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2010.09.19

泣く手、慟哭する能面

18日にNHK教育でオンエアされた「能狂言」、録画確認でザクザクと流し見だけ
しましたが、野村四郎さんが演じていた「俊寛」のシテ、赦免状に自分の名前
だけがないと知ったところの演技が、これが能?と思うくらいにリアルに劇的に
見えました。
震わせながらシオル手が泣いていたし、ぴくりとも動かない筈の面から本当に
涙がこぼれているようで、そこまでリアルなのが能としてアリなのか、こちらが
心配になるほど、でした。
考えてみたら、歌舞伎の「俊寛」は見慣れていますが、能の方はちゃんと見た
事がなかったので、他の演者さんとの比較もできないし、良くは判らないのですが、
個人的には凄く印象に残りました。

そう言えば17日に見た「清水座頭」の、萬斎さんが演じていた瞽女も、全く表情は
動かさないのですが、堂に籠り、俯いていた時は、肩が固くして怖さとか、心細さが
感じられたのが、座頭に手を引かれていく時は自分の杖すら使わず、安心している
感じが遠くからも伝わってきて、すごいなあと思ったばかり。

能や狂言の、大げさな顔の表情なしでも十分心情が伝わるマジカルさを続けて
実感しました。

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コメント

はじめまして。私も「俊寛」を拝見して、能面が活きていたのに息をのみました。角度がどうとかではありませんね。個人的には萬さんと万作さんの「宗論」の共演が一番うれしかったんですが。

投稿: 礼未 | 2010.09.19 16:53

礼未さま
はじめまして、そしてコメントありがとうございます
「能面が活きていた」・・本当にそうですね。
あまりにリアルに見えて(そういう風にこちらが想像力を働かせることができるということですが)びっくりしました。
やっぱり能って凄いです。

投稿: かのこ | 2010.09.20 09:28

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