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2011.11.18

「野村狂言座」を観る

今年最後の狂言座。
前回(9月初め)の回は、途中から体調激悪で珍しい「馬博労」の記憶が殆どなく、
直後から半月近くダウンしたのを思い出しました。
今回体調は絶好調とはいかないまでもまずまず。

最初は最近共演が続いている名古屋の共同社同人による「井杭」
井上靖浩さん(算置)と可愛いご子息(井杭)、佐藤融さん(某)の配役。
万作家以外の子方は余り拝見しませんが、同じ和泉流でも万作家の子方とは、
セリフのアクセントが微妙に違って聞こえましたが、ハキハキし、また仕草に
可愛さがあって賢い井杭くんでした。
また算置が某の歳を聞いたり、舞台当日の日付、時間をセリフに盛り込んだり
していたのも新鮮で、万作家もそうだったかなぁと思いながら拝見しました。

続いて万作師&石田師の「酢薑」
ここで取り上げられている言葉遊びとしての秀句とか地口は、ある程度は判っ
ても作られた時の本当の面白さは私たちは追体験しきれないもどかしさがあり
ます。面白いとは思うのですが、難しい…
万作さんがセリフをおっしゃる時に時々息苦しそうになさっていたのがちょっと
気にかかりました。

休憩、素囃子「黄鐘早舞」に続いて最後に「瓢の神」
もとは「輪蔵」と言う能の替アイだったそうなので、笑い部分はなし。
生活のために鉢叩(収入は茶筅売り上げのみ)を辞めて転職しようと考えていた
太郎の枕元に瓢の神が現れて(ご霊夢)、衣と瓢箪を置いて行ったので「有難い」と
辞めるのを辞めて念仏踊りを奉納して去ると言う、非常に信心深い物語。
正直「空也」「念仏」「鉢叩」「松尾大明神」「瓢箪」「茶筅売り」と主人公・太郎の
それぞれの関連性が今ひとつピンとこなくてちょっと困りましたが、成立時期の
生活と信心の繋がりの深さを感じることはできました。
解説には「念仏踊りが熱心すぎて笑いを誘う」とありましたが、素人の私たちが
見る限りはどうもどっちかというとシュールな感じが強かったです。
箒をひっくり返して茶せんを刺したような道具も用途でなく形状だけ見ると相当
ポップな感じでしたし(しかしあれ膨らみはないし、すごく使い古した茶せんに
しか見えませんでしたが・・・)

帰りにロビーで万作さんの米寿記念の一筆戔を購入して帰宅しました

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