「カーズ2」を見る
公開から2週経って、何故か2D上映館が増加。
おかげで都合の良い時間帯のを近くで見る事ができましたが、水曜日でも
映画の日でもない平日の夜だからか、あるいは2Dだからなのか、信じられない
くらいのガラガラでびっくりしましたが、個人的にはかなり期待通りに楽しめました。
タイトルは同じ「カーズ」ながら、青春アドベンチャーものと言えた「1」と
今回の「2」は明らかに別の独立した物語。
「2」はライトニングではなく、相棒のメーターが主人公。
レースシーンもメインではあるけれど、基本は完全に「007」を意識、パロディ
化したスパイもの。
オープニングの説明なしのアクションシーン、タイトルも「007」っぽいし、何
より英国諜報員(車)は、シルバーメタルのアストン・マーチン。
美人でうっかり本業を忘れそうになる「ボンドガール」も怖い上司「M」こそ
登場しませんが、数ヵ国をまたに架け、時事問題を意識したストーリー、絶体
絶命寸前で助かるなどあっちこっちにも「007」テイスト満載。
これ、車好きなら何とかですが、カーレース好き、さらに「007」の世界観を
知らないと完全には楽しめないかも。
更にエコを目指した非石油代替エネルギー問題が背景に絡む物語の展開とその
どんでん返しの結末は、アニメーションとは言え、どう考えても対象は大人中心。
そこがピクサーの強さでもありますが、宣伝の仕方を見た限りでは、日本の配給は
それを意識してなさそうで、日本にもきちんと大人が楽しむアニメーションの
ジャンルはあるだけに、そう言う層に訴える宣伝をしあたら良かった気もします。
ちなみに散々書いたように「アンチ3D派」ですが、見た感想として、3Dでなくても
十分立体感はあったし、全然大丈夫(笑)でした。
また、今回「日本」がかなりフィーチャーされたというのがマスコミでも取り上げられ
話題になりました
確かにエンディングにはパヒュームの「ポリリズム」までかかりましたし、最初の
レースの舞台が、東京でしたが、同じレース会場として登場したイタリアやロンドンの
風景描写がナチュラルでリアルで精緻だったのに比べて、日本だけ描写が実際の
風景を殆ど再現してなかったのが一番イライラさせられました。
(いまは無い旧歌舞伎座がきっちり描かれていたのは面白かったけど)
個人的にはかなりツボでしたが、「1」ほど万人受けはしないかも。
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