気が漂うポイントは足、そして手指だなぁと言う気が
します。
メフィストフェレスに寄り添う時のファウストの足は綺麗に内向きになっていて、
座り方も足を斜めに揃えているし、証書を握る手指もきちんと揃えられていて
ああ言うのはやはり男女どちらも演じる狂言役者の鍛えられた身体の賜物かなと。
また、両足ありますよ、と見せる時を含めた普段の時と比べて、タンゴシーンの
時は服装が違うし(メフィストフェレスもタンゴシーンはコートがタキシードに
なっている)、普通に出入りしているように見えたり、あるいは一瞬の隙をつき
ながら細かく衣装も場面に合うように替えられているのですね。

そろそろ後ろの楽屋世界にもちゃんと目をやらなければと思いつつ(奈落下も
かなり面白いらしい)、ついファウスト&メフィストフェレスばかり見てしまう
のは、ファンの「性(さが)」かなあ・・・本舞台が「七大罪」やっていても、つい
客席通路の萬斎さん見ちゃってるしなあ・・・・

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「ファウストの悲劇」小耳情報

どうやら17日に某公共放送のカメラが入った模様。
WOWOWだとパッケージ化率が高いのですが、これだとハイビジョン放送が
せいぜいでしょうか。
まあでも記録が残ったのは何よりです。

更に昨日は小栗旬くんの初監督映画として話題の「シュアリーサムデイ」初日で、
blogを拝見すると横田さんは2回公演前にも拘わらず出向かれた模様
(翌日が舞台初日の筈の鋼太郎さんまでも!)
どれだけ出演者に愛されているんでしょうね、小栗監督!うらやましい。

そして、こちら、いよいよ前代未聞の破滅型大イリュージョン「ファウストの
悲劇」も日程後半です。

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2010.07.17

「お気に召すまま」を観る

あうるすぽっと

恒例「こどものためのシェイクスピアカンパニー」公演。
今回は東京公演期間が仕事のピークと丸かぶりで、行けるかどうかギリギリまで
判らなかったのですが、何とか初日に伺えました。

私には「お気に〜」と言うと、どうしても彩の国シェイクスピアシリーズ(後に
コクーンで再演)のバージョンが印象深いのですが、今回のもとても良かったです。
東京公演初日だからか、前半少しロザリンドちゃんが緊張しているようでしたが、
尻上がりに良くなって、最後の登場のシーンはその神々しさにちょっと涙腺が
刺激されるほどでした。

実はタイトルを見た時には、伊沢さんがロザリンドだろうと思っていたのですが、
伊沢さんか今回は難役ジェイクイズでした。
確かに森の哲学者をちゃんと登場させるとなれば、伊沢さんを措いて適役はない
ですし、また大内さんのロザリンド/ギャミニードも期待に応えての熱演でした。

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「読売演劇大賞」中間選考報告

16日の読売新聞朝刊に報告記事が出ました。

作品賞には
「ポン助先生」「ヘンリー六世」「BLUE ORANGE」「プランクトンの踊り場」
「ザ・キャラクター」
上演中の「キャラクター」がもう出ています!

男優賞には
上川隆也(「ヘンリー六世」)、菅野菜保之(「燈下」)、チョウソンハ
(「BLUE ORANGE」)、橋爪功(「ザ・キャラクター」)、山路和弘「ポン助先生」

女優賞には
麻実れい(「冬のライオン」)、阿知波悟美(「キャンディード」)、
大竹しのぶ(「ヘンリー六世」)、銀紛蝶(「かたりの椅子」)、多部未華子
(「農業少女」)

演出家賞には
鈴木裕美(「富士見町アパートメント」)、高瀬久男(「冬のライオン」、
「夏の砂の上」)、千葉哲也(「BLUE ORANGE」)、蜷川幸雄 (「ヘンリー六世」)、
野田秀樹(「ザ・キャラクター」)

スタッフ賞は略

まだ後半色々出ますからどうなりますか

しかし見てない舞台の方が全然多いですね。当たり前ですけど。

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最新号だったのはたった4日。

蜷川さんの記事(「ファウストの悲劇」関連がほとんど)が出ている「AERA」、
発売が火曜日だったのに、来週の月曜日が祝日のためか、既に小栗くんが
表紙の次の号が今日(土曜日)に発売されていました。
何か勿体無い。
もうちょっとコンビニのマガジン棚でいろいろな人の目に触れてほしかった
ような・・・

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2010.07.16

さい芸会報誌「埼玉アーツシアター」28号に「じゃじゃ馬馴らし」インタビュー

さい芸会報誌「埼玉アーツシアター」28号に「じゃじゃ馬馴らし」インタビュー
ついに、扮装、とまではいきませんが、恐らく宣伝ビジュアル用と思われる
凛々しいカラー写真付きで「じゃじゃ馬馴らし」について、筧さんが語っている
インタビュー記事が、さい芸会報誌「アーツシアター」28号に掲載されています。
いや〜いよいよ本当に筧さんが蜷川さんの舞台に立つのを見られる日が来るかと
思うとワクワクです。

今年は蜷川さん演出の萬斎さんファウストが見られ、さらに筧さんペトルーチオが
見られる上に、どちらにも横田さんが出演されていると言う、全く嬉しい悲鳴
出まくりの一年です。

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東宝「三銃士」キャスト

Mickeyさまに教えて頂いて、検索したら公式サイトが出てきました。
(しかしなぜタブに表示されるのが「風と共に去りぬ」なんでしょう??)
そして期待通り橋本さとしさん、アトス役でご出演!
ダルタニアンが井上芳雄くん、アラミスが石井一孝さん、ポルトスが岸祐二さん
そしてリシュリュー枢機卿には、なるほど、な山口祐一郎さん他だそうです。
いかにも東宝@帝劇らしい顔ぶれですが、ポルトスがカッコよすぎないか?
それにダルタニアンが洗練されすぎの文系なのがちょっと微妙~。

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「ファウストの悲劇」新聞評(2)

16日朝日新聞に評が出ました。

今回は引きのタンゴ写真付き。よ~くみると、ファウストの頭に冠が乗ってます。
公開舞台稽古あたりに撮影されたんでしょうか。
ま、日経新聞と違って本文読まなければ何のシーンか判らないですね(笑)
筆者は初日にお見かけしていた扇田さん。
扇田さんは蜷川さんの劇評本を出されてもいて、常に期待が強いようで、
今回も全体の構成は肯定しつつ、ラスト前の萬斎さんの独白に疑問が呈されて
います
扇田さんはだいたい萬斎さんには辛口ですけどね
最新刊の劇評本にも最近の舞台がほぼ網羅されているのに、「オイディプス」
「わが魂」はほぼないもの、状態ですから・・・(苦笑)

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書籍「能狂言の基礎知識」

角川選書
石井倫子著

タイトルの印象よりはかなり細かい話が入っていて、特に歴史の部分は興味深く
読みました。

しかし面白かったのは、狂言の歴史の最近の傾向に触れた部分
「(前略)また、映画・テレビ・ラジオなどのマスメディアで活躍したり、ギリシャ悲劇や
現代演劇などに挑戦したりと、本業以外に多彩な活動を精力的に行っている狂言方も
少なくありません」

ラジオは確か千三郎さんが、テレビドラマや現代演劇は茂山家の若手も随分活躍
していますが、「映画」と「ギリシャ悲劇」のところはどう考えても、明らかに萬斎さん
名指しな感じ。特に、「ギリシャ悲劇」は(笑)

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「爆笑問題のニッポンの教養〜演ずれば通ず第一幕(野田秀樹さん)」

爆笑問題の二人の話はどうもいつも今ひとつですが、過去の貴重な映像(代々木
体育館公演とか)から、妻夫木くんの「キル」、更に上演中の「ザ・キャラクター」
まで舞台映像が興味深かったです。

珍しく来週に続きました。

公式サイトはこちら

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来年帝劇で「風と共に去りぬ」上演

サンケイスポーツ記事
スカーレット・オハラに米倉涼子さん、レッド・バトラーに寺脇康文さん、
メラニーに紫吹淳さん、アシュレに岡田浩暉さんだそうです。
来年6〜7月。
帝劇100周年記念の一環だそうで、他に「レミゼ」、また「三銃士」をやるそう。

記事には「三銃士」を<日本初上演>と書いてますが、私が前から何度か書いて
いるように、松竹制作で日生劇場でやってます。
その時はアトスを菅野菜保之さん、ポルトスが西郷輝彦さん、アラミスが近藤
正臣さん、そしてダルタニアンが田中健さんでした。
そしてリシュリューが仲谷昇さんだったかな。

今なら誰でしょう。
東宝となると独自の路線に行ってしまうので判りませんが、橋本さとしさんとか
剣振り回すの似合いそう。
蜷川さん出演組なら、ダルタニアンは一押しは小出くん(あるいは勝地くん)、
アラミスを長谷川くん、ポルトスは痩せてるけど池内くん、アトスは鋼太郎さん
とか、横田さんとか(笑)
あ、これなら絶対見る。でも蜷川さんは絶対やらないと思うけど。

【補足】「三銃士」キャストは公式に発表されていました。橋本さんが入って
    ました!追加エントリーはこちら。公式サイトはこちら

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「あなたの、あなたのあなたのペトルーチオ」(笑)

「じゃじゃ馬馴らし」先行電話予約に電話。
前回「広島に原爆を落とす日」先行同様、電話がつながるや、「あなたの、
あなたの、あなたの筧利夫〜」ついでに「あなたの、あなたの、あなたの
ペトルーチオ」のメッセージが聞こえてきました(笑)
声が男前でした。

希望日のチケットは無事get。ヤレヤレ。
席はイマイチでしたけど(嘆)

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2010.07.15

「ファウストの悲劇」3回目雑感

当日寝つきが悪くなるのもですが、何故か翌日に止めどなく色々思い出すのも
「ファウストの悲劇」観劇の「副作用」のようです(笑)

★コクーン公式に尾上さんと言う方のレビューがアップされましたが、その
 指摘で気がついたのが、木場さんの口上役が右目を潰された隻眼だと言う事。
 隻眼だとは気づいていましたが、右目と言うのがポイントで、プログラムにも
 ありますが、作者マーロウはまさに右目を刺されて殺されたのでした。
 となれば、この口上役はマーロウ自身。
 しかも「小僧」としてワグナーに家来にさせられる時に、ワグナーに「その左目」
 だったか、「見えるそっちの目」だかで「俺の踵をしっかり見てろ」と言われて
 いますが、手元の翻訳を見ると「その右目」とありますから、ひょっとして
 口上役=マーロウのためにセリフが変わっているのかも。
 ちなみにこれは完全に私の趣味ですが、マーロウと新選組の沖田総司は命日が
 一緒ですね(笑)

★昨日見ていてあれっと思ったのは、2度目にメフィストフェレスが短剣を
 渡す場面で発せられる「絶望して死ね」のセリフ、初回に既に「国盗人」の
 ラスト前、亡霊たちが悪三郎(リチャード三世)に呪われるセリフと一緒と気づ
 いてはいましたものの、てっきりあれはメフィストフェレスが言っていたと
 勘違いしていましたが、ファウスト自身のセリフでした
 (平井訳もフォースタスのセリフ)
 と言う訳でこれは亡霊に言われ悪三郎が苦悩する印象が強かった「国盗人」
 見すぎたための私の勘違いでした。
 人間の記憶なんていい加減なものです(苦笑)

★「AERA」に「馬を引いて出てくる筈の勝村が馬に乗ってでてきたり」とあった
  ので、結局ファウストが引いて出てくる演出にあとから変更になったようですが、
  考えたらあの時点で萬斎ファウストは馬の売り買いの話をしながらマントの
  内側に「抜かれる片足」を格納している訳で、あのマントの内側は全く
  「道成寺」の釣鐘よろしく様々な仕掛けがしてある模様。
  しかもあの「足」を上手くセッティングして階段に座っているとはなかなか気が
 つきません。

★もっと驚きなのは「首」で、近くでみてもファウストのメイクが白っぽい事も
  あってなかなか判らないリアルっぷり。
 首は「ヘンリー六世」でも鋼太郎さんや池内くんの「生首」が飛んだり、
 投げられたりしてましたし、「籔原検校」では古田さんの全身ダミーが出たり
 してますから驚きはしませんが、今回は暗闇に登場する分更に不気味。
 また生首を抱くと言うのはサロメ的でもあり、また頭骸骨と生首の違いはあり
 ますが、萬斎さんがやっているのを見ると、ふと「ハムレット」の墓場の場面、
ヨリックの頭蓋骨を眺めながらハムレットがホレイシオに語るシーンを連想します。

★そのケント版「ハムレット」で萬斎さんファンの密かな?楽しみは、うちひし
 がれているハムレットの所にホレイシオが現れるシーンで、横田さん演じる
 ホレイシオがハムレットと抱擁するなり、いとも容易くハムレットを抱いたまま
 クルクルと旋回していたシーンだったのを、横田さんと萬斎さんが久しぶりに
 同じ舞台に立っているシーンを見て思い出しました。
 今回のタンゴはあれを上回る、ファンの密か以上の「見処」ですが、蜷川さん
 インタビューにある、このタンゴの元になったベジャールの「我々のファウスト」
 と言う演目の映像、こうなるとちょっと見てみたくなりますね。

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「ファウストの悲劇」新聞評

やっと15日日本経済新聞夕刊に評が出ました。

写真がなんと、唐織羽織ったファウストを後ろから抱きしめるメフィスト
フェレスのカラー写真!
まさか、天下の日経新聞がこのチョイス!(笑)
一応、日経新聞の劇評とか出る文化面は最終面なので、目立つ
んですけど・・・

評は概ね好意的でした。

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2010.07.14

「シアターアーツ」43号に萬斎さん版「マクベス」上演テキスト

「シアターアーツ」43号に萬斎さん版「マクベス」上演テキスト
しかも萬斎さんと河合先生の対談付き。
さらにテキストは翻訳を変えたところ、上演に際してカットしたところが
判るようになっているのが面白いです。


巻頭特集は「ゼロ年代の演劇から」と題して、2000年代のベストテンとか、
扇田さんなどによる井上ひさしさん追悼記事とか、野田学先生による
「ルーマニアの第七回国際シェイクスピア祭」記事とか興味深い記事が
満載です。

「シアターアーツ」43
AICT(国際演劇評論家協会)日本センター発行
1260円

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「ファウストの悲劇」を観る(3回目)

今回は同じ1階でも前回ほど寒くはなかったので、冷房が和らいだかと思いまし
たが、膝掛けを頼む方もやはりいらしたので、場所による様子。

客席に西岡徳馬さんをお見かけする。

どうも回を追う毎に開演前のドキドキ度が増し、軽い食事を持っていくのですが、
余り食べられなくなり、終わった後は相変わらず変な興奮で目がランランと言う
状態です。

しかし既に2回観ている筈なのに、全く飽きない面白さ。
いや面白さ、と言うより、これこそ、やめた方が良いのに止められない、かっぱ
えびせんならぬ、ファウスト先生における黒魔術的な、中毒性のある芝居と言え
るのかも。

確かに戯曲は破綻していますし、やりたい放題芝居に時々観客が置いてきぼり
にもなりはしますが、見ていると破綻している事を忘れ、技術的引っかかりも
さておき、考えが振り切れるファウストに完全に振り回され、一緒に、堕落した
安っぽい悪戯に笑いもし、子供じみたイリュージョンを楽しみもし、えげつない
仕返しに背筋を寒くしたりしたりします。
しかも最後には多分ファウストは救われないのが判っているために、一緒に時間
切れ、即ちファウストにおける「24年」と「芝居の終わり」を少しでも先送りしたく
なると言う、全く厄介な芝居になって来ています。

そんな訳で、全く今の私にとっては「ファウストの悲劇」は、ファウストに
とっての黒魔術と同レベルと言えそうなのです。

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「ブリューゲル版画の世界」展宣伝用の「七大罪」絵はがき

7taizai

シアターコクーンロビーで発見。
勿論、基本は間もなく同じ建物内のミュージアムで開催される展覧会の
告知なんですが、しかしなぜ「七大罪」絵はがきがロビーにあるのか、
開幕前にピンと来てしまうのは、既に見ている人だけかも。
幕間には皆判ると思いますが。
にしてもさすがブリューゲル先生、どれも舞台の「七大罪ちゃんたち」なんて
目じゃないくらい気味悪くて怖い。
でもこれがブリューゲルらしさ、ですけど。

ちなみに、これが横田さんが叫んでいる「怒り(激怒)」のもの
1枚をアップしても版画なので小さくて良く分からないですけどね。

Gekido


版画展は週末から8月末まで。
ブリューゲルは大好きなのでこれも楽しみにしています。

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「シュアリーサムデイ」サントラ

とりあえず横田さん演じる宮城の歌だけ聞きましたが、やはり役者さんは声が
良いです。
「ガラスの仮面」は微妙だったですが(笑)、こう言う感じの曲は馴染みが良い
気がします。

本編ではどんな出方をしているか楽しみです

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「ジョーカー」初回

昼は穏便な刑事が、法で裁けない犯人を闇に葬るって、現代版「仕事人」的設定。
ま、依頼人も仕事料も、そして「仕事人仲間」もいないようですが。

にしても初回は児童虐待の法律にひっかかりそうな、テレビとしてはかなり
刺激の強いテーマに映像処理でちょっと引きましたし、裁けない理由が法的な
理由でないのもちょっとズルい。

しかし俳優陣は個性的で面白かったです。
伊達の回想に出てくる犯人役は斉藤歩さん。
「孤高のメス」で、反当麻の医師の一人を演じていた役者さんで、私は「リア王
の悲劇」で見て以来ちょっと気にしている役者さん。
犯人役の細田くんは確か来月の蜷川さんの「ガラスの仮面」で桜小路くん役を
やるのではなかったでしたっけ?
また、「臨場」に出ていた平山くんがまた刑事役でした。
ゲストに小市慢太郎さんが出ていましたが、声の感じとか変えていて「役者」
でした。

肝心の堺さんは…
ちょっとお疲れかそう言うメイクなのか、「篤姫」や「新選組」のイメージに
比べると随分目が腫れぼったいなぁ、とかつまらない事が気になりました。

りょうさんとか大杉さんとか、鹿賀丈史さんとかアヤシゲな人も色々出ていて
とりあえず来週もアリかな。

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関東ローカルニュースで「歌舞伎鑑賞教室」「お気に召すまま」紹介

13日の昼前、関東ローカルニュース枠で、夏に気軽に観劇、と言うテーマで
国立劇場の歌舞伎鑑賞教室と、「子どものためのシェイクスピアカンパニー」の
「お気に召すまま」の舞台紹介をしていました。
今月の「鑑賞教室」は行かなかったのですが、壱太郎くんと隼人くんの10代の
二人が解説をしているのが、新鮮でした。
隼人くんは「陽炎の辻」からチェックしてますが、そこらの若手俳優より余程
細面のいわゆる「イケメン」で、今「龍馬伝」にも出ていますが、何かあれば
物凄くブレイクしそう。
「身替座禅」は見る気はあまり起こりませんが、解説だけ聞いてみたい、なんて
ミーハー心を揺すぶられました(笑)

一方「お気に」は稽古場風景。
どうやら福井さんが前公爵「も」なさるようで、森でのセリフを語ってました。
「お気に」はこれから公演。予定が決まらないので、久しぶりに当日券、に
なりそうです。

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2010.07.13

「メンズEX」にも「ファウストの悲劇」稽古場写真

どうやらタンゴシーンは稽古場でも目玉だったのか、なんと振袖に、戯曲の
ト書きにあった王冠まで付けた萬斎さんと、勝村さんのタンゴレッスンを、
横田さんが横で見ている、と言う、ファン的には素晴らしい写真が出ていました。
さすがに踊るのに不便だからか、舞台ではタキシードだけで踊って、あとから
着物を着せかける演出になっていましたが。

勝村さんの超クールな不敵な微笑は、なんだか安心感を与えてますね。

そう言えば勝村さんはプログラムのインタビューで萬斎さんを「お寺の庭みたい」と
不思議な喩えをしています。
離れてみると企みが見えて、自然と人工が混ざっている、と言う意味らしいですが、
丁度今NHKで勝村さんをナビゲーターに「和の極意 とっておきの宿坊を楽しむ」
と言う番組をやっていて、名刹の庭園も随分見ているようなので、そんな体験
から出たセリフかなぁと推察中。

勝村さんと言えばサッカーですが、今回は昼公演だけで翌日は休演日と言う、
もってこいの日がワールドカップの決勝でした。

さてなんだかんだ言ってももう日程半ば。芝居はどう熟成しているのでしょうか。

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「やさぐれタンゴ」

「ファウストの悲劇」を見てしまうと、どうしてもタンゴ、と言う単語に過剰に
反応してしまいます(笑)

で、これです。

12日付けの日経新聞夕刊の山田登志子さんのエッセイのタイトル。
わ、「ファウストの悲劇」関連?と早合点したら、真っ当にタンゴについての
文章でした。

でもこうですから

「(前略)舞台の男たちは、ぐれているのである(中略)タンゴを踊る男は
「やさぐれ」なのである。そこににじむ何ともいえない色気は、弱い雄の魅力
だといってもいい(後略)」

やっぱりあそこでタンゴは正しいのかも、と更に勝手に盛り上がるのでした(苦笑)

(引用:日本経済新聞7/12夕刊「らいふ」面エッセイ「プロムナード」より)

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「AERA」に「ファウストの悲劇」稽古場写真

選挙の結果待ちか、いつもの月曜日でなく、1日遅れの火曜日に発売になった
「AERA」に、『ニナガワの過剰エネルギー「年7本演出」異常速度の秘密』と
言う記事が出ています。
(7本も凄いけど、確か10本なんて年もありましたからね)

記事、メインは「ファウストの悲劇」稽古場風景。
色々コメント出てますが、やっぱり注目は萬斎さんと勝村さんのタンゴレッスン
写真(しつこい?)
なんか扮装してないでやっているのは、またそれで不思議さ倍増で、勿論購入(笑)

また「マリソル」のインタビューは珍しい破顔一笑系写真でモノクロ写真ながら
こちらも思わず購入(笑)

「メンズEX」は地元コンビニになく、後で会社近くの書店へチェックへ行く予定。

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2010.07.12

「ステラ」にやっと三吉さんの写真!

「ステラ」にやっと三吉さんの写真!
第3部スタートに合わせての「ステラ」「龍馬伝」特集。
人物関係図も随分広くなりました。
その中、やっと長州藩カテゴリーに筧さんの渋〜い三吉さんの野武士然とした
写真が登場。(しつこいですが、本当は三吉は長府藩士ですけど)
隣は高杉。そして桂、聞多、俊輔と明治の偉人と肩を並べてます。
かっこいい〜!

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「ファウストの悲劇」2回目観劇雑感

これは、ポストトークで白井さんが指摘されていた事なのですが、悪魔に魂を
売ってまで手に入れた魔術の割に、特に後半、ファウストがやる事と言えば
藁を馬に変えたり、魔術を信じなかったベンボーリオや仲間に角を生やしたり
じっつに下らない(笑)

確かに進行役が語る、天球を馬で駆ける(だったか)とかは、かなり珍しい体験の
類いだけれど、舞台で見るのは、せいぜいローマ法王をからかってビンタを
喰らわせた(キリスト教に対する冒涜)、過去の偉人を精霊にそっくりに演じ
させるのが精一杯。
全く何をファウストは望んで魂を売るなんて暴挙に出たのか、ちょっと冷静に
考えたら納得が行かない話です。
ま、魔術使えたって実生活のメリットなんと大してないよ、とマーロウが皮肉を
利かせたのかも知れません。
しかも今回のを見る限り、結構萬斎ファウストは、魂売ったすぐ位から何度も
反問と後悔を口にしていて、そう言う特権を得たにしては余り嬉しそうでもない。

だいたい、アレキサンダーの妻の吹き出物も、「彦市コート」もメフィスト
フェレスと言う「ドラえもん」が出していて、ファウストのび太くんのできる事
と言えば、メフィストドラえもんを好きに呼び出せる事くらい。

そもそも魂を売る際の条件の一つに「いつも僕の近くにいる事」って言うのを
聞くと、前にも書いたと思いますが、少なくとも萬斎ファウストの一番の望みは
「メフィストフェレスがいる事」であって、魔術の類いは副産物ではと勘繰り
たくもなります。
魂を売る前後の、あの演出を見て、ファウストのメフィストフェレスへの「愛情」
(その逆も)を1ミリも感じないって人はいないでしょう、多分(笑)

そしてふと萬斎さんの金髪と黒マント、ブーツ姿から「エリザベート」のトートを
演じる宝塚男役を連想していたのですが、考えたら、真逆で、ファウスト自身が
常に死や神を思うエリザベートで、彼を深みに誘うメフィストフェレスや、その
親分、ルシファーが、黄泉の帝王トート。
最後にはエリザベートはトートに魂を与えているのですから、何か似ています。
いや、エリザベートの世界がファウストに似ているのかも知れませんが。

そう言えば、間もなく、帝劇で「エリザベート」開幕。
とりあえず今回初登場の石丸、城田2トートを拝見すべくチケットを取りました。
こちらもちょっと楽しみ。

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ワールドカップ終わる

最後は冷静で体力があったものが勝ったのかなと言うのが、素人の感想。
今まで確実に決まっていた距離のゴールを双方とも外したりして、やはり
優勝は大変なんだろうな、とか、散々見た割にありきたりですが。
勝ったスペインは勿論、オランダも素晴らしかったし、何より表彰式で、日本人の
西村審判がメダルを授与(決勝の審判に与えられるものなのか、詳細不明ですが)
されていたのが、良かったです。
当初騒がれていた治安問題は、良くなったのか、報道されないだけなのか、
普通に試合が恙無く開催されていたような印象になり、逆に「あれ?」と言う
気がしたくらいでした。

次はブラジル大会。
きっと4年なんてすぐ、なんでしょうね。

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「鉄の骨」第2回

初回見た後にも書きましたが、とにかくオジサンたちのキャラが強烈。
その中で小池くん、高橋一生くんが「頑張ってます!」と言う雰囲気。
同じ時間枠の「監査法人」に近い感じがしますが、扱うテーマがテーマなだけに
落としどころが難しそうですが、来週も見るつもり。

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つかこうへいさん死去

総選挙のニュースとワールドカップ決勝生中継の合間に、つかさんが肺ガンで
亡くなられたとのニュースが流れびっくりしました。
今年は井上ひさしさんも亡くなられたばかりなのに、演劇界を代表する演劇人の
訃報が相次ぎます。

井上さんの時も「ムサシ」「戦争三部作」の上演間際でしたが、今回もシアター
コクーンで、筧さんの主演による「広島に原爆を落とす日」が来月上演直前
でした。

ご冥福をお祈りします。

ニュースソースは日刊スポーツなど。

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2010.07.11

「龍馬伝」7/11

いや、あんな3ショットはあり得ないと思いつつ、龍馬に語りかける武市は
久しぶりに「兄貴」だったし、このところ「ファウスト」で「神様関係」見慣れ、
耳慣れたせいか、キリストと弟子のようにも。
ここ数回、ヘタレなヤツに見えていた武市さんが、牢番和助にも、心遣いを
見せ毅然と死に赴いたのはとりあえず何よりだったし、久しぶりに泣けました。
南朋くん、お疲れさまでした!

しかしもっと強烈だったのは、2部のもう一人の主役級、容堂公でした。

牢に出向くわ、瓢箪(無論、お酒入りペットボトル)は持ち込むわ、それで
「おまんとわしとはよう似ちゅう」みたいな殺し文句。
挙げ句に自身の脇差し与えられたりしたら、武市でなくても感激しちゃいます。
殿様、恐るべし。
しかも演じる近藤さんは、私が最初に「ファン」と自覚した俳優さんなので、
この南朋くんとのシーンは堪能させていただきました。
(ちなみに、この脇差を置いたのは、完全に近藤さんのアドリブだったとか。
詳細は番組公式

また富さんのところに和助が遺品を届けたシーンもボロ泣きで、今回は判って
いながら泣かされました。
来週からいよいよ3部。
筧さんの登場まで1ヶ月半です

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「ファウストの悲劇」を観る(2回目)

Faustus_nobori


あっという間に一週間が経ち、2回目を拝見にコクーンへ。
間にポストトークもお聞きしましたし、前回の席が「上から目線」だった
ところから、「地上」1階席に降りたこともあって、ものの見え方がまるで
変わりました。
初回はいわば「神の目」ではありませんが、些細な魔術に酔いしれ
悶え、唸り、自滅したファウストくん、お気の毒にね、という感じだったの
ですが、同じ目線の高さで見るとなると、いきなり親近感というか、
ファウストの思いが伝わってくる感じがしました。

ちなみに1階席寒いです。
数人お客さんが係員に「寒い」と言っていましたし、私も
寒かったですが、係員が「演出の都合上、冷房を効かせております」
と言っていたのが聞こえました。
着ぐるみ?やらフライングの衣装やら、みなさんお暑いのかも
知れません。
能楽堂で「釣狐」の時に見所が寒いのと同じ原理かも。
なので、外が暑いからといって、薄着で行くのはお勧めできません。
長袖の羽織もの、丈の短い服の場合はひざかけも必要かも。

ま、確かにみなさん、すごい衣装で登場するわけで、しかも走り回って
ますからね。勝村メフィストフェレスもものすごい汗をかいてました。

ところが一方、萬斎さんファウストは頬あたりに薄く汗が流れたりして
いましたが、ほとんど汗が見えず。
一体どうなってるんだか・・・?

しかも今回は席の位置関係で、役者さんが頻繁に近くの通路を通られ、
萬斎さん、勝村さんはもちろん、横田さんもかなり至近距離で拝見できました。

思えば、「オイディプス」はアテネの舞台で演じることを前提だったことも
あって、舞台通路を使ったのは、目を突いた後に方々にめぐらされた縄
(確か布が付いていた)を持った役者たちくらいでしたし、「わが魂」は
階段に座ってのセリフはありましたが、通路を通ったのは1回くらいだったので、
個人的にはこんなに近くで演じる萬斎さんを拝見(しかも洋装!!)する
のは初めてで、久しぶりにミーハー魂炸裂しました(苦笑)

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「春琴」三演

コクーンで入手した仮チラシ情報

少しずつキャスト変えながらの三演ですが、今回は深津さん、チョウソンハくん、
初演のヨシ笈田さん(「大仏開眼」の行基役も素晴らしかった)と役者が揃っています。

初演の劇場公式情報はこちら
再演の劇場公式情報はこちら

今回も世田谷パブリックシアターで12月上旬公演。

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「ファウストの悲劇」を観ると・・・

初日もそうでしたが、どうも「ファウストの悲劇」を観ると、こっちの
テンションが上がってしまうようで、なかなか夜寝付けません。
今回もなんだかんだでこんな時間(現在0:45)
本当は早く寝て、ワールドカップの3位決定戦を起きてみるつもり
だったのですが、これだとほとんど寝ないままになってしまいます。

とりあえず寝る!

・・・・・・(10秒)・・・・・・・・

あ、10月のさい芸劇場抽選が外れてる・・・
めったにここの抽選には外れてこなかったんですが、亀治郎さんや
筧さんなど蜷川組初めてコンビが、今までさい芸シェイクスピアシリーズに
縁のなかったお客様を大量に呼び込んでしまったのかしら・・・

うわあ。。これは激戦の予感

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「のぼうの城」映画化ニュースオンエア

↓の「ヤマト」の予告編がオンエアされたのと同じ「みんなの映画」で
「のぼう」の映画製作発表のニュースもオンエアされました。
もちろん映像類はなくて、主要4人の写真が並んだだけですが(笑)

とりあえずどう読み返してみても、長親さんってファウスト博士とは180度
違うキャラクター。
ぼう~っとしてて農作業してて邪魔で、馬にも乗れない殿様役って本当に
どんなになるんでしょうねえ。
これまで演じてこられた勝元も、清明も、晋作も、知盛も、オイディプスも
実盛さんもハムレットも、だいたいは自分の知恵でなんとかできちゃう
天才か、先が読めすぎる才人かいずれかなんで、こういう役の時の
ビジュアルが全然思いつかない。
狂言で言うと「入間川」とか「萩大名」の大名みたいな感じでしょうか。

個人的には、馬に乗れない長親さんを正木丹波守利英が自分の前に
乗っけて馬で走るシーンは是非見てみたい(笑)
原作だと、のぼうさまがデカいので、前が見えないのが余計面白い
んですが。


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実写版「宇宙戦艦ヤマト」90秒宣伝映像

TBSの不定期映画番組「みんなの映画」で、正月元旦に告知が
出た映画「SPACE BATTLESHIPヤマト」の実写版の90秒フルサイズの
予告編が流れました。
いや~山崎努さんの沖田船長がかっこいい!
柳葉さんの真田、西田さんの徳川はともかく、メイサさんの森雪は
ちょっと強すぎそうな(笑)
でも「波動砲発射」シーンはちょっとぐっと来ました。

公式サイトを見ると、ほかにも三浦友和さんの息子さんとか、
斎藤工くんとか、池内博之くんとか面白いキャスティングですね。
まあここまでみんなのイメージと思い入れが無茶苦茶強い作品の
実写化ですから、生半可なキャストでは許されそうもないですが。

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2010.07.10

「のぼうの城」、薄目(笑)の情報

まずは苫小牧の地元新聞サイト情報より。

★8月から苫小牧ロケ 映画「のぼうの城」(7/9)

監督&プロデューサーが苫小牧市内で記者会見した記事で、8月中旬のクランク
イン、8月から苫小牧ロケとあります。
と言う事はまずはロケでクランクインになるのでしょうか。
苫小牧ロケは8月中旬から1カ月ほどで、石田三成による水攻めのシーンを撮影
するそうです。
現在16歳以上の健康な方のエキストラを募集中だそうです。
合戦の兵士とかになるんでしょう


次は忍城の地元、行田市の情報で、読売新聞埼玉ローカル記事。
以下ちょっと要点のみ引用

★「のぼうの城」映画化行田市がPRに本腰

映画制作が8月に始まるのを前に、小説の舞台となった行田市がロケの
誘致や映画のPRに本腰を入れている。
市は「映画化を観光の起爆剤に」と、2月に「『のぼうの城』映画制作推進
協議会」を組織。6月下旬に主役級の俳優陣が決まったのを受け、市内での
ロケ実施を映画制作会社に要請したり、関連グッズを商品化したりする活動を
急ぐことにした。
同協議会長の工藤正司市長は「俳優が豪華な顔ぶれで公開が楽しみ。
行田の魅力を全国にアピールするチャンスになる」と話している。
(7日 読売新聞)


行田まで行った人間から一言言わせて貰うなら、本が話題になった時点で
取り組むべきで、わたくしが行った時点ではJR行田駅に本の表紙のデザインを
あしらったポスターが一枚貼ってあっただけでしたが!(やや(怒))

しかし関連グッズって「のぼうさまストラップ」とか「忍城クリアファイル」
とか「田楽舞振り付けイラストタオル」とか、作っちゃうんでしょうかね(笑)
「陰陽師」と違って、考えてもなんかのんび~りした感じのものしか思いつき
ません(苦笑)

しかも、これからロケ地売り込みも何か遅い気がするし…。
頑張れ行田。
とりあえず、JR行田から市内にちゃんとした定期バスを走らせるべし!
JR行田から忍城まで4キロ弱、歩くか自転車って、いくら地元の人は
車を使用と言っても観光地ならば絶対ありえないです。

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「ファウストの悲劇」使用曲(3)カーテンコールの曲は何だろう?(11日こっそり追記あり)

また曲の話。

まず現時点ではっきりしたのは、ファウストの登場音楽はバッハのミサ曲、
ファウストの後悔のシーンの音楽はヘンデルのハープシコード組曲「サラバンド」
(前にサラ・ブライトマンがアレンジして歌っていたのを思い出しました)と
皆様のご指摘の通り。
そしてメフィストフェレスの登場音楽はヴェルディの「レクイエム」で、
ルシファーの登場(七大罪)のシーンは、「カルミナブラーナ」、アレキサンダー
夫妻の登場シーンはチャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」でした。

で今回気になったのが、カーテンコールで使われている、やっぱりヘンデル
っぽい明るい祝祭系メロディ。
「お気に召すまま」のエンディングあたりでも使われていそうなちょっと
行進曲めいた曲で、カーテンコールの挨拶をしながらファウストくんが
(萬斎さんが??)徐々に救われていく感じがします
あ〜何だろう。
気になる!
どなたか是非とも!(他力本願)

と言う訳で「ファウストの悲劇」2回目を見てきました。

感想は別項にて。

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「演劇ぶっく」最新号

筧さんのインタビューは割に「毎回な話」ではありましたが、後ろに
長谷川博己くんのロングインタビューが出ていたので、そっちに惹かれて購入。
インタビューを読むと私が最初に長谷川くんを見た「AOI/KOMACHI」あたりが
ジャンプアップの一つのステップだったよう。
以降、蜷川さんの「キッチン」に出た時は「やったね〜」と思い、以降
「わが魂〜」、「から騒ぎ」、「冬物語」で次々と「天然なプリンス」を演じ、
「ヘンリー六世」では遂に権力に手を伸ばす色悪まで「出世」。
注目してきた俳優さんが活躍するのを見るとちょっと嬉しいです。

次の予定は判りませんでしたが、そろそろ映画とか?
個人的には「じゃじゃ馬」の次のシェイクスピアシリーズには是非とも、ですが
「じゃじゃ馬」の次、蜷川さん、何をやるおつもりか。
だいたい、オールメールやると次は悲劇とかが多いのですが、
せっかく手を出した(笑)のですから、この辺で史劇一気に片付けるとか…。

さい芸も休館期間があるので、その前にはやると睨んでいますが
どうでしょう。

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2010.07.09

ワールドカップは続く(2)

岡田ジャパンはあちこち表敬訪問で忙しい人、既に移籍が決まった人と、
次のステップに進んでいますが、日本人の西村主審が、オランダ対スペインの
決勝戦で第4審判を勤めると時事通信情報が伝えています。
第4審判と言うのは控え、だそうですが、素晴らしい事です。

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細々と「のぼうの城」予習中。

予習。

「ファウストの悲劇」を見ながらも、早くも「のぼうの城」予習、忍城址探訪に
続いて第2弾。
4月に発売されていた「真説歴史の道」(小学館)シリーズの、タイトルもずばり
「石田三成『のぼうの城』の水攻め」をネットで取り寄せ。
場所に行った感覚があるうちに読むとまた距離感が判って面白いものですし、
何より歴史好きの上に地図好きのため、こう言う、地形が絡む話は余計に盛り
上がれます。
ま、本の作りとしては三成サイドの視点なんですが(笑)

しかし近々ロケとか言う割にいつになったら三成役は発表されるのでしょうか。

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映画「十三人の刺客」

タイトルだけは知っていたのと、内野さんが出るらしいと聞いていましたが、
やっと映画館でチラシを入手。

これ、リメイクらしいのですが、それよりも、よくぞここまで迫力ある俳優を
集めたな〜と言う感想が先、でした。
でクレジットを見たら監督は「クロースZERO」の三池さん。なるほどなるほど。

しかし稲垣吾郎さんが「最凶の暴君」を演じているのが意外。
と言うか、稲垣くんと時代劇は余り結び付きません。
唯一覚えているのは、何と!NHKテレビドラマ版の「陰陽師」!
(あの時は、本上まなみさんが蜜虫、杉本哲太さんが博雅だったんでした)
しかも資料を見ると、稲垣くん演じる明石藩主松平斉韶(なりつぐ)って、
実在の人物で複雑で陰惨な性格だった、とか。
良く引き受けましたね〜。

で、顔ぶれはこんな感じ。
とにかく男しか出てこないです。

役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、古田新太、高岡蒼甫、六角精児、
浪岡一喜、近藤公園、石垣佑磨、窪田正孝、伊原剛志、
松方弘樹、松本幸四郎、稲垣吾郎、市村正親。

チラシ表面に、既にこれだけ並んでいて、裏面にまだ何人もいる訳ですが、
そこにようやく女性が数人混じる程度。
吹石一恵、谷村美月、斎藤工、阿部進之介、内野聖陽、光石研、岸部一徳、
平幹二朗。

いや〜凄い。

俳優さん見るだけでも十分楽しめそうです

9/25東宝系ロードショー。

公式サイトはこちら

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来年2月の「NODA MAP」は妻夫木&蒼井コンビ主演

デイリースポーツ情報。

野田さん来年2月の新作舞台は妻夫木くんと蒼井優さんのコンビ主演だそうです。
東京芸術劇場、改装休館前の最後の作品だそうで、派手に「花火」がうち上がる
かも。

またその前、来年1月には、三谷さんが書き下ろし作品を上演するそうで、
野田さんと言う「顔」を持った途端に東京芸術劇場、ブランド力アップかも。

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2010.07.08

買いました。

買いました。
「シュアリーサムデイ」のサントラを購入。
横田さん@宮城の歌声を聴けるのが楽しみです
しかしストリートミュージシャン役でどんな歌声?

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「ファウストの悲劇」スペシャルイベント(2)

シアターコクーン。

時間的にまず無理と思っていましたが、本当にギリギリでしたが間に合い
ました。

世田谷パブリックシアターのポストトークはかなり参加していますが、コクーン
では、レクチャートークは「メディア」や「コーストオブユートピア」など
何回かありましたが、ポストトークに参加したのは私は今回が初めてでした。

進行の有吉さんに続いて終演後の割には余裕ありそうな白井さんと長塚さんが
登場。

戯曲を読んだ時の感想、なぜ今「ファウスト」なのか、また「魂を売っても手に
入れたいものは」とか、最後には「シアターコクーンに期待すること」なんて、
客向けと言うより、劇場運営サイドからの質問みたいなのもありましたが、
ポストトークなら出てきそうな、稽古や本番の苦労(特に今回は肉体的負担の
大きい人もいるので)とか、二人から見た、萬斎ファウストと勝村メフィスト
フェレスの主役二人のエピソードとか、演じる側から是非見て欲しいところ
(楽屋サブストーリーについては、長塚さんが、かなり詳しくお話しされていま
したが)とかがもっと聞きたかった気がしました。

考えてみたら、萬斎さんが殆ど表の舞台に出ているため、ファン的にはいくら
面白そうでも後ろの楽屋世界までには目が行き届きにくく、事実、初日は楽屋
世界については最上階に萬斎さんや白井さん、長塚さんがいたかなぁくらいしか
覚えていません。

多分今後も結局は萬斎さんと勝村さん、横田さんを目で追ってる間に終わって
しまいそうな…(笑)

おかしかったのは、長塚さんが「二重構造、フライング、萬斎さんのような主役、
申し子のような勝村さん、若手のネクストシアターに、中野さんのようなゴールド
シアターのメンバーに花火と、蜷川さんが好きな物が全部揃っていて、まさに
蜷川さんがファウストみたいな感じなのに、なんでご本人は今「ムサシ」公演で
ニューヨークなんだろう!、と言っていたのと、「容易く一瞬で実現される欲望の
刹那性」についてのお話しでした。

そう言えば白井さんが、観客のアンケートに「これは『ファウストの悲劇』では
なく『ファウストの自業自得』だ」と書いてあったと紹介されていましたが、
まさにいい得て妙。

「なんでいきなり悔いて嘆いて魂の救済を求めるのか」と言う部分、もうちょっと
じっくり見てみないと判らないですし。

トークは見事に予定通りの1時間で終わりましたが、こうやってみるとマチネ〜
ソワレとある日は、マチネが終わってソワレまでがだいたいこんな感じなんだなと
気づきました。
いや〜本当に大変そう。

次の観劇が楽しみです。

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プレマップ「龍馬伝第3部」告知

2部に入る前にも「プレマップ」と言う、NHK番宣ミニ番組(不定期)を
つかって散々予告編をやったので、第3部入りにもきっとやるだろうと、あちこちに
録画の網(笑)を張っておいたところ、案の定、7日昼、「スタジオパーク」短縮
再放送のあとに3分版が流れました。
龍馬の変化に続いて3部の新しいキャストが次々と紹介され、上川さんの中岡は
主役並の存在感と迫力、伊勢谷さんの晋作はクールなアジテーター、そして本田
さん、余さん、ティム、ときて、そしてサラリと長槍を廻して脇に収めて地面に
控える筧さんの三吉が登場!キリリとした横顔がかなりノーブルで恰好良かった
です。
命知らずの大胆な龍馬に対して、慎重かつ実直に従う三吉、と言う対比かな。
これはかなり期待できそうな。

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2010.07.07

「ファウストの悲劇」舞台写真公開

公式サイトに舞台写真と稽古風景の動画がアップされています
舞台写真、例のタンゴ写真に、ファウスト&メフィストフェレスの
ちょっとアブナイショットも・・・。席の角度か、これ見た記憶がなかったので
余計衝撃的(^^ゞ

稽古の方は契約のところが映っています。


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「踊る大捜査線3〜ヤツらを解放せよ」を見る

水曜日に仕事が早く上がれたので思い付いて地元のシネコンに行って
見てきました。
特典狙いで前売り買ってる人はわざわざ水曜日に来ないのか、思った
より空いていました。
今回は筧さん演じる新城が出ないので、全く予習をせず、何の予備知識も
なしで見ました。

以下辛口です。

第一印象から言えば、あの名作「ゴッドファーザー」でさえ「part3」を「1」や
「2」と同じようにはできなかったように、シリーズ物を面白く作り続けるのは
難しいのかもと。

新城がいないから、なのか、私が「踊る〜」を面白がれるツボと、制作の狙いが
ずれてしまったのか判りませんが、ファンの方には申し訳ないですが
正直余り面白くなかったです。

確かに個々のシーンはお金もかかってるみたいだし、良い話も出てきてはいま
したが、小ネタや、「踊る」恒例の連ドラやスペシャルとのリンクに拘りすぎた
のか、全体としてのカタルシスがなく(「電源切っちゃえば」に至っては、余り
にもあんまり)、また、個人的には実行犯を青島が見覚えていた伏線が判らず、
「?」

続きを読む "「踊る大捜査線3〜ヤツらを解放せよ」を見る"

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「ファウストの悲劇」、使用曲(2)【7/7夜訂正あり→8/15更に訂正】

突然思い出しましたが、メフィストフェレスの登場音楽はヴェルディの「レクイ
エム」でした。

【7日夜修正:motokoさまよりご指摘あり。メフィストフェレス登場曲は
バッハの「ロ短調ミサ曲」だそうです。ごちゃごちゃになっていて、すみません。
そうそう、プログラムの蜷川さんのコメントにも「ロ短調ミサ曲」は使う、とはっきり
書いてありました。ちなみに蜷川さんはベジャールとジョルジュ・ドンが
踊ったのを見たことがあるのだとか。そりゃあすごいでしょう!!】

【8/15さらに訂正:勿論、使われた曲は、ファウスト登場がバッハの「ロ短調
ミサ曲」、メフィストフェレス&ルシファー登場音楽がヴェルディの「レクイエム」
でした】

何か怪獣出現みたいでしたが、出てくるメフィストフェレスくんがつとに人間的
なため、却って面白く感じました。
またラスト前のファウスト独白シーンの「アダージオ」「サラバンド」には、掠れたような
尺八が重なって、えも言われぬ哀愁が漂い、素敵でした。

まあ、ああだこうだ言っても最終的には、この芝居はあのタンゴシーンが強烈
過ぎて、他のシーンの記憶が薄れ勝ちだったので、入手した平井正穂訳
(筑摩書房)を再読してみました。
訳が古風な事もあり、別物な感じもしましたが、細かい芝居の流れを思い出し
ました。そういえば、そんなシーンもあったな~という感じです。

今回の河合先生翻訳は出版されるのでしょうか。

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手塚治虫さん「ブッダ」アニメ映画化

詳しくは知りませんが、原作は手塚治虫さん渾身の長編だそうで、その映画化に
ついての情報が発表されました。(Walkerplusなど)

豪華なのは声優陣。
のちにブッダとなるシッダールタ王子に吉岡秀隆さん、将軍の息子で、国一番の
勇者チャプラに堺雅人さん、その母を吉永小百合さん。
そして何より私がこのニュースに注目したのは、シッタールダの父、スッドーダナ王を
なんと、観世流二十六世家元の観世清和さんがあてていると言う事。
いや、何かこういう記事にお家元の名前を発見すると、びっくりします。

配給は東映とワーナー・ブラザース。
公開は来年5月予定

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「ガラスの仮面」今回もバックステージツアー

前回同様、今回も開演前にバックステージツアーやるようですが、今回は当日
集合スタイルでなく、事前申込制だそうです。(公式サイト情報)
今回公演は見には行きますが、横田さんが出ないので、バックステージツアーは
パスかな。

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「ムサシ」は今日からアメリカ公演

「ファウスト」初日カーテンコールに、珍しく蜷川さんが登場されないな〜、と
思っていたのですが、考えたら今日(7日)から10日まで、「ムサシ」
ニューヨーク公演(リンカーンセンター)でしたね。

しかし前にも書きましたが、18日には、竜也くん、鋼太郎さんご出演の
「黙阿弥オペラ」が東京で初日を迎えます。
プロフェッショナル集団ですから、判っていて日程組んだのでしょうが、それに
しても…。もしも新作だったらもっと大変だったのでは???

また勝地くんは17日には「シュアリーサムデイ」舞台挨拶とかあるでしょうしね。

御大蜷川さんも、帰国されたら今度は「ファウスト〜」よりもちゃんと?演出が
必要そうな若手中心の「ガラスの仮面〜二人のヘレン」が8月上旬から、9月には
ゴールドシアターの「聖地」、10月には「じゃじゃ馬〜」と、ここから秋は
連続公演。
相変わらずワーカホリックです。

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2010.07.06

「にほんごであそぼ」

最近、萬斎さんがやっているのは「面白くこともなき世を面白く」。
勿論、高杉晋作の一句。
萬斎さんが「蒼天の夢」で高杉を演じているのと繋がっていない訳は、
多分ないでしょう。

今回「龍馬伝」の高杉は伊勢谷くん。
「花神」以来久しぶりに高杉が大河に登場。
(ちなみにその時はミュージシャンとしても活躍していた「兄貴」中村雅俊さんが、
ギターの代わりに三味線をつま弾いていたのを覚えています)

今回の伊勢谷晋作はいかがでしょうか。
楽しみです

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「鉄の骨」第一回

小池徹平くん主演の硬派ドラマ、原作も面白かったですが、ドラマもなかなか。
こういうテーマの作品はやっぱりNHK絶対はずしませんね。
しかも、童顔サラリーマン小池くんを取り巻く、まわりのオジサンたちが凄い。
陣内さん、豊原さん、笹野さんに中村敦夫さん、大河内さんに、矢島健一さんに
志賀廣太郎さんに石田太郎さん、金田明夫さん・・・・・!!!

しかも予告編によれば来週には高橋一生くんも登場する模様でこれは
強烈に楽しみになってきました。(しかも公式サイトによると、建設会社の
若い社長役!)
ほかにも北村総一郎さんやら、宅間孝行さんも、寺島進さんも登場する様子で
これは先がますます楽しみになってきました。

「ハゲタカ」同様、知らない世界の話なので興味津々ですし、小池くんも頑張って
います。
「チェイス」や「外事警察」よりは判りやすく、楽しめそうです

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「ファウストの悲劇」にばかり気を取られてはいられません。

「ファウスト」にばかり気を取られてはいられません。

今朝、6日の朝日新聞朝刊2面下の書籍広告にいきなり萬斎さんの
お名前を発見。
ファン的には上演中の「ファウスト〜」で盛り上がっていますが、映像と
出版関係者は既にクランクインも間近とあって、「のぼう〜」主演俳優、
なんですよね。
しかしこうやって佐藤さんと名前が並ぶなんて、良い感じです。

ちなみに今店頭にある「のぼう」は<35万部突破、映画化決定>の
帯ですが、この広告を見て予想するに、<40万部突破>の帯には
萬斎さんのお名前が出るのでは、と勝手に予想。
本は読んでしまっているので、あとは帯次第で買うタイミングを
図っています
本当は来年にでもなって、オフィシャル写真が確定すると、帯に
「萬斎のぼうさま」写真とかも入りそうですが。

それにしても、「馬には乗れない」「農作業も邪魔なだけ」な役を
あの才気煥発顔の萬斎さんがどう演じるのか、最後の田楽のシーンは
絶対問題ないとは思っているので、「ダメ領主(城代)」→「逆襲する
大将」の二つの顔を拝見できるのが、ファン的な楽しみという気が
してなりません。(甲斐姫に飛ばされるっていうのもあるし・・・)

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大河「江」、豪華過ぎる男性俳優陣。北村くんが出る!!

予想はしてましたが、若手女優集めた以上、男優陣は豪華で上手い役者さんが
大挙ご出演です。

何と言っても、我らが?北村有起哉くんが、権力に翻弄される豊臣秀次役、と
聞いたら、「見ない」と言っていた前言は完全撤回します(苦笑)
しかも明智光秀役で市村正親さん。
芝居好きとしては見ずにはいられません。
また最近NHKへの貢献度の高い向井理くんが、予想はしてましたが江の夫、
秀忠役で出演。

また恒例?戦国三大英雄は、まず江の叔父さん織田信長に豊川悦司さん、
狸親父・家康には「篤姫」の海舟先生から一転、北大路欣也さん。
そして江の姉、淀の運命を変える豊臣秀吉には、ちょっと恰好良すぎですが、
岸谷五朗さん。

秀吉と対立に至る千利休には、大河準レギュラー(笑)石坂浩二さん、小栗くん
イメージが定着しつつある石田三成には萩原聖人さん、秀吉の弟、豊臣秀長を
袴田吉彦さん、軍師・黒田官兵衛に柴俊夫さん、江の姉、初の夫になる京極
高次を「チェイス」に出ていた斎藤工さん、柴田勝家を大地康雄さんなど。

やっぱり女性だけでは歴史は描けない、と言う事ですよね。
勿論逆も真なり、ですが。

せっかくなので同じ女目線の最近の戦国もの、2006年の
「功名が辻」とキャストを比べてみますか。
(前が「功名が辻」後ろが「江」です)

市/ 大地真央     鈴木保奈美
淀/ 永作博美     宮沢りえ
織田信長/舘ひろし 豊川悦司
徳川家康/西田敏行  北大路欣也
明智光秀/坂東三津五郎  市村正親
豊臣秀吉/柄本明 岸谷五朗
寧々/ 浅野ゆう子 大竹しのぶ
豊臣秀次/ 成宮寛貴  北村有起哉
徳川秀忠 /中村梅雀  向井理 
柴田勝家/ 勝野洋 大地康雄
石田三成/中村橋之助 萩原聖人
浅井長政/榎木孝明 時任三郎
大政所/ 菅井きん 奈良岡朋子
黒田如水/斉藤洋介  柴俊夫
豊臣秀長/春田純一  袴田吉彦
千利休/ 鈴木宗卓   石坂浩二

ちなみに「功名~」の利休役の鈴木さんは本職の茶道の
先生(監修も兼ねていらっしゃいました)でした。
ついでにまだ「天地人」前だったので誰も覚えていませんが
「功名~」の直江兼続は、矢島健一さんでした


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さいたまネクストシアター次回公演決定

さい芸公式。

さいたまネクスト・シアターの次回公演は宮本研さんの『美しきものの伝説』
だそうです

公演は12月

作:宮本研
演出:蜷川幸雄
出演:さいたまネクスト・シアター
公演日程:2010年12月
会場:彩の国さいたま芸術劇場 インサイド・シアター(大ホール舞台上特設劇場)
発売日:2010年10月予定

去年の「真田風雲録」に続くかっこいい若者芝居期待してます

そういえば、ネクストシアターの何人かは「ファウスト〜」にも出演中。
頑張っています。

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1日のアクセス数、新記録。

やはりここまで「ファウストの悲劇」について熱く書きまくる物好きが
そうそうはいないのか(笑)、このblog開設から7年位になりますが、
5日の1日のアクセス数が自己新記録、2583とカウントされていました。

アクセス頂いた皆様には感謝いたします。

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筧さんはすでに「じゃじゃ馬馴らし」のセリフ覚え中

筧さんが5日の「はなまるマーケット」にご出演。
故郷・静岡でのお祭りで扮していた家康姿は、キャラとして全然似合って
ませんでしたが(笑)、筧さんをして、8月の「広島〜」の稽古前から既に
10月の「じゃじゃ馬馴らし」のセリフ覚えをしている、という話には
びっくりしました。

しかも台本読むと3時間〜3時間半とおっしゃってましたから、やはり18時半
開演は終演は22時を回るのは確実かなあ。

しかし蜷川さんシェイクスピアに高橋洋くんが出ないのは本当に寂しい。
そろそろ復帰しないでしょうか。
ゴールドシアターでもネクストシアター作品の客演でもいいのに。

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「ファウストの悲劇」初日雑感(2)

初日見てから丸1日、舞台を思い出すとついニヤニヤしてしまいます。

色々「ここは引くわ〜」と言う部分もありましたし、何より肝心のファウストの
独白があちこち聞き取りにくかったと言う難点もあり(席の位置のせいと
思いたい・・・)、初日時点で満点の絶賛舞台かどうかは些か怪しいです。

怪しいですが、「え〜っ」と思ういくつかは恐らく破綻した戯曲に原因が
ありそうですし(河合先生の「お墨付き」もありますし)、そしてまた、首が
飛んだり、足が引き抜かれたりと露悪的なシーンもありますが、好きか
嫌いか、と言われたら、個人的には無条件に好き、です。

好きと言うか、舞台だからこそ、無条件にハチャメチャを楽しめたと言う
感じで日常からすっぽり逸脱した感じが良かったです

現代劇だとグロい生々しさはリアルに嫌悪感を伴って迫ってきますが、
黙阿弥の歌舞伎さながら、時代ものと言うのが何かオブラートになっている
のかも知れません。

印象深いシーンはいくつもありますが、まずは幕開けの木場さんの口上。
これは井上ひさしさんの作品を最初に蜷川さんが演出した「天保十二年の
シェイクスピア」のオープニングにそっくりでした。
そして法王の晩餐会は、小栗くん主演の「カリギュラ」の、カリギュラやりたい
放題の大宴会を思い出しました
考えると、自分の限界を知ったがために、刹那的に自分に対する自爆行為に
近い破壊行為を繰り返したカリギュラと、ファウスト(というか、マーロウ)は
似たような感じもしますね。

そしてラストシーン、メフィストフェレスの腕の中で死んでいくファウストは
タンゴのフィニッシュのポーズっぽくもありましたが、「ピエタ」風でもあり、
こちらはジョナサン・ケント版「ハムレット」のラストを思い出しました。
しかし蜷川さん芝居に出る時の萬斎さんの役は、「オイディプス」と言い、
「わが魂〜」と言い、勿論今回も最後に死んでますね・・・

そして何よりあのタンゴのシーンは、狙い通り強烈なインパクト。
緋の唐織との相乗効果で、萬斎さんが艶やか(あでやか)に
艶やか(つややか)に、今までにない、強烈な色気を感じました。
(危険・・・・)
危険と言えば、ファウストとメフィストフェレスはホモソーシャルだろう、と
蜷川さんはプログラムで書いていますが、確かに24年の間の二人は
共犯であり、同士に見えました。
メフィストフェレスの(更にその上のルシファーの)手のひらで保障されて
拗ねたりわがままを言いながら楽しげに安心して遊ぶファウストくんと、
マネージャー的、保護者的寛容で付き合うメフィストフェレス兄貴は
いいコンビでしたし誰も間に入れない感じがしました。

まだ色々見落としている部分がありそうで、次回の観劇が今から楽しみ
です。

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2010.07.05

「龍馬伝」7/4

脚本酷すぎ。

いくら龍馬でもね、いくらなんでも…

以上。

って、何でこの回が久しぶりの大友さん演出なんだか。

慌てふためく弥太郎なんて見たくもないし、良かったのは寂しそうな容堂公と
板の間で横たわる富さんだけだけは寂しすぎ。

来週で大森くんの武市が切腹、海軍操連所を「卒業」した(あのシーンはどう
見ても「3年B組」だった)龍馬が働き始めるようです。
筧さんの三吉の登場まであと6回くらいでしょうか。
大森くんは見られなくなりますが、期待します。

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「ファウストの悲劇」新聞記事

初日開けた翌日の今日、5日づけの毎日新聞(東京本社版)夕刊に、「ファウ
ストの悲劇」萬斎さんのインタビューがモノクロ写真入りで掲載されています。
萬斎さん、写真の撮りようでしょうが目の下凄いクマ。
痩せたようですし、演劇に魂売っているせい、でしょうか。

そう言えば劇評を読むと、野田さんの新作「ザ・キャラクター」にも、ギリシャの
神々の名を持つ登場人物がいるようで、やっぱりもうちょっと勉強しないと
マズイかな。

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「ファウストの悲劇」初日雑感

昨日は妙な?興奮からなかなか寝付かれず、プログラムを隅々まで読んでしまい
ました。(で、当たり前ながら今朝は眠い)

で今朝になって思い出した事をつらつらと。

今回は歌舞伎一座と言う設定のため、緞帳のかわりに柿色、緑、黒の歌舞伎の
定式(じょうしき)幕が引かれ、客席には真っ赤な提灯が堤げられていました
(6月の残り?(笑))

まずは客席から。
河合先生は当たり前の様に招待席に。また蜷川さんの舞台に関する著作も多い
演劇評論家の扇田昭彦さん、そして深田さん、岡さんの万作家お弟子さんを
お見かけしました。

客席的には、真ん中あたりを横に貫く通路の前の、下手ブロックの通路角の席の
お客さんは、真後ろにファウストとメフィストフェレスが現れるし、長塚ベン
ボーリオには思いきりいじられるので、ドキドキしそうです。
2階席の最前列中央席のお客さんは、目の前に突然メフィストフェレスが(全然
通路に余裕はないのに)入り込んで一時的に視野が完全に塞がれます。
勝村さんファンには2階席もお勧めかも。

そして直前に客席形状が変更になったのは、舞台と客席の間に、デッキのような
通路が作られ、そこから舞台下に出入りできる仕掛けを作ったためでした。
精霊(完全に悪魔ですが)が出入りし、ものを出し入れし、ついでに「衣装が
イマイチ!」とファウストにダメを出されたメフィストフェレスが着替えたり
するのが丸見えになっていました。

そう言えば最前列あたりのお客さんは、タオルのような物を事前に配られて
いましたが、あれは花火の火の粉避けか何かでしょうか?

今回は全体を俯瞰できる席だったので、床への照明や奈落の明け閉めが全部
見られて面白かったですが、床に出現する魔方陣?(魔術本共々どう見ても)が
萬斎さんが本と共に呪文を唱えたりすると、どうも陰陽師の式盤に見えて仕方
なかったのには我ながら苦笑していました。

また、冒頭にファウストが本を手に取り、役に立たないとブーたれるところで
はっきり覚えていませんが「オイディプス王」に似たセリフが出てきていましたし、
また何度か出てきた地名は聞き間違えでなければ、ウィッテンベルグ。
これって、確かハムレットやホレイシオが学んでいた場所で、ケント版「ハム
レット」でも萬斎さんが横田ホレイシオに「なんでウィッテンベルグから?」と
尋ね、ホレイシオが「お父様のご葬儀に参列に」ハムレット「母上の結婚式の
ためだろう、倹約だ」と答えていたのを思い出しました。

またヘレネやパリス、イカロスやディアナと鹿の物語など、様々なギリシャ神話の
エピソードが出てきていました。
幸い「グリークス」や「メディア」、「オレステス」などを見ていたおかげで
少しは判りましたが完全には理解できず残念でした。
次回はかなり席の場所が変わるので、見え方もかなり変わりそうで楽しみです。

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2010.07.04

「ファウストの悲劇」、使用曲

一度に思い出せないのが辛いところですが、ラスト前のファウスト
独白シーンの曲、ひょっとしてアルビノーニの「アダージオ」かも。

柱時計の振子のような(メフィストが後半手にしていました)形の
照明が不気味でしたねえ・・・

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「ファウストの悲劇」、最終版チラシにバージョン2発見

見せ物系イラストちらし(笑)で最終形と思いきや、見せ物系チラシに裏の
出演者顔写真の人数の多い第2バージョンがあるのを初日劇場で発見しました。

Faustus_2


写真の通り、最新版は顔写真が5段あります。
気がついたのは、非常に印象的な芝居をされた、さいたまゴールドシアターの
中野さんの顔写真が、劇場で当日入手したチラシに掲載されていたためです。

いや、下にはうっかり書き忘れましたが、中野さんのセリフ、特急で突っ走って
きたファウストに急ブレーキをかけるに、もの凄く効果があったように聞こえ
ました。

ま、しかしほぼワンシーン出演の斉藤さんとかを始め、贅沢な座組の芝居でした
つくづく。

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「ファウストの悲劇」初日終わる

終わりました。
いや、凄いものを見ました、っていうのが最大の感想かな。

おそらくこの芝居をやろうなんて蜷川さん以外、いや乗ったキャストも同様
ですが、まずリスクを考えたらやらなさそうなほど、とにかく荒唐無稽な
芝居でした。

魂と肉体と引き換えに、ありとあらゆる快楽を追求し、得、満喫しておいて、
最後に魂は奪わないでくれ、とはファウストも現金なヤツではありますが、
煙が出、炎が出、悪魔が出た最後に、ファウストに僅かな良心と後悔が
残っていたことが、まさにファウストにとっては「悲劇」だったと言うのは、
皮肉でした。

一種の教訓劇的な要素が残っている分、古風な感じはしましたが、メフィスト
フェレスが叫ぶ「絶望して死ね」とは、河合先生が作られ、萬斎さんが演じた
「国盗人」、即ち、「リチャード三世」のラスト前のシーンのセリフそのもの
だったのにはびっくりしつつ、「そうきたか」と思ってしまいました。

続きを読む "「ファウストの悲劇」初日終わる"

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「ファウストの悲劇」初日1幕

大変な見せ物興行になっております(笑)
パンフレットは1800円、ポスターは貼ってはありましたが
販売の気配はなし。

今のところ歌舞伎一座の公演と言う外枠は今ひとつ機能してない気はしますが、
萬斎さんが緋の唐織羽織ったり、女の子風にタンゴを踊ったりと、滅多に見られ
ないお姿を満喫できます。
上手通路は良く通っていますし、下手通路にはファウストが座って、七大罪の
舞台を見ていますので、いずれにしても近くの席のファンには眼福でしょう。
まだまだ先は長そうでどうなるか判りましたが、玩具箱をひっくり返したような
しっちゃかめっちゃかさにかけては空前絶後。

さて間もなく二幕

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「ファウストの悲劇」、いよいよ初日

「ファウストの悲劇」、いよいよ初日

上演予定時間は1幕80分、15分の休憩を挟んで2幕75分、合計175分と
出ました。
上演するに従って、徐々に変わって行くとは思いますが、大雑把、昼は
14時開演で16:55終演、夜は19時開演で21:55終演が目安ですね。

結構長い。

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1日がかりで思い出した曲

生で試合を見、ダイジェストを見て解説を聞きと、にわかワールドカップ
サッカーファンは、このところ家ではテレビにベッタリの生活。

で、自然と大会のアンセムや各国の国歌とか耳にする訳ですが、TBSでやって
いるサッカーのダイジェスト番組(加藤浩次さん司会)の、土曜日オンエア分の
ラスト近くで流れた曲が突然耳について離れなくなりました。
何だっけな〜、ちょっと聴いただけにしてはメロディキッチリ思い出せるから
絶対昔良く聴いたミュージシャンのだと、延々考え始めて丸1日。
突然タイトルを思い出し、ミュージックサイトで検索してミュージシャンを
突き止め、曲をダウンロードしました。

懐かしや、ティアーズ・フォー・フィアーズの「Shout」でした。
確かにスポーツシーンにはぴったりの曲調。
ティアーズ・フォー・フィアーズはブリティッシュロックが流行った頃に結構
良く聞きました

にしても、こう言うタイトルやミュージシャンを思い出せない曲を調べると言う
のはなかなか手がかりが少なくて苦労します。
単に記憶力が怪しくなっただけなんですが(笑)

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音楽ギフトカード(エムカ)間もなく廃止で、あわてて買い物。(6日訂正)

頂き物が結構たまっていたのですが、最近CDはネットで買う事が多く、
またミュージックギフトカードを使えるショップが限定されているので
放置していたら、なんとこの8月末で使用できなくなり換金等もないと
聞いて慌てて近くの使用可能ショップへ飛んでいきました。
(【6日訂正】ジャパン・ミュージックギフトカードの公式サイトには9月1日から10月末まで
額面で換金できるそうです)

幸い、ショップはDVDの扱いもあったので、前から買うか買わないか迷いつつ
買っていなかった小栗くんの舞台「カリギュラ」のDVDと、TSUTAYAで買おうにも
リストに上がってこなかった、NHKのスペシャルドラマ「大仏開眼」のオリジナル
サウンドトラックを購入しました。
「大仏開眼」はオンエア時から音楽の素晴らしさには注目していました
(なんたって「風林火山」【今は「ソフトバンク」の曲ですが】千住明さん!)
ドラマの出来はツッコミどころ満載でしたが、やはりサントラは壮大で古風な
匂いのある癒しの曲オンパレードでした。

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飯田裕久氏死去。

47newsなど
名前だけでは「?」と言う感じですが、最近の警察ドラマは警察OBのこの方の
監修のおかげで、かなりリアルになったと評判でした。
特に「臨場」などは扱うシーンが特殊で、飯田さんの協力なしでは成立しないと
前に読んでいたのでびっくりしました。
まだ40代の働き盛り。
昨日公開になった「踊る3」や「ロストクライム」のクレジットにも名を連ねて
いらしたようですし、警察ドラマは最近多く、またドラマらしい虚構は、小さい
リアルの積み重ねあってこそですから、ご多忙だったのかも。

ご冥福をお祈りします。

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「秀山祭九月大歌舞伎」演目

7月から9月は3ヶ月連続で演舞場で歌舞伎公演。
演舞場で9月の演目のチラシを入手しました。

吉右衛門さんゆかりの「秀山祭」、更に今年は仁左衛門さんが昼夜
一演目ずつ出演されるとの事。
贔屓のお二人が揃ってご出演と聞けば行かずには済まされません。

☆昼の部
「月宴紅葉繍」梅玉、魁春

「伊賀越道中双六〜沼津」
吉右衛門、芝雀、染五郎、歌昇、歌六

「荒川の佐吉」
仁左衛門、福助、孝太郎、染五郎、千之助、錦之助、段四郎、左団次、吉右衛門

「壽梅鉢萬歳」藤十郎

☆夜の部
「猩々」梅玉、松緑、芝雀

「俊寛」
吉右衛門、段四郎、福助、染五郎、歌昇、仁左衛門

「鐘ヶ岬」芝翫 、「うかれ坊主」富十郎

「引窓」
染五郎、孝太郎、松緑、東蔵

とりわけ、夜の部の「俊寛」は楽しみです!

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「アット ホーム アット ザ ズー」を観る

シアタートラム。

今年、これまでのうちでチケット取りが最難関だった舞台。
ま、取れれば狭いトラムですから見るのは楽でしたが。
「ヴァイブレーター」辺りからはまった大森くんですが、生の舞台を見るのは
初めてでしたし、堤さんと小泉さんと言う豪華な3人キャスト、しかも最近
「ブルー/オレンジ」などで演出家の手腕メキメキの千葉哲也さんの演出
との事で、期待して伺いました。

物語ですが、知っている人には今更、らしいのですが、「アット ザ ズー」
部分にあたる「動物園物語」は有名な戯曲で、この物語に、今回堤さんが演じる
ピーターが公園に行く直前の、家での妻・アンとの会話部分(アットホーム=
ホームライフ)が、後から同じ作家によって書き足されたのが今回の作品なの
だそう。

「動物園物語」は上演も屡々らしいですが、この手の芝居は苦手なため、私には
全編初見でした。

まず「ホームライフ」
堤さんと小泉さんの居間での二人舞台。
とにかく映像では絶対にあり得ない、非常にあけすけな夫婦の会話劇で、しかも
それを堤さんと小泉さんが当たり前に演じていたのにはびっくりしました。
特に小泉さん、度胸があります。
こうした内容を普通?に見る事ができたのは、後半登場する大森さんを含めて
非常にクリアに演じていたのが大きかった気がしました。
で、家で散々「常識人」であることが、なんだか居心地が悪いと思わされた
ピーターが向かった先が公園。
ここでピーターは「動物園に行ってきたんだ」と見知らぬジュリーと言う若い男に
声をかけられ、訳の判らない一方的なしゃべりに付き合わされ、そして何故か
最後にピーターがジュリーを刺してしまうのが「動物園物語」。
こちらは堤さんと大森さんの二人舞台。

ピーターのこの唐突な行動にある程度の蓋然性を与えるために「ホームライフ」は
書かれたのだと思いますが、ピーターのバックグラウンドが説明されててさえ、
やはりラストはめちゃくちゃ唐突でした。

動物園は比喩で、檻で区切られた動物の生態が、まさに薄いベニヤで仕切られた
自分たちの生活と同じだ、とジュリーは思い、「いつかは人間と話ができるかも」と
思い、ピーターに甘えているのは判りましたが、果たしてジュリーを刺して逃げて
しまったピーターはその後どうしたのか、アッパークラスのお堅いサラリーマンが
公園で生活も身元も怪しい若者を刺殺しても何も問題は起こらないのか、
ピーターは知らんぷりを決め込むのか、良心は疼かないのか、帰宅してアンとの
関係は変わるのか、変わらないのか。
逃げる後ろ姿を見ながらそればかりが気になりました。
つい最近、ある研修で「固定観念や常識に囚われすぎ」と言う指摘を受けた
ばかりの私には、やはりアンやジュリーよりは困惑するピーターの心情が一番
しっくり理解できました。

堤さんは相変わらず硬軟いかなる役柄も納得させる魅力がありましたし、小泉
さんは一見夏木マリさんを思わせる、サバサバした女性をかっこ良く演じて
いましたし、お目当ての大森さんは膨大なセリフを難なくこなし、長身を少し
猫背にし、ヒョイヒョイと身軽に動き回る、猫のような自由さの中に、都会に
住む人間の孤独とちょっとした締観を漂わせて、面白く見ました。

芝居の面白さを100%理解できたとは思いませんが、濃密で、役者さんの魅力を
生かした刺激的な舞台でした。

何よりも、これまでもいくつもの優れた舞台セットを手がけている松井るみさんに
よる、非常に斬新で、狭いトラムで大胆なセット転換を短時間に完成させる
見事な舞台セットがもう一つの主役でした。

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2010.07.03

この期に及んで本腰視聴(笑)

ワールドカップ、やはり実力のあるチーム同士の試合は俄ファンにも面白く、
つい引き込まれて昨日の「オランダ対ブラジル」、「ウルグアイ対ガーナ」、
いずれもほぼリアルタイムで見てしまいました。
(さすがにウルグアイ戦は前半寝てました)

オランダ戦はオウンゴールで夜中に完全覚醒(笑)、F1並の気合い入りまくり。

しかし、オランダ逆転勝ちとは…。
西村審判が毅然と裁いたブラジル選手のレッドカード一発退場あたりから、
ブラジルにチームとしての機能が失われ、最後はなんだか纏まりのないまま
自滅したのが私にも解りました。

一方、ガーナは延長後半、絶対入ると思われたフリーキックを逃したのが
致命的。
パラグアイ対日本に続く、PK戦でしたが、あれはウルグアイが完全に気持で
勝っていた気がしました。

さて今夜も好カード2つ。
舞台初日前日ですが、サッカー好きの「メフィストフェレス」さんとかは、
どうされるのでしょうか(苦笑)

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「まちがいの狂言」年末に四?演

世田谷パブリックシアターで仮チラシ入手

完全に忘年会シーズンです(笑)

「まちがいの狂言」
12/23〜26
世田谷パブリックシアター

今回もどこか海外公演の前か後か、かでしょうか。

領主は淡朗くん→遼太くんときました。
そろそろ裕基くんとか?
時期的に冬休みですしね〜。

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「七月大歌舞伎」(昼の部「金閣寺」)を観る

「七月大歌舞伎」(昼の部「金閣寺」)を観る

4月までやたらと歌舞伎を見ていたせいか、6月1ヶ月見なかっただけで、随分
観てなかった感じがしました。
客席も歌舞伎座よりゆとりがあるせいもありますが、少し空席が目立ちました。
二階席最前列にカメラが2台あって、どうやら舞台写真を撮っていたようでした。

実はブラジル対オランダ戦をリアルタイムで見たりしていたせいか、寝坊した
上に予定が増え、結局昼の部最後の「金閣寺」だけ見ました。

なんたって配役が豪華。
松永に團十郎さん、真柴に吉右衛門さん、雪姫が福助さん、軍平に歌六さん、
慶寿院に東蔵さん、そして正信に芝翫さんが付き合われてました。

いや、良かったです。
「金閣寺」って雪姫役者によっては、話に完全に持って行かれる場合があるの
ですが、今回は團十郎さんと吉右衛門さんの顔合わせのおかげで、スケールの
大きい「男の物語」になっていました
(まだ開幕したばかりで、キマリがずれたり、立ち回りが失敗したりはして、
あちこちパタパタしたところはありましたが)

雪姫の福助さん、ふと見る角度が随分芝翫さんに似てきましたね。
そして今回は非常に控え目に、やりすぎず演じていて、その分ちょっと印象は
薄くなりましたが、芝居のバランスが良かった気がしました。

写真は帰りに写した、歌舞伎座の今の姿。
かなり解体が進んでいるようでした。

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久しぶりに「箱枕本」

井上ひさしさんが、選考委員を勤めた文学賞の、選評を集めた大著書を
借りました

いや〜久しぶりにこんなに分厚い本を見ました。

久しぶりに「箱枕本」

本の背の写真だけでは厚みが判らないと思ったので、単3の乾電池を
置いて見ました。

久しぶりに「箱枕本」

ほぼぴったり単3の長さの厚みがありました。

出版が白水社だからか、地紋は井上さんのイニシャルが懐かしい筆記体で
デザインされていました。
さて読むぞ。

「井上ひさし全選評」

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西島秀俊さんのCM2本。

最近西島秀俊さんが出演のテレビCMを続けて見ました。
一つはローソン
バイオリニストの高嶋ちさ子さんとおいしそうにロールケーキを
食べてます。

そしてもう一つが東京電力、テプコの「オール電化」のコマーシャル。
「龍馬伝」で龍馬の子供時代をやった濱田臣くんが気になるお友達の家に、
行くのですが、何故かパパ(西島さん)とママ(本條まなみさん)も付いてきて、
本人よりオール電化生活体験して大興奮。
帰り際にパパが「お邪魔しました」と言うと、龍臣くん思わず「お邪魔しすぎ
ました」と恥ずかしそうにするのが滅法可愛い。

ま、こんな素敵な親子が訪ねてきてくれるなら、すぐにもオール電化に切り替え
ますけど(笑)

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「シュアリーサムデイ」メイキング番組

スカパーのフジテレビで、小栗くん監督の「シュアリーサムデイ」の宣伝番組を
やっていました。(番組表
勿論小栗くん中心ですが、小西さんと並んで、ペデストリアンデッキ(上野に
似ている気がする)に座って歌っている横田さん、どこで調達したんだ、と
ツッコミ入れたい派手な衣装で拳銃をぶっ放す鋼太郎さんの映像があって、
個人的に大受けしてました。
映画やテレビメインで見ている人には馴染みはなくても、蜷川芝居のファンと
しては絶対ツボですね。
映画館は若い俳優さんのファンでいっぱいになるのでしょうが、私はこのお二人を
見るために映画館に行くつもりです。

映画は17日公開

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2010.07.02

この花、何?

この花、何?

通りがかりのお家の前に咲いていたお花、何だか判りませんが
白と黄色のコントラストが可愛いですね。

【補足】
Fumibaさま、世之介さまから教えていただきました
「コンロンカ」という花だそうです
ありがとうございました(^'^)

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ワールドカップは続く

日本チームは残念ながらベスト8に勝ち残れませんでしたが、日本人審判の
西村雄一さんたちのメンバーは、予選リーグ3戦の的確なジャッジが評価
されたそうで、今夜の準々決勝、どちらも優勝候補のブラジル対オランダ戦の
審判員をつとめるそうです。
1大会で4試合目のジャッジは日本人審判員では初めてだそうで、日本人選手の
戦いは終わりましたが、審判員のみなさんの「活躍」も今後の決勝トーナメントの
楽しみの一つになりそうです。
取りあえず今夜11時。

そうでなくたって大きな試合ですけどね。

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「せりふの時代」休刊

いや、びっくり。
篠井さんのエッセイを含めて愛読していた「せりふの時代」が発売中の夏号を
最後に休刊するそうです。
くしくも特集は井上ひさしさん。

地味でしたが、文字としての戯曲と演劇を学ぶテキストだったので残念です。

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「ファウストの悲劇」、「シアターガイド」対談

早速買って読みましたが、何とびっくり、「ファウストの悲劇」とそれを演じる
歌舞伎一座と言う二重構造になっているのだとか。
それでいて一番「和」の世界にいる萬斎さんだけはその枠組みにはまらないとか、
また訳の判らない事に(苦笑)なっている模様。

劇中劇スタイルは、蜷川さんはこれまでもシェイクスピア劇で何度かやって
いますが、木場さん、勝村さんあたりを除いて割に「和」テイストの薄い座組と
思っていただけに、歌舞伎世界を引っ張って来たのは意外です。

戯曲だけでも随分一筋縄ではいかない舞台と思っていましたが、河合先生が
プレトークで小さく「驚きのオープニング」を予告されてましたし、かなりびっくり
する覚悟?が必要になりそうです。

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いよいよ谷田歩さん!

最初に見たのは「タイタス・アンドロニカス」初演。
以降「アンソニー」などのAUNの舞台や「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピア
シリーズ」などの芝居で、その長身と渡辺謙さん似の凛々しいビジュアル、朗々と
響く声に注目してきた谷田歩さん。
去年の「フロスト/ニクソン」も良かったし、いよいよ飛躍かなと思っていた
ところ、この夏、赤坂レッドシアターでサム・シェパードの「今は亡きヘンリー
モス」でいよいよ主演です。
(前に俳優座劇場での「リンカーン」芝居も主演でしたが)
そして11月には同じレッドシアターで毬谷友子さんと「令嬢ジュリー」で共演
との情報。
これはかなり楽しみです!

11/27(土)~12/2(木)
『令嬢ジュリー』
原作:ストリンドベリ
台本:木内宏昌
演出:毬谷友子
演出協力:千葉哲也
出演:毬谷友子、谷田歩

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「ファウストの悲劇」記事がやっと…

開幕2日前にようやくインタビュー記事が2日の朝日新聞夕刊に掲載されました。
白井さん、勝村さん、長塚さんに囲まれる萬斎さんが一番小柄でした。

各種記事類から推察して、長塚さんが騎士ベンボーリオ、白井さんがワグナー、
勝村さんがメフィストフェレス、そして長身の星くんがルシファーのようです。

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2010.07.01

リプトン「リモーネ」恒例おまけアクセサリーはアビステ

リプトン「リモーネ」恒例おまけアクセサリーはアビステ

たまたま買ったら「アビステ」ブランドのブラックチェリーのアクセサリーが
付いてきました。
私は知りませんでしたが、何でもキラキラアクセサリーで人気のショップだそう。

フルーツをモチーフにしたアクセサリーで全8種類。
個人的にはスイーツフィギュア系が好きなので今回はコンプリートしませんが
かばんや携帯に付けるには程々のデザインかも。

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「エネミイ」を観る

新国立劇場小劇場
初日。
蓬莱竜太さんの新作を、鈴木裕美さんが演出。

「何故か帰らない客に困る若者」と言う宣伝コピーに、一種の不条理劇を
予想していたのですが、見てみたら、戦う事(成田闘争)を是とする親年代と、
戦うとはネットゲーム上のバーチャルくらいで、リアルではできるだけ穏便な
方向を指向する子世代の、ギャップと言うのか、判りあえなさを笑いを交えて
コミカルに描く、不思議な家庭劇でした。

ストーリーも展開も、正直完全には面白さを理解はできませんでしたが、主人公の
礼二が、農作業の楽しさも判るし、父親の思いにもちょっと共感はしても、
最終的には簡単は考えや行動を変えないのが、逆にリアルでした。
(たいていの芝居はその辺展開早すぎ)
また、戦う事を是とする親世代には戦わない子世代がもどかしく見え、色々煽っ
たり諭したりしたのが、実は礼二にも不安や何もしていない自分に対して恐怖に
近いものを感じ「戦って」いたのを吐露するシーンが印象的だったのと、家族が
ゴキブリを追いかけるシーンで、突然父親が「戦う」本能を見せたのが妙に
インパクトがありました。

何よりこの芝居の肝は役者さんの素晴らしさに尽きると思います。
礼二役の高橋一生くんは、強烈な周囲に気圧される一見「草食系男子」を、
上手い間と細かい手の動きで表現していましたし、高橋長英さんの父親、高橋
由美子さんの姉(この芝居は3人の「高橋」さんが偶然に?親子を演じてました)、
そして梅沢昌代さんが期待通り(やや填まりすぎですが)、全てをチャラにする
最強ママと何れもぴったり。
ここにシェイクスピア劇常連の瑳川哲朗さんと(一生くんとは「から騒ぎ」に続く
共演)林隆三さんと言う一筋縄ではいかないオジサンたちが雪崩れ込む迫力と
異質さが舞台に緊張を与えていました。

もっと崩壊して終わるかと思った結末は意外に見た目は平穏に戻っただけでしたが
何か小さいさざ波は礼二の中に起きる気配を感じました。

昔良く近所から聞こえた、ブリュグミラーなどのピアノ練習曲を多用した音楽が
懐かしかったです。

上手くポイントを突けませんが、現代劇苦手な私にもまずまず面白い舞台でした。

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眠い眠いと言う贅沢な悩み。

ワールドカップは4年に1度のお祭り。
この時だけなのだから、3時半試合開始ごときで眠いのどうするのと騒ぐなよ〜と、
長年の(今年は贔屓が出ていないので休観【造語】中)のF1ファンとしてはつい思う
訳です。
何しろF1は2週に1度のレース、ブラジルやカナダは日本時間では毎年思いきり
深夜スタートなのを、ファンは何の文句も言わず見ている訳で。
何よりワールドカップはいまやほぼ無条件で地上波で生放送があるのを
当たり前みたいになっていますが、F1はいまだに地上波は時間差、リアルは
スカパーのみの放送環境。
それに比べたら、真夜中だろうがなんだろうが生でワールドカップが見られる
と言うのは贅沢に思えてなりません。(多分ほとんどの人はそう思ってはいない
と思いますが)
まあ、放送されないから人気がないのか、人気がないから放送されないのか
鶏と卵でイマイチ判りませんが、日本ではF1は本当に話題になりません
話題になるのはチームやサプライヤー企業が撤退するときばかり…

なんかめちゃくちゃ悔しいぞ。

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「ファウストの悲劇」上演時間

異色のキャスト揃いだし、もう少し話題になるかなと思っているうちに、新聞
などのインタビューなどないまま、週末にいよいよ初日。
公式ページによると上演時間は2時間40分くらいらしいです。
そう言えば今日発売の「週刊新潮」に「ファウストが〜」と言う見出しをみつ
けて、本文を見たら、オペラの話でした
なんだよぅ~~~~(苦笑)

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ツイッターって?

タイトルの通りです。
頻繁に聞き、見かけもしますが、イマイチ良く判りません。

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