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2010.09.17

「国立能楽堂定例公演」を観る

国立能楽堂。
映画撮影真っ最中の萬斎さんが、万作さんとお二人で「清水座頭」。
実は殆ど見た記憶がない曲なので楽しみに伺いました。

上演スケジュールを見てびっくり。
狂言45分休憩をはさみ、能が40分。
何と狂言の方が長く、かつ能が「猩々」なので短く、上演時間が狂言公演より
短いくらいの1時間45分(休憩20分含む)。
狂言の方が長い公演、初めてでした。

で「清水座頭」
清水に縁結びを願いに参籠した瞽女と座頭が知り合い、一献酒を酌み交わした
後で、互いに清水のお告げに従って西門に行き、互いがお告げの「運命の人」
だったと言う、実にドラマチックでかつ味わい深い一曲でした。

座頭は酒の肴に平曲、一ノ谷合戦の一部を、また瞽女は謠「地主」の一部(多分
前に「解体新書」でゴスペラーズの酒井さんが萬斎さんの声を機械に通して変化
させようとした狂言「水汲」の謠の一部分)を謡う、情緒と謠をじっくり味わえる
素晴らしい曲でした。
萬斎さんは瞽女役で当然ながらビナン鬘を付けてはいましたが、そのビナン鬘
からすら長い髪が襟足に見えたので、よほど長いと思われ、また心なしかかなり
日に焼けていらしたような…。

休憩を挟んで能「猩々乱」。
華やかな舞と地謠との掛け合いを堪能しましたが、あの2匹?は揃っているのが
良いのか、微妙に揃っていないのが狙いなのか判らなかったですが、どうも
同じ格好が並ぶと揃っていた方がきれいに感じてしまうので、これがきれいか
どうかちょっとだけ微妙でした・・・

しかし狂言が予定より早かった事もあり、能を見終わって20時10分は記録的早さ。
普段なら、下手するとまだ会社にいても不思議ではないくらいの時間帯。
いつもならさっさと帰るところですが、帰りの電車の時間をちょっとだけ気にせず、
友達と軽くお茶もできました。
たまにはこう言うのも悪くないです。

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