不愉快な企画
先日「め●ましテレビ」で子どものマグロ好きを取り上げていました。
小学校低学年の兄弟が親と回転寿司で他愛なく食べているのを取材している
分には「最近の子供は口が肥えてるねえ」くらいで良かったのですが、何もその
親子をマグロ一カン1200円とかする、普通ならある程度のちゃんとした収入の
ある人間が行くもの、と見られる(私は少なくともそう思っている)高級カウンター
寿司店に連れて行き、好き放題に食べさせるのをダラダラ取材するのにどんな
企画意図があったのか。
しかも子どもは図に乗って(当然演出かもしれないけど)マグロを肉巻きみたいに
するなんてメニューにないのを頼んでいい気になっていたし、付き添う親もそう
言う「身の程知らず」な子どもを注意しないし、マナーも教える事もなく、苦笑
するばかり(それも多分演出)。でもって子どもは高級マグロをガンガン食べた
感想を聞かれて、身体をグネグネしながら「高級〜」って言うのもどうなのか。
スタジオで見ているメンバーも誰も「あれはちょっとやり過ぎじゃない」くらいの
コメントも全くなく、そういったリアクションも含めて、とても不愉快になりました。
確かに高級と判るのはグルメな子どもならではなのかも知れないけれど、せめて
「こんな高級なお寿司食べた事なかったです。びっくりしました」くらいの事は
言えない(言わせられない)ものなのか。
あれでは「なんだか変なコドモ」って思われても仕方ない。そういうのを電波に
乗せてどうも思わない周囲の大人たちの鈍感さはもっとオカシイ。
こどものそういったリアクションをさらしものにしている感じがどうしてもする。
「子どもらしく」と言う考えがイマドキじゃない、とか反論されるのかも知れま
せんが、やっぱりTPOって大切じゃないのか、そう言う店ならもう少しきちんと
職人さんに敬意を表するとかしないのかなぁと。
挙句ラストが当たり前ですけど3万とかの請求書に親びっくりして終了と言う
のですから、全く何の意味が。
ただ番組の企画で、子どもが分不相応な高級寿司を食べられて得したってだけ
ではなかったのか…
この時間帯は「身の回りの要らない物仕分け」とか「理屈に合わない、あるいは
危険な交通標識」など興味深い企画の多い時間帯なだけに、余計に不愉快な
特集で、協力した家族はともかく、こういうのを通したテレビスタッフの感覚の
まひの仕方にやたらに腹の立ちました。
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