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2011.11.20

NHK土曜ドラマ「蝶々さん」(前編)を見る

何故今、蝶々夫人の実像に迫るドラマなのか、とか、テーマ性については今ひとつ
ピンとはきませんでしたが、脚本(「花の乱」の市川森一さん)がしっかりしていて、
上手い役者さんが演じれば、ややアナクロ的とも言える内容でもちゃんとしたドラマに
なる、の典型例として興味深く見ました。

舞台は長崎の丸山、長崎言葉を使う本田博太郎さんに余貴美子さん、貧しい
武士の賢妻に奥貫薫さんとくれば、どうしても「龍馬伝」を連想しましたし、主演の
宮崎あおいさんと、ともさかりえさん、高橋由美子さんが並べば「篤姫」、水月楼
女将役の戸田恵子さんは「新選組!」では寺田屋の女将をしていて、「新選組!」
には昭和11年時の谷川伊作を演じていた野田秀樹さんが勝海舟役で出演されて
おり、伊作の妹を演じていた池脇千鶴さんは「風林火山」で信玄の正妻役、蝶の
祖母役の藤村志保さんは今川義元の母で女傑の寿桂尼役で、演出の清水一彦
さんはその「風林火山」はじめ数々の大河ドラマを演出したベテラン。
伊作の勤め先の貿易会社社長役の西田敏行さんも吉宗やら秀吉やら一時期大河の
常連だった方。
岩松了さんも出番は少なかったですが「天地人」で城田優くん演じる真田幸村の
パパで出ていて「いくらなんでもDNA無視しずき」(笑)と思ってたのでした。

そんな訳で、初めから終わりまで「江」以外の(笑)最近の大河ドラマ主要キャストの
顔見世興行の如き豪華ぶりで、終わった瞬間映った「江」の次回予告の余りの
薄っぺらさに思わず苦笑してしまいました。

野田さんは川平さんと流暢に英語を話して(前編は英語セリフしかなかった)
いて、カッコイイおじさまでした。
(歌舞伎座ロビーはどう見ても東京国立博物館本館2階でしたが)

来週はいよいよ「ピンカートン」との出会いと別れ。
野田さんの出番、もう少しあると良いなあ(笑)

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